2021.06.08

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~バイキング〜』

◎CATCH THE WAVE2021概要
本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。総合優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。
◎前説
6・1新宿で開幕したCATCH THE WAVE 2021。公式戦2日目は、コンプライアンス・ブロックのハイビスカスみぃvs梅咲遥、ジェラシー・ブロックの渡辺智子vsYAKO、ポテンシャル・ブロックの旧姓・広田レジーナさくらvs桃野美桜、ガトリング・ブロックの野崎渚vs青木いつ希の4試合が組まれた。前説は、野中美智子リングアナウンサーと、本日公式戦のない宮崎有妃が担当。改めて、CATCH THE WAVE開幕中の試合順はテーマ曲が鳴った時点でわかることがナウンスされた。
1、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△野崎渚<3点>(時間切れ引き分け)青木いつ希△<1点>

初戦のSAKI戦に快勝し、幸先いいスタートを切った野崎渚が第1試合に登場。対するのは青木いつ希。青木は初戦の優宇に敗れ、すでにあとがない状況。

ロックアップのあと、青木がヘッドロック。ロープに飛ばして脱出する野崎だったが、青木がショルダータックル。
すぐに野崎もガットショットでやり返し、コーナーホイップから串刺しビッグブーツ。ハーフハッチでカウント2。キャメルクラッチ、クロスフェースで捕獲する。青木がロープ。続く野崎のフロントキックはカウント2。リバース・インディアンデスロックから鎌固めへ。耐えられると顔面バーン!を2連発。返されると、スリーパーで捕獲する野崎。大外刈りでカウント2。ボディーシザースからダイヤル固め、そしてスリーパーへ。これはロープに助けられる青木。
野崎はフロントキック、おしゃれキックを放つが、青木がアンクルホールドで形勢逆転。そしてヒザへの低空ドロップキック。「宮崎さんが!」とTommyレフェリーの注意をそらしながら、野崎の足を痛めつけていく。そして串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスを放つ。カウント2。さらにニークラッシャー、リバース・インディアンデスロックで締め上げる。
これはなんとか野崎がロープ。その後も青木は容赦ないヒザ攻め。たまらず野崎が場外に逃げ込む。

残り5分から、青木が串刺しラリアット。ブレーンバスターホールドでカウント2。コーナーに登るも、野崎が追いかける。落とした青木がセカンドからのフロッグスプラッシュ。寸前でかわした野崎がダブルニーアタック。ノアールランサーへ。だがカバーに行けず。
フォアアームの打ち合いから、青木が串刺しラリアット。ガードした野崎が関節技を狙うが、これはニアロープ。すぐに野崎はザキゴエ、そしてノアールランサーにつなげる。これもニアロープ。再び走る野崎に青木がラリアット。ぶっこ抜きジャーマンでダブルダウン。

先に仕掛けたのは野崎。ビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。もう一発狙うが、青木もかわして大外刈り。フロッグスプラッシュを投下したところで時間切れのゴングが鳴らされた。
◎野崎バックステージ
――引き分けは想定外だったと思うが。
野崎「そうですね。勝ちしか見えてなかったので、はあ…なんなんですかね。正直、初戦の青木の闘い見てて、あのままだったら私ぜんぜん余裕で勝てると思ってたから、別に余裕持ってたわけじゃないんですけど、私の知ってる青木は今日みたいな青木だったので、なんかやっと彼女のキャッチに向けての自分のコンディションの作り方、持っていき方ができあがったのかなっていうのを2戦目にしてなんですけど見れたのはよかったのかなとは思うんですが、やっぱり勝ちにこだわらなきゃいけないリーグ戦で勝てなかったのはすごい悔しいですね」

――残り1戦は優宇選手とだが。

野崎「ガトリングではなくラストが大砲という感じに…。優宇ちゃんが一番闘いにくい選手で、過去に私、シングルで負けてたりもするので、そうですね…日があくんですけど、22日か。22日までに大砲に打ち勝つガトリング砲になります」
◎青木バックステージ
――勝ち星にはならなかったが、引き分けで1点取りました。
青木「いや、でもそれでうれしいなんて絶対言いません。自分こないだゼロ点だし、ラストライド、ドンで負けて今日こそ勝って、こないだ2点を取った野崎さんを撃破して自分もブロックの中で同率1位になるって計画だったし、自分はそれでしか喜んじゃいけないと思って。だから悔しくて、悔しくてたまらないです。自分が決めきれなかったことが、すごく悔しくて、今度は野崎さんも残り1戦。次勝ったら、勝ったら?野崎さんの優勝が近づいちゃうじゃないですか。うー悔しい! 悔しいです!! 自分に一番腹が立っています」
2、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○ハイビスカスみぃ<2点>(9分54秒、首固め)梅咲遥●<0点>

開幕戦ではともに黒星発進となったハイビスカスみぃと梅咲遥が対戦。いきなりみぃ劇場が開演となる。

みぃ「梅咲遙さんとやら、キミはいまいくつやて?」

梅咲「二十歳です」

みぃ「二十歳…若いねぇ。で、キャリアは?」

梅咲「キャリアは…2年ちょっとです」

みぃ「2年ちょっと! 20歳でプロレスのキャリアが2年ちょっと。そんな小娘に、この今年キャリア20年目の私が負けるわけないやろがい! おい、どっからでもかかってこい!」

梅咲「いややや。キャリア20年とか言ってて、キャッチの開幕戦でシューズ忘れるとか普通に考えてやばいでしょ!」

みぃ「わす、わす、忘れちゃったけど、でもそんなんさ、人は忘れるものじゃん。そんなのキャリアとか関係ないよ。だって私、持ってきたし、ちゃんと今日。コスチュームも完璧やし。何も忘れてない。今日の私にぬかりはない!」

梅咲「この人、今日キャッチのTシャツ忘れて、忘れたって騒いでたんです。でも『入場式ないから大丈夫だ、安心した』というのが聞こえたんですよ」

みぃ「きさまーーー!」

梅咲「キャリア20年で忘れ物ばっかり」

みぃ「言わなければバレなかったものを! チクショー!」

そう叫びながらフォアアームで襲いかかるみぃ。かわした梅咲がヘッドロック。続くショルダータックルはみぃが受け止める。諦めた梅咲がみぃの足をグリグリ踏みつけ、ドロップキックを連発する。
「もう起きない!」と抵抗するみいにフットスタンプを放つ梅咲。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めへ。梅咲が張り付けドロップキックにつなげる。

劣勢のみぃは梅咲の胸をわしづかみ!? コーナーに登ってファンにアピールする。しかも恥ずかしがる梅咲には「こんな露出したコスチューム着ているくせに!」と捨て台詞。ペースを握ったみぃはサマーソルトドロップにつなげるも、当たっていない…。それでも何事もなかったかのようにカバーするみぃ。当然ながらカウント2。
続いて、みぃはブレーンバスターを予告。これは梅咲が逆にブレーンバスター。串刺し攻撃を狙う。回避したみぃがネックブリーカードロップ。コーナーに登ってそのまま降りるみぃ。梅咲が迎撃して逆エビ固め。

なんとかみぃが耐えて、ネックブリーカードロップ。再びコーナーに登って、そのまま降りるみぃ。今度は梅咲のドロップキックをかわして、みぃが逆に低空ドロップキック。ならばとフォアアームを叩き込む梅咲。強がるみぃだったが、ぶっ倒れる。
レフェリーがチェックに入り、試合を止めようとする。慌ててみぃは「そこまでじゃないです。でも相当これはやばいかもしれない。もしいまコーナーに登られて、ミサイルキックの一つでもやられたら私…」と言い訳しているところに梅咲がストンピング。コーナーに登るも、みぃが距離を取る。当然のとこながら梅咲のダイビング・ボディーアタックは飛距離が足らず。豪快に自滅。

ならばと梅咲がブレーンバスターでカウント2。ダブルリスト・アームサルトを狙うも、これをかわしたみぃが目突きからの首固めで2点を獲得した。
◎バックステージ
――リーグ戦初勝利です。
みぃ「そうですね。初日は負けちゃったんですけどやっぱり梅咲とは年も離れていますし、キャリアも結構ね差があるので順当かなと思ってますけど、どうですか?」

――相手はやりづらいだろうなと思って見ていました。
みぃ「そうですね。梅咲はやりづらかったでしょうけど、私は大好物で楽しく試合をさせていただきました」

−−残り1戦になったが。
みぃ「次勝ったらまだ行けるんですかね?」

――他の選手次第なところもでてきたが。

みぃ「そうなんですね。今日勝ったのに? なるほどやっと並んだ感じですね。じゃあ他の2人の負けを祈っております」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○渡辺智子<2点>(11分6秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※ラリアット


ジェラシー・ブロック公式戦は、渡辺智子とYAKOの主婦対決。開始早々ヒップアタックで飛び込んで行くYAKO。ロープに振ろうとするが、踏ん張った渡辺がショートレンジ・ラリアット。カウンターのラリアットをお見舞いする。今度は渡辺がロープに飛ばすが、YAKOがヒップアタック→DDTへ。そして、鎌固めで捕獲。
耐えた渡辺が変形腕固めで攻守逆転、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。キャメルクラッチへ。耐えられると、バックエルボードロップ、ボディープレスでカウント2。サソリ固めでステップオーバー。

なんとかYAKOがブレイクすると、渡辺は張り付けラリアット。サーフボードストレッチ、ボディーシザースで捕獲する。

さらに渡辺はコーナーホイップするも、YAKOがヒップアタックで迎撃し、流れを変える。チンクラッシャーからヒップバットでカウント2。バックドロップの体勢。
これを踏ん張る渡辺。YAKOのヒップアタックをジャーマンに切り返し、串刺しラリアット、バックを取る。

これを回転エビ固めに切り返すYAKO。ブーメラン式ドロップキック、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。さらにバックを取るが、渡辺がフェースクラッシャーに切り返す。ラリアットの体勢で突っ込むも、かいくぐったYAKOがバックドロップでカウント2。旋回式ダイビング・ボディープレスもカウント2止まり。

さらにはダブルアームの体勢。堪えられると回転足折り固めでカウント2。再びYAKOはダブルアームの体勢。踏ん張る渡辺。渡辺がラリアットを放って、スクリュードライバー。返されると、もう一発!を狙うが、これをボディープレスに切り返すYAKO。ならばと渡辺がショートレンジ・ラリアットを叩き込み、先輩主婦の意地を見せた。
試合後、この日は公式戦がない桜花由美がマイクを取る。

桜花「(YAKOに向かって)お前に一つ言いたいことがある。ブスのくせに結婚できてよかったな。私は結婚ができないんじゃないんだよ。結婚しないだけなの。わかった? おいブス! 起きろ、ブス!!」

YAKO「オメーな、そういうのはな、結婚できないヤツの言い訳っていうんだよ!」

乱闘となる両者を引き離すセコンド。試合を終えたばかりの渡辺も桜花を止めに入り、「結婚だけがすべてじゃないから」と諭すも、桜花は「結婚してる人に言われてもぜんぜん意味ない!」と逆ギレした。注目の桜花vsYAKOは6・29蕨でおこなわれる。
◎バックステージ
渡辺「とりあえず2点取れたのであと1回勝てばいいんだよね」

――他の選手の得点状況も関係あるが、残りの試合を勝つのはマストです。
渡辺「なんか桜花選手に負けたでしょ? 結婚してないでしょ? YAKO結婚してるでしょ。まだ新婚みたいだから勝ったでしょ? 次、米山選手でしょ? あの人結婚してないよね?」

―はい。
渡辺「ちょっと不安しかないですね。結婚してない人に弱い感じがします。でも大丈夫です。私狙っているので。やります。年齢関係ないと思うので、。チャンスいただいたからには同じような年齢の人にも勇気を与えられるような試合をしたいと思っています。勝ちますよ」
4、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら<2点>(11分58秒、エビ固め)桃野美桜●<2点>
※桃野のJKボムを切り返して


現レジーナが若手を相手にまさかの黒星という波乱の幕開けとなった今年のCATCH THE WAVE。もう負けは許されない広田と対峙するのは、サクパラダイスの一員でもある桃野美桜。
「お願いします」とにらみ合った両者だったが、広田が「私たちぃ〜」と声を上げると、2人でサクパラダイスの合い言葉で気合を入れる。組み合うと広田がスピニングトーホールド。桃野もとりかえす。すぐに広田は弓矢固めへ。桃野が体勢を入れ替えカバーする。カウント2。

桃野はドロップダウンから広田をかわして、低空ドロップキック。広田もこれをかわす。すぐに桃野はコーナーホイップして串刺し攻撃。かわした広田がフェースクラッシャー。LOVEポーズを決めようとしたが、スタミナ切れでポーズを取ることすらできない。そこに桃野がドロップキック! 吹っ飛ばされた広田は道場の壁に激突してしまう。心配した桃野がリング下をのぞくと、広田が桃野を場外に引っ張り出す。場外カウントアウト勝ちを狙うというレジーナらしくない作戦だったが、なんとか桃野がカウント8でカムバック。
「本気で心配したのに…」と、嘆く桃野に、広田はワキ固め、ロープを使ったアームブリーカー、ショルダーアームブリーカーで追い打ちをかける。

だが、桃野もカニばさみ、低空ドロップキックで流れを変える。コーナーに登る桃野に広田がへな拳。桃野も広田を突き落とし、ダイビング・ボディーアタック4連発。キックアウトした広田がワキ固めへ。腕十字は桃野がロープ。
すぐに広田は夜叉スープレックスでカウント2。夜叉ロックの体勢。崩れるとグラウンドコブラで捕獲する。なんとか桃野がロープ。へなーらサンセットを狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返す。桃野がカサドーラからのフットスタンプを連発。ブレーンバスターでカウント2。続くダイビング・ボディープレスは広田が剣山。
攻勢に転じた広田はランニング・エルボーへ。夜叉ロックを狙うが、切り返した桃野がカウント2。さらにネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックを放つ。
返す。ならばと桃野は掟破りのへなーらサンセット。キックアウトされるとドロップキックでカウント2。すぐにJKボムの体勢に入るも、切り返した広田が3カウント。
◎エンディング
広田「見た? 見たでしょ? たとえ18歳くらいのヤツに2分で負けたって、私が本気出せばこんなもんですよ! だからレジーナ出なくていいじゃんってずっと言ってる…。だけど、そこで出場して負けても勝ってもこのレジーナがこういう闘いをしてるっていうことをみなさんに見せることに意義があると私は思っています。今日、みんなキャッチは2戦目ですが、これでまたいろいろ見えなくなったり、全体的に誰がくるのか、他のブロックでも波乱があったと思います。
目を離すんじゃねーぞぉ! もっと面白くしてやるからな! 次回のCATCH THE WAVEも楽しみにしていてください!! ご来場、そしてご視聴ありがとうございました。気持ちよく締めたいと思います、これがー、waveだー!」
◎バックステージ
――ようやく初勝利。
広田「わかってますよ。追い込まれているのは私が一番わかっていて、でもそうなった私が踏ん張ってこそこのキャッチが面白くなるのわかっているので、絶対今日は相手が誰であろうが勝たなきゃいけないと思って、リングに上がりました」

――桃野美桜戦はどうだった?

広田「ギリギリですよ。ギリギリでしたよ。絶対に桃野とは勝率は私いいんですよ。結構勝っているんですよ。だから桃野がここに来たと言うことは行けるなってちょっと思っていました。でもギリギリのところでしたね」

――桃野選手がへなーらサンセットを使って思うんですけど。

広田「使ってましたよ。使ってましたよね、あれね? あげないからね! あのへなーらはね。私がどれだけつらい思いをして習得したか。仕掛けてきたってことはキャッチが終わっても、アイツとはサクバラダイスでありながら、アイツが仕掛けてきたから私も心してアイツと位置を保っていきたいと思います」

――残り1戦(高瀬戦)となりましたが。

広田「同じブロックで桃野と高瀬がこの前のFACEで勝敗は桃野の勝ちにしろ、キャッチの中でもものすごい好勝負だったと。私も見ていて思ったし、まわりの評価もそういう評価だったので、桃野を下して次はキャッチのトップクラブの名勝負をやった高瀬を下してそれでやっと初戦で秒殺だったの名誉挽回につながるんじゃないかと。まあやったりますよ」
2021.06.01

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~開幕戦~』

日時
6月1日  火曜日
観衆
163人
場所
◎CATCH THE WAVE2021概要
CATCH THE WAVE2021が今大会より開幕。本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。各ブロックの選手は以下の通り。

【ジェラシー・ブロック】
桜花由美、渡辺智子、米山香織、YAKO
【コンプライアンス・ブロック】
宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、梅咲遥、門倉凛
【ガトリング・ブロック】
野崎渚、SAKI、青木いつ希、優宇
【ポテンシャル・ブロック】
旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき、稲葉ともか

◎選手入場式

大会に先立ち、CATCH THE WAVE2021選手入場式がおこなわれ、全16選手がリングへ。キャッチ初参戦となる渡辺智子、青木いつ希、稲葉ともかが選手宣誓をおこなった。

一同「宣誓!」

青木「われわれ選手一同は清く」

渡辺「正しく」

稲葉「美しく、押忍!」

青木「CATCH THE WAVE2021を正々堂々と闘いぬくことを誓います」

渡辺「令和3年6月1日」

青木「ショーンキャプチャー・青木いつ希」

渡辺「マーベラス・渡辺智子」

稲葉「JUST TAP OUT・稲葉ともか、押忍!」
1、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○稲葉ともか<2点>(2分22秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●<0点>
※一撃必殺!ともか蹴り


2年ぶり12回目の開催となるCATCH THE WAVE2021の開幕試合に、16代目レジーナの旧姓・広田レジーナさくらがいきなり登場。広田の初戦となるのは、ヤングブロックを勝ち抜いてきた稲葉ともかだ。稲葉のセコンドにはJUST TAP OUTの女子メンバーが勢揃い。広田にプレッシャーをかけていく。だが、広田は気にする様子もなく「ベルトを外します。みんなが競い合う、このベルトを、Tommyさんに渡します」と、らしさ全開。
ゴングを迎えると、早速、稲葉が関節技を仕掛けて行く。広田が慌ててブレイク。ならばと稲葉はヘッドロックでグラウンドへ。広田が脱出し、フォアアームの打ち合い。
稲葉のハイキックをかいくぐる広田。そしてボ・ラギノールを狙うが、読んだ稲葉がともか蹴り。これが命中。ロープに走るも、広田がふらふらドーン。
なんとかキックアウトした稲葉がジャンピング・ハイキックを放つと、必殺のともか蹴りを炸裂させ、レジーナから大金星! CATCH THE WAVE波乱の幕開けとなった。
◎稲葉バックステージ
稲葉「キャッチの初戦、チャンピオンと闘えることを嬉しく思いましたけど、目指すのは優勝で。いきなりチャンピオンから勝てたのは大きいと思います。結構対策をしてきたつもりでしたけど、真剣に勝負してくれたと思うので嬉しかったですね」
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○優宇<2点>(4分16秒、体固め)青木いつ希●<0点>
※ラストライド

第2試合は、ガトリング・ブロックの優宇vs青木いつ希戦。青木はwave認定タッグ王者としてCATCH THE WAVE初参戦、優宇は2度目の参戦となる。
ゴングと同時に青木がショルダータックル。だが、優宇はビクともしない。逆に青木が「お前が来い!」と挑発する。優宇が応じると、かわした青木がスクールボーイでカウント2。ジョン・ウー、串刺しバックエルボーを放つ。
優宇も反撃にかかる。エプロン上での攻防となり、逆水平チョップを打ち込んでいく。青木はフォアアームで応戦し、ラリーとなる。ならばと優宇はエプロンでのサイドバスターを放つと、リングに戻ってキャノンボール。そして「終わり!」とラストライドの体勢。
これは未遂に終わるも、すぐに優宇がセントーン。これも青木がかわして、大外刈りを敢行。アイルビーバックからのスピアでカウント2。さらに青木は張り付けラリアット、正調ラリアットで飛び込む。キックアウトされると、すぐに走るも、優宇がカウンターのスパインバスター。ラストライドで3カウント!
◎優宇バックステージ
優宇「いつ希? 自分が欠場してる間にベルト取ったりしてて、ちょっと怖い相手だなって思ってましたけど、今ここで負けるわけにはいかないし、私もキャリア6年目。しっかり優勝して波女になって、箔をつけて、女子プロレス界の上にいきたいと思うんで。みんながガトリング砲なら、私は大砲で。ひとりひとり的確にブッ潰してやる」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○米山香織<2点>(4分1秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※YAKOの後方回転エビ固めを切り返して


ジェラシー・ブロック初戦は、米山香織vsYAKOの一戦。ジェラシーには既婚者のレスラーが2人エントリーしており、その一人がYAKOとなる。なお米山は5年ぶり2度目のキャッチ、YAKOはヤングブロックに過去2度出場。3回目の出場にして本戦参戦となる。
試合はクリーンな握手でゴングとなる。まずは米山が「YAKO、久しぶり。私に対してジェラシーとかいっぱいあると思うけど、正々堂々とかかってこい!」と力比べを挑もうとする。その手を払ったYAKOが「米山さん、ジェラシーなのは米山さんのほうじゃないですか? 私は去年結婚したんです。四十何歳でプロレスだけで終わるようなババアには負けないんだよ!」とヒップアタック、ヘアーホイップ、鎌固めへ。
だが、YAKOの「どうした行き遅れ!」の発言に米山にもスイッチが入る。米山はモンゴリアンチョップを見舞うと、ぐるぐるパンチ、クロスチョップを放ってセントーン。そして「独身最高!」を高々と叫んで、観客を味方につける。さらには「結婚はな人生の墓場なんだよ!」と追い打ちをかける米山。
一方、YAKOはランニング・ヒップバットで応戦。カウント2。ぶっこ抜きジャーマン、ブロックバスターホールドでカウント2。

丸め込みの応酬から、米山が後方回転エビ固めを狙う。YAKOも読みかわし、後方回転エビ固めの体勢。これを切り返した米山が強引に押さえ込み、独身の意地を見せた。
◎米山バックステージ
米山「ジェラシー・ブロックだから、みんな私にジェラシーしてるのかと思ったんですけど、YAKOは結婚したって言うし…。その嫉妬心が勝利につながったと思います! なんかオシリが壁みたいで痛かったー! リーグ戦は優勝したいです! 勝ち上がる楽しみもありますけど、やっぱり賞金っていうのも大きいですよね!」
4、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○門倉凛<2点>(4分21秒、ラ・マヒストラル)梅咲遥●<0点>

コンプライアンス・ブロックの初戦は、門倉凛vs梅咲遥の一戦。門倉は3度目のキャッチとなり、梅咲は前回のヤングブロックに出場。本戦参加は初となる。

門倉はリングコールが終わるやいなや奇襲。キャノンボール、ミサイルキックで先制に成功する。梅咲も「ナめんな!」とフォアアーム合戦を挑む。そしてマットに門倉の後頭部を叩きつけ、ロープに走るも、門倉が追走式で妨害。だが、梅咲もその場ドロップキック、低空ドロップキックでやり返す。
門倉はDDT、梅咲はブレーンバスターで応戦する。小刻みにフォアアームを放って行く梅咲。ロープに走るも、門倉は追走式のネックブリーカードロップ、ドロップキックで攻守逆転。低空ドロップキックにつなげる。
門倉のセカンドからのフットスタンプは当たりが浅くカウント2。すぐさまウルトラリンを投下するも、寸前でかわした梅咲がバッドボーイ、ラ・マヒストラルでカウント2。ならばと梅咲はダブルリストアームサルトの体勢。
これを首固めに切り返す門倉。逆に、門倉がダブルリストアームサルトを狙うが、梅咲も切り返し、丸め込みの応酬となる。いずれもカウント2止まり。すぐに走る梅咲に門倉がトラースキック、ダブルリストアームサルトを敢行。返されると、速攻のラ・マヒストラルで勝負あり。
◎門倉バックステージ
門倉「梅咲遥、さすタッグチャンピオンになるだけあって強いですね。高瀬の隣りにいるとどんどん強くなるのか、強烈でしたよ。でもいいスタートが切れたと思います」
5、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桃野美桜<2点>(14分54秒、エビ固め)高瀬みゆき●<0点>
※JKボム

第5試合は、高瀬みゆきvs桃野美桜の一戦。高瀬は3回目、桃野は2度目のキャッチとなる。また2人のシングルはこれで2回目。前回はドローに終わっている。

試合前、2人はがっちり握手。ゴングと同時に桃野がドロップキック。読みかわす高瀬。すぐに桃野がドロップキック、高瀬もショルダータックルでやり返す。ロープに走る高瀬に桃野がカウンターのドロップキック。カウント2。
フォアアームの打ち合いから桃野がダブルチョップ。ロープに走るも高瀬がショルダータックルで迎撃。キャメルクラッチ、逆エビ固めで主導権を握る。桃野に反撃の隙を与えない高瀬は、カナディアン・バックブリーカーにつなげる。これも耐えられるとセカンドからのギロチンドロップでカウント2。
ロープに走る高瀬だったが、桃野がカニばさみ、低空ドロップキック3連発で攻守逆転。高瀬は場外へ。リングに戻ろうとする高瀬を蹴り落とした桃野が三角跳びプランチャで追い打ちをかける。リングに戻った桃野はミサイル2連発でカウント2。
ロープに走る桃野に高瀬が追走してラリアット。逆に高瀬が走ると、桃野が追走式のドロップキックを放つ。そして、JKボムを狙うが、これを高瀬がフェースクラッシャーに切り返す。逆逆エビ固めで絞り上げる高瀬だったが、なんとか桃野がロープ。

