2024.05.05

『CATCH THE WAVE 2024~開幕戦~』

日時
5月5日 日曜日
観衆
412人
場所
後楽園ホール
・入場式
 今年のCATCH THE WAVEは「波女ブロック」でA、B、C、ルチャの4ブロックと
ヤングブロックA、Bの2ブロック、さらにはエリザベスブロックで行なわれる。
波女ブロック、ヤングブロック、エリザベスブロックは独立しており、各ブロ
ックごとに優勝が決まる。
まずは入場式で各ブロックごとの参加選手を紹介。その後、初出場のシルエタ、
尾崎、ゆづき、YUNA、しゃあが選手宣誓を行い、今年も戦いの火ぶたが切って落
とされた。
1,スクランブルwave(10分1本勝負)
△宮崎有妃&米山香織(時間切れ引き分け) DASH・チサコ&ダーク・シルエタ△


 ますは公式戦開始を前にオープニングマッチ。チサコ&シルエタによる異色タッグが実現。
米山とシルエタでスタート。
シルエタがアームホイップで先制するも、米山もアームホイップでお返し。
宮崎とチサコ。
 チサコがヒザ蹴りからフットスタンプを連発。
 シルエタがラリアットからタックル。
 宮崎は倒れず。スクールボーイも2カウント。
シルエタはコーナーを使っての三角飛びミサイルキック。
宮崎が目つきからはずかし固めを狙う。米山も飛び出し、チサコへのはずかし固めを狙うが、これはチサコが一回転して回避。
宮崎はシルエタにはがっちりと決める。
シルエタはメキシコ人初(?)となるはずかし固めの餌食に。
宮崎は続けてキャメルクラッチを狙うがチサコがカット。シルエタ&チサコでダブルのタックルを決める。
宮崎が蘇生すると、チサコ、シルエタにそれぞれラリアット。続いて米山がセントーン、モンゴリアンチョップ。シルエタがキックでカットすると、チサコがミサイルキック。
宮崎は場外からイスを2つ、リングに持っていくと、片方をチサコに渡す。イスでの殴打合戦となり、レフェリーが宮崎のイスをつかんで阻止すると、チサコが背後からイスで宮崎を攻撃。レフェリーのスキをついて、宮崎が殴打したフリをするチサコ。
背後からチサコが蹴り。さらにチサコ&シルエタによるコーナー
トレイン。そしてシルエタが低空ドロップキックからチサコがダイビングフットスタンプ。
ホルモンスプラッシュは自爆、宮崎はムーンサルトを決めるが自爆。
 宮崎はえびす落とし、チサコはウラカンラナもカウント2。宮崎は追走式ラリアット。
 さらにラリアットを打ち込むも2。
チサコはカウンターロケットキックからシルエタのキックのアシストを経て投げっぱなしジャーマン。残り1分。宮崎はラリアット。米山がシルエタのカットに入り、宮崎との合体攻撃を狙ったが、これが阻止され、宮崎はダウン。チサコが宮崎をコーナーへセッティング。
米山がトップロープへ。ここでチサコが米山をデッドリードライブ気味に投げつけ、宮崎にぶつけて同士討ちの形に。チサコはダイビングフットスタンプを急降下させたが、ここでドローとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<2点>YUNA(7分9秒、体固め)しゃあ<0点>
※ムーンサルトの自爆から体を入れ替える


