2021.03.01

「NAMI☆1~Mar.~’21」

日時
3月1日  月曜日
観衆
104人
場所
新木場1stRING
1、3wave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分51秒、片エビ固め)神童ミコト●
※ノ
アールランサー・ハイ。もう1人は高瀬みゆき


3月のNAMI☆1(ナミイチ)興行が新木場1stRINGにて開催され、オープニングマッチには、野崎渚vs高瀬みゆきvs神童ミコトの3WAY戦がラインアップされた。野崎と高瀬は昨年のBeginning3・15新木場と、wave3・21大阪でそれぞれのベルトを懸け、二度対戦。結果はそれぞれが自身のタイトルを防衛している。

試合は、神童から力比べを挑んでいき、トライアングルの状態。そこから高瀬が逆水平チョップで野崎に仕掛けると、野崎は神童にブレイジング・チョップ、そして神童は高瀬に逆水平チョップをお見舞いする。三角リレーとなるなか、野崎が標的となり、高瀬&神童でチョップの乱れ打ち。さらに2人で野崎をロープに飛ばす。
しかし野崎がドロップキックで迎撃し、高瀬におしゃれキック。すかさず神童が高瀬にドロップキックで飛び込み横取りカバーする。カウント2。

反撃に転じた高瀬は野崎にドロップキック。しかし神童が高瀬をスクールボーイでカバーする。カウント2。神童の姑息な作戦に、野崎&高瀬が詰め寄る。そして、ツープラトンのブレーンバスターで神童を排除。

リング上は野崎vs高瀬の攻防となり、エルボーのラリー。さらに高瀬のラリアット、野崎のビッグブーツが交互に決まる。野崎がロープに走るが、エプロンの神童と衝突。リズムが変わり、すかさず高瀬がラリアットで突っ込むが、野崎が寸前でかわしたためエプロンの神童に命中してしまう。続いて高瀬の串刺しラリアット、野崎の串刺しビッグブーツがそれぞれヒット。野崎はハーフハッチからのスリーパー。ドルミルを狙うが、神童がカットに入る。
ここで神童は高瀬とのダブルを要求。野崎をアームホイップで投げ飛ばし、低空ドロップキックで挟み撃ち。さらに神童がスワンダイブ式ミサイルキック、高瀬のギロチンドロップでカウント2。

続いて高瀬vs神童の展開となり、神童がカニばさみからの低空ドロップキック。コーナーホイップするも、高瀬がブーメラン式ドロップキックをお見舞い。今度は高瀬が串刺しラリアットで飛び込んで行く。寸前でかわした神童が走るも、パワースラムで叩き付ける高瀬。そしてカミカゼからギロチンドロップにつなげる。カウント2。仕留めにかかる高瀬だったが、ロープ際で野崎が足をすくって妨害。その野崎がランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーで飛び込む。キックアウトされるとドルミルへ。
耐えられると、野崎がビールマンキック、フロントキックでカウント2。神童を仕留めにかかる野崎だったが、割り込んだ高瀬が野崎にカウンターのラリアット。コーナーに昇る高瀬。野崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスターでカウント2。高瀬もラリアットで一矢報いるも、野崎はビッグブーツで応戦していく。

ここで神童が復活し、野崎&高瀬にまとめてジャックナイフ。さらに高瀬にドロップキック、スワンダイブ式変形ジャックナイフエビ固めへ。だが、これは高瀬が切り返し、カウント2。すぐに高瀬はカウンターのラリアットを叩き込むと、えびす落としを敢行する。

キックアウトされると、すぐに走る高瀬だったが。野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ、そのまま神童にもノアールランサー・ハイを叩き込み勝利を収めた。
◎試合後のマイク
野崎「高瀬! 高瀬と当たったのって、去年、お互いベルト持ってたときにお互いのベルト懸けてタイトルマッチやった以来だったよね。久々、1年ぶりに試合して思ったことはアナタのラリアット、1年前よりもメチャクチャ効いたわ。昨日は名古屋で桃野に言ったんだけど、高瀬もやっぱプロレス好きなんだなって伝わる選手だと思っています。だからアナタもキャッチ、エントリーしますよね? そのときシングルマッチできることを願っています。ありがとうございました。あとミコトどこ?(リング下の神童を見つける)ミコトはお調子者なんだね。(改めて神童の顔を確認し)ひっどい顔(苦笑)、ひっどい顔してるわ。上がって来ていいよ。ミコト、お調子者で変な顔してるミコトもメチャクチャいいと思います。もしシングルマッチやったことないからさ。ミコトともやりたいと思っています。よろしくね!」
2、プロレスゼミナール・追試~スクランブルwave(20分1本勝負)
KAORU&○米山香織(10分21秒、エビ固め)門倉凛●&青木いつ希
※丸め込み

息が合うようで、なかなか合わない現・WAVE認定タッグ王者の門倉凛&青木いつ希組。2・14新木場では「プロレスゼミナール・補習」と題して、マエストラKAORU組(パートナーは桜花由美)と対戦するも、桜花のビッグブーツに敗れるという不覚を取ってしまう。内容的にもミスが目立ったこともあり、KAORUは追試を提案。今回、門倉&青木vsKAORU&米山香織というカードが組まれることとなった。
試合前から青木が「よろしくお願いしまーす!」といつもの元気な挨拶。KAORU組が握手に応じると、青木と門倉が奇襲をしかけるが、同時のドロップキックは……門倉は米山にヒットさせるも、青木はKAORUのフロントハイキックに迎撃されてしまう。すぐさまKAORU&米山はダブルのフロントハイキックを青木にお見舞いする。

そのままKAORUが青木をコーナー攻めへ。リストロックから青木の指を噛む。そしてアームブリーカー。さらには青木の両手にフットスタンプを放っていく。
米山が出ていき、青木にキャメルクラッチ。KAORUも出ていき米山と変顔をキメる。劣勢の青木だったが串刺し攻撃で形勢逆転。門倉も続いたが、かわされてしまう。青木は門倉がいるコーナーにKAORU→米山をハンマースルー。そして、青木の串刺しラリアットで飛び込むも、門倉に誤爆してしまう。

怒った門倉は青木にエルボー弾で飛び込むも、青木にかわされ米山にヒット。青木が串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。
一方、米山もグルグルパンチ、クロスチョップを放って、KAORUと交代。KAORUはハーフテーブルで青木の脳天をブチ抜くと、テーブルの上へのブレーンバスターを敢行。これは反則と見なされノーカウント。ならばとKAORUはハーフテーブルの角をコーナーから落としていく。これは寸前で青木が回避。しかし、マットに傷が付いてしまった模様。

ちょっと怯んだKAORUに対し、青木がテーブルの上にデッドリードライブで投下する。さらに門倉とのダブルのショルダータックルを成功させると、門倉が青木をカニばさみでKAORUの上に投下。その上に門倉がフットスタンプを放つ。
そのまま門倉が出ていき、KAORUに低空ドロップキック。キャノンボール、ミサイルキックでカウント2。リバースDDT、スクールボーイはいずれもカウント2に終わる。KAORUもビッグブーツでやり返し、ハーフテーブルで強打していく。気合を入れながら立ち上がる門倉。ダブルの攻撃を目論む青木と門倉だったが、KAORUが側転でかわし、米山とのフロントキックを成功させる。続けざまにKAORUは垂直落下ブレーンバスターでカウント2。

かわった米山は門倉に後頭部へのランニング・ニー、セントーンで続く。カウント2。コーナーに昇るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。そして、青木のバックフリップを挟んで、セカンドロープからのフットスタンプでカウント2。ダブルリストアームサルトも敢行する。キックアウトされると走る門倉。KAORUがトラースキックで妨害すると、青木がKAORUを排除にかかる。米山にも向かう青木だったが、これは返り討ちに。

ここで門倉&青木はダブルのトラースキックをお見舞い。門倉が丸め込みにいくが、カウントの最中、KAORUがテーブルでカットに入る。形勢を入れ替えた米山が強引に丸め込み、3カウントを奪った。
◎試合後のマイク
KAORU「ヨネちゃんありがとね。チョー、かわいかった。なんて生き物なの? かわいくてしょうがない(笑)。あのさ、追試…(デスクの角で傷ついたマットをTommyレフェリーに指摘され)何? ああ、これちょっと踏んどいて、絶対GAMIに見つからないで。(二上美紀子会長がリングの方に向かおうとすると)あっ、なんでもないです。なんでもないので、ちょっと向こう行っててもらって、えーっとですね。追試ってことで、この試合、追試ってことで。追試は2000円かかるって、Twitterで言ってたけど、お前、コレ、こんなに安くないからな? なんだ? 2000円って。(一人)1000円、1000円か?」

青木「学校のときの話ですから……」

KAORU「もうちょっとだけ高いから、(マットの)修理費に徴収して、(修理に)あててもらって、これね。まあ、(追試の結果は(いいんじゃないでしょうか、今日。うん。タッグって組んでいる相手を引き揚げるのも大事だけど、歩み寄るのもすごく大事なことだから。今日もね、凛も歩み寄ってたし、青木は上がろうと必死だったし、姿勢は見えたから、もういいかも。もうやりたいくない、うるさいから、正直(苦笑)。(二上会長に確認)いいですかね?(OKをもらうと)じゃあ、そういうことで。あとで、あそこにいるカメラ向けている人(二上会長)が徴収に行くんで、追試代を。よろしくお願いします。ありがとうございました!」
3、サクパラダイスプレゼンツ~スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美&○桃野美桜(17分13秒、JKボム)旧姓・広田レジーナさくら●&SAKI

Regina di WAVEを獲得したことでサクパラダイスなる新たなプランをブチあげた旧姓・広田レジーナさくら。2・14新木場大会でSAKIを勧誘し、今大会からいよいよサクパラダイスが本格始動。前・タッグ王者組の桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy)と対戦した。

試合前から広田が「お前ら、今日はサクパラダイス・プレゼンツだからな。わかってるだろうな? お前たちの中のパラダイス、出して見ろよ!」と挑発。ゴングが鳴らされると、早速サクパラが桃野を捕まえトレイン攻撃。2回目は桃野がかわしてドロップキック。ボスマミの“担いで”“投げて”が決まる。カウント2。
桜花が出ていき、ヘアーホイップ。だが広田もガットショットを叩き込み、拝み渡りを敢行する。すると桃野もSAKIに高速で拝み渡り。広田を追い抜かして、アームホイップ。その振動で広田は転落してしまう。「恥かかせやがって!」と広田は、桜花にカニばさみからのボ・ラギノール。

かわったSAKIが桜花にカベルナリアを狙うが、持ち上がらず。逆に桜花がカウンターの払い腰からワキ固め。桃野も反対の腕を捕獲し、2人で腕固めの体勢。広田はカットに入ると見せかけて、SAKIを応援するだけ。観客の笑いを誘う。なんとか自力でしのいだSAKIがブレーンバスターでやり返し、交代となる。
桜花vs広田となり、桜花が「クソババア!」と串刺しビッグブーツ。ボスマミで美桜ロケット、桜花のケンカキックでカウント2。もう一発狙うが、広田が迎撃し、スイングDDTに切り返す。そして、高田純次へ。桜花が両足でブロックすると、広田は「そうか、桜花がやるってことか!」と桜花にやらせようとする。だが、桜花がロープに走ると妨害。広田は「何度も言わせるなよ! お前は年齢制限でできねーんだよ。新しく入ったサクパラダイス軍のSAKIが見本見せてやるから。SAKI来い!」とSAKIにやらせようとするが、SAKIは拒否。
形勢が入れ替わり、ボスマミがダブルを狙うが、かわす広田。すかさずSAKIが飛び込み、2人同時のフェースクラッシャーをボスマミに決め、プロレスLOVEポーズの揃い踏み。さらにSAKIは広田をブレーンバスターで桜花の上に投下。

場外に桜花が落ちると、トペ・スイシーダを狙う広田だったが、これは失敗。
続く桜花のダイビング・サンマドロップはカウント2。ネックハンギングボムを狙うが広田がウラカンラナに切り返し、SAKIと交代する。

SAKIはカウンターのボディープレス、エルボードロップを敢行。桜花もスタンガンで流れを変えると、ケンカキック、バックドロップでカウント2。さらに桜花のカカト落とし、桃野のダイビング・ボディーアタック→低空ドロップキックと波状攻撃を仕掛けていく。桃野はフェイントを入れたフットスタンプを見舞うと、カサドーラを狙うが、SAKIが踏ん張りアトミックドロップ。間髪入れずに広田がボ・ラギノールにつなげる。桜花にもアトミックからのボ・ラギノールを放つと、サクパラが尻攻めのオンパレード。
ここでSAKIはダブルを要請。カンパーナで捕獲すると、広田がボ・ラギノールで合わせていく。さらに側転からのボ・ラギノールと畳みかける広田。そして桃野を場外に送り出すと、トペ・スイシーダをお見舞い。リングに戻ってへなーらサンセットでカウント2。残り5分となり、広田がシャイニング・ウィザードを狙うが桜花が迎撃し、今度はボスマミがファンタスティックフリップ、高い高いへ。さらに連係の垂直落下ブレーンバスターからエビ固めで飛び込む桃野。キックアウトされるとロープに走る桃野だったが、広田のふらふらドーンでカウント2。
今度は広田が夜叉スープレックスの体勢に。これを回転エビ固めに切り返す桃野。カサドーラからのフットスタンプもカウント2。JKボムはSAKIがフロントキックで妨害。桜花も桃野の助けに入るためビッグブーツで飛び込むも、広田にかわされボ・ラギノールの餌食に。のけぞる桜花を踏み台にした桃野がJKボムにつなげて勝利を収めた。
◎試合後のマイク
広田「ボスマミ、さすがだよ。パラダイス軍、負けちゃったけど、でもSAKI安心して。負けが、負けじゃないからさ。深いでしょ? いい? サクパラダイス軍は負けても別に気にしないよ。だって、そのパラダイスに、この会場がパラダイスになったらそれでいいじゃない。そうですよね? 今日、サクパラダイス・プレゼンツ・パラダイスこれ成功じゃないですか? これもボスマミの心にパラダイスがあるからだと私は思います。例の物をお願いします。(薄いTシャツが用意される)サクパラダイス軍、入ってください。(桜花がその気になりかけると)オメーじゃねーよ、桜花、バーカ! 誰がお前みたいに絶対、闇抱えてるみたいな、ヤツ…。下がれ、下がれ、下がれ、ホラ。美桜、アンタの心にはパラダイスがある。受け取って」

桜花「ノーだよ、ノー!」
広田「いいから受け取ってみて。いいから受け取ってみて。Tシャツ作ったから」

桃野「…かわいい」

広田「ほら、ね? 『かわいい、桃野美桜』って書いてあるんだよ?(桃野がTシャツを着る)いい感じにスケてるねー(苦笑)。ホラ! ねえ、桜花さんはしょうがないんだよ。別に美桜が悪いわけじゃないんだよ、桜花さんにはパラダイスがそんなにないからしょうがない(笑)。なさそうだもん、だって。サクパラダイス軍、どんどん増殖しております。サクパラダイス軍、増殖成功! これからの軍団活動楽しみにしていてくださーい」
4、コンプライアンスwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(10分39秒、エビ固め)梅咲遥●
※梅咲のラ・マヒストラルを押しつぶして

おそらく日本の全女子プロレスラーから恐れられている、宮崎有妃のはずかし固め。現在、宮崎がそのターゲットとして狙っているのが、ワールド女子プロレスディアナの期待の新星・梅咲遥。これまでは未成年ということもあり、はずかし固めをひたすら我慢。コンプライアンスを遵守していた宮崎だったが、2月7日に梅咲が二十歳を迎え、もう何も気にすることがなくなった。宮崎の老かいテクニックの前に、梅咲ははずかしい姿をさらされてしまうのか、それとも…?

試合前から明らかに気合が入っている様子の宮崎。一方、明らかにイヤそうな梅咲。宮崎は早くもエアーではずかし固めの予行練習。組み合った瞬間、早速、狙いに行くが、これは梅咲が回避する。
宮崎がフロントネックロックに捕らえるも、攻守を入れ替えた梅咲がストンピング。そしてリバース・インディアンデスロックで捕獲する。そして弓矢固めへ。崩れると、梅咲がコーナーに駆け登る。追いかけた宮崎は両足を開いて梅咲の悲鳴をあげさせると、はずかし固めの体勢。これを堪える梅咲。ロープに走るも、宮崎がラリアット。続くはずかし固めも、また失敗。

逆にドロップキックを放った梅咲がコーナーに昇る。追いつかれるも、回転エビ固めに切り返す。
抵抗しまくる梅咲に対し、宮崎は「おーい、この試合の意味、お前わかってないだろ?」と諭し始める。そして「(このためにチケットを買った観客のために)感謝の心だよ。やるしかないんだよ。(息を)吸って吐いて。大丈夫。大丈夫」と優しく説得していくが、梅咲は場外に逃げ込む。そして、場外ドロップキック。カウントアウト勝ちを狙うも失敗に。
リングに戦況が戻り、梅咲のクロスボディーは宮崎が迎撃。今度こそはとはずかし固めを狙うが、再び場外に逃げ込む梅咲。宮崎に捕まり、「お母さん助けて!」と最後の頼み。どうやら客席に梅咲の母親が観戦している模様。さすがの宮崎も、「親呼ぶのはナシ!」と躊躇する。張り手を見舞った梅咲がネックブリーカードロップ。セカンドからのドロップキックを2連発。宮崎は串刺しラリアットで応戦する。梅咲もヘッドシザースホイップからプランチャ・スイシーダをお見舞い。
再びリングに戻って梅咲がミサイルキック。しかし宮崎もえびす落としを放って流れを変える。ムーンサルト・プレスを狙うが、セコンドの高瀬が妨害。梅咲がバックドロップに切り返し、ブロックバスターホールドでカウント2。ここで宮崎は目潰し。はずかし固めを狙うが、梅咲は足をクロスして必死の抵抗。足が開きかけると高瀬がまたもやカット!
すかさず梅咲がラ・マヒストラルを狙うが押しつぶした宮崎が3カウント!? 宮崎ははずかし固めを決めることなく、試合に勝ってしまった…。
◎エンディング
宮崎「ちょっと待って×2。もう1回、試合しよう。もう1回! お願い。お願いします。もう1回。なんで!? これじゃ申し訳が立たないよ。(時間を見て)たしかにあと(8時まで)10分しかない…。ちょっと待って。あの(次回大会の)3月14日、3月14日って?」

梅咲「試合が…」

宮崎「うるせーな、関係ねーよ! 昼とか夜とかわかれてないの? ドかぶり?(梅咲がうなずくと)ゲーーー、どうするの? 気まずいよ。こんな試合に勝って、勝負に負けるなんて…。今月中に今月中、なんかどうにかならないかな? お願い! 今月中に試合!!」

桜花「3月中にやりたい?」

宮崎「そう、私こんなに、こんなワガママなこと言ったことないでしょ? お願いだから!」
桜花「お客さんも見たい? 見たい? 見たい?」

宮崎「お母さんも来ない。お前、お母さん…」

桜花「じゃあわかった、GAMIさん、GAMIさん! このあとスケジュールの空いてる会場、押さえて」

宮崎「すみません!」

二上会長「(二上会長がスマホを手にしながら)いま?」

桜花「いま、ナウ! 梅咲が空いてる日と、会場が空いてる日」

宮崎「おい、高瀬、お前何してるんだよ。お客さんに謝れよ!」

桜花「謝れよ!!」

宮崎「画像作ってくれた人とか楽しみにしてるんだよ」

桜花「(二上会長が会場を押さえている間に)いまちょっと決まったことがあるんで発表していいですか? ちょっと広田さーん、広田×2、広田さーん。レジーナ広田!」

広田「レジーナだけど、呼んだ?」

桜花「上がって来いよ。昨日、加藤園子と防衛戦やるって言ったよね?」

広田「やるって言ったっていうか、私は『やりたくない』って言った。だけど、社長が『だったら剥奪すっぞ!』って言うから、私は『じゃあ、やります』って言った。それが正しい経緯です。私から言ったわけじゃない。パワハラを受けて、言ったんです」

桜花「でも、言いましたよね?」

広田「言いましたよ」

桜花「日程、調整しましたよ。決まりましたー」

広田「そういうことだけ早いよね、本当にぃ……」

桜花「決まりました。4月1日の新宿FACEで防衛戦、決定しました。防衛戦するか、剥奪するか、どっちがいい?」

広田「わかった、わかった。やりますー! えっ、4月の?」

桜花「1日」

広田「1日?」

桜花「FACE」

広田「新宿FACE?」

桜花「新宿FACE!」

広田「わかりました。園子さんとレジーナ防衛戦、タイトルマッチやります」

桜花「はい、決定しましたー!」
そこに二上会長が現れる。どうやら空いている会場が見つかった模様。

桜花「24日、水曜日、アイスリボンの道場が空いてるそうです。あ! ディアナさんも24日、空いてるそうですー。OKだそうです。なので、24日やっていいですよ。やっていいですよ」

宮崎「おい、ディアナからOKもらったぞ? 会社がいいっつってんだよ。高瀬、オメー邪魔しやがって。みんなに謝って帰れよ、わかったな? 高瀬と梅咲遥、お前ら、組めよ。3月24日、奇跡vsルミナス、(高瀬に)24日は空いてる?(と慌てて確認すると……)」

高瀬「ガラ空きです」

桜花「じゃあ、のちほど坂口さんに言っておく」

宮崎「あとで正式決定したら発表します。今日中か明日中には必ず。3月24日、蕨で道場」

桜花「アイスリボン道場で」

宮崎「夜、奇跡vsルミナス、決定だよ。(高瀬に)お前が邪魔しなければ、それなかったんだからな。わかってるのか? お前にも……。でもはずかし固めはあんまり見たくないから、いろんなこと考えておくよ。お前に対してな!」

広田「覚悟しておけよ!!」

宮崎「どうですか、お客さん! ウチのレジーナが出たんだからな、負けるわけにはいかないんだよ。待っとけよ! さっさと帰れー!!」
桜花「ちょっと24日、もう一つやりたいカードがあるんですけど、いいですか? 塚田、塚田! ちょっと上がっておいで! みなさんもご存じの通りウチのwaveの練習生の塚田しずく(つかた・しずく)です。いまデビューに向けて頑張っています。でいま、デビュー戦を4月1日で設定しています。それまでにデビューさせたいと、本人もしたいと言っています。なので24日にエキシビションマッチやろうと思っています。それまでにちゃんとデビューできるように仕上げてください」

塚田「はい」

桜花「みなさん応援のほうよろしくお願いします。締めてください」
宮崎「いやこんな…こんな悔しい…あっ、8時になっちゃう! では次回大会は3月14日、新木場大会。そして、いま決まった3月24日、蕨・アイスリボン道場、ぜひみなさん来てください。必ず、そこでは必ず、アイツにはずかし固めを決めたいと思います。今日は見ているみなさん、どうもスミマセンでした! 笑顔で終われると思ったのにぃ、みんな一緒に言ってくれるかなぁ…。不安だよ。みなさん、拳を突き上げて、これがwaveで締めましょう。すみません、本当にすみませんでした。行くぞー、これがwaveだ! ありがとうございました」
2021.02.28

『NAGOYA WAVE~キン☆シャチ~vol.20』

taisenn
1、NAGOYA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美 (8分58秒 片エビ固め)Yappy●
※ビッグブーツ

taisenn
2、NAGOYA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○門倉凛&青木いつ希(15分23秒 変形ダブルリスト)沙恵&杏夏●


taisenn
3、NAGOYA・Future wave(15分1本勝負)
△野崎渚(時間切れドロー)桃野美桜△

taisenn
4、NAGOYA・プレミアムwave(30分1本勝負)
SAKI&○高瀬みゆき&本間多恵(17分08秒 片エビ固め)宮崎有妃&ハイビスカスみぃ&神童ミコト●
※ローリングストーン

taisenn
5、Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
○<王者> 旧姓・広田レジーナさくら (17分08秒 ヘナーラ)KAORU<挑戦者>●
※第16代王者2度目の防衛に成功

2021.02.14

「Valentine wave 2021」

◎入場式
大会に先立ち、選手入場式がおこなわれ、桜花由美社長が代表の挨拶をおこなった。

桜花「みなさん、こんにちは! ありがとうございます。本日はご来場、誠にありがとうございます。そして、カンフェティで動画配信をご覧の皆さんありがとうございます。本日、昨日の地震のため仙女のチサコ選手と金子選手が交通機関がすべてストップしてしまったため本日は欠場となってしまったことを深くお詫び申し上げます。本当に楽しみにしていた皆様、申し訳ございません。えー、必ずクソ女night☆対チサコ&金子の試合はどこかでやりたいと思っておりますので、みなさんぜひ楽しみにしていてください。えー、本日はバレンタインということで、みなさんがハッピーな気持ちで帰れるよう、全選手一同、一生懸命頑張りますので、拍手と足踏みのほうよろしくお願い致します」
1、Future wave(20分1本勝負)
桃野美桜&○Maria(12分19秒、ベイブスネイク)星いぶき&Yappy●

2月13日に5周年を迎えたばかりの桃野美桜がMariaを従えwaveに参戦。アイスリボンの星いぶき、P’sPartyのYappyとタッグで激突した。

マーベラス勢が奇襲を仕掛けてゴングを迎える。早速いぶきを捕まえ、連係に成功する。「アイ・ラブ・マーベラス」をファンに向けて叫ぶも、Yappyが妨害。そして今度はアイスリボンの連係が決まる。
Yappyは自慢のヒップで桃野に「重いですか?」とプレッシャー。耐えた桃野もドロップキックでやり返してパラダイスロックへ。続いてMariaが出ていき、Yappyの腕を蹴り上げると、桃野がドロップキックにつなげる。Yappyもフロント・ネックロックで桃野をブンブンまわして、いぶきと交代。
いぶきは桃野にクロスボディーを連発。そして桃野をロープ際に座らせ、Yappyがヒップドロップ、いぶきが低空ボディーアタックを放つ。そして逆水平チョップをお見舞いする。

劣勢の桃野だったが串刺し攻撃を回避し、流れを変えるとカサドーラからのフットスタンプ。セカンドからのドロップキックでカウント2。
続くMariaがハイキックをいぶきに連発していく。正面ドロップキックでカウント2。いぶきの逆水平チョップ、Mariaのフロントキックがラリーとなる。そこからいぶきが河津掛け。そのままグラウンド卍固めへ。耐えられるとネックブリーカードロップを放ってYappyと交代となる。

YappyはMariaにヒップドロップを連発していき軽々担ぐも、Mariaも着地。すぐにYappyがロープに走る。これを桃野がドロップキックで妨害し、Mariaがクリストへ。耐えられるとトラースキック。キックアウトされるとワキ固めで捕獲する。これはいぶきがカット。
ここでアイスリボン勢はダブルを狙うが、かわしたMariaが逆に桃野とのドロップキックを成功させる。すぐにMariaがコーナーへ。ファンタスティックフリップを狙うが、自滅。逆にいぶきがダイビング・ボディーアタック。Yappyがストレッチボムにつなげる。桃野のカットが間に合い、カウント2。

ロープに走るMariaだったが、Yappyがボディーアタック。仕留めにかかるYappyだったが、Mariaがカウンターのベイブスネイクでギブアップを奪った。
2、サクパラダイス・スカウトキャラバン~コミカルwave(15分1本勝負)
○SAKI(13分47秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●
※ランニング・ブレーンバスター


