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公開記者会見



大会前に公開記者会見がおこなわれ、二上美紀子社長がリングへ。
7・27後楽園大会のカード、ならびにファイナリストに残った全8選手が意気込みを語った。



◎TSUYAYAKAブロック3位=大畠美咲
大畠「TSUYAYAKAブロック3位の大畠美咲です。私はもちろん連覇を目指しているんですけども、今回、初戦が藤本つかさということでいつも組んでいて、今日も組んで凄くやりにくくて……。でも対策も練りやすい相手だと思っているんですけど、凶器を持ってしか当たったことがないので、正々堂々(と闘うの)は今回がはじめてなので、試合が終わったあとも、正々堂々と。私が勝ち上がるつもりですが、勝っても負けても恨みっこなしで全力でいきたいと思います。つっかがよく言っている団体力でくるのであれば、私はファン力ということで。ZAN1も2 連覇してますし、お客さんの期待値が高いのは私だと思うので、その応援を力に変えたいと思います」

◎ADEYAKAブロック3位=中川ともか
中川「トーナメント1回戦で松本と当たることになってしまったんですけど、みなさんご存じの通り、自分にとって最後の波女のチャンスなのでこのチャンスを絶対につかんで初戦、松本に勝って決勝で大畠と当たりたいと思います。最初の記者会見の時には言えなかったんですけど、12月4日に引退興行をやって、アメリカで最後の試合をやりますので、その100万円でアメリカ全土をまわりたいと思います。100万円、絶対取りたいと思います。応援よろしくお願いします」

◎TSUYAYAKAブロック2位=松本浩代
松本「破壊する女・リアルレインメーカーこと松本浩代です。私がWAVEに今回、参戦することを決めたのはシングルのベルトを取ること。今もその気持ちは変わっていません。リーグ戦の最中、全部雨でした。それも運。運も実力のうちということで、いま勢いは私にあると思います。今年、シングルのベルトをしっかり取って結果を残すこと、これが今の私が目標としていることなので、しっかり叶えて波女になりたいと思います。そして波女になった暁には波女を雨女に変えたいと思います。よろしくお願いします」

◎ADEYAKAブロック2位=藤本つかさ
藤本「ADEYAKAブロック2位の藤本つかさです。ぶっちゃけ大畠美咲とは仲が良いです。いまさらこの技をこうしてとか、お互いわかりきっていることですし、どっちが腹黒とかどうでもいいと思っています。この勝負はどっちが冷酷になれるかに尽きるので、自分は大畠美咲に勝って、優勝して、その先を見据えているので、それを実現したいと思います」

◎TSUYAYAKAブロック1位=志田光
志田「TSUYAYAKAブロック負けなし、ぶっちぎり1位の志田光です。私の目標は(太い腿にマジックで書きながら)もちろん優勝ではありますが、さらに桜花さんの持つベルト、フリーになって最初のシングルのリーグ戦、私のプロレス人生を占うものだと思っています。必ず優勝して、ベルトを取って、そこまで無敗で突っ走りたいと思います」

◎ADEYAKAブロック1位=桜花由美
桜花「ADEYAKAブロック1位の桜花由美です。今回、このトーナメントはシードということで、大畠vs藤本の勝利したほうと対戦することになりますが、そのどちらかと対戦をし勝利し、逆のブロックの勝利した選手と対戦し勝利し、自分が波女になって次のタイトルマッチの逆指名をしたいと思っております。私の心のなかではこの人とやりたいという人がいるので、波女になったら発表したいと思っております」

◎ヤングブロック決勝戦
夏すみれ
「自分が決勝という形に残れたのは不戦勝という形でポイントがついたり、他の選手のシングルの結果次第で上がれたりとか、運だったり奇跡と言うか、その流れでここまでこれたので、最初は実感がわかなかったんですけど日が近づくにつれて自分のなかでも欲が大きくなっています。小波女という称号も欲しいし、50万円も欲しいです。絶対に50万円の賞金をゲットしてみんなでおいしいお肉を食べたいと思います」