 今年のヤングブロックは2ブロック制。7・14後楽園でA、B優勝者による決定戦が行われ、小波女が決定する。
 まずは仙女から出場のYUNAとしゃあによる公式戦からスタート。ロックアップからバックの取り合い。腕の取り合いと続く。しゃあがマウントパンチからヘッドロック。
グラウンド式に移行する。これを振り払ったYUNAがドロップキック3連発。4発目を
防ぐとしゃあがヘア投げからコーナーで顔面を踏みつける。
そしてロープに張り付け、背後からドロップキック。そして鎌固めを決める。
YUNAが首固め、スクールボーイ、低空ドロップキックを3連発。さらに今度は通常のドロップキック。しかししゃあも丸め込みで流れを変える。
しゃあの突進をかわしたYUNAが弓矢固め。
そして逆エビにとらえる。
さらに逆片エビへ移行。ロープに逃れたしゃあがネックブリーカーを3連発。
ブレンバスターを決めたがカウント2。ここでエルボー合戦へ。
YUNAがドロップキック。コーナーに振るもしゃあがブーメラン式ミサイルキック。
延髄蹴りからフィッシャーマンとつなぐもカウント2。しゃあがムーンサルトを狙ったがこれは失敗。
そのまま、YUNAが丸め込んで3カウント。まずはYUNAが2点をゲットした。
・バックステージ
「自分のデビューしての勝利が初めてで、CATCH THE WAVEに出させていただくという
ことになったときに絶対取ってやると思っていたので、それが初戦で初めて勝てて
とてもうれしいです。このあと当たるゆづき選手と炎華選手はじゃじゃ馬トーナメント
にで出られていたんで、対戦はしたことがないので、自分のドロップキックで倒したい
と思います。そして全勝したいと思います」
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<2点>炎華(8分5秒、エビ固め)ゆづき<0点>

 炎華が開始早々、ドロップキックを4連発。さらにエルボーを連打。ゆづきは倒れない。
ゆづきはエルボーで反撃。突進する炎華をタックルで倒す。炎華はエルボーを連打。
コーナーに振っての側転エルボーは失敗。ゆづきがヘア投げ。
コーナーに炎華の両腕を挟んでブレイジングチョップを連発する。
炎華はカサドーラで切り返し、流れを変えると、STFへ持っていく。ゆづきはロープブレイクへ。
炎華がミサイルキックを狙うが、ゆづきが逃げると、炎華はロープを伝って回転し、ゆづきの正面へ立つと、側転エルボー。
そしてドロップキック。
ミサイルキックは自爆すると、ゆづきが肩口に抱え投げて投げつける。
ゆづきはコーナーホイップからタックル。さらにタックルを連打し、またもランニングタックル。そしてブレンバスター。逆エビ固めに捕らえたが、炎華がロープにたどり着く。
炎華は首固めを連発もカウント2。ゆづきはラリアットからボディプレス。続けてダブルリストアームサルト狙いに行くが、これを炎華が回避。
ゆづきは体重を乗せたラリアット2連発。カバーに入るが炎華は2で返すと館内大歓声。
ゆづきのボディプレスを自爆させると真横からエビ固めの体勢に入り、そのまま3カウントを奪った。苦戦を強いられながらも炎華が2点を獲得した。

「大事な初戦で2点を取れたことはうれしいですけど、体格差のある相手に、やられっぱなしで反省ばかりです。
スタミナが切れるくらいにやられっぱなしだったのでもっともっと練習して、いつか体格差があっても余裕で勝てるくらいに、絶対になりたいと思います」
<b>4,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
<2点>櫻井裕子(6分39秒、リングアウト勝ち)世羅りさ<0点>