昨年末にレジーナとなった旧姓・広田レジーナさくら。そのときに明かしたプランが「サクパラダイス」の存在だった。正直なところは名前先行の企画だったが、今大会よりいよいよ始動することに。まずはスカウトキャラバンと題してSAKIとのシングルマッチが組まれた。
にらみ合ったあと、慎重に力比べとなる。広田が力で勝り、ブリッジ状態のSAKIの上に乗るが、SAKIが腹筋ではね除ける。広田のスクールボーイはカウント2。クロスボディーを狙うが、SAKIがフロントキックで迎撃する。

攻勢に転じたSAKIがヒザ蹴り。広田をトップロープにセットしニーリフト、リバーススプラッシュを投下する。
広田もネックブリーカードロップからフェースクラッシャーへ。「寝とけ、わかるだろ?」とSAKIを仰向けにさせると、高田純次を敢行する。SAKIが回避すると、広田は「しょうがない。お前が代わりにやるってことか!」と仰向けになる。SAKIは無視してバックドロップ。これを着地した広田がボ・ラギノール。走り込んでの一発をお見舞いすると、SAKIが場外へ。広田はトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
コーナーに登るSAKIに、広田は「え、こっちも?」と拝み渡りにトライさせる。ゆっくりとSAKIが拝み渡りを敢行。ロープ上のジャンプを試みるが転落すると、すぐに広田がボ・ラギノール。SAKIのアトミックドロップ、広田のボ・ラギノールがラリーとなる。そしてダブルダウン。
SAKIは再びアトミックドロップからフロントハイキック。ブレーンバスターを放ってカンパーナにつなげる。耐えられるとSAKIがパワーボムのような体勢。これを広田がサクラライトに切り返す。そして夜叉スープレックス、へなーらサンセットを敢行。キックアウトされると夜叉ロックで捕獲する。

続いてロープに走る広田。SAKIがカウンターのファルコンアローから押さえ込むが、広田が切り返していく。カウント2。
SAKIのビッグブーツ、広田のバックブローの打ち合いとなる。一進一退の攻防となると、広田が「ちょっと待て。プロレスでは勝敗がつかない。こうなったらホーミーで勝負だ!(まずはホーミーの説明をしたあと)でも、実際どういうことかわからないと思うので、今日たまたま海外からホーミーの第一人者が来てくれています。AEW・志田光! ホーミーやりにいこい。お前しかいないだろ。あのホーミーをやってくれよ」と来場していた志田光を強引にリングに上げる。
志田は躊躇しながらも、ホーミーらしきものを微妙な感じで披露。だが、広田は「お前何しにきたんじゃ。何しとんじゃ!」とバッサリ切り捨てる。辱めを受けた志田がストンピング。SAKIとのダブルを狙うが、広田がチョークスラムの体勢。
回避したSAKI&志田がダブルのブレーンバスターを敢行。すかさずSAKIがアトミックドロップ、フロントハイキックにつなげ、最後はブレーンバスターでトドメを刺した。
試合後のマイク。

広田「SAKI、さすがだったよ。そして志田! 久しぶりにお前のホーミー聞けてよかったー。いつでも、いつでもやりに来てくれよ。海外でもホーミー頑張って使ってくれ。SAKI、この試合のタイトル『サクパラダイス・プレゼンツ・スカウトキャラバン』。私、いまサクパラダイスという楽園を展開するために、サクパラダイス軍をスカウトしています。見事、合格! 満場一致ですよね!? お前こそ、サクパラダイス軍に必要だ! なっ!×2」

SAKI「えっ? すみません。急に呼ばれて、ちょっと流れとか掴めてないんですけど、サクパラダイス? ちょっと、よくわかってないんですけど…私は今日チャンピオンに勝ったという結果を残せただけで満足で、もう今日は…」

広田は気にせずTシャツをセコンドに持って来させる。
広田「試しに着てごらんよ、コレ。試しに。『かわいるど』って書いてるから。誰が見てもアナタのでしょ? ちょっと薄めのTシャツだけど。(SAKIが着ると)いいじゃん、今日から2人でサクパラダイス盛りあげていきますので、今日はありがとうございました!」
◎バックステージ
広田「(「おめでとうございます」と声をかけられると)ありがとうございます」

SAKI「私ですよね? おめでとうございますって」

広田「いや、私。じゃあ、お互いにめでたかったということで、この試合は。ありがとうございます。はじめてのサクパラダイス軍入団者ということで、本当にSAKIがほしかったので、今日こういう形でスカウトキャラバンやって、SAKIがこのTシャツを着てくれたということで、2人でやっていこうと思います」

SAKI「私、今日、ただただレジーナの広田さんとシングルを組ませていただいて、それだけで。絶対にチャンピオンに勝つぞ!という意気込みだけで今日ここに来たので、結果を残せて本当にうれしく思います」

広田「心強いです」

SAKI「いや、コレ私…」

広田「すっごい似合ってるよ」

SAKI「そうですか?」

広田「どう? このスケスケのTシャツでいこうかなと思って。サクパラダイス。これから温かくなってくるし」

SAKI「ちょっと悩んだんですけど、カワイルドって書いてくださってるのは私のためだけの1枚だなと、特別に」

広田「これからどんどん、軍団員を増やしていくのが私の目標なので、パラダイスをwaveに展開するということで第一歩、大成功!」

——前髪切りすぎじゃないですか?
広田「うっさいな! だからサクパラダイス軍に入る人は条件として、うすうすTシャツを着て前髪を短くするのがパラダイスにおける気合の現れということで統一していこうと」

——野望は?
広田「これでまず一人増えたでしょ? もっと何人もいるんですよ、コイツパラダイス軍に欲しいなっていうヤツ、そいつらを全部軍団入りさせた暁にはぜんぜんパラダイスじゃない人たちと対戦をして、その人たちの心にパラダイスを、そうしていったらさ、世界中の人がパラダイスの心が持てるじゃない」

SAKI「素晴らしいですね」

広田「世界平和なわけよ、私が掲げるものは」

SAKI「そんな大きいものだったんですね」

広田「そうだよ」

SAKI「その第1号に…光栄です。ありがとうございます」

広田「世界平和目指していきましょう!!」
3、wave of waves(15分1本勝負)
○野崎渚(14分9秒、逆さ押さえ込み)宮崎有妃●


久々に宮崎有妃&野崎渚のクソ女night☆のタッグが予定されていたが、センダイガールズのDASH・チサコ&金子夏穂が昨晩(2月13日)起きた地震のため来場が困難となり急きょ、宮崎vs野崎のシングルマッチに。2人の対決は、20年7・7新宿でおこなわれたレジーナ戦以来となる。
先に入場した宮崎はイスを持って登場。リング上でチサコポーズを決めて、ファンサービス。試合は観客の手拍子のなか、ロックアップ。宮崎が押し込みクリーンブレイク。すぐに野崎はブレイジングチョップを連発していき、カウンターのブレイジングチョップ。鎌固め、顔面バーン!へ。しかし、重量オーバーで持ち上がらず。
今度は宮崎がDDTを放って顔面バーンの体勢。ところが「やり方がわからない!」と途中で諦め、逆片エビ固めに切り替える。脱出した野崎がスリーパー、大外刈りからドルミルへ。ローリングで回避する宮崎。
野崎はブレーンバスターで追撃を試みるが、宮崎が堪えてビッグヒップ。そして「カメラの準備をしろ!」と、はずかし固めの体勢に入るが、「今日はな、お前じゃねーんだよ。お前のなんて見飽きてるんだよ。今日はずかし固めをかけられるのは志田!」と、試合を見ていた志田を再びリングに呼び込む。宮崎がはずかし固めを決めると観客は大盛り上がり。
改めて宮崎は「志田、ありがとう!」と感謝を叫ぶも、すぐに野崎がミサイルキック! おしゃれキックから走る野崎だったが、宮崎はTommyレフェリーを盾にし回避すると、イス攻撃。コーナーに登るが、今度は野崎がイスを投げつけ回避する。そして雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
10分経過。今度は宮崎がお返しの雪崩式ブレーンバスターを見舞って、ムーンサルト・プレスを投下する。これを寸前でかわした野崎がランニング・ダブルニーアタック。一方、宮崎もショートレンジ・ラリアット2発で応戦する。
3発目をかいくぐった野崎がドルミルⅢへ。形が崩れると、ビールマンキックをお見舞い。ロープに走る野崎。これを宮崎が妨害すると、野崎はイスを投げつけザキゴエを敢行。ならばと宮崎もGUSTを放つと、掟破りのザキゴエ返し。
すぐにロープに向かう宮崎だったが、野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ→ノアールランサー。もう一度、ノアールランサー・ハイで飛び込むが、かわした宮崎が外道クラッチ狙い。回避した野崎がカサドーラ。もう一度宮崎は外道クラッチを狙うが、これも読んだ野崎が逆さ押さえ込みで3カウントを奪った。
4、マエストラKAORU~プロレスゼミナール・補習~スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&KAORU(17分32秒、片エビ固め)門倉凛&青木いつ希●
※ビッグブーツ


今年8月の引退を予定しているKAORUに、桜花由美社長がwaveへのレギュラー参戦を打診。タッグのマエストラとして、試合を通してレクチャーを受けるシリーズ「マエストラKAORU~プロレスゼミナール」を開講することとなった。その第1弾として組まれたのは、WAVE認定タッグ王者組の門倉凛&青木いつ希組だった!?

青木は「桜花さん、マエストラよろしくお願いします」と握手を求めるが、KAORUが無視すると、桜花もそれに準じてスタートとなる。
開始直後に連係を試みる王者組だったが、ダブルのドロップキックは揃わず。仕方なくダブルのクローズラインを狙うが、桜花がビッグブーツで切って、2人にフェースクラッシャーをお見舞いする。

続いてKAORUが出ていき、門倉の両手を踏みつけると、桜花は足裏を踏みつける。さらにKAORUが噛みつくと、桜花も噛みつき攻撃。門倉をいたぶっていく。KAORU&桜花でダブルのフロントハイキック、ツープラトンのブレーンバスターでカウント2。
ローンバトルを強いられた門倉だったが、KAORUにドロップキックを放って、青木とタッチ。青木はKAORUに「先生が反則しちゃいけません」と張り付けボディーアタック。後頭部にランニング・ニードロップをお見舞いする。そしてキャメルクラッチで捕獲。耐えられると背中にダブルニードロップを投下する。カウント2。
KAORUはストンピングでやり返し、「うるせー、青木!」と叫んで桜花にチェンジする。桜花は串刺し攻撃を狙うが、青木がボディーアタックで迎撃し、門倉と交代。

門倉はドロップキックでカウント2。桜花も串刺しビッグブーツでやり返しダイビング・サンマドロップにつなげる。キックアウトされるとクロスフェースで捕獲。これは青木がカット。そして、青木は桜花→KAORUをコーナーに投下。門倉をハンマースルーしたあと自らも突っ込むが自滅に。
今度は門倉が桜花&KAORU&青木がたまるコーナーに突っ込んで行く。しかし桜花&KAORUにかわされ、青木にバックエルボーが誤爆してしまう。

桜花が走るも、門倉がネックブリーカードロップで迎撃し、トラースキック。桜花もビッグブーツを放つが、アンクルホールドに切り返す門倉。耐えられると走る門倉だったが桜花がビッグブーツ。そしてKAORUと交代。
KAORUもビッグブーツを放って、ブレーンバスターでカウント2。エルボーのラリーとなり、ロープに走るが、KAORUがカウンターのビッグブーツ。すぐに門倉もドロップキックでやり返し、低空ドロップキックにつなげる。

ここでKAORUはハーフテーブルを持ち出し門倉をぶっ叩く。青木が挑発すると、気を取られるKAORU。その隙に天板を奪った門倉がやり返す。そして天板の上へのDDT。ダブルリスト・アームサルトもカウント2止まり。
かわった青木が串刺しバックエルボー、ボディープレスで追い打ち。セカンドからのフットスタンプを放つも、これはKAORUが回避する。

ダブルの攻撃を狙う青木と門倉だったが、KAORUがかわして、桜花とのビッグブーツ。走る青木に、桜花がスタンガン。カカト落としでカウント2。KAORU→桜花で串刺しビッグブーツを決めたあと、KAORUがバルキリースプラッシュを放つが、かわされ自滅。反対コーナーでは門倉が桜花に雪崩式フランケンシュタイナー!
すぐさま青木が桜花に串刺しラリアットで飛び込むと、門倉がキャノンボールで続く。そして、青木のセカンドからのフットスタンプが決まる。ダイビング・フットスタンプも放つが、これはKAORUがカットする。

青木の大外刈りはカウント2。ロープに走るも、桜花がカウンターのネックハンギングボム。門倉がカットに入ると、KAORUが門倉にキック。青木もラリアットでKAORUを排除する。桜花にも一発ラリアットを食らわし、さらにもう一発を狙うが、桜花がバックドロップに切り返し、ビッグブーツ。残り3分となり、ここで門倉のトラースキックが青木に誤爆。間髪入れずに桜花がビッグブーツで飛び込み3カウントを奪ってみせた。
◎エンディング
試合後のマイク。

KAORU「ありがとうございました。えー、補習ということで、もう1回やったほうがいいかなぁ。なんでよ、チャンピオンなんでしょ? で、負けちゃったんでしょ? 補習でしょ。補習っていうか追試? テストも受けてない補習だけだけど、今日は赤点。うるさいだけ、アンタ達。息も合ってないし最初から。ドロップキックもダメ。ダブルドロップキック、(門倉が青木のせいにする)ほら人のせいにする。違うの、タッグは補い合う、かばい合う、それがタッグ。アンタたち何? 相手のせいにしてばかり。ダメだよね。補習だよね。もう1回ね。よくわかった、タッグで当たってみて。アナタたちの悪いところ。よーくわかりました」

桜花「タッグチャンピオンに勝ったから私とKAORUさんで挑戦します?」

KAORU「ちょっと待って、ボスいいの? ボスがよければいくけど」

桃野「やりたければやれば?」

KAORU「おーーーー、すごいな、強気だなー。まぁまぁ、それは桜花に任せて。私はほらレジーナあるから。ってことで追試でお願いします。(広田を見つけ)あ、いた! すごいモテモテじゃない、レジーナ。いろんな人がお腹冷えたって言ってるよ?」

広田「そうなんです。あのね、腹巻き代わりに考えないでください」

KAORU「考えないでっていうか、安く見られてるのよ。レジーナチャンピオンがじゃないよ。レジーナを持ってる広田だから、ワンチャンあるじゃん、みんな。だからみんな挑戦を、まあ中には『買う』って言った…、ウチの渡辺智子が買うって言って、お前ふっかけたろ?」

広田「買うっていうので、売ろうとしました」

KAORU「売ろうとしてたよね? 交渉してたもんね、裏で。で、ふっかけただろ?」

広田「1600万」

KAORU「でしょ? 1600万ですよ。まぁ、それだけの価値はあると思うよ、レジーナだから。だけど、私、今度挑戦するから。そこで勝って、そのベルトを最後に巻いて、で智子と交渉しようかなと思ってる。もう1回裏で。リング上でやる話じゃないけど、嫌らしい話だから。裏でやるけど1600万って(苦笑)」

広田「違う、1700万でっていう」

KAORU「もっと買わねーわ」

広田「KAORUさん、本当にwave次回の大会、名古屋。タイトルマッチで、まだ名古屋のカード、私とKAORUさんのタイトルマッチしか発表されてないんですが、完売間近です」

KAORU「素晴らしい」

広田「買っていただいた方に応えたいと思います。で、私ごとなんですけど、今年で25周年を迎えます。その年にKAORUさんが引退される。そして、このタイミングでタイトルマッチ…私はその試合に勝たなくてはいけないと、私は思います」

KAORU「それが恩返しだと?」

広田「はい」

KAORU「そんなこと言われたらさ、ズルくない、いまの。ズルくない? こんな言い方」

広田「なので25年間の感謝を込めて闘いたいと思いますので」

KAORU「ウルウルしてる! ズルいぞ、お前! ウルウルしてんじゃねーよ! まだやるんだよ!」

広田「じゃあベルト買ってくださいよ」

KAORU「ズルいよ、コイツ」

広田「次の大会で私はKAORUさんに25年分のものをぶつけて、カンチョーしたいと思いますので、楽しみにしていてくださいよ」

KAORU「私も負けない。お前の気持ちに応えるために、そのベルトに名を刻むよ。17代目として。失礼のないように。ありがとう」

広田「ありがとうございました」

KAORU「泣きそうだからもうやめるよ」

広田「(青木と門倉に向かって)謝れ、お前らも。先生怒ってただろ」

桜花「おい、ちょっと広田!」

広田「えっ、なに? 感動的なマイクで終わろうと」

桜花「終わってない。終わってるんだけど、これはこれで終わってるんだけど、今日の試合でさ、世界の志田光、使っただろ?」

広田「えっ、世界のコミカルエースの志田光を使ったんです!」

桜花「すみません、志田さん。ちょっとこちらに。すみません×2。リングに上がって来ていただいていいですか? その次の試合も出てませんでした?」

志田が靴を脱いでリングに上がる。

広田「結構、靴下に毛玉ついてるんですけど、世界の、世界の志田の…」

桜花「大丈夫ですか? 会社に怒られない? 大丈夫?」

志田「いや、ちょっと私もわからないですね。責任持てないですね」

桜花「ちょっと広田! 責任取れないって。ちょっと謝って」

広田「なんでですか!」

桜花「謝って!」

広田「謝る必要あるんですか。みんな楽しかったですよね?(観客が拍手を送る)」

桜花「(ひとまず志田に)ありがとうございました。そんな志田さん、告知があるんでしょ」

志田「いいですか?(広田が靴下を突っ込むと)毛玉の話はもういいの! えーっと、日本に戻ってきてるのはですね、AEWのトーナメントを、日米同時トーナメントを開催するために、戻ってきております。いま私AEWのチャンピオンでして、その私に挑戦する人を決めるトーナメントです。ここにいる門倉もエントリーされています。1回戦目アジャコング選手となんで大変ですけど、で、日本人が8選手エントリーされてまして、日本で勝ち上がった人と、アメリカで勝ち上がった人が最後決勝戦をして、その決勝戦で勝った人が私、志田光に挑戦するという流れとなっております。その試合がですね、1回戦目が公開される日程が決まっております。日本時間で言うと、16日の朝9時から。向こうの時間に合わせているので朝になっちゃうんですけど、16日の朝9時から1回戦目がYouTubeで公開になります。どなたでもご覧になれます。はい、ただです。AEWの公式YouTubeで公開になりますので、ぜひみなさん見ていただけたらと思います。さらにそのアメリカでいう次の日になるんですけど、日本で言うと16日の夜10時には日本語解説版で同じ1回戦が公開になりますので、その解説に私コメンタリーとして入っております。AEWのことを日本にもっと広めたいなと思っていますし、日本の女子プロレスをもっともっと世界に紹介していきたいと思ってるので、日本のみなさんもぜひ盛りあげていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」

桜花「おお! 今日せっかくバレンタインということでみんなに上がってもらおうなと思います。志田も一緒に写真撮ろう。選手、で、みなさん本当に今日はご来場ありがとうございました。今日いろいろとwaveのために動いていただいたんで、最後はこれがwaveだ!で締めてもらっていいですか?」

志田「私が? いいの? ありがとうございます。えー、うれしい! 1回くらいしかやったことない。うれしい。行きます、行くぞー、これがwaveだーーー!」
◎バックステージ
——青木と門倉について
桜花「なんか息が合っているようで合ってない。合ってないようで合ってるみたいな?」

KAORU「門倉青木?」

桜花「青木と門倉」

KAORU「ちょっと組む経緯は、私はわからないんですけど、なんで組むようになったのかな? そして、『どうしてベルトが獲れちゃったのかな、あの2人で』っていう感覚です、まだ。今日はね、当たったところで、ぜんぜん息合ってないし、本当奇跡だよね? あれでチャンピオンになれた」

桜花「そうですよ、ボスマミから獲れたなんて」

KAORU「そうでしょ、ボスマミからでしょ? あれだね、運?」

桜花「まあ運も実力のうちですけど、あのままだとタイトルマッチやったら絶対負けるなっていう」

KAORU「次、やったら負けるだろうね。勝てないと思うから、それをちょっと勝てる選手にまで育ててあげたいなと思う。でも今日わかった。あの2人が」

桜花「弱点というか、欠点」

KAORU「うん、あれじゃダメです」

桜花「(2人は久しぶりのタッグ)こないだボスマミとKAORUさんとで組んだんですけど」

KAORU「2人きりで組むのはない」

桜花「ないですよね」

KAORU「だけど久々に組んでも息が合うんです」

桜花「なんかやってることに対して、私もコレ途中で入って行っちゃおうかなって」

KAORU「うん。そんな感じ。まあ昔、一緒にやってたというのもあるし、なんとなくわかる」

桜花「なんとなく雰囲気で入って行ってもいいんだな…みたいなのもつかめる」

KAORU「そういうのが(王者組にも)あってほしいな。阿吽だよね?」

桜花「はい」

——レジーナに加えてタッグも狙う?
KAORU「タッグのベルト?」

桜花「あのスミマセン! 私、やっぱりKAORUさんとは挑戦にいけません」

KAORU「でしょ。(桃野が)すごい怒ってたもんね。怖かったもん、私。なんで私まで怒られないといけないんだか」

桜花「あとで機嫌をとっておきます」

KAORU「うん、そうして」

——チャンピオンチームを強くしたらベルト取りに行くとき困るのでは?
桜花「それはチャンピオンチームだけじゃなくて、KAORUさんにタッグのお勉強をさせてもらうということなんで、ボスマミもKAORUさんには教えてもらいます。相乗効果でそのベルトの価値が上がっていったらいいなっていう。やっぱりチャンピオンとしてふさわしいタッグチームだなって思うタッグチームじゃないと、持ってても不思議なね。『なんでアンタたち持ってるの?』って言われるチームに持たれているよりは、ちゃんと『あの2人だから持ってるんだね』って」

KAORU「価値がね、その子たちが持つことによって価値が落ちてもしょうがないから」

桜花「価値を上げつつ、それを私とボスが取りに行く」

KAORU「いまだったら絶対、勝てる、ボスマミのほうが。でも、価値を上げないと挑戦する意味がない。ボスマミが獲って価値を上げてもしょうがない。青木と門倉が価値を上げないと」

桜花「その価値の上がったベルトに挑戦したい」

——広田の感動マイクもあったが?
KAORU「アイツね、すぐ泣くの。あのね、(引退を)発表前に伝えたのね。その時点で泣いちゃうから、もう大丈夫? この子と思って。ベルト取りに行きますよ。名前残したいもん、レジーナの。ごめんトモちゃんに売るから(笑)」

桜花「1600万円でしょ、やめてください。お金じゃないです」
◎バックステージ
青木「追試ですって」

門倉「負けたよね!? はははは」

青木「私のせいにしたね。私のせいにしたよね?」

門倉「はははは」

青木「やっぱ仲良くするところからだよ、私たちは。リンちゃん!」

門倉「いやいや、コロナだから」

青木「関係なくない?」

門倉「そもそもね、ドロップキックからだよ!? ドロップキック練習してもらって」

青木「違う。できないって言ったのに…」

門倉「(ドロップキック)してなかったですよね? ドロップキック」

青木「違う、違う。できないって言ったことをやらせようとする方が良くないんだよ、リンちゃん! 私はリンちゃんのできないことをやって、なんて言わないもん!」

門倉「いや、アタシなんでもできるから」

青木「言ったな?」

門倉「ハハハハ! 私なんでもできるから。ドロップキックってなんか新人のときの基本じゃないですか。やらなかったの? ドロップキック」

青木「やったけど、ダメすぎて封印になったの!」

門倉「アハハハハ!」

青木「笑ってんじゃねーよ! おい!」

門倉「このタッグはまずはドロップキックからですね」

青木「いや絶対違うって」

門倉「ドロップキックからはじまらないと、これがうまくいかないと、うまくいかないんです。補習の課題の一つに入りますね。これは」

青木「100億歩、譲ってドロップキックはわかった…」

門倉「でもやっぱり、あの何でしたっけ? マエストラ?」

青木「マエストラKAORU」

門倉「引退までにもっともっと勉強させてもらいたいので、追試? 補習のなかの追試」

青木「追試」

門倉「そんなことあるのかって思うんですけど、それを受けようと思います。悔しいので」

青木「引退までに…とかじゃなくて、引退までにはもう100回くらい、合格しよう」

門倉「ふふ、そんなにやる!?×2」

青木「そのほうがいい。1回で…」

門倉「じゃあ毎回KAORUさんになっちゃうじゃん」

青木「1回で2、30回ぶんの合格をもらおう。それを目指して」

門倉「ああ、オッケー!」

青木「それだよ、そうしよう」

門倉「仲良くするところからだね」

青木「仲良くしよう。よし。でも今日は一緒に写真撮ってくれたので、まずは一歩。最高。大丈夫、強くなろう」

門倉「ちょっとずつね、距離は縮まってる…と思う」

青木「縮まってるよ! いいよー、リンちゃん。このまんまいこう、リンちゃん。強くなろう。頑張ります。合格しよう」

門倉「合格は絶対しないといけないので」

青木「お願いします」
2021.02.01

『NAMI☆1~Feb.~’21』

1、Future wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(10分25秒、片エビ固め) Yappy●
※ラリアット

動画10秒OK、リングサイドにカメラマンなしというファンのためのナミイチ興行。これまで新木場1stRING限定でおこなわれてきたが、今年からはいろいろな場所で開催される予定となっており、はじめて新宿FACEにて開催された。

第1試合はアクトレスガールズの高瀬みゆきとP’sPartyのYappy、初シングルマッチ。高瀬はAWGシングル王座を腰に巻いて登場する。

試合はYappyがガットショットで仕掛けてゴングとなる。串刺し式のフォアアームを放つと、座り込む高瀬に腰掛け「重いですか?」と挑発する。高瀬が「重いに決まってるだろ!」と言い返して反撃に転じる。鋭いドロップキックで形勢逆転。
高瀬はチョーク攻撃から張り付けドロップキックにつなげる。そしてYappyの上に乗って「重いですか?」とやり返すが、Yappyは「重くないですよ」と強がる。

ならばと高瀬はギロチンドロップ、首4の字固めへ。なんとかYappyがロープ。高瀬のチョップ攻撃に悲鳴をあげるYappyだったが、ショルダータックルで跳ね返し、ボディースラムで叩き付ける。
高瀬も同じ技でやり返し、ギロチンドロップ。串刺し攻撃が決まり、セカンドロープからのジャンピング・エルボーアタックでカウント2。すぐに走る高瀬だったが、Yappyがカウンターのエアプレーンスピン、ショルダータックル3連発からのランニング・ギロチンドロップで反撃にかかる。さらに変形サーフボードストレッチで絞り上げる。
続いてフォアアームの打ち合いとなり、高瀬が張り付けラリアット。カミカゼを挟んでセカンドロープからのギロチンドロップを放つが、寸前でかわしたYappyがドラゴンスリーパーへ。ファイナルカットにつなげていく。そこからチョークスラムを狙うが、高瀬がフロントネックロックに切り返す。さらに三角締めへ。耐えられると、セカンドからのギロチンドロップを投下する。返されるとラリアットの体勢。これをYappyがアックスボンバーで迎撃する。キックアウトされると、チョークスラムを狙うが、これをしのいだ高瀬がカウンターのラリアットで3カウント。王者の貫録を見せつけた。
2、ジャンボwave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分51秒、ドルミルⅡ)三浦亜美●

