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2013年7月15日・後楽園ホール
Cacth The WAVE 2013・決勝戦
観衆・912人(満員)


Catch the WAVE決勝トーナメント準々決勝
(時間無制限1本勝負)
○大畠美咲(6分6秒、ブルーダリア)中川ともか●


5月からはじまったCatch the WAVEもいよいよ最終戦を迎える。

決勝トーナメントに勝ち進んだのは山縣優(グラマラスブロック1位)
中川ともか(グラマラスブロック2位)
大畠美咲(グラマラスブロック3位)

朱里(スレンダーブロック1位)
中島安里紗(スレンダーブロック2位)
渋谷シュウ(スレンダーブロック3位)の6選手。

この中の誰かが波女の称号を手にすることになる。
大会前の会見で行われた抽選の結果、
準々決勝第1試合は大畠vs中川で争われることとなった。

開始早々、中川が奇襲を仕掛ける。
フィッシャーマンを堪えられるとフェースクラッシャー、CRBで攻める。

大畠もエビ固めで切り返し、エルボーの打ち合いへ。
ドロップキックで中川を突き落としプランチャで追っていくが、
かわした中川が攻守を入れ替える。

大畠もサマーソルトドロップから変形フェースクラッシャー、ミサイル弾で攻勢に。
もう一度コーナーに登るも、中川が追いかけ雪崩式ブレーンバスターで反撃する。

CRBからハーフダウンの大畠に延髄斬りを見舞った中川は、唸れ豪腕!を繰り出すも、
キックアウトした大畠がぶっこ抜きジャーマン、花マルどっかんと畳み掛け、
バックブローからのブルーダリアで準決勝進出を決めた。


Catch the WAVE決勝トーナメント準々決勝
(時間無制限1本勝負)
○中島安里紗
(6分43秒、ドラゴン・スープレックス・ホールド)
渋谷シュウ●


もう一つの準々決勝は渋谷vs中島の一戦。
中島はJWP無差別級王座を肩にかけて入場する。

試合は渋谷がゴングと同時にドロップキック、串刺しエルボーで先制に成功。
場外に中島を落とした渋谷はトペ・スイシーダでダイブ。
リングに戻ってミサイル弾を2連射する。

中島もカウンターのキューティースペシャルで流れを変えると、エルボーからのバックドロップ。
さらにDDTを見舞うと、渋谷も応戦。
中島は投げっぱなしジャーマンからミサイル弾でカウント2。

渋谷はコーナーに登るが、中島が追いかけバックブローで落とすと
コーナーからの場外フットスタンプ。
さらにダイビング・フットスタンプを見舞うもカウント2。
ジャーマンでも決まらない。

渋谷はタイムマシンで勝負に出るが、中島も研究しているようで何度も乗車拒否。
一方、渋谷は中島のドラゴンSHを警戒しており、二転三転と攻守が入れ替わる。
そんななか中島がカウンターのエルボーで、ついにドラゴンを慣行!

JWP無差別級王者の執念で準決勝進出を決めた。


スクランブルWAVE(20分1本勝負)
○春日萌花&チェリー&藤本つかさ&フェアリー日本橋
(8分9秒、エビ固め)水波綾&旧姓・広田さくら&
花月&下野佐和子●
※お嬢様クラッチから


選手が入り乱れてゴング。広田一人が不運な状況が続き、ファンの笑いを誘う。

広田vs藤本となると、広田は「この前はタッグのベルト取れなかったけど、
私たちは永遠のタッグパートナーだよね」と牽制してみたが、藤本の応えはカサドーラだった。
裏切られた広田は、藤本をロープに張り付けると、
広田&水波&花月&下野でカンチョーでお仕置き。
続けざまに水波&花月がアトミックドロップを決める。

藤本が自コーナーに逃げ込むと、チェリーがネックブリーカードロップで反撃。
水波にチョップ、花月には河津掛けを仕掛けて、春日と交替する。一方、
花月は春日にハリケーンドライバーを見舞って下野とチェンジする。

下野vsフェアリーの場面。フェアリーがボディースラムで投げれば、
下野は雷電ドロップから首4の字固めで捕獲。
すると次々と選手が組体操のように加わっていき、その頂点に藤本が立つ。

見せ場を作った藤本だったが、またもや広田がカンチョーで妨害。
注目を集めた広田は4人飛び越えのロープワークを試みるが失敗に終わる。
流れが変わりそうになったが、水波が雪崩式パワースラムで食い止めると、
花月がすかさずスワンダイブ・キック、広田のカンチョー、下野のバックフリップと波状攻撃。
そして、下野のダイビング雷電ドロップが決まる。