コーナーに登る高瀬に桃野が食らいつく。雪崩式アームホイップを敢行し、すぐにコーナーに登るも、今度は高瀬が雪崩式ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンとなり、カウント9ギリギリで立ち上がる両者。フォアアームの打ち合いを展開する。残り3分から高瀬が逆水平チョップ。桃野はフォアアーム3連発で返す。ならばと高瀬はチョップとエルボーを交互に放って行く。
高瀬はカウンターのパワースラム。ローリングストーンでカウント2。一方、桃野はカサドーラ、ネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックでカバーする。カウント2。すぐに走る桃野だったが、高瀬がラリアット。これもカウント2止まり。今度は高瀬が走るも、桃野がカウンターの首固め。最後は桃野がJKボムでトドメを刺した。
◎桃野バックステージ
桃野「勝ちました! 苦しかった…。高瀬とは2回目のシングルで、1回目ドローで、今日はキャッチってことでちゃんと決着つけなきゃいけないと思ったけど、イヤー、苦しかった! でも苦しいときの桃野美桜が出す力ってハンパないんですよ。それをキャッチという舞台でわかってもらえたと思います。あと2試合、ちゃんと勝利で優勝して、波女になりたいです。なります!」
6、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○宮崎有妃<2点>(10分21秒、体固め)ハイビスカスみぃ●<0点>
※ムーンサルト・プレス

第6試合は宮崎有妃vsハイビスカスみぃの一戦。宮崎は3度目、みぃは2016年大会以来、3度目の参戦となる。

クリーンな握手でゴングとなる。しかし、いきなりみぃが「ちょっと待て」とシューズを脱ぎはじめる。素足になってようやく「よし、かかって来い!」と構える。
宮崎が「(シューズを)はけよ。危ないから」と促すも、みぃは「ちょっとお時間いいですか? あの、実は今日試合なのに、シューズを大阪に忘れてきちゃったんですよ。でもね、こんなキャッチの開幕戦でブーツ忘れるなんてありえないんです。でも、起こっちゃったんです。私が悪いんじゃなくて、神様が『はくな』って言ってると思うんです。だからはかないで、やります。かかって来い!」と、素足で挑む構え。
すると宮崎も「そういうリスク背負うなら…私はサポーターをつけない! 感動したぞ」とヒザのサポーターを脱ぎはじめる。

素足とヒザサポなしという、ちょっと変わった状態でスタートとなる。ようやくにらみ合うも、やはり宮崎は気になるようで…「取りに行けよ」と試合を止める。みぃは「大阪ですから行けないんですよ」と返すも、宮崎は「私はここで待つ。(お客さんにも)どうですか、待ちましょうよ」と譲らない。5時間はかかると抵抗したみぃだったが、宮崎の熱意に根負けし、リングを降りるも、Tommyレフェリーが容赦なく場外カウントが数えはじめる。慌ててリングに戻るみぃ。
今度こそ試合となり、チョップ合戦。ヒートアップしたみぃがTシャツを脱いでチョップ受ける。だが、痛かったのか、何事もなかったかのようにまたTシャツを着て試合に挑む。みぃは宮崎のサポーターのないヒザにチョップ。宮崎はみぃの素足を踏みつける。

宮崎が串刺し攻撃を狙うが、切り返したみぃが素足で宮崎の顔面を踏みつける。そして、みぃが「よっしゃ、決めるぞ、はずかし固め!」と、掟破りかと思いきや、自らはずかし固めにかかりにいく。宮崎が拒否すると「まだいけるでしょ?」とみぃ。宮崎は「お前はもう需要からはずれてるんだよ」と突き放すが、みぃも「そんな…私には需要がある。考え直してください」と粘る。ならばと宮崎がビッグヒップでカウント2。
さらに宮崎は串刺し攻撃を狙うが、みぃがガットショット、フェースクラッシャーでカウント2。みぃはコーナーに登るも、そのまま降りて突進。宮崎がラリアット。そしてジャーマンでコーナーに叩きつける。ムーンサルト・プレスの体勢に入ると、みぃが慌てて投げ落とす。

今度はみぃが大外刈り。ダイビング・ボディープレスを放つも、飛距離が足らず。それでもカバーしにいき、カウント2。みぃは「こうなったらはずかし固め!」と再びかかりにいくが、宮崎はダブルアーム・スープレックスを敢行。続けざまにえびす落としを狙う宮崎。これもみぃが抵抗し、カウント2。ロープに走るも、宮崎がカウンターのえびす落としに切り返す。改めて宮崎はムーンサルト・プレスの体勢。

するとみぃは「いま何しようとしてます? ムーンサルト? 食らったら私、返せないと思うので、最後に私のお願い聞いてもらっていいですか? では、最後に私にはずかし固めを…」と、ここまで言ったところで、宮崎がムーンサルト・プレスを投下させ、ジ・エンド。
◎宮崎バックステージ
宮崎「いやあね、最近ヒザ悪いんでサポーターを外すのは私なりのリスクだったんで。前にキャッチでやったときはハイビスカスみぃに負けたので。メチャメチャ前の話だけど、今日はコスチューム新しくしたの、気合入ってるのよくわかるでよ。今年は勝ちますよ。波女、必ず取って、私と広田のチャンピオンシップ、やりたいですね。必ず波女になれると思います」
7、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桜花由美<2点>(8分24秒、エビ固め)渡辺智子●<0点>
※ビッグブーツ


桜花は2009年、2015年と優勝。3度目の波女獲得に挑む。一方、大ベテランの渡辺智子はCATCH THE WAVE初参戦となる。
ゴングと同時に渡辺が奇襲。ラリアット。スクリュードライバーと速攻決着を仕掛けて行く。なんとかこれを凌いだ桜花。コーナーホイップされるも、ガットショットからブラ下がりブラディーEXで攻守を入れ替える。そして串刺しビッグブーツ。もう一発を狙うも、渡辺が追走しラリアット、サソリ固めへ。
耐えた桜花がバックドロップ、ビッグブーツで反撃開始。カカト落としはカウント2。さらにビッグブーツを叩き込む。キックアウトされるとポキへ。耐えられると、桜花が渡辺をロープに飛ばす。
これを渡辺がブーメランアタックで切り返して形勢逆転。そしてコーナーへ。これを桜花がビッグブーツで妨害する。そして、雪崩式ブレーンバスターを敢行。カウント2。続くビッグブーツもカウント2止まり。ならばと桜花はタイガーSHの体勢。
踏ん張った渡辺がショートレンジラリアット。スクリュードライバーであわやの場面を作り出す。さらに渡辺はGO To HELLを狙うが、着地した桜花がショートレンジのビッグブーツ。
渡辺もショートレンジラリアットでやり返す。カウント2。再びGO To HELLの体勢に入った渡辺だったが、桜花が回避しビッグブーツで3カウント! 3度目の波女戴冠に向け、白星スタートを切った。
◎試合後、既婚のYAKOが乱入。桜花のジェラシーに火をつける!?
試合後、乱入したのはYAKO。桜花にヒップアタックを放ったあと「桜花、久しぶりだな! 私はな、昔からお前のことが大嫌いだったんだよ」とマイク。
桜花も「クソブス!」と言い返すが、YAKOはひるまず「ああ、ブスで結構だよ。今日はCATCH THE WAVE初戦、私、負けたけど、CATCH THE WAVE優勝してwaveの会社をのっとってやるよ、私がよ!」と言い放つ。さらに「あともう1つ、ちょっとご挨拶遅れましたけど、私、結婚しましたーーー! 見えます? これ?」と指輪を見せつける。
「なんだ、こりゃ!」と襲いかかろうとする桜花を渡辺&広田が止めに入る。渡辺が「人生結婚だけじゃないから、自信を持ちなさい」となだめるが、人妻に囲まれた桜花は、「既婚者に言われても説得力ない! ボケ!」と荒れたまま退場した。
◎桜花バックステージ
桜花「YAKO、なんだ自慢しに来たのか? 確かにジェラシー感じてたけど、マジでムカつくなクソブス! 既婚者には言われたくない。私はこれを優勝して、既婚者の広田からレジーナを取るから」
8、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<2点>(10分33秒、片エビ固め)SAKI●<0点>
※ノアールランサー・ハイ

メインイベントは、野崎渚vsSAKIのピアレスティーンズロード対決に。野崎は今回が4度目のキャッチとなるが、いまだ波女の称号は獲得しておらず。一方、対戦相手のSAKIはこれが2度目の参戦となる。2人は今年(21年)4・1新宿で初シングル。そのときはドローに終わっている。
ロックアップで組み合ったあとエルボー合戦となる。SAKIがボディーブローを放って、アトミックドロップ。ロープに走るも、野崎がカニばさみ。おしゃれキックにつなげる。コーナーに登るも、SAKIが落として場外戦へ。野崎のザキゴエ、低空ドロップキックが決まる。SAKIもブレーンバスターでやり返して、リングに戻る。
SAKIはリバーススプラッシュを敢行。もう一度コーナーに登るも、野崎が追いかけ阻止すると、ビールマンキック、ランニング・ダブルニーアタックでカウント2。ロープに走るも、SAKIがニーリフトで迎え撃ち、ブレーンバスターにつなげる。

今度はSAKIがロープに走る。これを野崎がビッグブーツで迎撃すると、SAKIもビッグブーツでやり返す。すぐに野崎は顔面へのビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。
5分経過。走る野崎にSAKIがファルコンアロー。キックアウトした野崎がドラゴンスリーパーで捕獲する。なんとか耐えるSAKI。続くフロントキックはカウント2。野崎もやり返す。ラリーとなり、野崎がショートレンジのノアールランサー・ハイ。もう一発狙うが、これはSAKIがかわして、ランニング・ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンが宣告されるなか、先に立ち上がったSAKIがコーナーへ。野崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスターで投げ落とす。野崎がコーナーに向かうと、今度はSAKIが雪崩式ブレーンバスターでやり返す。そしてビッグブーツで追い打ち。キックアウトされるとランニング・ブレーンバスターを敢行する。
キックアウトした野崎がスリーパーで捕獲。そのままドルミルへ。なんとかSAKIがロープ。ケンカキック2連発で追い打ちをかける野崎。続けざまにビッグブーツで飛び込むが、かわしたSAKIが丸め込む。カウント2。

すぐ走るも、野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ。返されると、野崎がダメ押しのノアールランサー・ハイの3連発で仕留めた。
◎エンディング
試合後、野崎がマイクを取る。

野崎「2年ぶりの、12回目の開催となりました。CATCH THE WAVE初戦、勝ち点2ゲットしましたー! まさか初戦からSAKIちゃんとやるとは思ってなくて、4月1日、同じ会場でやったときは15分ドローだったから、何がなんでも勝たなきゃっていう思いが、SAKIちゃんにもあったように、今日4月1日よりメチャクチャ、ダメージ残っています。でも、SAKIちゃん! まだまだ初戦私、勝ったから勝ち点次第でもう1回あるかもしれないから、準備しといてね。そして、2年前、キャッチの決勝で、私、この会場でムチャクチャを悔しい経験をしました。2年前のキャッチの決勝、絶対忘れなくて、思い出すだけで後悔して、その悔しさを今回のキャッチで、すべて最高の思い出に塗り替えたいと思うので、みなさん応援よろしくお願いします! ということで、キャッチ中、みんながライバルということで、リングに上がったりとかは誰もせず、私1人で締めさせていただきたいと思います。みなさん準備はいいですか? いいですか? オッケー、行きます。これが、waveだーーー! ありがとうございました」
◎野崎バックステージ
野崎「ありがとうございます。さっきリング上で言った通り、2年前のキャッチの悔しさ、まぁ、メンバーぜんぜん違うんですけど、あの悔しさを、屈辱を塗り替えるには、今回、波女になるしかないと思ってるので、初戦、ほんとちょっと何度も危ない部分ありましたけど、無事、勝ち点2、2ですよね? とることができて、とりあえずいまよかったなという気持ちですね」
2021.05.28

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~優勝決定戦』

◎前説
野中美智子リングアナと、蕨限定スペシャルゲストの野崎渚が前説。ヤングブロック最終戦の見どころを紹介しながら、6・1新宿で開幕する本戦の公式ルールについても改めて発表した
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○大空ちえ&柳川澄樺&宝山愛(8分1秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)塚田しずく●&稲葉ともか&三浦亜美

第1試合は、ヤングブロック公式戦を終了した6選手が6人タッグマッチで激突。今大会での優勝決定戦を控えている稲葉ともか、Bブロック代表の可能性を残す大空ちえも名を連ねての試合となった。
先発は塚田と宝山でスタートとなる。ロックアップで押し合う。塚田が制するが、宝山が体勢を入れ替え小刻みエルボー。塚田もやり返す。今度は宝山が首投げ。ロープに走るも、塚田がドロップダウン。これを側転でかわした宝山がドロップキックをお見舞い。
柳川が出て行き首投げ、ボディースラム。そしてトレイン攻撃につなげる。カウント2。続く大空はボディースラムを2発放って、宝山に戻す。

宝山は塚田に小刻みエルボー、ボディースラムでカバーする。カウント2。ロープに飛ばすも、塚田がドロップキックで迎撃し、ようやく三浦と交代。
逆襲に出る三浦は宝山→柳川→大空に豪快なショルダータックル。改めて宝山をボディースラムで叩きつける。

宝山もクロスボディーでやり返すと、続く柳川がドロップキック、フェースクラッシャー、鎌固めで反撃。すかさず稲葉がカットに入る。ならばと走る柳川に三浦がボディーアタック。ボディースラムでお返し。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する。これは大空がストンピングでカット。
続いて柳川が三浦をコーナホイップするも、反動を利用した三浦がショルダータックルでやり返す。
かわった稲葉が柳川にアンクルホールド。ブレイクされると、ストンピングを連発。ロープに走る稲葉だったが、柳川がカウンターのスピンキック。大空がボディースラムで続く。すぐに走るも、稲葉がカウンターの正拳突き。ボディースラムで叩きつける。
塚田が出て行き、大空にドロップキックを連発していく。カウント2。ボディースラムもカウント2。走る塚田に大空がカウンターのドロップキック。これで流れが変わり、セカンドからのドロップキックでカウント2。フィッシャーマンSHは三浦&稲葉が一斉にカットに入る。ならばと宝山&柳川も出て行き、三浦&稲葉を排除。塚田を孤立させると、大空が改めてフィッシャーマンSHを放ち、3カウントを奪った。
2、 CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<3点>(2−1)月山和香<3点>
①○Yappy(4分12秒、体固め)月山●
※ファイナルカット
②○Yappy(6分44秒、体固め)月山●
※ウエストランド
③○月山(7分55秒、回転エビ固め)Yappy●

Bブロックは現在、大空ちえが4点でトップ。この試合の結果でBブロックの代表が決まる。大空に並ぶにはYappyは最低でも3点以上、月山和香は2点以上が必要となる。
握手はなし。ゴングと同時に仕掛けたのはYappy。豪快なショルダータックルを連発し、スタートダッシュをかける。だが、カウント2止まり。すぐにロープに走るも、月山がドロップキック。カウント2。さらにドロップキック4連発でやり返す。カウント2。ならばとクロスボディーを放つが、Yappyがキャッチしバックブリーカーに切り返す。そして、変形キャメルクラッチへ。
耐えられると、串刺しボディーアタック、ギロチンドロップを投下。寸前でかわした月山が低空ドロップキック、フットスタンプを連発する。

これを凌いだYappyはフォアアームで反撃。走るYappyに月山がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキック。ボディースラムで持ち上げるも、Yappyが体を浴びせてカバーする。
キックアウトされるとヒップドロップ3連発につなげるYappy。カウント2。ならばとファイナルカットで3カウントを奪った。

先制を許した月山だったが、パロスペシャルで巻き返しにかかる。なんとかYappyがロープに逃れると、月山がドロップキックで追い打ちをかける。だが、カウント2止まり。


一方、Yappyは串刺し攻撃を狙うが、月山が迎撃。Yappyもブロンコバスター応戦する。ギロチンドロップを返されるとウエストランド(エアプレーンスピンから前方に叩きつける技)で3カウント。
3点目を狙うYappyは、セカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙うが、月山がスクールボーイに切り返す。何度も繰り出していくが、いずれもカウント2止まり。Yappyがファイアーマンキャリーで担ぐも、これを回転エビ固めに切り返した月山が押さえ込んで、3カウント。

試合が続き、焦るYappyがボディースラムからギロチンドロップ。串刺し攻撃を狙うが、かわした月山がパロスペシャルで捕獲する。苦悶の表情を浮かべながらもYappyは後ろに倒れてなんとか脱出。

残り30秒から月山は丸め込みを連発。最後まで攻めの姿勢を貫いたが、10分が終了した。この結果、両者ともに合計3点でリーグ戦を終了。Bブロック代表は大空に決定した。
◎Yappyバックステージ
――惜しくも1点足りず…。
Yappy「惜しかったですね! あと1点だ。あぁ、でもYappyのせいだったね。最初の柳川さんと試合でYappyは遊びすぎ。ちえさんも遊びすぎ。いまだけ真面目に闘いましたから、あーー、間に合わなかった。あと1点だ。でもね、勉強しました。Yappyはいつも真面目に闘います。大空さん、どこか? おめでとうございました」
◎月山バックステージ
――最終戦お疲れさまでした。目標は2点だったと思うんですが、1点足らず、残念な結果に終わってしまいました。
月山「これがいまの実力だと思います。ありがとうございました」
3、メモリアルwave(20分1本勝負)
○優宇&門倉凛(9分35秒、エビ固め)松屋うの●&桃野美桜
※ラストライド


6月27日に引退する松屋うのがwaveに参戦。2016年デビューの優宇、桃野美桜、門倉凛と同期タッグが組まれた。

桃野&松屋組が奇襲を仕掛けてゴング。桃野が優宇&門倉に串刺しドロップキック、松屋も続くが、かわされ逆にトレイン攻撃の標的に。どさくさに紛れて桃野も参加!? 松屋をロープに張り付け、ファンサービス。
反撃にかかる松屋。ロープに走るも門倉がエプロンから足止め。優宇が走るも、門倉に誤爆してしまう。

桃野vs優宇に移行。優宇は桃野にもショルダータックルをお見舞い。かわった門倉が串刺し攻撃を狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返してカウント2。低空ドロップキックを放って、松屋と交代。
ドロップキックで飛び込む松屋だったが、門倉が払い落として低空ドロップキック。セカンドからフットスタンプを投下するが、今度は松屋がかわす。そして、ブラ下がり腕十字、ショルダーアームブリーカーにつなげる松屋。さらに松屋はドロップキック、羽折固めへ。耐えられると、かわった桃野がダイビング・クロスボディー、ドロップキック、低空ドロップキックと波状攻撃。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、門倉がネックブリーカードロップ、顔面ドロップキック、変形ダブルリストアームサルトでカウント2。
優宇が出て行き、桃野に旋回式サイドバスター。セントーンを放つが、寸前で桃野がかわす。攻勢に転じた桃野のミサイルキックはカウント2。もう一度コーナーに登るが門倉が足止め。優宇が追いつくも、桃野はパワーボムを狙う。松屋も加勢にまわるが、これは未遂。なんとか優宇をコーナーから引っぺがし、ダイビング・ボディープレスを投下させる桃野。
続いて松屋が出て行き、大外がりの体勢。踏ん張った優宇が払い腰。松屋も三角締め、腕十字へ。なんとか優宇がロープ。松屋のスピアが決まる。キックアウトされると松屋スペシャルを狙うが、門倉がカット。松屋の大外刈りから松屋&桃野がダブルの体勢。これを優宇がクロスボディーで迎撃していく。

流れが変わり、門倉→優宇のキャノンボールが松屋に決まる。カウント2。優宇がセカンドからのボディープレスを放つも、返されると最後はラストライドでトドメを刺した。
試合後、マイクを握ったのは優宇。

優宇「松屋選手! いや、チャコちゃーん! あっ、プロレス教室のときに『呼んで』って言われたあだ名。一緒に前転したり、まだ受け身ができないときから『一緒にプロレスラーになろう』って言って、お互い違う団体でデビューしたけど、こうやってwaveさんの力でチャコちゃんが引退する前に最初で最後かもしれないこの同期タッグできてよかったです。私はもう少し、まだまだこの女子プロのリングで頑張っていくよ。ケガなく、1カ月後、楽しく引退してください」

門倉「松屋選手、あと1カ月。今日本当に対戦できて、本当にうれしかった。数少ない同期。本当に当たること、なかなかないのでありがとうございました。無事にリング降りてください。応援してます」
桃野「2016年デビュー? 美桜だけ若くて、まあ美桜はまだまだこれからの人だと思ってるから、それに同期というのあまり意識したことなかったけど、今日こうやってwaveさんが機会作ってくれて、松屋うの選手の、心に残ってたらうれしいなと思います。今日はありがとうございました」
松屋「引退を発表してから、引退までがそんなに長くなくて、こうやってwaveさんが他団体の同期デビューの方とタッグを組んでくれて、まさに自分にとってのメモリアルだなと思って、本当にうれしく思いました。本当に優宇さんとはプロレス教室で、先輩なんですけど、先にデビューされて、そのあとも自分もデビューしたくて、場所は違えど、いつか絶対試合をしたいなって本当に思っていたので、なかなか機会がなくて、でも今日、こうやって試合で当たれて、そして思い切りぶつかれてすごくうれしかったです。あの、みなさんに比べて私はちょっと年が、結構アレなんですけれども(苦笑)、でもまあ、プロレスは引退しますけれども、みなさんの今後の活躍、本当に期待して、心から応援してますので本当に今日はありがとうざいました」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(11分24秒、Tロック)大空ちえ●
※稲葉がヤングブロック優勝


5・15新木場で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロック。Aブロックは稲葉ともかが同点決定戦のうえ代表枠を獲得。Bブロックは、Yappy、月山の猛追を逃げ切った大空が代表となった。

試合前、握手を求める大空だったが、稲葉は拒否してゴング。慎重に組み合い、グラウンドとなる。大空が腕十字を狙うが、稲葉もガード。
リストロックの取り合いから稲葉がヘッドロック。グラウンドとなるも、すぐに距離を取る大空。

改めてロックアップ。稲葉が押し込み、大空の頭をなでなで。大空が押し返し、小刻みエルボー。ドロップキック3連発につなげる。カウント2。そしてロープを使ったパロスペシャルへ。張り付けドロップキックでカウント2。
稲葉も足攻めで反撃にかかる。ロープに飛ばすも、大空がぶら下がり腕十字へ。リング内に移ってワキ固めで捕獲する。耐えられると大空が小刻みにフォアアーム。稲葉もやり返していく。走る大空に、稲葉がカニばさみ。そしてアンクルホールドへ。足攻めで流れを変える稲葉。なんとか大空がロープ。
走る稲葉に大空がジャンピング・ショルダーアタック。コーナーホイップするが、稲葉が切り返す。だが、大空もセカンドロープに飛び乗りドロップキックでカウント2。飛びつき回転エビ固めでカウント2。

稲葉はアンクルホールドで形勢逆転。大空がロープ。稲葉は正拳からヒザ十字へ。再びアンクルホールドに移行する稲葉。そこからTロックに移行し、ギブアップを奪った。
◎エンディング
ヤングブロック表彰式がおこなわれ、スーツ姿の桜花由美社長がリングへ。

桜花「賞金を渡す前に、まず一つ、いまからヤングブロック、15日からはじまったリーグ戦の中のベストバウトを発表しようと思います。なので呼ばれた選手はリングに上がってください。ヤングのリーグ戦の全試合の中で技ではなく、勝ちに一番こだわる、一番泥臭く、一番必死さが伝わる、感動した試合です。5月18日、ヤングブロックB◎大空ちえvs月山和香。(月山がリングに上がり、大空を支える)ベストバウト賞、おめでとうございます(金一封が渡される)。稲葉ともか選手、小波女、優勝おめでとうございます。優勝賞金となります。本当におめでとうございます」
稲葉「ありがとうございます!(賞金の中身を確認し)本物の50万円だぁ…。この50万円でTAKAみちのく代表においしいご飯を食べさせてあげたいと思います。そして、本戦初戦の広田選手。アナタの空気には飲まれません! 必ずアナタに勝ちます!!」
名前を出された広田がリングに上がる。そして「押忍!」と一言。広田の思わぬ切り返しに戸惑う稲葉だったが、「本戦、めざすは優勝。そして波女の称号。そして賞金を100万円を手に入れます。本戦も優勝するのはこの稲葉ともかなんで、応援よろしくお願いします!」と力強く宣言した。
記念撮影がおこなわれたあと、改めて稲葉が「自分事ではありますが、明日、自分は後楽園ホールにて大事な試合があります。このいい波に乗った勢いで、鈴木みのる選手に挑みます。応援よろしくお願いします! 本日はご来場いただき、ありがとうございました。一撃必殺ともか蹴り。押忍!」と大会を締めくくった。
◎稲葉バックステージ
――おめでとうございます。いかがでしたか、大空選手は?
稲葉「そうですね、当日、今日相手が決まったのでギリギリまで相手は誰なのかなってすごく楽しみにしてたんですけど、大空ちえ選手…いや気持ちが強いですね。勝ちたいという気持ちが強く伝わってきて、ちょっと危なかったかなって思うシーンもあったんですけど、勝ったのは自分なので」

――リーグ戦を通して、本戦での優勝まで口にしていたのは稲葉選手だったんですが、有言実行できたいまの気持ちは?

稲葉「そうですね。ヤングブロックといっても、キャリア変わらないですけど、自分はこのヤングブロックの中で、誰よりも一番、経験してると思うので、ヤングブロックですけど、気持ちはヤングでもなかったかもしれません。もう勝つのは当たり前、決勝行くのも当たり前、ヤングブロック優勝するのも当たり前ってずっとはじまる前から言っていて、目指すは本戦優勝なので、またこれは有言実行したいと思います」

――ヤングの中では蹴りを使わなかったが、本戦ではどうする?

