2023.08.13
『Sunday wave vol.42』
日時
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8月13日 日曜日
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観衆
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128人
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場所
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■入場式
試合に先立ち、限定復帰の桜花を含めた出場全選手が入場。選手を代表してEvolution女子の3選手が挨拶した。
試合に先立ち、限定復帰の桜花を含めた出場全選手が入場。選手を代表してEvolution女子の3選手が挨拶した。

<b>■ wave of waves〜桜花由美限定復帰 Vol.1〜(15分1本勝負)
桜花由美(14分53秒、体固め)炎華
※かかと落とし
テーマに合わせて一周どころかステージまで上がって入場の炎華。いっぽう、久しぶりに、新木場1stRINGに桜花のテーマ曲が鳴り響く。
桜花由美(14分53秒、体固め)炎華
※かかと落とし
テーマに合わせて一周どころかステージまで上がって入場の炎華。いっぽう、久しぶりに、新木場1stRINGに桜花のテーマ曲が鳴り響く。

黒と銀ラメのガウンでステージの前に仁王立ち。曲に合わせて歩を進める。そしてコールを受けて手を挙げながらリングを一回りする光景まですべて、桜花の入場には、何ひとつ変わりがなかった。

炎華の「お願いします!」の声に桜花はガッチリ握手で受け答えて試合開始。観客による拍手の響く中、ロックアップ。炎華が力負け。桜花はタックル。そしてアームホイップ合戦。足を救ってフォールの取り合い。

炎華がアームホイップからドロップキック、桜花はロープを掴んでロープへ振らせず。
桜花がエルボー。髪を掴んでヘアホイップ。スリーパーへ。
桜花がエルボー。髪を掴んでヘアホイップ。スリーパーへ。

さらにグラウンドの展開から、炎華の上に乗り、全体重を浴びせてフォール。カウント2。

炎華もエビ固めで丸め込んでからドロップキック。しかし、1発では倒れない。ならばと、2発、3発、4発打っても倒れない。今度はエルボーを打つ炎華。ドロップキックは空振り。桜花はバックドロップ狙いに行くが、体を入れ替え、炎華がフォール。カウント2。

炎華はフライングボディアタック狙い。桜花はこれをキャッチしたが、そこからうまくDDTに移行。桜花をコーナーに振ると、側転エルボーを狙いに行ったが、これは失敗。桜花が至近距離からのビッグブーツを連発する。

そして「よっしゃ、一発行くぞー!」のアピールをしてから、コーナーに振ったが、これはかわされドロップキックを浴びる。炎華はこの勢いに乗り、コーナーに追い詰めると、側転エルボーからドロップキックでついに桜花から受け身を取らせることに成功。

カウント2。炎華がボディスラムの体勢に入るが、桜花が逆転して投げつける。コーナーに振り、ビッグブーツ。さらにコーナーへ走ってランニング式のビッグブーツ。カウント2。桜花はエルボー、炎華も打ち返す。10分経過。

炎華は何度もエルボーに倒れながらも立ち上がって打っていく。桜花はエルボーからランニング式のダブルチョップ。ブレンバスターを狙いに行くが、炎華が首固めで切り返す。続けてジャックナイフを決める。いずれもカウント2。

さらにコルバタからドロップキック。カウント2。ボディスラムからSTFへ。炎華はチャンスとばかりに突進したが、これを桜花がスタンガンでロープにぶつけてかわすと、ランニング式のビッグブーツから、正面からのビッグブーツ。カウント2。

さらに正面からもう1発ビッグブーツ。ダメ押しでチョークスラムを決めにかかったが、これは炎華がエビ固めで切り返す。桜花のバックドロップの体勢も、ジャパニーズレッグロールで切り返したが、惜しくも2。桜花はビッグブーツ。タイガー狙うが耐えられると、クロスアーム式DDTからカカト落としで試合を決めた。