キックアウトされると下野は春日を羽交い締め。
広田のドロップキックを呼び込んだが、残念ながら同士討ち。
下野は「なんでやねん!」と怒りをブチまけながら春日を丸めたが、カウント2。

自力でピンチを切り抜けた春日は、下野のハリケーンドライバーを
回転エビ固めに切り返すと速攻のお嬢様クラッチへ。
形は崩れたものの強引に押さえ込み逆転勝利を収めた。


チャンスWAVE(15分1本勝負)
○浜田文子(8分25秒、体固め)勇気彩●
※スピンキック


このところ不振が続く勇気に対して、
GAMIがラストチャンスとして用意したのが浜田文子戦だった。

試合前から勇気に対して辛辣な言葉を浴びせていた文子。
そんな文子に勇気はどう挑むのかに注目が集まる。

ロックアップでガッツリ組んだ勇気は文子をロープに押し込みクリーンブレイク。
文子はリストロックからヘッドロックで取り押さえる。

ローキックの連発で追い込んでいくが、勇気はエルボーの連発で気合を見せる。
文子も受けて立ち、スピンキック。
さらにパワーボムの体勢に捕らえたが、勇気は水車落としで逃れる。

ならばと文子はすかさずニールキックを叩き込みコーナーへ。
勇気が追いかけ雪崩式ブレーンバスター。
しかし文子はすぐに立ち上がり、勇気の前に立ちはだかる。

勇気も負けずにラリアットで追撃。
ダイビング・エルボードロップを投下するが、
これは文子がかわしてライガーボム。

キックアウトされると張り手からのムーンサルト・プレス。
だが勇気も寸前でかわして顔面蹴り! さらにジャーマン、デスバレーボムを放つが、
カウント1で返す文子。

勇気は串刺しラリアットから雪崩式を狙うが、
文子が攻守を入れ替えハーフダウンの勇気にランニング・キック。
そしてスピンキックを放ったが、カバーには行かない。
勇気が立ち上がるのを待つと、文子はもう一度スピンキックを放ってトドメを刺した。

◎試合後のコメント

??勇気はどうだった?

文子
「ちょっと違った勇気でしたね。あんだけGAMIさんからボロクソ言われて、
本人も黙ってないでしょ。
あの蹴り何? そんな蹴り持っているなら、最初から出せっていうの。
痛かった?、鼻折れるかと思った。どうしよかと思いました。まったく違う勇気彩でしたね。
表情も違ってたし、打たれ強くなったというか、ビックリしちゃった」

??合格?

文子
「(勇気は)WAVEの側の人なので、本人の意思が大事なんですけど、
本人の気持ちだし、本人がああいうふうにGAMIさんから、
しかもお客さんからもボロクソ言われていたら、お客さんも選手へのリスペクトなくなるでしょ?
社長が言っていたら、私たちもボロクソ言える。
プロとしてあそこまで言わせる勇気も悪いけど、
それをお客さんに言わせてしまったのもどうかと思いますよ。
自分もプレッシャーがあったし、結果、あの子をあげられなかった自分にもかかってる。
あの子がホールで変われなかったらやめれば?って自分も言った。
でも、そうじゃない勇気が見えたので私はそれしか言えません。
あとは社長であるGAMIさんが判断すればいいと思う。
私はアイツにトコトン付き合う気持ちでいるし、
アイツが自分が出した蹴りでもっとうまくなればね。
自分のスピンキックも空手の先生のところに行かされて生まれたスピンキックだから、
逆にいままで勇気がもらった技は全部先輩からもらった技だから、
いいチャンスじゃないの? 自分で何かを作る。
そういう蹴りがあるなら、ヘナちょこラリアットもやめればいいし、
三田さんにも失礼だからデスバレーをやめればいいし、
アホみたいなコーナーエルボーもやめればいい。
なんか違う何かが生まれたんじゃないですかね。
自分の立場は、殺すとか倒すとかじゃなくてやる気のある子を持ち上げる選手だから、
気持ちがあれば付き合うし、気持ちのある選手には付き合う必要もないでしょ」


