2023.05.21
『CHIBA WAVE Vol.7』
日時
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5月21日 日曜日
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観衆
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88人
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場所
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■前説
野中リングアナと、桜花社長が6・14アミスタ川崎でのwave×ショウガールズによるコラボイベントをPR。野中リングアナが欠場中の野崎渚もイベントに出ると説明。すると、売店にいた野崎は「何か桜花さんとやります」と発言。「お!拍手が起きてる」と敏感に反応した野中リングアナは「じゃあ、欠場ーズで何かやってもらいましょう」と話した。果たして当日、桜花社長、野崎が何をやるのか楽しみだ。
野中リングアナと、桜花社長が6・14アミスタ川崎でのwave×ショウガールズによるコラボイベントをPR。野中リングアナが欠場中の野崎渚もイベントに出ると説明。すると、売店にいた野崎は「何か桜花さんとやります」と発言。「お!拍手が起きてる」と敏感に反応した野中リングアナは「じゃあ、欠場ーズで何かやってもらいましょう」と話した。果たして当日、桜花社長、野崎が何をやるのか楽しみだ。

■入場式
試合に先立ち、全選手入場式。あいさつは今日がCATCH初戦となる高瀬みゆき。
試合に先立ち、全選手入場式。あいさつは今日がCATCH初戦となる高瀬みゆき。

「本日もご来場ありがとうございます。本日! ついに! 高瀬のCATCH THE WAVEが開幕しまぁーす! もうすでに勝ったり負けたり盛り上がっているところですが、私は初戦から勝って勢いをつけて、全勝で優勝に向かいたいと思います。そのためにはみなさんの、みなさんの! 熱き! マスクの下からの声援が必要です。わかってますかー!(館内拍手&声援)それそれー! 熱く激しく盛り上がっていくぞー!」とあいさつし、千葉大会のスタートとなった。

1.スクランブルwave(20分1本勝負)
◯青木いつ希&狐伯(14分50秒、片エビ固め)田中きずな●&デボラK
※セカンドロープからのダイビングボディプレス。
いつもの青木による挨拶シャウトに負けじと、「お願いしまーす!」とデボラが大声で挨拶。すると青木が「うるせー、バカ」とツッこむ。デボラはきずなに「きーたん、どうする?」と先発の相談。意見がまとまり、デボラが先発。一方、青木と狐伯は互いに譲らず、強引に狐伯が先発に出た。
◯青木いつ希&狐伯(14分50秒、片エビ固め)田中きずな●&デボラK
※セカンドロープからのダイビングボディプレス。
いつもの青木による挨拶シャウトに負けじと、「お願いしまーす!」とデボラが大声で挨拶。すると青木が「うるせー、バカ」とツッこむ。デボラはきずなに「きーたん、どうする?」と先発の相談。意見がまとまり、デボラが先発。一方、青木と狐伯は互いに譲らず、強引に狐伯が先発に出た。

まずは狐伯がデポラへドロップキックからインディアンデスロック。さらに弓矢固め。デボラもドロップキックでやり返してきずなへタッチ。きずなはドロップキック、狐伯がきずなの足をすくうと、手を踏んで踏みつけてからのドロップキック。

青木が「チェンジー!」と手を出すが、狐伯は無視。ヘアホイップにつなげる。そしてロープに貼り付けて自らロープに走ったところ、青木が狐伯の背中へ強引にタッチ。これはチェンジが認められた。

青木がきずなとエルボー合戦へ。青木はキャメルクラッチに決めるが、ここで狐伯がドロップキックで加勢して連携の形にするも「言ってから来い―!」と青木は苦言。

仕方なく、「代わってやるよ」と狐伯にタッチ。狐伯はエルボーできずなを倒すが、ロープに飛ばすとドロップキックを浴びる。きずなはデボラへタッチ。狐伯とデボラ。狐伯が低空DDTからブレンバスター、ミサイルキック、コーナーへのランニングキックと続ける。

狐伯から青木へ。青木はフェースバスターからボディプレス。エルボー合戦では互いに引かず。さらにタックルも互角。数発のぶつかり合いの後、青木が打ち勝つ。すぐさま、デボラも打ち返す。ここでデポラはキャメルクラッチを狙うが、きずなが「チェンジー!」とコーナーから腕を出す。しばらく出ずっぱりだったデポラはここできずなへスイッチ。