●バックステージ
――久しぶりのリングいかがでしたか。
「めっちゃ緊張した。めっちゃ緊張しましたー。楽しかったですー。もっと人を蹴りたかったです。蹴り足りなかったです(笑)。」
――炎華選手は初めての対戦でしたけど、いかがでしたか。
「練習とか一緒にやってて、この子すごく覚えがいいなーとか思ってたんですけど、実際、試合してみると、頭使うんだなーって。まだまだですけど、この子、ちゃんとやっていけばもっともっといい選手になるなって思いました」
――桜花さんは久々の試合となったわけですが、動きはいかがでしたか。
「欠場に入ってから太りまして、まあ、体が重くてびっくりしました。5キロ以上太ったので、ちょっと戻したんですけど、まだ体が重くて。今度26日もう1試合あるので、そこまでに欠場前に戻したいと思いました」
――ではその26日、田中きずな戦へ向けての意気込みをお願いします。
「きずなは関節技重視で来ると思うんですけど、私も負けないように関節技を出していきたいと思います!」
――久しぶりのリングいかがでしたか。
「めっちゃ緊張した。めっちゃ緊張しましたー。楽しかったですー。もっと人を蹴りたかったです。蹴り足りなかったです(笑)。」
――炎華選手は初めての対戦でしたけど、いかがでしたか。
「練習とか一緒にやってて、この子すごく覚えがいいなーとか思ってたんですけど、実際、試合してみると、頭使うんだなーって。まだまだですけど、この子、ちゃんとやっていけばもっともっといい選手になるなって思いました」
――桜花さんは久々の試合となったわけですが、動きはいかがでしたか。
「欠場に入ってから太りまして、まあ、体が重くてびっくりしました。5キロ以上太ったので、ちょっと戻したんですけど、まだ体が重くて。今度26日もう1試合あるので、そこまでに欠場前に戻したいと思いました」
――ではその26日、田中きずな戦へ向けての意気込みをお願いします。
「きずなは関節技重視で来ると思うんですけど、私も負けないように関節技を出していきたいと思います!」

◼ノーテーマ3waves(15分1本勝負)
朱崇花vs青木いつ希vsチェリー
(11分10秒、オーバー・ザ・トップロープ)
※3者ともにステージ上に出たため失格
3人が入場した時、チェリーが「(朱崇花に)そこの波女、(青木に)タッグのチャンピオン、私、圧倒的に不利じゃないですか? 可愛さと若さで勝ってるかもしれないけど。だったらオーバー・ザ・トップルールの採用はどうですかね? (朱崇花に)お前何年目だ? 私は20年目だ、先輩の言うことは絶対なんだよ」とアピール。青木は「お客様は納得してるのか?」と問いかけると、館内は拍手に包まれる。本部席の桜花社長と音響室の二上会長からGOサインが出たことで、急遽、オーバー・ザ・トップロープルールが採用されることとなった。
朱崇花vs青木いつ希vsチェリー
(11分10秒、オーバー・ザ・トップロープ)
※3者ともにステージ上に出たため失格
3人が入場した時、チェリーが「(朱崇花に)そこの波女、(青木に)タッグのチャンピオン、私、圧倒的に不利じゃないですか? 可愛さと若さで勝ってるかもしれないけど。だったらオーバー・ザ・トップルールの採用はどうですかね? (朱崇花に)お前何年目だ? 私は20年目だ、先輩の言うことは絶対なんだよ」とアピール。青木は「お客様は納得してるのか?」と問いかけると、館内は拍手に包まれる。本部席の桜花社長と音響室の二上会長からGOサインが出たことで、急遽、オーバー・ザ・トップロープルールが採用されることとなった。

朱崇花はエプロンに下がり、青木とチェリーでスタート。チェリーコールのなか「うるせい、こらかかってこいー!」と気合を込める青木。

チェリーと青木による手四つの攻防に、「お前も来いよ」と朱崇花を挑発する青木。朱崇花が加わろうとすると、青木の背後からチェリーがスクールボーイ。カウント2。青木はフェースバスターからボディプレス。その青木を朱崇花は持ち上げて、チェリーに投げつけてフォールに持っていく。朱崇花はその青木に対しても、パラダイスロックに決めて動けなくする。

チェリーが「お前何年選手だ?」と朱崇花に食ってかかる。チェリーが朱崇花をコーナーに振ると、チェリーがコーナータックル。青木もコーナーラリアット。

しかしここでチェリーが裏切り、青木をスクールボーイでフォール。カウント2で返す青木。すると、再び同じ展開に。またもカウント2で青木は返す。

「もう一回」コールを起こすチェリー。しかし青木は3度目のスクールボーイには行かせず、チェリーへ大外刈り。この間に、朱崇花がニールキックで青木をフォール。2カウント。青木は朱崇花の足を払うと、背中へのニーからブレンバスターホールド。これも2カウント。