小林香萌「ヤングブロック決勝までなんとかこぎつけました小林香萌です。ありがとうございます。もちろん優勝するぞという気持ちで挑んだんですが、正直ここまでこれると思っていませんでした。自分のなかでは世羅さんに勝てたのが一番の自信になりましたし、デビューしてから約1年間負け続けて、基礎的なことを繰り返して練習し続けてやっと結果が出せたと思っています。世羅さんに勝てたからには夏さんにはリーグ戦で一度、勝ちましたけど、それをウソと言わせないために優勝したいと思います」

 全員による写真撮影のあと、二上社長が7・27後楽園の決定カードを下記の通り発表。
決勝に進出できなかった4選手は3位決定戦に進むほか、超目玉カードとして、ヤンキー二丁拳銃(木高イサミ&宮本裕向)のDUAL SHOCK WAVE挑戦を正式発表した。
また、DUAL SHOCK WAVE次期挑戦者決定戦も同日に開催。
クラシックギャルズ(渋谷シュウ&チェリー)のエントリーが決まっており、二上社長は「本日、ホールに参戦する選手がたくさん出場していますので、その中からアピールしたチームをここに組み入れていきたいと思います」とまだカードが発表となっていない選手たちに向け、アナウンスした。決定カードは以下。

「CATCH THE WAVE2014最終戦〜波女決定決勝トーナメント〜」
★7月27日(日)東京・後楽園ホール(12:00)

▼CATCH THE WAVE YOUNGブロック決勝(時間無制限1本勝負)
夏すみれvs小林香萌

▼CATCH THE WAVE決勝トーナメント準々決勝(時間無制限1本勝負)
大畠美咲vs藤本つかさ

▼CATCH THE WAVE決勝トーナメント準々決勝(時間無制限1本勝負)
中川ともかvs松本浩代

▼CATCH THE WAVE決勝トーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
桜花由美vs(大畠対藤本の勝者)

▼CATCH THE WAVE決勝トーナメント準決勝(時間無制限1本勝負)
志田光vs(中川対松本の勝者)

▼CATCH THE WAVE決勝トーナメント決勝(時間無制限1本勝負)
▼CATCH THE WAVE3位決定戦(時間無制限1本勝負)
※決勝進出できなかった4選手による4WAY形式。オーバー・ザ・トップロープあり。

▼コミカルWAVE(20分1本勝負)
救世忍者・乱丸&ハイビスカスみぃvs華名&X

▼DUAL SHOCK WAVE?WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>浜田文子&山縣優vs木高イサミ&宮本裕向<挑戦者組>

▼DUAL SHOCK次期挑戦者決定戦(20分1本勝負)
渋谷シュウ&チェリーvs未定

※その他の参戦選手=春日萌花、飯田美花、紫雷美央、下野佐和子、フェアリー日本橋、山下りな、木村響子、旧姓・広田さくら。なお出場予定だった世羅りさは欠場となる。



続いて春日萌花が呼ばれ、WAVE7周年記念大会8・24新宿の欠場が発表された。

春日「以前から気象予報士という国家資格に挑戦しております。
今回の試験を見送ると1からやり直しになりますので、今回、周年大会と重なってしまったんですけど、本当に残念なんですが、周年大会をお休みさせていただきまして、受験のほうに行かせていただきます。
前日のwaveLous、そして8月24日の夜のパーティーに関しては出席、出場をさせていただきます」

 さらに二上社長は、飯田美花、下野佐和子、フェアリー日本橋、夏すみれ、山下りなを主体とした「YOUNG OH!OH!」を毎月、埼玉・レッスル武道館で開催していくことを発表。

二上社長「今年のヤングブロックを独立枠でやったんですけど、これからの女子プロレスの未来はこの人たちにゆだねられているのかなと思いまして、ヤングはヤングで、若い者同士で若い者にしかできない場をもう少し設けてあげたほうがいいのかなと思いました。
まったくおばさんの出ないヤングだけの大会にします。
今、5人発表しましたが、ウチには練習生の長浜もいます。
来年も新人さん増えてくると思うので、女子プロレスの新人さんはまだまだ出てくると思うので、その人たちのための大会にしていきたいと思います。
とりあえず飯田と下野はまだ4年目ということで若干ヤングかなと思ったのでここに入れました。
若い世代を若い飯田と下野で引っ張るようなそんな役割をしてくれたらなと思います。
毎月やっていきますので、蕨のほうに足を運んでください」