Catch the WAVE決勝トーナメント準決勝
(時間無制限1本勝負)
○大畠美咲(4分17秒、エビ固め)山縣優●
※丸め込み


2試合目となる大畠は、開始早々カサドーラ。
速攻決着を狙う。山縣もキックアウトするとシュバインの体勢。
だがこれを大畠が切り返す。勢いに乗る大畠は低空コーナースプラッシュで追撃。

山縣も大畠のスイングDDTを阻むと、場外に落としてプランチャで追い打ちをかける。

リングに戻ってミサイル発射。
フェースロックで絞り上げていく。

リリースした山縣はフロントキックからフェースバスター、
そしてファイアーマンキャリーで担ぎあげる。
だが、これを切り返した大畠がそのまま丸め込み3カウント!
決勝の舞台に駒を進めた。


Catch the WAVE決勝トーナメント準決勝
(時間無制限1本勝負)
○中島安里紗
(11分2秒、ドラゴン・スープレックス・ホールド) 朱里●


公式リーグ戦で決着のつかなかった朱里と中島。

決着を望む2人に、訪れた機会は準決勝という舞台だった。
相手の出方を伺う静かな立ち上がりから、中島のドロップキックが静寂を破る。
しかし朱里も冷静にヒザ蹴りから背中にキック。
さらにバッククラッカーから中島をコーナーに追い込みキックを連発すると、
スリーパーで捕獲する。

脱出した中島は、張り手の乱れ打ちからリストクラッチ式DDT。
エルボー合戦を挟んでロープに走る。
だが朱里も追走してニーリフトからの腕十字へ。

エスケープした中島のミサイル弾は自爆。
逆に朱里が串刺しニーで攻勢に転じて腕固め。
なんとかロープブレイクに成功した中島だったが、
朱里の投げっぱなしジャーマン、ランニング・ニーが待っていた。

反撃のチャンスを伺う中島は、キックをかわして投げっぱなしジャーマン!
形勢逆転に成功するとコーナーに登る。

朱里に追いつかれると雪崩式回転エビ固めか
らバックドロップ、ダイビング・フットスタンプを投下。
さらにダルマ式ジャーマンを放っていく。

ここを勝機とみた中島は、エルボー弾からもう一度ダルマ式ジャーマン!
そこからドラゴンSHへと繋げて、朱里との決着戦にピリオドを打った。
この結果により波女は、中島と大畠の2人に絞られた。


メモリアルWAVE
?栗原あゆみ引退ロード18
最初で最後のスローモーション?(時間無制限1本勝負)
○GAMI(0分17秒、ガミドーラ)栗原あゆみ●
◎再試合(時間無制限1本勝負)
○栗原あゆみ(0分16秒、体固め)GAMI●
※裏投げ
◎再々試合(時間無制限1本勝負)
○栗原あゆみ(15分6秒、首固め) GAMI●


引退まであと20日に迫る栗原あゆみに試練!?
“最初で最後のスローモーション”と銘打たれたGAMI戦は、
試合開始8分経過後に1分間のスローモーションルールが採用されるというもの。

この試合を裁くのは、この日がデビューとなる石黒淳士レフェリーだ。
選手よりも声援を浴びる石黒レフェリーにGAMIはふて腐れながらのスタートとなった。

ゴングと同時にGAMIはメガホンを持って栗原に一直線。
かわした栗原が串刺しドロップキックを見舞うが、GAMIもメガホンで強打しガミドーラへ。
あっさり17秒で栗原から勝利を収めた。

納得のいかない栗原は「ちょっと待ってください。最後のシングル…」とマイクを握る。
GAMIは「終わり!」と立ち合わない様子だったが、
「もう1回お願いします」と栗原も食い下がる。

GAMIは「あゆみちゃんのお願いはさんざん聞いてきたけど、今日10試合もあるから、
ここは秒殺でええんちゃうか? じゃ!」と帰ろうとするも、
栗原のかわいいお願いに根負けし再試合となった。

再びゴング!
同じような立ち上がりから、またもやGAMIがガミドーラを予告する。
しかしながら今度は栗原がGAMIを引き戻し、電光石火の裏投げで秒殺してみせた。

絶妙な切り返しに、思わずGAMIも「お前、コミカルのセンスなかなかあるよ。
トータルタイムは?(リングアナが「34秒です」と返答)えー!? 34秒?
(ファンから「3本勝負!」の声が飛ぶ)3本勝負でまた秒殺やったらどうするねん。
でもスローモーションやってないし……」と諦めきれない様子。