稲葉「そうですね…。使うつもりもないと言いたいのですが、相手は先輩方、キャリアが何年の先輩方ばかりなので、そうも言ってはられないかもしれませんが、なるべくは蹴りを使わず勝ちたいと思います」

――初戦は広田選手ですが、改めていかがですか。
稲葉「そうですね、広田選手の試合を何回か見てきましたが、すごい空気じゃないですか。ちょっと正直、苦手だなっていう思いはありますが、あの空気には飲まれず、自分のスタイル、JUST TAP OUTのスタイルを貫いて勝ちたいと思います」
2021.05.25

「CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~」

◎前説
野中美智子リングアナウンサーと野崎渚が前説を担当。まずはケガでCATCH THE WAVE YOUNG BLOCKを欠場することになった向後桃を呼び込んだ。
向後「本日は……すみません……。本日はご来場いただき、ありがとうございます。ケガで欠場となってしまい、申し訳ありません。プロレスをはじめて、私、2年経つんですけど、やっとつかんだCATCH THE WAVEヤングブロック出場というチャンスが、こんな形になってしまい、本当に、本当に悔しいです。楽しみにしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありません。しっかり治して、また最高のドロップキックができるようになるまで、待っていてください。今日はこの悔しさを全部、全部、応援にぶつけたいと思います。みなさん一緒に全力で今日のCATCH THE WAVEヤングブロックと、えっと塚田選手と宝山選手のシングル、全力で応援しましょう。ありがとうございました!」
1、CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
宝山愛<2点>(2−1)塚田しずく<1点>
①○宝山(0分40秒、エビ固め)塚田●
※塚田のエビ固めを切り返して
②○宝山(4分25秒、体固め)塚田●
※飛行機投げ
③○塚田(7分17秒、腕固め)宝山●
※宝山愛が特別にヤングブロック出場

向後桃の負傷欠場により塚田しずくの公式戦は消滅。今大会は、マーベラスの宝山愛とのシングルマッチをおこなう予定だったが、試合前に二上美紀子会長が天の声。

二上会長「プロデューサーからの提案なんですが、この試合、プロデューサーの権限で、CATCH THE WAVEの本戦にしたいと思います。どうでしょうか?(拍手が起こる)愛ちゃん×3、えっとね、4点取ったら、優勝のチャンスが出てきます。はい、頑張りましょう。以上」

これにより、宝山のヤングブロック出場が急きょ決定。1試合のみだが、4フォール以上取れば、優勝の可能性を残す形でのゴングとなった。

その宝山がゴングと奇襲のドロップキックを放っていく。塚田もドロップキックでやり返す。宝山が水車落としを放つも、塚田が切り返す。だが、さらに宝山が体勢を入れ替え、3カウント。いきなりの先制に成功する。
試合が再開され、今度はロックアップ。もつれる両者。グラウンドの攻防となり、宝山がスリーパー。塚田も慌てて脱出する。今度は塚田がフロントネックロックで絞り上げる。だが、これを凌いだ宝山が飛行機投げから押さえ込み、3カウント。

勢いに乗る宝山はヘアーホイップ。塚田もやり返して、ストンピングを連発していく。フェースクラッシャーからリバース・インディアンデスロック。弓矢固めへ。宝山が切り返してカバーする。キックアウトされると、すぐにキャメルクラッチで捕獲。耐えられると、宝山がほどいて、逆エビ固めへ。塚田が慌ててロープ。すぐさま宝山は貼り付けドロップキック、正調ドロップキックで追い打ちをかける。
一方の塚田もドロップキックでやり返す。キックアウトされるとドロップキック4連発でお返し。これも返されると腕固めに移行し、ギブアップを奪った。

残り3分となり、塚田がロープに飛ばして、ドロップダウン。宝山が飛び越えクロスボディー。カウント2。さらに4連発、放っていく。
エルボーの打ち合いから宝山が逆さ押さえ込みを狙う。どちらも譲らず。塚田のドロップキックからもつれる両者。宝山のドロップキックもカウント2止まり。
逆さ押さえ込みに持ち込む。キックアウトした宝山の逆さ押さえ込みが決まったところで時間となった。この結果により宝山は2点、塚田は1点でリーグ戦を終了。
◎塚田バックステージ
――今日が最終戦で、とりあえず1点。
塚田「『1点だけでも…』とか言ってたんですけど、やっぱり悔しいです。同期だからってわけじゃないんですけど、同期なんで負けたのがやっぱり悔しいです」

――リーグ戦を振り返って。
塚田「成長してましたかね? どうなんですかね…できなかった気がします」
◎宝山バックステージ
――急きょCATCH THE WAVEに参戦となったが。
宝山「もともと自分が腰を悪くしてなかったら、キャッチにイチから参加できてたのに…って、自分の中ではすごく最初は悔しかったんですけど、waveさんに出れたことがすごくうれしかったので、しかもこんな形で初勝利も奪うことができて、すごくうれしいです」

――同期の塚田選手はどうだった?

宝山「自分が先にデビューはしてるんですけど、同期は同期なので。すごく粘り強かったと思います。同期…他の他団体さんとかで同期と対戦したことはあるんですけど、塚田さんも対戦してみたくて、自分も今回の試合が決まってすごくワクワクしてどんな試合になるのか楽しみで来たんですけども、自分が思っていた以上にやっぱり向こうもすごくライバル意識が高くて。すごく食いついてたイメージが強いです。自分も本当に負けたくないので、やっぱり同期ですから絶対に負けないという気持ちが強かったんで」

――ひとまず初勝利おめでとうございます。

宝山「ありがとうございます。初勝利したというのも、まだ実感がわかなくて、自分でもまだわかってないんですけど、本当にとにかくうれしいです! うれしいです、はい!」
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
柳川澄樺<3点>(1−1)月山和香<2点>
①○月山(7分0秒、キャメルクラッチ)柳川●
②○柳川(9分0秒、回転式鎌固め)月山●


現在2点の柳川澄樺は、今大会が最終戦。Bブロック1位通過を目指し、最低でも3点以上はこの試合で奪っておきたいところ。月山は、現在1点で残り1試合を残している状況となる。

試合はリストロック、ヘッドロックの取り合いでスタート。月山がアームホイップで投げ飛ばす。柳川はフルンテルソンからの首投げ。そして、ヘッドシザース、ボディーシザースで絞り上げる。月山も脱出し、エビ固めの応酬。いずれもカウント2。
柳川がショルダータックルを連発。カウント2。サーフボードストレッチへ。耐えられると逆エビ固めで捕獲する。

エスケープした月山が地獄突きからヒザ蹴り、パロスペシャルへ。ドロップキックを放つが、柳川がかわしてボディースラムの体勢。これを月山が首固めに切り返す。カウント2。月山はボディースラムで叩きつけたあと、スリーパー式のキャメルクラッチへ。ギブアップを奪った。
試合が再開される。柳川は串刺し攻撃をかわして、串刺しニーを背中にお見舞い。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、柳川がヘッドバット、フェースクラッシャー、回転式鎌固めへ。柳川がギブアップを奪い返した。

月山はスクールボーイを連発。残り30秒となり、月山がボディースラムの体勢。柳川がこらえて、逆にボディースラムで叩きつける。カウント2。残り10秒から柳川がボディースラムを放ったところでゴングとなった。
◎柳川バックステージ
――本日が最終戦。Bブロック1位通過はならなかったが。
柳川「今日は自分が勝ち点を3点取らないと絶対に決勝にいけないとわかってて、挑んだんですけど、最初から勝ち点を伸ばしていこうと思ってたんですけど、私、月山選手ひょっこり小悪魔とか言って、ふざけてるのかなって思ってたんですけど、ぜんぜんそんなことなくて、すごくパワフルな選手でちょっと中盤圧倒されてしまいました。結果、引き分けになってしまって、今回決勝には進めなくなってしまったんですけど、でもこの3戦でいろんな方と闘わせていただきまして、それでかなり経験値が上がる試合だったと思うので、今後は自分のJUST TAP OUTでの試合だったり、他の団体さんに出させていただいたときには今回のリーグ戦の経験を生かして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
◎月山バックステージ
――今日は勝ち点1でドローだったが。
月山「自分はあと1試合あるんですけど、でも今日もっと点数上げて、差をつけて、決勝に行きたかったから…悔しいですね」

――気持ちを切り替えて残り1戦?

月山「次、Yappyさんなんですけど、生まれ持った体は変えられないから、大きくなることはできないから、私は自分を大切にしたいから、頑張ります」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<1点> (0−0)大空ちえ<4点>


大空ちえは現在4点でBブロック単独首位。今大会が公式戦最終日となる。対戦相手のYappyは現在1点。残り1試合を残している。

序盤からYappyが飛ばす。ぶら下がりスリーパーで捕獲する。大空も投げ落とし、脱出に成功。形勢逆転のキャメルクラッチへ。Yappyがブレイクすると大空がドロップキックで追い打ちをかける。
フォアアームの打ち合いはYappy優勢。ショルダータックルにつなげる。ブロンコバスターを狙うが、読んだ大空がフットスタンプ。そしてクロスボディーを狙う。これをキャッチしたYappyがダブルチョップ。串刺しボディーアタックをお見舞い。そして、ブロンコバスター、ギロチンドロップでカウント2。
大空も得意のフィッシャーマンSHの体勢。耐えられるとワキ固めに移行。5分経過。なんとかYappyがロープ。大空はドロップキックで追撃にかかる。セカンドからのドロップキックでカウント2。Yappyも串刺しヒップアタック、ヒップドロップで反撃。押さえ込むが、大空も返していく。ならばとYappyはファイアーマンキャリー。これをスリーパーに切り返す大空。Yappyは後ろに叩きつけて脱出する。
攻勢に転じたYappyはエアプレーンスピンでカウント2。チョークスラムを狙うが、大空も切り返してカウント2。大空のダイヤル固めはカウント2止まり。突進する大空にYappyがカウンターのラリアット。返されると、もう一発ラリアットを叩き込む。
残り1分となり、Yappyはセカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙う。寸前でかわした大空が馬乗りのフォアアーム。Yappyもやり返す。そしてギロチンドロップでカウント2。もう一度、Yappyがセカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを放ったところでドローとなった。これで大空は4点で公式戦を終了。Yappyは残り1戦で逆転勝利を目指す。
◎大空バックステージ
――今日が最終戦でまさかのゼロ点となったが。
大空「引き分けは勝ったうちに入らないし、むしろ負け同然なので、この結果は本当に悔しいし、4点じゃ決勝に進めるかまだまだ不安ですし、次の試合(5・28蕨のYappyvs月山戦)次第ですが、不安でしょうがないです。1点でも取っておきたかったので。今日は本当にむちゃくちゃ悔しいです」

ーーひとまずトップは変わらないが?

大空「最終決戦どうなるかわからないし、もう祈るしかないです」
◎Yappyバックステージ
――引き分けに終わってしまいました。
Yappy「あと2秒でね! もう勝ったのに、遅いよ。Yappyはまだ1ポイントか。くそー、悔しいよ、悔しい。きっと勝ちと思った。2秒遅かったから。悔しい本当に。でもね、次はね、次の試合絶対、勝ちますよ。次は絶対勝ちます」
4、CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<5点>(1−1)三浦亜美<5点>
①○三浦(6分45秒、アルゼンチン・バックブリーカー)稲葉●
②○稲葉(8分48秒、アンクルホールド)三浦●


Aブロックともに4点で首位の稲葉ともかと三浦亜美が、同ブロック1位通過をかけて激突。すでに塚田が1点、向後が2点、特別参加の宝山が2点で終了しているため、この試合に勝った選手がAブロックの代表の座を手にすることとなる。

三浦が「よろしくお願いします!」と握手を求めるが、稲葉が拒否してゴング。リストロックの取り合いから稲葉がフロントネックロック。脱出した三浦がリストロックへ。取り合いとなり、稲葉がヘッドロック。三浦も取り返す。そしてショルダータックル3連発でカウント2。ボディースラムもカウント2。逆エビ固めへ。
ブレイクされると逆水平チョップを連発。ロープに走る三浦だったが、稲葉がカニばさみ。そして、レッグロックで締め上げる。耐えられると走る稲葉。

だが、三浦もショルダータックルで迎撃。串刺し式、さらにもう一発お見舞いする。ボディースラム3連発も返されると、アルゼンチン・バックブリーカーで担いでギブアップを奪った。
先手を許した稲葉も正拳突き3連発で形勢逆転。ヒザへのエルボードロップから足を極めていく。なんとか三浦がロープ。ならばと稲葉はアンクルホールドへ。稲葉がギブアップを取り返した。
残り1分となり、稲葉は再び足を取りに行く。これは三浦がロープ。フォアアームの打ち合いから稲葉がアキレス腱固めへ。ここで時間を迎えた。

稲葉、三浦ともに5点となり、CATCH THE WAVEヤングブロック公式ルールに則り、首位同士の決定戦がおこなわれることに…。
◎CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A1位決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(3分43秒、Tロック)三浦亜美●
※稲葉がAブロック代表となり、決勝進出


ゴングと同時に三浦がショルダータックルで猛ラッシュ。カウント2。ドロップキックもカウント2。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲するも、稲葉がスリーパーに切り返す。しつこく絡みついていく。
なんとか脱出した三浦が走る。稲葉は正拳突き2発でカウント2。ヒザ十字、アンクルホールドに移行する。そして、Tロックへ。絞り上げて稲葉がギブアップを奪った。
◎エンディング
Aブロック代表を決めた稲葉がマイクを握る。

稲葉「決勝進出、決定しましたーーー! ヤングブロック、優勝するのはこの稲葉ともかです。優勝して賞金50万円手に入れて、本戦出場して、この勢いのまま本戦も優勝するのは、この稲葉ともかなんで応援よろしくお願いします。本日はご来場ありがとうございました! 一撃必殺ともか蹴り! 押忍!」
◎稲葉バックステージ
――Aブロック1位通過おめでとうございます。
稲葉「ありがとうございます。そうですね。自分、このヤングブロックが決定したときから勝って当たり前、優勝して、当たり前って言ってたんですけど、参戦して1戦目は塚田選手として3―0で勝って、2戦目は向後選手として1−0でギリギリ勝って、3戦目に三浦亜美選手…見ての通り、体が大きくて、身長も高くて、パワーファイターだなって思ったんですけど、まさか1得点取られるとは思ってなかったので、ちょっとそこは悔しいですけど、まあ、うーん…。サドンデスに入っちゃって、勝ったには勝ったけど悔しい勝ち方ですね。三浦選手、パワーがすごすぎる。こんなこと言っていいかわからないですけど、自分パワーファイターの方、苦手なのでちょっとそこは弱点突かれたというか、悔しいな…。もっともっと練習してお互いパワーアップしたときにリングで再会したいなと思いました」

――ともか蹴りを出さすにリーグ戦を終了したが、テーマがあった?

稲葉「そうですね。基本自分はファイトスタイルが蹴りで、蹴りを主としたファイトスタイルなんですけど、そうですね…。自分の代表、TAKAみちのく代表から『お前は蹴りしかない』っていままで言われてたんですね。それがものすごく悔しくて、で、このヤングブロック参戦、出場が決定して、ここでちょっと自分に試練を与えて、優勝して、TAKAみちのく代表にちょっと見せつけたいかなっていうアレで、蹴りを使わずに優勝するっていう試練、自分で決めたんですけど、まあ目標を決めたんですけど、あと決勝戦。もちろん蹴りを使うつもりもないですし、このまま関節技で勝って、決勝優勝して、本戦に進みたいと思います」

――稲葉選手の予想だとBブロック誰が上がってくると思う?
稲葉「そうですね。自分は、JUST TAP OUTの柳川澄樺と決勝で当たりたいと思ってたんですけど、今日で決まっちゃったのかな、決勝進出ならずで…。悔しいですね。うーん、そうですね、まあ体の大きいYappy選手かなー。誰でもいいです。誰が相手でも勝つのは自分なんで」
◎三浦バックステージ
――サドンデスで惜しくも敗れてしまったが。
三浦「はい…。めちゃくちゃ悔しいです。ああ…。試合が終わったときに、ともかさんのニヤついた顔がまたムカつきました。また闘う機会があったら次こそは勝ちたいなと思います」

――ヤングブロックを振り返って。
三浦「一戦目、向後桃選手と当たって、すごいいつも練習してるのに見たことない怖さを見て、2対2で。次は塚田しずく選手。まだデビューしたばかりでしたが、デビューしたばかりこその負けたくない気持ちがすごく伝わった試合でした。今日の稲葉ともか選手、すごい悔しいです。本当に悔しいです。はあぁ…あと、もうちょっとだったんで。こうなったら、Bブロックの決勝進出者が決まったら、絶対に勝ってほしいなって思います」
2021.05.18

「CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~」

◎オープニング
5・15新木場大会で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロックの2日目。大会に先立ち、野中美智子リングアナウンサーが恒例の前説。今大会は特別に野崎渚も一緒におこなった。
開始時刻になると入場式がおこなわれ、ヤング8名がリングに勢揃い。
全対戦カードが発表されたあと、選手を代表し、今大会が初戦となるYappyが「みなさん、よーこそー。41歳のYappyだよ。何歳? 何歳? 何歳?(とエントリー選手たちに聞いてまわる)この赤ん坊たちに負けないよ! それではみなさま、最後まで応援よろしくお願いします!」とマイク。
1、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
大空ちえ<4点>(2—1)月山和香<1点>
①○月山(5分28秒、キャメルクラッチ)大空●
②○大空(6分12秒、羽折り固め)月山●
③○大空(8分5秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)月山●


初戦の柳川澄樺戦で2フォールを奪い、自身初の勝利をあげたPURE-Jの大空ちえが第1試合に登場。アクトレスガールズの月山和香と2戦目をおこなう。一方、月山は今大会が初日。5・15新木場では桜花由美を相手に同一ルールで試運転をおこない、善戦。桜花に「小波女になれる素質、持ってる」と言わしめた。
開始と同時にドロップキックの相打ちを繰り返す大空と月山。力比べから大空がリストロック。月山も取り返す。そして、大空が拝み渡りからのアームホイップ、フライングメイヤー、スリーパーで捕獲する。これは月山がロープ。

月山もスクールボーイ2連発。地獄突きからボディースラムでカウント1。ならばとキャメルクラッチで絞り上げる。

耐えた大空も小刻みエルボーで反撃。ドロップキック3連発につなげる。キックアウトされると、もう一発を狙うが、かわした月山がキャメルクラッチ。耐えられるとドロップキックでやり返す。カウント2。もう一度ドロップキックの体勢に入るが、これを払い落とした大空がドロップキック。カウント2。
コーナーに向かう大空だったが、これを阻止した月山がフォアアーム合戦を挑む。激しく打ち合い、月山がカバー。カウント2。すぐさま月山はキャメルクラッチに移行し、ギブアップを奪った。

試合が続行され、今度は大空がワキ固めへ。そこから羽折固めにつなげてギブアップを奪い返した。

続いて大空がフライングショルダーを連発。ワキ固めは月山もロープ。残り3分から月山が回転エビ固め。カウント2。大空もコーナーからの前方回転エビ固めへ。これもカウント2とまり。ならばとセカンドからのミサイルキックを投下。もう一発放って、フィッシャーマンSHにつなげて3カウント。

勝ち点を重ねたい大空はもう一度、フィッシャーマンSHを狙うも、これは月山が首固めに切り返す。月山もオクラホマロールを狙うが、そこから丸め込みの応酬に。いずれもカウント2。すぐさまボディースラムで叩き付ける。カウント2。

残り時間が少なくなるなか、大空がもう一度フィッシャーマンの体勢。これを切り返す月山。ならばと大空がボディースラムで叩きつけたところで10分間が終了した。これで大空は得点を4に伸ばし、Bブロック首位となった。
◎大空バックステージ
大空「この2戦目だったんですけど、1戦目も勝利して、2戦目も勝利できたのは非常に励みになります。この先もまだまだ手強い選手がいるんですけども、この調子で勝ち進んでいきたいと思います」
◎月山バックステージ
——初戦を落としたが。
月山「悔しいです。もっとできると思いましたー(涙)。悔しいです!」

——10分間でというルールだったが。
月山「10分間で、もっとスタミナがあると思ったし、もっとダメージ与えられると思ったし、悔しいです」
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<4点>(1−0)向後桃<2点>
①○稲葉(9分54秒、Tロック)向後●


公式戦初日を終え、Aブロック首位となったのはJUST TAP OUTの稲葉ともか。得意の蹴りを封印し、塚田しずくを相手に3ギブアップを奪い、勝ち点3を獲得している。対するは、アクトレスガールズの向後桃。向後は初戦で後輩・三浦亜美を相手に1フォール、1ギブアップの勝ち点2という状況だ。

試合はバックの取り合いから向後がグラウンドに持ち込む。主導権争いからリストロックの取り合いに。稲葉がヘッドロックで捕獲する。これを脱出した向後が串刺し攻撃をかわしてアームホイップ、低空ドロップキックを放って足攻めを展開。足4の字固めで捕獲する向後。逃げられるとアキレス腱固めに移行する。

これもなんとかブレイクした稲葉が小刻みエルボーから走る。だが、向後がドロップキックで迎撃。キックアウトされるとドロップキック2連発。カウント2。
思わぬ劣勢を強いられた稲葉だったが、カニばさみで流れを変えると、ヒザへのエルボードロップで反撃にかかる。そしてアンクルホールドへ。そしてレッグロック、ヒザへのエルボードロップと足攻めでやり返す。

残り3分となるなか、稲葉がリバース・インディアンデスロック。なんとか向後がロープ。すぐに走る稲葉に向後がカニばさみ、619を敢行。これをキャッチした稲葉がアンクルホールドで捕獲する。これも向後がロープ。
残り1分となり、稲葉が正拳突きをボディーと喉元にそれぞれお見舞い。キックアウトされるとヒザ十字へ。耐えられると、Tロックで捕獲し、ギリギリのところでギブアップを奪った。
◎バックステージ
——2勝目おめでとうございます。
稲葉「ありがとうございます。向後桃選手は、自分にはない手足の長さ。手足が長いんで、その長い手足をどう使ってくるのか、凄く楽しみだったんですけど、いやー、やっぱり足攻め、効きましたし、何より一番ドロップキックがすっごく効きましたね。あの長い足でドロップキックされてちょっと危なかったんですけど、足関節に関しては自分に勝てると思わないでほしいですね」

——勝ち点1しか取れなかったことは?
稲葉「そうですね。2、3点は取れるかなって思ってたんですけど、まあちょっと自分が甘くみてたかなって思うんですけど、まあ勝ちは勝ちですし、大事な1点取れたのでよかったと思います」
◎バックステージ
向後「なんか初戦で稲葉さんが塚田さんから3点取ってるので、ここで私が稲葉さんより多く点を取って、ひっくり返したかったんですけど…。私、初戦2点なので、逆に取られてしまって凄く悔しいです。本当に…」

——残り1試合。

向後「残り1試合ですね」

——かなり厳しくなったが。
向後「でも諦めてないんで、絶対残り1試合で私が大量得点して、ヤングで優勝したいと思います」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
三浦亜美<4点>(2−0)塚田しずく<0点>
①○三浦(3分27秒、エビ固め)塚田●
※塚田の丸め込みを切り返して
②○三浦(6分32秒、コンバイン)塚田●


CATCH THE WAVE初参戦となったwave待望の新人・塚田しずくだが、初戦の稲葉ともか戦ではフォールを奪うことはできずに0点という厳しい状況。一方の三浦亜美(アクトレスガールズ)は、試合前の段階で2点を獲得しており、一つ前の試合で、稲葉が4点となったため、この試合では最低でも2点はゲットしたいところだ。

開始と同時に塚田がドロップキックで飛び込んで行く。これを払い落とした三浦が馬乗りに。塚田が形勢を入れ替えカウント2。スクールボーイはニアロープ。すぐに塚田はドロップキックで追い打ちをかけるも、ロープまで飛ばされた三浦がその反動を利用して豪快なショルダータックル、ボディースラムでやり返す。カウント2。
勢いに乗る三浦は串刺しボディーアタックで飛び込んで行くも、寸前でかわした塚田がドロップキックを連発。カウント2。痛苦ボディースラムを返されると、すぐに弓矢固めへ。耐えられるとヘアーホイップ2連発につなげる。

劣勢の三浦だったがボディースラムで反撃。逆エビ固めを狙うが、切り返した塚田が馬乗りエルボー。三浦もやり返す。さらに塚田がやり返し、丸め込みへ。切り返した三浦が力技で押さえ込んで、まずは3カウントを奪った。

試合は続き、三浦がボディースラム3連発。カウント2。串刺しボディーアタック、ショルダータックルでカウント2。逆エビ固めへ。なんとかロープ。三浦はリング中央に塚田を戻して、もう一度、逆エビ固めへ。これも塚田がブレイクする。走る三浦を塚田が足をすくってストンピング。ロープに走るも、三浦も追走式ボディーアタック。カウント2。
ならばと塚田は小刻みにエルボー。キックアウトした三浦も逆水平チョップで応戦していく。これはカウント2。そこからコンバインへとつなげると、これで塚田がギブアップ。

塚田はドロップキックで反撃にかかる。三浦にボディースラムに、塚田もボディースラムで応戦するが、カウント2止まり。エルボーの打ち合いから、塚田が腕固めへ。これは三浦がロープ。三浦のボディースラムもカウント2止まり。
ここで塚田はドロップキック5連発。だが、スタミナを消耗してしまった塚田に三浦がアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲。なんとか耐えきった塚田がエルボーでやり返したところで10分が終了した。
◎バックステージ
——2勝目となったが。
三浦「やっぱり彼女はいま一番焦っているんじゃないかと思うんですよ。前回も3点取られて、0点だったので、ここから絶対私に負けたくないっていう気持ちでくると思ったので、手強かったです」

——トップ(稲葉)にならんだが。
三浦「やっと並べました。もう次は稲葉さんとのシングルなのでそれに向けて頑張りたいと思います」
◎バックステージ
——三浦戦を終えて。
塚田「本戦に上がりたかったので、1点でも3点取れたので、取りたかったんですけど、ぜんぜんダメでした…」

