HOME >> 試合結果に戻る > NAGOYA WAVE キン☆シャチ Vol-05
◎オープニング
 2014年初の名古屋大会は、はじめての地元凱旋マッチとなる夏すみれが全選手を代表して挨拶をおこなった。


夏「本日はお越しいただき、ありがとうございます。
名古屋にこういった形で帰ってくることができてうれしいです。女子プロレスを見た場所も、このダイアモンドホールなので、客席で見ていたリングに上がれるのは凄く…(涙)。
凄く嬉しいです。今日はいっぱい頑張ろうと思いますので…あ”ー、よろしくお願いします!」

山下りな“突進”五番勝負4(15分1本勝負)
○花月(6分3秒、片エビ固め)山下りな●
※ブロックバスター


山下りな“突進”五番勝負の4人目は、センダイガールズプロレスリングの花月。

早速、山下が重いエルボーを連発していき、ファンの度肝を抜いたが、すぐさま花月がスピード満点のドロップキックで先輩の意地をみせていく。

 ショルダータックル合戦を挟んで山下は豪快なバックドロップを放ってみせたが、花月も腕固め、串刺しエルボー、スワンダイブキックでうまさを見せ、「どアホ! どアホ!」とエルボー連打。

最後はエアプレーンスピンからのブロックバスターで貫録勝ちを収めた。

NAGOYA3WAVE(15分1本勝負)
○中川ともか(7分0秒、120%スクールボーイ)飯田美花●下野佐和子●


 3WAYを裁くのは、これまた名古屋出身の石黒レフェリー。
選手並みに声援を浴びる。

序盤は中川&飯田による共闘路線が目立ったが、下野が中川に串刺しニーを叩き込みファイアーマンキャリーで担ぐと、すかさず飯田が下野&中川にミサイル発射!

 さらに飯田が中川に低空ドロップキックで突っ込むと、中川&下野にグラウンド卍固め。

 続く下野のなんでやねん、中川の首固め、飯田のヨーロピアンクラッチはいずれもカウント2に終わり、試合は混戦モードに差し掛かったが、そこから一歩抜け出した下野が中川、飯田にラリアットを叩き込む。


そして飯田&中川をロープに張り付けると、2人にまとめて串刺しラリアットを狙ったのだが……寸前でかわした中川が飯田&下野を120%スクールボーイでクルリ! 
中川のうまさが光った試合だった。

NAGOYAアメージングWAVE(15分1本勝負)
○紫雷美央(8分6秒、首4の字固め) フェアリー日本橋●


美央と対峙したフェアリーは「私は森の妖精フェアリー。お友達に……アナタとはなれません」とはじめてのお断り宣言。
速攻、美央が「なんで!? ここはお友達になりましょうっていうくだりじゃないの!」と食いついたが、フェアリーは「アナタからは邪悪なニオイがします。アナタの真実の姿は……GAMIです」と衝撃の事実を明かす。

 ブチ切れた美央はニーリフトで口封じに出る。
そんな美央にファンは「GAMI」コールを送ると、開き直った美央がマーライオン! 
さらに張りつけニーを食らわせる。

 張り付けられながらもフェアリーは「お待ちになって!」と美央に懇願。
ロープ反則を取る石黒レフェリーもつられて「お待ちになって」と止めに入ったため、美央はさらに逆上してしまう。

 一向にやめる気配のない美央に、今度はフェアリーが逆ギレ。
「おやめになって言ってんだろ!」と我を忘れて美央に襲いかかる。

レフェリーに止められ冷静になったフェアリーはいつもの調子で「私には首4の字はききません。さあ、おかけになって」と自ら首4の字を誘う。


 美央が素直にブラ下がり首4の字を極めると、一瞬気を失ったフェアリーだが、起き上がると、美央のミサイルをかわして、「この邪悪な顔めっ!」とマットに顔面を連打。
そして、掟破りの首4の字固めに挑戦したが、脱出した美央がお返しのハイキックからの首4の字でギブアップを奪った。

NAGOYAスクランブルsixWAVE(20分1本勝負)
渋谷シュウ&チェリー&○水波綾
(11分9秒、ドラゴン・スープレックス・ホールド)
浜田文子&山縣優&旧姓・広田さくら●


すっかりLas Aventurerasの一員のような顔で入場してきた広田に、ファンは大爆笑。
その広田が先発し、開始早々、水波のマネ。
クオリティーがかなり高かったため、対峙した本物の水波は攻めづらい状況に。

 山縣vsチェリーは、プロレスらしい攻防で沸かせたが、続く文子vs渋谷はリングインの仕方で張り合って行く。


 両者同時にチェンジすると、戦況は広田vsチェリーに移行する。
チェリーは仲間を呼び込み広田を標的に。

山縣のカットに助けられた広田だったが、反撃のトレイン攻撃は広田に誤爆。
踏んだり蹴ったりの広田だったが、水波に後ろ飛びフットスタンプをお見舞いすると、調子が出て来たようで「めでたい名古屋、新年一発目だ。成功させるぞ!」と、文子&山縣に補助をさせ、その場飛びムーンサルトプレスを成功させた。


