HOME >> 試合結果に戻る > 大師走・西2012〜年内最終戦〜

12月23日・日曜日・開場17:30・開始18:00
「大師走・西2012〜年内最終戦〜」
ナスキーホール・梅田・観衆・332人(超満員)

▼入場式

入場式で挨拶に立ったのは大畠。
まずは投票によるWAVE・オブ・ザ・イヤー2012に選ばれた報告。

そしてこの日のタイトルマッチに向け、「何かおばさんどもがコスチュームどうのこうの、
やいやい言ってましたけど、私はいつも通り腹黒く、ブラックのコスチュームでいこうと思うので…」とまで
言ったところで、乱丸が割って入った。

「ちょっと言わしてくれ。(胸に手を当て)ええもん、持ってるわの。
(コスチュームは)ここ(胸)がこう開いてるヤツにして」と要求。

大畠が「私、いつものコスチュームしか持って来てないし」と断ると、
場内からは「エ〜…」という不満の声とブーイング。

乱丸は「そんなに乳ないやつもおんねん。そいつらに気ぃ遣えや」。
周りから「誰に言ってるねん」とツッコミが入ったが、
GAMIが間に入り、「お前ら、私を誰やと思てんねん」と紙袋を取り出すと、
マックロコロスケの黒ではなくブルーのコスチュームが次々と。

場内は大きな拍手に包まれた。

GAMIは「今のお客様の反応見たやろ?」としてやったりの表情。
「今日はこっちのコスチュームの方がいいですよね?」と観客に同意を求めると、
大きな拍手で盛り上がった。大畠は「黒持ってきてるんだから、黒着ればいいでしょ」と不満顔。

しかしGAMIは、「黒(のコスチュームは)隠した」と一蹴。

GAMIは乱丸に対し、「頼むで。今日はWAVE2012年最終戦です。そのタイトルマッチに勝ったら、
年明け早々(1・4新宿FACE)、“お年玉WAVE”、カナアユです」。

これを聞いて、俄然、やる気になった凡女美ィーナス。

GAMIも「皆さん、タイトルマッチは全身全霊をかけて、
凡女美ィーナスの応援をよろしくお願いします」と入場式を締めた。

OSAKA・HOT WAVE(15分1本勝負)
○山縣優(7分31秒、夢信流)水波綾●

水波は入場時、大阪で初のダンスを披露。
序盤は互いに慎重な闘いぶり。

しかし、次第に水波がパワーで押し込んでいく。一方の山縣はダイナミックな動きで対抗。
バッククラッカー、エプロンからトップロープ越しのダブルフットスタンプ、ミサイルキックを決める。