1・24大阪大会に引き続き、「ジャンボwave」が組まれ、アクトレスガールズの三浦亜美が参戦。前回は桜花由美が受けて立ったが、今大会では、前レジーナの野崎渚が対峙する。

握手をかわした両者だったが、はじめから野崎がプレッシャーをかけていく。ロックアップの押し合いは三浦が競り勝ちクリーンブレイク。再び組むと、野崎はヘッドロックで捕獲する。三浦がロープに飛ばしてショルダータックル。ボディースラムで叩き付け、逆エビ固めへ。野崎がロープに逃げ込むと、セコンドの高瀬が妨害する。
さらに三浦は張り付けボディーアタックで追撃するが、野崎もチョップ合戦に持ち込む。野崎のブレイジングチョップ、三浦の逆水平チョップが交互にサク裂。ロープに走る三浦だったが、野崎がビッグブーツで迎撃し、顔面バーン! そこから鎌固めへ。耐えられると串刺しビッグブーツ、ロープ際でもビッグブーツを放ち、おしゃれキック。そしてミサイルキックを敢行。キックアウトされるとスリーパーへ。
これをしのいだ三浦がドロップキックで反撃開始。コンバインで野崎をロープに這わせる。すぐさま三浦はアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲するも、野崎が着地しスリーパーへ。大外刈りからドルミルの体勢。逃げられると、ビールマンキック、ビッグブーツでカウント2。ランニング・ダブルニー・アタックも返されると後頭部へのノアールランサー。「もう一発!」と走る野崎に三浦がショルダータックル。そしてアルゼンチン・バックブリーカーへ。
耐えられると張り付けボディーアタック、アバランシュホールドにつなげるも、カウント2止まり。「もう一発行くぞ!」とアピールする三浦だったが、これは未遂に。ならばとダブルチョップからショルダータックルを放ち、もう一度アバランシュホールドを狙う。
これを野崎が着地しスリーパーへ。クラッチをほどくとケンカキックで飛び込みノアールランサー! カバーには行かず、ドラゴンスリーパーに捕らえるとドルミルⅡ(胴締め式ドラゴンスリーパー)に移行し、ギブアップを奪った。
3、スクランブルwave(30分1本勝負)
○桜花由美&桃野美桜&KAORU(17分18秒、体固め)門倉凛&青木いつ希&米山香織●
※ビッグブーツ


1・16新宿大会で桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy)を破り、WAVE認定タッグ王者となった門倉凛&青木いつ希が、6人タッグで追撃戦。青木と門倉は米山香織を、ボスマミはKAORUをパートナーに迎えての試合となった。リングアナは、桜花組に「BOSS to Mammy with Grand Mammy」とコールする。
かくして試合は門倉vs桃野でゴング。慎重に向かい合うも、背後からKAORUが門倉を襲撃。いきなりボスマミ&グランマミーの連係が決まる。続いて3対3のスピニング・トーホールドの掛け合い。そこから青木と門倉は桃野にダブルのドロップキックを狙うが、青木はドロップキックが苦手で、届かず。
逆に桜花&KAORUがダブルのビッグブーツで門倉に反撃。桜花が門倉をロープ際で踏みつけると、ダブル・ニードロップを投下する。噛みつきで脱出をはかろうとした門倉に、KAORU→桃野が手の甲へのフットスタンプでお仕置きしていく。
ローンバトルを強いられる門倉だったが桜花にカウンターのドロップキックを放ってようやく青木と交代。挽回にかかる青木は桜花に張り付けボディーアタック、張り付けダブル・ニーアタックでお返しする。

桜花も払い腰で攻勢に転じ、クロスフェースへ。耐えた青木が串刺し攻撃。さらに桃野→KAORUを桜花に投下したあと、米山→青木でトレイン攻撃。最終走者の門倉が飛び込むも、これは自滅となり形勢が入れ替わる。
なおも青木は串刺し攻撃を狙うが、相手チームにかわされ門倉に誤爆。桜花のカバーはカウント2。

続くKAORUが青木をロープに飛ばすも、青木がショルダータックルで迎撃。米山が出ていき、KAORUにキャメルクラッチ。そして「オッケー、サンにーん!」と変顔ポーズ。しかし、門倉は躊躇する。KAORUに「やれよ!」と言われ、しぶしぶ変顔に参加する。ハイタッチをかわす米山、青木、KAORUだったが、米山&青木がすぐにKAORUにガットショット。青木がショルダータックルを見舞って、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。続くバックフリップはカウント2。
劣勢のKAORUだったが、ハーフテーブルで脳天をブチ抜き、桃野と交代する。

桃野は青木にドロップキック4連発。トレイン攻撃につなげて、美桜ロケットでカウント2。10分経過。桜花&KAORUが合体ブレーンバスターの体勢。桃野がキックで発射させようとしたが、門倉が妨害。

このチャンスに青木が大外刈りでやり返し、門倉と交代する。門倉はまずはDDTを放っていき、お転婆ダッシュ、ダブル・ニードロップを放つ。ドロップキックの打ち合いのあと、今度は桃野がカニばさみ、オクラホマロール、十字固め、ジャックナイフエビ固めで飛び込む。門倉が返してエビ固めの応酬に。いずれもカウント2。
続いて桜花がビッグブーツで出ていき、バックドロップの体勢。門倉が堪えると、桜花がフラップジャップ式スタンガン。すかさず桃野がエプロンからのドロップキックで追い打ちをかける。桜花がケンカキックで飛び込みカウント2。カカト落としもカウント2。

劣勢の門倉だったが、桜花のビッグブーツをアンクルホールドに切り返す。桜花がロープに逃れると低空ドロップキックで追撃。代わった米山が後頭部へのニーアタック、モンゴリアンチョップを放つ。ビッグブーツの打ち合いとなるも、リーチの差が明らかに…。一方的に蹴られまくった米山に、桜花がバックドロップ。そして、ファンタスティックフリップ2連発から桜花のボディープレスが決まる。
ここでボスマミは連係を試みるが、青木が妨害。このチャンスに門倉が桜花に雪崩式フランケンシュタイナー、キャノンボールを放つと、米山がセカンドからの千豚♪を投下する。


返されると米—ZOUを狙う米山だったが、これは未遂。逆に桜花&桃野&KAORUが3人フロントキックを決めて、桜花が垂直落下ブレーンバスターを敢行。門倉がフットスタンプでカットに入ると、寸前でかわされ米山に誤爆。青木のフットスタンプも米山に誤爆してしまう。さらにアシストに入ったはずの青木のラリアットが米山に誤爆すると、門倉のトラースキックも米山に決まり、桜花がダメ押しのビッグブーツで試合を終わらせた。
試合後、桜花がマイクを握る。

桜花「アンタらタッグのチャンピオンなのに、本当に息が合ってないね。まあいいや、おいといて…KAORUさん! 8月にKAORUさんが引退する、すごく寂しいです。その引退するKAORUさん、8月までwaveにレギュラーで出てもらうことは可能でしょうか?」

セコンドの野崎も頷く。

KAORU「とってもウェルカムなのね」

桜花「ウチの子たち、ウェルカムです」

KAORU「よろしくお願いします。ありがとうございます」

桜花「KAORUさんにできるだけ出ていただきたいのは、ほかにちょっとお願いごとがありまして。昔、ハニー…、ハニートラップ?」

KAORU「ウイングスね」

桜花「あ、そうそうそう! そうです、そうです」

KAORU「ハニーウイングスね、伝説の、伝説のタッグチーム・ハニーウイングスね」

桜花「そうそう、すみません、ちょっと頭打っちゃって(苦笑)」

KAORU「みんな知ってるでしょ?」

桜花「ハニーウイングス! ちょっと頭打ち過ぎちゃった。ハニーウイングス」

KAORU「久しぶりに聞いた(苦笑)」

桜花「KAORUさんはいろいろタッグの名プレーヤーだと思っています。で、引退までにそのタッグのノウハウを教えていただきたい。それは私とボスで、もう1回ベルトを巻きたいから」

KAORU「ああああ、はい」
桜花「なのでぜひ教えていただいて、KAORUさんにはメキシコでいう、えっと…マ・マ・マ・マエストロ?」

KAORU「マエストラね、女性だから」

桜花「はは。(ガヤのツッコミに)うっせー、コラ! うっせー、うっせー! あー、すみません、すみません。マエストラKAORU」

KAORU「先生ってことね」

桜花「そうです、そうです。タッグの先生!」

KAORU「わかりました」

桜花「日本語で言えばよかった」

KAORU「マエストラKAORUね」

桜花「マエストラKAORUとして、タッグの勉強をさせていただきたいと思ってます」

KAORU「わかりました。じゃあ試合を通してそれは教えていこうかなと思います」

桜花「ありがとうございます!」

KAORU「でもボスマミは(教えなくても)いいと思うけどね」

そこに青木と門倉が「教えて」「ずるい」と割って入る。

KAORU「わかった、みんなアレだったらいいよ」

桜花「お前らはホント教わったほうがいいと思う」
KAORU「お前ら補習だよ、補習!」

桜花「チャンピオンでいたいなら教わったほうがいい」

米山「教わったほうがいい!」

桜花「アタシ達はもう1回チャンピオンに」

米山「教わったほうがいい!!」

KAORU「ほら言われてるよ(笑)。説得力ある」

桜花「かわいそうだよ。ちゃんと教わったほうがいい」

KAORU「試合を通して、するわ」

桜花「私たちもKAORUさんから教わって、もう1回タッグのベルト狙いにいくから、磨いとけよ、ちゃんと。歯を磨けよ。な、ボス」

桃野「そ。waveのところね。あそこ歯だから」

桜花「ベルトの歯、磨いておけよ。じゃあKAORUさん、マエストラKAORUで、8月の引退までwaveで先生としてよろしくお願いします」

KAORU「よろしくお願いします、こちらこそ」
4、節分前日単~宮崎有妃バースディwave~(時間無制限3本勝負)
加藤園子&梅咲遥(2—1)旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃
①○加藤(1分14秒、体固め)広田●
※逆回し蹴り
②○宮崎(8分0秒、外道クラッチ)梅咲●
③○加藤(10分0秒、エビ固め)広田●
※クーロンズゲート


2月2日に42歳の誕生日を迎える宮崎有妃が久しぶりに旧姓・広田レジーナさくらとタッグを結成。対戦するのは、加藤園子&梅咲遥組。このところ宮崎は梅咲をターゲットにしており、梅咲が二十歳を迎え、はずかし固めが解禁されることを心待ちにしている。また広田はOZ1・10新宿で加藤とのシングルマッチに敗れており、試合後、加藤を次期挑戦者に指名するも、あっさり断られているという状況だ。

節分前ということもあり、奇跡の2人は昨年10・1新木場大会以来の青鬼(広田)、赤鬼(宮崎)の姿で登場。
それを見た加藤の心はすでに折れている。広田が「ビックリしただろ、ガオォ!」と威嚇。ガットショットを放って奇跡が試合をスタートさせる。早速、梅咲を捕獲し、ロープに飛ばすも、リング下の加藤が宮崎の足をすくうと、梅咲が広田にドロップキック。さらにドロップキックを放って加藤と交代。

勢いよく出ていった加藤は広田に逆回し蹴り。これが完璧に決まり、3カウントが入ってしまった。
広田「ちょっと待ってガオー! おい、そんなお前ら、これ鬼だぞ? 鬼はそんな簡単に人々の心からいなくなるもんじゃないだろ。とりあえず戻ってきて、リングに上がる! 上がれよ、ホラ!! 鬼だけど、レジーナだから。一番偉いから。はい、上がってくる。こんなせっかくさ、だって(宮崎の)誕生日だよ、明日」

加藤「誕生日はおめでとうだけど、取られたお前が悪いじゃん」

広田「そ、そ、そんなの、すぐにあんな技、出すから。そんなに言うんだったら、そんなね、私はwaveのトップとして、もっとお客さんを満足して帰らせる責任があるですよ。そうですよね!? 配信見てる人も、ああ、チケット買って見ててよかったって思わせる責任があるんですよ。そうですよね!?」

加藤「出て来たときが一番盛り上がってたよ」

広田「よかったじゃん、じゃあ」

加藤「だからもういいじゃん」

広田「だから、もっとやろうよ、じゃあ! ほら1分ちょいでしょうよ。ねぇ、足りないですよね!? 時間無制限! じゃあ…3本勝負。時間無制限3本勝負だ!」

加藤「ふざけんなよ!」

広田「だって、もし1本勝負だったらまたすぐ取られちゃうかもしれない。3本くらいあったら大丈夫でしょうよ」

加藤「取られないようにすれば、いいでしょ!?」

広田「じゃあ取られないようにするけど、3本勝負だよ」

加藤「なんで3本勝負なんだよ、急に!」

広田「ついででしょう、無制限にして。そうでしょうよ。いいんですよ、だからいまはじめちゃえば、そんなにバレないから、上に。(waveの上層部は)いないし、だからいますぐはじめちゃえばわからないから」

野中リングアナ「本当にいいんですか?」

広田「いいですよ。満場一致で!」

ということで急きょ、試合は時間無制限3本勝負に変更され、1本目を加藤&梅咲組が先取したことに。

2本目のゴングが鳴らされ、広田vs加藤でスタート。広田はボ・ラギノールから走るも、梅咲がドロップキック。加藤が逆回し蹴りで飛び込みカウント2。
続く梅咲がドロップキック、弓矢固めへ。脱出した広田がカバーしカウント2。チェンジを要求する宮崎だったが、広田は「これだけはやらせてください」と拒否して拝み渡りへ。梅咲が避けると、広田は「いま行かないなら、すぐチェンジ行くぞ」と脅して、拝み渡りへ。しかし、素足だったため、ロープが食い込み、足つぼ状態に…。

「イタいぃぃぃ」と叫びながら転落した広田に梅咲が追い打ちのドロップキック。すぐに広田もネックブリーカーで応戦し、宮崎と交代する。
宮崎は加藤&梅咲をコーナーに飛ばして串刺しボディーアタック。そして梅咲にはずかし固めを狙うが、Tommyレフェリーが「まだ19」と止めにかかる。

梅咲が泣きはじめると、さすがの宮崎も手を止める。しかしこれは梅咲の作戦だった。張り手を見舞った梅咲はネックブリーカードロップでカウント2。ミサイルキックにつなげる。反対コーナーに登るも、広田が妨害。しかし、その広田がコーナーに逆さ吊り状態となってしまう。そこに梅咲の串刺しボディーアタック、宮崎のボディーアタックが次々と決まる。梅咲しか見えてない宮崎はお構いなしに広田を担いで投下するも、これは自滅。
ここで梅咲は合体ドロップキックを狙うが、梅咲の足をキャッチした宮崎が両脚を広げて悲鳴をあげさせる。

反撃に転じた梅咲はクロスアーム式スープレックスからミサイル発射。加藤の投げっぱなしジャーマンを挟んで、ラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶす。
流れが変わり、宮崎のグリグリ目突きからの首固めもカウント2止まり。外道クラッチを狙うが、これも未遂。ここで加藤がハイキックでアシストに入るが、梅咲に誤爆。すかさず宮崎が外道クラッチで丸め込み、試合をイーブンに戻した。
泣いても笑ってもこれが最後の3本目がスタート。ドロップキックで飛び込む梅咲。宮崎が受け止めボディースラムと見せかけ、逆立ちボ・ラギノールを狙うが、広田が躊躇する。ならばと宮崎ははずかし固めを強引に狙うが、梅咲が自力で回避する。

加藤がキックで飛び込むが、宮崎の虎柄パンツがずり落ち、試合が中断。会場は笑いに包まれる。試合を再開させた宮崎は、加藤にビッグヒップ。再び宮崎はフライングメイヤーからビッグヒップへ。カウント2。

加藤が宮崎をコーナーに飛ばすと、間髪入れずに梅咲が串刺しドロップキックで飛び込み、加藤が大暴走。
一方、宮崎も加藤を逆立ち状態で捕獲すると、広田がボ・ラギノール。DDTを放って広田と交代。

加藤は広田に串刺し攻撃。かわした広田が高速ボ・ラギノール。続けざまにツノを突き出し突進するも、加藤も読みかわしハリケーンドライバーへ。返されると、梅咲とのダブルのクローズラインを狙う。これをかいくぐった広田がフェースクラッシャーに切り返し、「アイム・レジーナ」と見栄を切る。
調子に乗る広田は、加藤&梅咲にチョークスラムを狙うが未遂。逆に加藤&梅咲がツープラトンのブレーンバスター。そこに宮崎がダブルハンドのラリアットで飛び込み、加藤&梅咲を場外へ。広田がトペを成功させる。

リングに戻り、広田がシャイニング・ウィザードを狙うが、加藤がガード。逆に加藤がバックを取り、投げっぱなしジャーマン。コーナーからのコンヒーロを狙うが、これは自滅。ならばとステップキックにつなげる。
一方、広田も加藤のハイキックをかいくぐり、ウラカンラナでカウント2。裏拳から夜叉スープレックスにつなげるが、カットされる。続くへなーらサンセットも宮崎のラリアットが誤爆し、未遂に。

流れが一気に変わり、梅咲がドロップキックで飛び込み、加藤がダイビング・ギロチンドロップ。クーロンズゲートの体勢に入る加藤に、ボ・ラギノールで回避する広田。ならばと梅咲がキューティースペシャルでアシストすると、加藤が顔面蹴りへ。これも返されると、クーロンズゲートでジ・エンド。
◎エンディング
加藤「おーい、どうだ!? 青鬼さん! 今日は2回も取ったぞ、お前から(とベルトのポーズ)」

広田「園子さん…わかりました。やっぱりそれはお腹が冷えているという、アピールですか」

加藤「あん!? ちげーよ!」

広田「お腹、壊してるんですね」

宮崎「お腹出してるからだよ」

加藤「違う、違う、ちがーう!」

広田「冷えちゃうから…」

加藤「ちょっと待って、ここおかしいよ。お前にこの前、ベルト戦って言われて断ったよ。ケガすんの怖かったから、自分の心とお尻が。だけど、あのあとよく考えてやっぱり広田ワールドってスゲーなと思って、それがチャンピオンになって、ベルト持ってるって、これはOZアカデミー所属の私が荒しに来なきゃダメでしょ。私には権利があると思うんだよね、ねえ、会社の人たち(セコンドの桜花社長は拍手)よろしくお願いします!」

広田「園子さん、メチャメチャ爽やかで、カッコいいだけの雰囲気を残して帰ろうとしてますね。さすがです。なんでそんなに気が変わるんですか? あのー、私、断ってるんですよ、挑戦。申し訳ないんですけど、それで…」

加藤「受けろよ! チャンピオンだったら受けろよ」

広田「断ってるのに、会社からそれ挑戦受けないとベルト剥奪するってパワハラ受けてるんですよ。すごい会社なんですよ、ここって。だからやることになるかもしれないんですけど、その前に2月28日にKAORUさんとタイトルマッチ決まってるんで、おそらくKAORUさんと園子さんのシングルマッチになると思うんです。それが私のGAEAイズムだと思っています」

宮崎「おい、梅咲遥! 今日もできなかったけど、お前嘘泣きって卑怯だろ!」

加藤「かわいかったよ」

宮崎「2月7日、誕生日なんだよね? そのあとの2月14日のwaveの大会、来いよ。28日もあるから、名古屋。おっ、名古屋で、私の地元でいいじゃん!」

梅咲「道場マッチがあるから…」

宮崎「両方? ダメじゃん、じゃあ」

梅咲「ずっとできないと思います」

宮崎「ずっとできない!? (2・14、2・28の)次は3月1日だよね? お前、試合ねーだろ? お客さんどうですか? ディアナあります? ない? ない? なーい!」

梅咲「ヤダー! ヤダー-! イヤだー!!」

宮崎「ディアナさんには?」

桜花社長「OKもらってる」

梅咲「なんで? ひどくない!?」

宮崎「やばくないよ。みんなが求めてる。じゃあカードはぜんぜん違うカードじゃ意味ないので、ここが絡むカードで」
桜花社長「宮崎さん誕生日ですもんね」

宮崎「そうだよ! まあ明日だけど。お願いします」

桜花社長「宮崎さんがやりたいカードで」

宮崎「そうだな…。3月1日、もう何も止めるものは、何もない。誰ももう何も止めない。私も止まらない。3月1日、コイツ参戦します。よろしくお願いします。これ以上いたら襲いかねないから(加藤&梅咲が退場)。本日は2月1日、新宿FACE大会、ありがとうございました! 私ごとですが、2月2日、明日、42歳の誕生日を迎えます。ありがとうございます。(広田と)2人あわせて、84歳? 足さなくていいから。同じ年なんでね。あの、いつもwaveは顔面ケーキみたいなのやってましたが、いまこのご時世でそういうの、いまちょっとやめてます。なのでそういうのはないんですが、ちゃんすとかもいま緊急事態宣言も延びるであろうとしているので、ちゃんすもなかなか夜までちゃんとできないんですが、また改めて、みなさんにお祝いしていただこうかなと思っています。そうそうそう、やるもんね。waveの公式YouTubeで1万人突破になったので、宅飲み配信をやります。ぜひ見てください。今日は本当にありがとうございます。こんな感じがwaveだと思います。楽しんでいただけたら、本当よかったと思います。それでは最後はこれがwaveだで締めたいと思います。皆様心の中で一緒に思ってください。行くぞー、これがwaveだーーー!」
2021.01.24

『大阪ラプソディーvol.49』

オープニングでは旧姓・広田レジーナさくらと代打のリングアナ、富山千帆がリング
上に。観戦の際の注意事項を伝えるとともに、発売グッズの紹介。そして、広田の口
から自身のカードが変更に至った経緯を説明された。
その後、出場全14選手がリングに勢ぞろいしての入場式。対戦カード発表の後、あ
いさつに指名されたのは、新タッグ王者チームの門倉凛と青木いつ希。
青木「大阪の皆さん、あけましておめでとうございます! タッグチャンピオンに
なりました青木と門倉の青木いつ希です。WAVE酸、新年、2021年一発目の大阪大会。
こちら、チャンピオンチームで、劇的な勝利で最後締めたいと思います。よろしくお
願いします」
 門倉「第25代WAVE認定タッグチャンピオンになりました青木と門倉です。初めてベ
ルト持って大阪に来るんですけど、今日メインで試合するんですけど、息が合うんだ
か合わないんだかちょっとわかんないんですけど、全試合お楽しみください」
▼大阪・ジャンボwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分50秒、片エビ固め)三浦亜美●
※ビッグブーツ3連発


 2021年の大阪オープニングマッチ。アクトレスの三浦亜美はWAVE大阪初登場。
 「お願いします!」と三浦が求めてきた握手に応じた桜花由美。そして試合開始のゴング。がっちりとロックアップで組み合い、ロープに押し込んだのは三浦。ここはクリーンにブレイク。力比べに誘う三浦だが、桜花はそれを振り払って、自分の方から力比べを望む。しかし、フィンガーロックになるも、桜花は足を踏みつけていき、ショルダータックの打ち合いへ持ち込む。
2度、3度、4度とぶつかり合う2人。5度目はラリアットを狙った桜花だったが、それをかわした三浦はショルダータックルでダウンさせる。続けてショルダータックルで桜花を倒すこと計4度。そしてボディースラムから逆エビを狙うが、桜花が丸め込みで返していき、串刺しビッグブーツ。
さらに顔面にブーツを押し付けていき、ロープに走ってのビッグブーツと得意の流れに持っていく。そしてクロスフェースロックへ。ここでリング下にいた桃野美桜が「動け!」三浦に指示を飛ばす。これを聞いた桜花は、パートナーであるはずの桃野を意識しながら三浦を攻めていく。思わぬ援軍を得た三浦は、サードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
ロープ際で三浦の背中を踏みつけ、ニードロップを腰に見舞う。カバーをカウント2で返すと、またしてもクロスフェースロックへ。ロープブレイクに持ち込まれると
ストンピングの雨を降らせ、「終わりだ」と言ってバックドロップを狙うが、三浦は腰を落として阻止。
三浦がエルボーを打ち込んでいくと、桜花も同じ技を返していく。互いに正面から一歩も引かないエルボーの打ち合いとなり、観客も次第にヒートアップ。動きの止まった三浦にストンピングを放っていく桜花。カウンターのダブルチョップを見舞った三浦は、逆水平の連発で桜花をコーナーに追い込んでいく。そして串刺し式でのベイダーアタック。ここでトーチャーラックを狙った三浦だが、桜花はヒジを落として阻止。ならばとショルダータックルを見舞い、カバーを返されると抱え込み式の逆エビへ。しかしがっちりと抱え込むまでには至らなかったためロープに逃げられた。
「今度こそ」とトーチャーラックで担ぎ上げた三浦。しかし桜花はギブアップしない。自ら技を解いた三浦は。桜花を肩に担ぎ上げてアバランシュホールド。カウント
2で返されると、今度こそと逆エビへ。
ロープに逃げた桜花が起き上がったところにベイダーアタックを見舞うと、「残り時間5分」のアナウンス。一気に勝負をかけた三浦はロープに走る。しかし桜花は。
帰ってきた三浦を担ぎ上げてノド元をロープに打ちつけるスタンガンを決めると、走り込んでのビッグブーツからカカト落とし。さらに三浦を立ち上がらせると、ロープに走ってビッグブーツ。
1発では気が収まらないのか、2発、3発と叩き込んでカウント3を奪った。
▼大阪・チャレンジWAVE~恥ずかし固めカウントダウン~(20分1本勝負)
○宮崎有妃、ハイビスカスみぃ(14分59秒、首固め)梅咲遥、神童ミコト●