ところが栗原は「私は引退までに最初で最後のスローモーションを
やらずに引退したいと思います!」と爽やかに宣言。
これには珍しくファンがブーイングを送る。

その空気を察したGAMIは「お前、こんなブーイング食らったことないだろ。
もう1回お願いします」と潔く土下座。

先輩のGAMIにここまでされては、さすがに栗原も断りきれなかった。
「じゃあ、いいよ……」としぶしぶ応じて、3度目のゴングが鳴らされた。

またしても同じような展開でスタートするが、今度はGAMIが目突きから首固め。
返されるとロープ渡りへ。
栗原はロープを揺らしてGAMIを場外に落とすと、プランチャで追撃。
ミサイル弾からカバーにいったが、GAMIがレフェリーの手を掴んでカウントを妨害する。

攻勢に転じたGAMIはフットスタンプでファンから大ブーイングを浴びる。
拍車のかかったGAMIは、栗原をコーナーに追い込みマーライオン。
栗原を水浸しにして弄ぶ。

栗原も串刺しダブルニーで攻勢に転じると、ブラ下がり腕十字、卍固めでやり返すが、
歩いてエスケープしたGAMIはポキで捕獲する。
リリースしたところで8分が経過。

ついにスローモーションタイムに突入する。

いきなりスローな攻防が繰り広げられるなか、
回転エビ固めをキックアウトしたGAMIはウエスタンガミアートを狙うが、
かわした栗原がグーパンチ。

もう一度、ガミアートを狙ったGAMIだったが、栗原はまたもやかわしてグーパンチ。
今度はGAMIもかわしていく。
もう一度、栗原がグーパンチを狙うと、ちょうどスローモーションが終了。
急にスピードアップした栗原は思い切りGAMIの左頬にグーパンチを叩き込む。

GAMIも雪崩式フランケンシュタイナーで攻勢に転じて、
ウエスタンガミアートから裏投げに繋げる。

そしてストレッチボムの体勢に入るが、
切り返した栗原がスーパードロルから低空ドロップキック。
さらに裏投げ4連発で畳み掛けたが、カウント2止まり。
GAMIはもう一度、ポキで絞り上げたが、脱出した栗原がボディースラム。
GAMIもすぐにガミアートを叩き込む。

エルボー合戦からロープに走った栗原に、GAMIはウエスタンガミアートで迎撃。
そこからドラゴン・スープレックス、アディオス・アミーガと攻め込む。

キックアウトされるとGAMIは「決めるぞ、エルボー!」と言いつつ、
目突きからの首固めを狙ったが……
栗原はヘッドバットで形勢を入れ替え、お返しの目突きからの首固め!
GAMIのお株を奪う必勝パターンで最後のシングルを制した。

◎試合後のマイク

GAMI
「まいど。あゆみちゃん、1回目で終わってたら私が勝ってたねんで。
ホンマやったら私が勝って帰れたんで。
なんやの? その爽やかな出で立ちは!
白いコスチュームで、白がうっかり似合ってて、
控室で華名さんに『なんか天使みたいやな、あゆみちゃん』って言われて
調子に乗ってるやろ! あゆみちゃん……今日、本当に最後の闘いかと思ったら、
最後のシングルっていうだけで、アンタとあと3回か、4回当たります。
ご指名をしてくれるのはうれしいけど、ちょっと当たり過ぎちゃうか?
まいっか。私が先に引退発表したのに、アンタが横入りで引退発表したおかげで、
自分自身も、この会場に来てる1万5000人のファンも、
私が引退することわかってないやんか! 私、引退しますからね。
でも8月4日まであゆみちゃんの引退興行に専念します。本当にありがとうございました」

栗原
「8月4日に引退をするんですが、あと20日と聞きまして、
最後のシングルだったんですけど、引退への実感が出てくると思いきや、
ぜんぜんありません(笑)。
ないんですが、最後でも最後じゃなくても全身全霊、
闘いますので最後まで応援のほうよろしくお願いします。
そしてGAMIさんありがとうございました」

◎試合後のコメント

栗原
「本当に、ずっとずっと一生懸命必死に試合をすることしかできなかったんですけど、
引退を前にして乱丸さんとやったり、
GAMIさんとそういう…楽しい試合にも少し対応できるようになって、
自分自身も凄く楽しめるようになったんじゃないかなと。
ちょっと自分で成長を感じました」

??デビュー戦の相手・GAMIに特別な気持ちは?