山縣がロープに走ったところを追いかけた水波がスピアを放つと、山縣も同様に追いかけてドロップキックを決める。

リング中央でのエルボーの打ち合いは水波がパワーで押し、次第に山縣の体が沈んでいく。
しかし山縣はコードブレイカーで反撃。一瞬も気を抜けない闘い。

水波がパワースラム、コーナー最上段からのダイビング・ショルダーアタック、ダイビング・ラリアットと決め、さらに裏投げを狙うも、踏ん張って阻止した山縣が丸め込みへ。

カウント2で返されると水波の側頭部にキックを連発。

水波は山縣を強引にアルゼンチンバックブリーカーの体勢に担ぎ上げ、前方に落とす水波コースター。
しかし続くコーナー最上段からのギロチンドロップはかわされて自爆。

山縣に反撃のチャンスを与えたものの、水波はスピアを決めるなど、簡単にペースを与えない。

それでも山縣はコードブレイカーを決め、水波の腕に足を絡めて丸め込んでいった。
これで3カウント。

第1試合から目の離せない展開だった。

OSAKA・アイドルWAVE(15分1本勝負)
○桜花由美(10分47秒、タイガースープレックスホールド)
春日萌花●

握手を交わしてコーナーに分かれたところ、ゴングと同時に春日が相手コーナーに突っ込んで先制のドロップキック。

さらにドロップキック連発で追い込んでいくも、桜花はすぐに反撃に転じ、春日をコーナーに追い込んで踏みつけていく。
そして髪をつかんで大きくホイップ。

キャメルクラッチを挟み、串刺しビッグブーツを決める。

2発目の串刺しビッグブーツはセカンドロープから飛びついてのウラカンラナに返していった春日。
そして桜花の頭部めがけてドロップキックを連発。

桜花が場外に逃れると、素早くコーナーに駆け上ってプランチャ。
さらに桜花をリングに押し上げて、コーナーからフライング・ボディーアタックを決めた。

しかし桜花は、春日の後方に回って相手の両腕をクロスすると、そのままバッククラッカーを放つ。
そしてロックした両腕を離さないまま締め上げていく。

さらに春日の上半身をセカンドロープに引っ掛けて、後方から、エプロンを走ってビッグブーツを連発で叩き込んでいく。
そしてフライング・ボディーアタック。
カウント2で返されると、クロスエースロックに移行し、さらにドラゴンパンサーへ。

何とかロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ春日は、丸め込みでペースを変えようとする。
しかし桜花の勢いは止まらず。
それでも春日は桜花が串刺しビッグブーツを狙ったところ、足をキャッチしてぶら下がり式ヒザ十字を決める。しかし、これはロープブレイク。

ミサイルキックを連発で放っていく春日だが、桜花はサイドから春日の腰に手を回してバックドロップで叩きつける。
それでも春日は雪崩式リストアームサルト、ダイビング・ダブルフットスタンプで反撃。
桜花は強引に春日を持ち上げて垂直落下式ブレーンバスター。

リング中央でのエルボーの打ち合いからビッグブーツを決めた桜花に対し、春日は丸め込みの連続で3カウントを狙うが、いずれもカウント3は奪えず。

桜花はビッグブーツから春日の顔面を蹴り上げ、タイガースープレックスを狙う。
踏ん張られると、ネックハンギングボムに切り替えていった桜花。

丸め込み、エルボーで粘った春日だが、桜花は垂直落下式ブレーンバスターからタイガースープレックスホールドとつないで振り切った。

勇気彩なにわステップアップ街道3本勝負最終戦
(時間無制1本勝負)
○浜田文子(11分37秒、片エビ固め)勇気彩●
※垂直落下式APクロス

木村響子、桜花由美に続く最終戦の相手は世界を舞台に活躍してきた浜田文子。
勇気が差し出す右手を握ることなく試合開始のゴングが鳴った。

試合はすぐさまエルボーの打ち合いへ。
ヘッドバットで勇気をダウンさせた文子は回し蹴りを何発も叩き込み、後頭部にバックスピンキック。

立ち上がった勇気は正面からエルボーを叩き込んでいく。
さらにヘッドバットからエルボーを叩き込み、予告なしでアトミックドロップ。
そしてスリーパーにとらえ、グラウンドに持ち込む。
文子はロープに逃げることもなく、レッグロックで簡単に切り返した。

スタンドに戻ると、激しい張り手の打ち合い。
それは次第にエルボーの打ち合いに。
互いに一歩も引かず。エルボー一辺倒の勇気に対し、文子はバックスピンキックで勇気をダウンさせる。

ダウンカウントが数えられるが、文子はカウント8で攻撃を仕掛け、自らカウントをストップ。
立ち上がろうとする勇気に回し蹴りを何発も叩き込み、髪をつかんで引き起こす。

エルボーを叩き込んでいく勇気に対し、ロープを背にしながらも「来い!」「もっと!」と胸を突き出していく文子。

勇気のエルボーを受け切った文子。
張り手を放つと、勇気も張り手を返していくが、一発の威力では文子の方が上。
次第に押される勇気。
文子はブレーンバスターを狙ったが、勇気は踏ん張って逆に投げ切った。

エルボーを予告してコーナーに上がった勇気。

しかし文子はすぐに立ち上がると、トップロープに足をかけての雪崩式ブレーンバスター。
浜田の蹴りをかわした勇気は丸め込みでの3カウントを狙ったが届かず。
スタンドに戻って、激しいエルボーの打ち合いから、文子がジャンプしてのバックスピンキックを決める。
さらにミサイルキック、回し蹴り連発とつなぐも、勇気は必死で立ち上がる。