青木はトップロープを上るも、朱崇花も立ち上がって追いかけ、デッドリードライブで投げ捨てる。これに青木も立ち上がり、バックに回ると、投げっぱなしジャーマン。

朱崇花はトラースキックで青木を倒す。しかし、トップロープに登っている間にチェリーが青木をがフォール。青木が返す。チェリーが続けて熟女でドーン!を決めようとしたが、青木がしゃがんだことで、Tommyレフェリーに誤爆。レフェリー不在となった間に、3者がもみ合ってエプロンへ。気が付けば、3人でのバックの取り合いに。ここで真ん中のチェリーが「よーし、私ごと刈れだー!」と青木に指示。

青木が二人まとめて投げようとするが、これはさすがに無理。朱崇花がこの間に張り手を見舞い、2人をリング下へ落としたが、Tommyレフェリーがダウン状態のため、オーバー・ザ・トップロープが認められず。朱崇花は立て続けに場外ケブラーダを狙ったが二人が逃げたため自爆。2人がリングへ戻り、場外の朱崇花を指して、「Tommyさんオーバー・ザですよ」とアピールするがTommyレフェリーがダウンして目撃していなかったため認められず。

その後、青木とチェリーの攻め合いとなり、チェリーがサードロープから場外へ。その間に朱崇花がリングへ生還。青木がロープに振ると、朱崇花はブーメランアタックで戻ってこようとしたが、青木が外へ押し出し、エプロンに。ここに青木も引きずりこまれ、エプロンでの落とし合いになる。南側での落とし合いから朱崇花は北側へ移動。青木も「朱崇花―!」と大声で追いかける。戦場は北側エプロンへ。

朱崇花はエルボー。青木も打ち返す。ここでチェリーが「チャンス!」と場外から戻ってリングへ入ってきたが、簡単にエプロンに落とされる。そのままチェリーは入場の花道まで押し出されたが、Tommyレフェリーの判定はなんとセーフに。まだ床についていないという判断のようだ。

こうなると、3人が花道へ移動し、花道での乱闘へ発展。3人でもみ合う間に、チェリーが花道とステージの間にあった隙間に挟まってしまう。しかし、これもまた足は床に着いていないため、試合は続行。身動きできないチェリーを無視して、青木と朱崇花の攻防へ。青木がラリアットで朱崇花を打ち込むと、勢い余って二人ともステージ上へ。

挟まった状態のチェリーも押される形で上半身だけステージの上に。ここでTommyレフェリーがゴングの要請。ステージ上は場外とみなされ、3人ともオーバー・ザ・トップロープの判定。なんと3人同時に失格という前代未聞の決着となった。隙間にハマったままのチェリーはセコンドの桜花が引きずり出していた。

■メモリアルwave~遠藤美月引退ロード~SPEED OR POWER(15分1本勝負)
狐伯(9分54秒、エビ固め)遠藤美月
※BMクラッシュを切り返す
まずは、狐伯がフットワークを生かして、遠藤の四方を回る。なかなか組み合わず。そして、レスリング勝負から開始。緊張感漂う攻防を打ち破ったのは、狐伯の背後からのドロップキック。
狐伯(9分54秒、エビ固め)遠藤美月
※BMクラッシュを切り返す
まずは、狐伯がフットワークを生かして、遠藤の四方を回る。なかなか組み合わず。そして、レスリング勝負から開始。緊張感漂う攻防を打ち破ったのは、狐伯の背後からのドロップキック。

これに遠藤もタックルからバックフリップで応戦。カウント2。そこから逆片エビも狐伯はロープブレイク。

遠藤はキャメルクラッチにとらえるがこれも狐伯は耐えてロープに逃れた。遠藤の突進をドロップキックでかわす狐伯。

続けてエルボー連打に行くが、これを遠藤もヘッドバットでかわす。狐伯はDDTから低空ドロップキック。さらにブレンバスター。カウント2。ここからミサイルキックと繋げる。