栗原
「やっぱり8年間のレスラー生活で、
デビュー戦、一番初めにリングに上がった時がやっぱり一番特別なので、
デビュー戦のGAMIさんと2回戦目で当たった植松さんと、
その2つが自分のデビュー戦だと思ってるんですけど、
引退を前にして最後のシングルというと、最後なんだと思うんですけど、
ウソのような感じが自分でもしちゃいます」

??実感は?

栗原
「まだどうしても実感が沸かなくて、4日まで上り詰めたいと思っているので、
感傷に浸っているヒマはありません」

??今日のコスチュームに意味は?

栗原「意味はないんですけど、いままで水色をずっと着てきて、
イメージチェンジをしたくて赤を着て。水色と赤の2色だったんですけど、
最後にお客さんにも楽しんでもらいたいし、
自分もいろんな色が着てみたいと思って、オレンジからはじめて、緑、白ときました。引退までに全色着てやろうと思って(笑)。
それもお客さんに楽しんでもらえたらなと思ってます」

??引退試合も別のコスチューム?

栗原
「そうですね。結構頻繁に。残り20日なんですけど、
変えられる限り変えていきたいなと思います」

??コミカルな部分が多かったが?

栗原
「スローモーションまでは確かにコミカルなところもあったんですけど、
スローモーションを過ぎたらバチバチをやったんでよかったです」


WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>○桜花由美&志田光(15分18秒、エビ固め)
華名&紫雷美央●<王者組>
※ビッグブーツ。
トリプルテイルズ.Sが2度目の防衛に失敗。
シダレザクラが第6代王者組となる


博多大会で旧姓・広田さくら&藤本つかさ組を下し、
予定通りシダレザクラを迎えることとなったトリプルテイルズ.S。
スタートから志田を標的に主導権を握る。

美央のキックに華名のヒザ十字と、王者組は志田の右ヒザを集中攻撃。
なんとか自コーナーに戻ろうとする志田だったが、美央が捕まえ引きずり戻す。
見かねた桜花が志田に竹刀をフライパス。
志田が竹刀で一矢報いて、ようやく桜花とチェンジする。

桜花はビッグブーツにダイビング・クロスボディーで逆襲。
志田もジャイアントスイングで回していき、ダブルのビッグブーツ、チョーク攻撃を仕掛ける。
桜花のランニングエルボーはカウント2。
再び志田に戻すと、今度は美央が攻勢に出る。


美央は志田をブラ下がり首4の字で絞り上げ、華名がミサイル弾で追い打ち。
桜花には投げっぱなしジャーマン、側頭部へのキックを見舞って排除する。

志田もフランケンシュタイナーで流れを変えるとストレッチマフラーホールドで反撃。
華名はアンクルホールドに取り返そうとするが、桜花にカットされ、すかさず志田が腕十字。
だが、華名も再び取り返し裏アキレス腱固めへ。

キックで追撃する華名に、志田は延髄斬り、ブレーンバスターでやり返す。
続いて桜花がバックドロップ、ネックハンギングボム。
志田のランニング・キックを挟んで、もう一度、ネックハンギングボム。

これをクリアした華名はエルボー弾でチャンスを作る。
美央の619を受けてバックドロップ、顔面キックと攻め込む華名。

桜花がビッグブーツで応戦すると、華名はバックブローで受けて立つ。
一進一退のなか、華名がバックブローを連発してハイキック。

対する桜花は垂直落下ブレーンバスターからビッグブーツを狙う。
これを手で払った華名がランニング顔面キック、エルボー、ハイキックと畳み掛けていく。

桜花もビッグブーツで吹っ飛ばすと、華名は美央とチェンジ。
美央が同じビッグブーツでやり返す。

さらに美央はスリーパーから首4の字固めへ。
桜花を追い込んだが、志田が竹刀で救出。

そしてシダレザクラ(志田のカナディアン・バックブリーカーと
桜花のビッグブーツの合体技)から、桜花が改めてカカト落としを放つ。

美央もグーパンチで反撃を試みるが、桜花はもう一度カカト落としから顔面蹴り。
追い込まれる美央だったが、華名のカットに救われ土蜘蛛にトライ。
だが、これは志田がレフェリーをカット。
ならばと美央は桜花に紫閃光から、華名とのサンドイッチ・ローキック、顔面蹴りで追い討ち。

このピンチを脱した桜花はカウンターのビッブブーツで攻勢に。
ゴリースペシャルからカカト落としを叩き込むと、投げっぱなしタイガースープレックスへ。
そしてトドメは、美央のカラダにビッグブーツをグサリ!