回し蹴りが顔面にヒットして下唇を切った勇気。
口を真っ赤に染めながら、必死で文子に向かっていく。

文子が狙ったライガーボムを、逆に強引に肩に担いでデスバレーボムを決めた勇気。
カウント2で返されると、ラリアットを連発。
そして再びデスバレーボム。

さらにコーナー最上段からのエルボードロップを見舞う。
さらにチョークスラム2連発を放つも高く持ち上げきれずカウント3は奪えなかった。

続いて放ったジャーマンもカウント2。
ビッグブーツ、ラリアットと攻め立てるが、文子は多彩なキック攻撃で勇気の攻撃を断ち切る。

それでも勝負を捨てない勇気は、ムーンサルトプレスをヒザを立ててカットして、ビッグブーツを決めると3度目のデスバレーボム。
大きくジャンプして決めたものの、“3度目の正直”とはならず。

文子はバックスピンキックを連発。
何発叩き込んでも立ち上がってくる勇気を肩に担ぐと、そのまま正面に落とす形でAPクロスを放った。
勇気の頭が垂直にマットに突き刺さる形で決まって3カウント。
何とか勇気を振り切った文子だが、試合後、浜田の目にも涙が光っていた。


浜田のコメント
「何か嫌ですね。
自分も15年間の中にはこういう試合もしてきたんで。
できれば自分からしたくないんですけど。
私に『弟子にしてください、弟子にしてください』って来て。自分はそんなに余裕もないんで。

みんなにバカにされて、『勇気はダメだ』『やめた方がいいんじゃないの?』って言われてきて、プロレスはそんなに甘いもんじゃないし、明日すぐできるものでもないんで。

自分やGAMIさんみたいに、すぐにできる選手もいれば、5年、6年、8年かかってやっと形になて…。
でも、今日の試合の結果でもいいって、それでも自分のところに来るっていうならやりますよ。
みんなかわいいし。

プロレスが好きな選手が今、WAVEにしか集まってきてないし、何とかしてやりたいですね。
滅多にこういう自分は見せれないから。
自分でさえ出したくないですけど、でもある意味、本当はこういうもんなんですよと。
付き合ってるわけではないですけど、本気になればこういう選手なんですよと。

私はホントに勇気を認めてないんですけど。でも彼女から伝わってくるものが…。
真剣さ、プロレスLOVEっていうところ。みんなが『(勇気は)できないできない』って言うんで、ましてや『やめた方がいいんじゃないの?』って。で、DAIJOに行って、それでもダメ。

だから本気でやりたければ、とことん付き合うけど、まずはこういう壁、ホントはこういうのが壁なんだよっていうのを見せたかったですよね。

今日の私の一番の勉強は、彼女をこれだけできるんですよというのをみんなに見せつけたかった。
もしかしたら彼女は、こういう試合をしたことない。
だからある意味、必要なんじゃないのかな。周りの人にここまで言われても、彼女は少しはできますよと。
それが自分の一番のテーマですよね。心は痛かったですけど」


WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
大畠美咲、○藤本つかさ(12分42秒、ビーナスシュート)
救世忍者・乱丸●、アップルみゆき
※第4代王者チームが2度目の防衛

ブルーのアイドルバージョンのコスチュームで登場したマックロコロスケ。
先発は大畠と乱丸。正面からぶつかっていく乱丸だが、歯が立たず。
いきなり「忍法・ストレッチの術」を放った。

しかし「これで終わらへんで」と新ネタ
「忍法・アンニュイな時間」を放つ。
大畠はトップロープに腕をかけて頬杖をついてけだるい表情。
ここで乱丸は大畠の胸を押し上げてトップロープの上に置くと、ロープを軽く揺らしていった。
さすがに腹黒い大畠も、これには精神的ダメージを受けたもよう。