そして、ライガ―ボムの体勢に入るが、これを遠藤はショルダースルー。遠藤はもう一度、逆片エビに取ったが、ロープに。狐伯は飛びつき式のカサドーラ。

遠藤はラリアット。二発目も狙ったが、狐伯はこれをかわしてのDDTからヒザ打ち。遠藤はもう一発ラリアット。

そしてBMクラッシュへ担ぎ上げる。しかし、持ち上げた瞬間、狐伯が間一髪、体を入れ替えてエビ固めに丸めこむ。

これで3が入り、逆転フォールを奪った狐伯は、「ありがとうございました!」とこれまでの礼を込めて遠藤へ頭を下げた。

●バックステージ
――残り1か月となりましたが、今どんな気持ちですか?
「最近になって試合が終わるとジーンとくるものがあって、最後なんだなって思います。
1試合1試合悔いのない試合をするだけなんで、まさか今日も狐伯ちゃんとあたるとは思ってないかったので、組んでいただいてうれしかったです。ここ最近、シングルのメイン(の試合を)見る機会があって、この試合が、自分にはできるのかなーって。計32年やってきて、こんな試合できたのかなーって反省ばかりしています」
――
――残り1か月となりましたが、今どんな気持ちですか?
「最近になって試合が終わるとジーンとくるものがあって、最後なんだなって思います。
1試合1試合悔いのない試合をするだけなんで、まさか今日も狐伯ちゃんとあたるとは思ってないかったので、組んでいただいてうれしかったです。ここ最近、シングルのメイン(の試合を)見る機会があって、この試合が、自分にはできるのかなーって。計32年やってきて、こんな試合できたのかなーって反省ばかりしています」
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■チャレンジwave〜テクニカル〜(15分1本勝負)
旧姓・広田さくら(14分45秒、夜叉ロック)サニー
いよいよEvolution女子、通称・Evo女がここからwave初登場。まずは先陣を切って、サニーが広田と対戦。サニーの「お願いします!」に広田は「初めまして」で返礼。「サニー」コールには「ありがとうございます」と観客席に礼を送るサニー。
旧姓・広田さくら(14分45秒、夜叉ロック)サニー
いよいよEvolution女子、通称・Evo女がここからwave初登場。まずは先陣を切って、サニーが広田と対戦。サニーの「お願いします!」に広田は「初めまして」で返礼。「サニー」コールには「ありがとうございます」と観客席に礼を送るサニー。

ここで観客が「広田、●●!」(●●は聞き取れず)とコールを送ると、広田が「何言ってんだ? ちゃんと言え!」とクレーム。ようやく組みかかろうとした瞬間に、セコンドの桜花がまさかのくしゃみ。絶妙すぎるタイミングに広田は「なんだ、控室帰れー!」と桜花にクレーム。

そして、「ごめんね、こんなことばかりで」とサニーに平謝り。気を取り直して、ロックアップ。まずは広田がロープに押し込んでのエルボー連打。今度はサニーがロープへ振るふりをしてのエルボー連打でお返し。

さらにドロップキック。カウント2。これに対して、広田はヘッドロック。サニーもヘッドロックに取ると広田はヒジ打ちでボディへ打ち込んでからのエアエルボー・ポーズ。「テクニカルと言うのは技だけじゃないからな。今日はそれらを学んでいけ!」と広田がサニーへアドバイスすると、広田のヘッドロックにサニーもヒジ打ち。

さらにエアエルボー・ポーズと完コピを果たす。「堂々とやってんじゃねえー! 少しは恥じらえ」と広田はツッコミ。今度は広田がサニーをコーナーへ振り、スローでのランニング式エルボーを狙うが、これは簡単によけられる。サニーはスイングDDTからブレンバスターを狙うが、広田はこらえると、逆にボディスラムの体勢へ。持ち上げてから、しばらく溜めてから、滞空時間の長いボディスラム。「おー」と感心する場内に「ボディスラムくらいできるわー!」。

そしてサニーへ「お前、年齢は非公開だけど10代じゃなさそうだなー」と尋ねると、足を払って、背を向けさせると、背後からのボ・ラギノールを敢行。カウント2。今度は腕の取り合いからグラウンドへ。広田がグラウンドヘッドロック。

サニーがヘッドシザースも広田はハンドスプリングで回避。ここから再びグラウンドへ。サニーがフォールに行くも2カウント。広田は弓矢固めからキャメルクラッチに取る。サニーがロープを掴むも、その手を叩く広田。もちろん、ロープは認められた。広田はグラウンドのフルネルソン、身動きを取れなくするが、サニーはなんとかロープに。

広田はわざと腕を取らせると、コーナーを自在に動き、トップロープ上での前転、後転も成功。さらにロープ渡りからアームホイップ。テクニシャンぶりを存分に見せつける。
スタンディングへ戻ると、サニーはエルボー。「効かねえだろ!」と広田もお返し。再度エルボーを食らうも「笑わせるんじゃねえぞ」と効いているものの、やせ我慢してやり返す。
スタンディングへ戻ると、サニーはエルボー。「効かねえだろ!」と広田もお返し。再度エルボーを食らうも「笑わせるんじゃねえぞ」と効いているものの、やせ我慢してやり返す。