 なお、現在決定している日程は、9・26、10・24、11・21の3大会でいずれも午後7時30分試合開始となっている。チケットは、SRS&スーパーシート4000円、自由席2000円。
当日は各500円増となる。

 最後にV★パラダイスからの告知が行われ、7・27後楽園大会で、スカパーチューナー無料キャンペーンの実施が発表された
。この機会に申し込むと、チューナーとアンテナの取り付け工事までが0円で済むとのこと(特製ポートレート付き)。


スクランブルWAVE(20分1本勝負)
夏すみれ&○華名(9分41秒、腕固め)
志田光&山下りな●

記者会見のシリアスムードをかき消すように志田&山下、華名&夏が華やかにリングイン。
開始早々、華名と志田が真っ向勝負を繰り広げ、会場を盛り上げる。
華名がヒップアタックで先制していくと、尻職人・志田も同じ技で応戦する。
相打ちに終わると、華名は夏を送り出す。



 しかし、このタッチで流れは志田&山下へ。
夏が捕まりローンバトルを強いられる展開となる。
勢いに乗る志田&山下はツープラトン攻撃を狙っていくが、見かねた華名が助けに入る。

 山下vs夏の場面。山下のエルボードロップをかわした夏がドロップキックを連発していく。
山下がキックアウトするとエルボー合戦に。
夏のダイヤル固めから華名がキックで追い討ちをかけると、山下は真っ向から受けて立つ。



 山下の挑発的な態度に感化された華名はワキ固めでギブアップを迫るも、志田がカットに入り串刺し攻撃で形勢逆転。
すかさず山下がバックドロップで続いたがカウント2止まり。

 華名もバックスピンキック3連発からカバーにいくが、これも志田にカットされてしまう。
ならばと山下を腕固めで捕獲。
今度は夏がしっかりと志田をディフェンスすると、山下はギブアップするしかなかった。


メモリアルWAVE?中川ともか引退ロード1(15分1本勝負)
○中川ともか(8分36秒、120%スクールボーイ)春日萌花●

2014年12月に引退が決まった中川ともかの引退ロードが今大会からスタート。
WAVEにおける第1弾はひげ部としてタッグチームを組んでいた春日萌花との対戦となった。

“唸れ豪腕封じ”に出た春日は腕を集中攻撃。
ブラ下がり腕十字にミサイル弾、アームブリーカーとピンポイントで攻めていく。



 腕にダメージを抱えながらも中川はフィッシャーマンで反撃し唸れ豪腕を狙う。
だが、これを切り返した春日が腕十字へ。

 さらに春日は変形ダブルリストアームサルトを放っていったが、カウント2。
すぐさまお嬢様クラッチで丸め込もうとするも、切り返した中川が低空キックに唸れ豪腕! 
しかしながらカバーにいけない。

 ここで春日はチャカチャカで丸め込む作戦に出るが、逆に中川が120%スクールボーイでクルリと丸め込み逆転勝利を収めた。


チャレンジWAVE(20分1本勝負)
浜田文子&○山縣優(12分3秒、クロスフェース)
つくし●&小林香萌

アイスリボンの現役高校生レスラー・つくしが久しぶりにWAVE参戦! 
DUAL SHOCK WAVE王者のLas Aventurerasに、小林香萌と組んで立ち向かう。

 試合前の握手から、つくしが存在感を発揮する。
文子の握手を張り手で返すと、ファンからは驚嘆の声が漏れる。



 そのままつくし&小林が先制して、つくしがお転婆ダッシュを繰り出すが、文子もカッとなりお転婆ダッシュ返し。
苦しみながらも反撃のチャンスを伺うつくしは文子のフットスタンプをかわすと、「あげるぞ!」とボディースラムの体勢。
あがらないとわかると、即座に切り替えパロスペシャル。
さらには張りつけドロップキックをお見舞いする。