 世羅が入場すると、いきなり櫻井にアピール。「オマエ、さっきまで裸足だったようだけど、
なんでいま靴を履いてるんだよ」と、前回の対戦で勃発した侍による戦いを再び挑もうとしている
のか。櫻井は入場式には裸足で参加していたが、この試合ではシューズを履いている。
「私はキャッチに命かけてるんだよ!」と櫻井。
「私だってかけてるんだよ、しかし今日は真の侍をかける闘いだったことのは忘れてるのか」と世羅も
返す。
「忘れてない!」と真っ向から対立する櫻井。
「いざ勝負」と世羅が勝負を挑む。
両者、エルボーでの殴り合いでスタートし、ここからともに打ち合いが続く。
何度も打ち合いが続く中、櫻井が倒れる。再びエルボー合戦。
「どうした、侍ー!」と世羅。櫻井はリストロック式のエルボー。
世羅もリストロック式エルボーで打ち返し、再び櫻井を倒す。
 櫻井は立ち上がると再びエルボーを連打。世羅も打ち返し、またも櫻井が倒れる。今度は世羅が左右のエルボー、櫻井がまたもダウン。
 それでも立ち上がると、エルボーを打つして、世羅の裸足にストンピング。
痛がる世羅も櫻井の足へ踏み返すがまったく効果なし。櫻井がさらに裸足を踏みつけると
「お前それでも侍かー! 侍と言うなら靴を脱げー」と、アピール。
櫻井が靴を脱ぐ姿勢に入るも、世羅が背後から襲い掛かろうとすると、即座に立ち上がり警戒する。
今度は世羅の正面に向きながらシューズのひもを解き始める。さらに、靴下も脱いで裸足になる。
そして、左足のシューズを脱ぎ始めたとたん、世羅がスクールボーイ。カウント2で櫻井が返すと、場内は世羅へ大ブーイング
「そんなの侍じゃねえんだよ、オマエが持ってきた竹刀持って来いよ、やってやるよ」と今度は櫻井が世羅を挑発する。
そして、世羅が竹刀を取りに行こうとすると、その瞬間、櫻井が丸め込むもカウント2。
世羅は櫻井の足を引っ張り場外戦へ。二人はリング外でも同じようにエルボーで殴り合いながら
場外戦が続く。
場外カウント9で櫻井がリング内に滑り込むと、そのままリングアウト勝ちとなった。
世羅は場内へ姿を見せることがなかった。
・バックステージ
「CATCH THE WAVE2024開幕戦、因縁の世羅りさから勝ちを取ったのは、私、櫻井裕子です!
油断させようと思って入場式ははだしで出たんですけど、もう一度、裸足になれって言われて、
マジどうしようかと思ったけど、最後、ぼこぼこにしてリングに戻ったから、決勝戦でもしっかり
勝ちを取って、Reginaへの挑戦権を手にして、もう一度、宮崎さんと対戦したいと思って
います!」
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<1点>SAKI(4分45秒、両者リングアウト)尾崎妹加<1点>

 握手と見せかけ、いきなり妹加がラリアット、SAKIもカウンターキックで返す。
SAKIはブレンバスター。妹加もラリアット。SAKIは場外転落。
場外での乱闘が続く。妹加はSAKIを鉄柱にぶつけるも、自らリングへ戻す。
リングに戻り、ブレンバスター、さらにセカンドロープからセントーンも2。
妹加の突進をSAKIがみちドラ2で返す。妹加は持ち上げるもSAKIが後頭部へのニー。
SAKIの突進を妹加がラリアット。SAKIがコーナーに上がると迎撃のラリアット。SAKIが場外へ。
再び場外戦。SAKIは妹加にエルボーを乱打。妹加も鈍い音が響くほどのエルボーで返す。
そして、場外でアルゼンチンの体勢に入るもSAKIがうまく回避。逆にエプロンでのブレンバスター
を仕掛けるが、そのまま両者が場外へ転落し、カウント10以内に入れず、ドローとなった。
試合後も両者のつかみ合いなり乱闘が続く。一度はセコンドの手で引き離されたが、SAKIが
追いかけ二人は再び殴り合いの乱闘に。大荒れのまま、両者が控室へと引き挙げた。引き分けと
なり、ともに1点と言う結果に終わった。
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<2点>青木いつ希(11分49秒、ジャパニーズ・オーシャン・
バックドロップホールド)関口翔<0点>