 宮崎有妃が先発。神童ミコトが出てくると、宮崎は「違うだろ」。あくまでターゲットは梅咲遥。試合開始のゴングが鳴らされると、宮崎は「お前じゃない!」と神童を相手コーナーに突き返す。しかし神童は梅咲にタッチせず、エルボーを打ち込んでいく。何度も突き返す宮崎だが、そのたびに神童は向かってくる。ドロップキックを決めた神童に対し、宮崎はDDTを返してみぃにタッチ。みぃは「久しぶりのWAVE大阪大会、頑張ります!」と張り切るが、いきなり神童のドロップキックを浴びる。
神童はここで梅咲にタッチ。
 髪をつかんで大きくみぃを投げ飛ばした梅咲は、ダウンしたみぃの後頭部を踏みつけ、ドロップキックを見舞っていく。ボディーにパンチを打ち込んだみぃは、髪をつ
かんでの投げをお返し。そして柔軟運動にしか見ない前屈ストレッチで追い込んでいき宮崎にタッチ。
待ってましたとばかりとリングに飛び込んできた宮崎。ドロップキックを決めた梅咲はボディーアタックで飛びつくが、それを受け止めた宮崎は前方に叩き落して恥ず
かし固めを狙う。しかしTommyレフェリーに制止されて思いとどまった。2度目に狙った際は、神童が飛び込んできて宮崎の背中に飛び乗って防ぐ。2人を振り払った宮崎。
ロープに飛ばされるものの両腕でのラリアットで2人をなぎ倒し、梅咲に対してビッグヒップからコーナーに飛ばす。その勢いでセカンドロープに飛び乗ってドロップキックを放っていった梅咲。さらにフライング・ネックブリーカードロップ。
宮崎が仕掛けてきたえびす落としはエビに丸め込んでいくが、カウント3は奪えない。
 代わったみぃにドロップキックを決めた梅咲は、互いに足の甲を踏みつけていく展開から弓矢固めを決める。バックの取り合いから梅咲を羽交い絞めにしたみぃは「乱丸さん!」と会場に姿を見せていた乱丸を呼び込む。
エプロンに上がった乱丸を、Tommyレフェリーが注意。手が出せない乱丸は、金縛りの術を放ったものの梅咲によけられてみぃにヒット。梅咲は動きの止まったみぃにドロップキック。そしてカバーにいったが、術ここで乱丸がを解除。カウント3は入らなかった。
タッチを受けた神童はドロップキックを連発。みぃが起き上がるスキすら与えず、何発も叩き込んでいく。ダウンしたみぃを見て、コーナー最上段へ。
ここで梅咲を呼び込みファンタスティックフリップを狙った。しかしみぃは、反対側のコーナーまで転がっていく。コーナーから下りようとした神童だったが、周りの「大丈夫。いける」の声に踊らされる形で強引にファンタスティックフリップを放っていったが、届くはずもなく自爆した。
起き上がったみぃはコーナーに上るも、なぜか何もしないでそのまま下りてしまう。そこに神童がドロップキック。タッチを受けた宮崎にもドロップキックを決めた神童は、宮崎のバックに回る。振り払おうとする宮崎だが、神童はしつこくしがみついて離れない。ならばと、「もうお前でいい」と恥ずかし固めを狙った。しかし梅咲が飛び込んできて阻止。ここで神童に目潰し。といっても、突くのでは指を押し付けていく。カットに飛び込んできた梅咲が宮崎に目潰しをお返し。
そして視界を失った宮崎にみぃを押し付ける。相手がられかわかってない宮崎はそのまま、みぃに恥ずかし固めを決める。技を解いて視界が戻ると、目の前に転がっているのはパートナーであるみぃ。神童と梅咲は、動揺する宮崎にドロップキックを打ち込んでいった。
気を取り直して反撃に転じた宮崎は、神童を攻め立てていく。えびす落としはカウント2で返されたものの、続いてムーンサルトプレス決めるべくコーナーに上がる。
ここで梅咲が飛び込んできて、大きく後方に投げ捨てた。神童は連続しての丸め込みフォールを狙っていったが、宮崎はことごとくカウント2で返していく。
最後はちょこまかとすばしっこく動く神童を捕まえ、目潰しから首固めで丸め込んでカウント3。
勝利したものの、宮崎が狙っていた梅咲への恥ずかし固めは未遂で終わってしまった。

▼大阪・Future wave(15分1本勝負)
△桃野美桜(時間切れ引き分け)高瀬みゆき△

 高瀬みゆきの方から握手を求め、桃野美桜が差し出した右手を握り返す形で試合開始のゴングを待つ。ゴングが鳴っても、簡単には組みにいかない桃野。そして組みに
いくと見せかけて素早くバックに回った。それを機にグラウンドの展開となる。関節技を狙っていく高瀬に対し、桃野は執拗にフォールを狙いにいく。
ショルダータックルを決めた高瀬。桃野は速い動きで高瀬の攻撃をかわし、ドロップキックでリング下に落とす。そしてリングに戻ってきたところを捕まえてキャメルクラッチに。かみつきで返そうとされると、高瀬を仰向けにして髪を踏みつけ、そのままネックツイストの要領でひねっていく。さらに低空ドロップキックの追い打ち。
桃野が放ってきたボディーアタックを受け止めてバックブリーカーに切り返すと、桃野の髪をつかんで投げ飛ばし、コーナーに追い詰めて踏みつける。続いてロープに貼り付けにして、背中へドロップキック。カウント2で返されると逆エビでギブアップを迫っていくが、ロープブレイクに持ち込まれると桃野の背中を踏みつけてボディースラム。いつしか桃野のセコンドとして、桜花がリングサイドに。
コーナーに飛ばされるもセカンドロープに飛び乗って振り向きざまのドロップキック決めた高瀬は、串刺しラリアット、コーナー最上段からダイブしてのフォアアーム。桃野のエルボーに対して逆水平を打ち込んでいく高瀬。互いに意地になって打ち合うが、高瀬がロープに走ったところでスライディング・レッグシザースを決めた桃野は、低空ドロップキックで顔面を撃ち抜いく。
そしてコーナートップからのフライング・ボディーアタック4連発。5発目ではフライング・ボディープレスを見舞った。
ロープに走った桃野をパワースラムで迎撃した高瀬は、逆水平とエルボーのコンビネーションからラリアット2連発。そしてカミカゼを決め、セカンドロープからのダ
イビング・レッグドロップ。さらに逆エビで追撃。逆片エビに移行したところで「残り3分」がアナウンスされる。
コーナーに上った高瀬に対し、桃野はコーナーを駆け上がっての雪崩式アームホイップ。休む間を与えずジャックナイフホールドへ。カウント2で返されると低空ドロップキックを叩き込み、丸め込みを連発していくも、いずれもカウント2でかわされる。
高瀬はカウンターのラリアット、ブレーンバスターを決めるが、桃野は踏みつけからの押さえ込みを連発。「残り10秒」がアナウンスされる中、桃野は丸め込みを連発していく。
ラリアットをカウンターで決めた高瀬だが、カウント3は奪えず。最後、ラリアットを放っていったところでタイムアップのゴングが鳴らされた。
15分間動きが止まることなく、まさにノンストップバトル。特に桃野がリングを駆け回っていた印象。
決着がつかないことに納得できない両者は互いに人差し指を立てると、再戦を約束してリングを下りた。

▼サクパラダイスプレゼンツ~大阪・プレミアムwave(30分1本勝負)
野崎渚、○KAORU、SAKI(20分25秒、体固め)旧姓・広田レジーナさくら●、門倉凛、青木いつ希


 新年にふさわしく、WAVEのシングル&タッグ王者が組んでのメイン。最強トリオが迎え撃つのは、前レジーナと今年8月予定の引退を発表したKAORU、そしてSAKIの世代を超えたトリオ。
先発を買って出た旧姓・広田レジーナさくら。対するはKAORU。KAORUは腰にベルトを巻く仕草をしてタイトル戦をアピールするが、広田は「えっ、お腹が冷えるって?」と肩透かし。KAORUは、「お腹が冷えるじゃない!」と叫んで攻撃を仕掛けていく。
広田をコーナーに追いやると、野崎とSAKIを呼び込んで串刺し攻撃の連発からブレーンバスター。広田もフェースクラッシャーを見舞い、プロレスLOVEポーズ。そして蝶野正洋ばりに「I'm レジーナ」とアピール。
タッグ王者を呼び込んだ広田は、2人に抱え上げてもらってKAORUにキックを見舞う。そしてなぜかパートナーである門倉凛と青木いつ希にボ・ラギノール。そして飛び込んできたSAKI、野崎渚にもボ・ラギノールを見舞ってダウンさせる。リング中央に並んで倒れた5人。それを飛び越えようとした広田だが距離が届かず、セントーンを落とすような体勢で落下。
代わった門倉は、KAORUに逆エビ固め。ロープに逃げられると、ストンピングを浴びせて青木にタッチ。KAORUをロープに貼り付けにした青木は門倉を呼び込んで、背後からベイダーアタックとドロップキック、ダブルニーアタックを交互にぶち込んでいく。
門倉はロープ際でKAORUをボディースラム。背中を踏みつけ、腰にニードロップを見舞っていく。乱戦のなかでタッチを受けた野崎は、門倉にビッグブーツを見舞っていき、オシャレキックからダブルレッグロックへ。そしてリバースインディアンデスロックから鎌固めを決める。
カットに飛び込んできた広田は、ブリッジしている野崎を土台にして三転倒立。あと一歩で成功というところだったが崩れてしまった。
ミサイルキックを決めた門倉。代わった青木はショルダータックルから串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、倒れ込み式のボディープレス。さらにダブルフットスタンプを狙ったが、それをかわした野崎は、青木がラリアットを狙ってきたところをかわしてドルミルに捕らえる。ロープに逃げられると、ビッグブーツを顔面に叩き込む。
代わったSAKIはニーリフトをはじめ、青木にヒザを突き立てていく。対する青木はバックフリップ。さらにロープに走ったところで野崎が飛び込んできてビッグブーツ。そして逆エビを狙って逆さ吊りにした青木のボディーに野崎がドロップキックを突き刺していった。そして逆エビへ。
タッチを受けた門倉は飛び込みざまフライング・ネックブリーカードロップ。SAKIもブレーンバスターを決め、みちのくドライバー。門倉もドロップキックを返し、青
木とのコンビで左右からのサンドイッチドロップキックを決めてノーザンライトスープレックスへ。
野崎が青木に、SAKIが門倉に、KAORUが広田にカミゴェ式のビッグブーツの競演を決めたあたりから、6人がリングに入り乱れての攻防に。
青木が野崎にベイダーアタックを決めれば、SAKIが青木にビッグブーツ、門倉がSAKIにトラースキック、SAKIが門倉にビッグブーツ。ここでKAORUがテーブル片を振りかざして広田に向かっていく。それをかわした広田。KAORUのバックに回ったところで後方にテーブル片を振り回したKAORUだが、広田はそれも読んでおりKAORUは自身の背中を殴りつける形に。
ボ・ラギノールからアトミックドロップを決めた広田だったが、SAKIに同じ技を決められる。広田をロープに飛ばしたKAORUとSAKIだったが、門倉と青木が飛び込んで
きて2人がかりの攻撃を阻止。野崎組をリング下に落とすと、広田に「飛べ!」と指示する。一瞬躊躇しながらもトペを放った広田。1度目は不発に終わったものの、2度目は見事成功。
リングに戻った広田は、孤立したKAORUに夜叉ロックを狙ったが丸め込みに切り返されてしまう。カウント2で返したものの野崎&SAKIのダブルブレーンバスターを浴
び、KAORUが垂直落下式ブレーンバスターの追撃。勝負をかけたKAORUは、バルキリースプラッシュを放ったもののかわされて自爆。そこに青木がスライディング・ラリアット。そして広田が夜叉ロックへ。だが野崎にカットされてしまった。
ここで広田がKAORUにジャーマン。カウント2で返されると羽交い絞め。ここで門倉がトラースキックを放っていったものの、かわされて同士打ち。青木のラリアットも同士打ちとなり、野崎のノアールランサー・ハイを浴びる。ここでKAORUがロープに走る。ビッグブーツを狙ったが、逆に広田がふらふらドーンで押さえ込む。
しかし、野崎とSAKIが重なり合った2人の体を転がしてKAORUを上に。ここでTommyレフェリーの右手が3回マットを叩いて、KAORUの勝利が宣された。
まさかの逆転勝利に喜びを爆発させるKAORU。
マイクを手にすると、ダウンしたままの広田を見下ろし、「レジーナ、どうやら私が勝ったみたいだ。そして、これ」とベルトを腰に巻く仕草を見せつけ、「ベルト、興味あんだよねえ~。あなたが持ってるレジーナ。超興味ある、あたし」と王座挑戦をアピール。
広田は仰向けになったままで「もしかしてそれは、挑戦したいっていうことですか?」と返す。KAORUは挑戦という言葉を使わず、「興味があるっていうだけ」。広
田は「その件については前に言ったように、誰の挑戦も受けません!」と返答。
 「そうしたら、ずっとチャンピオンでいられるでしょ」と永久王者宣言をするも、桜花が割って入り、「オイ広田、なんかレジーナになってからさ、『40(歳)以上は
防衛戦しなくてもいい』とか言い出してさ。ねえ、防衛して。でないと、(王座)剥奪するよ、ほんとに」とタイトル戦を強要。観客から大きな拍手が送られるのを聞いた桜花は、「ほら、お客さんも防衛戦してって言ってるよ」と追い込んでいく。
 「大阪中から嫌われた感じがする」と言う広田だが、「だってそんなのやりたくないじゃん。ベルト取られちゃうかもしれないじゃん」と断り続ける。
 桜花は「ほんとに剥奪するよ。剥奪していいですか?」と観客に問いかける。大きな拍手で答える大阪のファン。それに後押しされる形で「ほら、ほらほらほらほら」
と追い込んでいく。それでも広田は拒否の姿勢を崩さず。
 そこで桜花は、「こっちで勝手に(防衛戦を)決めます。来週の新宿と言いたいところだけど、あまりの防衛戦が続いてはあれだから……広田は名古屋出身だよね?
 じゃあ、2月28日の名古屋で、広田vsKAORU。タイトルマッチ、どうですか?」
 広田は「いやだよ。だってそんなん、地元でベルトなくしちゃうじゃん」と突っぱねようとしたが、KAORUが「社長の言うことは……絶対!」と桜花に加勢。桜花は「じゃあ防衛戦するか、剥奪されるか、どっちがいい?」と迫る。
「きったねえ」と言う広田だが、桜花はタッグ王者の2人に身勝っても「あんたたちも防衛戦しないと、こういう目に遭うからね」とクギを刺し、「どっちがいいの?」と回答を迫る。
 渋々、「じゃあ、やります」と答えた広田。最後は社長権限で、2・28名古屋でのレジーナ戦が決まった。KAORUは、「ありがとう社長。腰が寒いから。お腹寒いか
ら」といった表現でベルト奪取をぶち上げた。
 桜花は改めて「一応、チャンピオンなんだから、この後締めた方がいいよ」と広田にフィナーレを預ける。「負けたのに?」と戸惑いを隠せない広田だが、桜花は「その前に、今日の入場者数は……満員札止めです」と発表したのち広田に締めのマイクを預けた。
リングに1人残された広田。「でも、年明け一発目の大阪……」とまで言いかけたところで、広田の2人の子供がリングに上がってきた。子供たちを抱きかかえながら、「ママね、すっごい負け方したの。ひどい負け方したんだ。見てた? 見てなかったの?」と子供たちに言い聞かせる感じで、「ママね、2月の28日に、KAORUさんと防衛戦することになっちゃったの。ずっと強いママでいるために、チャンピオンベルトを腹巻にしようとしてるようなヤツに、ベルトを渡さないから。じゃあ、子供
たちの前で約束します。そして皆さんの前で約束します。2月28日、防衛戦、ベルト守ります」と宣言。
「そしてまた大阪に、次回大会、この状況の中で大会いつっていうのは決まってませんが、必ずまた、ベルトを巻いた姿で皆さんの前に立ちますので、その時はまた、コロナに気をつけて会場に足を運んでください。今日はほんとに、この状況の中、足を運んでくださってありがとうございます。いつも遠くの方から見守って、こうやって会場に足を運んでくださってありがとうございました。それでは体調に気をつけて、皆さんを楽しませに来ますので、また次回も来てください」と勝利宣言。最後は広田が音頭を取り、2人の子供も拳を突き上げての「これがWAVEだ!」で、2021年初の大阪大会は幕が下ろされた。
2021.01.16

「KABUKI-CHO WEEK ENDER Jan」

1、Future wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分15秒、体固め)稲葉ともか●
※ローリングストーン


AWGシングル王座&WWWD世界タッグ王座の二冠王者の高瀬みゆきと、JUST TAP OUTの空手娘・稲葉ともかが対戦。高瀬は5年目に入って最初の試合となる。

力のこもったロックアップの押し合い。高瀬が押し込むも、ロープ際で稲葉が体勢を入れ替える。グラウンドの展開では、高瀬が首の4の字固めで稲葉をロープに這わせる。稲葉の蹴りを封じにかかる高瀬。これを耐えられるとキャメルクラッチで捕獲。「終わりか! 終わりなのか!」と挑発した高瀬は稲葉をコーナーに逆さ吊り。串刺しドロップキックでカウント2。ニークラッシャーで叩き付ける。
劣勢の稲葉だったが、対角コーナーに振られた際に切り返しの二段蹴り。攻勢に転じた稲葉は足攻めでやり返し、ロープに走る。

高瀬がカウンターのパワースラムを放っていく。稲葉もフォアアームで向かっていくが、受け止めた高瀬が逆水平チョップのお返し。そして「一撃必殺・高瀬ラリアット!」と突っ込むも、稲葉がカウンターの二段蹴り。カウント2。ハイキックでカウント2。対角線に高瀬を振っていく。
これを高瀬が切り返してドロップキック。串刺しラリアット、セカンドロープからのジャンピング・エルボーバットでカウント2。

稲葉もキックで攻勢に転じると、一撃必殺ともか蹴りの体勢。読んだ高瀬が張り付けラリアット。
正調ラリアットでカウント2。
「一撃必殺カミカゼ・ベイビー!」から、セカンドロープへ。ギロチンドロップを投下するも、かわした稲葉がハイキックでカウント2。ロープに走るも高瀬がラリアットで迎撃する。
改めてセカンドからのギロチンドロップを放つが、返されるとトドメのローリングストーンでジ・エンド。
2、チャレンジ wave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&Sareee(15分42秒、首固め)梅咲遥&金子夏穂●

1・1新木場でおこなわれた宮崎有妃vs梅咲遥の直接対決で、梅咲のラ・マヒストラルに敗れてしまった宮崎。だが、勝敗よりも宮崎が熱心になっているのが、梅咲にはずかし固めをかけること。未成年ということもあり元旦興行では自粛した宮崎だが……。

この日、WWEカウントダウン中のSareeeと組んだ宮崎は、梅咲&金子夏穂と対戦。試合前から梅咲は宮崎を警戒。ひとまず握手をかわして試合へ。
先発は宮崎vs梅咲。手四つの力比べ。力でまさる宮崎だったが、この状況を見た金子が梅咲の助けに入る。しかし、気付いた宮崎が両腕ラリアット。梅咲&金子を捕獲すると、Sareeeも加わりキメポーズ。

続く宮崎は梅咲にビッグヒップ。ヘアーホイップをお見舞い。ロープに飛ばすが、梅咲がネックブリーカードロップに切り返し、金子とチェンジ。

金子は宮崎に首投げを決めるとボディーシザース。エルボーで脱出した宮崎が首投げを連発して、Sareeeにタッチ。
Sareeeは金子にヘアーホイップ。低空ドロップキックをお見舞い。金子も逆片エビ固めでSareeeをロープに這わせていく。そして金子はバックエルボーでカウント2。フォアアームで向かっていくが、Sareeeも強烈な一発でやり返す。続く逆エビ固めは金子が回避しスピアを狙う。だが、Sareeeがフロントンネックロックで捕獲する。Sareeeはロープに飛ばすも、金子がショルダータックルを放っていく。
梅咲が出ていき、Sareeeにドロップキック。Sareeeもドロップキックでやり返す。フォアアームの打ち合いを挟んで、梅咲がバッドボーイ。ブレーンバスターでカウント2。バックを取るSareeeだったが、梅咲が回転エビ固めに切り返し二転三転。Sareeeがフットスタンプをお見舞いする。そして鎌固めへ。これは金子がカットに入る。
続いて宮崎が出ていき、梅咲に串刺しラリアット。ファイアーマンキャリーで担ぐ。これを梅咲が着地しバックを取る。こらえた宮崎がはずかし固めを狙うがこれはSareeeをはじめとした全員が止めに入る。このチャンスに梅咲が丸め込むが、カウント2。

諦められない宮崎はもう一度、はずかし固めを狙うが、Sareeeが「宮崎さん、ダメだから。ディアナNGだから」と止めに入る。ならばと宮崎はSareeeを標的にするが、Sareeeも全力拒否。仕方なく金子が「宮崎さん! 自分にやるしかないですよ」と志願し、はずかし固めの餌食に。
Sareeeがカットすると、梅咲が反撃にかかり、セカンドからのドロップキック。ミサイルキックを宮崎にお見舞い。金子が出ていくと、宮崎がラリアット。そしてSareeeとのファンタスティックフリップを2連発。だが、2発目は金子が回避する。

すかさずヘッドバットにつなげる金子。逆エビ固めで捕獲する。
耐えた宮崎が反撃に転じ、コーナーに登るも梅咲が投げっぱなしジャーマン。すかさず金子がヘッドバットからの逆エビ固めへ。

宮崎がしのぐと、Sareeeの低空ドロップキックを挟んで、えびす落としにつなげる。キックアウトされるとタイガースープレックスの体勢。これをスクールボーイに切り返す金子だったが、返されるとロープに宮崎を飛ばしたが……宮崎が「ぎゅん!」の不意打ちで金子に隙を作ると目潰しからの首固めで勝利を収めた。
梅咲が二十歳になる2月7日まであと22日…。
3、スクランブル wave(20分1本勝負)
○KAORU&DASH・チサコ(19分3秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●&野崎渚
※チサコのホルモンスプラッシュ


昨年末の12・27後楽園でレジーナとなった旧姓・広田さくらが今大会より、リングネームを“旧姓・広田レジーナさくら”に改名。レジーナの期間は、この名前で活動することとなる。広田のパートナーは前レジーナの野崎渚。新旧レジーナ・タッグの実現となった。

対峙するのは、広田の “育ての親”であるKAORU。昨年末に引退を発表し、年始より引退ロードをスタートさせている。KAORUの脇を固めるのは、KAORUをハードコアの師匠として慕い、W−fixとしてユニットを組んでいるDASH・チサコ。広田とKAORUの絡みも気になるが、野崎とチサコの同期対決も見どころの一つである。
試合は野崎vsチサコでゴング。一進一退の攻防となったが、KAORUが割って入り、W−fixがダブルのフロントキック。ツープラトンのブレーンバスターをお見舞いする。KAORU&チサコは野崎を相手陣営に突き返し、「レジーナ出て来い!」と広田を指名。
劣勢を強いられるレジーナ。ローンバトルを強いられるも、なんとかフェースクラッシャーで一矢報いると「KAORUさん、引退するのは悲しいけど、感謝の数だけやらせていただきます」と高速ボ・ラギノール。チサコが「感謝の気持ちはカンチョーじゃない!」と止めるも、広田はチサコにもボ・ラギノール。さらに広田は2人まとめてのチョークスラムを狙うが、失敗。逆にW−fixのツープラトン・ブレーンバスターが決まる。ロープに飛ばされた広田だったが、トペ・レベルサを決めて、ようやく野崎と交代へ。
挽回モードの野崎はKAORUに串刺しビッグブーツを放つ。チサコがカットに入ると、野崎はチサコにも串刺しキック。さらにKAORUにおしゃれキックの体勢。これをかわしたKAORUがブレーンバスター。ハーフデスク攻撃から、デスクの上へのブレーンバスターを放つ。これは反則とみなされノーカウント。
続くチサコが高速低空ドロップキック。キックアウトした野崎がロープに走る。これをチサコが片足ドロップキックで迎撃すると、ここからビッグブーツのラリーに。チサコがドロップキック、ダブルリストアームサルトでカウント2。続くダイビング・フットスタンプは野崎がかわして、ランニング・ダブル・ニーアタック。キックアウトされるとノアールランサーで飛び込む。
いい流れとなったところで広田がダブルを要求。野崎は乗り気でなかったが、新旧レジーナでフェースクラッシャーをお見舞いする。そして広田は「登れ!」と野崎をコーナーに登らせると、野崎にボ・ラギノール!? その勢いで野崎がミサイルキックを発射させる。
続く広田は拝み渡りからのアームホイップ。ボ・ラギノールを放つと、野崎のおしゃれキックを挟んで、619→ボ・ラギノールにつなげる。すぐさま丸め込みを狙うも、カウント2。
チサコもスタナーでやり返し、KAORUと交代。滞空時間の長いブレーンバスターからW−fixの合体フットスタンプが決まる。広田もKAORU&チサコにボ・ラギノールを決めて、場外に送り出すとトペ・スイシーダ。失敗するも、2度目のトライで成功させる。
リング上では、野崎のブレイジングチョップと広田のボ・ラギノールが交互にKAORUに決まり、広田がへなーらサンセット。カウント2。続くシャイニング・ウィザードはKAORUがガード。ならばと野崎のフロントキックのアシストから、広田が夜叉スープレックスを決めるも、カウント2。夜叉ロックもチサコがカットする。追撃にかかるチサコだったが、野崎がビッグブーツで迎撃。
チャンスと見た広田がウラカンラナを決めると丸め込みで二転三転。カットに入る野崎に、チサコがまさかのボ・ラギノール。これを広田の仕業と勘違いした野崎が、広田にノアールランサーハイでお仕置き。すかさずチサコがホルモンスプラッシュにつなげると、KAORUがカバーし、3カウントが入ってしまった。
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>門倉凛&○青木いつ希(20分49秒、エビ固め)桜花由美&桃野美桜●<王者組>
※桃野の逆さ押さえ込みを切り返して。ボスマミが2度目の防衛に失敗。門倉&青木が第25代王者組となる


WAVE認定タッグ王者組である桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy/以後ボスマミ)の2度目の防衛戦の相手は、門倉凛&青木いつ希。2020年におこなわれたDUAL SHOCK WAVE優勝決定戦(11・21新宿)で、ボスマミは門倉&青木組に敗れ、優勝を逃している。早期のリベンジを望んでいた桃野の希望が叶った形でのタイトル戦となった。
いつものように、元気すぎる青木が先発するも、ボスマミが早速連係。担いで、投げて、高い高い、マミーがドーンで先制する。
門倉と青木もダブルで攻勢に転じるも、門倉だけがドロップキック。門倉が怪訝な顔を見せると、青木は「ドロップキック、できないもん…」と衝撃告白。仕方なく門倉はダブルのクローズラインを狙うが、桜花がフェースクラッシャーに切り返す。さらに桜花は青木にフットスタンプ、ロープ際でのダブルニードロップを投下させる。
劣勢を強いられた青木だったが、相手が桃野にかわるとショルダータックルを放って門倉と交代。

ドロップキックで飛び込む門倉を、桃野が払い落として低空ドロップキック。キャメルクラッチで捕獲する。しのいだ門倉がヘアーホイップ。桃野も同じくやり返して桜花につなぐ。
桜花は門倉をロープに飛ばすも、門倉がドロップキックを放って青木とタッチ。5分経過。桜花と青木がフォアアームの打ち合い。桜花がフェイントを入れて足を踏みまくるそして、串刺しビッグブーツをお見舞いする。さらにビッグブーツで追撃したあと、美桜ロケットを発射させる。続けざまの桜花のビッグブーツはカウント2。
串刺し攻撃を狙う青木だったが、桃野がドロップキックで妨害しボスマミがダブルの攻撃。これを青木がショルダータックルで迎撃する。そしてボスマミをコーナーにセットするとトレイン攻撃の体勢。青木は成功したが、門倉は自滅。さらに青木の串刺し攻撃は、門倉に誤爆してしまう。息の合ってないところを露呈してしまう門倉&青木だったが、門倉が桜花にネックブリーカードロップでカウント2。続くDDTは、桜花も回避する。
桜花が攻勢となりブラ下がりブラディーEXで絞り上げる。続くダイビング・サンマドロップを返されると、クロスフェースロックで捕獲する。なんとか門倉がロープに逃れる。
門倉は振り子式DDT、ダブルリストアームサルトで反撃。ロープに走るも、迎撃した桜花がスタンガン。続くケンカキック、カカト落としはいずれもカウント2。

桃野が出ていき、門倉に小刻みエルボー。ロープに走るも青木が足止めする。ならばと桃野はルーチャで門倉&青木を投げすて、2人にまとめてドロップキックを放つ。リング上は再び桃野vs門倉となり、桃野がストンピングを連発。門倉のトラースキックを桃野がアンクルホールドに切り返す。さらに桜花のケンカキック、桃野のドロップキックが決まる。
桃野のミサイルキックを門倉がかわして攻守逆転。門倉のドロップキック、低空ドロップキックからグラウンド卍固めへ。耐えられると低空ドロップキック。ミサイルキックで追い打ちをかける。カウント2。さらに門倉は逆打ちを狙うが、桃野が回避し低空ドロップキック、ミサイルキックにつなげる。
攻守が入れ替わり、ボスマミは青木を巻き込んでのロケット発射式ブレーンバスター。カウント2止まり。