 つくしの若さ溢れるファイトに文子も疲労困憊、山縣に対戦を譲る。
そこにこれまた若い小林がドロップキックで突っ込んでいったが、全部受けきった山縣がボディースラム!
文子もボディースラムで続いて、ダブルのドロップキックを放つ。

 巧みなタッチワークで小林をいたぶるLas Aventurerasだったが、小林も文子にエルボーで反撃。
ランニングエルボーは弾かれてしまうが、すぐにショルダータックルを放つ。

 すべて受けきった文子は山縣を呼び入れ連係を繰り出す。
一気呵成に攻め込もうとしたが、つくしが人工衛星式コルバタで小林をアシスト。

 チャンスをもらった小林だが、次に繋げることができない。
逆に山縣の低空ドロップキックを食らってしまう。
それでも山縣のブレーンバスターを首固めに切り返すと、低空ドロップキックに、グラウンド式ムーンサルトプレスを投下する。

 続くつくしはドロップキックにエルボー連打。
カウンターのドロップキックから再びエルボーを放って行ったが、山縣も同じくカウンターのドロップキックで迎撃しクロスフェースで捕獲する。

 なんとかエスケープしたつくしは小林とのダブルのドロップキックで文子を排除する。

 コーナーに登ったつくしだが……文子が足止めしてアイコノクラズム! 
山縣のニードロップ、文子のムーンサルト、山縣のフェースクラッシャーと畳み掛けたが、これは小林が滑り込みカット。

 ならばと山縣はもう一度、クロスフェースでガッチリ捕獲。
なんとか助けに入ろうとする小林だったが、今度は文子が鉄壁のガードで守りきると、つくしは堪えきれずにギブアップの意思表示……。
善戦むなしい敗北となった。


シークレットWAVE(15分1本勝負)
飯田美花(3分55秒、腕ひしぎ十字固め)
栗原さくみ(旧姓・広田さくら)

前半戦のトリは、CATCH THE WAVEで大活躍したあでやかの広田とつややかの飯田の対戦。
この試合、キャッチの期間中、コミカルを封印していた広田の溜まりに溜まったコスプレ魂が全開することに……。



 現れたのは、飯田の師匠・栗原あゆみのコスプレをした広田さくらだった。

 飯田の前に立ちはだかった広田は「飯田、CATCH THE WAVE頑張ったみたいだね。ご褒美で一日復帰したよ」と声をかけると、飯田は嬉しさのあまり(?)すがりつく。
飯田の気持ちを受け止めた広田は「でも試合じゃ容赦しないぞ。はじめてください」とゴングを要請した。

 開始早々「1回も受け身取る気ないから」と宣言する広田だったが、まっすぐな飯田は串刺し攻撃に早速フィッシャーマンSHと容赦ない攻め。
さらには栗原に伝授された低空ドロップキックで突っ込んでいったが、さすがに広田も読んでいた。

 広田は「飯田、まだまだだな。本家本元を食らえ!」とお返しの低空ドロップキックを放つが、飯田もかわしてミサイル弾で追撃。

 広田も「19年間練習してたドロップキック一発食らえ!」とやり返してコーナーに登る。
飯田が場外に逃げると、ファンはプランチャを要求するが、これが見事に失敗……。



 リングに戻った広田は裏投げと見せかけて、耳へのときめきメモリアル。
不意をついたつもりだったが、飯田が張り手からの腕十字を極めると、広田は早々にギブアップ。
栗原のウイークポイントである鎖骨を守るためにギブアップしたようだが、なんと反対であることが判明!? 

 マイクを握った飯田は「反対の鎖骨だぞ! 栗原さん!! イヤ、栗原さんのことはいいんです。広田さん! 広田さんのリーグ戦見てました。凄かったです。自分と広田さんがCATCH THE WAVEのMVPだと思っているんです、それなのに、決勝トーナメントに進めず、まだカードも決まっていません!! 自分たちがタッグ組んだらいいと思う」とまさかのタッグ要請!?