完璧な3カウントを奪い、桜花はタッグとシングルの二冠王者となった。

◎試合後のコメント

桜花「取ったぞー!」

志田「桜花さん、強い!」

桜花
「久しぶりだったんで。2週間前? 1週間前か。
1回組んで違和感はないなと思ったんですけどタイトルマッチということでドキドキした。
不安はあったけど志田が隣にいてくれて良かった。
私、志田が対戦相手にいるより、隣にいた方が安心します」

志田
「私も闘うより組んでた方がぜんぜん好きです!」

桜花
「志田とは同じような匂いがするからね(笑)」

志田
「いやぁ、本当に楽しい! 桜花さんと一緒だと何をやってもいい、みたいな気持ちになっちゃう(笑)」

??これで二冠王だが

桜花
「二冠になりました! 夢だったんで凄く嬉しいです! 取れるかなって不安だった。
向こうはタッグ歴も長くてチームワークも。
自分たちが久しぶりに組んで勝てる相手なのかって思った。
タッグもシングルも持てて、二冠! 良かった〜!
思い残すことがないわけじゃないですけど…取るのはいいの。
一生懸命取りにいくだけ。
でも今度は守る側になるから、またそれはそれで不安いっぱいになってきますね」

??今後の防衛ロードは?

桜花「まだないですね」

志田「取ることしか考えてなかったので」

桜花「まあ名乗りを上げてくれたら! 誰が来るかな。
これで防衛を続けてもっともっとチームワークをよくして」

志田「防衛続けたら凄いタッグになると思います!」


Catch the WAVE 2013
?3位決定戦4WAY(時間無制限)
○渋谷シュウ(3分58秒、アウト・オブ・ザ・リング)
山縣優●
※退場順=中川&朱里、山縣


3位決定戦は、山縣優、中川ともか、朱里、渋谷シュウによる4WAYマッチで争われた。
3カウント、ギブアップ、KO、レフェリーストップと
アウト・オブ・ザ・リング(どこからでもリングの下に落ちたら失格)で勝敗を決し、
最後まで勝ち残った選手が3位となる。

4選手が入り乱れるなか、渋谷が「もらった!」と朱里をタイムマシンに乗せようとする。
これを中川がキックで割り込むと、4選手による丸め込み合戦となる。
そんななか中川がエプロン上に転げ落ちると、朱里も追っていく。
中川はエプロンでフィッシャーマンバスターを慣行。

場外に落ちないようにと堪える両者だったが、
リング内から山縣がスライディングキックで突き落とし、
アウト・オブ・ザ・リングで2人が同時に失格となった。

試合続行。渋谷は早速スイングDDTへ。
山縣が堪えて渋谷をエプロンに突き落とす。
山縣は右ハイキックで突き落とそうとするが、ロープを掴んで堪えた渋谷。
勝利を確信した山縣は渋谷、目がけて突っ込んだが…。

渋谷はロープを広げて山縣をエプロンに誘う。
山縣も急いでリング内に戻り、ロープ際でもつれる2人。
同体でロープを乗り越え、落ちそうになったが、渋谷だけがロープを掴んで転落を回避。
決勝トーナメント進出を決めた時と同じように、ギリギリのところで残って3位を獲得した。

◎試合後のコメント

渋谷
「中島に負けた時は一瞬、もう終わったと思ってしまったんですけど、
他の試合を見て、このまま終わったら、もうここで負けだと思って。
いままで闘ってきた相手にも、お客さんにも胸張って終わったと言えないので、
気持ちを切り替えて3位決定戦に挑みました。
もう気持ちだけでグチャグチャの闘いになるだろうなと思ったんですけど、
最後は運もあると思うんですけど、首の皮1枚というか、
手一本で落ちずにいった。優勝はできなかったですけど、
3位というのを誇りにしたいと思います」

??ファンの声は聞こえた?