門倉&青木も応戦。門倉のトラースキックが決まると、青木がショルダータックルで飛び込む。ボスマミもダブルを狙って桜花がコーナーに登るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。すかさず青木が串刺しラリアットで飛び込み、門倉がキャノンボール。さらに青木がセカンドからのフットスタンプを投下させる。
返されると青木はジャーマンの体勢。堪えられるとバックフリップ。改めてジャーマン・スープレックス・ホールドにつなげる。キックアウトされるとダイビング・フットスタンプを放つが、桃野が寸前でかわすと、間髪入れずに桜花が青木にネックハンギングボム。桃野がジャックナイフで飛び込む。カウント2。さらにボスマミの合体不知火も決まるが、門倉が寸前でカットに入る。
ならばと桃野はJKボムの体勢。だが、ディフェンスに入ったはずの桜花が弾き飛ばされ、桃野に衝突してしまう。それでも諦めない桃野はカサドーラからのフットスタンプ。門倉の誤爆を呼び込み、後方回転エビ固めで丸めるも、これもカウント2止まり。すかさず走る桃野に青木がカウンターのラリアット。ショートレンジラリアットで攻勢。桃野は逆さ押さえ込みを狙うが、踏ん張る青木。桜花がビッグブーツでアシストに入ったが、勢いありすぎたのか、青木が桃野を押さえ込み逆転勝利を収めた。
◎エンディング
青木「ベルトー、獲りましたーーー! 凛ちゃん、獲ったよ、私たち。絶対、獲れないって思われてたよ。うわーーー、うれしい」

門倉「ベルト、獲りました。青木が頑張りました。『門倉と青木に負けたのがダサイ!』って言われて、そこからタッグマッチ、2人で組むことそんなになくて、今日まで来て、タイトルマッチ勝手に決めて、獲ったんですけど、これは本当に青木の頑張りだと思います。でも、このベルト、獲ったということはものすごい責任と重さがかかります。息があうんだか、あわないんだかわからないけど、獲ったからには頑張って守りましょう!」
青木「凛ちゃん、最初組むとき『凛ちゃんでいい』って言ったけど、私、いまなら言えるよ。凛ちゃんで本当によかった、ありがとう! はじめてのベルト、はじめてのベルト、凛ちゃんと獲れてよかった。これからたくさん守っていこう! これを機に誰の挑戦でも受けるーーー!って言いたいところだけど、はじめて獲ったので今日はこのまま浸らせてください。これ、どうやって締めるの? 私たちが締めるの?」

門倉「締めていいのかな?」

セコンドにいたレジーナ広田がリングへ。
広田「ちょっと待て。2人が戸惑っているみたいだから、ここはレジーナの広田が最後、締めてあげるから。君たちベルトの写真撮ったの? チャンピオンはね、段取りも把握してないといけないんだから」

マスコミ向けの記念撮影がおこなわれたあと、再び広田がマイク。
広田「せっかくだからチャンピオンが揃ったところで、記念に写真を撮っておこうか。これがwaveのトップベルトを巻いてる3人です。これがwaveの顔だからね。私は防衛戦をしない方向で、そういう守り方をしていくから(3人での記念撮影が終わり)ありがとう、新チャンピオン! 帰ってもよいです、お疲れさまでした。いい試合でした!(新王者チームが引き揚げたあと、小声で)ベルト獲れると思わなかったよね。いや、いい試合のすえにベルトチェンジで今日は本当にみなさんの前でいろんな劇的な歴史が動く日でした。ありがとうございました! 思いあまって私出て来てしまったんですけど、本当は言うことがあります。あのですね、KAORUさん!×2。今日はありがとうございました。来てください、ちょっと。コッチに。みなさんご存じだと思うですけれども、KAORUさんは引退を発表しまして、本当にそれからwave以外では何度も当たらせていただいて」
KAORU「そうなの。waveとマーベラス以外で」

広田「以外では本当に」

KAORU「毎回というか」

広田「毎回、絡ませてもらって、いざ引退を発表されて本当にもうあと何回当たれるんだろうなって思っていたら、すぐ当たれまして、それでも何回だっていったら、18日のマーベラスさんでも当たらせていただきまして、意外と当たらせてもらえるっていうことで安心してるんですけど、いまマーベラスさん対抗戦とかやってるじゃないですか」

KAORU「そうなんだよ」

広田「私も、一人GAEAISMっていうのをやりたくてですね、これだけいっぱい当たってるんですから、大阪、wave1月24日あるんですけど、やりませんか?」

KAORU「何を?」

広田「試合をです」

KAORU「シングルマッチ?」

広田「シングルでいいんじゃないですか?」

KAORU「だって、明後日もシングルやるんだよ? 明後日のマーベラスもシングルマッチ」

広田「シングルマッチ!」

KAORU「で、その次の24日もシングルマッチ?」

広田「シングルマッチでいいんじゃないですか」

KAORU「どんだけ好きなの」

広田「だって…大好きですから(笑)。これぞGAEAISMじゃないですか!」

KAORU「まあ、まあ、そうね。ハッキリ言って仙女vsマーベラスの対抗戦に入ってないから」

広田「私たち2人とも入ってなかったじゃないですか」

KAORU「そうだね」

広田「いまこそやりましょうよ」

KAORU「やりましょうか」

広田「私たちが見せましょうよ」

KAORU「オッケー、GAEAISMをね。ありがとうございます。大阪に行けるってことね。私が」

広田「そうです! 来てください」

KAORU「はーい」

広田「決まりました」

KAORU「ありがとうございまーす。勝手に決めていいの?」

広田「大丈夫ですよ×2、あのー、うまいことあとで」

KAORU「ごめん、私も勝手に決めてるけど」

広田「大丈夫ですよ、だって引退されるんですから」

KAORU「そうだよね。ちょっとぐらいわがまま言ってもいいよね。大丈夫、大丈夫!」

広田「ありがとうございます。最後、レジーナがしめる役割があるので」

KAORU「そういうことね。私は邪魔だ、と」

広田「邪魔とは言ってないです。ありがとうございました」

KAORU「ありがとうございました」
広田「皆様もまだまだ大変な状況のなか、本当に今日はお越しいただきありがとうございました! タッグチャンピオンも、レジーナチャンピオンもいろいろ新しい風がwaveには吹き始めていると思います。なのでですね、皆様これからも楽しんで、waveの応援よろしくお願いします! なんか知らないんですけど、私がマイクで締めると誰もwaveのメンバーが上がってくれないというシステムがいまできているみたいなので、このままアタシが『これがwaveだ!』で締めるんですが、(リングに上がってきた子ども達に)『これがwaveだ!』いける? いくよ、それではみなさん! 次回大会、1月24日の大阪大会になります。東京大会は次回は2月1日、またここ新宿FACEで18時開始になりますので、皆様こぞってコロナに気をつけながらご来場お待ちしております。それでは最後に、皆様は心の中で一緒にお願い致します。これがー、waveだーーー!」
◎門倉&青木バックステージ
——おめでとうございます。
門倉&青木「ありがとうございます」

青木「勝ちました×2、勝ちましたよ。勝ったよ、凛ちゃん。私たちここから、小競り合いしてたとこからはじまった」

門倉「ぜんぜん息あわないんですよ。一生合わないんじゃないかと思うくらい息あわなくて」

青木「けど、私も正直、息があったと思ってない」

門倉「大丈夫かな…という不安?」

青木「いや、でもきっとこのベルトが私たちを成長させてくれるに違いない! ねっ、凛ちゃん」

門倉「私、実はこのベルト持つの2回目なんですよ。1回目獲ったとき、はじめてNEW TRAで獲って、そのときに防衛戦とかいっぱいやってきたんですけど、このベルトの重みは本当に尋常じゃなくて、苦しいことも楽しいこともすべて自分はこのベルトにいっぱい詰めてきたし、成長もいっぱいさせてもらったので、このベルト2回目なんですけど、このベルト正直、重いし…。責任があるし、いっぱい困難が本当にあると思うんです。でもそれを青木が頑張って獲ったからには、しっかりこれはね自分たちが一緒に、このベルトと一緒に成長いけるチャンスかと、一皮むけるチャンスだと思うので…頑張りましょう」

青木「頑張りましょう!」

門倉「いやー、心配だな。息あうのかな、コレ…。私が獲ったわけじゃないけどさ、青木の頑張りで獲れたベルトですけど、私、心配…心配です」

青木「でも、でも、でもー、やっぱり自分ははじめて獲ったベルト、凛ちゃんと獲れたので、私は何も怖くないと思っています! なぜなら凛ちゃんと獲ったから。このかわいい素敵なベルト、カッコいい最高のベルトを獲ったので、その凛ちゃんの言う、思い、重み、凄さ、そういう辛いとか、楽しいとか、しんどいとか、悲しいとか、嬉しいとかきっといっぱい刻まれているこれを凛ちゃんと大事に守って、自分も成長します! するよ、凛ちゃん。成長します! ありがとう」

門倉「こわいなー、大丈夫かな。心配」

青木「大丈夫だよ!」

門倉「頑張りましょう、じゃあ」

——息あうように食事に行ったりお泊まり会とかは?
青木「このご時世だからな…」

門倉「コロナ怖いんで、NGです。私からのNGを(出します)」

青木「検査してから1日でお泊まり会しよ」

門倉「ヤダ×3、それでもヤダ!」

青木「いつかね。落ち着いたらご飯いきましょう。だから落ち着くまでこれを守ろう」

門倉「……うん。そうだね」

青木「そういうことで、そうしよう」

門倉「怖い×3、待って!これはさ、今日青木が勝ったということは?」

青木「今度は青木&門倉になります。入場曲も私のね」

門倉「えぇぇぇ…」

青木「だって私、勝ったから」

門倉「やっばい」

青木「イエーイ、こういうタッグです」

門倉「こういうタッグなんです…」

青木「よろしくお願いします、イエーイ!」
2021.01.01

「NAMI☆1〜Jan〜2021年新春・波始め〜今年こそBIG WAVE 到来宣言!」

◎2021年の書き初め

プロレスリングwaveが2年連続の元旦興行を開催。今大会は野中美智子リングアナウンサーにかわり、大ベテランのパンチ田原リングアナウンサーが担当。これまでも裏方としてwaveの大会をサポートすることはあったが、リングコールは今回がはじめてとなる。

オープニングには、桜花由美、旧姓・広田さくら、宮崎有妃、野崎渚のwave所属選手がお正月らしい音楽のなか登場。新春恒例の書き初めを披露した。

桜花「皆様、新年明けましておめでとうございます。本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございます。2021年元日こんなにたくさん、ご来場本当に、元日からありがとうございます。それでは私の…いいですか? 発表して(笑)。バタバタしてて、ハマちゃん出て来そうになっちゃって、バタバタしちゃって。すみません! 私の2021年のひと言の漢字は、ジャン!『祝』です。私、今年20周年イヤーでございます。プロレス界に入ってもう20年です。ビックリするぐらい私、プロレス界にいさせていただいて、プロレスリングwaveという団体を立ち上げて、株式会社ZABUNの社長になって、本当に濃い200年間を過ごしていると思います。なので今年は8月に後楽園ホール大会をやる予定です。私の20周年です。いまコロナ禍で周年とかなくなってしまっているのですが、今年の8月こそは20周年はやりたいし、たくさん人も入れたい。ソーシャルディスタンスではなくなるように願っています。本当に20周年を無事に迎えられるように今年は頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」
野崎「皆様、明けましておめでとうございます。前チャンピオンの野崎渚です。私の今年の漢字はコチラです! 『進(む)』という字ですね。(パンチ田原リングアナが『waveは字の上手な方はいらっしゃらない感じですか?』)ははは! 急いで書いたんですみません。味がある、ということで。桜花さんが20周年イヤーということなんですが、私は15周年を迎える大事な年となっております。2020年最後の大会でレジーナを落としてしまいましたが、進化を止めず、私らしく、2021年も心を熱く燃やして派手に闘いたいと思いますので、皆さんどうか応援よろしくお願いします」
宮崎「皆様、明けましておめでとうございます。私の、と言いますか、今年の漢字は『風』。これはですね、この地球の上にかかっている大きな雲、まあコロナのことですね。これをみなさんともに一丸となって、去年もねずっとソーシャルディスタンスとか、声援出せないとか、みなさんにもフラストレーションのたまる観戦の仕方とかお願いしたところ、みなさん本当に守っていただき、waveの会場とかでコロナとかクラスターが出ていない。こんな素晴らしいことが今年もまだ続くと思います。皆様一丸となって、私たちも含めて一丸となって大きな風をおこせば、コロナ感染しないように頑張れば、それが大きな風となり、地球にかかってる大きな雲は吹っ飛んでいくと思います。なので今年も私たちもそうですが、皆様も声援が出せないとか、そういうこと(協力)をこれからもよろしくお願いします。そういう感じで書きました。ありがとうございます」
広田「私がレジーナ・新チャンピオンの旧姓・広田さくらでございます! 私が書きました漢字は『責』。責任の責とか、責務とかですかね。あのー、自分自身に課すものっていう意味合いとして書きました。これはチャンピオンになったっていうのが大きいですね。これからは私、waveに起こる楽しいこと、いろんなことも(会場に入る観客を見つけ)いらっしゃいませ。ありがとうございます。私が責任をもって皆さんにお届けするという意味も込めています。楽しい試合、熱い試合、責任を持ってお届けしますので、今年1年はですね、皆様本当に健康に気をつけて、精一杯、熱い思いでプロレスを、自信を持ってwaveを応援してください。よろしくお願いします! 今日はカード発表はアレだよね? バトルとレジーナのタイトルマッチのみというカード発表で、よくぞここまでのお客さんが来てくださいました。よくぞありがとうございます。これからバトルが繰り広げられるということで、まあ私は防衛戦ということで、すごいプレッシャーの中で4人が立っているわけでございます。ですので、今日は精一杯、元旦の盛り上がり、よろしくお願いします」
1、新春バトルロワイヤル(時間無制限勝負)
○宮崎有妃(5分42秒、エビ固め)桃野美桜●
※丸め込みの応酬から。勝ち抜け順=青木いつ希、梅咲遥、桜花由美、米山香織、門倉凛、SAKI、高瀬みゆき、野崎渚、林亜佑美、宮崎有妃。勝ち抜けた順で、クジを引き第2試合から第4試合の試合が決定


2021年のwaveはバトルロワイヤルで開幕。参加選手は、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚、米山香織<YMZ>、SAKI<Color‘s>、桃野美桜<Marvelous>、門倉凛<Marvelous>、高瀬みゆき<Beginning>、青木いつ希<ショーンキャプチャー>、響<Marvelous>、林亜佑美<Color’s>、梅咲遥<ワールド女子プロレスディアナ>の12選手となった。

第1試合のバトルロイヤルは2カウントルールが採用され、勝ち抜け方式に。勝った順でクジを引いていき、その後のシングル戦、タッグ戦、6人タッグ戦の組み合わせが決定する流れとなった。なお、各試合に特別ルールが採用されることもアナウンスされた。

まずは青木が大きな声で「新年一発目よろしくお願いします」とご挨拶。あまりの声の大きさに他の選手はどん引き状態。気にも留めない青木は「わっしょい、お前からだ!」と林をロープに飛ばす。これを林がスクールボーイへ。キックアウトされるとカサドーラを狙う。青木が押し潰してカバーするも、梅咲がカットする。
ここで青木は「宮崎のアニキ、コイツやっちまってくださいよ」と梅咲を差し出す。宮崎は「いいの?」と恥ずかし固めの体勢。しかし、青木が宮崎を裏切り、背後からスクールボーイでクルリとまるめて、青木が勝ち抜けした。

続いて桜花&桃野(ボスマミ)と高瀬&梅咲(ルミナス)対決となり、ルミナスがダブルのドロップキック。桜花のラリアットをかいくぐった高瀬がドロップキックを放つも、梅咲がその高瀬を丸めて2カウント。
桜花vs米山となり、米山がモンゴリアンチョップを連発。ガードした桜花がビッグブーツを連発してき、フォールを奪った。

すぐさま門倉が米山に突進するも、かわした米山が後方回転エビ固めで2カウント抜け。しかし門倉も体勢を入れ替えフォールし、勝ち抜けた。

響が孤立する展開となる。高瀬&林でダブルのドロップキックをお見舞いする。続いて宮崎がトレイン攻撃の餌食に。だが野崎が走ろうとしたところをSAKIが首固めで裏切り勝利。あ然とする野崎。
続いて宮崎は高瀬&林にダブルハンドのラリアットを放つと、桃野に恥ずかし固めを敢行。その体勢の宮崎を高瀬→野崎がカバーし、勝ち抜けていく。
リング上は宮崎、桃野、響、林の4選手。宮崎は桃野に足4の字固め。そこに響が宮崎、林が桃野を同時にカバーし、勝ち抜け。

残ったのは宮崎と桃野。桃野のジャックナイフから丸め込みの応酬に。最終的に宮崎が押さえ込み、3カウントが入った。
これにより全選手のくじ引きが終了。その結果、第2試合の新春・悪徳waveは、宮崎有妃vs梅咲遥。第3試合の新春・シリアスwaveは、野崎渚&SAKIvs響&青木いつ希。
◎紅夜叉さんと旧姓・広田さくらのトークショー
第1試合終了後、今大会の特別ゲストとして紅夜叉さんが登場。自身のオリジナル技である夜叉ロック、夜叉スープレックスを伝授した、旧姓・広田さくらと対談をおこなった。

これまで接点のなかった広田と紅夜叉さん。夜叉ロックをどうしても使いたい広田が静岡まで通いつめ、夜叉さんを口説き落とした経緯を明らかに。

トークが盛り上がると、今回は特別に広田のセコンドに付くことを約束した夜叉さん。「今日スペシャルゲストとして、トークショーなんて聞いてなかったけど(苦笑)。まあ私、本当、感謝してるんです、広田に。夜叉ロックもなかったものがまた蘇って、みなさんに知られるようになったので、広田に頑張ってもらいたいと思います。頑張れ、広田!」と激励。
広田も「ありがとうございます! 本当になんの縁もない私からお願いさせていただいて、一番の代名詞である技を2つも私が受け継いだということを、本当に私も再認識して、今日の神童ミコト戦、頑張りたいと思いますので。それにベルトを取るのが一番なんですけど、もし落としたとしても今日来て良かった。これからもこの1年waveを応援しようという闘いを必ず、みなさんの前で、紅さんの前で、はじめてリングアナやってくれたパンチさんの前で、繰り広げる自信ありますので、みなさん最後まで応援よろしくお願いします」と返した。

なお現在、夜叉さんは静岡県の三島駅から徒歩2分の「なごみ亭」を営んでおり、自慢の唐揚げは、からあげグランプリ最高金賞を2度受賞している有名店。またオリジナルグッズ「Barik(バリック)」も好評発売中とのこと。
2、新春・悪徳wave(15分1本勝負)
○梅咲遥(10分4秒、ラ・マヒストラル)宮崎有妃●


第2試合は、宮崎有妃vs梅咲遥の悪徳ルールマッチ。悪徳ルールとは、試合前におこなわれるジャンケンで勝った選手に、レフェリーが有利なレフェリングをおこなうというもの。まずはジャンケンがおこなわれ、勝ったのは梅咲。
早速、Tommyレフェリーは宮崎に厳しい態度で試合前のチェックをおこなう。試合はロックアップの押し合いでスタート。宮崎が押し込みロープ際で膠着状態となると、Tommyレフェリーは宮崎にロープブレイクの高速カウントを数えていく。

慌てて離れる宮崎だったが、続くヘアー攻撃、噛みつき攻撃も反則カウントが高速で数えられる。「何もやれない…」と嘆く宮崎を尻目に、梅咲は堂々とヘアー反則。だが、Tommyレフェリーは靴紐を結んで見て見ぬフリ。
今度は梅咲がリバース・インディアンデスロックの体勢。するとTommyレフェリーは執拗に宮崎にギブアップを迫る。宮崎が耐えきると、弓矢固めを狙う梅咲。だが、完全な形では決まらず。

逆に宮崎がボディースラムで攻守を入れ替え、キャメルクラッチへ。噛みつきで脱出した梅咲だったが、Tommyレフェリーは「遥はそんなことしない」と疑う様子はなし。宮崎がカバーするも、スローカウントでツー。
梅咲が串刺しドロップキック、フォアアームでやり返す。続くボディーアタックは宮崎がキャッチ。豪快に叩き付けたあと、宮崎がギロチンドロップを投下。だが、これは梅咲もかわしていく。そして逆片エビ固めへ。

梅咲はセカンドからのドロップキックを放つと高速カウント2。ならばとコーナーに登るも宮崎がファイアーマンキャリーで担ぐ。着地した梅咲がバックを取るも、宮崎がロープブレイク。すぐに梅咲はロープに飛ばすが、宮崎がラリアットで迎撃する。そして恥ずかし固めを狙うが、梅咲は「まだ19歳です」と抵抗。宮崎は「元旦だから」と粘るも、Tommyレフェリーの厳格なレフェリングの前に断念。ならばと宮崎はえびす落としを敢行。スローカウント2。
宮崎のムーンサルト、梅咲のミサイルキックはどちらも自爆。ここで宮崎はテキサスクローバーホールドの体勢。だが、これはTommyレフェリーが宮崎を突き飛ばし、妨害。「Tommyさん、悪徳すぎやしませんか?」と嘆く宮崎に、梅咲が丸め込みを連発していく。高速カウントが乱発するなか、最終的に梅咲がラ・マヒストラルで丸めて勝利を収めた。

試合後、宮崎は「おい、勝負はどうだっていいんだよ。お前、本当に19? まだ? 二十歳とかじゃなかったっけ? いつ二十歳になるの?」と詰め寄る。梅咲が怯えながら「2月7日です」と答えると、宮崎は「2月7日ねー、わかった。わかりました。覚えておきましょう。2月7日に二十歳になる。オーケー×3、ありがとうございます」と引き揚げていった。
3、新春・シリアスwave(20分1本勝負)
○野崎渚&SAKI(14分14秒、片エビ固め)響●&青木いつ希
※ノアールランサー・ハイ


第3試合でおこなわれたのはシリアスwave。野崎渚&SAKI組はpeerlessティーンズロードとして、2020年のDUAL SHOCK WAVEにエントリーしたチーム。決勝には残れなかったももの、それぞれの実力は周知の事実だ。一方、即席&越境タッグとなってしまった響&青木いつ希組も、若さと勢いでは負けてはいない。チーム力のティーンズロードか勢いの響&青木か。興味深いカードが実現した。
シリアスを意識した青木がいつになく真摯な態度で握手を求める。そして「行きます、私が行きます」と声のトーンを落とした丁寧な口調。シリアスムードを醸し出す。

試合は野崎が対峙してゴングとなる。野崎が押し込みクリーンブレイク。その野崎がSAKIとのコンビで連係のスライディングキック。青木をキャメルクラッチで捕獲する。顔面バーン!でカウント2。

続くSAKIはサーフボードストレッチで青木を捕獲。耐えられるとドラゴンスリーパーへ。続いてショルダータックルの打ち合いとなる。青木が制して響と交代。
響はSAKIに小刻みにスピア。串刺し式で狙うが、これは野崎が妨害する。だが、響もSAKI&野崎にスピアを放つと、ジャンピング・ヘッドバットをお見舞い。スピアでカウント2。SAKIもニーリフトで攻守を入れ替えサソリ固めへ。

5分経過。SAKIがブレーンバスターを放つと、響も同じ技で応戦。青木がショルダータックルにつなげる。そして串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。だが、セカンドロープからのフットスタンプはSAKIも回避する。

逆にSAKIがトップロープに青木をセットすると、ニーリフト、リバース・スプラッシュでカウント2。追撃にかかるも、青木がバックフリップに切り返す。今度は青木が走ったが、SAKIがカウンターのボディースラムを放って野崎にタッチ。
野崎は串刺しビッグブーツ、ハーフハッチでカウント2。ケンカキックでロープ際に押し込み、おしゃれキック。リングに戻ってビッグブーツを放つ。続くミサイルキックはカウント2止まり。なおも走る野崎に、青木がカウンターのラリアット。野崎もショートレンジのビッグブーツでやり返すと、ロープに走る。これを青木が大外刈りに切り返していく。
響が出ていき、野崎にスピアで飛び込む。キックアウトされると、響のバックフリップ→青木がダイビング・フットスタンプ→響のセントーンと波状攻撃。

10分経過。野崎はカウンターのビッグブーツを響に放って流れを変えると、ランニング・ダブルニーアタックでカウント2。「終わりだ!」とロープに走る。だが、青木が足止め。ならばと野崎&SAKIは連係を狙うが、野崎のビッグブーツはSAKIに誤爆してしまう。
すかさず響が野崎にミサイル発射。さらにラリアットを連発していき、カミカゼからダイビング・セントーンの体勢。これをSAKIがカットすると、野崎が雪崩式ブレーンバスターにつなげる。ビールマンキックから走る野崎。響がラリアットで迎撃する。すぐに野崎はスリーパーの体勢。ドルミルを狙うが、青木のカットが間に合う。ここで、野崎はSAKIとのダブルのザキゴエ。続けざまにキックで挟み撃ちにしたあと、ノアールランサー・ハイ! 返されると、ダメ押しのノアールランサー・ハイでトドメを刺した。
4、新春・スローモーションwave(30分1本勝負)
桜花由美&○米山香織&門倉凛(19分20秒、後方回転エビ固め)桃野美桜&高瀬みゆき&林亜佑美●


第4試合はwave名物のスローモーションルール。クジの結果、桜花由美&米山香織&門倉凛組と、桃野美桜&高瀬みゆき&林亜佑美組が激突した。WAVE認定タッグ王者のBOSS to Mammyは対角コーナーに立っての試合となった。ちなみにスローモーションルールとは、試合開始から8分が経つと、1分間のスローモーションタイムが発動され、選手はスローで動かないといけない特別ルールだ。

米山vs桃野が高速の読み合いで試合をスタートさせる。桃野のドロップキックを米山がかわしてセントーン。桃野もかわして丸め込む。米山を孤立させ、トレイン攻撃。続く林が「新春わっしょい!」で首投げを連発。
米山は鼻パッチンでやり返し、門倉と交代。門倉はドロップキックを放っていき、ボディースラムでカウント2。キャメルクラッチで捕獲する。すると米山&桜花が両サイドに陣取り変顔ポーズ。だが、門倉はかたくなに拒否。DDTを放って桜花と交代する。

桜花はロープ際で林を踏みつける。すると、桃野が猛抗議。躊躇しつつもダブルニードロップを投下する桜花。そして逆エビ固めへ。ロープを目指す林を桜花が引き戻すと、桃野が「マミー、放して!」と懇願。素直に応じる桜花。しかし、高瀬が「放せよ!」と叫ぶと、桜花は暴言で返していく。そのあまりの対応の違いに観客からは笑いが漏れる。
5分経過。ボディースラムを狙う桜花だったが、堪えた林がボディープレスに切り返し、桃野と交代へ。桜花は桃野にビッグブーツで飛び込むも、寸前でやはり蹴れないと諦める。ボスとの対戦を避けて米山とタッチする。