きずなはドロップキック4連発。さらにエルボー連発で青木が片ヒザをつく。倒れるまで打ち込む勢いのきずなだったが、一発のエルボーで倒される。それでもめげずにエルボーを打ち込み、ボディスラムを狙うが逆に青木に投げ返される。

青木はセカンドロープにのぼると、フットスタンプを狙うも不発。きずなはドロップキックからフォールにいくが、キックアウトされると、すかさずワキ固め。良い入り方を見せたが、青木はロープに足をかける。青木もエルボーでお返し。デボラがフォローで青木へタックルに行く。青木が倒れたところで、きずなはスクールボーイからの首固め、逆さ押さえ込みとたたみかけるがいずれも2。

狐伯がデポラをドロップキックで場外へ追い込み、リング内は青木ときずなのみとなる。きずなはエルボー連打も青木がタックルで返すと、持ち上げてブロックバスターで投げる。片エビに取るもカウント2。今度は、ダメ押しとなるセカンドからのフライングボディプレスを敢行。再び片エビに固めてカウント3を取った。ぎくしゃくした狐伯と青木だが、試合後はハイタッチを互いにかわそうとしてデコピンの応酬。とは言え、花道で引き揚げる際、ともにハイタッチをかわして仲直りを果たした。

2,Future wave(15分1本勝負)
清水ひかり(8分49秒、片エビ固め)炎華
※稲妻レッグラリアット。
腕の取り合いからレスリングの展開が続いた後、炎華がドロップキックを放つ。これをかわした清水はストンピング、さらに顔面へストンピングで踏みつける。そして背後へのサッカーボールキック。カウント2。
清水ひかり(8分49秒、片エビ固め)炎華
※稲妻レッグラリアット。
腕の取り合いからレスリングの展開が続いた後、炎華がドロップキックを放つ。これをかわした清水はストンピング、さらに顔面へストンピングで踏みつける。そして背後へのサッカーボールキック。カウント2。

続いてロープへ炎華を貼り付けると、背後へのドロップキック。さらにマスクに手をかけると、「あれ? いつもと違わない? 靴ヒモ?」と、マスクのヒモがいつものものと違うことに気づく。炎華は「…なくしました」と思わずカミングアウト。「なくしてんじゃねーよ」と背後からドロップキック。「絶対なくしちゃダメ、いい?」と諭しながらヘアホイップ。炎華に声援を送るセコンドの狐伯に「うるさーい」とクレームを入れる。そしてもう一発、サッカーボールキック。カウント2。

今度は「やり返せ」と両手を広げる清水。炎華はエルボーを打ち込み、さらにドロップキック。清水は倒れない。炎華が突進すると、清水はミドルキックを狙うがこれは空振り。すかさずドロップキックを打ち込んで清水を倒すと、一気にSTFに決める。清水はロープへ。

炎華は側転エルボーからドロップキック。ボディスラムを狙うが、これは清水が逆に投げ返す。ここから足4の字へ持っていく。炎華はなんとか耐え抜き、ロープへと逃れる。炎華はエルボーを連打するが、清水のミドルキックを食らう。

コーナーに振った清水は二段蹴りからのブロンコバスター。カウント2。

炎華は立ち上がると、首固め、スクールボーイ、逆さ抑え込みと続けて丸め込んでいくが、清水はバズソーキックでお返し。カウント2。

ここで「イナズマー!」叫んでのレッグラリアット。片エビの体勢に入り、レフェリーのカウントと一緒に3カウントを数えた。最後は清水が炎華に肩を貸し、一緒に引き揚げた。

3, CATCH THE WAVE 2023〜エリザベスブロック〜(15分1本勝負)
<1勝3敗=2点>旧姓・広田さくら(7分53秒、夜叉ロック)米山香織〈1勝1敗=2点〉
※広田はエリザベスブロック公式戦2点で終了。
早くもこれがエリザベスブロック最終戦となる広田はすでに3連敗でブロック優勝の望みはない状況。一方の米山は開幕戦で飾った遠藤戦での1勝以来の試合となる。
<1勝3敗=2点>旧姓・広田さくら(7分53秒、夜叉ロック)米山香織〈1勝1敗=2点〉
※広田はエリザベスブロック公式戦2点で終了。
早くもこれがエリザベスブロック最終戦となる広田はすでに3連敗でブロック優勝の望みはない状況。一方の米山は開幕戦で飾った遠藤戦での1勝以来の試合となる。

