HOME >> 試合結果に戻る > 夏フェスタ‘13〜渚のシンドバット〜

◎オープニング

 1997年8月16日、試合中の事故で亡くなられたプラム麻里子さんへ10カウントゴング、
そして1分間の黙祷が捧げられた。
続いてWAVE所属が正式に決まった飯田美花がリングに上がる。

GAMI社長から紹介を受けた飯田は、「8月5日の時点ではZABUN入団を発表させていただいたのですが、WAVEの団体所属となりました。これから新しい気持ちで頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と挨拶。

 一日も早く、WAVEでの試合を見たいところだが、GAMIは「まだ少しヒザの具合がよくありません。
意外と若いので、しっかり治してから復帰をしてもらいたいと思います。それまで長い目で見てあげてください」とコメントした。

スクランブルWAVE(20分1本勝負)
花月&○下野佐和子(13分54秒、エビ固め)
水波綾&春日萌花● ※えびす落とし


前日の大女新木場大会で対峙した花月と下野が、この日は“なでしこKANSAI”として共闘。
水波&春日とタッグマッチを行った。

 まずは水波vs下野が力のこもった攻防。ヘッドロックの取り合い、ショルダーブロックのぶつかり合いで沸かせる。
水波のギロチンドロップを受けて、春日がフットスタンプに繋げていく。
勢いに乗る春日は下野にキャメルクラッチ。

 下野も脱出して花月と交替。捕まりかけた春日だが、なんとか水波とチェンジすると、水波がショルダータックル、串刺しスピアで巻き返す。

 花月もドロップキックで応戦。なでしこKANSAIでダブルのショルダータックルを叩き込むと、下野が雷電ドロップで続く。
コーナーに上る水波を、下野が追いつきデッドリードライブ。さらに串刺し攻撃で追い込むと、チェンジした花月も水波にエルボー合戦を挑んでいく。

 だが、ここで主導権を握ったのは水波だった。
力で押し切り、春日に託す。これが功を奏し、春日はダイビング・クロスボディー、クリストで攻勢に出る。

 花月も春日をドロップキックで迎撃し、流れは再びなでしこKANSAIへ。
チェンジした下野がコーナースプラッシュを叩き込む。

 チャンスからピンチに一変した春日だったが、水波が救済。反撃に転じた春日がミサイル弾を連発。
さらに水波のセカンドロープからのギロチンを挟んで、ダイビング・フットスタンプを投下する。

 一方、下野も花月のドロップキックを受けて、バックフリップ、ラリアット、エアプレーンスピンと逆襲だ。キックアウトされるとダイビング・雷電ドロップを投下するも、水波にカットされカウント2。
ならばと最後はえびす落としでケリをつけた。

浴衣WAVE(20分1本勝負)
○渋谷シュウ&チェリー(14分19秒、タイムマシンに乗って)
華名&紫雷美央●


夏といえば浴衣…ということで、渋谷、チェリー、華名、美央の4選手が自前の浴衣姿で登場。
浴衣のまま試合をするという、いかにも夏フェスらしい試合となった。

 試合は華名とチェリーでスタートする。
寝技を得意とする華名が早速、仕掛けていくのだが、浴衣がはだけてのっけからセクシーな状態。
浴衣の裾を気にする華名。気がそれたことをいいことに、クラシックギャルズはダブルチョップで攻勢に出る。

 華名のピンチを救ったのは美央だった。
そしてトリプルテイルズ.Sに流れを呼び込むと、渋谷を標的にしていく。

 防戦一方の渋谷だったが、美央をカニばさみで捕らえて攻勢に。
スイングDDTでやり返し、ようやくチェリーと交代した。
チェリーはダブルの正拳突き、ダブルのサソリ固めを成功させる。
そしてダブルリストアームサルトを決めるが、美央もミサイル弾でやり返し華名とチェンジ。

 チェリーが「どっこいしょ」と河津掛けを放てば、華名はネックブリーカーで応戦。
ならばとチェリーはドラゴンスリーパーで華名の浴衣をはだけさせると、トレイン攻撃に繋げる。

 さらに渋谷がミサイル弾で続くが、運悪く自滅。
その後、エルボー合戦で火花を散らすと、華名が投げっぱなしジャーマンを敢行。
すぐに渋谷もドラゴンスクリューからのDDTでお返しする。

