HOME >> 試合結果に戻る > 大師走’東 13

◎入場セレモニー
2013年最後の東京大会は、超満員のファンが見守るなか、全選手の入場式からスタートとなった。
まずは本日、急きょ欠場となった春日萌花がマイクを握る。

春日「多数のご来場まことにありがとうございます。
先日の大会で試合ではないのですが、私の不注意でケガをしてしまいまして、大事をとって欠場となりました。
こんなにたくさんのお客さん、GAMIさん最後の新木場大会と、悔しい思いがいっぱいあります。
いまは悔しい思いをためて近いうちに復帰します。
そこで爆発しますので応援よろしくお願いします。今日は楽しんでいってください」

続いて出場選手を代表してGAMIが「まいど! 本日はこんなにたくさんお集りいただきましてありがとうございます。
入場式が15分も押してしまいました。山型になるはずの入場式がまったく逆のVになっております。
それがアイスリボンのやり方か!(と先頭の志田を責める)崖のふちのチラシもなんの許可もなく、配っておりました。
本大会5試合、打ち上げWAVEでの人気投票もかなり変わると思います。
みなさん最後まで応援よろしくお願いします」と挨拶をおこなった。


ZABUN WAVE?EASTvsWEST(20分1本勝負)
水波綾&○卜部夏紀(10分38秒、首固め)下野佐和子&山下りな●


年内最後の東京大会のオープニングを飾るのは、ZABUN対WAVEの対戦だ。

今年デビューし、切磋琢磨する卜部と山下だが、意外にも対角線に立つのは、これがはじめてとなる。

序盤は山下が卜部をパワーで圧倒し、水波にもエルボーで向かって行くが、ショルダータックル戦は水波が制す。
すると下野&山下は順番に真っ向勝負を挑んでいき、合わせ技で主導権を握る。

水波もスピアでやり返して、串刺しエルボーからの「フォー!」。
そしてトレイン攻撃で下野に反撃する。

山下&下野も水波をスピアでなぎ倒すと、卜部が山下にドロップキックで助っ人に入る。
ダイヤル固め、ドロップキック3連発をお見舞いする卜部。
さらにエルボーで追い込んでいくも、これは下野が体当たりで妨害。
山下のチャンスを作ると、その山下はボディースラム。ショルダータックルで追撃する。

卜部が逆さ押さえ込みで切り返すと、焦る山下がラリアット!
力でねじ伏せようとする山下だったが、根性だけは負けない卜部が大逆転の首固め!
初勝利を収めたのだった。

◎試合後のコメント

水波「やりましたね。卜部が」

卜部「ありがとうございます。
凄く、デビュー前からも比べられてて、いつもダメな子と言われていたので凄く嬉しいです。
でも、今日の勝ちは勝ちで、いままでの評価が逆転できるわけではないので、いつか正々堂々とやって納得できる勝ち方で3を取りたいと思います」

水波「下野も同じ気持ちだったかもしれないんですけど、2人は初対戦だったみたいで、ZABUN対WAVEというテーマでもあったんで、たぶん私も下野も2人にやらせたかったというのもあるし、私は卜部に取ってほしかったし、下野は山下に取ってほしかったというのがあると思う。
ここで私が山下を取るとかそういうのよりも、せっかくそういう関係である以上、あそこでやりあって切磋琢磨して強くなっていってほしいというのも自分の願いでもあるので、ほぼ最後は自力で取った3カウントだと思っているので、どんだけ強いかもしれない、体力の差あるかもしれない。でも、最終的には諦めなければ、結果はついてくるのプロレスだと思う。
それを卜部が証明してくれたと思いますし、今日勝ってくれたので、私ももっと頑張らないと思いました。よかったです」


チャレンジWAVE(15分1本勝負)
○AKINO(11分52秒、飛びつき腕ひしぎ十字固め)飯田美花●


飯田美花にとってAKINOは「秋の栗ごはん」で組んでいた仲間であり、慕っていた栗原あゆみのさらに大先輩。

“チャレンジマッチ”の一言では言い表せない思いがそれぞれにあった。
しかも飯田のセコンドには府川由美さんの姿も。
飯田大爆発のお膳立ては整っていたのだが……試合の主導権を握ったのはAKINOだった。