——腕を攻めていたが、練習した?
塚田「咄嗟で覚えてないです」

——残り1試合となるが。

塚田「まだ本戦に出たいというのは諦めてないんですけど、とりあえず1点をとって終われるように、成長したっていうのを見せられるヤングブロックにしたいと思っています」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<1点> (1−1)柳川澄樺<2点>
①○Yappy(6分38秒、片エビ固め)柳川●
※ファイナルカット
②○柳川(8分18秒、鎌固め)Yappy●

P’sParty所属のYappyはこの日が初日。すでに初戦を消化しているJUST TAP OUTの柳川澄樺との対戦となった。柳川は、初戦の大空戦に敗れはしているが、1点を獲得している状況だ。

まずはロックアップ。フィジカル的にまさるYappyが一気に押し込む。そして胸元にダブルチョップで、ご挨拶。
続いてリストロック、ヘッドロックの取り合いとなる。柳川がコーナーホイップ。突進するも、Yappyが強烈ヒップで迎撃する。さらにヒップバットから串刺しヒップアタックでカウント2。

エルボーの打ち合い挟んで、柳川が払い腰を2連発。カバーはカウント2。Yappyも柳川をコーナーにセットし、ボディーアタックでカウント2。起き上がれない柳川にヒップドロップで追い打ちをかける。
劣勢を強いられる柳川だったが、ヘッドバットからドロップキック2連発。カウント2。Yappyもハーフスラムバスターからヒップバット、ランニング・ヒップアタックで飛び込む。これは未遂となるも、すぐにブロンコバスターを敢行。ギロチンドロップを投下する。キックアウトされるも、速攻ファイナルカットにつなげて3カウント。

試合は続く。柳川もドロップキック2発で反撃にかかる。スピンキック、フェースクラッシャー、CRBへ。これはYappyがロープ。ならばと鎌固めで捕獲し、ギブアップを奪った。
1対1の状況のなか、Yappyがショルダータックル。柳川も串刺し式のコンテンポラリーキックでカウント2。走る柳川を担ぐYappy。だが柳川が回転エビ固めに切り返す。残り1分からYappyがボディーアタック。ヒップドロップでカウント2。焦るYappyだったが、柳川も粘り、時間を迎えた。
◎バックステージ
——ドローという結果だったが。
柳川「Yappy選手とははじめて対戦した相手だったんですけど、すごいパワーのある選手で一つひとつの技の重みが強くて返すのが精一杯なところがあって、自分なりにあんまり攻めきれなかったなというのがすごい悔やまれます。まだ次、最終戦、残っているのでそこで勝ち点を多くとって決勝にいける望みはあると思うので、しっかりと点数を稼いでいきたいと思います。ありがとうございました」
◎バックステージ
——初戦、引き分け。
Yappy「はい。ドローだったので、私勝ちそうと思ったのに。このリーグ戦で一番年上だから、私の力をみせたい。みんなYappyは年上だからプロレスやれるからみんなに見せて、次は絶対勝ちます。赤ん坊たちに負けないです」

——10分間という試合形式は?
Yappy「はじめてこのルールはやりました。大変ですね。たぶんみんなのパワーの試合ですね。たぶんYappyはみんなよりパワーがあるから、勝たなきゃならないです」
◎全試合終了後の大空バックステージ
——現在Bブロックは大空選手が4点でトップとなったが。
大空「このまま勝ち点取りまくって、優勝目指していきたいと思います。初勝利から今回も勝って、流れに乗っているので絶対優勝目指して頑張ります!」

——残りはYappy選手だが、試合を見てどう?
大空「試合を見てパワフルな感じなので、担がれないように、隙をみたら丸め込んでいきたいと思います」

——初勝利からリーグ戦優勝へ?
大空「そのまま優勝できれば自分の自信につながりますので、このまま優勝目指して突っ走りたいと思います」
2021.05.15

「Saturday Night Fever 21 May.」

◎オープニング
今大会よりCATCH THE WAVE 2021のYOUNGブロックが開幕。まずはYOUNGにエントリーした選手たちによる入場式がおこなわれ、三浦亜美、柳川澄樺、稲葉ともか、大空ちえ、向後桃、月山和香、塚田しずくが登場(Yappyは5・18蕨からの参戦となるため欠席)。それぞれの50万円の使い道は以下。

三浦「引越費用にあてたいと思います」

柳川「道場に冷暖房がないので、冷暖房付けたいと思います」

稲葉「いつもお世話になっているTAKAみちのく代表に、おいしいご飯を食べさせてあげたいと思います」

大空「自分のグッズ製作にあてたと思います」

向後「前から飼いたかった豆柴ちゃんと飼います。名前は豆大福です!」

月山「団体への賄賂に使いたいと思います」

塚田「コスチュームを作りたいと思います」

Yappy「二輪車免許をとって、単車を買います」(野中美智子リングアナが代読)

なお、YOUNGブロックは、Aブロック(三浦、稲葉、向後、塚田)とBブロック(Yappy、柳川、大空、月山)の2ブロック制で争われる。今大会(5・15新木場)含め、5・18蕨、5・25蕨、5・28蕨の4大会でリーグ戦をおこない、試合はすべて10分間勝負。通常のプロレスルールで、場外カウントは10カウント、10分間に何回フォール、ギブアップを取っても試合は続行される。各ブロックで一番、フォール数の多い選手が決勝進出となり、同点の場合は、再度同点者同士で試合をおこない勝利した選手が決勝進出となる。優勝決定戦は5・28蕨。決勝戦のみ時間無制限1本勝負。優勝者には小波女の称号と、優勝賞金50万円が与えられ、6・1新宿大会から開幕するCATCH THE WAVE 2021の本戦に出場する権利が与えられることがアナウンスされた(広田ブロックにエントリー)。
1、チャレンジwave(10分間勝負)
桜花由美(3-0)月山和香
①桜花(2分33秒、ブラディーEX)月山
②桜花(3分20秒、体固め)月山
※ビッグブーツ
③桜花(8分39秒、体固め)月山
※カカト落とし


YOUNGブロックにエントリーしている月山和香が登場。この日は公式戦がなく、桜花由美の胸を借りる。

月山はリングに上がるなり、マイクを握り、「私はYOUNGで勝ちたい! 桜花選手から1フォールでも取ったら、小波女になれると思う。お願いします!!」と、今年のYOUNGブロックの公式ルールである10分間勝負を桜花に提案。その熱意を受け止めた桜花が「オッケー」と快諾し、ゴングとなった。
ロックアップから桜花が押し込む。続いて手四つの力比べ。月山が足を踏んでドロップキック8連発。返されると、小刻みにエルボーを放っていく。改めてドロップキックを放つが、払い落とした桜花がブラディーEXへ。早々に月山はギブアップ。桜花が1本を先取した。
試合が再開され、月山は嘘泣き。桜花を油断させたあと持参した槍で突く。しかし、2度目は桜花も蹴り落とす。そして月山にビッグブーツのお仕置き。これで3カウントを奪う。

あっという間に2本を取られてしまった月山。桜花に変形サーフボードストレッチを仕掛ける。串刺しドロップキックでカウント2。5分経過。桜花がボディースラムで叩き付ける。キックアウトされると、コーナーホイップ。すぐさま串刺しビッグブーツにつなげる。返されるとバックドロップを狙うが、切り返した月山がカウント2。クロスボディー4連発で反撃にかかる。パロスペシャルで捕獲したあと、スクールボーイ、オクラホマスタンピード、回転エビ固めでカウント2を量産していく。
桜花もスタンガンで形勢逆転。ビッグブーツでカウント2。カカト落としで3カウントを奪った。
桜花はなおも攻撃の手を緩めず。ブレーンバスターを狙うが、これを首固めに切り返す月山。キックアウトした桜花がすぐにビッグブーツでやり返す。残り1分のコール。もう一発ビッグブーツを叩き込む桜花。これを執念で返す月山。ならばと桜花は垂直落下ブレーンバスターを敢行。続くビッグブーツもたたき込むが、月山が返したところでゴングが鳴らされた。

試合後、桜花は「月山和香…選手、自分で起きろ、体を起こせ。キャッチに出るんでしょ? 今日は1本も取れなかったけど、キャラがなくてもアンタ、小波女になれる素質持ってるんじゃない? だから本戦に上がってきて、一緒に決勝で闘いましょ!」と月山の健闘を称えた。
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
三浦亜美<2点>(2ー2)向後桃<2点>
①向後(5分45秒、変形腕固め)三浦
②三浦(7分20秒、コンバイン)向後
③三浦(8分12秒、片エビ固め)向後
※アバランシュホールド
④向後(8分58秒、エビ固め)三浦
※ウラカンラナ


いよいよCATCH THE WAVE 2021が開幕! 今年は、三浦亜美vs向後桃のアクトレスガールズ対決で幕開けとなった。

クリーンな握手から三浦がショルダータックル6連発。早速、向後をコーナーホイップするも、向後が切り返してアームホイップ。アームロックで捕獲する。三浦がロープ。
攻守が入れ替わり向後はショルダー・アームブリーカーを連発。そして串刺しドロップキック、正調ドロップキックでカウント2。三浦もエルボーでやり返そうとするが、向後の腕攻めが効いており、力が入らない。

このチャンスに向後はドロップキック、ワキ固めにつなげる。なんとか三浦がロープ。すぐに走る向後だったが、三浦がショルダータックルで迎撃。逆エビ固めへ。なんとか向後がロープ。
反撃に転じた向後が腕を取っていく。変形腕固めに移行し、ギブアップで先制。すぐに試合が再開され、向後は再び腕攻めへ。三角締めに捕らえたが、三浦は担いで脱出。そして、串刺しボディーアタックでやり返す。キックアウトされると逆エビ固めへ。今度は向後がロープに逃れる。
ならばとショルダータックルを放つ三浦。キックアウトされるとそのままコンバイン(抱え込み式逆エビ固め)へ。向後からギブアップを取り返した。さらに三浦はアルゼンチン・バックブリーカー、アバランシュホールドで3カウント。2対2のイーブンに持ち込む。

今度はパワーボムを狙う三浦だったが、向後がウラカンラナで取り返す。残り時間が少なくなるなか、再び三浦はコンバインへ。向後がなんとかロープ。もう一度、三浦はアルゼンチン・バックブリーカー。これを丸め込みで返す向後だったが、カウント2止まり。すぐに走る三浦に向後がドロップキックを放って10分が終了となった。
◎バックステージ
向後「今回、同じ団体の後輩の子と、三浦亜美選手と闘ったんですけど、いやー、やっぱり強くて、悔しいけどすごく強かったです。でも、私が本当は取りたかったです。ですけど、ギリギリで引き分けてしまいました」

——変則ルールだったが。
向後「そうですね、はじめてで、スリーが入ってもギブアップしてもその次があるっていうルールは、本当にはじめてで、すごく大変で、すごく体中、痛くて本当に大変だったんですけど、でも面白かったです。こんなルールで試合したことないので」

——YOUNGでライバル視してる選手は?

向後「同じ団体の後輩には一番負けたくないと思っていて、今日一つでも多く取りたいと思ってたんですけど、三浦選手です。頑張ります」
◎バックステージ
三浦「すごく緊張しました。やったことのないルールで、フィニッシュが決まってもずっと続けなきゃいけないというのが、本当に…次、技どうしようみたいに迷いそうになってすごく緊張しました」

——対戦相手は先輩だったが。

三浦「そうですね、向後桃さんとは練習でも一緒にしてるので、お互い手の内をわかりあってると思ってたんですけど、結構、最後、はじめて入られたような丸め込みとか、ウラカン?に入られたりとか、ビックリしました」

——YOUNGでライバル視してるのは?
三浦「同じブロックの稲葉ともか選手ですかね。今日しずくさんとの試合を見て貫録がすごい。YOUNGなのにすごく貫録があって、自分パワー系だけど、まだあの余裕がないので、すごいああいう感じの余裕のあるというかっていうかそういうのが凄い。(今日は)私のパワーで、余裕で勝てると思ったんですけど、向後さんに負けてしまって、負けてないわ。ドローだわ。そうですね。(意識するのは)稲葉ともか選手です」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
大空ちえ<2点>(2-1)柳川澄樺<1点>
①大空(7分5秒、エビ固め)柳川
※丸め込みの応酬から
②柳川(7分53秒、体固め)大空
※スピンキック
③大空(8分43秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)柳川


PURE-Jからの唯一の参戦となった大空ちえと、JUST TAP OUTの柳川澄樺が対戦。握手を求める大空だったが、柳川が拒否してゴングを迎える。

ロックアップから大空がリストロック。柳川も取り返す。柳川はコンテンポラリーダンスで培った柔軟性を活かしたムーブメントで観客を魅了。そしてヘッドロックで絞り上げたあとフライングメイヤー。サーフボードストレッチへ。耐えられるとストンピング、フライングメイヤーからダイナミックなヒップトス2連発。ボディースラムで叩き付ける。
一方、大空もモンゴリアンチョップで隙を作ると低空ドロップキックでやり返す。そして、拝み渡りへ。アームホイップにつなげる。

フォアアームの打ち合いから柳川がフェースクラッシャー、変形鎌固めへ。5分経過。なんとか大空がロープ。すぐに走る柳川だったが、大空がカウンターのドロップキック、セカンドからのドロップキックでカウント2。
ならばと柳川はスピンキック2連発をお見舞い。カウント2。大空も首固めでやり返す。キックアウトした柳川はバックエルボーから大空をロープに飛ばすも、大空が回転エビ固めに切り返す。ここからエビ固めの応酬となり、大空が強引に押さえ込んで1本目を先取。
試合が再開され、柳川は串刺し式のスピンキック、フェースクラッシャー、スピンキックと猛攻。3カウントを奪い返し、1対1のイーブンに持ち込む。
大空もすぐに丸め込むがカウント2。柳川が小刻みエルボー、大空もやり返し得意のフィッシャーマンSHにつなげて3カウント。
続く大空はジャンピング・ショルダー。キックアウトされるとワキ固めへ。柳川がロープに逃れたところで残り30秒。柳川が最後の反撃。小刻みエルボーからヘッドバット。ボディースラムでカバーするも、ここで10分のゴングが鳴らされた。
◎バックステージ
大空「柳川選手と初対戦だったんですけど、蹴りとかすごい強烈だったんですけど、やっぱり受けたくなかったので、必死に食らいつくしかなかったので、諦めたくないという一心のみで動いてました」

——変則ルールだったが。

大空「そうですね、何もかもがはじめてだったので、1本とっても何も安心できなかったので、次、次と思ったんですけど、最後の最後はフィッシャーマンで取りたかったので、絶対これで取るっていう気持ちだったので、フィッシャーマン最後に出させていただきました」

——YOUNGでライバル視するのは?

大空「みなさんですね。全員に勝って優勝目指したいと思っています。で、自分、いままで勝利したことがなかったので、これ初勝利あげられたことが何よりうれしかったです」

——50万円の使い道は?

大空「自分、グッズが出せてないので、そちらの製作費用にあてたいと思います」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<3点>(3-0)塚田しずく<0点>
①稲葉(6分42秒、アンクルホールド)塚田
②稲葉(7分52秒、変形アンクルホールド)塚田
③稲葉(9分57秒、Tロック)塚田


wave4・1新宿でデビューした待望の新人・塚田しずく。YOUNGブロックにエントリーした選手のなかで、塚田はもっともキャリアの浅い選手となる。初戦の相手は、JUST TAP OUTの稲葉ともか。空手技を得意とする実力派だ。
序盤は慎重な滑り出し。組み合いながらも、主導権を争う両者。まずは塚田がスピニング・トーホールド。稲葉も取り返しリストロック、ヘッドロックで絞り上げる。グラウンドに持ち込むが、塚田がフォールに持ち込む。カウント1。
今度はロックアップから稲葉がヘッドロックへ。ショルダータックル、ボディ-スラム3連発で攻勢。

だが、4 発目は塚田も回避し、ドロップキック。ボディースラムでやり返す。キックアウトされるとボディーシザースで絞り上げる。耐えられると低空ドロップキックで追撃。正調ドロップキックを放つが、稲葉が払い落としてストンピング。
攻勢に転じた稲葉はヘッドロック、ヒザへのエルボードロップで反撃にかかる。足攻めを展開していき、リバース・インディアンデスロックからアンクルホールドへ。しっかり極めて、まずはギブアップを奪ってみせた。
試合が再開され、塚田はエルボーでやり返す。弓矢固めを狙うが、稲葉が回避し、アンクルホールドからの変形バージョンへと移行。これも塚田がギブアップ。

2本をリードされた塚田だったが、意地を見せる。丸め込みを連発するもいずれもカウント2。稲葉がコーナーに振るも、切り返してドロップキック。カウント2。
残り1分から稲葉が正拳突き2発。カウント2。ヒザ十字で捕獲する。そしてアンクルホールド、Tロックに移行。残りわずかながらも、塚田がギブアップし、稲葉が3ポイントをゲットした。
◎バックステージ
稲葉「初の出場決定したからには、狙うは優勝。まあ、でもTAKAみちのく代表から教えてもらった技術やら、優勝して当たり前だと思っているので、あとは先、もっともっと前に進んで、狙うはYOUNGではなく、CATCH THE WAVE優勝ですね」

——今日の相手は?

稲葉「4月1日にデビューしたばかりで、うーん。まあ自分は蹴りを使うファイトスタイルなんですけど、蹴りを使うまでもないかなって思いましたが、気持ち強いですね。負けたくない勝ってやるという気持ちが強かった。まあでも3-0で自分が勝ったので、このあと2試合、頑張っていきたいですね」

——YOUNGブロックで意識する選手は?

稲葉「みんなキャリアが変わらないので、うーん。みーんな…ですけど、とくに三浦亜美選手はちょっと気をつけたいなと思いますね」

——なぜ?
稲葉「大きいですし、結構、よく聞く名前だなってところですかね」
5、スクランブルwave(30分1本勝負)
△旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃&野崎渚(時間切れ引き分け)門倉凛&青木いつ希&高瀬みゆき△


メインイベントは6月1日から開幕するCATCH THE WAVE本戦に出場する選手たちによる前哨戦ともいえる6人タッグマッチ。

先発は野崎vs門倉。手四つの力比べで組み合うも、青木&高瀬が乱入。早々に野崎に焦点をしぼり、張り付けドロップキックを高瀬→門倉でお見舞い。ドロップキックが苦手な青木はボディーアタックで飛び込んで行く。続く門倉のドロップキックに野崎も応戦。そこに、なぜかレジーナ広田もドロップキックで飛び込んでいく。これに青木も触発されドロップキックを試みるが、飛距離が足らず…。
改めて野崎vs門倉。野崎のハーフハッチはカウント2。顔面バーン!からトレイン攻撃につなげ、宮崎が串刺しボディーアタック、広田がボ・ラギノール、野崎が串刺しビッグブーツで飛び込む。カウント2。
続いて宮崎が出ていき、門倉にはずかし固めの体勢。青木&高瀬が助けに入り、どさくさ紛れに広田をセットする。宮崎が気付いて、広田を放り投げる。改めて宮崎は門倉にはずかし固め! 完璧に決まるも、すぐに青木が救出する。怒った門倉がドロップキックでやり返して、青木にチェンジ。

宮崎と青木は、ショルダータックル合戦。豪快な肉弾戦が繰り広げられるも、宮崎が意表を突いたカニばさみ。そして、広田を青木に投下しようとしたが、これは未遂。逆に青木が広田に大外刈りを放って高瀬にチェンジとなる。
高瀬は広田をコーナーに逆さ吊り。トレイン攻撃を浴びせていく。一方、広田も高瀬にネックブリーカードロップを放って、ロメロスペシャルを狙うが持ち上がらない。すると広田は観客に向かって「お前らな、あおるだけあおって! できると思ってあおったな。ああ、できねーよ!」と逆ギレ。それでも、もう一度ロメロスペシャルの体勢。今度は宮崎&野崎が助っ人に入り完成させる。
耐えられるとロープに飛ばすも、高瀬がドロップキックを放って門倉にタッチ。

門倉はドロップキック、ボディースラムにつなげる。カウント2。フライングメイヤーから低空ドロップキックでカウント2。広田もフライングメイヤーから耳元への大声で反撃。そして滞空時間の長いボディースラムを狙うが、耐えきれず倒れ込む広田。門倉がカバーしカウント2。
すぐさま門倉はグラウンド卍固めへ。耐えた広田がフェースクラッシャーでやり返して、高田純次へ。これを門倉が迎撃すると、広田は「そんなんじゃ上にのぼれねーよ。余裕ねーんだもん。私は高田純次で頂点のぼったヤツ知ってるぞ。なあ野崎!」と振るも、野崎は「高田純次で頂点なんかとってません」とキッパリ。

試合が再開され、安心した門倉がネックブリーカーを放って串刺し攻撃へ。続く青木の串刺しエルボーは門倉に誤爆してしまうが、ここから門倉&青木の連係が決まる。
続く高瀬は逆水平チョップを広田に連発。串刺し攻撃を狙うが、かわした広田がフェースクラッシャー。高瀬もやり返していく。ロープに飛ばすも、広田がトペ・レベルサで形勢逆転。すかさずボ・ラギノールでお仕置きする。そこから広田は拝み渡りへ。ロープを揺らされ転落すると、高瀬が突っ込む。これをかわした広田。高瀬が場外に落ちると、トペ・スイシーダを狙う。だが、これも失敗。

リングに戻って攻守が入れ替わる。高瀬がセカンドからのギロチンドロップを投下する。だが、さきほどまでのボ・ラギノールが効いており、高瀬、悶絶…。それを見た広田がダメ押しのボ・ラギノール。
すかさず宮崎が出ていき、高瀬をコーナーホイップ。だが、高瀬もブーメラン・ドロップキックに切り返す。宮崎もラリアットで応戦。カウント2。

続く野崎は高瀬にストンピング。スリーパーで捕獲する。ケンカキック、おしゃれキックにつなげる。この高瀬の劣勢に、門倉が加勢に入る。門倉のトラースキックから高瀬のスタナーが決まる。
ようやく交代となり、青木が串刺しラリアット、フェースクラッシャー、ダブルニードロップと逆襲。エルボーのラリーから走る青木。野崎がビッグブーツで迎撃する。今度は野崎が走るも、青木がラリアット。カウント2。

ならばと野崎がスリーパーで捕獲すると、青木がコーナーに叩き付けて脱出。串刺しラリアットを決めると、門倉がキャノンボールで飛び込む。そして、青木のセカンドロープからのボディープレスと波状攻撃。なおも走る青木だったが、キャッチした野崎がドルミルへ。これは高瀬がカット。野崎のノアールランサーはカウント2。
続く広田はシャイニング・ウィザードを敢行。広田のバックドロップもカウント2止まり。門倉のドロップキック、高瀬のギロチンドロップ、青木のラリアットが決まる。カウント2。ならばと広田はへな拳、ボ・ラギノール、へなーらサンセットと波状攻撃。そこから夜叉ロックの体勢に入る。

これを回避する青木。逆に青木はパワーボム。門倉のダイビング・フットスタンプを挟んで、ダイビング・ディープレスを投下する。カウント2。続く高瀬のドロップキック、野崎のビッグブーツ、門倉のトラースキックはいずれも広田に誤爆していく。フラフラになった広田のふらふらどーんは青木に決まる。カウント2。

トリプル攻撃を狙う門倉&青木&高瀬だったが、宮崎がクロスボディーで迎撃してみせる。そして青木を捕獲すると、野崎がおしゃれキック。宮崎がムーンサルト・プレスを狙うが、青木が場外に落として、門倉がプランチャ・スイシーダ。リングに戦場を移し、青木が張り付けラリアットにつなげる。続くラリアットはカウント2。ならばと門倉がミサイルキックで追撃。DDT、低空ドロップキックでカウント2。

残り5分となり、宮崎が投げっぱなしジャーマン。コーナーに向かうも、門倉がまたもや突き落とす。そして、プランチャを狙うが今度は広田が足止め。野崎の雪崩式ブレーンバスターと宮崎のパワーボムの合体技が決まる。そして、宮崎は「今度こそ!」とムーンサルト・プレスを投下。しかし、寸前でかわした門倉がウラカンラナ。キックアウトされるとトラースキック、逆打ちを狙うが、宮崎もえびす落としに切り返す。

野崎はビールマンキック、ザキゴエで追撃にかかる。残り3分からノアールランサーでカウント2。野崎が門倉を捕獲すると、広田がスワンダイブの体勢。だが、広田は転落し未遂に終わる。

高瀬が出ていき、野崎に逆水平チョップをお見舞い。ラリアットでカウント2。パワースラムから高瀬が変形グラウンド卍固めへ。耐えられると、高瀬はカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。

今度は野崎がビッグブーツで反撃。高瀬もショートレンジラリアットでやり返す。野崎がカウンターのビッグブーツ、低空ドロップキックからノアールランサーでカウント2。もう一発狙ったが、高瀬がかわしてドローとなった。
◎エンディング
広田「とりあえず、みなさん30分間お疲れさまでした。YOUNGで若い感じのヤツ見せつけられて、本戦の私たちはな、これくらいの意地、見せないとな。もう1ミリも体力が残ってないから、あのー、GAMIさんがいよいよキャッチ本戦の詳細発表してくれますので、GAMIさん、ヒザ大丈夫ですか? リングに上がってください」

二上美紀子会長「全試合いっぱいいっぱいやってみました。っていうか、予定になかったよ。アンタらが頑張りすぎたから。こんなオバさんたちでもこれくらい一生懸命、汗かいてくれたら、ホンマにヘロヘロ。YOUNGもこれくらい動きましょう。みなさん頑張ってくださいね。CATCH THE WAVEの本戦のブロック分け発表したいと思います。その前にですね、各ブロックの名前をまず発表していただきましょうかね。桜花さんから」