 会場は「栗ごはん」の復活ムードに沸いたが、二上社長が「シリアスな広田さんでお願いします」とピシャリ。
急成長の飯田と、崖っぷち広田が急造タッグを組み、DUAL SHOCK WAVE次期挑戦者決定戦に進むことが決定した。



◎バックステージ
飯田「CATCH THE WAVEを見ている人ならわかると思うんですけど、ここが組んだら絶対だと思います」

広田「いつから考えていたの?」

飯田「こないだの新宿FACEの時に自分と広田さんはスピンオフでやったじゃないですか。
その時に」

広田「飯田はいいかもしれないけど、私はアレ本当にギリギリだったからね。
だからダメかもしれない」

飯田「こっからですよ!」

広田「シリアスばかり良かった良かった、頑張った頑張ったって言われてさ。
いつも頑張っとるがな。コミカルだって、命かけてやってるっちゅーねん、こっちは。
まあ、そういう評価を頂けるのはありがたいことですよ。
でも、コレ栗ご飯でやっちゃいけないんでしょ?」

飯田「栗ご飯は大事な思い出なんで」

広田「ちょっと汚したみたいな言い方やめてくれる? これ次期挑戦者なの?」

飯田「これってあとが決まってるんですか?」

広田「(相手がクラシックギャルズと聞き)じゃあ大丈夫かもね。なるほどね」

飯田「こっちは旬ですよ」

広田「本当に何かが起こっちゃうかもね」

飯田「本当にホールで勝って次期挑戦者になって、その次ベルト……」

広田「1×1が無限になるかもよ」

飯田「だっさいです(笑)」

広田「うっさいな。それくらい頑張るぞってことでしょ。

(チーム名は?)さくらご飯で」

飯田「さくらご飯? ダ、ダサいですね(笑)」

広田「さくらご飯でいいじゃん!」


スクランブルWAVE(20分1本勝負)
紫雷美央&大畠美咲&○藤本つかさ
(13分55秒、ツカドーラ)渋谷シュウ●&チェリー&木村響子

公式戦が終わったこともあり、クローズが久々集結。早速、渋谷を標的にすると、串刺し攻撃で先制に成功する。
大畠と藤本が波女の決勝トーナメント1回戦で当たるため、チームワークが不安視されたが、杞憂だったようだ。



 一方、クラシックギャルズ&木村は正拳突きの競演でファンを味方につけると、ダブルのサソリ固めへ。
その中央では木村がカナディアンバックブリーカー! 
即席のわりにはコンビネーションはバッチリだ。

 勢いに乗る渋谷は大畠にモンゴリアンチョップをお見舞い。
チェリー→木村とかわるがわる大畠を痛めつけていく。

 大畠が逃げ帰ると、美央&藤本の逆襲がスタートする。
美央のフロントネックロックに苦しめられた木村だが、ぶっこ抜きブレーンバスターで脱出してみせる。
ならばと美央は工事用ライトを持ち出すが、木村にすごまれ手も足も出ない。
仕方なく真っ向勝負を挑んでいった美央は延髄斬りを放つ。
木村もすぐにビッグブーツでやり返してチェリーに繋ぐ。



 美央は女郎蜘蛛で捕獲するが、渋谷に助けられたチェリーは美央の髪の毛をむしり抜く。
そして大畠にはボディーブローに大外刈りをお見舞いする。

 大畠のピンチに藤本がサッカーボールでカットに入るが、なんとこれが誤爆。
1週間後に波女トーナメントで対戦する2人の間に不穏な空気が流れたが、ここはチェリーが2人まとめてネックブリーカードロップで飛び込んで軌道修正。