試合途中、府川の視線に気づいたAKINOが「メッチャやりにくいんねんけど」と、ペースを乱されると、飯田はチャンスとばかりに反撃に転じ、河津掛け。
そしてコンプリートショットからヒザ十字で捕獲したが、AKINOが切り返し逆片エビ固め。
蹴りを見舞ってコーナーに駆け上がるが、飯田はロープを揺らしてAKINOを転落させると、ミサイル弾を発射。

もう一発!とはならなかったが、丸め込みの連続で追い込む飯田。
だが、AKINOもハイキック、バックドロップで攻勢に転じる。
劣勢の飯田だったが、ヘッドバットからのジャベ・デ・フカワでAKINOをロープに這わせると、すかさず低空ドロップキック。フィッシャーマンSH、ヨーロピアンクラッチ、回転エビ固めといい流れを作る。
だが、AKINOは一瞬の隙をついた飛びつき腕十字でギブアップ勝ち。
力の差を見せつけたのだった。


試合後、AKINOはマイクを握り「飯田! なんで、私が呼ばれたかわかってるのか?
そして府川先輩まで来てくださって、GAMIさんの思いがどんだけあるか、わかってるのか?
試合をこなせばいいのか?
そのために私は呼ばれているのか? 私とやるのは意味があってのことじゃないの?
私は試合を言われて二つ返事でハイと言ったよ。
でも、期待していたことは何も返ってこなかった。お前さ、まわりがどんだけ愛情そそいでいるかわかってる? 甘えてるんじゃないよ。
誰でも上がれるリングじゃねーぞ。何試合あっての、シングル何本あるよ!? それでこのザマか。もうちょっと考えろよ。まわりがどれだけお前に期待してるか。お前がやらなかったら、誰がやってくれるんだよ。もういねーんだからな。守ってくれる奴はいないんだよ。
わかってるだろ?
この4カ月お前も感じてきただろ。次はもっと違う飯田に会いたいです」と飯田を叱咤激励し、リングを降りた。


2014年ギャラアップ権争奪8WAY?サバイバルWAVE
(時間無制限1本勝負)
○旧姓・広田さくら(5分56秒、ふらふらドーン)華名●
※そのほかの選手は、大畠美咲、チェリー、紫雷美央、藤本つかさ
志田光、フェアリー日本橋


全選手がリングに揃うと、広田がダブルヘッダーの華名に向かって「昼間、試合してるのに同じコスチューム着てる奴がいる。不潔やの?、お前」と、めざとく挑発していく。

華名が「売店が…」と言い訳すると、広田はすかさず「今日もいくら稼いできたんですか??」と嫌味ったらしく口撃。
みんなの敵意を華名に向けさせ、全員でのトレイン攻撃が試合開始の合図となった。すかさず藤本が華名をカバーすると、次々と他の選手もカットに入り、カバーを奪いに行く。
勝利者のみがギャラアップのため、壮絶な奪い合いが繰り広げられる。

するとフェアリーが「プロレスはお金ではありません。私が犠牲になりましょう。さあ」と仰向けに寝るが、華名がカバーにいくと、フェアリーが丸めてカウント2。

意外にも腹黒いところを見せる。

パートナー同士の裏切り行為が繰り返されるなか、私たちは違うとばかりに、マッスルビーナスが大畠にステレオ式ミサイルを狙う。
だが、飛んだのは志田だけ。
その志田に、藤本がミサイル弾を放つという、ギャラがかかると、マッスルビーナスすら仲間割れを起こしてしまった。

こうなってくると、誰も信用できない状況。
不穏な空気が流れるなか、フェアリーが「華名さん、アナタの関節技は効きません。さぁ、おやりなさい」と身を差し出すと、華名が遠慮なくスリーパー。
蝶蝶のようにして堪えるフェアリーだったが、華名がぐいっと絞めると落ちそうに…。
華名にギャラをもっていかれてはたまらん!と他の選手が総出でカットに入る。

次々と攻守が入れ替わるなか、広田がチェリーを引き起こそうと前屈みに。
するとファンにあおられた華名が広田にカンチョー!