桜花「えー、私のブロック名は、ジェラシー・ブロックです。まあ、あとでメンバーを聞いたらわかるので」

宮崎「私のブロック名は、コンプライアンス・ブロック」

野崎「私は、この試合でもみなさん見てくれたと思うんですけど、打って、打って、打ちまくっていきたい気持ちを込めて、ガトリング・ブロックにしたいと思います」

広田「私のブロックだけもうアーカイブに残っていないYouTubeで発表はしてあるんですけど、潜在能力とか、これからの未来という意味があります。ポテンシャル・ブロックにします」
二上会長「じゃあ、発表します。桜花さんのジェラシー・ブロックいきます。渡辺智子さん、米山(こめやま)香織さん、YAKO。既婚者が2人も入っております。次、行きます。宮崎ブロックです。コンプライアンス・ブロック=宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、梅咲遥、門倉凛。野崎のガトリング・ブロック=野崎渚、SAKI、青木いつ希、優宇。広田のポテンシャル・ブロック=旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき、YOUNGの優勝者がここに入ります。もう一度説明しておくと、ブロック優勝は各賞金50万円。優勝された人は、波女の称号とレジーナへの挑戦権と、100万円が手に入ります。では、みなさん頑張ってください。以上。誰が締めます? やっぱレジーナが?」
広田「頂点である私が締めさせていただきます。みんな私のベルトを争うブロックがはじまります。今日からYOUNGがはじまりました。見ていただいた方、配信をご覧になってる方、わかると思いますが、この世の中で、この状況の中で、こういうブロックという続きのある闘いがはじまるということのリスク、それを応援するというリスク、高いなか、みなさん理解あると思うんですけど、それを続けられるように最後まで誰一人、脱落することなく、ケガとかでね、大会も中止になることなく、続けていけるよう私たちも精一杯、頑張りますので、みなさんも最後まで応援よろしくお願いします。まずはYOUNG、今日も見て頂いたように、いまこそ若い何も飾り気のないガムシャラな闘いが必要だと思います。そして私たちもいぶし銀の本戦に突入していきます。今日はもうオバちゃんたち頑張っただろ、ほらみんな中央に集まって締めようぜ。30分闘いきったことを褒め称えようぜ! な、頑張ったよな。それでは、みなさん。心の中で拳を突き上げていただきまして、叫びましょう。これが、waveだー!」
2021.05.01

「NAMI☆1~May.~21」

日時
5月1日  土曜日
観衆
142人(札止め)
場所
◎オープニング
今大会は第2試合の塚田しずくvs米山香織を除いて、全カードが入場時のテーマ曲で判明する、という“ドキドキわくわくサプライズ大会”となることを、野中美智子リングアナウンサーが発表。参戦選手として、桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚、優宇、桃野美桜、門倉凛、高瀬みゆき、青木いつ希、向後桃、稲葉ともか、三浦亜美の名前を読み上げ、大会がスタートとなった。
1、艶やかwave(20分1本勝負)
○桜花由美&野崎渚(18分49秒、片エビ固め)向後桃●&三浦亜美
※ビッグブーツ


一人ずつの入場となり、三浦亜美、向後桃、野崎渚、桜花由美の順で入場。カードはwaveの桜花&野崎と、アクトレスガールズの向後&三浦のタッグマッチとなることが判明。

先発は桜花vs向後。ロックアップから桜花が押し込む。続いて手四つの力比べ。そこからリストロック、ヘッドロックに切り返す向後。桜花がコーナーホイップすると、向後はセカンドロープに飛び乗り、回避。だが、そのあとのドロップキックはかわされる。
野崎vs三浦に移行。野崎がヘッドロック。三浦がロープに飛ばすも、野崎がショルダータックル。三浦もアームホイップからショルダータックルでやり返し、滞空時間の長いボディースラムで叩き付ける。
続いて向後が野崎に首投げを連発。野崎も攻勢に転じると、コーナーに押し込みブレイジングチョップを連発する。そしてコーナーホイップから串刺しビッグブーツを狙うが、これを寸前でかわす向後。そして、野崎のヒザをロープに固定しドロップキック。ボディースラムの体勢に。これは野崎が堪えてストマックブロックに切り返す。
劣勢の向後だったが、小刻みにフォアアーム。受け止めた野崎がハーフハッチ、スリーパーへ。これを向後がチンクラッシャーで脱出。なおも野崎がスリーパーで捕獲する。コーナーに叩き付けてようやく脱出した向後が串刺しドロップキックにつなげる。アームホイップ、低空ドロップキックを放って三浦とタッチ。
三浦は野崎に串刺しボディーアタック、ショルダータックルで反撃にかかる。そしてアルゼンチン・バックブリーカーの体勢へ。堪える野崎に三浦が逆水平チョップ。野崎もブレイジングチョップでやり返す。

野崎が打ち勝ち、wave勢がトレイン攻撃。続く野崎のおしゃれキック、ビッグブーツはカウント2。10分経過。ミサイルキックもカウント2止まり。
続いて桜花が出ていきダイビング・サンマドロップでカウント2。変形ポキで三浦の顔をかきむしる。Tommyレフェリーが「アクトレス!」と厳重注意。なんとか三浦がロープ。

今度はショルダータックルの打ち合いとなるが、これは互角。最終的には三浦が制して抱え込み式逆エビ固めへ。アルゼンチン・バックブリーカーにつなげる。
ならばとwave勢はダブルのクローズラインの体勢。これを三浦がかいくぐり、アクトレスガールズでドロップキック。

向後がドロップキックからボディースラムの体勢。踏ん張った桜花が逆にスラムで叩き付ける。カウント2。串刺し攻撃を狙うが、かわした向後が旋回式ボディーアタック。ボディースラムで応戦。さらにドロップキックを放つが、桜花もすぐにビッグブーツでやり返す。
向後は619からスワンダイブ・ボディーアタックを敢行。三浦のアバランシュホールドを挟んで、ラ・マヒストラルへ。カウント2。
桜花の劣勢を見かねた野崎が向後にフェースバスター、三浦にビールマンキックをお見舞い。復活した桜花が垂直落下ブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返す向後。キックアウトした桜花がビッグブーツ。走る桜花に向後がドロップキック。今度は向後がロープに走るが、桜花がスタンガンで迎撃しケンカキック。さらに桜花&野崎でダブルのキックを見舞う。改めて桜花がビッグブーツで飛び込むと、なんとか返す向後だったが、すぐに桜花がダメ押しのビッグブーツを叩き込み勝利を収めた。
◎試合後のマイク/ヤングブロック最後の出場者が決定!
試合後、桜花がマイクを取る。

桜花「向後桃、かわいい顔して、気が強くて、生意気でいいじゃん。5月15日から今年のwaveのCatch the WAVE2021がはじまります。ヤングブロック、まだ一枠、残ってるんだよねぇ。かわいい顔して、口から血を出してる、向後桃選手! Catch the WAVEのヤングブロック出場しませんか?」

向後「ぜひよろしくお願いします!」

桜花「キミのその性格の悪いところ(向後が食ってかかる)、悪かったよね? 悪い、悪い。ヤングブロックで優勝して本戦に上がってきてください。三浦もな、上がって来いよ。それではCatch the WAVEヤングの最後の一枠、向後桃選手に決定しました。よろしくお願いします」
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○米山香織(8分55秒、後方回転エビ固め)塚田しずく●


米山香織がPURE-J認定無差別級王者だった場合は、タイトルマッチとしておこなわれる予定だったこのシングルマッチ。米山がPURE-J4・11板橋でライディーン鋼にベルトを奪われたため、通常のシングルマッチに。
スタートは互いに慎重モード。ファーストコンタクトを終えると、米山が「はじめまして。力で勝負だ!」と力比べを挑むが、組んだ瞬間、塚田の足を踏みつける。塚田もひるまずドロップキックでやり返す。お転婆ダッシュから弓矢固めへ。張り付けドロップキックにつなげる。カウント2。
米山は鼻をつまんで反撃開始。ヘアーホイップで投げ捨てる。セコンドの桜花が「ブス!」を連呼すると、米山は塚田を「誰がブスだ!」と踏みつける。そしてボディーシザースへ。耳元で「ギブアップーーーー!?」と迫るも、塚田も耐えきり、リバース・インディアンデスロック。そしてもう一度弓矢固めの体勢。今度は米山が切り返しカウント2。
そして米山はキャメルクラッチで変顔攻撃。塚田もキャメルクラッチでの変顔返し。そこから串刺しドロップキックにつなげる塚田。
ならばと米山はモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップからコーナーホイップ。塚田がブーメランアタックで流れを変える。ボディースラムでからドロップキックを狙うが、米山が払い落として逆エビ固め。なんとか塚田がロープ。続く米山のセントーンはカウント2。
劣勢の塚田だったが、丸め込みで逆転勝利を狙う。いずもれカウント2に終わると、腕をグルグルまわしてフォアアームを叩き込む。もう一度、フォアアームを狙うが、かいくぐった米山が後方回転エビ固めで技アリ勝利!
3、チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(10分0秒、体固め)稲葉ともか●
※えびす落とし

第3試合。先に流れたのは稲葉ともかのテーマ曲。稲葉は今年のCatch the WAVEヤングブロックへの出場が決定している。あとからの入場となったのは宮崎有妃。宮崎が握手を求めてリング中央に立つも、稲葉が拒否してゴングとなる。
リストの取り合いから稲葉がヘッドロック。宮崎がコーナーに飛ばして脱出すると、稲葉はショルダータックル。すると宮崎が「倒れるか、ボケ!」と早速はずかし固めへ。セコンドの野崎が「稲葉、若いです。ダメダメ。たぶんですけど、若いですから」と止めに入る。
いったんは諦めた宮崎だったが、もう一度、はずかし固めの体勢に。仕方なく宮崎が「お前いくつだ!」と尋ねると、稲葉は「18歳です!」と答える。「18は若い…」と頭をかかえる宮崎。

これで攻守が入れ替わり、稲葉がヒザへのエルボードロップ。宮崎も反撃に転じて「はずかし固めがダメならば…」とビッグヒップでカウント2。そして逆エビ固め、キャメルクラッチへ。なんとか稲葉がロープ。
5分経過。稲葉のミドルキックに、宮崎はエルボー返し。ボディースラムからギロチンドロップ。かわした稲葉がサッカーボールキック、アキレス腱固めで捕獲する。
これをしのいだ宮崎に稲葉が二段蹴り、キックのコンビネーションからミドルキック。ロープに走るも、宮崎がカウンターのラリアット。
ムーンサルト・プレスの体勢に入る宮崎だったが、稲葉が投げ落とす。ロープに飛ばして変形のヒザ蹴り。そしてコーナーの宮崎にハイキックを放つ。これはカウント2。すぐに一撃必殺ともか蹴りで飛び込むも、回避した宮崎がぶっこ抜きジャーマン。串刺しラリアットでカウント2。最後は、えびす落としでトドメを刺した。
4、サクパラダイスプレゼンツ〜スクランブルwave(30分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら&桃野美桜&高瀬みゆき(18分26秒、ふらふらドーン)門倉凛&青木いつ希●&優宇


メインイベントは、旧姓・広田レジーナさくらのサクパラダイスプレゼンツとしておこなわれ、まずはその広田が一番に入場。マイクを握る。

広田「満員のお客様、そして、おそらく2億人くらいが見てくれている配信を見ているみなさん! 第16代レジーナ、かつサクパラダイス軍団長、旧姓・広田レジーナさくらです。今日、みなさんお待ちかねです。サクパラダイス軍、新メンバーを発表します! せっかくね、入場曲が流れて、はじめて組み合わせがわかる今日のシステムになっているので、みなさん誰がメンバーか、最後まで楽しみにしていてくださいよ」
そうアピールしたあと、青木いつ希、桃野美桜、門倉凛の順で入場。すでに桃野はサクパラ軍入りしているので、残り2人のうちのどちらかが新メンバーということ流れに。そこにかかったのは優宇のテーマ曲。サクパラダイス軍のTシャツを着ている。てっきり優宇が新メンバーかと思いきや、最後の登場となった高瀬みゆきもサクパラダイス軍のTシャツを着ている。
野中リングアナが「サクパラダイス軍は………高瀬みゆきぃぃぃ!」とコールすると、なぜか悔しそうにTシャツを破ろうとする優宇。逆に広田は「なんで(Tシャツ)着た?」と、驚きながらも止めに入る。そして優宇のサクパラTシャツを脱がせ「XLサイズがXXLサイズになりました」と、会場の笑いを誘う。
サクパラ軍は「サクサクパラパラサクパラパラ……」と謎の掛け声とともに奇襲をしかける。だが、返り討ちに遭い、早々に広田が孤立。門倉がカニばさみから低空ドロップキック。門倉&青木でダブルのクローズラインを敢行。これを走り切った広田がフェースクラッシャーでやり返す。
ここで広田は門倉と青木に「あさって名古屋でタイトルマッチだろ?(5・3名古屋でwave認定タッグ選手権試合◎<王者組>門倉&青木vs沙恵&杏夏<挑戦者組>)。どうせ相手の研究とかしてねーだろ。そんなバカみたいな顔して。ちゃんと頑張ってるみたいだから戦略を教えてやる。アイツらは名古屋出身だ。私も愛知出身だし、アイツらは名古屋弁で攻めてくるだろうから、私は名古屋弁でやってやるよ。アンタら真面目にやらんと、足下すくわれんからなぁ」と、名古屋弁で説教だけして、自コーナーに戻ろうとするが、門倉&青木につかまりダブルのショルダータックル。続く優宇がボディープレスで追い打ちをかける。
一方、広田も攻勢に転じると、拝み渡りに連行。高瀬、桃野も後ろから続く。3人同時にロープジャンプを試みるが、これは高瀬のみが成功する。

続いて高瀬vs青木となり、高瀬がドロップキック、青木はショルダータックル→ボディープレスでお返しする。キックアウトされるとキャメルクラッチで捕獲。広田は高瀬の助けに入ったかのようにロープワーク。だが、ただ応援するだけ。観客の笑いを誘う。
逆に青木が高瀬をロープに飛ばす。高瀬がドロップキックでやり返し、「サクパラダイス・チェンジ!」と自コーナーに逃げ込む。

かわった桃野がドロップキックで反撃開始。串刺し攻撃を狙うが、青木がショルダータックルで迎撃する。優宇が出ていき、桃野、高瀬を次々マットに叩き付ける。広田が出ていくと、思い切りリングでジャンプ。その振動で広田が転んだところで、サクパラ軍にまとめてボディープレスをお見舞いする。さらに優宇は桃野にアバランシュホールド、手つなぎ式の逆水平チョップをお見舞い。
桃野も足を踏みつけ攻勢に転じると、優宇をロープに飛ばそうとする。優宇が踏ん張ると、広田が加わりダブルを狙うも、これは未遂。仕方なく桃野が単独の旋回式ヘッドシザースを狙うが、これも踏ん張る優宇。崩れる桃野&広田の上にセントーンを投下する(桃野は寸前で回避)。

改めて桃野が優宇に旋回式ボディーアタックを投下。そこから桃野&高瀬でツープラトンのブレーンバスターを狙うが、優宇の巨体は持ち上がらない。広田も加わり、3人でブレーンバスターにトライするも、逆に優宇が桃野&高瀬をぶっこ抜き、広田のみが取り残されるという謎の展開に。
試合は続行され、桃野、高瀬、広田がコーナーに飛ばされる。青木がバックエルボーで飛び込んで行く。続いて門倉が飛び込むが、サクパラ軍にかわされコーナーに自滅。再び青木がサクパラ軍をコーナーに投下していく。もう一度、青木が突っ込むも、今度はサクパラ軍にかわされ、門倉に誤爆!
続く優宇の串刺し攻撃も門倉に誤爆する。謝る優宇の背後から広田がボ・ラギノール。すかさず桃野が門倉にミサイル発射。かわった高瀬がマシンガンチョップにつなげる。張り付けラリアット。ラリアットでカウント2。ファイアーマンキャリーで担ぐも回転エビ固めに切り返す門倉。
逆に門倉がトラースキックから攻め込むも、続くブレーンバスターは、高瀬が敢行する。ロープに走る高瀬に門倉がネックブリーカードロップ、低空ドロップキック。変形のダブルリストアームサルトでカウント2。
青木が出ていき、高瀬に串刺しラリアット、ブレーンバスターホールドでカウント2。ダブルニードロップもカウント2止まり。

一方、高瀬もブーメラン式ドロップキックで攻勢に転じると、串刺しラリアットでお返し。ジャンピング・エルボーアタックでカウント2。エルボーの打ち合いから高瀬が逆水平チョップ、エルボーと追い込んでいく。ロープに走るも、青木がカウンターのラリアット。今度は青木が走ると、高瀬がパワースラムで切り返す。
広田が出ていき、串刺しボディーアタック。これをかわした青木が串刺しラリアット。ロープに走る青木だったが、高瀬がラリアットで足止め。桃野の低空ドロップキックを挟んで、広田がボ・ラギノール。場外に青木を落とすと、トペ・スイシーダで追い打ちをかける。

リングに戻った桃野がコーナーへ。広田がボ・ラギノールでダイビング・ボディーアタックを発射させる。高瀬も同じく広田のボ・ラギノールでミサイル発射。すかさず広田がシャイニング・ウィザードでカウント2。へなーらサンセットの体勢に入るも、優宇が阻止。ならばと高瀬が優宇にドロップキックで飛び込むと、倒れる優宇に広田が巻き込まれて押しつぶされる。間髪入れずに桃野がフットスタンプで飛び込んだが、優宇にかわされ広田に誤爆。
これで流れが変わり、優宇が広田にドロップキック。コーナーに吹っ飛ばすと、門倉→優宇でキャノンボールを連射する。改めて青木がセカンドからのボディープレスを投下するも、カウント2。

桃野&高瀬が助けに入り、青木をロープに飛ばす。青木がロープをつかんで回避すると、すぐに優宇が出ていき桃野&高瀬を排除。サクパラ軍の分断に成功すると、青木&優宇が広田を担ぎ上げ、門倉がミサイルキック。仕留めに掛かる青木だったが、広田がふらふらドーンで大逆転勝利を収めた。

試合後、広田がヨレヨレの声で「お前ら三人の心にはパラダイスの心、1ミリも感じねーよ。お前らなんて、仲間じゃねぇ! おい凛、青木。お前らタイトルマッチあって、それで獲れると思うなよ! そんななぁ、タイトルマッチ甘く見るなよ。今日みたいに簡単にいくと思うな。私から言えることが以上だ。わかったら、とっとと帰れ! 早く帰れ!(タイトルマッチ)頑張れ。(門倉&凛&優宇が退場)うるさいよ、早く帰れよ、アンタたち。サクパラはこれでSAKIもいるので、4人になりました。幸せしか感じません。明るい未来が待っています。今日はありがとうございました。なんかまだ早く帰りたいんだけど、なんか言うことがあるみたいだから、2人はもう大丈夫。ありがとう」とマイク。
◎エンディング/Catch the WAVE2021詳細発表!
桜花由美社長がリングに上がる。

桜花「別に広田さんに言いたいことはないよ。言いたいことはないから大丈夫。いてもいいよ。それでは、今年のCatch the WAVE2021ヤングブロック、今日で全員そろいました。なので、詳細を発表したいと思います。5月15日新木場大会からヤングブロックのリーグ戦がおこなわれます。ヤングのメンバーはwaveから塚田しずく、そして私ゲリラオファーに行きまくりまして、オッケーもらった選手がいます。JUST TAP OUTから稲葉ともか選手。そして、アクトレスから三浦亜美選手、そしてそして、今日オッケーもらった向後桃選手、今日はいないんですけれども、もう一人アクトレスから月山和香選手。P’sPartyからYappy選手。PURE-Jから大空ちえ選手。そしてJUST TAP OUTからもう1人からお願いをしていたんですけれども、今日発表いたします。柳川澄樺選手、上がって来てください。ヤングブロック出場よろしくお願いします!」

会場に訪れていた柳川がリングへ。

柳川「はじめまして。プロフェッショナル・レスリングJUST TAP OUTの柳川澄樺と申します。とてもいまビックリしていますが、出場が決まったからにはヤングブロックで結果を残して、優勝して本戦に出られるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします!」
桜花「こちらの計8選手でヤングブロックを開催したいと。ヤングブロックは…(まだダウン状態の広田を見つけ)邪魔(苦笑)。はい、ヤングブロックは2ブロックにわけてやります。ヤングブロックのリーグ戦の時間は10分間勝負となって、何回フォールをとっても試合を続行し、全部のトータルの合計で勝った数の多い選手がブロックの優勝者となります。そして、ヤングブロックは、5月18日蕨大会、5月25日蕨大会、5月28日蕨大会でおこなわれ、決勝も28日におこないます。決勝戦のみ時間無制限1本勝負になります。そして優勝者は6月1日新宿大会からはじまるCatch the WAVE2021本戦に出場する権利が与えられます。ブロック分け、組み合わせ日程等はまた後日発表したいと思います。こちらがヤングブロックとなります。そしてCatch the WAVE本戦の方は私、出場するので、ウチの二上美紀子会長から発表があります。よろしくお願いします。上がれますか?」
しかし、ここでリングに向かう二上会長を誰かが踏んでしまうというアクシデント発生。

桜花「入れて、入れて、入れて。入れてちょうだい。よろしくお願いします。大丈夫 ?お婆ちゃん大丈夫?」

二上会長「はい、Catch the WAVE2021、詳細を発表します。詳細の発表の前に抽選しましょう。ヤングブロック優勝の人が一人だけ本戦に上がります。その本戦に一人上がるってことは、前回の大会で言いました桜花ブロック、宮崎ブロック、広田ブロック、野崎ブロックこの4ブロックのうち、一人、ヤングが入るということで、そこの一人をどのブロックにするかを今日、抽選で決めます」

桜花、広田、宮崎、野崎がリングに上がる。それぞれ二上会長が持った封筒を引いていき、その結果、広田ブロックにヤング優勝者が入ることが決定。喜ぶ広田だったが、二上会長もヤングに向かって「よかったな、ヤング。意外とすぐ勝てるで」と声をかけた。
二上会長「本戦の方は6月1日からです。先に日程を発表しましょう。本戦が6月1日新宿FACE、6月8日、14日、22日、29日が蕨です。7月1日が新宿FACE大会で、決勝となります。で、ですね、今年はwaveではいままでやってこなかったことなんですが、2年ぶりなんで、協賛をたくさん集めてみました。協賛していただいた会社様の名前をいま一気に発表します」

二上会長が全58社の名前を読み上げ、さらにメインスポンサーとして株式会社ForestConnectionが発表された。
二上会長「今年のCatch the WAVEは波女の称号と、優勝したらレジーナに挑戦されます。あと賞金が100万円です。賞金100万円、これは変わらずです。それ以外にブロック優勝に50万円ずつ。で、ヤングブロックも優勝で50万円です。全部で…えーっと、350万?(選手たちが喜ぶと)はい、集めたんで。なので、ヤングで優勝して、ブロックで優勝して、波女取ったら、なんと200万円です。今年はそんな感じで、みなさん金に目がくらんで頑張ってくれると思うので、期待してください。新宿FACE大会は普段通りソーシャル・ディスタンスなんですが、蕨大会は50人限定です。50人しか生観戦できません。なので今年は配信をすべての大会、生配信、ライブ配信やります。生配信はですね、ふだん3500円でやってるんですけども、がくっと値段を下げて1980円でやります。来れない人はぜひ生配信を買ってください。よろしくお願いします。以上ですかね? 本戦ね、今日出てる人たちね、出れますよ。すごくざっくりですけど、そこらへんいてる人、全員出れます。(青木がゲリラオファーされたかった…とつぶやくと)ゲリラオファーはヤングだけなんで、ぶっちゃけゲリラオファーしたのコメヤマ(米山)だけです。ボスも出るからね。みなさん会社には話を通しています。大丈夫です。以上です。それ以外にも何人か声かけているので、詳細は(5月)15日に発表できればいいですね。5月15日には全カード発表できるようにしたいと思います。今年のCatch the WAVEのTシャツもちょっとかわいいヤツ、カッコいいヤツを考えていますので、ぜひそちらも買ってください。あとは次回大会が5月15日、Catch the WAVE。今日はすごくふざけてました。1試合目からメインまで、waveぽかったですが、次の15日からはまったくふざけない大会になると思うので、皆さん本当に肩がこりそうな試合ばかりです。覚悟してください。ガチガチの固いことをやってしまいましたので、ほんわかしたことで終わりましょうか。本日、誕生日の人がいまして、ぜんぜん選手でもなんでもないんですが、受付のリナコさんが…(驚きながら金庫を持って現れる)金庫は置いて来てください(苦笑)。ぜんぜん関係のない一般の人なんですが、ウチにはなくてはならない受付のオバさんをやっていただいています。リナコさんです。パンチさんの奥さんです。年齢を聞いたところ、かたくなに28歳というので、年齢は聞かないことにします。肩こりが非常に多いということで、入浴剤を。そして、緑色が好きということなので。卓上ブーケを作っていただきました。おめでとうございます。あの『好きなお花の色は?』って聞いたときに、『緑』って言われたら、『葉っぱしかないやん』って思ったんですけど、うまいことやってくれました。じゃあスミマセン一言…」
受付のリナコさん「みなさま、お時間割いていただいて本当に申し訳ございません。こんなコロナ禍ですが、こんなに残っていただき、本当に申し訳ないです。ありがとうございます。waveさんの受付やらせていただいて、2年くらい立つんですが、本当に温かい会社で、waveさんの会場に来るのが毎回楽しみです。GAMIさんとか、選手の方々とお話できるのが凄く楽しいので、ファンの方々もそれ以上に楽しんでいただけてるんだと思います。その受付で、お客様がみなさんがイヤな思いをしないように気持ちよく会場に入っていただけるように、これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」
二上会長「みなさん上がってください。せっかくなので『これが、waveだ!』をお願いします。いいですか、ここwaveなんでなんでもやらせますよ。ここwaveですよ。逃げれるものなら、逃げてみてください。waveですからね」