 我に返った大畠も「このクソババア!」とダイビング・ボディーアタックで反撃すると、チェリーもカウンターのブレーンバスターホールドでカウント2。

 続いて渋谷が「このクソガキ!」と大畠をミサイル弾で吹っ飛ばすと、藤本がかわりに出て行く。


すぐさまクラシックギャルズはサンドイッチラリアットで迎撃。木村も変形リバースゴリーで続く。

 このチャンスに渋谷は藤本にタイムマシンを狙っていくが美央がカット。
もう一度、渋谷はタイムマシンを狙うが、切り返した藤本がツカドーラで3カウントを奪取、逆転勝利を収めたのだった。




 試合後、大畠と藤本の間に不穏な空気が流れたが、もっと危機感があったのは美央だった。
後楽園大会のカードが決まっていない美央は、同じくカード未定の木村に「私たちはある一点で一悶着あった点で、利害がなんとく一致してるんじゃないでしょうか」とタッグを要請。

 木村が張り手からの握手で応じると、二上社長も「利害は一致してます。ホールまでに仲良く、まずはLINEの交換からです。次期挑戦者枠でいいですか」と出場を決定。
この結果により、タッグ王座次期挑戦者決定戦は、クラシックギャルズ、広田&飯田、美央&木村による3WAY形式で争われることとなった。



◎バックステージ

美央「(あまり接点のないタッグだが)そこらへんはお客さんも察していただけたら……って」

木村「ないよね」

美央「ないという体で……。でも息がというか利害が合うんじゃないかなって思って誘ってみたらのってくれたんですよね?」

木村「まあベルトですからね」

美央「狙うんだったら誰とでもいいみたいなハングリー精神みたいなとこでね!」

木村「誰とでもいいってわけじゃないよ」

美央「じゃあ、ある程度、私のことを認めて組んでくださったってことですか?」

木村「そういうわけでもない。流れかなと思って。たまには流れに身を任せてもいいかなって」

美央「いいんですか? 強い意志を持って私を選んでくれたんじゃないんですか?」

木村「それって消去法でしょ? あまってますよね、木村さんみたいに来てさ。いますよね、こういう都合のいい女」

美央「だとしてもですよ、私たちの関係は一つの目標に向けて意気投合出来そうじゃないですか?」

木村「うん、美央次第」

美央「とりあえずLINE交換してもらってもいいですかね」

木村「どうしようかな」

美央「渋られてる……。まあ、でも後楽園ホール大会までには仲良くならないと。GAMIさんも言ってましたから。海とか行きます?」

木村「いやもういい。日焼けしすぎた」

美央「マリカー新しいの持ってますよ」

木村「まじで?」

美央「ウチにやりに来ます? お!? 釣れたということで、ルールわかってます? 3WAYをやって勝った人が次期挑戦者になれるということなので、とりあえずこの2人で頑張って勝ち残り、タイトルマッチをし、ベルトをもらってWAVEでドヤ顔しようじゃないですか。頑張ります!」


メモリアルWAVE-阿部幸江WAVEラストマッチ
(30分1本勝負)
○桜花由美(17分8秒、体固め)阿部幸江●
※ビッグブーツ

バトルシンデレラことJWPの阿部幸江が8月の引退を前にWAVEにラスト参戦。
かつて在籍していたJd’女子プロレスでの後輩・桜花由美とのシングルマッチをおこなった。



 開始早々、桜花は手を高く伸ばして手四つを挑む。
まったく手が届かない阿部は深追いせずにガットショットからヒップドロップを連発していく。

 桜花もヘアホイップ、払い腰、ワキ固めで主導権を握ると、腕攻めへ。
阿部が場外に逃れると、レフェリーチェックが入る。

 なんとか戦線復帰した阿部だったが、桜花は風車式スープレックスを連発。
さらにエルボードロップで追い打ちをかける。

 阿部もフェースクラッシャーで攻守を入れ替えようとするが、そうはさせない桜花がブラディーEX式バックブリーカーからコーナーへ。
さらにはブラ下がりEXにダイビング・クロスボディーを投下する。

 阿部もマヒストラルで逆転勝利を目論むが、かわした桜花がカカト落としを見舞ってコーナーに駆け上がる。



 阿部も追いかけ雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。
流れを引き寄せようとしたが、桜花が阿部をコーナーに叩きつけると、出場選手が次々とリングに上がりトレイン発車。