そして、「私事ですが、昨日、デビュー27周年を迎えまして。28年間練習してないドロップキック!」と宣言すると、そのまったく練習していなかったドロップキックが4連発で決まる。しかし、28年何も練習してなかったため、ダメージが薄く、サニーは倒れない。

逆にサニーのドロップキックに広田は吹っ飛ぶ。そして広田がダウンすると、サニーはまさかの高田順次。そしてその完成形はローリングして決めた。

広田はフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。これに対してサニーは逆さ押さえ込みからスクールボーイ。いずれも2カウント。広田はボ・ラギノールから延髄蹴り。へなーらを狙ったが、サニーは切り返してエビに丸める。ここからエビ合戦に。いずれも2カウント。広田はへな拳を決めると、ここで夜叉ロック。残り時間ギリギリでギブアップ勝ちを収めた。

■チャレンジwave〜パワー〜(15分1本勝負)
宮崎有妃(9分21秒、首固め)ZONES
※目つきからのスモールパッケージホールド
Evo女二人目として、ZONESが貫禄の入場。waveでは初となる筋肉タイム。続いて宮崎の登場。二人が向き合った瞬間、台風の影響で、外の雨足が強くなる。
宮崎有妃(9分21秒、首固め)ZONES
※目つきからのスモールパッケージホールド
Evo女二人目として、ZONESが貫禄の入場。waveでは初となる筋肉タイム。続いて宮崎の登場。二人が向き合った瞬間、台風の影響で、外の雨足が強くなる。

屋根に雨が当たる音が大きくなり、宮崎も天を見上げてから握手。試合開始。手四つから、バックの取り合い。

ZONESが取り返す。ロープからのタックルは1発目は宮崎の勝ち。2回目は互角に。3度4度と互角だったが5発目で宮崎が再びZONESを倒した。これに対してZONESがチョップを連打。宮崎はラリアットで返す。そしてグラウンドヘッドロック。

体を入れ替え、ZONESがマウントパンチ。宮崎も取り返すと、立ち上がりZONESの髪を掴む。ヘアホイップを決めると、ZONESもヘアホイップでやり返してから噛みつき。そして逆エビ固め。宮崎は苦しみながらもロープへ。

ZONESは勢いよく、ボディスラムを狙ったが、「舐めんじゃねえぞ」と宮崎に逆に投げられる。ZONESは立ち上がりざまにラリアット。今度はラリアット合戦となる。両者互角の打ち合いが続いた後、ZONESは宮崎を持ち上げてバックフリップ。さらにラリアットを打ち込んだ。

ZONESはコーナーへ振ってのラリアットからエルボー。カウント2。「あげるぞー!」のアピールから持ち上げようとするが宮崎がヒザ蹴からラリアット。ラリアットは空振りとなりZONESがスクールボーイ。カウント2。

続けてブレンバスターを決めると、さらにトップロープへ上る。ミサイルキックを敢行したが、これも2。

ZONESは投げの体勢に入るが、宮崎がショルダースルーで返し、ここからエビ固め合戦。いずれもカウント3は決まらず。しかし、両者が立ち上がった瞬間、宮崎が目つきからのスモールパッケージを決めると、不意を突かれたZONESはそのまま丸めこまれて勝負あり。

敗れたZONESは「お前ふざけんなよ!」と食ってかかる。宮崎へのリベンジの思いを残してリングを去った。

■チャレンジwave〜Future〜(20分1本勝負)
〇SAKI&清水ひかり(15分10秒、体固め)田中きずな●&Chi Chi
※ランニング式ブレンバスター
全6試合中のメインに組まれたのはきずな&Chi Chiの新世代タッグ。
〇SAKI&清水ひかり(15分10秒、体固め)田中きずな●&Chi Chi
※ランニング式ブレンバスター
全6試合中のメインに組まれたのはきずな&Chi Chiの新世代タッグ。

「エイエイ、オー!」と気合を入れるきずな&Chi Chiに対してギャラパンは握手と見せかけての奇襲。きずなといChi Chiも即座に応戦しやり返す。しかし、ギャラパンがフェースバスターで新世代タッグを倒すと、ポーズを決める。