ここで米山は桜花とのダブルを要求。しかし、桜花が裏切り、桃野との合体ドロップキックを米山に見舞う。ならばと米山はグルグルパンチ、キックをお見舞い。門倉がDDTにつなげる。桃野もアームホイップでやり返し、腕固めへ。アシストにまわる高瀬が米山を、林が桜花を捕獲する。ここでスローモーション発動まであと1分のコール。
桃野は門倉にドロップキック。門倉が小刻みエルボーからウラカンラナを狙うが、ここでスローモーションタイムに突入する。ウラカンラナをスローで切り返す桃野。低速でカウント2が数えられる。ゆっくりと門倉がラリアットで飛び込むが、桃野がブリッジでかわす。そして、旋回式ヘッドシザースホイップの体勢。だが、ここでスローモーションタイムは終了。

桃野は通常のヘッドシザースに切り替える。続いてエルボー合戦。そこから桃野が走るも、門倉がトラースキック、桃野もドロップキックでやり返す。

高瀬が出ていきマシンガンチョップ。セカンドからのドロップキック、串刺しエルボー、ジャンピング・エルボーアタックでカウント2。
一方、門倉は逆さ押さえ込みの体勢からドロップキック、キャノンボールで突っ込む。ミサイルキックでカウント2。ダブルリストアームサルトもカウント2止まり。

今度は桜花が出ていき、高瀬に串刺しビッグブーツ。ダイビング・サンマドロップを放つが、返されるとクロスフェースで捕獲する。

劣勢の高瀬だったがカウンターのパワースラムで流れを変えると、エルボーとチョップの連発で攻勢を敷き、ラリアット→ブレーンバスターでカウント2。
続く林は桜花にドロップキックを3連発。桜花の串刺しバックエルボーをエプロンにくぐり抜けてかわして、クロスボディーでカウント2。だが、水車落としは桜花が踏ん張り、ヒザ蹴りを連発する。

走る桜花だったが、林がカウンターの水車落とし。そして、鎌固めにつなげる。米山がカットしたところで15分経過。
桜花はビッグブーツを叩き込むと、門倉のスタナーを挟んでビッグブーツでカウント2。カカト落としも放つが、これは桃野がカットする。ここで米山がセントーンを投下し、「わっしょい!」を連呼しながらコーナーへ。高瀬が足止めして、デッドリードライブ。桃野のダイビング・ボディーアタック、高瀬のラリアットが決まる。林のダブルリストアームサルトはカウント2。林はもう一発の体勢に入るが、両軍入り乱れてのブレーンバスターの掛け合いとなる。

これを桜花組が制すと、門倉のトラースキックから桜花&米山でダブルのビッグブーツ。しかし米山のブートはリーチが足りず…。ここから混戦となり、桜花のビッグブーツは米山に誤爆。すかさず林が丸め込みで攻め込む。ジャックナイフもカウント2止まり。
ピンチを脱した米山がバックを取ると、堪える林。見かねた桜花が米山の背中にビッグブーツ。ロープ際まで吹っ飛ばされる米山と林だったが、この勢いを利用した米山が後方回転エビ固めにつなげて技アリ勝利!
5、Regina di WAVE〜wave認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○旧姓・広田さくら(18分53秒、夜叉ロック)神童ミコト●<挑戦者>
※第16代王者が初防衛に成功


2020年の最終興行となった12・27後楽園で野崎渚を破り、新レジーナとなった旧姓・広田さくら。その広田に真っ先に名乗りを上げたのが、“広田キラー”とも言えるマーベアスの神童ミコトだった。神童は昨年7・23新木場でおこなわれたwavevsMarvelousの団体対抗戦の際に、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固めで広田から5連続フォールを奪っている。広田が苦手とするタイプのレスラーであることは間違いなく、新レジーナは初防衛戦で思わぬ強敵を迎えることとなってしまった。
広田は新テーマ曲と思いきや、途中からいつものテーマ曲。今大会は特攻服に身を包んだ紅夜叉さんを帯同しての入場となった。試合前、広田は「終わってからだとベルトないかもしれないんで」と紅さんと記念撮影。

ゴングとなると、観客は手拍子。ロックアップの押し合いとなり、神童が押し込む。必死にロープを主張する広田。認められ再びロックアップ。神童がフロントネックロックで捕獲する。
広田がブレイクすると、神童は小刻みエルボー。ボディースラムを狙うが、切り返した広田がワキ固めで捕獲する。神童がロープ。ならばと広田は腕へのニードロップ。そして腕固めへ。かろうじて神童がブレイクする。広田は滞空時間のボディースラムを狙うが、切り返す神童。串刺しドロップキックを連発していく。そして串刺し低空ドロップキックでカウント2。

神童はボディースラムを狙うが、広田が堪える。5分経過。神童が首固めに切り返すと、広田も首固めでやり返す。そして広田は小刻みエルボーからボディースラム。ここから高田純次のムーブに入る。
迎撃されると、「クソー、チャンピオンになっても見破られてしまったぁーーー、ということは、お前がかわりにやるってことかーーーー!」と仰向けになるが、神童は「やらない」と拒否。広田は「レジーナをやる前に私は旧姓・広田さくらなんだよ」と神童に迫る。神童は「やったことがない」としぶるも、広田が「やったことないの? じゃあ今日やってもらいましょう」と再び仰向けに。しぶしぶ応じた神童が高田純次を決めてカウント2。

広田は神童の串刺し攻撃をフロントキックで迎撃し、スイングDDT。拝み渡りを狙うが、神童が逆さ押さえ込みを連発する。キックアウトされると、今度はスクールボーイでカウント2。
10分経過。神童のドロップキック、広田のフェースクラッシャーが交互に決まる。ボディースラムで叩き付けたあと、コーナーに向かい拝み渡りへ。そしてアームホイップを決める。追い打ちのシャイニング・ウィザードはカウント2となったが、ここで夜叉ロックを狙う広田。神童が警戒しており、なんとか回避する。ボ・ラギノールも神童が回避し、丸め込む。カウント2。

広田もカニばさみから619の体勢。かわした神童がスワンダイブ式ジャックナイフを狙うが、広田も読んでいた。もう一度、ロープに飛び乗る神童に、広田がへな拳で阻止。へなーらサンセットの体勢となるが、神童が回転エビ固めに切り返す。返されると首固めを連発する神童。あわやのシーンを連発する神童に会場が沸く。すぐにロープに走る神童だったが、広田がふらふらドーンでカウント2。
エルボー合戦からここで広田が夜叉スープレックスを繰り出す。返されると、夜叉ロックの体勢。これも回避する神童にへな拳が決まる。ここで広田は改めて夜叉ロックを狙うが、これも神童が切り返しのエビ固めへ。

広田はシャイニング・ウィザードからミサイル発射。もう一度コーナーに登るが、神童がデッドリードライブ。ドロップキックで追い打ちをかける。走る神童に広田がカウンターのへなーらサンセットを敢行。返されると、今度こそはの夜叉ロック。神童はニアロープに助けられる。
仕留めにかかる広田はへなーらサンセットを放つが、気合で立ち上がる神童。そして一発逆転のスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めへ。なんとかキックアウトした広田が夜叉スープレックス2連発。これも返されたが、改めて広田が夜叉ロックを極める。今度こそは完璧に決まり、ギブアップを奪った。
◎エンディング
試合後、広田はセコンドに付いてくれた紅さんと握手。勝ち名乗りを受けると、2人のお子さんが祝福に向かう。子供たちの無邪気な笑顔を見て、お母さんの顔に戻る広田。

広田「ありがとうございました! 防衛戦で初防衛させてもらいました。あの後楽園の時もいま思えば、思ったんですけど、そして今日も、本当にこれはたぶんリングに上がってる人しかわからないと思うんですけど、途中からすごく対戦相手に感謝するんですよね。こっちがやっててもメチャクチャやられてたとしても、ベルトを懸けて、リングで、メインを任されるというのは、チャンピオンもそうだし、挑戦者もそうだし、すごいプレッシャーの中でやるんですよ。で、お客さんの拍手とかセコンドの声とか、なんか一つひとつのことが感謝となって、不思議な感情なんですけど、そんないろんなことへの感謝のなか試合ができて、今日防衛できたこと、こうやってリングに立ててること、本当に感謝します。ありがとうございました! 紅さんの前で、夜叉スープレックスと夜叉ロックとを決めさせていただいて、『これからはお前のもんに』って言ってくれたけど、私は正直まだまだと思います。まだまだと思いますよね、みなさんも! ってことは、私にはもっと伸びしろがあるってことです! チャンピオンとしてどんどん成長していく姿を、毎回waveに来て応援してください。今日はありがとうございました」
桜花「もういいですかね? 本日、ご来場誠にありがとうございます。本日、元日ということで、みなさんに振る舞い酒を配らせていただきたいと思います。みなさん一つずつ取っていってください」

選手、スタッフがお酒を配っている間、桜花と広田が場をつなぐ。

桜花「レジーナになってどうですか?」

広田「レジーナになって、はじめて防衛戦やって、ちょっと一番苦手だなと思ってた選手に勝ったことでちょっと調子に乗ってます。ありがとうございます。それで、じゃあちょっといいですか? あのー、防衛したけど、私、何回フォール乗られてました?」

桜花「えーっと、私が見る限りでは30回くらいは(苦笑)。頑張ってました」

広田「もう防衛戦の相手にあの子はいいんで。それで後楽園の時にチラッと言った、サクパラダイスなるものを私、言ったんですけど、まだ『これだ!』っていうものはないんですけど(苦笑)、なんか私ならではの楽園的なものをwaveで展開したいんだけど、何がいいかな?」

桜花「子供がいっぱいな」

広田「子供がいっぱいなやつ? じゃあ、佐藤綾子さんとかの子供とか? でもさ、やっぱりオレンジリボンでやって、子供がいる雰囲気と子供がいない雰囲気、結構、違いますよね? ほんわりするし、なんか別にこの子たちがプロレスラーになるとかっていうの関係なく、なんかこう人類の未来を感じます」

桜花「しかもウチ、オレンジリボンやってますから」

広田「ね。もっと広がってほしいと思います。だからね、サクパラダイスっていうのはこんな感じですよっていうのはブチ上げられないんですけど、私としての今年の野望は、桜花さん20周年でしょ? 私、25周年なんですよ。25周年をチャンピオンベルトを持って迎えられるっていうのは、本当にすごいことだと思いますので、私もだから25周年記念興行をやりたいんですよ」

桜花「それ、いつですか?」

広田「8月予定でしょ? で、後楽園でしょ? 私、別に後楽園とかはいいんで、新木場さんでやらせていただきたいなと思って、欲かかず」

二上美紀子会長が「すみません、そういうのミーティングでやってもらっていいですか?」と音響ブースからマイク。すると進行を軌道修正した桜花社長が「カンパイの前に、今日、重大発表があります」とアナウンスする。花道から現れたのはwaveのジャージーを着たTommyレフェリーだった。
Tommyレフェリー「今日はご来場ありがとうございます。私もですね、もう54歳。14歳〜15歳で全女の門を叩き、そのあとジャパン女子という団体にフリーで上がりました。古巣に戻るということで、wave、Marvelousのダブル所属になりました」

歓声をあげる、Marvelousの若手たち。

桜花「TommyさんがwaveとMarvelousのダブル所属となります!」

Tommyレフェリー「(アクトレスガールズ勢を配慮して)大丈夫です。いままで通り、ACTさんも全部やりますんで、大丈夫です。心配しないでください」

桜花「Tommyレフェリーさんが今日からwaveの社員となります」

Tommyレフェリー「よろしくお願いします」

桜花「Tommyさんがwaveに入社したということでwaveでは奮発しました。バスを買いました! ふふふふ。地方に行く時、Tommyさんが運転してくださるので(と車のカギをかたどったモチーフを贈呈)」
Tommyレフェリー「やったーーー!」

桜花「使ってください。よろしくお願いします」

Tommyレフェリー「よろしくお願いします!」

桜花「ほかの選手もリング上に上がってください。カンパイしましょう。みんな、みんな上がって! 広田さん、カンパイの音頭お願いします。今日はめでたいことがいっぱいなので」

広田「みなさんのたくさんの中で発表できて本当にうれしいです。選手、上がりましたか? それではお客様も(お酒)ありますかー? それでは、ここに上がってくれてる選手の飛躍と、みなさんの健康を祈って、今年1年よろしくお願いします! カンパーーーイ!!」

桜花「(エンディングの音楽が流れる)まだ、まだ! まだ、だよ!! 入団したTommyさんにやっていただきたいと思います。最初のお仕事です(笑)」

Tommyレフェリー「はい。みなさん、本年もよろしくお願いします! 行きます、これがー、waveだーーー!」
◎広田バックステージ
——無事に防衛。
広田「もう何度ダメかと思ったことか…、本当に。よかったです。防衛戦一発目にあそこまで追い込まれる相手にします、普通。信じられない。けど防衛してよかったです。団体から突きつけられた試練だと私は思ってるので、防衛できてよかったです」

——スワンダイブの丸め込みの対策は?
広田「あれはね、やられそうになったらひたすら逃げる。それだけを考えてやりました」

——そして最後は夜叉ロック。
広田「はい。もう執念のね、本当になんか『広田に任せた』って紅さんが言ってくれたんですけど、やっぱりね、あそこはまだ紅さんが全盛のときに使ってたところまでまだ私は夜叉ロックも夜叉スープレックスもいけてないと思ってるので、そこまで価値を上げて、さらに越えていくというのが私の、今年の本当にやらなければいけない、達成しなければいけない目標だと思います」

——入場テーマって少し変わった?

広田「ふふ! 気付きました、やっぱりー。変えました、変えたって言うか、足しました。去年の暮れくらいから、『グレーテスト・ショーマン』にメチャメチャ、ハマりまして、その中のオープニングの曲なんですけど、メチャクチャカッコよくて、私はね…(子供が問いかけに優しく答える広田)その『グレーテスト・ショーマン』にメチャクチャハマって、野崎とのタイトルマッチが決まってからそれをずっと聞いてテンション上げていって、めぐもその映画が気に入ったので、めぐと一緒にその曲を『あ〜あああ、あぁ』ってテンション上げてたっていうのがあって、チャンピオンなので、ドンドンってやつやったんだよね? 大きいテレビでやったんだよね。だからそれをチャンピオンになってからにはそれで入場しようと思って、だけどやっぱりね、それで入場すると格好良すぎちゃうので、いままでのこんにちは赤ちゃんを忘れずに付け加えたらああいう形になりました」

——次の防衛戦誰か。
広田「私からはいっさい逆指名はいたしません。誰からの挑戦も受けません! 元旦にやったからいいじゃない、しばらく」

——夜叉ロック、夜叉スープレックスを何回か出したけど、一発で決められなかったところが自分のモノにできてないところになる?

広田「モノにしてない。そうです。だからいつもエスケープされたりだとか、返されたり」

——それが自分のものにできると?

広田「そうですね。もうこれが出れば、これかかっちゃえば、食らっちゃえばもう終わりってところまで高めていくのが今年の課題ですね」

——お子さんたちが喜んでリングに上がってるのを見ると負けられないですね。
広田「いや、本当に。そうですよ。(子供に向かって)頑張るからね。見てた、今日。頑張ってた、ママ? ありがとう。チャンピオンなんだよ、チャンピオン。強いの、ストロングなの。ママすごい? 防衛するからね!」
◎Tommyレフェリーバックステージ
——ずっとフリーとしてやってきたが、ダブル所属を決められたのはどういった経緯で?
Tommyレフェリー「まず今年で55歳になるってしまうってことと、全女に15で入って、そのあとすぐやめてジャパン女子でフリーのレフェリーとして上がって、古巣に戻ろうかなって。それでダブル所属にしました。いまジャパン女子だと自分、OZさんはやってないですけど、wave(ジャパン女子系)とマーベラス(全女系)を両方やっているので、だったらちょっと相談してみようかなと思って」

——バスのプレゼントというサプライズもありましたが。

Tommyレフェリー「嬉しいです。マイクロバスを買ってくれたのがすごい嬉しいです」

——社員になったことで、違った観点からアドバイスも出て来たりする?

Tommyレフェリー「そうですね。でも、いまのところは、まだないです。入社したてということで」

——ダブル所属の意気込みをお願いします!

Tommyレフェリー「みなさんに迷惑かけないように頑張っていきたいと思います。年寄りだってみせないように(笑)」
2020.12.27

「THANKSGIVINGWAVE~ byebye2020~」

1、ヤングwave(20分1本勝負)
笹村あやめ&○進垣リナ(8分41秒、SBTロック )神童ミコト&大空ちえ●


今秋、開催されたDUAL SHOCK WAVE2020にエントリーし、なんとレジーナ・野崎渚からギブアップを奪っての敗者復活枠を獲得した笹村あやめ&進垣リナの2AW勢がオープニングマッチに登場。今大会では、マーベラスの神童ミコト&PURE-Jの大空ちえの越境タッグとの対戦となった。

まずは進垣vs大空、神童vs笹村の順で顔合わせ。そこから徐々に大空がつかまる展開に。劣勢を強いられるも、自力で挽回。笹村にボディースラムを放って神童につなぐ。
すぐに進垣&笹村は神童にダブルのクローズライン。これをかいくぐる神童。笹村を丸めてカウント2。追走式ドロップキックを放っていく。ここから神童vs笹村でエルボーの打ち合いとなる。走った笹村がショルダータックルを決めて、進垣と交代する。

進垣は串刺しドロップキック、腕へのキックで続き、ワキ固めの体勢。これは大空がカットに入る。
反撃に転じる神童が進垣をコーナーにハンマースルーすると、大空がすかさずドロップキック。神童も続き交互に放っていく。続くボディースラムはカウント2。もう一度ボディースラムを放って、大空とチェンジ。

大空はドロップキック3連発で追い打ちをかける。これをキックアウトした進垣がアームブリーカーからのワキ固めへ。耐えた大空が神童とドロップキックで進垣を挟み撃ち! すかさずフィッシャーマンSHでカウント2。
一方、進垣&笹村もダブルの攻撃を狙うが、大空がエルボー弾で孤軍奮闘。しかし波状攻撃に出た2AW勢が畳みかける。最後は進垣がSBTロックにつなげて、ギブアップ勝ちとなった。
2、スクランブルwave(30分1本勝負)
○米山香織&門倉凛&青木いつ希(12分55秒、後方回転エビ固め)高瀬みゆき&梅咲遥&林亜佑美●


DUAL SHOCK WAVEに参戦し、なんと現タッグ王者のボスマミに勝った“門倉と青木”。そこに12・1新木場での青木とのタッグ“ルミなさない”が思いのほか気に入った米山が気になる三角関係トリオを結成。今大会では高瀬みゆき&梅咲遥のLuminous(ルミナス)に林亜佑美を加えたチームと対戦した。

開始早々、林が「わっしょい!」で会場を盛りあげると、青木が背後から「うるさい!」と襲って、林を捕獲。すぐさま米山&門倉も加わり「ルミナス、ルミナスとき、ルミナさない」とキメポーズ。一方、ルミナスも青木に張り付けドロップキック。キメポーズでやり返していく。
米山は林に鼻パッチン。そして、逆片エビ固めへ。米山がキャメルクラッチで捕獲すると、米山&青木で変顔アピール。ところが門倉は加わろうとしない。その門倉がドロップキックで追い打ちをかけ、キャメルクラッチで捕獲する。すかさず米山&青木が変顔で加わるも、門倉は困った表情。作戦変更の門倉の低空ドロップキックが決まる。

林も「わっしょい」を連呼しながらエルボー弾で反撃。首投げ、水車落としを決めて、高瀬とようやく交代へ。
高瀬は門倉に逆水平チョップをお見舞い。青木&米山が助けに入るも、高瀬が返り討ち。そして門倉の上に米山を投下。さらにその上に青木をフェースクラッシャーで叩き付けていく。カウント2。

門倉も高瀬にDDT、低空ドロップキック、ミサイルキックで反撃。かわった青木がショルダータックルで続く。串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。バックフリップもカウント2止まり。走る青木に高瀬がパワースラム。
流れが変わり、梅咲がドロップキックを放つ。カウント2。エルボー弾をかいくぐった青木が串刺しラリアット、門倉がキャノンボールで飛び込んで行く。青木のボディープレスはカウント2。さらに青木はセカンドからのフットスタンプを投下。梅咲がかわすと、高瀬がラリアット。そしてルミナスでドロップキックを決める。これもカウント2。

攻め込まれた青木だったが大外刈りで形勢を入れ替え、米山と交代。米山はモンゴリアンチョップからのグルグルパンチを放つと、ロープに走る。
これを梅咲がカウンターのボディースラム。続く林がドロップキック2発からのボディーアタック。そして鎌固めへ。これは青木&門倉がカット。ここで青木は林をコーナーにハンマースルー。かわした林が門倉&青木&米山をコーナーに足止めし、トレイン攻撃。さらにルミナスでダブルのショルダースルーを放つ。カウント2。

続く林のダブルリストアームサルトもカウント2止まり。水車落としを狙うが、これを回転エビ固めに切り返す米山。キックアウトした林がジャックナイフエビ固めへ。カウント2。助けに入った門倉のトラースキックは米山、青木に誤爆してしまう。チャンスとばかりにルミナスはドロップキックで門倉を排除。

改めて林がカサドーラからのエビ固め。仕留めに掛かるも、これをキックアウトした米山が後方回転エビ固めで逆転の3カウントを奪った。
3、ハードコアwave(時間無制限1本勝負)
○DASH・チサコ(19分28秒、片エビ固め)宮崎有妃●
※ホルモンスプラッシュwithパイプイス


NEXTトーナメント1回戦で時間切れ引き分けとなった宮崎有妃とDASH・チサコ。大会規定によりトーナメントはキャリアの若いチサコが勝ち進むこととなったが、試合後、チサコは宮崎との決着戦を要求。しかもチサコは、宮崎とのハードコア戦を希望し、今大会で実現した。

チサコはスーツケースとイスを持参。スーツケースはどこかで見たことあるタイプだ。一方の宮崎はラダーとイスを持参。そして机をリング下からセットする。
試合は宮崎のリングインをチサコがイスで襲ってゴング。チサコのアームホイップ、顔面ドロップキックが決まる。

一方、宮崎はチサコをコーナーに叩き付けたあと、コーナーマットを外しにかかる。そのコーナーマットで殴っていく宮崎。するとチサコはスーツケースを持ち出し破壊にかかる。どうやらこれは宮崎のスーツケースだった模様。「隠しておいたのに」「本当にやめて」と試合どころではなくなる宮崎。スーツケースの上にボディースラムで叩き付けようとするチサコだったが、堪えた宮崎が逆にボディースラムの体勢。しかし「やるわけねーだろ!」とスーツケースを避けてマットに叩き付ける。
ならばとチサコはラダーでスーツケースを破壊しようとする。これは宮崎が自分を犠牲にしてケースを救出。セコンドにスーツケースを渡して控室へと持って行かせた。

ようやく試合に集中する宮崎だったが、タイミングが悪かった。チサコは宮崎をイスにセットしパイプイスでフルスイング。さらにイスでの拷問技、イスを宮崎の上に投げつけていく。
そしてチサコは宮崎をコーナーにハンマースルーしようとするが、体勢を入れ替える宮崎。今度はラダーのあるコーナーに投下されるチサコ。

これで攻守逆転。宮崎はラダーをチサコの首にかけてイスでフルスイング。さらにラダーをロープに立てかけブレーンバスターで投下したが、これは目測を誤り失敗に。
続いてコーナーに登る宮崎だったが、チサコが追いつき妨害。張り付けドロップキックwithパイプイスをお見舞いする。場外戦となり、宮崎がファイアーマンキャリー。エプロンサイドに叩き付ける。

さらに宮崎は場外に机をセット。テーブルクラッシュを狙うが、チサコが場外からイスを投げつけ阻止する。リングに戻った宮崎に、チサコがラダー攻撃。ミサイルキック、低空ドロップキックと追い打ちをかける。カウント2。
宮崎もえびす落としでやり返すと、ジャーマンホイップでチサコをコーナーに叩き付ける。ここで宮崎はリング下からフラフープとゴルフボールを投入。ゴルフボールの上にチサコをボディースラムで叩き付けると、ムーンサルト・プレスを放つが自滅。

再び攻守が入れ替わり、逆にチサコがブレーンバスターで叩き付けていく。カウント2。ゴルフボールを投げまくるチサコ。宮崎がイスでガードすると、ドロップキック。顔面を痛打する宮崎。しかしチサコ自身もゴルフボールの上で受け身を取ってしまい悶絶することに…。
続いてラダーをめぐる攻防。ラダーの上に雪崩式ブレーンバスターで投下しようとする宮崎だったが、チサコが「辞めろ!」と抵抗。しかし宮崎は強引に雪崩式ブレーンバスターを敢行する。チサコは「これはやばいって……」と大きなダメージ。立ち上がれない様子のチサコを見ながら、宮崎はイスをピラミッド型セット。そこにチサコを投下する。

さらに宮崎はチサコを机の上に仰向けに。ラダーからのムーンサルト・プレスを狙うが、かわしたチサコが逆にパワーボムでテーブルに叩き付ける。そしてダイビング・ヒップドロップwithラダーを投下。宮崎の上にイスを載せてダイビング・フットスタンプ→ダメ押しのホルモンスプラッシュでジ・エンド。
◎バックステージ
チサコ「痛ったあ…(苦笑)。今自分たちにできるハードコアマッチ、今日すべて出せたと思います。なかなか女子でハードコアを闘えることがない中、宮崎さんとできて。これからどんどん闘って、ハードコアの良さを2人で伝えていきたいですね。まあ、今回私勝ったんですけど、宮崎有妃は絶対やり返してくると思うんで、それが楽しみですね。いやー、楽しかった! 勝てた! 痛い! 女子プロレス界のハードコアクイーンはDASH・チサコですので、よろしくお願いします。痛ってえ、マジ痛い!」
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>桜花由美&○桃野美桜(22分3秒、エビ固め)Sareee&響●<挑戦者組>
※JKボム。第24代王者組が初防衛に成功