渋谷
「そうですね。3位決定戦の時とかはあまり聞こえなかったんですけど(笑)、
リーグ戦でのお客さんの声援はすごく聞こえたので、ありがたいです」


Catch the WAVE決勝トーナメント決勝戦
(時間無制限1本勝負)
○大畠美咲(13分6秒、ブルーダリア)中島安里紗●


2013年の波女をかけて決勝の舞台に上がったのは大畠と中島だった。
中島は黒のコスチュームに衣装チェンジして決勝に臨む。

グラウンドの攻防から中島が逆片エビ固め。
ジワリジワリと主導権を握った中島はドロップキックでカバーにいく。

大畠はチョーク攻撃で立ち上がるも、中島はもう一度、逆片エビ固めで絞る。
腕十字をエスケープした大畠はドロップキック、低空コーナースプラッシュでコーナーに登る。
中島も追いかけたが、飛び降りた大畠が投げっぱなしパワーボムで切り返し、
ダイビング・ボディープレスで追撃する。

これを剣山で回避した中島は投げっぱなしジャーマン。
すぐに大畠も同じ技で返していくと、お互いに投げっぱなしジャーマンを連発。
さらにランニングエルボーの打ち合いから、中島は場外に大畠を落としてプランチャを狙う。
だが大畠が駆け上がり阻止する。

ならばとエプロンDDTを見舞った中島はミサイル弾を3連発。
雪崩式回転エビ固めから後頭部へのミサイル弾。
さらにはドラゴンSHを狙うも、大畠が切り返し逆打ちへ。
だがダメージが大きくカバーには行けない。

両者ほぼ同時に立ち上がり、エルボーを打ち合う。
そこから中島が連続ジャーマン。もう一度、ドラゴンの体勢に入るが、
これをアームドラッグで回避した大畠。

すぐに中島はキューティースペシャル、ダルマ式ジャーマンで追撃するが
、大畠は顔面蹴りで流れを変えて投げっぱなしジャーマン、
逆打ち、花マルどっかんで追い討ちをかける。
これも決まらないと、大畠はバックブローを連発! そしてブ

ルーダリアへと繋げたがこれは崩れてしまう。
大畠は諦めずにもう一度、ブルーダリア!
今度は完璧に決まり、3カウント。
5度目の挑戦にして、はじめて大畠のもとに波女の称号が舞い降りた。

◎表彰式

試合後すぐに表彰式へ。

殊勲賞=紫雷美央
敢闘賞=花月
技能賞=山縣優
ベストパフォーマンス=渋谷シュウ
ベストバスト=水波彩vs浜田文子(5・26大阪)と各賞が発表された。

続いて3位の渋谷シュウには銅メダル。
2位の中島安里紗には、銀メダルが贈呈されたが、中島はメダルを置いてリングを降りた。

これを拾ったGAMIは、仕方なく渋谷に手渡すと、
渋谷はちゃっかり自分のメダルと銀メダルを交換。
最後まで笑いをもっていった。

そして、1位となった大畠には金メダル、トロフィーが贈られ、
ピーテック代表取締役・矢田幸弘氏より賞金100万円が手渡された。

優勝コメントを求められた大畠は「やっと優勝できましたー!
今まで5回ともCATCHTHE WAVEに全部出場して、
去年3位、一昨年2位で順位が下がっていって、
今年もこのまま決勝トーナメント上がれなかったらどうしようと、
凄く不安でしょうがなかったです。
でも、私がどれだけふがいない試合とか成績をだしてもずっと応援してくれるお客さんもいて、
今日はやっと恩返しができたんじゃないかなって思います。
今までブラックダリアとかいろいろやってきたけど、
本当はずっと自分に自信がなくて、どれだけ練習しても一生懸命やってても、
まだまだ頑張りが足りないんじゃないかと思うことがあって、
それを友達に相談した時に『頑張っているかどうかは自分が決めることじゃなくて、
見てる人が決めることなんじゃない』と言われて、
だから今日優勝したら聞こうと思っていたんですが、
私、リーグ戦も今日も頑張ってましたか?
(ファンは大拍手)ありがとうございます。
でも! まだ、まだ足りません!!
お金も、金メダルもトロフィーも賞状ももらったけど、
今日ね、新しいコスチューム、おなかの部分水色じゃないですか。
やっぱり私のおなかは黒くなきゃダメだと思うんです。
WAVEのベルト……正面はシルバーだけど黒地じゃん。
腹黒の証明として、あのベルトは絶対、欲しいので。
私は今までWAVEで誰もやったことがない
後楽園ホールのメインイベントを2回続けて入りたいので、
それも王者として入りたいので、その前の8月25日の新木場、ベルト挑戦させろ」と、
レジーナの桜花に視線を送る。

桜花が「やりましょう」と快諾すると、
大畠は「はい、ということでまた私がベルトを取ってハッピーエンドで締めるので、
この1/4とか1/3とかは絶対来てください(苦笑)。
じゃあ、いつもの恒例のアレで締めるんじゃなくて、今日は変えて、
これが大畠美咲だ?!でいきたいと思います。
いいですか!?
行きま?す、これが大畠美咲だ?! ありがとうございました」で大会を締めくくった。