広田はこれを耐えきると、ときめきメモリアルでリップ ロック。

今度は華名も堪えてみせ、バックブローを放つが、広田はフラフラ?と華名の上に倒れ込み、3カウント。
咄嗟の出来事に誰もカットに入れず、広田がギャラアップの権利を手にした。


◎試合後のコメント

広田「ありがとうございます。誰が予想できたでしょうか。
WAVEさんに上がり始めてから4年たちますが、正直、ギャラアップの交渉したことありません。今年は結婚披露宴興行をやって、来年から家計を支えていきたいと思っていたところでのギャラップにエントリーされ……アナタ?! 勝ったわよ。
来年から家計が楽になるかもしれない。ありがとう ございました。幸せになりたいと思います。

(呼ばれる回数が少なくなるという噂もありますが)
本当ですか? それはぜんぜん聞いてないんですけど、だったら詐欺じゃないですか!
そうなら優勝した時点で、それを条件に付け加えた と思うんですよ。
でも、それもひっくるめてこれがWAVEだということですね…。また家計は火の車ですよ。ありがとうございました」


Dual Shock WAVE?WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組=Las Aventureras>○浜田文子&山縣優(片エビ固め)
GAMI●&中川ともか<挑戦者組=ハタナカヨウコ>
※APクロス。王者組2度目の防衛に成功

よっぽどのことがない限り、この試合がGAMIにとって現役最後のタイトルマッチであり、ハタナカヨウコとしてもラストマッチ。



試合は山縣VS中川でスタート。
早速、GAMIがメガホンで試合に加わり、ダブルを狙って中川がコーナーに駆け上がる。
だが、文子がアッパーで中川を捕らえて場外に落とすと、すかさず山縣がハタナカヨウコ目がけてプランチャでダイブ。
文子に誤爆してしまうと、逆にハタナカヨウコが場外で合体パイルドライバー!
山縣の頭をマットに突き刺し、いい流れを作る。

中川は山縣を首4の字に捕らえると、レフェリーの目を盗んでGAMIがマーライオン。
続いてGAMIはヒザ攻めに移行。
中川もヒザへのドロップキックを見舞うと、GAMIは監獄固めを極める。

山縣はハタナカヨウコの誤爆を誘うと、しっかりGAMIにバッククラッカーでやり返し、ようやく文子と交替となった。
文子は、ハタナカヨウコを相手に大暴れ!
戦況を五分に戻すと、中川にバックドロッ プを見舞い、さらにダブルの攻撃を狙う。
だが、山縣のフットスタンプは文子に誤爆。


すかさず中川が文子をCRBで捕らえたが、山縣が助けに入る。
文子がキックで反撃に転じると、山縣がミサイル弾で追撃していく。

ハタナカヨウコも後ろから前からを放ち、GAMIがストレッチボムに繋げる。
山縣も横十字固めからのクロスフェースでギブアップを迫るが、堪えたGAMIがストレッチマフラーホールドで捕獲。
ここでGAMIは「行くぞ、エルボー!」とコーナーに登るが、文子が足止め。
山縣が雪崩式ブレーンバスターで投げ落とす。

さらに山縣は変形デスバレーボムを放つが、GAMIはキックアウト。
すかさず文子がスピンキックを放つが、GAMIがガードすると、中川が飛び込みGAMIのフォローにまわる。
ロープに走ったGAMIだったが、文子はカウンターのニールキック。
文子は「GAMI、もらったぞ!」とライガーボムを一発。
返されるとムーンサルトを放つが、GAMIも寸前でかわして、逆に雪崩式フランケンシュタイナー、ジャーマンSHと反撃に出る。


ハタナカヨウコのサンドイッチ延髄、合体パイルドライバーからGAMIはガミドーラを予告するが、文子はスピンキックで妨害。
そして、APクロスに繋げる。
中川にカットされると、中川を合体フットスタンプで排除。