握手と同時に広田は奇襲のスクールボーイ、フェースバスターからプロレスLOVEポーズ。「わかってるだろうな、もう後はないんだー」と米山に激しく詰め寄る広田。コーナーへ米山を振ると、スロータックルに行くもこれはかわされ、逆に米山がスロータックル。

米山は首4の字からボディスラムを狙うが、これは広田が投げ返す。拍手が起きると「拍手なんていらん、何年やってると思ってるんだ、ボディスラムくらいできるわ」と言い返す。米山が腕を取ると、「よくも腕を取ったな、絶対成功させてやるからな」と広田がコーナーを利してのロープ渡りを披露。

この日はトップロープ上での前転、後転をともに成功。そして手刀を決めた。前転、後転が完璧に決まったことで、「私のCATCHはこれで終わりだ、もういい、勝ち進んでいけ」と米山にフォールを取らせようとするがこれはフェイント。米山がフォールに行った瞬間、広田が丸め込んでフォールしていくが、かろうじて米山は2で返す。広田は腕へのバッククラッカーから腕ひしぎへ。米山これを回避するとモンゴリアンを連発。広田は3発目を防ぐと、そのまま腕を取り夜叉ロックへ。これを耐えた米山は丸め込むが、カウント2。エプロンに降りたった米山に広田はへな拳。米山は花道のほうへ倒れる。広田は、その花道にいる米山めがけてプランチャを放ったが、これは間一髪、かわされる。米山がすかさずリングに入れてフォールも2。セカンドロープからのセントーンも2で返される。

広田は後方回転エビ固めを切りかわしてシャイニングウイザードも2。米山は再び後方回転エビ固めと見せかけてフットスタンプ。さらにノーザンライトスープレックスと決めたがこれもカウント2。

今度はエルボー合戦から、広田はへな拳からの投げっぱなしへなーらサンセット。ここでダブルダウンとなる。カウント8で両者立ち上がり、広田はボ・ラギノールからへな拳を連打。米山のソバットで返されるもすかさずFFD。米山は何とかカウント2で返す。三度、米山は後方回転エビを狙いに行くが、広田はここで再び夜叉ロック。米山は必死にロープへ逃れる。

するとリング中央にローリングして、3度目の夜叉ロックを決めるとついに米山も観念してギブアップ。最後の最後で広田が執念の1勝。勝ち点2点を挙げ手リーグ戦を終了した。ブロック優勝はなくなったが、敗者復活戦に一縷の望みを託すこととなった。
・バックステージ
広田「(リーグ戦、最後に1勝できました。いかがでしたか?)もうね、後がないって思っていたんですけど、でもまあ試合の途中まであの技(トップロープ上での前転、後転)を完成させるまで、成功させるのが私のCATCHだって言っていたのには二言はないんですけど、欲が出てしまってね、そうなるとこっちも粘るし、向こうも意地があるしでね、今日はもう私の粘り勝ちだったと思います。
(その結果が最後の執念の夜叉ロックにつながったと言うことですね)いやー!本当に紅さんから技をいただいて、CATCH中にも技を出していたんですけど、ギブアップを奪えなくて。次の(6月11日)ふじさんメッセでお会いすると思うんで。前も言われたんですよ。全然最近、夜叉ロック使ってないじゃんって(笑)。また絶対言われるな、それまでに夜叉ロックで1勝してやろうと思って…(紅夜叉さんに向かって)やりましたよー! 夜叉ロック、見ててくれましたかー!」
広田「(リーグ戦、最後に1勝できました。いかがでしたか?)もうね、後がないって思っていたんですけど、でもまあ試合の途中まであの技(トップロープ上での前転、後転)を完成させるまで、成功させるのが私のCATCHだって言っていたのには二言はないんですけど、欲が出てしまってね、そうなるとこっちも粘るし、向こうも意地があるしでね、今日はもう私の粘り勝ちだったと思います。
(その結果が最後の執念の夜叉ロックにつながったと言うことですね)いやー!本当に紅さんから技をいただいて、CATCH中にも技を出していたんですけど、ギブアップを奪えなくて。次の(6月11日)ふじさんメッセでお会いすると思うんで。前も言われたんですよ。全然最近、夜叉ロック使ってないじゃんって(笑)。また絶対言われるな、それまでに夜叉ロックで1勝してやろうと思って…(紅夜叉さんに向かって)やりましたよー! 夜叉ロック、見ててくれましたかー!」

