2024.05.18
「Detras de Lazona vol.21」
日時
|
5月18日 土曜日
|
観衆
|
60人
|
場所
|
1,チャレンジwave(15分1本勝負)
〇関口翔(11分33秒、片エビ固め)炎華●
※変形STO
「お願いします!」と大声で気合を入れる炎華。
ロックアップから腕の取り合い。炎華はロープを掴んで一回転。関口はアームホイップ。腕を取り返した炎華がトップロープからのアームホイップ。ドロップキックからボディスラム狙いも、関口に投げ返される。関口は炎華の髪をつかむだけでなく噛みつきに出る。大ブーイングに包まれると「ブーイング、辞めろー」と開き直り。今度は背後からカニばさみで炎華を締め上げ、またも髪の毛への噛みつきに出ると大ブーイング。それでも「クリーンファイトだろー」と開き直る。
炎華はコーナードロップキックで反撃。関口もドロップキックでお返し。関口は足で腕を挟み、グラウンドに持ち込むと、またも髪を噛みついて大ブーイングを浴びる。
関口は両手を足で踏みつける。さらにはロープに持たれさせるとエプロンからドロップキック。炎華はコルバタからドロップキック。関口はエルボーを連打。炎華は立ち上がるも、ストンピングを浴びる。それでも追走式ドロップキック。関口も追走式ドロップキックからフライングネックブリーカー。インディアンデスロックの体勢から逆片エビ固め。ロープブレイク。
炎華はエルボー。関口もエルボー。再度エルボーに行くも、関口は倍返し。炎華がダウン。それでも立ち上がり、エルボーを打ちに行く。関口はリストロック式エルボーを連打。炎華もリストロック式のエルボーを打ち込むと4発目で関口が倒れる。さらにドロップキック4連発。
トップロープへ上ると、関口が阻止に突進する。炎華は手で伝ってロープを一回転して着地。そして反対のコーナーからブーメランアタックを成功させる。さらにミサイルキック。10分経過。関口もSTO。2カウント。炎華はスクールボーイ。関口の低空ドロップキックをかいくぐってのジャパニーズレッグロールクラッチは2カウント。関口は延髄蹴り。ここからリストロック式STOで3カウントを奪った。
2,スクランブルwave(20分1勝負)
ダーク・シルエタ&〇梅咲遥(12分58秒、ラ・マヒストラル)SAKI&Himiko●
梅咲はディアナのベルトを掲げ、シルエタはベルトとともに、ロス・デプラドーレスの白マスク姿で登場。いっぽう、SAKIはwaveタッグ王座を腰に巻いて登場した。
SAKIとHimikoはCOLOR’Sポーズ。梅咲の「お願いします!」との握手のポーズに
「お願いします」と言葉だけ返すSAKI。
先発は梅咲が出るのを見て、SAKIも買って出る。SAKIはいきなり抱え上げるも、梅咲が回避。ならばとチョキパンチも、梅咲はすべて受けずに見切る。そして、ともにチョキポーズ。5・12北海道でも見せた流れだと二上会長が指摘。今度はSAKIがグーパンチをボディに命中させると「いたーい」と梅咲の表情が苦痛にゆがむ。
続いてHimikoはアームドラッグからクルスフィックス。ボディスラムからロープに振るも梅咲からフライングネックブリーカー、フットスタンプを浴びる。シルエタがHimikoにヘアホイップ。コーナーに顔面をぶつける。背後から蹴りを見舞うと、キャメルクラッチ。さらに吊り天井を狙ったがSAKIがカット。シルエタと梅咲がHimikoの腕をねじると低空ドロップキックのサンドイッチ攻撃。さらにシルエタはトラースキック。Himikoも首固めで丸め込む。シルエタはフィッシャーマンズスープレックスも2。