ここで試合は藤本VSアップルに。
エルボーの打ち合いからロープに走ったアップル。
これをカウンターのエルボーで迎え撃った藤本。
ダウンしたアップルをカバーすると、アップルはブリッジワークですり抜けてロープに走る。

しかし待っていたのは藤本のエルボー。
藤本がカバー、アップルがブリッジですり抜けてロープに走る、藤本がカウンターのエルボー、アップルダウン、藤本がカバー…というメビウスの輪的な展開が延々と続く。

疲れてきたアップルの動きが鈍くなってダウンしたところ、藤本が逆エビを決める。
アップルは乱丸を呼び込んだが、乱丸は藤本の体を引き離そうとするが、逆に技が決まってしまう形に。

これに怒ったアップルは技を藤本に解くよう命じ、逆エビから解放されると乱丸にお説教。
乱丸がコーナーに戻ると、自らうつ伏せになって逆エビをかけられて元の展開に戻る。

さらにマックロコロスケの集中攻撃を浴びるアップルを見て、乱丸が「ウワッ、プロレスしてる!」。

ようやくタッチを受けた乱丸は、ダブルの攻撃をかわして「忍法・金縛り!」。
そして
「この手は私の手ではありません。皆さんの手です」と大畠の胸を揉みしだく。

張りのある胸の反動で乱丸の手は「ボヨヨ〜ン」と大きく震えて跳ね飛ばされる。
その震える手で藤本の胸にタッチすると、ピタッと止まった。
金縛り状態にもかからわず、その場に座り込んでしまった藤本。

術を解かれると、大畠はムチを持ち出して攻撃。
乱丸には花マルどっかんを決め、藤本がミサイルキック。
アップルがカットに飛び込んできたもののかわされて同士打ち。

ここで乱丸とアップルが試合そっちのけでもめる。
それを冷ややかに眺めていたマックロコロスケだったが、「あんたらの出番や」とばかりに乱丸から台詞が書かれた紙を渡され、歯の浮くような台詞を感情が全くこもっていないまま読み上げた。

ここで音楽が鳴り、4人が輪になって踊りだす。
大団円で終わろうとするところ、凡女美ィーナスがパンチを放って攻撃再開。

鉢合わせを狙って飛ばしたものの、マックロコロスケは腕を組んで回避。
そして凡女美ィーナスにドロップキックを決める。

今度は凡女美ィーナスが鉢合わせさせられかけるが、こちらも腕を組んで回避。
しかし回りすぎたため、誰もいないコーナーに突進。

すかさず藤本がビーナスシュートを決めて乱丸から3カウント。
2度目の防衛に成功するとともに、1・4新宿FACEでシダレザクラ(桜花&志田光)相手のV3戦が決まった。

White X’mas WAVE(20分1本勝負)
華名、○栗原あゆみ、紫雷美央(10分11秒、十字固め)
渋谷シュウ●、チェリー、中川ともか

ホワイトテイルズの3人はクリスマスらしくサンタのコスチュームで入場。
それを着たまま渋谷に集中攻撃を浴びせ、華名と栗原が両腕をつかんで動きを封じると、美央が背中に乗って「メリー・クリスマス!」(華名は投げキッスのおまけつき)。

しかしすかさず反撃され、リングに残された栗原にパラダイスロック。
そのままうつ伏せにした栗原の背中に渋谷が乗って
「メリー・クリスマス!」とお返し。

チェリーは栗原をフロントヘッドロックにとらえて背中に爪を立てる。
栗原はコーナーで中川の右腕をキャッチすると、ぶら下がり式腕十字。
さらに正面から飛びついてのネックブリーカードロップを決める。
中川には美央がコーナーに詰めて顔面に足を押し当てていき、華名はソバット、脇固め。

チェリーはサーティエイト・パンチをキャッチされるも、華名を大外刈りでマットに叩きつけ、改めてサーティエイト・パンチ、サーティエイト・キック、サーティエイト・フェースクラッシャーを決めた。