 華名も腕十字でギブアップ勝利を狙っていく。
チェリーにカットされると、美央に託す。
美央は得意の蹴りで渋谷の腕を追撃していき、キチンシンクにDDT、そして首4の字と怒濤の攻め。
さらには渋谷の浴衣を脱がしにかかる美央。
帯をほどいていくと、渋谷がコントのようにクルクルクルクル。
目がまわり、ピンチを迎えた渋谷だったが、チェリーがバックブローでナイスカット。

 このチャンスに渋谷はノーザンライトSHで反撃。
返されると遠山の金さんのように上半身だけ浴衣を脱いで気合十分! 
最後は美央をタイムマシンで丸め込んで3カウントを奪ってみせた。

コミカルWAVE〜渚のシンドバット〜(20分1本勝負)
浜田文子&山縣優&○フェアリー日本橋
(10分17秒、ステッキポン)
旧姓・広田さくら●&救世忍者・乱丸&ハイビスカスみぃ
※文子のパワーボムから

リングに入るなり、乱丸はファンに向かって「広い心で見てください」とアピール。
どうやらコッテコテの大阪スタイルを貫くようだ。

 試合は広田vs山縣でスタートする。

広田が軽くローキックを放つと、山縣は強烈ビンタでやり返す。
圧倒的な強さを見せる山縣だったが、広田&乱丸&みぃの3人ドロップキックで場外に突き落とされる。

 頭に来たフェアリーが出ていこうとするが、これを制して文子がタッチ。
みぃにヘッドバット、張り手でお返しすると、みぃが場外に転がり落ちる。

 続いて乱丸vsフェアリーに移る。
魔法のステッキーのようなものを持ったフェアリーは「私とお友達になりましょう」と話しかける。

 もちろん乱丸は無視。
忍法をかけようとすると、フェアリーが「お待ちになって! アタナの忍法は私にかからないわ。忍法がかからない魔法で、アナタに返ってしまう」と警告する。
けれども乱丸は関係ないとばかりに「忍法金縛り!」。フェアリーの言う通り、金縛りにかかったのは乱丸だった。
さらに魔法の力でトレイン攻撃をかわしたフェアリーは、凡女美ィーナス+広田をなぎ倒していく。

 NEWフェアリーの活躍で会場が沸きに沸くと、乱丸も文子を相手に金縛りを敢行。
どうしてもやりたかったようで、金縛りにかかった文子の額にケチャップを塗りたくる。
術が解除された文子は「なんじゃこりゃ〜!」とビックリ仰天。

 その文子が反撃に転じて、乱丸&みぃ&広田をリング中央に横たわらせると、フェアリーがスキップでグルリと1周。
会場を微妙な空気に陥れた。

 そんな空気をものともしない広田は犬神家で文子をヘッドシザースホイップ。
文子も二ールキックでやり返すと、広田がダウン。
そこに凡女美ィーナスが「先生、大丈夫ですか」と駆け寄る。そこで音楽がミススタート。

 みんながガクリと崩れるなか、気を取り直した乱丸が「最後に一言お願いします」と仕切りなおし。
すると広田は「みんないままでありがとう…」凡女「先生〜」と厚い抱擁。
今度こそはのミュージックスタートで会場を盛り上げた。

 倒れこむ凡女美ィーナスを、フェアリーがステッキーでカバー。
キックアウトされると、山縣のトラースキック、文子のパワーボムが立て続けにヒット。


最後はフェアリーがステッキーでカバー(ステッキポンと命名)。
今度はきれいな3カウントが入った。

ライバルWAVE(15分1本勝負)
△大畠美咲(時間切れ引き分け)藤本つかさ△

 セミファイナルは、マックロコロスケの同門対決がラインアップ。

先に主導権を握ったのは藤本だった。

キャメルクラッチ、グラウンドで攻めこむと、エースクラッシャーで先制に成功。

 大畠もすぐに攻守を入れ替えキャメルクラッチでやり返す。
さらに変形フェースクラッシャー、低空ドロップキックを叩き込むと「このクソババア!」とコーナースプラッシュ。