Himikoはアームホイップの連発から低空ドロップキック。SAKIがビッグブーツ。シルエタを寝かせてコーナースプラッシュ。シルエタもスタナー。追走式ラリアット。串刺し式の低空ドロップキックと畳みかける。SAKIとシルエタはビッグブーツとヒザ打ち合戦。SAKIがビッグブーツを連打も、シルエタはコルバタで返す。さらにフライングニールキック。梅咲が倒れ込むSAKIへマウントパンチ。場内に向かって両手でグーをアピールするスキに、SAKIがスクールボーイ。
梅咲はドロップキック。突進するとSAKIが体を入れ替えてカンパーナ。Himikoがコーナーエルボーからフェイスバスター。かわず落とし。グランド卍に捕らえたがシルエタがカット。SAKIとHimikoはダブルを狙ったが、シルエタがダブルのフライングネックブリーカーで返す。梅咲はHimikoへミサイルキック。両者がエルボー合戦。Himikoが突進すると、梅咲がカウンターのエルボー。SAKIのカットからHimikoが突進するが、梅咲はエルボーで勢いを止めると、ブロックバスターホールド。カウント2。
梅咲の旋回式ボディプレスは自爆。Himikoが横入りエビ固め、スクールボーイと丸め込むが2カウント。Himikoはペディグリー。SAKIとシルエタは互いにカットプレーに出る。SAKIとHimikoが梅咲とシルエタを鉢合わせにさせようとするが、体を入れ替えられ、逆にぶつかり合う。
このタイミングで、梅咲がHimiko、シルエタがSAKIと、ダブルのマヒストラルを完成させ、3カウント。意外にも梅咲とシルエタが息の合った連携を見せた。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
△〈1引き分け=1点〉リアラ(時間切れ引き分け)香藤満月〈1引き分け=1点〉△
リアラ、香藤ともにこれがリーグ戦初戦。リアラから握手を求め、香藤も握り返す。ロックアップは力で香藤が振り払う。再度、リアラがロックアップに挑むも、またも香藤が振り払う。3度目のロックアップ。リアラはロープに押し込まれる。今度は香藤が手四つを挑むがリアラは「負けるかー!」と、ストンピングから張り手。香藤もストンピングから一本背負い。そしてカニはさみで挟んでいく。さらにグラウンドのまま両腕をつかんで、吊り天井に持っていく。技を解くと、ストンピングの連打から、コーナーへ押し込み、顔面を踏みつける。そして逆エビ固め。巨体が乗ると、リアラは苦悶の表情だったがなんとかロープへ。香藤は全体重を乗せて踏んづけていくとさらにヒップドロップ。リアラはエルボー。香藤もエルボー。ここからエルボー合戦へ。香藤はエルボー連打。リアラは追走式ドロップキック。さらにもう一発ドロップキック。
そして背後からスリーパー。香藤がおんぶの状態でコーナーへ押し込む。「負けるかー!」、と再度スリーパー狙いのリアラ。今度はグラウンド式にスリーパーを決める。香藤は締め上げられるも、転がっていき、ロープにたどり着く。リアラはドロップキック。ランニングエルボー。コーナーに振る。そして、左足をロープに挟んでのドロップキックキック。さらにローリング式のフェースバスター。カウント2。
そして裏アキレス腱固め。香藤は懸命にロープへ。リアラは背後から低空ドロップキック。香藤が場外へ落ちると、リアラがエプロンから場外フットスタンプ。しかし、リングへ戻ろうとするリアラの足を香藤が引きずり、中に入れず。「(場外カウント)10までやで」という二上会長のアドバイス。
なんとかリアラが先にリングへ生還。カウント9で香藤もリングへ。リアラはストンピング。セカンドロープからのフットスタンプ。2カウント。リアラはクロスボディ、これを香藤がキャッチすると前に落とし、フライングボディプレスもカウント2。ベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。
残り30秒。香藤がボディスラムから再びフライングボディプレスは2カウント。再度押さえ込むも、リアラがクリア。香藤は何度も押さえ込んでいったが、時間切れドローのゴングが鳴った。これにより両者1点となった。