追い詰められた受付のリナコさんが仕方なく「すみません、みなさん最後もよろしくお願いします。では行きます。これがwaveだ!」と控えめに大会を締めた。
2021.04.14

Weekday wave vol.123

1、プロレスゼミナール~スクランブルwave(30分1本勝負)
優宇&高瀬みゆき&○青木いつ希(17分10秒、片エビ固め)塚田しずく●&KAORU&三浦亜美
※セカンドロープからのボディープレス


wave待望の新人・塚田しずくが新木場1stRINGで初試合。4・3大阪ではKAORUとシングルマッチをおこなったが、今大会ではそのKAORU、三浦亜美と組んで、優宇&高瀬みゆき&青木いつ希組と対戦した。
優宇が塚田をカバーするもカウント2。ボディープレスもカウント2。続く高瀬はフライングメイヤー。張り付けドロップキックもカウント2止まり。

青木が出ていき、「社長が見ているー」とセコンドの桜花由美を意識しながらも、塚田を踏みつける。続く優宇は逆水平チョップで追撃し、串刺しボディーアタック2連発で塚田をぺしゃんこにする。カウント2。さらに優宇はセントーンを投下。
防戦一方の塚田。高瀬が串刺し攻撃を狙うが、なんとか塚田がかわして、三浦→KAORUがトレイン攻撃。流れがかわり、ようやくKAORUとスイッチとなる。

KAORUはハーフテーブルで高瀬の脳天をブチ抜き、テーブル上へのブレーンバスターで逆襲。すかさずコーナーに昇ると、塚田がコーナー下に高瀬をセットしようとする。だが、高瀬が逆にボディースラム。そのたびにKAORUが高瀬の脳天をテーブルでぶっ叩く。なんとかセットに成功した塚田。ようやくKAORUがテーブルを落としていくが、これをキャッチしてしのぐ高瀬。
反撃にかかる高瀬がテーブルを振りかぶるも、塚田がテーブルを奪うナイスアシスト。しかし、そのテーブルを場外へと投げ捨ててしまい、KAORUに怒られる。

試合はKAORUvs優宇に移行。コーナーに昇るKAORUだったが、優宇がパワーボムの体勢。これをKAORUがウラカンラナに切り返す。走るKAORUに優宇が旋回式サイドバスター。セントーンを見舞うが、KAORUが寸前でかわす。三浦とタッチ。
三浦と優宇はショルダータックルで衝突。優宇の突進をかわした三浦がボディーアタック。「挙げるぞ!」とアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、さすがに持ち上がらず。ならばと三浦は逆水平チョップ。優宇もやり返す。豪快な打ち合いで沸かせる。

続いて青木が出ていき、三浦にフェースクラッシャー、ダブル・ニードロップでカウント2。串刺し攻撃を狙うも、これをかわした三浦がショルダータックル。張り付けドロップキックでやり返す。キックアウトされるとアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲。青木をマットに叩き付ける。
塚田が出ていき、青木に小刻みエルボー。ボディースラムを狙うが、逆に青木が敢行。ボディープレスを投下する。

15分経過。ここで青木が塚田に逆エビ固め。KAORUがテーブルで救出すると、KAORU&三浦でビッグブーツ。すかさず塚田がドロップキックで飛び込む。カウント2。フォアーアムもカウント2止まり。

もう一度、ボディースラムを狙う塚田だったが、青木がブレーンバスターホールドで形勢逆転。塚田に串刺しトレイン攻撃で追い打ちをかける。これも返されると、セカンドからのボディープレスでトドメを刺した。
2、Future wave(15分1本勝負)
△野崎渚(時間切れ引き分け)門倉凛△


第2試合は野崎渚vs門倉凛のシングルマッチ。まずは野崎がロックアップの押し合いを制してクリーンブレイク。再びロックアップとなり、今度は門倉が押し込む。ヘッドロックに捕らえた門倉がドロップキック。野崎もすぐにやり返す。
野崎はフロントキックを見舞うと、ヒザ蹴りを連発。ロープに飛ばしてキッチンシンク。カウント2。バックブリーカー、ストマックブロック、ボディーシザースで捕獲する。ダイヤル固めはカウント2。串刺しビッグブーツにつなげるも、これもカウント2。すぐさまスリーパーで捕らえていく野崎。なんとか門倉がロープ。
5分経過。フロントキック、おしゃれキックで追い打ちをかけた野崎はエプロン上でブレーンバスターの体勢。堪えた門倉がDDTに切り返す。ネックブリーカーで反撃にかかる門倉。低空ドロップキック、首4の字固めで攻勢を強めていく。振り子式DDTはカウント2。さらに串刺しバックエルボー、キャノンボール、ミサイルキックを放っていく。そして、逆打ちの体勢に。

これを切り返した野崎がドラゴンスリーパー。門倉も取り返してカウント2。すぐに野崎もドルミルへ。ニアロープに助けられる門倉。ならばと野崎はスタンディングのダブル・ニーアタック。ノアールランサーで飛び込むも、払い落とした門倉が低空ドロップキック。グラウンド卍固めへ。
今度は野崎のビールマンキック、門倉のトラースキックが交互にサク裂。続く門倉のダブルリストアームサルトはカウント2。すぐに走るも、野崎がビッグブーツで迎撃する。
両者ダウン状態。野崎が先に仕掛けてフロントキック。門倉も応戦していき変形ダブルリストアームでカウント2。フットスタンプ、ウラカンラナもカウント2止まり。ここで門倉が逆打ちへ。キックアウトした野崎もフロントキックを連発。すぐに走るも、門倉がトラースキック、野崎もノアールランサーで飛び込んだところで、時間切れのゴングが鳴らされた。
野崎「15分ドロー。お前なんなんだよ、ホント…! ホント、苦手だわ。でも、その苦手なアンタの心、一つだけ読めるよ。『15分ドロー。悔しいです、この続きはキャッチで』でしょ!? 上等じゃねーか、バカヤロー! まあでも前回(4・1新宿)、アンタも15分で、私も15分で、もう1本15分になって、キャッチの詳細発表するって言ってたのにされなかったから、また今日時間なくなって、キャッチの詳細知らないの、イヤでしょ? だから、とっとと帰ろう。解散!」
3、HAPPY BIRTHDAY WAVE~4.2~(30分1本勝負)
○渡辺智子&伊藤薫(17分56秒、エビ固め)桜花由美●&桃野美桜

桃野美桜のサクパラダイス入りで、おだやかでなかった桜花由美だが、4・1新宿での直接対決で改めてタッグの絆を確認。今大会では、平成元年組タッグのいとなべ(伊藤薫&渡辺智子)と対戦した。
試合前、桃野は4月4日に誕生日を迎えた桜花に歌のプレゼント。そして「42歳のお誕生日おめでとう。42歳ってなかなかオバさんだと思うんだけど、でも大丈夫。今日の対戦相手、49歳と49歳の合計98歳だから。この2人ね、加齢臭がする。マミーは大丈夫。いい匂いするから頑張って!」と先発を譲る。

桃野にめっぽう甘い桜花も「言い過ぎだよ。(いとなべに)謝って。ゴメンナサイして」と促すも、桃野は「メンゴ、メンゴ」とふざけた様子。
そこに渡辺がフロントキックで飛び込み、トレイン攻撃でお仕置きする。さらに渡辺は桜花をハンマースルーで投下しようとしたが、堪える桜花。逆に桃野がドロップキックを桜花にお見舞い。

すぐさまいとなべは桜花にダブルハンドのラリアット、ダブルのフロントキックで追撃。渡辺のエルボードロップ、伊藤の串刺しラリアットが決まる。すかさず渡辺は逆片エビ固めへ。
これを耐えた桜花が串刺しビッグブーツで反撃にかかる。ボスマミは渡辺の手を踏みつけると、ダブルの攻撃(担いで、投げて)でカウント2。
一方の渡辺もカベルナリアで攻守逆転。今度はいとなべもダブルの攻撃(担いでと同型)で応戦する。伊藤がボディースラムで叩き付け、逆エビ固めへ。続く渡辺もサソリ固めで絞り上げると、伊藤が桃野の両手にフットスタンプ。追い込まれる桃野を桜花が救出する。

今度は桃野が反撃に転じて逆エビ固め。耐えられるとボスマミで串刺し攻撃を狙うが、渡辺がかわして桜花に串刺しラリアット。
ボスマミも美桜ロケットにつなげていく。続く渡辺のカーフキックに桃野も応戦。あまりの痛さに悶絶する両者。渡辺がロープに走るも、桜花が妨害。そのままボスマミがダブルを狙うが、渡辺がブーメランアタックで阻止する。
すかさず伊藤がセントーン。一方、桃野はドロップキック3連発で応戦。しかし伊藤は倒れない。ここで桃野は「来いよ!」と大胆不敵な態度に出る。伊藤がラリアットで飛び込むと、バックを取って、頭を叩く桃野。そして、奇声で隙を作って丸め込む。カウント2。回転エビ固めも狙うが、伊藤が踏ん張る。桜花がビッグブーツでアシストすると、そこからエビ固めを巡る攻防に。いずれもカウント2。
タッチを受けた桜花がダイビング・サンマドロップ、バッククラッカー、ビッグブーツで逆襲。

伊藤も裏投げでやり返すと、場外にボスマミをセットしスラインディングキックで追い打ち。リングに桜花を戻してライガーボムを決める。キックアウトされると渡辺が出ていく。しかし桃野がミサイルキックで妨害。
ここで連係を狙うボスマミだったが、阻止した渡辺がセカンドからのボディープレス。伊藤がセカンドからのフットスタンプを桜花に投下。渡辺がスクリュードライバーにつなげる。なんとか返す桜花。

桜花も串刺しビッグブーツでやり返すと、ネックハンギングボムでカウント2。DDT、カカト落としはカウント2。ファンタスティックフリップ、高い高い、マミーを投下が決まる。ここを勝機と読んだボスマミは、桃野が伊藤をモモ☆ラッチで排除すると、桜花が渡辺にビッグブーツで飛び込む。しかし、カバーしようとする桜花を逆に渡辺が丸め込み、逆転勝利を収めた。
◎試合後のマイク
桜花「ちょっと、大人げない! でも、やっぱりいとなべは強いわ。今日はありがとうございました。ちょっと伊藤さん! ちょっとアタシ、一つ言いたいことがある。なんでフリーになるんですか! ハロウィン、どうするんですか!! もし団体立ちあげたらまたwaveのリングに上がってください。よろしくお願いします。渡辺さん、悔しい…。でも楽しかった。私、渡辺さんとシングルしたことないですよねぇ。えー、ちょっと話は変わるんですけど、私、いま今年のCatch the WAVEのゲリラオファーを他団体にしてるんですよ。渡辺さん、Catch the WAVE、興味あります?」
渡辺「メチャクチャありますけど、年齢制限とかあります?」

桜花「年齢制限はないです。(興味)あるんですね」

渡辺「すごく興味があります、すごく」

桜花「わかりました、ちょっと考えておきます。シングルしたいなと思いまして、今日。よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
4、HAPPY BIRTHDAY WAVE~4.3~(30分1本勝負)◎旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃vs菊タロー&くいしんぼう仮面

メインイベントは、4月12日に43歳となった旧姓・広田レジーナさくらのバースデー記念マッチ。広田の希望で、“お笑いプロレス界のレジェンド”菊タロー&くいしんぼう仮面と、奇跡(広田&宮崎有妃)の対戦が実現した。

なぜか、くい菊はノーミュージックでリングイン。続いて奇跡が入場し、広田はゆっくりとベルトを外す。そして新発売の自身のTシャツをアピールする。クリーンな握手をかわすも、くい菊は宮崎をマジマジと見るなり「昔はあーじゃなかった」とざわつく。
先発は広田vs菊。広田は「見てる。私を女として見てる。私には主人がいるのに。今日一線を越えてしまう。子供たちと主人はお風呂に入ってるのかな? すべてを捧げるわ。さあ抱いて」と迫るも、菊は容赦ないボディーブロー。

怒った広田は「揉めよ!」と逆セクハラ。菊が拒否し続けると、広田は「恥かかせてんじゃねーぞ!」と菊の串刺し攻撃を迎撃してスイングDDT。デルフィンクラッチの体勢に入るが、掛け方がわからずもたつくと、くいしんぼうが菊にデルフィンクラッチ。広田がカウントを叩く。カウント2。
続いて広田と菊がボ・ラギノールの応酬。意地の張り合いのなか、菊が「なかなかやるな」と言うと、広田も「お前もな」と健闘を称えつつ、両者ダウン。立ち上がると握手をかわして交代へ。

宮崎vsくいしんぼうのマッチアップに。ショルダータックルの打ち合いに勝ったのは宮崎。ならばとくいしんぼうは地獄突きからロープに走る。これを宮崎がアームホイップ。くいしんぼうもやり返すと、調子にのりすぎて広田、菊タローも投げていく。そして4人で欽ちゃんジャンプ。
くいしんぼうはうまか棒で飛び込むも、かわした宮崎が串刺しラリアット。広田が出ていき、ボ・ラギノール。拝み渡りへ。ロープ中央でジャンプする広田。最初は成功するも、2回目は失敗。

転落した広田にくいしんぼうがキャメルクラッチ。菊がランバダを踊りながら迫っていく。なんとか耐えた広田がフェースクラッシャー。そして高田純次へ。菊が迎撃し、逆に高田純次のムーブに入る。
だが、広田が「前科もんにやらせないわ!」と阻止。菊は「入国を拒否されただけだ!」と猛抗議。結果、高田純次をやるハメになったのはセコンドの野崎だった。

広田は「そんなに女の体に触りたいならチャンスやるよ」と自らを犠牲にして、はずかし固めにかかりにいく。しかし、くい菊はまったく見ないで雑談。
抗議する奇跡に、菊は「野崎のが見たい」とアピール。仕方なく、宮崎が野崎をはずかし固めへ。菊タローがハンディカメラを持って撮りまくる。広田がボ・ラギノールで野崎を救出。くい菊にトペ・スイシーダで反撃にかかる。

広田がローキックを放つと、くいしんぼうがバービック。バービックが他の選手にも伝染していく。そして、くい菊が奇跡をそれぞれヘッドロック。リング中央で衝突し、4選手がダウン。全員にカウントが入るもカウント2。
さらにくい菊の連係が決まり、菊は「オレごと刈れ!」とくいしんぼうに指示を出す。くいしんぼうが大外刈りを掛けるも、菊のみが刈られる結果に。このチャンスに宮崎がくい菊にランニング・ボディープレス! 広田が指一本でくい菊を押さえ込み、3カウントを奪った。
◎エンディング
試合後、広田がマイクを取る。「おい!」と叫ぶも、そのまま吐血。

菊タロー「広田さーん、広田さーん!(と駆け寄る)こ、これはいったい。誕生日祝いを終えたばかりの広田さくらが吐血して、子供2人に、旦那もいるのに、3人を残して余命いくばくもない状態。こ、これは息絶える前に、広田からの遺言を家族に、ファンのみなさんに残していただかないといけない。広田さん、いまの心境を」

広田「みんな、いままでありがとう。昨日きの&めぐ、お父さんの言うことよく聞いて、元気に育ってね…ガク!」
菊タロー「ああああああー、広田さくら絶命! 殉職!! でも、でもこんな楽しい興行の締めに、楽しい試合やって、こんなしんみりとしたので終わられへんよな。これは楽しい歌でも聴いて、気分転換しよ、ポチ(と広田の体を指で押す)」
菊タロー「ああああああー、広田さくら絶命! 殉職!! でも、でもこんな楽しい興行の締めに、楽しい試合やって、こんなしんみりとしたので終わられへんよな。これは楽しい歌でも聴いて、気分転換しよ、ポチ(と広田の体を指で押す)」

すると絶命していたはずの広田が歌い出す。

広田「ハッピー・バースデー・トゥー・ミー×2,ハッピー・バースデー・ディア・さくら、ハッピー・バースデー・トゥー・ミーーーー!」

菊タロー「生き返った!」

広田「これにてメインイベントを終了いたします! ありがとうございました!!(奇跡のテーマ曲が流れてエンディング。改めて広田がマイク)ありがとう! 会場にお越しいただいたみなさん、配信をご覧のみなさん、ビックリしたよね。ありがとう! 死んだかと思ったでしょ。そして、こういうメインイベントもあるんだってビックリしたよね。ありがとう。でも、いろんなことがあって、これもwaveだと思って、こういう試合も楽しんでもらえたらなと思っております。みなさん、どうでしたか?(拍手)実はこれは前哨戦になるんです。昨年延期になりました、私の大阪での自主興行があります。それをそろそろ稼働しようかと思っています。まだ菊タローさん、日本にいるよね? 前科あるしね。いるでしょ? くいさんも大丈夫だよね。えっと、まだ詳細は決まってないですが、秋口、じゃっかん時間があります。だけど、もう1回やりましょう」

菊タローは野崎を指名する。

広田「おぅ、野崎も。野崎込みで」

さらに菊タローは門倉の名前もあげる。

広田「ああ、凛ちゃんも。わかりました。好みの女性をリストアップしていただいて。みなさん、お待たせいたしました! 私、どんどんやらせていただきますので、付いて来てくださいよ!(会場が静まりかえる)ホラね、付いて来てくれないんだよ。ねぇ、ねぇ、ねぇ! わかりました。じゃあ、締めますので、今日はいろいろあって、菊タローさんフリーなのに、上がっていただきましてありがとうございました。カッコよくビシッと締めますので、くいさん、菊さん、ありがとうございました!」
桜花「締める前に、今日発表したいことがあるので。時間も時間なので手短にいきます。私、いまいろんなところにゲリラオファーしてるんですけれども、今年のCatch the WAVEは、5月15日、新木場大会からヤングブロック、スタートします。いろんな団体に足を運んで、ヤングブロックのオファーしてるんですが、いま決定してる選手がJTOさんから稲葉ともか選手ともう一人、PURE-Jさんから大空ちえ選手、そしてwaveから塚田しずく。こちらがヤングで決定している選手です。あと3人オファーをして、4人の2ブロックでやりたいと思っています。あ、ごめん、ごめん、ごめん! アクトレスガールズから三浦亜美選手、昨日私オファーしたの。ごめん、ごめん! えー、いま5人決まってるのかな。あと3人で、4人の2ブロックをやりまして、ヤングで優勝した選手には本戦に出場できる権利を与えることになります。なので本戦は…」

広田「なるほど。じゃあすごい(ヤングは)勝ち上がらないとダメなんだ」

桜花「そうなんです。リーグ戦で勝ち上がっていただいて、本戦は4人4ブロックでやりたいと思います。ブロックは決まっていまして、桜花ブロック、広田ブロック、宮崎ブロック、野崎ブロックの4ブロックです」

広田「私、サクパラダイスブロックにしてよ」

桜花「それはあとで。時間、時間! 本戦の開幕は6月1日新宿FACE大会、こちらで開幕します。そして決勝は7月1日、新宿FACEでおこないたいと思います。5月1日の新木場大会で、もろもろの詳細を発表したいと思いますので、みなさんぜひ楽しみにしていてください。コロナなので東京だけで開催したいと思っております。そして配信もアリです」

広田「わかりましたよ。キャッチになってくると殺伐とした空気になったりとかするから、よかったぁ、今日ふざけといて。ちょっと、やりすぎた感じはある。だけど、(リングを吐血で)汚したけど、掃除しますよ。アルコールもして消毒しときます」

桜花「じゃあ、締めていいですよ」

広田「今日は本当にちょっと私、はしゃぎすぎてしまいました。どうもすみませんでした! でも、こういう感じ私すっごい好きなんです。そんな私をみなさん、好きでいてくれてますか?(拍手)ありがとう、ありがとうございます。配信を見てくださってる方もありがとうございます。それでは時間、時間ってうるさいんですけれども、これで締めさせていただきます。いつも片割れには宮崎さん、ありがとうございます。私、43歳になりました。抱負はwaveの中でもっともっと好き勝手やってやるぜー! ありがとうございます。それではみなさん、いくぞ、これがwaveだーーー!」
◎バックステージ
広田「もうね、いましかできない、今日しかできない闘いを走り抜いた感じです。リング上でも言ったように、ずっと奇跡とくいしんぼう、菊タロー…避けては通れないタッグと私はずっと思っていて、いつか必ずやらなければいけない。それが今日のカードの、私のリクエストした理由です。ちょっと43歳、いろんな日々の育児のストレスとかがたまっちゃって、ちょっとはしゃぎすぎたかなっていう、そんな感じはあるけど、でも、私はこういうのも大好きです。そしてお客さんも『あっ、今日の広田、なんかちょっと怖いな、引いちゃうな』って思っている、そんな引いちゃってるお客さんをリング上から眺めるのも溜まりませーん。ありがとうございます」

——キャッチの概要も発表されたが。
広田「そうですね、キャッチは、イコール私のベルトに挑戦する者を決める闘いです。このベルト、ちょっとよごれちゃったから、今日磨いてきれいにしておくけど、誰でもいいよ。今日の試合を見て、いままでの試合を見て、そしてこれからのアタシのキャッチ、誰か決勝に上がってくるまでの、私の闘いを見て、自信があるヤツ、勝ち上がってこいよ。それで私に挑戦してこいよ。逃げも隠れもしねーよ。それが会社からの決まりだからな。逃げられないんだ。逃げたらまた剥奪とか言われるんだよ。だからもうこれはしょうがないんだよ。私だって誰が上がってくるか、怖いよ。でもそれを受けるのがチャンピオン。覚悟しとけよ。誰かわからないけど。剥奪されるから、もうそろそろクビになっちゃうから、イヤだとか言わないから、待ってるからな!」
2021.04.03

「大阪ラプソディーVol.50」

出場全16選手がリング上に勢ぞろいしての入場式。
対戦カード発表ののち、挨拶に指名されたのはデビューしたばかりの塚田しずく。
 旧姓・広田レジーナさくらに冷やかされながらもマイクをつかみ、「本日はご来場、まことにありがとうございます。4月1日にデビューさせていただきました塚田しずくです。2戦目で地元の大阪で試合できることをありがたく思って、全力を出したいと思います。全5試合、応援よろしくお願いします」と、新人らしく元気に2021年度初の大阪大会の幕を開いた。
▼OSAKA・ヤングwave(20分1本勝負)
○笹村あやめ、進垣リナ(12分44秒、片エビ固め)神童ミコト、杏夏●
※パンダカッター改


 WWWD世界タッグのベルトを手にして入場してきた笹村あやめと新垣リナ。
試合は、笹村と神童みことが先発。速い動きでのリストの取り合いから神童がサイドヘッドロック、ロープワークからアームドラッグの打ち合いと続くが、まずはタッグ王者チームが連係を披露し、ダブルドロップキックで先制する。
しかし神童は落ち着いて、2人が背を向けた瞬間を見逃さずドロップキックを決めて杏夏にタッチする。
 リングに飛び込んできた杏夏は、エルボーの連打からドロップキック。しかし続いて狙ったボディーアタックをキャッチされ、そのまま敵コーナーに持っていかれる。速いタッチワークで杏夏を攻め立てるタッグ王者チーム。
笹村がボディースラムで叩きつければ、進垣は腕を痛めつける。

防戦を強いられながらも杏夏は、ドロップキックを決めたところで神童にタッチ。
ドロップキックの連発で反撃に転じた神童。飛び込んできた笹村をもコーナーに追い込み、2人まとめて串刺しドロップキック。

そしてボディースラム。前方回転からブリッジしてのチンロック式のキャメルクラッチを決めると、すかさず杏夏が飛び込んできてドロップキックを合わせる。新垣が神童をワキ固めに捕らえると、笹村はカットに飛び込んできた杏夏をマフラーストレッチでカットする。
ロープブレイクを経て、神童を肩に担いだ新垣がカミカゼを決めると、神童は笹村の攻撃をかわしてのドロップキックからエルボーの打ち合いに持ち込む。ショルダータックを決めた笹村はブレーンバスターを狙ったものの、首固めに切り返された。神童はセカンドロープからのドロップキックを決めたところで杏夏にタッチ。
ドロップキック3連発を決めた杏夏はクロスフェースロックへ。ロープに逃げられるとミサイルキック。しかし笹村は強引なブレーンバスター。カウント2で返されるとスタンドに戻って正面からエルボーを打ち込む。さらにロープに張り付けて、走り込んでのエルボー。串刺しバックエルボー。杏夏のエルボー連打にエルボーを連打で返した笹村。
串刺しドロップキックを交代で見舞い、神童のボディースラムのアシストからファンタスティックフリップ。杏夏の丸め込みの連続をいずれもカウント2で返した笹村。杏夏がロープに走ったところに強烈なショルダータックルを決めてミサイルキック。そしてパンダカッター改でマットに沈めた。
▼OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美、○桃野美桜(18分17秒、体固め)沙恵、三浦亜美●
※ダイビング・ボディープレス