ホワイトテイルズはトリプルドロップキックでチェリーを吹っ飛ばし、リング中央で腰を落としたチェリーに対し、3方向からの挟殺低空ドロップキック。
チェリーは華名の足の甲を踏みつけて反撃を試みるが、華名は飛びつき式腕十字を決める。

奮闘するチェリーは美央にブリザードスープレックスホールド。
さらにコーナーに追い込んで串刺しエルボー3連発。
そして渋谷のミサイルキックにつなぐも、3カウントは奪えない。

美央からタッチを受けた栗原は、渋谷にコードブレイカー、串刺しダブルニーアタック、ミサイルキック、裏投げと連続攻撃。

チェリーのダブルハンマーパンチを顔面に浴び、中川の延髄斬りから渋谷のタイムマシーンにのってで丸め込まれた栗原だったがカウント3は許さず。
続くハーフハッチもカウント2で返すと、美央がロープ際で渋谷にヒザ蹴りを決める。

腰を落としたところに栗原がドロップキック。続く裏投げは切り返されるも、渋谷が丸め込みにきたところ押し潰してカバー。しかし中川の唸れ豪腕でカットされた。

渋谷はバタフライ・フェースクラッシャーで栗原をマットに叩きつけたが、栗原は渋谷がカバーにきたところを丸め込んで3カウント。
ホワイトテイルズが混戦をものにした。

OSAKA・チャレンジWAVE(30分1本勝負)
○下野佐和子(15分12秒、なんでやねん!)GAMI●

WAVE2012年の最後は師弟対決。

まずは手四つの力比べ。
ブリッジでこらえる下野は起き上がろうとするも、GAMIはうまく相手の力を分散させてブリッジを潰した。
スタンドに戻ってもリストをつかんで下野の動きを封じ、グラウンドに引き込んではスリーパー、スタンドではリストをつかんで肩口にエルボーを落としていく。

下野が放ってきたエルボーも受け流し、逆に顔面かきむしりで攻撃を断ち切る。
さらにグラウンドでアバラ折り式のメキシカンストレッチで下野をとらえ、クロスフェースロック、十字固めからのフォールなど、面白いように下野をコントロールしていく。

場外で間を取ろうとした下野を追い掛け、観客席にまで連れ込み、通路でタックルの打ち合いの展開に。ここでもGAMIの主導権は崩れず、リングに引き戻したのはGAMIだった。

リングに戻ったGAMIは、メガホンを手に下野を攻撃。下野をロープに飛ばしてボディーにメガホンを叩きつけたGAMIだったが、下野は倒れることなくそのまま反対側のロープまで走ってベイダーアタックでGAMIをダウンさせる。ようやく反撃のチャンスが訪れた。

下野はGAMIをコーナーに追い込んでジャンピング・ニーアタック。
そしてリング中央で右手を突き上げ「オー!」。

しかしその瞬間、GAMIはバックから下野をつかまえ投げ捨てジャーマン。
そしてダブルフットスタンプの追撃。

それでも下野は、タックルの打ち合いに持ち込む。
これにはダウンさせられたGAMIだったが、カバーにくるところを切り返してサイドから相手の首に足を引っ掛けてのネックロックで捕獲。必死でロープに逃げた下野。

余裕のGAMIは、下野のリストをつかむとロープ渡りへ。
中央まで歩を進めたものの、下野は歩を進めず。
バランスを崩したGAMIを大きくホイップしてマットに叩きつけた下野は、ショルダータックル3連発からヒップドロップ。
さらにコーナーに上がったものの、GAMIの雪崩式フランケンシュタイナーでマットに落とされる。

GAMIはさらに投げ捨てジャーマン、ラリアットとつないで、バックに回ってフルネルソン。
体を沈めてサムソンクラッチを狙った下野だったが、GAMIは顔面を踏みつけられて失敗。