 開始前、観客席から電話がなると、青木が「マナーモード! よかったな、オマエ、試合前で」
とフォロー。
握手するものの、いきなり距離を取る関口。それでも青木の「よろしくお願いしまーす!」の声が鳴り響く。
 まずは腕の取り合い。そしてエルボー合戦へ。ともに打ち合いが続く。
関口がコードブレーカーからドロップキック。コーナーに振るも、青木は場外エスケープ。
エプロンに上がった青木へ関口がドロップキック。関口はエプロンからトペコンヒーロー。
場外へ落ちた青木の右腕を鉄柱にぶつける。リングへ戻ると、関口がミサイルキックを青木の右腕に命中させる。
さらにワキ固めと、青木の右腕への攻撃を徹底させる。
再びエルボー合戦となるも、青木のエルボーの威力が半減。それでもエルボーをあきらめると、ブロックバスターで投げつける。
そして関口をロープにもたれかけさせると、背後へのランニングニーからブレンバスターホールドに持って行くもカウント2。
そしてニードロップ。さらに「翔、つぶれろー」とセカンドロープからダイビングボディプレス。
2カウント。青木が突進すると、関口はロープを使ってのアームブリーカー。そしてミサイルキック。
関口の突進に青木がタックルで返す。関口は延髄蹴りからランニングネックブリーカー。
青木は投げっぱなしジャーマンも関口はSTO、青木がラリアットと両者、技の攻防が続き、ダブルダウン。
両者ヒザを付いた状態でのエルボー合戦。スタンディングとなっても、エルボーの打ち合いは続く。
青木の鈍い一発でついに関口はダウン。青木はすかさず腕ひしぎを決めるも、関口はアームバーに
切り返す。
 青木は必死にロープに足を伸ばす。青木はエルボーを打ち込むと、さらにトラースキック。
青木がタメを作ってのジャーマンも2。そしてトップロープからのボディプレスも2。
関口は延髄蹴りから飛びつき式の腕ひしぎ。ガッチリと決まったが、青木が必死にもがいてロープへ。
青木はラリアット、これに対して、関口が丸め込むもカウント2。青木は再度、ラリアットを打ち込む。
ここでダメ押しのジャパニーズオーシャンバックドロップホールドを決めて3カウントとなった。青木が2点を
獲得した。
・バックステージ
 「CACTH THE WAVE2024、はじまりましたね。というかうちのブロック、同期ばっかり、簡単に行けるとは思っていなかったですけど、やられると思ったけど、これは初戦からいい波ですよ。
やっぱり日本海の女だから、荒い波のほうが燃えます。(100万円の使い道は?)まず、免許取得のための学校に通う。ショーンキャプチャーは島根県での活動が大事だから、島根県の営業には車が必須だから。島根のために免許を取ります!」
7,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
(ゲスト)永島千佳世(11分2秒、ヨーロピアンクラッチ)シン・広田エリザベスさくら<-1点>
※永島が第17代エリザベス王者となる。もう一人はチェリー。