4,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝=2点〉本間多恵(9分7秒、アディオス)杏ちゃむ〈2敗=0点〉●
ルチャブロックは現在、5・6北沢で行われたシルエタ対杏ちゃむ戦のみ。シルエタが2点を獲得している。本間はルチャブロックにエントリー。過去、2度にわたるメキシコ遠征の実績が認められての参加となった。
杏ちゃむの「お願いします!」という握手に対して、「ポルファボール(お願いします)」とスペイン語で返す本間。杏ちゃむの「え、何?」という戸惑いに「おい、知らないのか、ルチャブロックだろ?」と本間。「よし覚えた!」と杏ちゃむ。ルチャブロックらしいスタートに。まずは足をつかみ、レッグスプレッドにとらえる杏ちゃむ。リバースのインディアンから、髪を掴む。本間もアームホイップから腕を取る。
杏ちゃむもアームホイップ。その後もルチャムーブを互いに繰り出す。杏ちゃむがコーナーエルボー。さらにそうまとう。本間もアームホイップ。コーナーエルボー。低空ドロップキック、セントーンと続ける。さらにはロープに杏ちゃむを絡めさせての低空ドロップキック。杏ちゃむは場外へ。本間はプランチャ狙い。杏ちゃむがエプロンまで駆け上がり、キックで回避。デッドリードライブでリング内へ落とす。杏ちゃむは本間をエプロンに固定すると、助走をつけてのドロップキック。両者場外へ。エルボー合戦。カウントが進んでともにリングへ戻ると、杏ちゃむがスクールボーイ。本間が返すと同時に足を捕らえてアキレス腱固め。杏ちゃむは腕枕しての藤原組長スタイル。本間はなんとか
ロープへ逃れた。
杏ちゃむは低空ドロップキック。2カウント。コーナーへ振ろうとするが本間はアキレス腱固めのダメージで走れず。杏ちゃむは背後から低空ドロップキック。本間はコーナーへもたれかかる。ここで杏ちゃむが突進すると、本間はぶら下がり式腕ひしぎを決める。
本間はミサイルキック。そしてワキ固め。さらにもう一発、ミサイルキックも2カウント。杏ちゃむもバズソーキック。ダイビングフットスタンプは自爆もフェースバスター。本間は首固めで流れを止めると、マヒストラル式に回転して、両足でカニばさみ的に相手をフォールするアディオスで3カウント。本間が手堅く2点をゲットした。
・バックステージ
――ルチャブロック初戦、杏ちゃむさんとの対戦はいかがでしたか。
本間 ちゃむとは何回か戦わせてもらったことはあるんですけど、今日はCATCHということで、いつもと違う雰囲気を自分は感じたし、いつもより関節とかの執念も感じて、ヒザ抜けるかなというくらいのダメージはありましたね。
――ルチャブロックということで、スタイル的にもルチャに寄せている部分はあるんでしょうか。
本間 ありますね、挨拶から「ポルファボール」と私は言ったんですけど、まったく通じずということで「あれ? ルチャブロックだよね」っていうのはあったんですけど(笑)、自分はメキシコ遠征も行かせていただいているのもあったので、気持ちとかリングでの表現も意識してやっている部分はあったんですけど、今日はちょっと通じなかったのかなっていうのはあります。
――次は5・26大阪でのダークシルエタ戦ですが意気込みをお願いします。
本間 ちょっと週末、移動とかも含めてハードスケジュールな部分はあるんですけど、タイトル後のCATCHになりますので、ここで結果を残すことができれば、波に乗れると思っているので、ここが自分に取っての勝負かなと思っているし、シルエタとは来日するたびに当たったりとか、向こうでもあたっている選手なので、今日も試合チラッと見たんですけど、気を付けるところは気を付けながら、守りながらも攻めの気持ちで行きます。
――もし波女になると、優勝賞金100万円ですがその使い道は?