改めてGAMIを標的にすると、文子のパワーボムに山縣がミサイル弾で合わせていく。
すかさず文子はスピンキックを放つが、GAMIも目突きからの首固めで逆転を狙う。



山縣が必死に飛び込みカットすると、中川の誤爆を呼び込み、間髪入れずに文子がスピンキック→山縣の変形デスバレーボム→文子のAPクロスと、これでもかと畳み掛けて、GAMIを葬った。
おかげで試合後のGAMIはヘロヘロ状態。

GAMI「まいど。はぁ、はぁ…アンタらな、最後だと思ったらぼろかすに、GAMIさんGAMIさんって名前呼びながら、中川さん助けに来てよぉ…。
YOUたち強いね。君たちやっぱり強いね。いや強かったよ。
その勢いで凡女美ィ―ナス戦もタッグタイトルをかけた…(苦笑)。それが私の最後の遺言です。
凡女美ィーナスをWAVE史上に残る名勝負として、2013年最後のタッグタイトルにしてください。これで心置きなく、引退しようと思います。じゃあ、ちょっと立てるかな…。イタタタタ、さすがにね、1日2試合でタイトルマッチとか組むもんじゃなかったねぇ。
華名大社長も今日、2回負けてたけど、私の2回負けと彼女の2回負け、似てるような気がします」と息絶え絶えながら、二上美紀子として認定証を読みあげた。



すると文子もマイクを握り、「自分たちチャンピオンとしての試合でしたが、我々は違う気持ちで闘いました。なぜなら自分が日本に戻って来て、また日本で試合できたのかはGAMIさんのおかげだと思っています。GAMIさんが呼んでくれなかったら……。
また山縣優と再会して、ZABUNに入って2年目になったんですが、やっとこうやって組めるようになって、自分も山縣も同じ気持ちですけど、今日は違う気持ちでリングにあがりました。
アルシオンという団体に入って、最初に付き人として付いた人がGAMIさんでした。
クソGAMI、クソGAMIといろんなこと思ってきましたけど、感謝しております。
GAMIさんが引退しても、この団体を選んだ以上は、どんだけ怒られても、どんだけ呼び出しされても、私はこの団体をアゲたいと思います。これからもよろしくお願いします」

GAMI「あそこ見てみ。植松おばちゃん泣いてるで。でもお前、何発パワーボムした?
何発、スピンキックした? ありがとうございました。
感動的なシーンでしたが、大阪のタイトルマッチは私の権限で本当にやってもらいます。
きっとWAVE史上、凄まじい試合になると思います。みなさんもお時間あるようでしたら大阪まで見に来てください」


Regina di WAVE?WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負
<王者>○桜花由美(18分25秒、片エビ固め)渋谷シュウ●<挑戦者>
※ビッグブーツ。初代王者4度目の防衛に成功


WAVEの東京大会を締めくくるのは、この1年間、Reginaとしてベルトを守り抜いた桜花と、殺し屋ブームを巻き起こした渋谷だ。
2013年のWAVEを盛り上げた2人が対峙することになったのは、ある意味、必然なのかもしれない。

まずは勢いに乗る渋谷が黄色のNEWコスチュームで登場。
この試合への思いが伺える。
そのあとRegina桜花が堂々の入場で、新木場の雰囲気をピリッとさせた。



立ち上がりはスピーディーながらも相手の様子を伺う展開が続く。
渋谷がカサドーラに、低空DDTと徐々にペースを握ると、キャメルクラッチで絞り上げる。

桜花も払い腰からネックハンギング・スープレックスへと繋げて、串刺しビッグブーツ、カカト落としで攻守を逆転。
そして逆エビ固めに捕らえると、慌ててロープに逃れる渋谷。すぐさま桜花は串刺しビッグブーツで追い討ちをかける。

渋谷も串刺しエルボーからスイングDDTを狙うが、桜花が放りなげると、渋谷はエプロンに着地。

ならばと桜花はロープを挟んでのブラディーEXを極める。
渋谷もロープ越えの回転エビ固めでリングに戻って、DDTで反撃。
すぐさま桜花はブラ下がりブラディーEXに捕らえたが、渋谷も脱出。
エプロン上での攻防から、渋谷が場外DDTを放つ。