 エリザベスロックは勝ち点1、負け点ー1、-3になると、ブロック失格という危険をはらんだブロックとなる。またゲスト扱いの選手も参戦可能となり、幅広い闘いがみられそうだ。
今回、永島はゲスト扱いのため、点数のかかわりはない。「千佳世さん、お久し
ぶりですね」と握手を求める広田だが、永島はその手を張り拒否。まずは3者への
コール。ここで永島が「ていうかさあ、私この枠嫌なんだけど、エリザベス。だってまだ動けるもん」
とアピール。広田は「ちょっと待ってください、まるで私たちが動けないみたいじゃないですか、
年齢的には53でしたっけ? おかしくなったんですか」と広田が返す。
そして広田とチェリーが結託すると、永島をロープワークさせ、何往復も走らせる。さらに今度は
3人がそれぞれの方向を走り出す。3者によるロープブレイクワークと言う展開となったが、だんだん
それぞれが遅くなり、足がもつれて3人ともダウン。
今度は広田が永島に共闘を呼び掛ける。「やってやりましょう、でもその前に休憩させて…。そんな早い動きとかエリザベス求められていないので」と少し休んでから、チェリーを攻撃。まずは広田がコーナーに振り、永島がエルボー。広田もそれに続くふりをしながら、永島の背後からスクールボーイを決め、カウント2。まさかの裏切りに抗議する永島。
気を取り直して、再びトレイン攻撃。永島のエルボーに続き、広田がまたも背後から丸め込みを狙うも、永島が気づき、動きを止める。バレバレとなった広田は、開き直って永島へフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。さらに腕を取るが、永島が振り払って拒否。これには大ブーイング。「永島さん、なに考えてるんですか? エリザベスで、後楽園のメインですよ、後輩の見せ場つぶしてんじゃんえーよ」と文句をたれるも、永島はフェースバスター。
自らロープに走り、次なる攻撃を狙うが、場外のチェリーが
足を引っ張る。永島は場外へ。今度はチェリーが広田の腕を取る。広田がロープを縦横無尽に渡り歩き、
さらにトップロープに乗る。ロープジャンプも成功させるが、「もう一回!」コールで再度、挑戦すると失敗。
広田はチェリーの足をすくうと、ロープに張り付け、ボ・ラギノール。場外転落したチェリーに向かって、トペ狙いで走り込むも、永島がドロップキックでカット。リングへ戻ったチェリーは広田へコルバタ。そして変形4の字を決めるも、永島がセカンドロープへ上がる。「どちらにしようかな」と迷いながら、フットスタンプを降下させる。これが広田の足へ命中。広田は悶絶しながら場外へ。
チェリーが永島へネックブリーカー。ボディへのパンチから「熟女が熟女にドーン!」は失敗。広田がボ・ラギノー
ルを永島に決めるも、永島が広田の手を踏みつけてボ・ラギノール封じに出る。永島が裏投げ。フォールに
行くもチェリーがカット。今度は広田が永島へのヘナーラ狙いもチェリーが裏拳でカットに入る。
広田に誤爆。永島がすかさず突進したが、広田がFFD。永島はカウント2で返す。ここですかさずチェリーが広田に春夜恋を決めたが、永島がカット。チェリーは「熟女は熟女にドーン!」を永島、広田に連発する。そして横一列に並べると、チェリトーンボムを二人めがけて敢行するが失敗。広田はウラカンラナを決めるが永島が返し、逆に永島も丸め込んだがこれも2カウント。
広田はジャパニーズレッグロールを狙いに
行くが、倒れ込むところを手で押し返し、そのままヨーロピアンクラッチに決めると、3カウント。
永島が第17代エリザベス王者となり、広田はリーグ戦をマイナス1点スタートとなった。
「つーかさあ、広田、チェリー、おまえらのせいでエリザベス枠になったけど、まだ私は若いんだよ。でも、
いただけるものはいただきますんで、今日はありがとうございました」と新チャンピオンの永島がマイク。
引き揚げようとする永島に、広田もマイクを握る。「ちょっとちょっと、なに帰ろうとしているんですか。
これ後楽園ですよ、CATCHの開幕戦ですよ、せめてそれなりのこと言って締めてくださいよ、永島さんは
55歳だったっけ? (「48だよ」の声)もうすぐ50歳ってことで。エリザベスはゲスト参戦でしょ、また
戻ってくれないと。5月のどこかに来てくださいよ。(「あと一人は?」と永島)すごいメンバーが名乗り上げてくるから。6月の早いほうにもう一回来てくださいよ、6月の7! 新宿FACE!」
ここで二上会長も割って入る。
「5月12日、北海道、明日。下北。5月26、岐阜、大阪…」
日程候補を挙げていくと、「急に言われても…」と永島は困惑しつつも、6・7新宿への出場を受諾。
「わかりました。6月7日はベルト持ってゲスト参戦。6月7日までに無駄に防衛戦をやらないでください。
一応、話通してください」と二上会長が防衛戦の日程を決定した。

取り残された広田がマイクを握る。「負けた私が締める的な…CATCH開幕戦ではございますが、ベルトを簡単に離しました。今日を持ってエリザベス関連グッズはすべて販売しなくなります(場内・笑)。すべてリリースも今後はエリザベスを取ってお願いします。こんな開幕戦となりましたが、今日見ていただいた通り、CATCHの参加選手たちは個人のプライドを、いろんなものをかけて戦っています。
まだ見ていない選手、始めてみる選手も素晴らしい戦いをしてくれると思います。勝敗は大事ですが、勝敗にかかわらず、CATCHのすべてをかけている選手を応援してください」

最後は「これがwaveだー!」を広田が行い、こうして波乱の開幕戦が終了した。
・バックステージ
永島「(エリザベスのベルトを巻いたことに対して)複雑…でも取れちゃったって感じだけど、私もベルトを
落として腰が寂しかったから、よかったんじゃないの?
広田は正直、読めないからその上をいかないといけないから。やっぱりほかのレスラーと違っていろんな頭の
切り替えを持っているから。だけど、私もまだまだ衰えていないというところを見せれたんじゃないかと思います。
(まったく関係のないところからベルト挑戦、後楽園のメインとなったが)本当だよね、しかも締めろって
言われたから。急遽決まったことだし、ベルト戦も。ぜーんぶ急だからさ。本当、何年ぶりくらいだろう、
waveって、ねえ、まあでも、このベルトを巻いたっていうことは、最強の40代を目指します!」