4, CATCH THE WAVE 2023〜Bブロック〜(15分1本勝負)
<1勝1敗=2点>関口翔(10分31秒、カケラホマ)高瀬みゆき<1敗=0点>
高瀬が初の公式戦。入場式のあいさつでは全勝宣言も飛び出したが果たして…。
まずはレスリングの展開。高瀬がダイヤル固めで回していき、関口をロープに貼り付けると背後へのドロップキック。
<1勝1敗=2点>関口翔(10分31秒、カケラホマ)高瀬みゆき<1敗=0点>
高瀬が初の公式戦。入場式のあいさつでは全勝宣言も飛び出したが果たして…。
まずはレスリングの展開。高瀬がダイヤル固めで回していき、関口をロープに貼り付けると背後へのドロップキック。

関口も高瀬の突進を交わしてのワキ固めからの腕ひしぎ。高瀬は技をかけられたまま持ち上げると、そのまま前面へ落として脱出。そしてコーナーへのラリアット。セカンドロープから高瀬は飛び込んでいくと、関口はこれを捕らえワキ固めに決めた。高瀬は必死にロープへ。

高瀬はドロップキック。エプロンへ逃れた関口は高瀬の腕を捕らえてエプロン越しのアームブリーカー。エプロン上から高瀬の側面へドロップキック。

これで高瀬は場外転落。
関口は高瀬の右腕を固定すると、その上にエプロン上からフットスタンプを決める。さらに場外でも高瀬の右腕を攻め続ける。
関口は高瀬の右腕を固定すると、その上にエプロン上からフットスタンプを決める。さらに場外でも高瀬の右腕を攻め続ける。

リングへ戻ると、関口はトップロープからのミサイルキック。これを連発で決めるが、3度目を狙ったところで、高瀬もセカンドロープに上って雪崩式ブレンバスター。関口も立ち上がるが、さらにパワースラムからカバーに行く。

カウント2。関口は飛びつき式の腕ひしぎ。高瀬は再び右腕で持ち上げてからマットに叩き落として、腕ひしぎの回避を狙うもこれでも技は解かない。さらに三角絞めに移行した関口だが、かろうじて高瀬はロープに逃れた。長時間、右腕を責められた高瀬にダメージが残る。

関口はSTOを決める。高瀬はブレンバスターで流れを変えようとするも、関口が投げられる途中でネックロックに行き、投げさせない。高瀬はこの体勢のまま、コーナーに背中をぶつけると、今度はブレンバスターを成功。

高瀬はヘッドバット、突進したところを関口がSTO。高瀬はショートレンジのラリアット。ここで逆水平の連発を見せていく。何度も打ち込んだのち、ラリアットの連発。この後、エビ固め合戦となるが、ともに返し合う。再び高瀬が至近距離のラリアット。

これもカウント2。ここでカミカゼを決め、さらにはダイビングギロチン。関口はこれも2で返す。ならばと、えびす落としを決めるがこれも関口は2で返し驚異的な粘りを見せる。

高瀬はさらにスピアー。これを意地の1カウントで返す関口、もう一発ラリアット。これも2でクリア。攻め込んで行く高瀬の一瞬のスキを突いた関口はカケラホマに丸め込むと、逆転の3カウント。最後の最後で関口が大逆転の勝ち点2を掴んだ。