リングに戻るとミサイル弾で追撃。
続くノーサンライトSHはカウント2。
さらにロープに走ったが、桜花もカウンターのネックハンギング・スープレックスからビッグブーツ。
ダビング・クロスボディーを投下する。
返されるとクロスフェース、変形ブラディーEX。
ハーフダウンの渋谷にカカト落としをお見舞い。

渋谷のエルボー、桜花のビッグブーツのラリーから、桜花がぶっこ抜きジャーマン!
返した渋谷もスタナーを見舞う。両者ダウンとなったが、桜花が先に立ち上がりビッグブーツを狙う。
かいくぐった渋谷がスイングDDTでマットにグサリと突き刺すと、タイムマシンにのってで丸めるが、これはニアロープ。

ラッキーだった桜花はネックハンギングボム、垂直落下ブレーンバスターと攻撃を続ける。
渋谷も一瞬の隙をついてもう一度、タイムマシンに乗車させるが、ギリギリで返した桜花がビッグブーツ、投げっぱなしタイガースープレックス、ビッグブーツと怒濤の反撃を見せ、王座を防衛したのだった。



マイクを握った桜花は「4度目の防衛に成功しました。ありがとうございます。渋谷!
アタシ、アンタに殺されかかったわ。渋谷、2013年は本当にアンタは成長したと思う。
そして殺し屋ブームもきっと来年も健在だと思う。
なので、私がずっとベルトを防衛し続ける限り、もう1回防衛戦で当たりましょう。ありがとうございました。
本当に勝てたのは応援してくださる皆様のおかげだと思います。ありがとうございます。
防衛できたので、ZAN1の1位と試合しますので、ぜひご覧になって帰っていってください」と締めくくった。



◎試合後のコメント
桜花「苦戦しました。やっぱり渋谷とは、シブがデビューしてからJDってところで一緒で、一回ケガしていなくなったりして離れたんですけど、やっぱりアイツは手の内知ってるし、私もアイツの手の内知ってるけど、やっぱりすばしっこい。
本当にいろんなDDTで首が無理だと思いました。結構食らって、クラクラしています。

(一番苦戦した試合?)
そうですね。若干、試合をする前は不安だったんです。渋谷は殺し屋だけで人気あるのか、ちゃんと実力があるのか試してみたかった。
今日やってみて、殺し屋というネームだけじゃなくて、相手を殺す武器を持っているなと思いました。
もっともっと彼女が磨いたら本当に危ないと思います。

(最後の防衛戦が終わったが)
2013年ベルトを防衛して、ベルトを持ったまま2014年を迎えられるか、凄く不安だったんですが、防衛できたのでいい年越しが迎えられると思います。

(次のチャレンジャーが決まるが)
正直、GAMIさんしか人気投票の結果を知らないんです。選手みんなドキドキです。
私でさえ、ベルトを持ってても名前がなかったら、私はぜんぜん期待されてないチャンピオンなんだなということなので、次のZAN1の優勝者と闘いたいと思います。
あーでも、私ZAN1クイーンにもなりたい!

(やりたい選手いる?)
やりたい選手いまいるんです。
なので私がもし優勝したら、そのやりたい選手をあげたいと思います。
珍しいかもしれない。意外だと思います


『打ち上げWAVE』 観衆234人
12月15日(日)東京・新木場1stRING


去年に引き続き打ち上げWAVEでは「ZAN1」を開催。まずはGAMIが概要を発表する。

GAMI「ネット投票は1700ほどありまして、去年を上回る投票でした。
このあとじゃんけんをやりまして、勝ち50点、相手が30点、負けが5点となります。
まず全員と私がじゃんけんしてマックス5人まで絞ります。
大勢のなかで負けた人は、じゃんけんの得点はなしです。
これに会場投票を足して、総得票数の発表となります」

このあと前年度1位の大畠からチャンピオンベルトの返還がおこなわれ、いよいよネット投票の結果発表へ!