「クソババア!」と口撃をやめない大畠に、藤本は口をふさいでいく。
精神面で追い詰められた藤本だったが、ここからが強かった。
キックからのクロスフェースロックに、崩れると無道へ。
さらには張り付けドロップキックでカウント2を奪う。

 劣勢の大畠がムチを取り出すと、藤本はボールで応戦。
ボールとムチを入れ替え、ぶつかり合う。
藤本は、大畠の策にはまり、ボールに足を取られて転倒。
ならばと大畠はプランチャ投下。
かわした藤本がお返しのプランチャを成功させる。場外で白熱する両者。
カウント18で同時にカムバックする。

 終了時間が迫ってくるなか、エルボーの打ち合いからロープに走る大畠。
これを藤本はカウンターのドロップキックで攻勢に。
サッカーボールキック、ミサイル弾、そしてビーナスシュートを狙う。

 寸前でかわした大畠はカウンターのバックブロー、ジャーマンSHでカウント2。

 藤本も花マルどっかん。
を切り返すと、ラストチャンスに賭けるが、いずれもカウント2止まり。
藤本はツカドーラで勝負に出るも、大畠に押し潰されて失敗。
最後まで勝負を諦めない両者だったが、無情にも時間切れという結末となった。

WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>GAMI&○中川ともか
(17分28秒、120%スクールボーイ)
桜花由美●&志田光<王者組>
※シダレザクラが初防衛に失敗。
ハタナカヨウコが第7代王者組となる


もともとはノンタイトルとして組まれていたのだが、前日の大女8・14新木場大会でGAMI社長が独断でタイトルマッチに決定。
シダレザクラは急きょ初防衛戦を迎えることとなった。
タイトルマッチということで、畑中葉子さんもハタナカヨウコの応援に駆けつける。

 試合は志田vs中川でゴングを迎えるも、すぐに桜花が加わり、シダレザクラがトレイン攻撃。

 先手を打たれた中川だったが首4の字固めで攻守を入れ替えると、すかさずGAMIが志田にマーライオン。
続いてGAMIはメガホンで強打。フットスタンプで追撃し、中川と交替する。

 志田は竹刀で攻守を入れ替えると、桜花が串刺しビッグブーツで逆襲。
シダレザクラは中川を標的にしていく。

 中川もなんとか自コーナーに帰ると、GAMIがロープからのキックで反撃開始。
シダレザクラをフェースクラッシャーで叩きつけたあと、志田をロープ渡りに連行する。
これは転落してしまうも、後ろから前からを挟んでGAMIがストレッチボム。
さらに目突きからのガミドーラを狙うが、これは志田が読んでいた。

 志田は風車式バックブリーカーで流れを変え、桜花と交替。桜花がクロスフェースで絞り上げると、GAMIはポキで応戦する。
続いてGAMIは投げっぱなしジャーマン。
そして志田を挑発するようにファルコンアロー。
頭にきた志田が竹刀を投げ入れカウントを妨害する。

 逆襲に出た志田はGAMIを竹刀でフルスイング。
桜花がネックハンギングボムで続く。
さらに志田のキックのアシストを受けた桜花がビッグブーツ一撃!

 GAMIもブレーンバスターで一矢報いると、ラリアットで攻勢に転じる。
続く中川がフェースクラッシャー、CRBへ。
サンドイッチ延髄斬りにハイジャック式パワーボムの流れから中川の唸れ豪腕!がサク裂する。

 桜花もハタナカヨウコの誤爆を誘い流れを変える。
合体技シダレザクラから、中川にカカト落としを見舞うが、これはGAMIが滑り込む。
ならばと桜花のタイガーSHに、志田がファルコンアローで合わせていく。
そして桜花がビッグブーツ、志田は魂のスリーカウントと波状攻撃。

 だが、ここでGAMIは桜花に目突き! 
中川のチャンスを作ると、すかさず中川が120%スクールボーイでその期待に応えた。



◎試合後のマイク

GAMI「まいど。ケンちゃん(志田のこと)、中川さんに何本ベルト取られたら気が済むの?(志田が竹刀で襲い掛かる)おい、元チャンピオン。ウチらはレベルが違うんだよ。ウチの中川さんはレベルが違う。120%スクールボーイ、昨日はギブアップで今日は3カウント。レベルが違うんだよ。9月からはじまるタッグリーグ。またチャンピオンとしてエントリーできるな、私ら。レベルが違うんだよ、レベルが。中川さん、この負け犬どもにひとこと言ってあげてください」