・バックステージ
「(最後は大逆転からのリーグ戦初勝利、いかがでしたか?)自分は初めてこのCATCH THE WAVEに参加しているので、初戦で負けてしまって次のこの高瀬みゆき戦…月で行ったら(高瀬のほうが)先輩なんですけど、17年デビューで一緒なので、ずっと背中を追ってて、なかなか勝つことができなくて、今日シングルで勝てて本当にうれしく思います。このまま自分は勢いに乗ってこのブロックを勝ち抜いて、優勝したいと今思っています。
(Bブロック、残りカードは世羅りさ戦、SAKI戦と残っていますがいかがでしょうか?)
とにかく壁が厚いという印象ですけど、自分はこの厚い壁をこれまで立ち向かってきたので、どうにかこの壁を壊して、この二戦とも勝利したいと思っています。
(優勝したら100万円を獲得しますが、使い道は?)マンション経営に興味があります! なのでその足しにしたいですね。例えばプロレスをやりたい子を住まわせて、一緒に夢を見ていきたいですね」
「(最後は大逆転からのリーグ戦初勝利、いかがでしたか?)自分は初めてこのCATCH THE WAVEに参加しているので、初戦で負けてしまって次のこの高瀬みゆき戦…月で行ったら(高瀬のほうが)先輩なんですけど、17年デビューで一緒なので、ずっと背中を追ってて、なかなか勝つことができなくて、今日シングルで勝てて本当にうれしく思います。このまま自分は勢いに乗ってこのブロックを勝ち抜いて、優勝したいと今思っています。
(Bブロック、残りカードは世羅りさ戦、SAKI戦と残っていますがいかがでしょうか?)
とにかく壁が厚いという印象ですけど、自分はこの厚い壁をこれまで立ち向かってきたので、どうにかこの壁を壊して、この二戦とも勝利したいと思っています。
(優勝したら100万円を獲得しますが、使い道は?)マンション経営に興味があります! なのでその足しにしたいですね。例えばプロレスをやりたい子を住まわせて、一緒に夢を見ていきたいですね」

5,CATCH THE WAVE 2023〜Cブロック〜(15分1本勝負)
<1勝=2点>笹村あやめ(10分9秒、レフェリーストップ)梅咲遥<1勝1敗=2点>
※スリーパーホールドでレフェリーの判断により試合ストップ。
梅咲は5・14北沢で初戦の清水を下し、2点を獲得。いっぽうの笹村はこれが初戦となる。これまで何度もタッグでタイトルを賭けてぶつかってきた二人だが、シングルでは数年ぶりだという。果たして勝利の行方は?
<1勝=2点>笹村あやめ(10分9秒、レフェリーストップ)梅咲遥<1勝1敗=2点>
※スリーパーホールドでレフェリーの判断により試合ストップ。
梅咲は5・14北沢で初戦の清水を下し、2点を獲得。いっぽうの笹村はこれが初戦となる。これまで何度もタッグでタイトルを賭けてぶつかってきた二人だが、シングルでは数年ぶりだという。果たして勝利の行方は?

まずは二人が握手をかわしたが、なかなか外さない。しばらくその状態が続いた後、リストを引っ張った笹村がコーナーへ振る。笹村は背面式タックルからフェイスバスター。低空ドロップキックから場外戦へ。笹村は2AWスクエアの奥にある鉄塔のほうまで持っていき、そこに押し込める。さすがは本拠地での試合とあって、地の利を生かす。

リングへ戻ると笹村はスリーパーへ。さらに腕を固めていく。フットスタンプからロープに振ると、梅咲もフライングネックブリーカーで返す。さらに弓矢固め。梅咲はロープに貼り付けて背後からドロップキック。さらにミサイルキックとつなぐ。カウント2。

今度はエルボーを放つ笹村。これに梅咲は連発で返す。梅咲はロープに振ろうとするが、これを堪えてエルボーで返す笹村。ならばと梅咲もエルボー。そして互いの打ち合いへと発展。笹村がリストロック式のエルボーを3度打つと、梅咲も同じくリストロック式でそれ以上に打っていく。

その後、タックル合戦では笹村の勝ち。そして梅咲をロープに持たれさせると、背中へのブロンコバスターから低空ドロップキック。さらにブレンバスターを決める。ここでトップロープに上った笹村はフットスタンプを狙うが、これはかわされる。それでも、すかさずリストクラッチ式バックドロップホールドへ。