本間 全額投資してド派手なガウンを作りたいと思います。で、そのガウンを着てRegina戦に向かっていくと。みなさんも見て楽しんでいただけるんじゃないかなと。めちゃめちゃ派手な、度肝を抜かれるようなガウンで入場して、Regina戦に向かいます。
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
〇<1勝2敗=-1点>シン・広田さくら(10分55秒、片エビ固め)宮崎有妃<1勝1敗=0点>●
※ロケット式ボ・ラギノールから。もう一人はチェリー。
崖っぷち状態の広田は、もしこれ以上、負けてしまうと、-3点となりブロック出場資格を失うという絶対絶命のピンチ。
3人での手四つ合戦からスタート。広田対宮崎、チェリーの図式となる。ここから二人で中腰の広田に乗っかり、ともに腕を絞る。しかし宮崎が故意にチェリーをお尻で押しのける。「宮崎さん、裏切ったでしょう」「いや、お尻大きいから」「今日は広田さん
狙いですから」と一致団結。宮崎とチェリーがダブルのクロスライン。しかし、チェリーが宮崎を広田の上に引っ張り倒してその上にニードロップキックを打ち込んでフォール。
「おまえ、なんだよ」とクレームを入れる宮崎に「今日は広田さん、やりましょう」と再び共闘を呼び掛けるチェリー。気を取り直して、宮崎とチェリーが広田を挟んで、エルボーのサンドイッチ攻撃。広田がフラフラに。ここでダブルのブレンバスターで投げるも、広田は逆転のFFDを宮崎&チェリーに決める。2カウント。「おまえのせいなんだよ」とシビレを切らしたチェリーが、宮崎の足を取っての腕ひしぎ。宮崎は上体を起こしてチェリーをフォールも2カウント。宮崎がロープに走ると、場外の広田が足を引く。広田がリングへ戻ると、チェリーへフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。続いての高田純次は足を取られ、失敗。チェリーはアンクルホールドで固める。広田は回転して脱出すると、ボ・ラギノールから619を決める。宮崎は場外からイスを持ち出す。チェリーを座らせると、目の前で広田をはずかし固めの体勢に。広田は必死に防御するも、ところどころで開脚。「おーい。おったまげさせてくれよー、ちゃんと開けー」とチェリー。広田は宮崎を捕らえると、チェリーがミサイルキック。これは誤爆となり、広田に命中。このスキに、宮崎がトップロープに上ると、広田はコーナーの反対側へ転がる。宮崎とはずいぶん、距離が開く。「ちょっと無理だろー」と宮崎。「このくだり、北海道でもやったよね」と言うも、チェリーは「今度は成功しますよ、とーべ、とーべ」と無責任な「とーべ」コール。
「無理だよ」「しょうがない、ダブルで行きましょう」とチェリーは宮崎に飛び乗り、雪崩式フランケンを決める。まったく広田にまで届かず。広田はすかさずジャックナイフで宮崎を固めるも2カウント。
広田はチェリーの腕を捕まえてロープ渡り。「今日は1周言っちゃうぞー!」とと宣言。しかしコーナーを回ろうとしたところで、宮崎が背後からチェリーへ投げっぱなしジャーマン。結果的に二人まとめて投げられることとなる。
チェリーはボディパンチから「熟女でドーン!」。宮崎が吠える。2発目はかわされるも、「熟女が熟女にドーン!」は成功する。さらにティヘラを決めて丸め込んだが、広田がカット。「こっちの熟女もいくぞ」と今度は広田狙い。広田は「熟女が熟女にドーン!」をかわすと、「私だって熟女が熟女にドーン!だ。くたばれ」と「熟女が熟女にドーン!」を成功させ、さらにボ・ラギノール。ここで宮崎も割って入り、広田にボ・ラギノールからフェースバスター、プロレスLOVEポーズ。すべて広田のパクリを決めた宮崎はなんとチェリーにヘナ―ラまで狙ったが広田がカット。
「他人のふんどしでー」と広田は宮崎へボ・ラギノールから外道クラッチも2。広田はボ・ラギノールを連打しまくると、コーナーまで宮崎を追い込む。宮崎はあまりの連打にコーナーの上段まで上がっていく。ここで、神技・ボ・ラギノールスープレックスを決めたが2カウント。パクリにはパクリで返す。
10分経過。広田はここで、5・12北海道大会のアンドレ・ザ・ジャイアントパンダ戦に向けて開発したロープを使ってのロケット式ボ・ラギノールを2連発。さらにコーナーに座ると、宮崎が立ち上がるまで待機。待機中にホッピング。なんとか立ち上がった宮崎に広田はトドメのロケット式をボ・ラギノール決めて、完璧な3カウントを奪った。セコンドが宮崎のお尻に氷を当てて冷やす。
広田がマイク。
「リーチだった私が…セーフ!