◎大畠コメント

大畠
「1試合目から短期決戦でいくつもりだったんですが、
もうちょっと早く決めたいのがあって、でもまぁ上出来じゃないですかね」

??中島戦を振り返って。

大畠
「最近ぜんぜん噂を聞いてなくて、
復帰したてのころはまたライバル関係になるんじゃないかと言われたけど、
私的にはぜんぜん。今日は闘ってみて気持ちは見えましたけど。
向こうがどれだけ頑張っても、私も頑張り続けてるから中島の3年先を走っているので、
まだまだ追いつかれません」

??やっと波女を取りました。

大畠
「やっとです。今までずっとレジーナも、トーナメントまでは進んだけど負けてしまったりとか、
惜しいところで負けて、期待させるだけ期待させて裏切ってしまうことが続いてたので、
やっとみなさんの期待に応えることができたと思います」

??自信がついた?

大畠「そうですね。優勝したので、WAVEのトップだという自信はあります」

??100万円を手にした感想は?

大畠
「こんな大金はじめて。全部、ピン札で。素敵です。いい匂いだ。
ベルト取った後に後楽園でまたタイトルマッチをする気なので、
その時用にコスチュームとシューズとガウン。そして新しいグッズも作りたいと思います」

??新木場でタイトル戦も決まりました。

大畠
「そうですね。最近、今年の波女に桜花は出場してなくて、
波女って毎年成長できる大会だと思うんですけど、
それに出場してないぶん、私のほうが今年、成長できていると思うので、
今度こそ悲願をかなえたいと思います。自信しかないです」

??ムチ封印で臨んだが。

大畠
「リーグ戦中はとりあえず実力で優勝したというのを見てほしかったので、
使ってなかったんですが、今後は別に使っていこうかなと。
今までと変わらずとは思っています。それは時々で使い分けていこうと思います」

??今回のリーグ戦は今までと比べて?

大畠
「自分のブロックとしては、スレンダーブロックよりぜんぜん
厳しい相手が多かったと思うので、レベルは高かったと思います。
決勝まで他のブロックの人と当たらないというのもはじめてだったので。
しかも中島とは3?4年前にシングルしたことしかなかった。
あとはタッグでしか当たってなかったので。
今回2回目? 3回目ですね。その時は差がありましたけど、
今はこっちのほうが上だと思います」

??中島はJWPの無差別級王者でもあったが。

大畠
「そうですね。中島が持っている無差別にはまったく興味がないんですけど、
挑戦したら取れる自信はあるので、もらってあげてもいいよって感じですかね」

??強みは?

大畠
「気持ちの強さですね。私は運動が得意ではなかったし、やってこなくて、
プロレスをはじめてから体を動かすことを覚えたんですけど、
それでも成長できたりとかこれまでやってこれたのは、
負けず嫌いなところとか根気強さとか、気持ちの強さでは誰にも負けません」

??波女に5回出たが、何か変わってきた?

大畠
「毎年、ブロック分けや数も違いますし、テーマも変わったものがあるので。
しかも私、第1回目は、ヤングブロックがあったのに、UKブロックに移動したりで、
UK、ヤング、ブラックとかで毎年違うブロックに入っているので、
それによって色とかも違うので、いろんな経験ができてるんじゃないかなと思います」

??波女でつかみ取ったものは?

大畠「自信がつきました」

??今まで惜しいところで負けてたが。

大畠
「このままいけば自信がついたのにっていうのが何回かあって、
後楽園ホールのメインというのも、
同期でいえば水波とか同期になるかわからないけど、
KAGUYAとか先を越されてきてて、波女だけは同世代のなかで誰よりも一番先に取りたくて。
取れたことで自信がつきました。
このままベルトも取って、次回の後楽園ホールのメインを私が2大会連続、締めます」

◎中島コメント

??準優勝となったが。

中島
「本当に出ること自体、JWPから反対されてて、もちろん反対される理由も当然だと思う。
このベルトを持って出てくるということは、
1敗も許されない状況で、ただリーグ戦で負けを喫したり、
優勝できなかったり。本当に自分自身に対して負けたというか、
悔しいと言うと軽すぎて……。
いろんな問題点がこのトーナメントに出ることによって
浮き彫りになったんじゃないかなと思います」


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