 さらに広田はウラカンラナで見せ場を作ると、ときめきメモリアルを狙ったが、文子のスピンキック、山縣の延髄斬りが誤爆。
フラフラとなった広田に、水波がドラゴンスープレックスでキッチリ3カウントを奪った。

NAGOYAスクランブルWAVE〜夏すみれ地元凱旋試合〜(20分1本勝負)
○志田光&藤本つかさ(14分41秒、片エビ固め)夏すみれ●&華名
※ファルコンアロー


名古屋出身の夏すみれ初の地元凱旋マッチ。

その夏が先発し、藤本にドロップキックで先制する。
藤本もすぐに反撃しようとしたが、ここは華名がダブルのドロップキックで夏をうまくアシストする。

 だが、徐々に夏の捕まる展開となっていく。
藤本が夏に逆片エビ固めを決めれば、志田は串刺しニーで追撃。

 防戦一方の夏を救ったのはやはり華名。
再び、夏とのダブルドロップキックを藤本に決めて流れを変えようとしたのだが……藤本も踏ん張り串刺しドロップキックにクロスフェース。
エスケープされるとそのままロープに張り付けドロップキックをお見舞いする。

 劣勢が続く夏だったが、マッスルビーナスのダブル攻撃をクロスボディーで迎撃し、自力でタッチに成功する。

 チェンジを受けた華名は藤本、志田に関節技で挽回。
志田もバックブリーカーから藤本とのステレオ式ミサイル弾を放つ。


これを受けきった華名はランニングキックで形勢を入れ替えると、トレイン攻撃を挟んで再び夏に託す。

 夏は志田にボディースラムを放ってダイヤル固めへ。
一度目は失敗したが、二度目は見事に成功させると、志田のキックをかわしてスクールボーイ、逆さ押さえ込みで丸め込んでいく。

朦朧となりながらも粘る夏だったが、反撃はここまで。
ピンチを切り抜けた志田は、一撃必殺のファルコンアローで夏を葬った。


◎夏コメント

夏「ずっとこの日を待ちわびていたので、こらえきれず涙があふれてしまったんですけど、でもやっぱり応援してくれてるみんなの前でいいところを見せたかったので負けてしまったこと、勝てなかったことはすごく悔しいです。次凱旋する時に向けて、いまよりももっと強くなっていけるようにこれからも東京で練習を頑張っていきたいと思います。

(声援は聞こえた?)
試合中は正直必死であまり聞こえなかったんですけど、それでもふとした拍子に声とか手拍子が聞こえると、すごくそれが力になりました。

(試合後は?)
みなさん頑張ったねとおっしゃってくれて。その頑張りを見せられただけでもよかったのかなと思うんですが、次はもっといいところを見せたいです」

Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権〜(30分1本勝負)
<王者>△桜花由美(時間切れ引き分け)大畠美咲△<挑戦者>
※初代王者が5度目の防衛に成功


桜花由美が初代Reginaとなって約10カ月。
5度目の防衛戦の相手となったのは、人気&運を競う「ZAN1」でトップに輝いた大畠美咲だ。大畠にとっては2013年8・25新木場大会以来、2度目のタイトル挑戦のチャンスが巡って来たことになる。


 ファンが固唾を飲んで見守るなかゴング。
ロックアップから桜花がロープに押しやり、離れ際にチョップ。
すぐさま大畠がドロップキックでやり返すと、桜花のビッグブーツをかいくぐってもう一発ドロップキック。
そして場外に落ちた桜花にプランチャ攻撃。
リングに戻るとミサイル弾を連発していき、序盤の主導権を握る。


 先手を取られた桜花だったがカウンターの払い腰から串刺しビッグブーツを叩き込むと、反撃開始。
ダブルニードロップに、ブラディーEX式バックブリーカーと腰攻めで巻き返しに成功すると、ブラ下がりブラディーEXに、ダイビング・クロスボディー、クロスフェースで絞り上げる。

 なんとかエスケープした大畠は、DDTを放つと、桜花の顔面をマットに叩き付けて行き、低空コーナースプラッシュを3連発。
スイングDDTに三角絞めで捕獲する。
エスケープされると、フロントキックを叩き込み場外に蹴り落としていく。
桜花がリングに戻ると、ダイビング・ボディープレスを狙ったが、桜花は剣山で迎撃。

 形勢を入れ替えた桜花はネックハンギング・スープレックスに、ハーフダウンの大畠にフロントキックを一発。
大畠もバックブローでチャンスを伺うが、桜花はフロントキックを連発していく。
さらにはブラ下がりブラディーEXで場外へ。
珍しくイスで強打していく桜花。リングに戻るとクロスアーム式スープレックスでカウント2を奪う。