カウント2。梅咲もブレンバスターで反撃。両者ダウン状態から梅咲が先に立ち上がり、低空ドロップキックからミサイルキック。さらに旋回式ボディプレスはカウント2。

バックに回る梅咲だが、笹村も取り返しスリーパー。さらにグラウンドへ移行し、胴締め式に決める。そしてスピアーを狙いに行ったところを梅咲がバックを取り、投げっぱなしジャーマンで反撃。マヒストラルは不発に終わるがドロップキック。

梅咲が突進したところを笹村も首固めで丸め込む。カウント2。梅咲も今度はマヒストラルを成功させるがカウント2。再びバックを取った笹村は胴締めスリーパー。

グラウンド式からなんとか逃れようと梅咲も、立ち上がろうとするが、さらに笹村は絞りにかかり、座った状態となる。ガッチリとスリーパーが決まり、レフェリーが梅咲の右腕を上げるが、下がったのを見るや、レフェリーストップの裁定を下し、試合をストップさせた。完全に失神した梅咲はTommyレフェリーが何度も背中をたたき、ようやく意識を取り戻した。まだ試合が終わってないと思った梅咲だが、Tommyレフェリーが「終わった、終わった!」と教え、梅咲は我を取り戻した。

勝った笹村がマイクを握る。
「CATCH勝ったぞー! 梅咲は久々だったけど、ベルトの色も変わっててめちゃくちゃ魅力的なんですけどー! 千葉で叫んでいてもしょうがないから、川崎でも都内でも言ってあげっちゃおっかなー。梅咲は、昔よりめちゃくちゃ強くなっていたけど、その梅咲よりも強くなっていたのは笹村あやめです。みなさん今日は(千葉)駅からタクシーで15分、歩いて30分の僻地に来ていただいてありがとうございました。こんな人里離れたところで毎週試合を行なっております!」
と2AWスクエアの紹介をした笹村は最後に「ファイト!ファイト!千葉」で締めた。
「CATCH勝ったぞー! 梅咲は久々だったけど、ベルトの色も変わっててめちゃくちゃ魅力的なんですけどー! 千葉で叫んでいてもしょうがないから、川崎でも都内でも言ってあげっちゃおっかなー。梅咲は、昔よりめちゃくちゃ強くなっていたけど、その梅咲よりも強くなっていたのは笹村あやめです。みなさん今日は(千葉)駅からタクシーで15分、歩いて30分の僻地に来ていただいてありがとうございました。こんな人里離れたところで毎週試合を行なっております!」
と2AWスクエアの紹介をした笹村は最後に「ファイト!ファイト!千葉」で締めた。

・バックステージ
笹村「CATCH初戦、勝ちましたー! 梅咲とシングルしたのはもう3年も4年も前…しかもアイツ、ベルトの色も変わってて、なおかつすごく強くなってて、梅咲本当にすごいなって思ったけど、きょう、勝ったのは笹村なので、笹村のほうが梅咲よりももっともっと強くなっていたのかなって思います。このままCATCHブロック優勝、そして優勝を狙いまして、1戦1戦勝ちを狙いに行きたいと思います。千葉の僻地、タクシーで15分、歩いて30分のところを来ていただき、本当にありがとうございました!
(もし優勝したら100万円の使い道は?)千葉の経済を回すために先輩や後輩を引き連れて美味しい焼き肉を食べに行きたいと思います!」
笹村「CATCH初戦、勝ちましたー! 梅咲とシングルしたのはもう3年も4年も前…しかもアイツ、ベルトの色も変わってて、なおかつすごく強くなってて、梅咲本当にすごいなって思ったけど、きょう、勝ったのは笹村なので、笹村のほうが梅咲よりももっともっと強くなっていたのかなって思います。このままCATCHブロック優勝、そして優勝を狙いまして、1戦1戦勝ちを狙いに行きたいと思います。千葉の僻地、タクシーで15分、歩いて30分のところを来ていただき、本当にありがとうございました!
(もし優勝したら100万円の使い道は?)千葉の経済を回すために先輩や後輩を引き連れて美味しい焼き肉を食べに行きたいと思います!」