9・18後楽園で奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)を倒し、WAVE認定タッグ王座に返り咲いた桜花由美&桃野美桜のBOSS to Mammy。今大会ではじめての防衛戦が組まれ、DUAL SHOCK WAVEトーナメントを制したSareee&響<ストダマ>と対戦した。
先発は桃野vs響のマーベラス対決。ゴングと同時に響がショルダータックルで飛び込み、押さえ込みを連発していく。いずれもカウント2。すぐに串刺し攻撃を狙うが、桃野がドロップキックで迎撃する。すぐに桜花も出ていき、ボスマミの「担いで、投げて、高い高い」の連係が決まる。続けざまにトレイン攻撃を狙うが、桜花のビックブーツをかわした響が桃野のドロップキックを桜花に誤爆させる。さらにボスマミのクローズラインをかわすと、Sareeeが桜花にダイビング・ボディーアタック。そこから桃野を孤立させたストダマがトレイン攻撃へ。最終的にはストダマがダブルの串刺し低空ドロップキックを成功させる。
攻勢のストダマ。響が胴締めスリーパーで桃野を失速させ、ボディースラムを決めてSareeeと交代。Sareeeはヘアーホイップ、串刺し低空ドロップキック、ボディースラムで追撃。そこからリバースインディアン・デスロック→鎌固めへ。耐えた桃野がドロップキックで反撃に出たところで、桜花と交代。
桜花はストダマにビッグブーツを見舞うと、2人まとめてフェースクラッシャー。そして響に串刺しビッグブーツをお見舞いする。カカト落としでカウント2。桜花のビッグブーツをキャッチした響が攻守逆転。桜花をコーナーに叩き付けるとスピアをお見舞いする。走り込んでの正調スピアもカウント2。ブレーンバスターでも決まらない。ならばとストダマはダブルのドロップキック、ミサイルキックの連続発射で追い込んで行く。
続いて桜花vsSareeeの局面。エルボーの打ち合いから、Sareeeがドロップキックを放てば、桜花はビッグブーツでお返し。すぐにSareeeはカサドーラからのフットスタンプ、セカンドロープからのフットスタンプでカウント2。
一方、ボスマミは合体ブレーンバスターで活路を見いだす。桃野がSareeeにダイビング・ボディーアタック、低空ドロップキックでカウント2。JKボムを狙うが、回避したSareeeがジャーマン狙い。桃野もこれを着地、エルボーの打ち合いとなる。
SareeeのフィッシャーマンSHはカウント2止まり。すかさずジャーマンの体勢に入るも、堪える桃野。押しつぶされてカウント2。Sareeeはエルボーから走るも、桃野がかわして場外の響にスライディングキック。これでストダマの分断に成功したボスマミ。桜花が串刺し攻撃を放つと、美桜ロケットからファンタスティックフリップを敢行する。これを寸前でかわしたSareeeが裏投げの体勢。しかし、桃野が切り返し、そこからエビ固めの応酬に。助けに入った桜花のブートは桃野に誤爆。チャンスとばかりにSareeeは低空ドロップキックを放って、響とチェンジ。
響は桃野を担ぐも抵抗され、エプロンに不時着させる。だが、すぐさまラリアットを叩き込み、ロープ越えブレーンバスターでカウント2。コーナーに登るも、桃野が雪崩式アームホイップに切り返し、ドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めへ。耐えられると、桜花がフットスタンプ。再び桃野が逆エビ固めに捕獲する。
ピンチの響だったが、Sareeeがドロップキックで救出。走る桃野を担ごうとする響。しかし、腰のダメージがあり崩れてしまう。ならばとカウンターのラリアットからカミカゼへ。続くダイビング・セントーンは自爆。

すかさず桜花が響にバックドロップを放ち、桃野がダイビング・ボディープレスで逆襲にでる。しかし響が剣山で待ち受け、両者ハーフダウン状態に。

試合が再開されると桃野vs響でエルボー合戦。響がパワーと手数でうわまわる。すると桃野はローキックからヘッドバットを連打。JKボムの体勢。これはSareeeがジャーマンで阻止。すぐに響がバックフリップ→ラリアットと畳みかける。ショートレンジラリアットもカウント2。

20分経過。響のカウンターのラリアットは桃野が一回転の威力。ダイビング・セントーンを放つも、これも桃野が回避。
逆に桃野が丸め込みを連発していく。Sareeeがカットに入り、桜花にソバット、桃野への一発は響に誤爆してしまう。ロープに走る桃野だったが、響がラリアットで迎撃すると、体勢を入れ替える桃野。カウント2。桃野のウイングクラッチホールド、合体の不知火はいずれもカウント2。ならばと最後はJKボムを決めて3カウント。
◎試合後のマイク
桃野「初防衛戦、防衛したぞーーー! 初防衛の相手が今回タッグトーナメントを優勝したストダマ…正直、あんまり知らなかったです、昔のことは。でも、こうやって試合ができたことをすごくうれしく思います。Sareeeさん、ありがとうございました。自分はタッグトーナメントで優勝したら、透明人間にね…(引き揚げるストダマに観客から拍手が贈られる。桃野も拍手)気を取り直しまして、タッグトーナメント優勝したら透明人間と防衛戦をやりたいなと思ってたの。だけどタッグトーナメント優勝できなくて、で、負けた相手がいるんですよ。門倉と青木? なんか青木と門倉だかわからんけど、そんなダッサイ名前のところにね、負けたの。それでね、今年の汚れは今年のうちにっていうので、やりたいんですけど、防衛戦。マミー社長だから、いいよね?」
桜花「もう今年は今日で最終戦…終わっちゃった。終わっちゃったの、終わっちゃったんだけど。あれ、あっちはやる気ないんじゃない?」

青木「ある、ある、ある、ある!」

桜花「だって来ないもん(青木が消極的な門倉を連れてリングサイドへ)」

青木「あった、あった、あった。メッチャあるわ!」

桜花「メッチャある?」
青木「ある! 任せとけ!」

桜花「オーケー」

青木「任せろ!!」

桜花「オーケー。じゃあ、1月16日の新宿FACE大会で防衛戦、えっと門倉と青木? 青木と門倉?」
青木「門倉と青木!」

桜花「やろうぜ、タイトルマッチ。オーケー、やりましょう。じゃあケッテーで!」

桃野「社長がやるって言ってるんで、ということで1月16日、防衛戦、よろしくお願いします」

青木「ベルト磨いて待ってろよ!」

桃野「だからさ、こないだも聞いてなかったの? 毎日歯磨きしてるっていうの」

青木「磨いといて、よろしくね! 凛ちゃん帰るよ」

桃野「ということで、よいお年を…お迎えください」
◎バックステージ
桃野「(涙ぐみながら)嬉しいです!」

桜花「またボスマミで組んでベルトを防衛できたこと、私は心より嬉しく思います」

桃野「防衛戦って前に取ったときも何回かやってて、自分が言うのもなんですけど、勢いのある人? 自分が言うのもなんですけど、若くてオリャー! みたいな人とやったの、初めてな気がして」

桜花「ああ、オバチャンばっかりだった?」

桃野「オバチャンとか変化球の人だったけど、でも勝ったから良かった! また2本巻いてもらえたから。今回こそミオは金さんと銀さん(2本のベルトのこと)を巻いて。次の防衛戦の相手も決まって、大切に日々一緒に生活していこうと思います」
5、Regina di WAVE WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者>○旧姓・広田さくら(23分33秒、夜叉ロック)野崎渚●<王者>
※野崎が6度目の防衛に失敗。広田が第16代王者となる


9・6新宿大会で野崎渚のレジーナに挑戦した旧姓・広田さくら。王者・野崎は試合後に「広田さんをこっちが飲み込むくらいの強さを身に付けて、今度は後楽園でやりたい」と再戦を希望しており、それに応えるように広田が今年のNEXTトーナメントに優勝。2020年最後の後楽園大会での挑戦が決定した。
観客の手拍子のなか、組み合うと野崎がリストを取りに行く。そして腕へのエルボースタンプ。すると広田は「なんてことだ-! メインイベントなのに腕が折れたーーー!」と腕をプラプラしてみせる。今度は広田が野崎にエルボースタンプ。野崎にも無茶ぶりしたつもりが、野崎は「折れてねーわ! 折れるか、バカヤロー!」と、コーナーに広田を振ろうとする。これを切り返した広田がフェースクラッシャー!
続いて広田はいつもの高田純次の体勢。これを野崎がガードすると、「やっぱり野崎! お前がやるってことかぁぁぁ!」とタイトルマッチにもかかわらず、広田流を貫いていく。だが、野崎もかたくなに拒否。それでも引き下がらない広田は「ちょっと待ってくれよ。タイトルマッチだからやらないの? 私はいつも通りなのに、レジーナのほうが余裕がないんじゃないですか? わかった! これさえやってくれれば、ふざけない!『もう(怒)!』みたいなことやらない。ホントのホント!!」と懇願。仕方なく腹をくくった野崎がエアーで高田純次をすると、広田は拍手しながら「ブラボー。レジーナ」と握手を求める。野崎も応じて、ようやくタイトルマッチらしいシリアスな雰囲気に。
バックの取り合いを広田がフロントネックロックへ。緊張感の漂うグラウンドの攻防となり、広田が野崎をロープに這わせる。これはブレイクとなるも、今度はワキ固め、サーフボードストレッチへ。崩れると腕十字を狙っていく。野崎がロープを掴むと、広田はストンピング。そして、スイングDDT。早速、夜叉ロックを狙うが、野崎も回避し脳天にエルボースタンプを放つ。
そのままグラウンドとなり、野崎が顔面バーン! キックアウトされるとキャメルクラッチ→クロスフェースへ。広田がロープブレイクしたところで10分経過。

野崎の串刺しビッグブーツ、ニーリフト、ケンカキックが決まる。そしておしゃれキックを敢行。ロープに走るも、広田がカニばさみ。続く広田の619は、野崎が回避しシーソーホイップでロープに打ち付ける。
グラウンド技で攻める野崎。ドルミルは広田が早々にロープ。ならばとビールマンキック、ケンカキックで追撃し、コーナーへ。広田が妨害すると、野崎は場外に転落してしまう。トペ・スイシーダで追い打ちをかける広田。
リングに戻った広田はシャイニング・ウィザードを敢行。キックアウトされると腕十字の体勢。野崎が堪えると、今度はコーナー上で広田が恵比寿(リバース・パロスペシャル)へ。雪崩式バックドロップでカウント2。

15分経過。ここで夜叉ロック狙い。耐えた野崎がドルミルⅡの体勢。崩れると、フェースクラッシャー、ランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーと波状攻撃。
ここで広田はボ・ラギノール、夜叉スープレックス2発でカウント2。そこから夜叉ロックへ。耐えられるとへなーラサンセット、ウラカンラナでカウント2。

野崎のノアールランサー・ハイと広田の夜叉スープレックスが交互にヒット。続く野崎のケンカキックはカウント2。ドルミルⅢへ。耐えられると、ノアールランサー3連発。ダメ押しと思われるノアールランサー・ハイも返す広田。
へな拳で気合を見せる広田に、野崎はビッグブーツで応戦。サクラライトを狙った広田だったが、崩れて回転エビ固めへ。返されると夜叉スープレックスを敢行。満を持しての夜叉ロックに移行する。必死に堪える野崎だったが、逃げ場を失いギブアップするしかなった……。
◎エンディング
レジーナのベルトが広田に授与されたあと、広田の2人のお子さんもリングへ。ママさんレスラーらしく記念撮影は子供とともにおこなった。すると、お子さんが広田にマイクを渡す。だが、それを野崎が奪う。
野崎「ごめん(苦笑)、どうしても言いたいことがある。ごめんね、ちょっと待ってね(と子供をなだめる)。広田さん、広田さんの超本気…超本気に今日、負けました。私が1年守り続けたベルト、絶対に価値を落とさないでください。持ち続けてください。ありがとうございました。そして、本当は今日レジーナ防衛して、次の挑戦者を指名する予定だったんですけど、負けちゃった…。けど、どうしても言っておきたいので、いま呼びます。チサコ! ちょっとリングに上がってきてくれませんか?(DASH・チサコがリングへ)チサコは、NEXT優勝して、ここで私とチサコのタイトルマッチ、みんなが見たいでしょって発信してくれました。私もそう思ってます。(ここで広田のお子さんがチサコにマイクを手渡す)ありがとう。今日、負けてベルト落としちゃったけど、来年お互い15周年。タイミングいい時にやりましょう!」
野崎「オーケー、オーケー。来年ね、どんなベルトでも取って、チサコとタイトルマッチを目標に」

チサコ「私は(やるなら)タイトルマッチだと思ってるよ」

野崎「オッケー。そのつもりでお互いやりましょう。よろしくお願いします。ベルト持ち続けてください、広田さん」
マイクを広田に渡すが、そのマイクを奪ったのはマーベラスの神童ミコト。

神童「この動画を見てください」

スクリーンには7・23新木場でおこなわれたwave対Marvelousの団体対抗戦の模様。映像では神童がスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めで広田から5連続フォールを取るシーンが映し出される。

広田「なんだんだよ、これよ!」

神童「広田さんが今日取ったベルトに一番最初に挑戦できるの、神童ミコトだと思いませんか?」

広田「私は、誰の挑戦も受けないつもりだ! だったらずっとチャンピオンだろ? じゃあ…それじゃしょうがないから。1月の16日の新宿FACEがあるから」

神童「いやややや、ちょっと待ってください。自分、1日も早く挑戦したいので、2021年1月1日、元旦から自分にお年玉をください」

広田「早すぎる、早すぎる」
桜花「はい、1月1日オッケーです。やりましょう×2。今日27日、もしかしたら4日の命? フフフフ」

広田「マジでどうするの。アレ見たでしょ、VTR? 無理だって!」

桜花「やりましょう!!」

神童「ありがとうございます!」

桜花「1月1日、チャンピオン・広田さくらvs神童ミコト、ケッテーで」

神童「ありがとうございます!!」
◎バックステージ
——ベルトを巻いた感想は?
広田「なんだろレジーナになった人たちって、すぐ実感わいたもんなんだろうか? いまは本当にこのベルトを肩にかけて座っているだけが精一杯です」

——シングルのベルトを巻いたのは?

広田「シングルのベルトはエリザベス選手権がちゃんと、あのー金物というか、金属のね(苦笑)。シングルのベルトはそのときがはじめてで、シングルマッチで闘って、ベルトを巻くのははじめてです」

——闘い方はいままでとは違う形で、巻いたが?
広田「本当にカンチョーだけじゃ…やっぱりシングルの団体のトップのベルトは巻けないんですよ。カンチョーだけだったら。カンチョーを含め、高田純次含め、サクライト…今日はちょっと失敗しちゃったけどな、へなーラあり、そして夜叉スープレックス、夜叉ロック、すべてがあって今日ベルトを巻けたんだと思います」

——ベルトの重み、感じる?

広田「ホントに重いです。物量の問題(笑)。いまはもうこの物量に耐えられないくらいの疲労ですよ」

——これでwaveのトップだが。
広田「やばいねー。トップになりましたよねー。本当にこのベルトを巻く前にも感じてたんですけど、野崎のことをずっと見てて感じたんですけど、やっぱレジーナになれる人が強いのか、なってから強くなるのかっていう。私、本当にそう思うんですけど、今日の私は強いからレジーナになれたんじゃないと思うんですね。野崎からも攻められて、でも、何か1つ夜叉ロックでギブアップだけど、技ももちろんだけど何かほんのちょっとだけだったと思うんです。私が勝てたのって。だから圧倒的に強かったから巻けたわけではないから、きっとこれからなんだなって思いました。真面目か!

(どんなチャンピオンを目指す?)あのね、いままでにないというのは月並みだからアレなんですけど、これからもスタイルを変えません。さらに調子にノっていきます。だから、レジーナになれたんだと思うし、私がなったからにはとんでもないアホなチャンピオンになってみせます。

(リング上ではパラダイスを予告したが)はい。あの、本当にそのきっかけっていうのは『レジーナ、挑戦しましょう』って野崎がずっと言ってくれてて、そんなに言ってくれて、もしレジーナになったんだったら、『はい、レジーナになりました。イエイ!』だけじゃなくて、これだけ懇願されて、ラブコールを受けてレジーナになったからには何かもっといろんなことを私ならではの“できる”をやらなきゃいけないのかなという使命感にかられまして。何がいいかなと思って、あっ、そうだ、楽園を広げようかなと思って、で、名前なにがいいかなと思って、サクパラダイスがしっくりくると思って、そこまでなんですよ。だから見切り発車なんです。だけど、言ったもん勝ちでこれからいろんなアイデアが出て、それサクパラダイスじゃん、こんなことすらサクパラダイスなんじゃね?っていうのが、きっと私のアイデアの中にはいろいろあると思うので、絶対にGAMIさんも桜花さんも、アタシのそういうことを面白がってくれるという自信はあるので、そういうことを提示するのはいままでにないチャンピオンの発進力だったりするので、そこは楽しみにしてくれていいと思います」

——4日の命かもしれないが。
広田「そうですね。もうブチあげましょう、短い命」

——最初に広田キラーがきますけど。
広田「そこだけは避けたかったんです、本当に。まずね、本当にそこだけは避けたかったんですけど、言われちゃったし、アレ絶対waveのまわし者がいるんですよ、あのVTR。横流ししたヤツが。絶対に。まずはソイツを突き止めて、かましてやりますよ。だから新木場の時に青たんとか作っているヤツが映像を横流ししたって思ってください。ミコトか…絶対に絶対に無理だな。どうしよう。誰に相談したらいいですかね? 長与さんにいまから電話してきたほうがいいですかね? ちょっとやばいんですけどって、こういうときは使えるコネは全部使おうと思いますので、本当にそれでいろんな手段を使ってしがみついて、レジーナを守り抜いていこうと思います」

——ふだん使わない引き出しを全開にして?
広田「そうですね。もっと早くやっておけばよかった(苦笑)。なんだできたじゃん。昔の扉も錆びてなかったじゃんと思って」

——1回こういう広田も見せておくと、今後の見方が変わると思うが。
広田「そうですね。デビュー戦からのVTRを見返します。こんなことやってたんだって思い出して」

——真面目にやってたのは1年半くらい?
広田「真面目な期間は1年半でしたね。本当に。思い出しますね。デビュー戦で長与さんがアジャさんに頭を下げて、『こんな大舞台でこんな武道館で、デビュー戦の相手させてしまって、アジャごめん!』って。長与さんが最初に頭をさげたのが私のことだっていう。その5年後に、『お前がデビュー戦を務めた広田がこんなになってごめん』って、もう1回頭をさげたという伝説。それをもう一度見返してからレジーナの歴史を歩んでいこうと思います」
2020.12.18

「KABUKI-CHO WEEK ENDER Dec.」

◎NEXT出場選手入場式&抽選会
12・1新木場で開幕する予定だったNEXTトーナメント。コロナの影響により出られなくなる選手が出たりしたため、急きょ今大会でのワンデートーナメントに変更して開催された。

1回戦は10分1本勝負、準決勝は15分1本勝負、決勝は30分1本勝負。1回戦のみ抽選で<1><3><5>を引いた選手は、通常ルール+好きなルールを決めることが出来る。場外カウントはすべて10カウント。ドローだった場合はキャリアの若い選手が勝利となる、とのこと。各選手が考えたルールは以下の通り。

旧姓・広田さくら=スローモーションルール
宮崎有妃=TLCルール
DASH・チサコ=ハードコアルール
笹村あやめ=ヤワラルール
SAKI=OUT OF THE RING ルール
門倉凛=フィニッシュ限定ルール『ウラカンラナ』

リング上では早速、組み合わせ抽選会がおこなわれ、1回戦はSAKI<1>vs笹村あやめ<2>、門倉凛<3>vs旧姓・広田さくら<4>、DASH・チサコ<5>vs宮崎有妃<6>となった。
1、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
△笹村あやめ(時間切れ)SAKI△
※大会規定によりキャリアの若い笹村が準決勝進出

トーナメント1回戦がおこなわれ、まずは2012年12月デビューのSAKIと2017年10月デビューの笹村あやめが対戦。この試合はSAKI提案の、リングから落ちたら負けという「OUT OF THE RING ルール」が採用された。

試合はロックアップからリストロック、サイド・ヘッドロックの攻防で幕開け。笹村はSAKIのバックエルボーをかわして串刺し攻撃。これをSAKIがかわすと、笹村もエプロンでかわしてドロップキック。SAKIが突進するも、ロープをさげてエプロンに放り出す。

両者ともにエプロンに出て様子を見合う。すると笹村は突然、鬼ごっこをしはじめ、SAKIの隙をついて「タッチ!」と一目散。

戸惑うSAKIだったが、リングに戻ると串刺しニー、ダイヤル固めでカウント2。SAKIは笹村をリング外に落とす作戦に。
ロープにしがみつく笹村。TommyレフェリーがロープブレイクをSAKIに命じる。戦場がリング中央に戻され、エルボーのラリー。笹村はSAKIをロープに飛ばす。するとセコンドのチチャリート・翔暉(2AW)がエプロンで待ち構える。

だが、SAKIが気付いて急ブレーキ。セコンドの介入は失敗に終わるも、すかさず笹村がフェースクラッシャー、ドラゴンスリーパーにつなげる。さらにブロンコバスター、ドロップキックでカウント2。

残り3分から笹村がミサイル発射。SAKIもカンパーナで攻守逆転。バックドロップを回避されるとヒザ蹴りからブレーンバスターを放っていく。ならばとリバーススプラッシュを狙うも笹村も回避。すぐさまロープに走るSAKI。だが、セコンドのチチャリートが足をすくって転倒させる。このチャンスにドロップキックを放ってリング外に落とそうとする笹村だったが、堪えたSAKIがリバーススプラッシュを敢行。

最後まで両者決め手を欠き、時間切れに。大会規定によりキャリアの若い笹村が勝利となった。
2、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(7分9秒、ウラカンラナ)門倉凛●

続いて、旧姓・広田さくら(1996年8年デビュー)vs門倉凛(2016年5月デビュー)がおこなわれ、ルールは門倉の「フィニッシュ限定ルール『ウラカンラナ』」で争われた。

開始早々、ドロップキックを放った門倉が串刺し攻撃を狙うが、かわした広田がフェースクラッシャー。「トーナメント行くぞ!」と拝み渡りの体勢。門倉が拒否すると、観客はストンプでブーイング。

広田は「これで23年間やってんだよ、私はよ! あー、ごめん。リンちゃんがやりたいってことか!」と拝み渡りを強引にさせようとするが、門倉がコーナーに向かう瞬間、広田が裏切りの逆さ押さえ込みでカウント2。
門倉もスクールボーイから低空ドロップキックにつなげる。広田はボ・ラギノールからのへなーらサンセットを敢行。カウント2。夜叉ロックでギブアップを迫るも、ウラカンラナではないため、野中リングアナが「ウラカンラナではないので」と注意喚起。

ならばとロープに走る広田がウラカンラナの体勢。これを踏ん張った門倉が逆片エビ固め。ギブアップする広田だったが、これもウラカンラナではないため、試合は続行される。

丸め込みの応酬となり、何度も3カウントが叩かれたが、いずれもウラカンラナではないためカウントだけ叩かれる。
今度こそはと門倉凛がウラカンラナの体勢。キックアウトされるとトラースキックからもう一度ウラカンを狙うが、広田がパワーボムで叩き付ける。もう一度ウラカンラナを狙うが、次はマンハッタンドロップに切り返す広田。

これで攻守が入れ替わり、ロープに走る広田。満を持してのウラカンラナでクルリ!
3、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
△DASH・チサコ(時間切れ)宮崎有妃△
※大会規定によりキャリアの若いチサコが決勝進出

続いて1995年1月デビューの宮崎有妃と2006年7月デビューのDASH・チサコの一戦。抽選の結果、ルールはチサコのハードコアルールが採用された。どちらも得意とする試合形式だけに、注目が集まる。なお時間切れの場合はキャリアの若いチサコが勝利となる。

先に仕掛けたのは宮崎。奇襲のラリアットを放ってえびす落としへ。早速コーナーにラダーをセットした宮崎はチサコを投下するも、踏ん張る。ならばと恥ずかし固めを狙うが、これも未遂に。
今度はイスを持ち出す両者。相打ちに終わるも、チサコは場外に逃れる。すかさず宮崎はプランチャの体勢。これをイスを投げて阻止したチサコは、バックステージへ。宮崎のスーツケースをリング内に投入し、「壊すぞ!」と宮崎をブレーンバスターの体勢。

堪えた宮崎がボディースラム。自分のスーツケースの上には落とさず、マットに叩き付ける。そこからはスーツケースを守るのに必死の宮崎。しかし、チサコは容赦なくラダーを叩き付ける。怒った宮崎はチサコをコーナー下に座らせ、その前にイスをセット。ローキックを叩き込むが、スネを打ち悶絶…。ならばと宮崎はリング中央にイスをセットし、「座れ!」と指示。ヒザを付き合わせた宮崎とチサコがビンタ合戦。
続いてコールドスプレーの掛け合い。チサコがドロップキック。イスでフルスイングしたあと、さらにイスで宮崎を拘束し顔面にコールドスプレーを吹きかけていく。

宮崎がボディースラムwithチェアを放ったところで残り3分。一方、チサコは宮崎にイスを投げつける。キャッチしたところにミサイル発射。串刺しフットスタンプwithチェアで追撃する。
宮崎もファイアーマンキャリー。堪えられると、ジャーマンホイップでコーナーに叩き付ける。ムーンサルト狙うが、これはチサコも回避。
逆にチサコがイスの山にバックドロップで宮崎を投下し、リング中央にラダーを組み立てる。宮崎の上にイスを載せ、ホルモンスプラッシュを狙ったが、宮崎もかわす。残り10秒からラダーに登る宮崎だったが、ここで時間切れに。大会規定より、チサコが決勝進出を決めた。
4、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】準決勝戦(15分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(3分12秒、ふらふらドーン)笹村あやめ●
※笹村のジャーマン3連発


準決勝戦はこの1試合のみ。広田vs笹村が激突し、勝った選手が決勝にコマを進める。若さを活かした笹村はスタートから飛ばしていく。これに付き合った広田が一気にスタミナを使ってしまう。

笹村が払い腰の3連発で追撃。ロープに飛ばそうとするが、広田が堪えてフェースクラッシャー。ヘロヘロ状態の広田はプロレスLOVEポーズすら決められず…。
その間に笹村が回復し、ドロップキック。ブレーンバスターの体勢。これを着地した広田がボ・ラギノール。シャイニング・ウィザードを狙うが、読んだ笹村がジャックナイフエビ固め。カウント2。
笹村の大外刈り、ブレーンバスターはいずれもカウント2止まり。ジャーマン3連発を放つも、広田がふらふらドーンで逆転勝利を収めた。
5、スクランブルwave(30分1本勝負)
○野崎渚&Sareee&響(15分45秒、エビ固め)桜花由美&桃野美桜&米山香織●
※ノアールランサー・ハイ


BOSS to Mammy(桜花由美&桃野美桜)が保持するWAVE認定タッグ王座に挑戦が決まっているDUAL SHOCK WAVE優勝者のストダマ(Sareee&響)。今大会ではその前哨戦として6人タッグマッチ(野崎渚&Sareee&響vs桜花由美&桃野美桜&米山香織)が組まれた。

先発は響vs桃野。組み合うもすぐに離れる。慎重ムードのなか、米山が響の背後にダブルチョップ。そして「3人!」とトリプル攻撃を要求。3人で肩を組んでビッグブーツを叩き込むが、足の長さがまったく違うため、ヒットしたのは桜花のみ。続いてボスマミの連係(担いで→投げて→高い高い)が決まると、米山も「私も、ダブル! いまのやりたーい!」と強引に桜花と連係へ。
ローンバトルを強いられる響だったが桃野をコーナーにスピアで押し込み、ようやく攻勢。Sareee→響→野崎でトレイン攻撃。ストダマ同時の串刺し低空ドロップキック、野崎&Sareee&響で3方向から低空ドロップキックを同時に発射!
続く野崎が桃野をコーナーに押し込みブレイジングチョップを連発。さらにロープ際でフロントキック、エプロンに出ておしゃれキック、リング内で再びフロントキックをお見舞い。カウント2。顔面バーン! そして、Sareeeとのダブル鎌固めへ。
再び響が出ていくと、桃野は小刻みエルボー、そして、回転エビ固めで切り返しドロップキック。ようやく桜花と交代。桜花は響→野崎→Sareeeにビッグブーツでお返し。ならばと響はSareeeとのクローズラインを狙うが、桜花がフロントキックで突破し、まとめてフェースクラッシャー。
ここで米山が桜花とのダブルを要求。串刺しビッグブーツを決めて変顔でアピール。

劣勢の響だったが、桜花にブレーンバスター、スピアを放って攻守逆転。カミカゼからコーナーに登るも、桃野が足止め。桜花がジャンピング・ビッグブーツで飛び込む。
コーナーから落とされた響も小刻みエルボーで反撃。桜花のビッグブーツをかわして一本足頭突き、ジャンピング・ヘッドバット、スピアとたたみ掛ける。ストダマは桜花に連係。響→Sareeeでミサイルキックを連射する。