 握手を交わし、桃野美桜と三浦亜美が先発して試合開始のゴング。手四つの力比べを誘う三浦。それに応じようとする桃野だが、手が届かず。マミーを呼び込んだ桃野。肩車してもらい手を高く突き上げる。今度は三浦が届かない。ならばと沙恵に肩車してもらうが、三浦の体重を支え切れず崩れ落ちてしまう。
相手の失敗に乗じて、マミーとの連係を決めていく桃野。タッチを受けた桜花由美は、三浦の髪をつかんで大きく投げ飛ばし、コーナーを背にしたところを踏みつけていく。さらにロープ際で背中に乗り、腰にダブルニードロップを落とす。2人がかりで三浦にキャメルクラッチとダブルレッグロックを決めるボスマミ。三浦はショルダータックルを桃野に決めて沙恵にタッチした。
桃野をコーナーに追い詰めて踏みつける沙恵。リング中央でボディースラムを決めるが、桃野もボディースラムを返して桜花にタッチ。顔面を踏みつけ、トップロープに顔をこすりつけていく桜花。沙恵とエルボーを打ち合った桃野は、逆水平、DDT、低空ドロップキック、ビッグブーツを浴びながらも、ドロップキックを浴びせて意地を見せる。
タッチを受けた桜花は、串刺しビッグブーツから桃野の串刺しドロップキックをアシスト。バックドロップ狙いは踏ん張られて阻止されるが、ビッグブーツの打ち合いに持ち込む。スピアを決めた沙恵がドラゴンスリーパーに捕らえるも、桜花はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 ロープを背にした桜花にラリアット、ビッグブーツを叩き込んだ沙恵。コーナー2段目からのドロップキックを決めたところで三浦にタッチ。
ショルダータックル4連発からの逆エビでギブアップを迫った三浦は、ロープに逃げられるとアルゼンチンバックブリーカーを狙う。後方に滑り下りた桜花は、相手の両腕を首の周りでクロスさせてからのバッククラッカー。ビッグブーツを何発も叩き込み、クロスフェースロックで締め上げる。ここは沙恵がカット。
逆水平の連発からカウンターのダブルチョップを決めた三浦。再度、アルゼンチンバックブリーカーを狙ったが、桜花は首筋にエルボーを叩き込んで阻止。そして桃野にタッチする。
ボディーアタックを決めた桃野は、ロープ際で腰を落とした三浦にドロップキック。桜花、沙恵もリングに飛び込んできてブレーンバスターの打ち合いなったが、投げ勝ったのは沙恵&三浦。そしてダウンした桃野に連続してのボディープレスを浴びせていく。桃野に逆エビを決めた三浦は、ロープに逃げられるとアルゼンチンバックブリーカー。ここは桜花がカット。
丸め込みの連続からバックの取り合い。三浦が桃野を羽交い絞めにしたところで沙恵が飛び込んできて2人がかりの攻撃を狙ったが、桃野はヘッドシザースの要領で沙恵の首をハサミ、そのまま2にまとめて投げ飛ばす。
桃野はカサドーラの要領で三浦に飛びつき、丸め込まずにフットスタンプを落とす。1発だけにとどまらず、カウント2で返さされるたびに踏みつけていく。最後はコーナートップからの急降下ボディープレスで圧殺。三浦からカウント3を奪った。
▼OSAKA・プロレスゼミナール~チャレンジwave(15分1本勝負)
△KAORU(時間切れ引き分け)塚田しずく△

 デビュー2戦目で“昭和の遺産”ともいうべき大ベテランであるKAORUと一騎打ち。珍しくKAORUはテーブルを持たずに入場。
 握手を交わして試合開始のゴング。ロックアップするも、KAORUはと檄を飛ばすほどの余裕。ロープに押し込んだというよりは、あえてKAORUが押し込まれたという感じでロープを背に。塚田しずくはブレイクの際にエルボーを打ち込んでいった。
2度目のコンタクトは手四つでの力比べ。KOARUは表情一つ変えず余裕で制し、塚田の両手を踏みつける。立ち上がった塚田は正面からエルボーを叩き込み、自らロープに走ってドロップキックを連続して、さらにエルボーをこれでもかと打ち込んでいく。ただKAORUは、あえて受けているという感じ。
ここで塚田はボディースラムを狙う。KAORUを抱えるも上げきれず崩れてしまう。それでもなりふり構わず押さえ込みにいった。2度、3度、4度……とボディースラムにチャレンジ。なんとか6度目で不完全ながらも投げ切った。
髪をつかんでの投ること3度。しかしKAORUの表情には笑みが……。いつの間にか、団体の垣根など関係なく、先輩がリングを取り囲んでいる。ここでリング下から桜花が「逆エビいけ!」と指示。その言葉通り逆エビを決めていく。特にKAORUが踏ん張っているわけではないにもかかわらず、すんなりステップオーバーできない。
なんとか逆エビの形に入ったが、長時間それをキープできない。体勢が崩れたところでダブルレッグロックへ移行。そこから弓矢固めを狙う。本部席から試合を見つめていた二上美紀子会長が思わず「あんなん教えてへんで」と漏らしたが、塚田は本能で決めていった。
体勢が崩れたところでキャメルクラッチに持ち込んだKAORU。そしてボディーシザースへ。しかし塚田は馬乗りになってエルボーを振り下ろしていく。両脚に力を込めて、ボディーシザースで締め上げるKAORU。苦しみながらも塚田は、試合を捨てず必死になって向かっていく。
またしても逆エビを狙った塚田だが、KAORUは脚力で阻止し、先ほどのお返しとばかりに弓矢固めを狙う。しかし、うまく体を反転できず。体勢が崩れたところで塚田は、KAORUの両脚をつかんで逆エビへ。そして再び弓矢固めを決めていった。
 コーナーに飛ばして串刺しドロップキックを放っていった塚田。さらにリング中央のKAORUにドロップキックを打ち込んでいくも、すでにスタミナ切れ状態で威力は全く感じられない。それでも必死で向かっていく。
KAORUが仕掛けてきたボディースラムを首固めに切り返したもののカウント2。ただ、これにはKAORUも驚きの表情を隠せない。ここでほぼ完ぺきなボディースラムを決めた塚田。さらに首投げを決める。2度目の首投げを踏ん張ってこらえたKAORUは、まるで技を教えるようにフライング・メイヤーを2度、3度と決める。そしてサーフボード。塚田が立ち上がると、スタンドでのハンマーロックに移行する。スピードこそ感じられなかったが、塚田は動きを確かめるような感じで切り返していった。
KAORUのステップトーホールドには悲鳴を漏らした塚田。しかし下から蹴り飛ばして脱出し、逆にステップトーホールドをお返し。さすがに簡単に切り返されたが、塚田は何かに憑りつかれたようにドロップキックを何発も放っていく。
ドロップキックを放つも効かないとみるや自らに気合を入れるように叫んでからエルボーを叩き込む。そしてまたもやドロップキックを放つ。しかしKAORUは微動だにしない。あえて「もっと来い!」と促していく。
「残り時間1分」とコールされたところでドロップキックを放っていった塚田。「残り30秒」とコールされてから2発ドロップキックを打ち込んだところでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。
試合後、マイクを手にしたKAORU。
「15分ありがとうごさいました。ねえ初めてでしょ、15分間動き回ったの? もっとやった方がいいよ、15分ドロー。いい、桜花さんや広田選手、宮崎選手、あと野崎、たぶんね、この人たちと練習やっても、なかなかやってくれないのよ。だからマーベラスの道場に来たら? で、1日何人もスパーリング……(リング下にいた桃野に了解を取るように)私、勝手に言ってるけど、大丈夫? 美桜さんがOK出してくれてるので。あのね、場数で考えんのよ。やれることはやれてんの。デビューまで相当長かったと思うけど、やれることはやれてんの。だって、私が教えたのが広田だから。(その)広田が教えてくれてるから。だけどあの子、厳しくできないから。もっともっと自分を追い込まれた方がいいから。(マーベラスの)道場に来て、あたし(が相手するわけ)じゃないけど、若い子いっぱいいるから、とっかえひっかえスパーリングしてもらいなさい。そしたらもっともっと動きがスムーズになるし。やれることはやれてんだもん。だって私(弓矢固め決められて)痛かったもん、腰。弓矢(固め)、私はできなかったけど、あなたはできたんだから。さっき(開場前)練習してたの見てたけど、勘はいいからさ、できないことないんだよ。あとはもう、場数と、自分をどれだけ追い込めるか。話しか聞いてないし、練習してるとこ見たことないけど、GAEA JAPANの10分の1、マーベラスの半分もやってない。もっともっとやった方がいい、練習。これからだもん、頑張って。って思うんだ。どうかしら、皆さん? もっともっと、ほんとに。そして他団体呼ばれたら、どんどん出した方がいいよ。負けようが何しようが、ほんと場数だもん。私、マーベラスの子たちはほんと、WAVEさんにお世話になって、WAVEさんに育ててもらってると思うから。マーベラスは月2回しか(試合が)ないけど、WAVEさんに倍以上出してもらってるからさ。で、育ってんだ、この子たちは。だから試合数って大事。人の前に出るって大事。もっともっと垢抜けていくよ、そうするとね。はい、お疲れさまでした。ありがとうございました」
 そのKAORUの言葉を正座して聞いていた塚田。
さすがにKAORUは最後に「私からギブアップやフォール取れなくて悔しがってたもん。獲れるわけないよ、バカ!」と言ったが、その表情は笑顔。立ち上がった塚田と握手を交わしたが、涙を流している塚田とは対照的にうれしそうだった。
 塚田は四方に礼。そしてリングを下りると、桜花に抱えられるようにして引き揚げていった。
15分時間切れ引き分け。この結果だけを見ると、「デビュー2戦目で引き分けなんて大金星」「KAORUは相手を甘く見ていたのでは?」「手を抜いていた」……など、思うことはそれぞれだろう。
 デビューするに際して、二上会長は「WAVE史上最低の仕上がり」と口にした。ハッキリ言って、デビューさせるレベルに達していない。それは体力的にも、技術的にも。それはこの試合を見れば明らか。ボディースラムすら満足に決められないのだから、「見せられるレベルでない」と酷評されても仕方ない。
 KAORUにすれば簡単に試合を終わらせられたはず。秒殺もできたし、やらせるだけやらせて残り10秒で決めることもできた。しかし、それをしなかった。あえて勝たなかった。
 KAORUはほとんど攻めていない。KAORUが繰り出した技らしい技といえばサーフボード、ステップトーホールド、フライング・メイヤーぐらい(弓矢固めは失敗している)。エルボーを叩き込まれても打ち返していない。では、わざと受けていたのかというとそうでもない。ドロップキックにしても、威力がないから倒れなかっただけ。そうやって無理やり15分引っ張った。それは、エキシビションとはまた異なるフルタイムの世界である。その中でKAORUは、プロレスに最も大切なことを試合を通じて教え込んでいた。
 デビューさせるだけのレベルに達していない塚田に対し、なぜ実戦で鍛えていこうという方針をとったのか。そして、地元でのデビュー2戦目の相手になぜKAORUを起用したのか……など、様々な回答がこの一戦から見て取れる。
 この試合は「プロレスゼミナール」と銘打たれていた。これは対戦相手だけでなく、見る者も受講者。さて、あなたはこの一戦をどう消化する……。
▼OSAKA・ストレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(8分5秒、ドルミル)ハイビスカスみぃ●


 「よろしく」と凄みを利かせて握手を交わしたハイビスカスみぃ。野崎はこわごわ、差し出された右手を握り返した。
野崎のショルダータックルを受けたみぃだが、エルボーを打ち合っていく。そしてショルダータックルでダウンを奪うと、アルティメット・ウォリアーばりにトップロープを揺らすパフォーマンス。背後から蹴りを叩き込まれても、我関せずでトップロープを揺らしていった。
首投げを決め「よっしゃいくぞ!」とアピールすると、腰を落としてる野崎の背後に回り、背中をしての前屈ストレッチ。次は前に回って両手を引っ張る形の前屈ストレッチ。意外な攻撃に、ほとんど上体が前に倒れず苦しむ野崎。さらに立った状態で背中合わせになり、背中を伸ばすストレッチ。野崎は「体硬いのバラしやがって!」と叫んで反撃に移った
互いの足の甲を思いっきり踏み見つける攻撃の応酬。みぃがランニング・ネックブリーカードロップを決めれば、野崎はビッグブーツを叩き込んでいく。みぃのエルボーをあえて受ける野崎。効かないとみたみぃがロープに走ってエルボーを叩き込もうとしたが、野崎は前のめりに倒れてしまう。それを見たみぃは、「効いてたんかい!」。
救世忍者乱丸まで登場するお笑いの展開に巻き込まれながらも、ビッグブーツを叩き込んでいく野崎。しかし、みぃもランニング・ネックブリーカードロップを返していく。そしてエプロンからトップロープに上るが、なぜかそのまま下りる。しかも飛び降りるのではなく、ロープを1段ずつ足場にしながら。
ドルミルをロープに逃げられた野崎は、腰を落としているみぃに走り込んでのダブルニーアタック(蒼魔刀)。そして低空ドロップキックの追い打ち。
 野崎に攻撃されながらもみぃは、力強いラリアット、チョークスラムを決めた。
そしてコーナー最上段へ。フライング・ボディーアタックを放っていったが、距離が足りず墜落。足元に倒れたみぃに野崎がキャメルクラッチ式でドルミルに捕らえる。上半身を反らさせると、みぃは次の瞬間、高田延彦の伝説の高速(光速?)タップよりも早いタイミングでギブアップ。
▼DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>○門倉凛、青木いつ希(19分13秒、エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●、宮崎有妃<挑戦者組>
※カドクラハルカス。第25代王者組が初防衛


 ベルトの返還、記念撮影といったタイトルマッチセレモニーを経て、握手を交わし、青木いつ希と旧姓・広田レジーナさくらの先発で試合開始。まずはショルダータックルを決めた青木だが、広田は観客まで巻き込んで自身のペースに引き込み、ボディースラムで叩きつける。
門倉が飛び込んできて連係で広田を追い込んでいく王者チーム。タッチを受けて正式に試合権利を得た門倉は、ボディースラム、キャメルクラッチと攻め立て、低空ドロップキックで顔面を撃ち抜くが、ネックブリーカードロップを浴びて宮崎有妃とのタッチを許す。
宮崎は重量感あふれる低空ドロップキックからレッグドロップ、串刺しラリアット、ダブルレッグロック。そのまま相手の背中に全体重を浴びせかけていく。青木は重なり合っている2人をプレスしてカット。門倉はランニング・ネックブリーカードロップを返して青木にタッチ。
宮崎に逆エビを狙った青木だが、ステップオーバーできず。ならばとダブルレッグロックに決めてギブアップを迫る。宮崎はロープブレイクに持ち込み、DDTを決めて広田にタッチ。
青木をコーナーに追い詰めてボ・ラギノールを決めた広田。そしてスイングDDTを狙ったが、そのまま1回転してセカンドロープに乗せられ、デッドリードライブ気味に叩きつけられた。
ショルダータックルから串刺しエルボー、フェースクラッシャー、倒れ込みながらのボディープレスと攻め立てる青木。しかし広田は、青木をフィンガーロックに捕らえるとロープ渡り。ここで門倉が飛び込んできてロープを揺らす。だが広田は、飛びついて門倉の首を挟み込むと、青木と2人まとめて投げ飛ばした。ダウンした2人にボ・ラギノールを決めると、青木はリング下へエスケープ。
ここでトペを狙った広田。だが、ロープに走ったところで門倉がドロップキックを合わせる。さらに2人がかりでブレーンバスターを狙ったものの、DDTに切り返した広田は、またもやボ・ラギノール。
替わった宮崎は、ロープを背にする青木にラリアットを放つも、青木は門倉を呼び込んで追撃を阻止。ショルダータックルの打ち合いを繰り広げた青木と宮崎だが、最後は青木がラリアットで打ち勝つ。しかしすぐさま宮崎もラリアットをお返し。
一進一退の攻防からタッチを受けた門倉がミサイルキック、キャノンボール、ウラカンラナと攻め立てる。そして青木を呼び込むも、両腕でのラリアットを浴びて2人同時に倒される。門倉をボディープレスで叩きつけた宮崎は、コーナーの広田を担いで門倉に叩きつけていったが、かわされてしまう。改めてシーソーホイップでのプレスを狙ったが、門倉は両足を突き立てて阻止。その反動で宮崎のヒザの上で仰向け、バックブリーカー状態となる。
恥ずかし固めを狙った宮崎だが、門倉は必死に回避。だが、広田のボ・ラギノールのアシストもあって決められてしまった。慌てて青木がカット。
 宮崎はえびす落としを決め、替わった広田は側転してからのボ・ラギノール。さらにコーナーにセットした門倉に雪崩式のヘナーラサンライズを狙った広田。だがこれは、青木にバックドロップで叩きつけられる。すかさず門倉がダブルフットスタンプ。続いて青木がボディープレス。そして門倉がノーザンライトスープレックを決めるがカウント2。
さらにロープに走った門倉だが、宮崎がリング下から足を引っ張って引きずり落とす。そこに広田がトペ。リングに戻ると、広田がシャイニング・ウィザードからワキ固め。それをカットした青木がバックフリップを決めるとで、門倉がジャックナイフで丸め込む。目まぐるしく攻守が入れ替わる攻防の中で同士打ちを誘った門倉は、広田にトラースキックを決めてコーナーへ。だが広田に、雪崩式ヘナーラサンライズで叩きつけられた。
 宮崎のムーンサルトプレス、広田のヘナーラサンライズと連続攻撃を浴びた門倉だが、広田のブリッジが崩れて命拾い。悔しがる広田。攻撃の手が緩んだスキに、リングに飛び込んできた青木が門倉を自分の右肩に座らせ、そのまま立ち上がろうと前傾姿勢の広田にトス。広田の肩口に絡みついた門倉は、その勢いで逆打ちを決める。そのままガッチリ固めると、カウント3が数えられた。
抱き合って勝利を喜ぶ王者チーム。阿部由美子ZABUN社長から認定書とベルトを受け取っると、その姿をリングに座ったまま見ている広田と宮崎に歩み寄り、座礼して握手を求めた。
 そしてマイクを手にした青木。「門倉と青木、勝ちました! 凛ちゃん、おめでとう!」と叫び、「(4月)1日に(対戦して)絆を深めたおかげだね。とりあえず凛ちゃんが勝ったから、しゃべってください」とマイクを渡す。
門倉は「大阪で、初防衛しました! 勝ったってことは、青木と門倉が門倉と青木になるってことですよね? (リング下にいる阿部に向かって)社長、いいですか? 変更お願いします。変更してください」
 そして、「宮崎さん、広田さん、本当にありがとうございます」と続け、「でも広田さんには、結構自分勝率いいんで。次やっても負ける気しないですよ」。
これに広田は、「別にしゃべることないけど。だってあたし、(タッグ)チャンピオンになれなかったし。初防衛なんだって? たった1回防衛したぐらいで。別に私、もう1本ベルト持ってるし。入場式でも、私の方が一番最後に(リングに)上がってるし、私の方が上なんで。そういうことなんで。……これ以上、何か言うことあります? 別にないよね」と言ってリングを下りようとする。
 「ちょっと、帰んないでください」と引き留めた門倉は、「自分、広田さんに今日、勝ちましたよね? そのベルト、自分欲しいなあって思ってるんですけど。チャンピオンですよね?」と挑戦表明。この発言に慌てた広田は、「やめときなって。タッグでこれからっていうときなんだから、(シングルは)やめときなって」と必死になって拒否する。
 それでも門倉は「もう1本ベルト欲しいんですよね、自分。この勢いで」と続ける。思い出したように「そうだ。Catch(the WAVE)、もうすぐCatchが始まるから、防衛戦、やらなくていいじゃん」と避けようとする。「まだCatchに出るとか決まってないんでしょ? それじゃ(Catchに)出たいですとかまず言い始めて、それを認めてもらって、そこからCatchを勝ち上がっていって、それで私とやりましょう。だからそれまで防衛戦やらなくていいですよね?」の広田の言葉を聞いていた阿部社長は、「今年のCatchが、もうすぐ始まるの。なので、Catchに出場して、優勝して、そのベルト獲りにいってください」と広田を支持する形。広田は改めて「それまで防衛戦はなしってことでいいですか? ハッキリ言ってください」と確約を取り付けようとする。阿部社長は「もうすぐCatchが始まるから、それまで待て。それでいい」とCatch優勝者が次期挑戦者になることを伝えた。
 このやり取りを聞いていた門倉は「それはCatchに出るってことですね?」と念を押し、「絶対勝ち上がって、そのベルト巻きますから、自分。今年絶対2冠になります」とCatch優勝に加え、ベルト奪取まで宣言した。そして広田に向かって、「絶対勝ち上がるので、それまで防衛……しないで、ベルト持っててください」と宣戦布告した。これで安心したのか、広田は宮崎とともにリングを下りた。
門倉は改めて「今日、自分が勝ったので……」と大会を締めようとしたが、ここで上がってきたのは沙恵と杏夏。マイクを持った沙恵は、「ちょっとちょっと」と言葉を遮り、「とりあえず初防衛おめでとうございます。覚えてるかな、こないだの名古屋でタッグマッチやったじゃない? その時、実はね、スリーカウント取ってたんだけど、うるっさいのが邪魔してたの。忘れたとは言わせねえよ」と2・28名古屋での因縁を持ち出してきた。
 門倉は「(スリーカウント)取ってない取ってない」と否定するも、沙恵は「ある。絶対ある」と返す。「記憶にない」と言う門倉に、「都合の悪いことは忘れるってか?」と追い詰めていく沙恵は、リング下から「映像残ってる」という阿部社長の言葉に、「信じられないなら映像見てください」と沙恵。
 さらに「そっちのタッグ、ほんとに仲いいように見えないんだよね」と続け、「ウチら、何年も(タッグを組んで)やってきてんの、(柳ヶ瀬プロレスの)Ladiusで。そのベルト、欲しいな」と挑戦を表明。しどろもどろになりながらも、「悪いけど今はもう仲いいよ、たぶん」となんとか回避しようとする門倉。ここで青木が「わかった! その挑戦は……いったん持って帰っていただきます!」と回答はお預けに。
「とりあえず(そのベルトは)もらう」と言い残して去っていった沙恵と杏夏。そして門倉がマイクを持ち「青木と門倉、大阪で初防衛(戦)、勝ちました。今日は締めさせていただきたいと思うのですが、今日は青木が大阪出身なので、青木に占めてもらい追うと思います」と青木に譲る。
 出場全選手をリングに呼び込んだ青木は、所属団体の締め言葉である「ショーンキャプチャー!」と叫んだところで、後ろから広田と宮崎に突き飛ばされる。
強引にマイクを奪った広田が、次回大阪大会(8月1日、176BOX)を告知したのち、「これがWAVEだ!」と音頭を取ってWAVEらしく締めくくった。
2021.04.01

「PHASE2 Reboot 2nd『NAMI☆1~Apr.~’21』」

日時
4月1日  木曜日
観衆
151人
場所
◎オープニング
waveが桜花由美社長の新体制になって丸2年。昨年の“4月1日”はコロナの影響を受け中止となったが、今年はコロナ対策を万全に取ったうえでの開催にこぎつけた。まずは入場式がおこなわれ、桜花社長が代表の挨拶。

桜花「みなさん、こんばんはー! 本日はご来場、誠にありがとうございます。そしてカンフェティで生配信をご覧の皆様、ありがとうございます!! えー、本日でリブート2周年、桜花体制になって丸2年が経ちました。去年、1年間はコロナに泣かされて、思い通りの大会を開催することができませんでした。ですが、まだコロナが終息しないので、今後もコロナ対策をしっかりしてwave大会をやっていきたいと思いますので、皆様、よろしくお願い致します。今日はwaveに新たな新人がデビューします。塚田(つかた)しずくという、新たなwave選手がデビューしますので、皆さん応援のほどよろしくお願いします。そしてタッグパートナー同士のKIZUNA WAVE、2大タイトルマッチ、本日は全シングルマッチとなっておりますので、声は出せないと思いますが、皆様、心の中の熱い応援をよろしくお願い致します」
1、Birth wave~塚田しずくデビュー戦~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(12分54秒、極楽固め)塚田しずく●

wave待望の新人・塚田(つかた)しずくがいよいよデビュー。女子レスラーとしては長浜浩江(HIRO’e)以来の新人であり、wave新体制となってからは、はじめてデビューする選手となる。

「お願いします!」と握手を求める塚田。だが高瀬は応じない。もう一度、「お願いします!」と言うと、高瀬はもっと来いといったジェスチャー。塚田がさらに大きな声で「お願いします!」と叫ぶと、ようやく高瀬が応じる。
ロックアップから一気に高瀬が押し込む。突き返す塚田。そして「もう1回」とロックアップの押し合いに挑む。もう一度、高瀬が押し込む。

塚田は諦めずにもう一度ロックアップ。ロープ際に追い込まれると、体勢を入れ替えてエルボー弾。高瀬もやり返しヘッドロック、キャメルクラッチ、フロントネックロッに移行していく。ロープに逃げこむ塚田。ならばと高瀬は首投げを連発していき、サーフボードストレッチへ。耐えられると、再びキャメルクラッチで絞り上げる。
高瀬は塚田をロープにセットし、「おめでとう!」と張り付けドロップキック。コーナーに叩き付けたあとハンマースルー。これをロープを飛び越え、エプロンに着地した塚田は「来いよ!」と挑発。エルボー弾を見舞うとリングに戻ってスクールボーイ、ドロップキックを連発していく。しかし、高瀬は倒れない。

ならばとファアームを放っていく塚田。高瀬が強烈な一発でやり返す。気合を見せる塚田だったが、ここで高瀬が逆水平チョップ。「終わり!」と仕留めにかかる。
だがここで塚田が首投げ。「上げるぞ!」とボディースラムの体勢。高瀬が堪えて、逆水平チョップ。塚田はフォアアームでやり返す。受け止めた高瀬が逆水平チョップから逆エビ固めへ。残り5分のコール。なんとか塚田がロープ。

ならばと担ぐ高瀬だったが、回転エビ固めに切り返す塚田。丸め込みを連発していく。グルグルと腕をまわしてからのフォアアームを放ったあと、押さえ込みを連発する。いずれもカウント2。
このピンチをしのいだ高瀬はボディースラムで叩き付けて、再び逆エビ固めへ。塚田がブレイクしたところで残り3分のコール。高瀬は串刺しドロップキック3連発で追い込むと、最後は極楽固めでギブアップを奪った。試合後、高瀬は塚田を抱き起こし、四方に一礼。握手と抱擁をかわしリングを降りた。
◎バックステージ
塚田「Twitterで高瀬さんに『胸をお借りします』って言って、『胸なんか貸しません、勝ちに奪いに来い!』と言われ、そのつもりで挑んだんですけど、やっぱりぜんぜんまだまだでした」

——自分がイメージしたデビュー戦と違った?
塚田「自分の未熟さがよくわかりました」

——デビュー戦でこれは見せたいというものはあった?
塚田「エキシビションから成長した姿をお見せしたいなと思ったんですが、どうだったんですかね。すみません。途中から記憶がなくて」

——練習してきてこれをやりたいとか技はありましたが?
塚田「ドロップキックをきれいに決めたいと思っていたんですが」

——チョップ合戦もあったが。
塚田「死ぬほど痛かったです。あんなに痛いとは…ちょっと。人生ではじめてっていうくらい痛かったくらいです。これからまだまだ痛いことは出てくるので、頑張りたいと思います」

——女子プロレスラーになったと実感した?