【ネット投票結果】

 20位=(6票)浜田文子

 18位=(12票)山縣優、山下りな

 17位=(14票)フェアリー

 16位=(15票)華名

 13位=(20票)松本浩代、中川ともか、飯田美花

 12位=(27票)下野佐和子

 11位=(45票)桜花由美

 10位=(49票)卜部夏紀

 9位=(61票)チェリー

 8位=(62票)志田光

 7位=(66票)渋谷シュウ

 6位=(76票)水波綾

 5位=(78票)星ハム子

 4位=(136票)藤本つかさ

 3位=(155票)春日萌花

 2位=(157票)紫雷美央

 1位=(159票)大畠美咲



第2ステージはGAMIとのじゃんけん大会。集団じゃんけんで勝ち進んだのは、春日、飯田、山縣、広田、チェリーの5人だった。
広田はネット投票が5票で圏外だったが、じゃんけんで勝ち50点獲得。
続く山縣はアイコで30点。
3人目の飯田も勝って50点を加算した。
だが、チェリーと春日は負けてそれぞれ5点ずつの追加にとどまった。



最後に会場投票がおこなわれ、集計タイムへ。
結果を待っている間に、文子&山縣VS大畠美咲&水波綾の遺恨マッチのゴングが打ち鳴らされた。


時間無制限1本勝負
○浜田文子&山縣優(14分56秒、片エビ固め)大畠美咲&水波綾●
※APクロス


突如、沸いた浜田文子&山縣優によるWAVEの若手批判。
これに立ち上がったのが大畠美咲と水波綾だった。
犬猿の仲の大畠と水波が組むのだから、かなりの覚悟が伺える。

Las Aventurerasが入場するなり、その大畠&水波が奇襲をしかけて、場外戦でスタート。ゴングが慌てて鳴らされた。
水波は文子を連れ戻すと、トレイン攻撃。
大畠がスイングDDTを放ち、ムチ連打。

逃げることなく、受けた文子は「これ反則じゃん」と冷静に奪うとムチでフルスイング。
文子は思う存分叩いたあと「お前もやるか?」と山縣に渡すと、山縣も大畠を挑発するようにムチでぶっ叩いていく。
その冷酷な対応に会場が静まり返る。

再び文子が出て行き、大畠と力比べ。
パワーで圧倒してみせ、山縣と交替する。
山縣はカウンターのトラースキックを放って、文子と交替。
文子はロメロスペシャルで絞り上げる。
山縣は大畠を張りつけにしてチョップ、ボディブローをお見舞い。


大畠もドロップキックを見舞うが、山縣はロープにしがみついて回避。
チョップ合戦のあと、大畠はブレーンバスターをDDTに切り返して水波とチェンジする。

水波は山縣に串刺しスピアを見舞うと、大畠がミサイル弾で続く。
3発目は山縣もかわしていくが、大畠も食らいついて水波と交替する。

水波はパワースラム、ダイビング・ラリアットと攻勢に。
文子にもエルボーを小刻みに放つと、文子も応戦。
激しいラリーが繰り広げられるなか、文子がロープに走る。
これを水波はカウンターのスピア。
そして、大畠のダイビング・ボディプレスを挟んで、水波が裏投げ。


さらに大畠のバックブローから、水波のドラゴンSHが決まるがこれもカウント2。
水波のダイビング・ギロチンドロップは文子もかわす。

逆襲に出た文子はパワーボムの体勢。堪えられると、張り手、トラースキック、延髄斬りと攻勢に出る。
そして合体パワーボムから文子が念仏パワーボム。
これをカウント1でキックアウトした水波だったが、文子にしがみついて立つのがやっと。

それでも水波は裏投げを放つ。
だが文子は「お前の気持ちはこんなもんか」とすくっと立ち上がる。
そして両手を広げて「逃げてないよ。ここにずっといるよ。さっきGAMIさんに約束したんだ」と受けてたち、キックでお返し。
カウント2で水波を引き起こすとAPクロスでダメ押しした。


試合後、文子は「こんなもんなんだ。大畠に言われたように、リングで起きたことはリングで片付けました。試合のなかで言ったけど、私はここにいる。イヤなことがあっても、このクソ社長と言うけど私はこのリングを選んだんだ。お前らにはもう甘くない。だてに10何年やってきたわけじゃない」とマイク。