それでも下野はGAMIを肩に担ぎ上げてバックフリップを決めた。

しかし次の瞬間、GAMIは叩きつけられながらも両足を下野の両腕に引っ掛けて十字固めへ。
カウント2で返されると、立ち上がったところにトラースキック。

それでも下野は投げ捨てジャーマンを返し、ヒップドロップを決める。カウント2で返したGAMIが上半身を起こしたところに走り込んでのヒザを叩き込む。

しかしGAMIはステップ式延髄斬りからストレッチボムを狙う。
下野は担ぎ上げられるタイミングに合わせて体を浴びせて押し潰す。

しかしGAMIは慌てずカウント2で跳ねのけると、改めてストレッチボムを決める。
下野はカウント2で返すので精いっぱい。立ち上がったところ、GAMIは目潰しから首固め。
下野は何とかカウント2で返した。

ならばとラリアットを決めたGAMI。

さらにもう1発を狙ったところ、かわした下野は逆さ押さえ込みにいくと見せかけての首固め(なんでやねん!)へ。

これで3カウントが数えられた。

GAMI(リング上) 「ワン、ツー、スリー? ウソーッ…。(リング下で喜ぶ渋谷を見て)お前が喜ぶな、ボケーッ! 下野に負けるより、渋谷に喜ばれる方が、何でこんなに腹立つね
ん! (この後引き続いて行われる)大忘年会でもう1回やろう。再戦やろう。

(気を取り直して)3年前の12月23日に、下野佐和子が初めてエキシビションマッチでリングに立ちました。
3年で負けました。
一つええこと教えてやる。ZABUNグループで私とシングルでやって勝ったことある人、
浜田文子、山縣優、桜花由美、下野佐和子。
(リング下にいるほかの若手に対し)お前ら、何やってんねん! ちょっと焦れよ。
こんなずんぐりむっくりが先に私のことフォールしてしもたぞ。(下野は)大変強くなりました。
3年間続けてきた学年末テストは、これにて終了です。無事、卒業です。

(下野に)負けたか…。まぁ、しゃあない。強くなりましたよね? 私は別に弱くなってないよ。
体重は増えてる。体重は年齢とともに増えていってる。(下野に)来年はもっと頑張り。

さぁ、気を取り直して、(観客数の)実数発表。
大阪ではあまりしませんよね。(桜花からメモを受け取り)オッ。(大阪での会場が)ナンバから梅田に変わり、ご覧の通り、かなりハードルの高い会場になってしまいました。それでも今日、満員です。
本日の入場者数の発表です。三百・三十・二! 自信がなかったんですが、確証に変わりました。
来年もここでまたWAVEやるので、また見に来てください」


下野のコメント(バックステージ)
【GAMIに勝って、率直な気持ちを】
もう、うれしいです。
やっぱり(GAMIは)強いです。超えられない壁だと思っていたので、今日、超えてちょっとだけ、また自信がつきました。

【今年を振り返って】
むしろ最近ちょっと落ち込んでたことの方が多くて。来年の3月にはOSAKA女子の3周年を迎えますし、今年はZABUNの一員となって、東京でも活躍の場を広めていきたいと思います。
やっぱりリング上で闘った一番初めの相手でもありましたので、そこは一番思いがありました。
勝てるとは思ってませんでした。最後は力づくで押さえ込みました。

【内容ではほぼ一方的にやられてましたが】
まだまだ全体的にやられていた方が多くて。

【GAMI選手に勝ったことで周囲から標的にされるかもしれないが】
それは何とも思ってないので、私は私の道をいきます」



全試合終了後には引き続いて同会場で大忘年会が行われた。

「普段選手に聞けないことを」(GAMI)ぶつける、「覆面エプロントーク」と題された大暴露大会。

“覆面”と言うことで、ボイスチェンジャーを使って音声が変えられはしたものの、その内容から、誰が話しているかは一目瞭然。

WAVE2012年3大ニュースでは、例の事件も話題に。
ファンからの質問にはGAMIが間髪入れず即答。

「前に所属していた団体を辞めた理由」では生々しい話が飛び出した。

セクシーサンタに変身したGAMIも、あまりに過激な話ばかりで「東京ではできない」。

ただ、半分の時間は席をはずしていたGAMIの話題(悪口?)だったが…。


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