 大畠も胴締めスリーパー、フロントネックロックで必死の反撃。
エスケープされると花マルどっかんで追い討ちをかける。
桜花のカウンターのバックドロップにもひるまず、逆打ちで応戦していく。

 両者ダウンとなり、カウント9ギリギリで試合が再開となったが、同時に残り5分のコールが鳴り響く。
焦る大畠は丸め込みを連発。
キックアウトしまくった桜花はすかさずコーナーに登るが、追いかけた大畠が雪崩式カサドーラを敢行。
間髪入れずにバックブロー5連発からのタイガーSHを放つが、それでも決まらない。

 ここで桜花はビッグブーツを狙ったが、読んだ大畠がカウンターのバックブロー。
そしてブルーダリアを放つがこれもカウント2止まり。

 桜花もネックハンギング・ボムで勝負に出るも、キックアウトした大畠が三角絞めで捕獲。
なんとか桜花の足が伸びたところで残り30秒のアナウンス。
ここで桜花は垂直落下ブレーンバスターにカカト落としと畳み掛けるが、大畠もこのピンチをしのぐとラストチャンスをかけてのシュバインへ。
だが無情にも引き分けのゴングが鳴らされた。

 引き分け防衛が告げられた桜花はマイクを握ると、「5度目の防衛、成功しました。正直、前回の大畠戦より苦戦しました。あと5秒あったら負けていたかもしれませんが、でも30分闘いきって防衛しました。このベルトはまだまだ誰にも譲れません。たくさんの人と防衛して価値をあげていきたいと思います。
では、入場者数の発表です。329人です! 
夏すみれ、石黒のおかげだと思っています。ウチには名古屋出身がたくさんいます。
満員を続けてビッグなところでやりたいと思います。みなさんお友達を誘って来てください」とアピール。
そして、最後は「これがWAVEだ!」で、今年初の名古屋大会を締めくくった。



◎桜花コメント

桜花「辛かった。やっぱり大畠とは2回目ですけど前回よりいろいろ考えているし、強くなっています。私からベルトを取るためだと思っています。日々成長してタイトル戦も成長していく。私、大畠のこと嫌いですけど、試合は楽しいです。なんでだろう。嫌いだから負けたくないのがあるのでそれが楽しいです。

(ドロー防衛ははじめて?)
そうですね。でも、楽しかったです。短かったです。危ないところが多々あって、それで記憶が飛んでるのかもしれないけど。防衛し続ける限りまた挑戦してきてください。ドロー防衛はちょっと痛いですね。結果だけみたらドローかよって。でも内容見てくださいって思います。頭痛いです。鼻も痛いです。

(前回と大畠が違うところは?)
気持ちと…伝わってくるものが違います。余裕が持てない選手。
私が余裕を持ったら負けるな、と。ナメてかかったらヤバい。大畠には内緒ですよ。こんなこと」



◎大畠コメント

大畠「(ドローだったが)いままでは悔しいという思いしか残らない試合だったんですけど、今回負けてないというのもあるかもしれないですけど、勝機は見えたなという感じです。次やったら絶対勝ちます。そんなに何回もチャンスは巡ってくるものじゃないと思いますけども、私は自分でそのチャンスをつかみに行くんで。絶対次もあります。

(何が足りなかった?)
毎回反省するところなんですけど、時間ない時間ないとなると感情的になってしまったり、冷静でいられない部分があって最後も私が技決めてたんですけど、その前の絞り技とかもあと数秒早く離してフォールに乗ってれば勝てたのにな、というところとかもあるので冷静さですかね。それはキャリアを重ねるごとに身についてくるものだと思うので。

(あと数秒あれば勝てた?)
勝てました。あのエアレイドは吉田さんにいただいた技なんですけど、久しぶりに出して。あれを私の秘策として今回持ってきてたものなので、あれでフォールが入っていたら確実にスリー入ってました。

(ファンの後押しを受けての挑戦だったが、手応えも出てきた?)
そうですね。今回、ZAN1というので私の挑戦を見たいと選んでくれた方もたくさんいて。ただの人気投票ではなく、私のベルト姿を見たいということで投票してもらっての挑戦だったんですけど、毎回毎回負けてしまって私は『すいません』と言うんですけど、今回は言いません。売店にお客さんが試合後来てくれたんですけど、お客さんも落ち込んだ顔は全然してなくて、次に期待しているという顔をしてくださっていたので、私は今回の結果は恥じていないです。

(すぐに挑戦したい?)
すぐにでも。そして私は、冷静でいられたら勝てるので」


NAGOYA WAVE キン☆シャチvol.5・観衆329人(満員)
2014年1月26日(日) 開場=12:30 開始=13:00〜
会場:愛知・名古屋市/クラブダイアモンドホール



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