その間に背後からきずな&Chi Chiがスクールボーイで丸め込んでドロップキックに。ここから試合は清水ときずなの展開に。

清水がエルボーの連打から背中へのローキックを思い切り打ち込む。思わずSAKIが「ブー、かわいそう」となぜか清水にブーイング。清水からSAKIへタッチ。

きずなはSAKIへエルボー。SAKIはボディへのパンチでお返し。レフェリーがパンチか確認するとチョキのポーズ。再び清水へスイッチ。清水がヘアホイップを2連発。

「ひーちやん、クリーンファイト!」とSAKI。再びSAKIへタッチ。SAKIは首投げならサーフボード。きずなの体を空中まで足で持ち上げると、清水もブーイングのポーズ。Chi Chiも「クリーンファイト!」とアピール。SAKIはここから逆エビ固めに移行させる。きずなはかろうじてロープに。

ここで清水へスイッチ。清水はロープにきずなを擦り付ける。これもまたブーイング。顔面へキックを見舞うと、またまたブーイング。

きずなはドロップキックで反撃し、Chi Chiへタッチ。Chi Chiがエルボー連打。ドロップキック。カウント2。これに対して清水は首投げから「お前もだ!」と背中へのキック。2カウント。

Chi Chiは卍固め。ここからエビ固めに丸め込むも2。清水もレッグラリアットで返す。SAKIへタッチ。SAKIがコーナーへChi Chiを水平に浮かべてのニー。きずながカット。

Chi ChiときずなをSAKIが同士討ちにさせる。ここからSAKIが二人まとめてダブルのフェースバスター。さらにChi Chiをサソリ固めに。Chi Chiはもがきながらロープへ逃れた。

SAKIの突進をきずながカット。ここでChi Chiがドロップキックからノーザンライトスープレックス。カウント2。きずなへタッチ。きすながドロップキック。

これにSAKIがビッグブーツ。その後、互いにエルボーを打ち合う。その都度、きずなは倒されるが、何度倒されてもエルボーを打ち返す。きずなはドロップキックからワキ固め。清水がカット。ここで清水のブロンコバスターとさきロールによるギャラパンの合体技に。SAKIがカンパーナに行くもChi Chiがカット。

きずな&Chi ChiによるダブルのドロップキックをSAKI&清水がかわし、二人を落として場外へ。ここで清水がプランチャを放ったが、これは二人が間一髪かわす。先に新世代タッグはリングへ入り、SAKIもリングへ。Chi Chiがトップロープからミサイルキック。さらにきずながネックブリーカーの連続攻撃。SAKIはなんとかカウント2で返す。

ならばと、きずなが腕ひしぎ。これをSAKIはエビ固めで丸め込んでカウントを取るも2。今度はきずなが回転エビで回ろうとするが、SAKIが必死に防御。すると、Chi Chiがキックでカットに入ってきずなが丸め込むが2。きずなはボディスラム。カウント2。

エルボーの連打にSAKIもやり返す。きずながコーナーに上ると、追いかけてきたSAKIの腕を捕らえて一回転しての腕ひしぎ。これはがっちり決まったが清水がカット。きずな、Chi Chiがダブルを狙うべく突進すると、清水がトップロープから二人まとめてダイビングボディアタック。ここできずなにギャラパンが合体フットスタンプを決めると、SAKIのコーナースプラッシュ。そして、ランニング式のブレンバスターでトドメを刺した。

マイクを取ったのはなんとChi Chi。「田中きずな選手、今度シングルしたいです」と
きずなへアピール。両者は握手をかわした。
きずなへアピール。両者は握手をかわした。

続けて清水がマイクを取る。「ギャラパンが勝ったぞー! この間はあやめちゃんと組んだけど、やっぱり私の足方はSAKIさんだー! Waveでタッグといえばやっぱりギャラパンってことになってるんじゃないかなー。(場外にいた青木に)いつ希、今日も今日とて、
日高はどこだよ、今日何しているんだよー」「たぶん、高円寺のジム…」「暇してるじゃないかよー! 連れて来いよ。伝言を頼む。首を洗って…来い!」
何か言葉の違いに観客がざわつくが青木は日高への伝言を了承した。最後はギャラパンによる締めで大会は締めくくりとなった。
日高はどこだよ、今日何しているんだよー」「たぶん、高円寺のジム…」「暇してるじゃないかよー! 連れて来いよ。伝言を頼む。首を洗って…来い!」
何か言葉の違いに観客がざわつくが青木は日高への伝言を了承した。最後はギャラパンによる締めで大会は締めくくりとなった。