すぐさまSareeeがカバーするもカウント2。Sareeeはカサドーラからのフットスタンプ。ロープに走るも、これを桃野が妨害する。すかさず桜花はカカト落としを敢行するも、ニアロープ。
走る桜花だったが、かいくぐったSareeeが丸め込みへ。これは桃野&米山が慌ててカット。SareeeはすぐさまフィッシャーマンSHを敢行。返されると走るSareeeに桜花がカウンターのビッグブーツ。

10分経過。桃野が出ていき、Sareeeに低空ドロップキックを敢行。キックアウトしたSareeeがフォアアーム合戦を挑む。桃野も応戦しヒートアップ。桃野のドロップキック、Sareeeのドロップキックが決まる。走るSareeeに桃野がカサドーラからのフットスタンプ。Sareeeもやり返すが、さらに桃野もやり返していく。そしてしつこくフットスタンプをお見舞いする。

桃野はJKボムを狙うが、Sareeeが堪えてぶっこ抜きジャーマン。そして「クソチビ、食らえ!」と低空ドロップキックでお返し。裏投げの体勢に入ると、踏ん張る桃野。野崎がビッグブーツで飛び込むも、これはSareeeに誤爆してしまう。すかさず桃野が押さえ込む。カウント2。ボスマミが合体不知火でカウント2。ならばとジャーマンSHでお返し。カウント2。
野崎vs米山に移行。米山はモンゴリアンチョップをお見舞い。フロントハイキックの打ち合いとなるも、足のリーチが違いすぎて、米山は届かず。観客からは失笑が漏れる。続く野崎のランニング・ダブルーニーアタックもカウント2止まり。すぐに走るも、桜花がカウンターのネックハンギングボムで攻守逆転。米山がセカンドからの千豚♪でカウント2。

ここでストダマが連係(響のラリアットからSareeeがジャーマンを放つ)。野崎のノアールランサーもカウント2止まり。混戦となるなか、野崎が米山にカウンターのノアールランサー・ハイ。ダメ押しのノアールランサー・ハイでトドメを刺した。
6、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】決勝戦(30分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(10分33秒、夜叉ロック)DASH・チサコ●

2020年のNEXTトーナメント決勝戦は、広田vsチサコの顔合わせに。広田は大会前に紅夜叉さんから夜叉ロック、夜叉スープレックスを伝授されており、どこかのタイミングでこれらの技を出してくることは必至だ。
チサコの串刺しバックエルボーが決まる。「もう一発!」と反対コーナーに飛ばすも、広田が回避しスイングDDTで攻勢。「寝とけ!」とコーナーへ。仰向けのチサコを見ながらゆっくり水を飲む広田。座り込んで休んでいると、気付いたチサコが「何、休んでんだよ!」とお怒りモード。だが、広田も「お前だって寝転んで休んでるんだろ!」と負けてはいない。
ならばとチサコは逆エビ固めへ。ロープブレイクから場外に逃れる広田だったが、場外カウントが数えられ、慌てて戻ろうとする。だが、チサコはそれを蹴り落とす。なんとかリング内に戻った広田に、チサコが逆片エビ固め。なんとか広田がロープに逃れる。

劣勢の広田だったが、ボ・ラギノールでチェンジ・ザ・ペース。チサコはフロントハイキックで応戦。読み合いの攻防のなか、チサコがノーザンライトSHでカウント2。

広田はコーナー上のチサコにボ・ラギノール。そして、雪崩式へなーらサンセットを敢行する。カウンターのへな拳、へなーらサンセットでカウント2。
チサコもカウンターの首固めへ。片足ドロップキックでカウント2。ダイビング・フットスタンプからホルモンスプラッシュを狙う。これを剣山で迎撃した広田が、すかさず夜叉ロックにつなげてギブアップ勝ちを収めた。
◎エンディング
チサコ「広田、広田! 負けてチョー悔しいわ! カンチョーも痛かったよ。でも、優勝おめでとうございます。こんな私1回、負けたからって絶対あきらめないよ。そして、もう一つ言いたいことあってマイクとっちゃいました。宮崎有妃! ハードコア、今日決着つかなかったんで、宮崎有妃とのハードコア決着付けたいんですよ! 近々やりたいなと思うので、その日程よろしくお願いします」

宮崎「えっ、私? 27日、まだ? 決まってないよね?」

チサコ「ハードコアだったらさ、でっかい会場、後楽園で私は決着付けたいです。私はずっと宮崎さんとハードコアやりたかったです。今日やってもっとやりたいって思いました。10分じゃ足りないんですよ、ハードコア! なので、大きいホールの後楽園ホールでやりたい! お願いします」

宮崎「こちらこそ。久々にハードコアでチサコとやりたいって。27日、DASH・チサコvs宮崎有妃、ルールはハードコア、いいですよね!? よろしくお願いします」
広田がマイクを握ろうとすると、SAKIが奪う。

SAKI「野崎さん、今日はチャンスをいただきありがとうございました。だけど私、今日チャンスつかめなかったので、でも、そのベルト真剣に狙っていきます。自分でチャンスつかみに行きます」

広田がいよいよマイクかと思いきや…。現れた米山がマイクを握る。しかしこれは桜花社長が阻止する。
野崎「広田さん、NEXT優勝おめでとうございます。正直、私の知ってるNEXTはこんなんじゃなかったなって。なんかみんなニコニコしてませんでしたか? 私の知ってるNEXTはもっと激しくて、厳しい、過酷なトーナメントだったんですけど、でも決勝戦の最後、広田さんの超本気が見れた気がします。27日、レジーナ、後楽園で楽しみにしています。おめでとうございます」
広田「やっとしゃべれるみたいです。ニコニコっつーか、みんなニコニコしてたかもしれないけど、メチャメチャは死ぬ思いでやったったわ! いつもNEXT優勝して、それでレジーナ挑戦っていうその流れが、レジーナになる懸け橋みたいな感じになってますけど、このトーナメント時点で、みんながいままでのトーナメント、レジーナに向かうまでの道のりが違うっていうことを感じたんだと思います。それはいまのチャンピオンも感じたように、みなさんも感じているんだと思います。それはなぜか…私が勝ち進んで来たからでしょう。だから、もうすでに私が見せられる景色はいままでと違うものをみなさんにお見せできてるんだと思います! ちょっと見たくないですか? 違った景色。長い歴史のなかで私が見せられる景色に、そんなものがwaveに訪れてもいい頃だと思います。月並みではございますが、27日後楽園は全力で頑張りたいと思います! 獲ったぞ!!」

記念撮影のあと、広田が改めてマイク。

広田「なんか、スミマセン遅くまで。スミマセン。そろそろ締めたいと思います。ありがとうございます。とくにもう語ることは何もないんですけれども、今日、もしかしてトーナメントだったら1日何試合もやるかもしれないと思って、子供は預けてきました。いまから一番に子ども達に報告したいと思います。後園はもしかしたらベルトが巻けるかもしれないので、会場には連れてこようと思います。みんな撤収作業みたいで、一人ぼっちなので、私一人で締めたいと思います! みなさんご声援ありがとうございました! 無事にトーナメント参戦予定だった方も、参戦してくれた人も、ずっとずっと応援してくれた人もありがとうございました。でも、私は主役でした! 27日も主役は私だーーー! これが、waveだーーー!」
◎バックステージ(旧姓・広田さくら)
——トーナメントはいかがでしたか? 過酷だったが。
広田「本当に一番過酷だったのはやっぱり1本目ですよね。1本目が一番過酷でした。息は切れるし、手はシビれてくるし、唇は紫色になってくるし、本当にもうダメだと思ったんですけど、やっぱり勝ちたいと思ってね、やっぱりプロレスラーだから。何が気持ちいいって、勝って控室戻るときにマスコミさんが一緒に来てくれて『インタビュー、どうぞ。お願いします』って座って囲んでくれるっていうのが、もう何年も味わったことがないのですよ! この感覚が。それをまた今日も、そして27日も味わいたいと思いますので、全力で、全力で闘いたいと思います」

——メインの技は?

広田「あれは紅夜叉さんから直伝に教えていただいた、受け継いだ夜叉ロックです。今日は未遂に終わりましたけど、夜叉スープレックスももらいましたので、27日は2つとも成功させて、かついままでのコミカルの技も、ネタも、いままでの技も全部大事にしてレジーナに輝きたいと思います」

——改めてチャンピオンはどう?
広田「あの余裕がね、野崎の余裕がね、恐ろしいですよ。野崎もレジーナになって、いままでの付けてきた貫録というのが、やっぱり私も先輩ですけど、頼りになるし、なんか向かって来たら怖いし、レジーナってすごいね。すごいからレジーナになるのか、レジーナになってからすごくなるのか、果たしてどっちなのか? 私もちょっと体感したいと思います」
◎バックステージ(野崎渚)
——広田選手に決まったが。
野崎「もともと9月に広田さんと防衛戦をやって、今度は大きい会場、後楽園で広田さんともう1回防衛戦やりたいって言い続けて、言い続けて、広田さんはなんか『ヤダ、ヤダ』みたいな、『大変じゃん』みたいな言ってたんですけど、やっぱりやればできる女だな、と。広田さんの超本気を最後見させてもらって、すごく27日楽しみになりました。ただ私の思っていたNEXTとはちょっと違うなっていうのだけは、心残りかなというのはあります」

——脅威ではない?
野崎「うーん…でも9月のタイトルマッチのときも何をしてくるのかわからない怖さっていうのがあって、すごく刺激的だったので、もちろん脅威・恐怖、新しい技とかもあるので、いろいろ含めてあるんですけど、でも、いまの私ならそんな広田さんに負ける気はないので、その脅威的な広田さんを楽しんで、2020年最後の試合を締めたいと思います」
2020.12.01

「NAMI☆1~Dec.~’20」

1、ゴキゲンwave(20分1本勝負)
○高瀬みゆき&梅咲遥(10分0秒、横十字固め)米山香織&青木いつ希●

土壇場での大幅なカード変更となった今大会。第1試合は、高瀬みゆき&梅咲遥のLuminous(ルミナス)と米山香織&青木いつ希のタッグマッチでスタートとなった。

青木がいつものように元気な声で「よろしくお願いしまーーーぁす!」と握手を求めると、米山も続く。警戒しながらルミナスが応じるその瞬間、手を引く青木&米山。カチンと来たルミナスが奇襲を仕掛けて、試合がスタートとなる。

ルミナスは米山&青木にトレイン攻撃。青木にダブルのフェースクラッシャーを決める。ポーズをキメようとするが、背後から米山が妨害。逆に青木&米山がダブルのガットショット。高瀬を捕獲し、米山「ルミナス」青木「ルミナスとき」米山&青木「ルミなさない」と三段活用。
そのまま青木が「ルミなさない」と張り付けボディーアタック→ダブル・ニーアタックでカバーする。続いて米山がキャメルクラッチ。耐えられると「本日、欠場となってしまった桜花由美のビッグブーツ行くぞー!」と串刺しビッグブーツを敢行。高さは足りないが、会場を盛りあげる。

走り込んでの一撃は、梅咲が妨害。そのままルミナスがダブルのドロップキック、エルボードロップを決める。

かわった梅咲がドロップキックで追撃。そして弓矢固めへ。耐えられるとネックブリーカードロップでカウント2。一方、米山もモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップを放つと、「今度こそ桜花由美のビッグブーツ行くぞ!」と飛び込むが、梅咲がキャッチ。高瀬が助けに入る。
ルミナスはダブルのクローズラインを狙うが、米山がフロントキックでかわして、桜花ばりのフェースクラッシャー!

続いて青木vs梅咲となり、青木がショルダータックル、串刺しバックエルボーをお見舞い。フェースクラッシャーからフットスタンプ、ボディープレスと波状攻撃を仕掛けて行く。これをキックアウトされるとテキサスクローバーホールドへ。耐えた梅咲がクロスボディーを敢行。青木がキャッチすると、背後から高瀬がドロップキックで梅咲を援護する。キックアウトされると、梅咲のドロップキック、ネックブリーカードロップが決まる。続くブレーンバスターは米山がカット。

かわった高瀬は逆水平チョップを連発。串刺しラリアット、ジャンピング・エルボーアタックにつなげる。カウント2。高瀬は「決めるぞー!」と担ぐも、青木が着地。ならばと高瀬はエルボー弾からロープに走るも、青木がカウンターのコンプリートショット。ショートレンジラリアットでカウント2。

今度は青木がロープに走るが、梅咲がドロップキックで妨害。そのままルミナスがツープラトンのブレーンバスターの体勢。これを米山が妨害する。ならばとルミナスは青木&米山に同時にドロップキック。さらにセカンドからのドロップキックを連続発射させる。勢いに乗る高瀬がカミカゼ→セカンドからのギロチンドロップにつなげる。カウント2。
ルミナスはトレイン攻撃を狙うが、青木が米山をファイアーマンキャリーで担いで、ルミナスを迎撃。高瀬におんぶプレスを放って形勢逆転。コーナー攻撃を狙うが、米山と青木は同時にコーナーに上がってしまい、互いに譲らず。

チャンスとばかりに高瀬が2人をコーナーから落とす。そして青木をファイアーマンキャリーで担ぐも、青木が切り返しエビ固めの応酬に。いずれもカウント2。走る青木に高瀬がカウンターのラリアット。米山のセントーンの誤爆を呼び込み、最後は横十字固めで3カウントを奪った。

試合後、米山がマイク。

米山「いつ希ちゃーん、コスチュームお揃いみたいだし。あの今日はね、ちょっと残念だったけど、私たちこれからルミなさないとしてやっていくのがいいと思うんだけど、どうかな?」

青木「ルミ…なさないは楽しかったけどぉー、セントーン忘れたんですか? 自分で上に乗ったセントーン!」

米山「これからこれからルミなさない」

青木「ヤダー! 私には凛ちゃんっていう激戦をともに闘った友達がいるので、ルミなさないは、あのー、いつか×4、でいいです。だってセントーン痛かったから…。でも、今日はありがとうございました!」

米山「お前のことなんてぜんぜん好きじゃないから。好きじゃないのに振ったみたいにするなーーー!」
2、ヤングwave(15分1本勝負)
○笹村あやめ(9分0秒、エビ固め)金子夏穂●
※パンダカッター改

2AWの笹村あやめとセンダイガールズの金子夏穂がシングルマッチで激突。序盤はリストロックやヘッドロックを巡る攻防。

金子がショルダータックルで仕掛ける。ロープに走るが、笹村がドロップキックで迎撃し、重いフォアアームでご挨拶。さらに笹村は張り付けレッグドロップでカウント2。

ファアアームの攻防を制した笹村がボディースラム。スリーパーで捕獲する。なんとか金子がロープ。
笹村はもう一度、ボディースラム。金子もガットショットから首固めに切り返す。スクールボーイでカウント2。そしてバックエルボー2発をお見舞いする。返されると逆片エビ固めへ。これは笹村がロープ。

再びバックエルボーを放つ金子。そして、コーナーポストに自ら頭を叩き付けて気合を入れ直すと、ジャンピング・ヘッドバット2連発。ボディースラムでお返しする。そして押さえ込みへ。いずれもカウント2。ロープに走るも、笹村が追走式バックエルボー、ショルダータックルでカウント2。

フォアアームの打ち合いで、気迫を見せる金子だったが、笹村が大外刈り。垂直落下ブレーンバスターにつなげる。ミサイルキックもカウント2止まりに終わると、パンダカッター改でトドメを刺した。
3、カオスwave(15分1本勝負)
○フェアリー日本橋(10分0秒、横入り式エビ固め)マドレーヌ●

12月13日に引退するフェアリー日本橋の正真正銘のラストwave。そのフェアリーが引退までにどうしてもやっておきたい相手として挙げたのが、ワールド女子プロレス・ディアナのマドレーヌだった。

フェアリーはいつものスタイルではなく、ブラックバージョンで登場。ステッキのほかに釘バットを持参する。

マドレーヌが握手を求めるが、フェアリーが拒否してゴング。格闘技スタイルのフットワークを見せるマドレーヌだったが、フェアリーが遮るように自己紹介。

フェアリー「我が名は、ギャンブル狂いの漆黒の堕天使・フェアリー。そなたも自己紹介を」

マドレーヌ「やってみたかったんですぅー! 私はメルヘン王国出身の8歳、マドレーヌです!」
握手を求めるマドレーヌだったが、フェアリーは「うるさーい!」とガットショットから首投げ。そしてコスチュームのファーで首を絞める。Tommyフェレリーが注意すると、今度は釘バットを持ち出すフェアリー。これもTommyレフェリーが厳重注意。

素直に応じるフェアリーに、マドレーヌがカニばさみ。そしてお転婆ダッシュでカウント2。フェアリーも「お待ちになって、いまのコレ、面白そうじゃない。私にもさせてちょうだい」と、フェアリーがお転婆ダッシュ。やりきったフェアリーは「私、もう満足だわ。試合アナタがスリー取って終わらせなさい」と仰向けになる。

マドレーヌがカバーするも、カウント2で引き起こし「まだ魔法も使ってないじゃないですか!」と諭す。するとフェアリーが思い出したかのように「魔法? すっかり忘れてた。みなさん、私は魔法が使えるんです」と釘バットを持ち出す。間違えたことに気付いてステッキに持ち変える。「この魔法のステッキを振ったら人間が跳びます。8歳によく効く魔法」とステッキを振ると、魔法がかかりすぎて止まらないマドレーヌ。

フェアリーもその威力に戸惑いながらも、ステッキポンでカウント2。フェアリーは「まだ特別な魔法があります。8歳が老いぼれになる魔法!」と、ステッキを振るも寸前でかわしたマドレーヌがスクールボーイ。だが、Tommyレフェリーがかかってしまい、カウントにいけない。
慌ててフェアリーが魔法を解くと、もう一度マドレーヌがスクールボーイ。復活したTommyレフェリーがカウント2を叩く。ここでマドレーヌは側転からのバックエルボーを叩き込み、さよならトレインを呼び込む。だが、コロナ対策もあったのか、セコンドはほとんどナシ。一人でトレイン攻撃を繰り返すマドレーヌ。

しびれを切らしたフェアリーが「一人しか来ねーじゃねーかよ!」とガットショット。ブレーンバスターを放って「もう終わらせてやるよ」とコーナーに釘バットをセットし、マドレーヌをハンマースルーしようとしたが…寸前でマドレーヌが切り返し、フェアリーが自滅。倒れ込むフェアリー。
マドレーヌ「フェアリーさん、そんな…そんな嘘だろ? フェアリーさん、フェアリーさん!」

フェアリー「私はもうダメだ…。しかし魔法があれば助かるかもしれない」

慌ててマドレーヌがステッキを渡す。

フェアリー「しかし、いまの私の魔力では魔法が使えない。魔法を使うのはお前だ…(ステッキを手渡す)」

マドレーヌ「フェアリーさーーーぁん! オレが、オレがフェアリーさんを生き返させる!」

魔法に挑戦するマドレーヌだが、フェアリーは生き返らず。

マドレーヌ「魔力が足りない×2、会場のみんな! 両手を上にあげてオレに魔力をわけてくれ。みんなの魔力をオレにわけてくれ!(観客が手をあげると)魔力を感じる、魔力がたまってきた。蘇りの魔法、ドン!」

フェアリーを生き返らせることに成功したマドレーヌ。抱きつきにいったところをフェアリーがスクールボーイでクルリ! 3カウントが入ってしまった。試合後、フェアリーがマイクを握る。

フェアリー「マドレーヌ、今日は来てくれてありがとう。そして、どうやら私が蘇ったのはお前の魔法の力のようだ。私は12月13日に引退します。私が引退したらプロレス界で魔法を使うのはアナタよ。さこの魔法のステッキを……」

マドレーヌ「お待ちになって×2。今夜のおやつよ」

ステッキとお菓子の花束を交換すると、フェアリーが「以上、第3試合でした」と締めくくった。
4、GOTO NEXT wave(60分3本勝負)
野崎渚&DASH・チサコ(2−0)宮崎有妃&旧姓・広田さくら
①○チサコ(7分9秒、首固め)広田●
②○野崎(14分43秒、片エビ固め)広田●
※ノアールランサーハイ


今大会よりNEXTトーナメントが開幕する予定wave。ところが出場予定のマーベラス・門倉凛が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となり、またPURE-J・中森華子もコロナに感染。トーナメントは延期となり、12・18新宿でワンデートーナメントとして改めて開催されることとなった。

そんななか迎えたメインイベントは、野崎渚&DASH・チサコと、waveの名タッグチーム・奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)との一戦。レジーナの野崎を除き、みなNEXTトーナメントにエントリーが決まっているだけに、どの対戦も注目が集まる。

先発はチサコvs宮崎。ロックアップで宮崎が押し込もうとすると、エプロンでは広田がボ・ラギノールで待ち構える。なんとか回避しようと耐えるチサコ。野崎がブレイジングチョップで助けに入るも、その弾みでチサコが飛ばされ、早速ボ・ラギノールの餌食となる。
続いて宮崎が野崎に恥ずかし固めの体勢。チサコがイスを持ってカットに入ろうとする。気付いた宮崎もイスを持ち出す。だがTommyレフェリーに注意された宮崎が素直にイスを手放す。チサコも自コーナーに置きに戻ったところを、背後から宮崎がガットショット。チサコも応戦しドロップキック、フォアアームでお返しする。ネックブリーカードロップはカウント2。

かわった野崎が串刺しビッグブーツで飛び込むが、これを寸前でかわす宮崎。野崎のおしゃれキックもかわすと、広田がすかさず野崎にボ・ラギノール。宮崎が張り付けラリアットにつなげる。そして、「動画の準備をしろーーー!」とアピールしてからの恥ずかし固めへ。なんとかチサコがカット。

劣勢の野崎だったが、ブレイジングチョップで攻守を入れ替えると、鎌固めへ。宮崎がこれを回避し、広田と交代。
広田は野崎にスイングDDT。そして宮崎が野崎を逆立ち開脚させると、広田がボ・ラギノールで野崎の誕生日をお祝い。

野崎は「カンチョーばかり! アナタの超本気、見せてくださいよ」と走るが、広田がボ・ラギノールで迎撃。広田は「これがワシの本気じゃけぇぇせ!」と、野崎の歳の数だけボ・ラギノール。すぐさま広田はシャイニング・ウィザードの体勢。だが、野崎がガードし顔面バン!
すかさずチサコがフロントハイキックで出ていくも、広田がかわしてボ・ラギノール。のけ反るチサコだったが、走る広田に電光石火の首固めで3カウント! 1本目を先取した。

すぐに2本目がはじまり、チサコが広田にフロントハイキック。今度は広田もフェースクラッシャーを放って、宮崎と交代。

宮崎はチサコをコーナーにハンマースルーしようとしたが、形勢を入れ替えたチサコが野崎とトレイン攻撃。串刺しフットスタンプでカウント2。
かわった野崎が鎌固めへ。耐えた宮崎がDDT、キャメルクラッチで捕獲すると、広田がロープワークからの「絞れ、絞れ!」で応援する。宮崎は逆片エビ固めに移行する。ロープが近づくと、腰へのレッグドロップ。再び逆片エビ固めへ。苦しんだ野崎がなんとかロープ。

野崎がフォアアームを打ちながら立ち上がる。しかし、宮崎がヒザ蹴りでカウント2。野崎も串刺しビッグブーツ、ハーフハッチで反撃。キックアウトされるとチサコがミサイルキック、低空ドロップキックで続く。

そしてチサコ&野崎でツープラトンのブレーンバスターを狙うが、宮崎が逆に敢行。ここで宮崎はイスをコーナーにセットすると、チサコを投下しラリアット。カウント2。バックを取るチサコ。フェイントを入れつつ活路を見いだそうとするも、すべて読んだ宮崎が投げっぱなしジャーマンでコーナーホイップ。

続く広田がシャイニング・ウィザード、ボ・ラギノールでチサコを場外へ。野崎が助けに入るも、その野崎も場外に落とすと、トペ・スイシーダの体勢。だが、これは失敗。
チサコがコーナーに登ると、広田は「えっ、チサコ? お前がやるっていうのかーーー!」とロープ渡りをムチャぶり。チサコが転落すると、「チョー、ダセーの!」と小馬鹿にする広田。怒るチサコに広田はボ・ラギノールで追撃。チサコも首固めであわやの場面。キックアウトされると低空ドロップキックにつなげる。

野崎がミサイルキックで続き、バックを取る。これを脱出した広田が走ると、野崎がビッグブーツ。広田も追走式ボ・ラギノールで応戦する。野崎はもう一度、ビックブーツを叩き込みロープに走るも、エプロンから宮崎が妨害。すかさず広田がボ・ラギノール! ここで広田は誤爆を誘うとサクラライトを狙う。未遂に終わると逆に野崎はスリーパーからフェースクラッシャー、ランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーハイで追い込む。返されると、もう一発叩き込むも、今度は宮崎がカット。
すぐさま野崎はドルミルを狙うが、これも宮崎がカットする。ならばとチサコがイス攻撃で宮崎を排除。改めて野崎が広田にドルミルへ。なんとか広田がロープ。手つなぎフロントキックもカウント2。野崎は「終わりだ!」と走るも、広田がふらふらドーンでカウント2。

ダブルを狙う野崎&チサコに宮崎がダブルハンドのラリアットで援護射撃。朦朧とするなか広田は野崎に裏拳、へなーらサンセット。カットに入るチサコに広田がボ・ラギノール。ここで広田は今度こそはのサクラライトを敢行。これもチサコがカットする。

野崎が息を吹き返し、カウンターのノアールランサーハイ、後頭部へのノアールランサーを叩き込む。返されると、最後はチサコのホルモンスプラッシュのアシストからダメ押しのノアールランサーハイで3カウント!
◎エンディング
野崎「60分3本勝負、3本勝負ってこんなもんでしたっけ、広田さん! 私、9月にタイトルマッチやってから、もう1回今度は大きい場所で広田さんともう一度、タイトルマッチやりたいってずっとずっと熱い思い、言ってきたけど、こんなんだったんですか? 広田さんの超本気、まだまだあったんじゃないんですか? 18日、NEXTワンデーですよ!? このメンバーから勝ち上がって今度こそ超本気の広田さん、期待しています。あと宮崎さん、別にwaveの選手だから出てもらうってわけじゃないですからね。7月できなかったこともあります。もちろん宮崎さんともやりたいし、チサコ! 同期として今日は組んだけど年末の後楽園、チサコともやりたい。みんな18日ワンデー勝ち上がって、27日最高の舞台でこの私の大事なベルトをかけてやりましょう。で、一人、PURE-Jの中森華子選手ですが、リリースがあったとおり、コロナウイルス陽性反応が出てしまったということで、本当に非常に残念ですが、今回のトーナメント、中森華子は欠場という形で、すごく同期として15周年イヤーということで本当に出てもらいたかったんですけど、かわりに10月DUAL SHOCK WAVEでタッグパートナーを務めてくれたSAKIちゃんにNEXT出ていただくことになりました。18日のトーナメントの抽選は当日なのと、それまでにみなさんに1回戦で通常ルール+好きなルールを選んで言いという特別枠が3つあるので、18日までに全員好きなルール、考えておいてください。よろしくお願いします。ということで、12月1日ナミイチいかがだったでしょうか!?(広田を見て)立て…ないですね、大丈夫です。えー、桜花さんは元気なんですが、今日は大事をとって欠場ということで、次回のwave12月18日新宿FACE大会ではまた元気な姿を見せてくれると思うので、みなさん楽しみにしてといてください。しめます。いいですか、いいですか? まあいいです、行きます、これがー、waveだーーーっ!」