 ラストを務めたのは二上社長だったが、阿部が寸前でかわすと桜花がビッグブーツでアシストする。
すかさず阿部がフライングエルボーで舞っていったが、二上社長は空気を読まずにキックアウト。
ファンからは本日一番のブーイングが飛んだ。

 試合に戻った阿部は桜花にアストロシザースを放っていくも、桜花はブラディーEXで反撃。
続けざまに垂直落下ブレーンバスターを放つ。

 阿部のスリングブレイド、桜花のネックハンギングボムが決まり両者ダウン。
エルボー合戦となるなか、阿部がウラカンラナでカウント2。

 15分経過。

阿部はウラカンラナ、マヒストラルと勝負に出るが、決まらない。逆に桜花もがキルスイッチからビッグブーツで飛び込んでいく。
阿部もかいくぐるとロープに走るが、桜花が狙い澄ましたカウンターのビッグブーツでトドメを刺した。



 試合後、マイクを握った桜花は「阿部さん、今日は最後のシングルありがとうございました。
阿部さんから『プロレスラーは泣いて強くなるんだよ』って教えていただいて、この11年私はいっぱい泣いて、いっぱい強くなりました。そして今はRegina王者です。
これも阿部さんが『プロレスを続けてほしい』って言ってくださったから、私は今この業界にいます。本当にありがとうございました」と感極まる。



 阿部も「WAVEのみなさん、GAMIさん、桜花。
今日、最後に桜花とシングルができて本当に良かったです。
私がJd’を辞めたひとつの理由は、誰にも言ってなかったけど桜花の成長があったからです。
私は会社の人は桜花と私を同じようにしたかったみたいで、桜花も急成長しててうれしかったけど悔しかった。
でも桜花なら大丈夫って思っていました。桜花がプロレスを続けてきてくれて本当によかったです。本当に今は本当にそう思います。
これからもっともっと後輩が強くなってきますが、負けないで頑張ってください。
私は8月17日後楽園で引退します。みなさん最後まで応援よろしくお願いします。
今日はありがとうございました」と返し、新木場は感動ムードに包まれたのだが……ここでWAVE恒例のケーキが登場。



 二上社長は「これで終わって帰れると思うなよ」と引退祝いのケーキで阿部を祝福。
WAVEの恐ろしさを身を以て体験した阿部が「これがWAVEだ!」で大会を締めくくった。



◎バックステージ

阿部「(桜花選手とのシングルは?)シングルは……タッグでは何回かあったんですけど、シングルは覚えてないくらい当たってないです。久々の桜花とのシングルは、Jd’の時に当たってたころはでかいと感じたことなかったんですが、今日は自信とかついてくると、でかくみえるというか、もともとでかいですけど、昔とは違う桜花由美でしたね。

(ラストマッチの気持ちは)試合前は緊張しててどうなるんだろうと思ったんですが、試合になってみたら対角線に桜花がいて、後ろにGAMIさんもいて、試合がはじまってしまったらそんなことは一切、気にならなく……。心をこめて闘いました。

(全選手からの洗礼もあったが)GAMIさんにも最後、技をできてよかったです。惜しくも3カウントは取れなかったんですけど、最後、みんなにやっていただいてよかったです。大畠とかは『ペチャパイ』とか言ってたりして、懐かしいなと思いました。何年か前にWANTED!?とやりあってたので、ちょっとでもやれてよかったです。

(引退まで1カ月)1カ月切りましたけど、1試合1試合、限界を超えるくらいの闘いをしてるので、本当に死語ですけど、試合後はバタンキューです(笑)。

(桜花へメッセージ)WAVEさんも下の子が増えてきていろいろと強い選手も増えてきてますが、桜花にはいつまでも強く、華やかに華麗に闘っていって欲しいなと思います」



Weekday WAVE Vol-78
2014年7月22日(火) 開始=19:00〜 会場:新木場 1st RING・観衆171人

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