中川「とくにありません(シダレザクラが襲いかかる)」

GAMI「知らんのか、このネタ。ネタじゃないけど(苦笑)。
中川さん、また戻ってきましたよ。私たちの腰にベルト。
レベルが違うから、いま誰とやっても負ける気がしない。邪道でも外道でも、殺し屋でも……」

その言葉に反応したクラシックギャルズが乱入。

チェリー「ちょっと待った! いまからウチの渋谷さんがお前らに話がある!!」

渋谷「勝利と疲労に酔いしれているところ悪いけどタッグのチャンピオンにアタシら、いつ挑戦させるの」

GAMI「なんで上から目線やねん! 挑戦させて下さいでしょ!」

渋谷「そのタッグのベルトに、私らクラシックギャルズ、挑戦させてください」

GAMI「人に向かって指をさすなと、習ったやろ!」

渋谷「はい」

GAMI「どうしますか中川さん。ウチらのタッグのベルトにあの貧乏臭い人たちが。
貧乏くさい人が名乗りあげてきたんですけど、人事部長に聞いてみますか」

そこに人事部長の大畠が現れる。
大畠の指示を待つGAMI&中川、渋谷&チェリーだったが、
大畠は「お互いがいいならご勝手に。でも、25日は私もタイトルマッチなので、試合順は私の好きにさせてもらいます。対戦相手の桜花さん。こんなチンチクリンに負けた桜花さん。25日もベルトを失うので、もう一回心の準備しておいてください」とマイク。ちゃっかり自分の試合をアピールして降りた。

 そして本大会を締めたのは殺し屋の渋谷。

渋谷「(ハタナカヨウコは)いろいろ疲れてるんでしょ。その重圧から解放してやるよ。
ベルトも取ってやるよ。軽くしてやるよ。GAMIから取ってやるぞ!」


◎試合後のコメント(クラシックギャルズ)

チェリー「我々クラシックギャルズはいまフィーバーしている。
ベルトに挑戦して流れに乗ってベルトを取りたいと思います」

渋谷「ハタナカヨウコをちょっとした踏み台にして殺し屋、クラシックギャルズブームをもっとフィーバーさせたいと思います。GAMIから。ここが大事」

チェリー「(作戦は)まあいつも通り。殺し屋が覚醒するかにかかっている」

◎試合後のコメント(ハタナカヨウコ)

GAMI「レベルが違うからな。これだけです。
(次はクラシックギャルズだが)まあちょっと渋谷が殺し屋っていうネーミングをつけられて調子に乗っていると思うんですけど、これまで私は足元をすくってきたので、今度もすくってやってやります。彼女たちがベルトを巻くことはありません」

中川「落ちてきている感じですね。問題ない」

ーー渋谷はGAMIから取るといっていたが。

GAMI「アホですね。アホです。まあ言うのはタダなので。
タイムマシン乗れませんから重要オーバーですから、大丈夫です」

中川「自分はタイムマシンは……残念ながらありますね」

GAMI「こっちは中川さんが120%スクールボーイでギブアップ取ります」

ーー桜花の手ごたえはどうだった?

GAMI「桜花の手ごたえよりも志田、ウチらの間ではケンちゃんって言ってるんですけど、前に前に来る人やなと思って。今日はグーパンチされたし、握手のときはヒザ蹴られて、悪いほうの左ヒザをやられた。志田のほうが面白いね。桜花さんは…さほどというかシングルベルトに私が興味ないのでさほど興味はありません。でもシングル王者のくせにフォールを取られたのは情けないかな。波女のほうが勢いありますからね」

ーー今後は人事部長がカードも決める?

中川「いつの間に」

GAMI「いつの間にかそんな感じの人事部長です」

中川「一気に昇格しましたね」

GAMI「契約書かわしたときに人事部長に昇格しましたね」


夏フェスタ'13 〜渚のシンドバット〜・観衆:217人(満員)
2013年8月15日(木) 開場=18:30 開始=19:00〜
会場:東京・新木場 1st RING


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