塚田「お客さんに見られて、デビューしたんだって試合しながら思いました」

——どんなレスラーを目指したいか?
塚田「なんでもできる職人集団のwaveに憧れて入ったので。その職人集団の一員になれるように、頑張りたいと思います」

——KAORU戦が決まっているが?

塚田「見間違いかなと思いました。地元ですごいデビュー戦もかなり試練だと思っていったのですが、もっともっとデカイ壁が出てきたので、しかもKAORUさんは8月で引退されてしまうので、それまでに対戦させていただけることをありがたく思って、吸収できるものを意地でも吸収してもって帰りたいと思います」
2、KIZUNA WAVE〜BlueSoul(15分1本勝負)
△門倉凛(時間切れ引き分け)青木いつ希△


現・WAVE認定タッグ王者組の門倉凛と青木いつ希。チャンピオンになったものの、チームワークが不安視されている両者。そんな王者組に桜花社長が用意したのは、絆を確かめるためのシングルマッチだった。

青木が「よろしくお願いします!」と大声で挨拶。門倉は無視。一度は引き下がった青木だったが、ゴングが鳴らされると、改めて「よろしくお願いしまーす!!」とご挨拶。挨拶をかわさないと試合をおこなわないという青木に、しぶしぶ門倉が応じて試合へ。
早速、振りかぶる門倉。ガードした青木が「waveはビンタ、ダメって知ってた? 罰金だから。GAMIさんがどこかで見てる」と牽制する。会場にいる二上美紀子社長を見つけた門倉が問いかけるも、その背後から青木がスクールボーイ。キックアウトされるとショルダータックルを放っていく。カウント2。

出し抜かれた形となった門倉だったが、カニばさみを放ってやり返す。青木もキャメルクラッチ、フェースロックへ。門倉は噛みついて脱出。ならばと青木は張り付けボディーアタック2連発で追い込む。
これを返した門倉は馬乗りでフォアアーム。ボディースラムでやり返し、青木のお腹を踏みつける。フライングメイヤーから低空ドロップキック、ドラゴンスリーパーへ。リバースDDTを敢行する。キックアウトされるとワキ固めに移行する。なんとか青木がロープ。串刺し攻撃を狙う門倉。

寸前でかわした青木がフェースクラッシャー、「潰れろ!」とボディープレスを投下する。さらに青木はダブルニーアタック、ブレーンバスターホールドでカウント2。「行くぞー!」とコーナーへ。

これを門倉がデッドリードライブで切り返し、低空ドロップキック→DDT右低空ドロップキックにつなげる。そして、チンクラッシャーからミサイル発射。

残り5分となり、門倉がダブルリストアームサルトの体勢。堪えた青木がバックフリップ、ダブルニードロップでカウント2。

一方、門倉はトラースキックから逆打ちを狙うが、崩れて失敗。続いてウラカンラナの体勢。これを踏ん張った青木がパワーボムで叩き付ける。そして逆エビ固めへ。
残り3分のコール。なんとか門倉がロープ。青木は大外刈りを敢行。キックアウトされると小刻みエルボー。受けきった門倉がトラースキック。ロープに走るも、青木がラリアットで迎撃する。バックを取る青木だったが、門倉が回転エビ固め、十字固めで丸め込む。これも返されると、セカンドからのフットスタンプ、ウルトラリンを投下。

寸前でかわした青木がラリアットで攻勢。返されると、引き込み式ラリアットを敢行する。これもカウント2止まり。走り込んでのラリアットもカウント2。

門倉のダブルリストアームサルトもカウント2止まり。逆打ちを放ったところで時間切れとなった。
3、KIZUNA WAVE〜ギラギラ(15分1本勝負)
△野崎渚(時間切れ引き分け) SAKI△


野崎渚はSAKIとのシングルマッチ。SAKIとは2020年のDUAL SHOCK WAVEに「peerlessティーンズロード」のタッグ名でエントリーしている。野崎は新コスチュームで登場。

手四つの力比べから主導権を握った野崎が串刺し攻撃。ケンカキックを決めて、おしゃれキックにつなげる。そしてリバースインディアンデスロック。そこから鎌固めに移行する。ブレイジングチョップを連発していく野崎。顔面バン2連発からバックを取る。
これをチンクラッシャーで脱出するSAKI。すぐに野崎がキックをお見舞いする。そしてミサイルキックでカウント2。スリーパーへ。

これをSAKIがブレーンバスターで脱出すると、バックドロップの体勢。堪えられると、丸め込みと見せかけてのスコーピオン・デスロックへ。なんとか野崎がロープ。

SAKIはアトミックドロップ、ドロップキック、リバーススプラッシュにつなげる。これは寸前でかわす野崎。エルボーの打ち合いに発展し、残り5分のコール。SAKIはナックルとみせかけてチョキ攻撃。一方の野崎もビールマンキックから馬乗りナックル。SAKIもやり返す。野崎が振りかぶったところでTommyレフェリーが止める。ならばと野崎はヒザ蹴り。すぐさまロープに走る野崎に、SAKIが追走してヒザ蹴り。今度は野崎もSAKIを追いかけビッグブーツをお見舞いする。
残り3分から野崎がスリーパーの体勢。なんとかSAKIがロープ。すぐさまランニング・ダブルニーアタックで飛び込む。カウント2。ならばとノアールランサーへ。SAKIもみちのくドライバーⅡでやり返す。「負けてたまるか!」と野崎はもう一発、ノアールランサー。
だが、SAKIも後ろ蹴りでやり返して、両者ダウン。カウント9で立ち上がる両者。再びエルボーの打ち合いとなり、SAKIがみちのくドライバーⅡを敢行。野崎もノアールランサー・ハイ狙い。寸前でかわしたSAKIがランニング・ブレーンバスターを放ったところで引き分けのゴングが鳴らされた。
4、KIZUNA WAVE〜one way〜(15分1本勝負)
△桜花由美(時間切れ引き分け)桃野美桜△


第4試合は、BOSS to Mammy(以後、ボスマミ)対決。いまやwaveの名物タッグチームとなったボスマミだが、そもそも組むきっかけとなったのも両者のシングルマッチだった(2017年8・30新宿)。そこから桜花の一方的な片思いがはじまり、タッグ結成にまで至ったわけだが、3・1新木場で桃野は旧姓・広田レジーナさくらのサクパラダイス入りを表明。桜花にとっては非常に面白くない展開となっている。なんとか桃野の気持ちを取り返したい桜花にとって、この直接対決は大きなチャンスでもある。
桜花は両手を広げて「お願いします!」と待ち構える。桃野は「気持ち悪い…」と難色を示しながらも「2周年おめでとう」とハグに応じようとする。だが、これはフェイント。いきなり桃野が首固め4連発! 逆さ押さえ込みからのジャックナイフでカウント2。

すぐに走る桃野だったが、桜花は「よっしゃ、捕まえた!」とベアハッグ。桃野はTommyレフェリーに反則を主張してまんまと脱出。場外へと逃げ込むと、「そんなに美桜のこと好きなの? どこが好き?」と桜花に揺さぶりをかけていく。
場外から握手を求めた桃野だったが、そのまま桜花を場外に引きずり込む。逆にリングに戻った桃野は、場外カウントアウト勝ちを狙う。

カウント18でなんとか戻った桜花。桃野はパラダイスロックで身動き取れないようにして、ドロップキック。
反撃に出ようとする桜花だったが、「今日はビッグブーツはやらん」と踏みとどまる。すると桃野は「つまんねーな。来いよ、オラ!」と挑発。桜花は「ビッグブーツはしないけど…すかせ!」と叫びながらナックルで飛び込んでいく。もちろん、すかした桃野が「バカか!?」と桜花の頭を叩く。すぐさまドロップキックを放つが、桜花も払い落として、ビッグブーツ……かと思いきやこれも我慢。
桃野は「気持ち悪いんだよ。大迷惑。大嫌い。クソババア」と罵声を浴びせながらのストンピング。やられっぱなしの桜花だったが、堪忍袋の緒が切れたように「ふざけんな!」とお仕置きのビッグブーツ!

「大人しくしてりゃ、いい気になりやがって」といつもの串刺しビッグブーツでお仕置き。桃野も旋回式ヘッドシザースホイップを狙うが、桜花が堪えてストレッチマフラーホールドへ。
しのいだ桃野が回転エビ固め。カウント2。桃野を踏みつける桜花は「生意気なんだよ」とブラディーEX。

これも桃野が耐えきり、カニばさみからの低空ドロップキック。そしてミサイル4連発。カウント2。ダイビング・ボディープレスを投下するが、桜花が剣山。ショットガンからビッグブーツ。もう一発叩き込み、ポキへ。なんとかロープ。回転エビ固めを狙う桃野だったが、押し潰した桜花がカウント2。桃野のフォアアーム、桜花のビッグブーツがラリーとなる。JKボムを狙う桃野だったが、不発。フェースクラッシャーに切り返した桜花がえぐいカカト落とし。カウント2。
残り3分。ネックハンギングボムの体勢に入る桜花。これを丸め込みに切り返そうとする桃野。体勢が崩れるも首固めを連発していく。ダイビング・ボディープレスもカウント2止まり。不知火でカウント2。JKボムにつなげるが、堪えた桜花がインプラント。そしてビッグブーツでカウント2。残り1分となり、カカト落としを見舞う桜花だったが、桃野も切り返す。
残り30秒となり、桜花が垂直落下ブレーンバスター。これもカウント2。残り時間が少なくなるなか、タイガー・スープレックス・ホールドの体勢。踏ん張った桃野に桜花がカウンターのビッグブーツを放ったところで時間切れを迎えた。
試合終了と同時に慌てて桃野を気遣う桜花だったが、桃野は相当怒っている様子。退場する桃野を、桜花は追いかけていったが……!?
5、PURE-J認定無差別急選手権試合試合(30分1本勝負)
<王者>○米山香織(12分55秒、エビ固め)宮崎有妃●<挑戦者>
※第8代王者が4度目の防衛に成功


JWPという同じルーツを持つ宮崎有妃と米山香織。宮崎は1995年1月にデビューし、米山は1999年11月にデビュー。2人ともすでにJWPを退団し、宮崎は現在、wave所属。米山はYMZを立ち上げ、多くの団体で活躍する人気レスラーとなった。そんな2人が時を経てwaveのマットで、しかもJWPの流れを汲むPURE-J認定無差別級のベルトを争うこととなった。

試合前、記念撮影に応じる両者。ここで宮崎が仕掛けていく。ベルトを奪って、殴打すると遅れてゴングが鳴らされる。宮崎はボディースラム、ギロチンドロップでカウント2。ブレーンバスターを放って逆片エビ固めへ。ブレイクした米山が鉄柱攻撃で形勢逆転。リングに戻ってヒザ十字へ。なんとか宮崎がロープ。
米山はヒザへのエルボードロップ、セントーン。宮崎は髪の毛をつかんで脱出しDDTでやり返す。串刺し攻撃を狙うが、これは未遂。米山がチンクラッシャーに切り返そうとするが、宮崎も読んでいた。場外に出た宮崎は場外でリバースのアラバマスラムを敢行。リングに戻って張り付けラリアット、ハングマンDDTで追い打ちをかける宮崎
一方、米山も反撃に転じようとコーナーに登るが、キャッチした宮崎がえびす落としでカウント2。今度は宮崎がコーナーに昇る。
これは米山がバックドロップで引っぺがす。そしてダイビング・千豚♪でカウント2。「もう一発!」とコーナーに昇る米山。宮崎が追いつき、雪崩式ブレーンバスターの体勢。堪えた米山が雪崩式米-ZOU狙い。堪えられるとパワーボムで叩き付け、改めてダイビング・千豚♪を投下させる。これも返す宮崎。
今度は宮崎が直伝デスバレーボムを敢行。ムーンサルトプレスにつなげるも、これを寸前でかわした米山がビクトル投げ式ヒザ十字。なんとか宮崎がロープ。
すぐに走る米山に、宮崎がカウンターのラリアット。グリグリ目突きからの首固めへ。これをキックアウトした米山が後方回転エビ固めの体勢。キックアウトした宮崎だったが、すぐに米山が丸め込み3カウントを奪った。
4度目の防衛に成功した米山がマイクを取る。

米山「あー…、ゴキゲンすぎる、チャレンジャーの宮崎さんに全力で挑戦することでなんとか防衛できたぞー! 怖かった、宮崎さん怖かった。でも、waveのリングでPURE-Jのベルト賭けて、JWPの血が流れる宮崎産さんと防衛戦ができて、うれしかったです。ありがとうございました。桜花由美社長、美人×3。こんな美人の社長はこの世にいません。私今年に入ってから波の日、毎回、参戦してるんですよ。だから5月1日の波の日も参戦させてください。そして私シングルマッチすべてにこのベルトを懸けています。5月1日、対戦したい選手は…塚田しずく! よろしくお願いします」
桜花「(今後も)防衛したら塚田がチャレンジャーってこと? オッケー、5月1日、塚田しずくとシングルマッチ、決定で!」

米山「次はPURE-Jでライディーン鋼と防衛戦するぞ!(塚田に向かって)防衛するの、祈ってて。ありがとうございました」
◎バックステージ
米山「宮崎有妃選手は幅広くて、楽しいのから激しいのまでで、今日は怖かったです…。怖い宮崎さんから防衛できたっていうことは、ゴキゲンなんじゃないかなっていう。で、今、私、このベルトを持ってる間、シングルマッチすべてにベルトを懸けたいと思っていて。5月1日、waveさんでは塚田しずくさんとシングルマッチ、ベルトを持ってたらタイトルマッチをやりたいと思います」

——なぜ塚田選手と?
米山「だって、waveの今日デビューしたできたてホヤホヤ、フレッシュ、今が旬! 宮崎選手のような熟練した選手から、こんなにフレッシュな選手までいるっていうwaveさんで、熟練したwaveさんを相手に防衛できたので、次はフレッシュな塚田さんを相手に防衛したいです」

———ハイペースな防衛だが、体は大丈夫か?
米山「だいじょばないです(苦笑)」
6、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合~(30分1本勝負)
<王者> ○旧姓・広田レジーナさくら(18分16秒、サクライト)加藤園子●<挑戦者>
※第16代王者が3度目の防衛に成功

事のはじまりはOZ1・10新宿でのこと。旧姓・広田レジーナさくらと加藤園子のシングルマッチが組まれ、そのときは加藤が勝利。試合後に広田が次期挑戦者に指名するも、加藤はやんわりと拒否していた。だが、加藤はwave2・1新宿に参戦した際、挑戦をアピールする。当然のことながら、一度断られた広田は消極的。今度は広田が拒否したのだが、桜花由美社長がタイトルマッチをやらないとベルトを剥奪すると宣言。しぶしぶ広田はタイトルマッチに応じることに…。
まずは加藤がローキックで牽制。広田もやり返すが、加藤がガードし「ヘボいんだよ!」と蹴り返す。さらに「チャンピオン、これが!? すごいですね!」と挑発しながらサッカーボールキック。コーナーでは顔面蹴りをお見舞いする。そして大暴走の体勢に入るが、場外に避難する広田。

加藤が「逃げてんじゃねーよ!」と叫ぶと、広田も「逃げたんじゃねーよ、降りたんだよ!」と言い返す。水を飲んで広田はリングイン。
加藤がロープに飛ばすも、広田はトペ・レベルサの体勢。これを加藤がキックで迎撃する。そして加藤はローキック。読んだ広田がスクールボーイでカウント2。

ヒヤリとした加藤がヘッドロックで捕獲すると、アームロックで脱出する広田。加藤も逆片エビ固め、ヘッドロックに移行する。
脱出した広田はボ・ラギノール……を我慢。高田純次も我慢する。すると加藤の方から「今日はやらないんだ。なんだよ、それ! 調子狂う。お前のその広田ワールド対策してる気持ちを考えろよ」とけしかける。

この言葉に目覚めた広田が「もう大丈夫です。いつも通りやります」と仰向けに。そして「お前がかわりにやるってことか!」と高田純次を誘導する。加藤は「そういうことじゃない。そういう意味じゃない」と否定しながらも、高田純次を敢行する。
だが、寸前でかわした広田が「タイトルマッチ、バカにしてんじゃないぞ!」とストンピング。開放された広田は鼻をほじりながら加藤に向かう。すると加藤は「そういうことじゃない」と全否定。

広田は青コーナーにパンチを入れながら「やれって言ったじゃん。昔からさ、そういところが嫌いなんだよ。気に入らないんだよ、昔からよ」と加藤への愚痴をこぼす。
振り向きざまに加藤を認め「大好きです」と取り繕うも、当然、加藤はローキックでお仕置き。「お前の考えてることがよくわかった」と串刺し攻撃をお見舞いする。

一方、広田もフロントハイキックで迎撃し、スイングDDTにつなげる。そしてボ・ラギノール。走る広田に加藤はニーリフト。広田はボ・ラギノールで応戦し619。シャイニング・ウィザードにつなげるも、これは加藤も読んでいた。そして、ファイアーマンキャリーでかついでコーナーに叩き付ける。大暴走からギロチンドロップを狙うが、かわした広田がボ・ラギノール。さらには側転からのボ・ラギノール。場外に加藤が落ちると、広田が戸惑いながらもトペ・スイシーダ。「加藤を超えたぞ!」と場外で叫ぶ。
広田は加藤を戻して、ミサイル発射。カウント2。へなーらサンセットの体勢。加藤が切ってドラゴンSHの体勢。広田も堪えていく。逆に加藤がへなーらの体勢。広田が回避しへなーらサンセットを強引に敢行。キックアウトされるとワキ固めで捕獲する。
10分経過。なんとか加藤がロープ。加藤のキックをかいくぐって広田は夜叉スープレックスの体勢。読んだ加藤がステップキック。ドラゴンスリーパーの体勢。これをコーナーを使って不知火のように脱出した広田がスリーパーへ。加藤はコーナーに叩き付けて脱出する。

すかさず広田がシャイニング・ウィザードでカウント2。ここで広田は夜叉ロックを狙うが、加藤が回転エビ固めに切り返す。ならばと広田はへなーらの体勢。未遂に終わると走る広田。加藤がカウンターの逆回し蹴りを放つ。
そして加藤は「お前のベルト、もらった!」とローキックを連発。キックアウトされるとドラゴンスリーパーへ。さらに投げっぱなしジャーマンを放って、もう一度ドラゴンスリーパーで捕獲する。なんとか広田がブレイク。ならばとドラゴンバレーを敢行する加藤。

これも返されると、加藤のハイキックと広田のへな拳が交互に炸裂。加藤の投げっぱなしドラゴンが決まると両者ダウン状態に。
先に仕掛けた加藤がパワーボムで叩き付けるもカウント2。加藤の側頭部へのキックは危険な角度で決まるも、それでも返す広田。ならばと加藤はクーロンズゲートの体勢。カウント2。ここで加藤は改めてクーロンズゲートを狙うが、広田は担がれながらもボ・ラギノールを連発。脱出した広田がサクライトで逆転クルリ! 3度目の防衛に成功した。
◎試合後のマイク
広田「ベルトもありましたが、ここ最近、GAEAの先輩っていうキーワードが私の中にありまして、先輩ありがとうございました」

加藤「お前、チャンピオンだろ? 頭下げるんじゃねーよ、だっせーな。やっぱお前には似合わないな、そのチャンピオン」

広田「それ、自分が一番わかってます。でも、なんでかチャンピオンのままでい続けちゃうんですよねぇ(悔しがる加藤)。やっぱりwaveのベルトは、waveのエースを選んだんだと思います」

加藤「チャンピオン、こちらこそ挑戦を受けていただきありがとうごあいました。ぶっちゃけ昔の広田のままとナメてました。スミマセン。ちょろいだろって、それが私の広田ワールドに対する勉強不足ですね。また一つ、今日教えてもらいました。だけどね、自分負けて終わるの、すげーいやなんで、もう1回挑戦させろ、お前。今日、セコンド付いてくれたコイツら(関口翔ら)にベルト持って帰るから見せるからって言ってたのに、何も声かけられないんだよ、コイツら。だから挑戦者としてお願いです。もう一度お願いします!」

広田「その頃にはチャンピオンは変わってるかもしれませんが、そのときのチャンピオンと激闘を繰り広げてください。ありがとうございました。(加藤は『クソ!』と言いながら退場)なんやかんだで私は強いのかもしれませーん! ありがとうございました。チャンピオン姿、どうか収めてください」
桜花「もういいですか? 9時まわっちゃったんですよ。すみません、えーーと、本日本当は今年のCatch the WAVEの詳細を発表する予定だったんですけど、9時をまわってしまったので、次回にします。ありがとうございました。しめていいよ」
広田「あの今日、平日のシングル6本ということで、waveこれで、新生waveになってから3周年目に入りました。waveのメンバー上がってください。なんでこんなに興行が押したかというと、今日1本目のデビューした塚田が、なかなか粘って頑張ったってことです(大きな拍手)。2年経ち、3年目。一人、新しい風が入ってくれました。あとの4人はシワと白髪が増える一方です。しかし、新しい風も吹いたことなので、これからもっともっといろんなことに挑戦して、面白いことやりたいと思いますので、世の中のことはちょっと忘れて、この会場ではこの配信を見て、楽しい気持ちになってくれればと思います。それがwaveのプロレスのできる力だと思います。これからも、新生3年目に入りましたが、waveをよろしくお願いします! 行くぞ、これが、waveだー!」
◎バックステージ
——防衛おめでとうございます。改めて加藤戦は?
広田「ありがとうございます。そうですね、野崎からベルト獲って、最初にライバルである神童ミコトが名乗り上げてくれて、タイトルやって防衛して、次は剥奪と言われながらもKAORUさん、そして園子さん。なんかこの前に永島さんの来年引退ってことで、園子さんはまだまだ引退とかないですけれども、なんか本当にそういう時期が来たんだなと思って、waveのベルトでね、waveのリングですけど、やっぱりどれだけあとリング上で闘えるんだろうっていうのがやっぱ考えちゃいますよね。しかもいまの状態が奇跡なんですから、これでまたこれ防衛戦拒否とかすると、剥奪とか言われて、もう…。なんて言うんでしたっけ、こういうのって。悪徳業者っていうんでしたっけ? パワハラ? そうパワハラだし、ブラック企業だし、本当によく3年目迎えられたなと私、思うんです。それもひとえに私が頑張って爽やかな風とか、子どもの若々しい風とか吹かせてやってるのに、桜花さんは白髪とシワが増えるばっかりで、この前は四十肩で肩が上がらなかったくせにそうやって言って。すみません、本当に2周年というめでたい場で、防衛の場でこんな会社の愚痴を言ってしまいました。でもね、本当にwaveが一致団結してやってきたから、2年という月日を乗り越えられたんだと思います。そして挑戦するって言ってくれた園子選手、染みますよね、本当に。感無量です。本当は私、強いんじゃないかな? 本当は。なんかチャンピオンとしての自覚が出てきたような気がするんですけど、ここでね。『誰でもやってやるよ!』とかって、言ったらなんかもう、それは言っちゃいけないと私、思っているので、これが終わったらなるべく次まで防衛戦はやらないように、本当にしていこうと思います。勝利者インタビューでこんな不安な顔で、コメントするの私くらいだよ、本当。私を見て、waveを見て、日頃の何か重苦しいものを取ってもらえれば、元気になってもらえれば、私はそれだけが、私が元気になれる方法です」

——新人もデビューしたが?
広田「アイツは本当に何回髪をかき上げた、今日!? 本当になんなんだ! あのクセは本当に抜けないな、クセっていうのはね。抜けないんですよ。あんな白いコスチュームを着ておきながら、ヤンキーみたいな声の出し方とかしちゃって、白、ぜんぜん似合ってなかったですよね? 昔のヒールみたいな感じで、バイソン木村さんみたいな目尻のメイクしちゃって、アイツな。本当にwaveに新しい風を吹き込もうとしてるぞ、アイツは。誕生日一緒だからね。ちょっと早いうちに、出る杭は潰しておかないといけないので、アイツと当たるのが楽しみですね」

——新生wave3年目の抱負を。

広田「新生waveになったときに掲げた、全国をまわるというのは早々にコロナでダメになって、すごい笑えるんですけど、本当にそれを聞いて地方の方々本当に楽しみにしてくださってる方々、たくさんいると思うんですが、本当に謝ることじゃないかもしれないんですけどね、ごめんなさい。行けなくて! 配信とか届くようにしているんですけども、一人ひとりがもうちょっと発信して、いろんな手段でもっと。もうね、コロナっていうのはしょうがないというのはアレですけど、コロナを利用して大きく、楽しくならないといけないと思ってるので。そのためにもね、コロナを味方につけて、もっとみんなで隅々まで届かせるっていうのがやらなきゃいけないことであり、抱負なんじゃないかなって思います。あとは塚田がデビューしたので、大事に、厳しく、waveにふさわしいメンバーに育てていきますので、みなさんこれからもご期待ください」