すると大畠も「別に甘くしてくれなんて頼んだ覚えはない! 私はコイツじゃなく、美央とお前らのベルトはがしてやるから覚悟しておけ」と応戦。
敗れた水波に「一人で立てよ! 手、借りてんじゃねーよ」と当たり散らしてリングを降りた。


◎投票結果

GAMIが入れ替わるようにリングに戻り、何事もなかったかのように総合得点の結果発表に移る。


【総合得点】

 20位=(会場5票)総合39点・フェアリー日本橋

 19位=(会場8票)総合52点・山下りな

 18位=(会場6票)総合57点・下野佐和子

 17位=(会場11票)総合61点・浜田文子

 16位=(会場3票)総合70点・旧姓広田さくら

 15位=(会場1票)総合83点・星ハム子

 14位=(会場9票)総合87点・山縣優

 13位=(会場14票)総合90点・中川ともか

 12位=(会場17票)総合130点・桜花由美

 11位=(会場26票)総合145点・華名

 10位=(会場18票)総合156点・チェリー

 9位=(会場20票)総合176点・水波綾

 8位=(会場24票)総合182点・志田光

 7位=(会場38票)総合239点・卜部夏紀

 6位=(会場39票)総合265点・飯田美花(5位)

 5位=(会場48票)総合306点・渋谷シュウ(4位)

 4位=(会場38票)総合326点・藤本つかさ(6位)

 3位=(会場49票)総合402点・紫雷美央

 2位=(会場52票)総合420点・春日萌花

 1位=(会場61票)総合464点・大畠美咲


以上のネット投票、じゃんけん、会場投票の集計の結果により、2013年のZAN1クイーンも大畠美咲に決定。
2連覇を達成した大畠は、泣きながらのベルト授与式となった。


大畠「たくさんのご投票ありがとうございました。
今年は7月に波女になったりして自信をつけたつもりだったんですけど、そのあとのタッグリーグも成績がイマイチで、タッグタイトルしても負けてしまったりとか、またちょっと揺らいできてた部分があったんですけど、私はこれをただの人気投票だと思ってなくて、これからの私へのベルトを取ることへの期待値だと思っているので、みなさんの応援を胸にこれからも頑張っていきます。よろしくお願いします」


GAMI「人妻の奇跡もみれました。今年もいい年だったと思います。
こんな茶番劇といいますか。茶番じゃない×2!
ネット投票の集計に6時間かかりましたよ。来年もやる? やりま しょう! 来年もやりましょう。
そして、大畠美咲がV3を達成するのか、渋谷シュウが殺し屋パワーでいくのか、それともフェアリーがみなさんに魔法をかけてしまうのか。
また来年も見所満載でWAVEお送りしたいと思います。
2013年どうもありがとうございました。2014年もよろしくお願いします」

そして最後は、ZAN1クイーンの大畠が「これがWAVEだ!」で2013年の東京大会を締めくくった。



◎大畠コメント

大畠「正直、中間発表で1位になった時点で、逆転されるかなと思ったんです。
私が1位だからと安心して、美央とか、つっかとか、春日とかにいれるのかなと思ったんですけど。会場投票も1位だったみたいで。
じゃんけんは負けてしまったんですけど、これはみなさんにいただいたクリスマスプレゼントだなって思います。


(ZAN1とは)
凄く特別ですね。このベルトは、このベルトを本物にしないといけない。
それがみなさんの期待だと思っているので、次ベルトを取ります。


(去年と)
同じくらい嬉しいです。去年のZAN1はバトルがあって、自分の力も使えたんですけど、今年はみなさまの票のみで優勝できたので、それだけ期待されてるんだなってうれしく思います。
プレッシャーには感じないです。


(桜花は?)
何回か防衛してると思うんですけど、私の中には絶対王者というイメージはなくて、いままでの防衛戦、全部みたことないけど、私が一番追いこんでいたと思うし、私が一番近い防衛戦に近いと思う。最近当たってないので徹底的に研究したいと思います。絶対取りたいと思います」

大師走・東’13・観衆315人(超満員)
12・15(日) 開場17:00・開始17:30 新木場1st RING


Copyright (c) ProWrestling WAVE & KENTASTY All rights Reserved.