宮崎さんと当たると、新たな扉が開かれる気がします。これも宮崎さん、アナタという良きライバルがいてくれるおかげだと思っております。全力で自分のことをつぶそうとしてくれたので、全力ではむかうとこができました。これからもお互い高みを目指していきましょう。マイクを握るのもギリギリの私の手の状況ですが、プロレスとはお互いの身を削って、感動を与えるものと思います。私の手、宮崎さんのケツ、そのダメージが
みなさんの心に響きましたかー!(館内拍手)。CATCHも折り返しまで来ましたが、最後までCATCHを楽しんでください―」
最後は「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
・バックステージ
――マイナス2点から、なんとか今日の勝利で、-1点。ブロック出場権はく奪は回避されました。
広田 ギリッギリでしたね。今日負けていたらはく奪されていましたから。それでこのエリザベスブロックと言うのは複雑なんですよ。直接勝てば、1点、直接負けたらマイナス1点、フォールに関係なかったら点数はつかなくて。だから、私は今日勝って、マイナス2からマイナス1点になったように、最初、1点取った宮崎さんが今日負けたこと
によって0点になったんですよ。こんなことあります? だから今一番得点が高いのは1点獲得のチェリーさん。宮崎さんは0点でしょう。Himikoもマイナス1点、私もマイナス1点。レベルが低いんですよ。低レベルの点数で争っているんですよ。明日(19日)は千葉。千葉もエリザベスブロックありますので、宮崎さん、広田、Himiko、この低レベルの
闘いなんですよ。でも、明日誰かが直接負けたら、また私がリーチかかるかもしれませんし、Himikoがリーチかかるかもしれません。宮崎さんがまさかのマイナスの選手になるかもしれない。これはひどい、何としてもプロレス人生のプライドにかけて、マイナスでは終われない。作戦が必要です。
――ある意味、どのブロックよりもサバイバルと言えますね。
広田 そうなんですよ。で、今エリザべえすのベルトを持っているのは全然関係ない永島さんという…(笑)。波乱のエリザベスブロックですよ。今まで勝つぞ勝つぞと言って突っ走って来ましたが、これは本当にマイナスではく奪されないために、頭を使ってちゃんと考えながらいったほうが有利になると思ったので、ちょっと天才頭脳派レスラーの面を出して行こうかなと。
――今日の試合振り返れば勝因はロケット式のボ・ラギノールでした。
広田 そうなんです、北海道大会でアンドレ・ザ・ジャイアントパンダに初めてやったロープブレイクなどを使ってのロケットカンチョーなんですけど、今回はコーナーからやったことで、新しい技が今日開発できてフォールが取れたので、今後のエリザベスブロック勝ち抜いていきたいと思います。
〇関口翔(11分33秒、片エビ固め)炎華●
※変形STO
「お願いします!」と大声で気合を入れる炎華。
ロックアップから腕の取り合い。炎華はロープを掴んで一回転。関口はアームホイップ。腕を取り返した炎華がトップロープからのアームホイップ。ドロップキックからボディスラム狙いも、関口に投げ返される。関口は炎華の髪をつかむだけでなく噛みつきに出る。大ブーイングに包まれると「ブーイング、辞めろー」と開き直り。今度は背後からカニばさみで炎華を締め上げ、またも髪の毛への噛みつきに出ると大ブーイング。それでも「クリーンファイトだろー」と開き直る。
炎華はコーナードロップキックで反撃。関口もドロップキックでお返し。関口は足で腕を挟み、グラウンドに持ち込むと、またも髪を噛みついて大ブーイングを浴びる。
関口は両手を足で踏みつける。さらにはロープに持たれさせるとエプロンからドロップキック。炎華はコルバタからドロップキック。関口はエルボーを連打。炎華は立ち上がるも、ストンピングを浴びる。それでも追走式ドロップキック。関口も追走式ドロップキックからフライングネックブリーカー。インディアンデスロックの体勢から逆片エビ固め。ロープブレイク。
炎華はエルボー。関口もエルボー。再度エルボーに行くも、関口は倍返し。炎華がダウン。それでも立ち上がり、エルボーを打ちに行く。関口はリストロック式エルボーを連打。炎華もリストロック式のエルボーを打ち込むと4発目で関口が倒れる。さらにドロップキック4連発。
トップロープへ上ると、関口が阻止に突進する。炎華は手で伝ってロープを一回転して着地。そして反対のコーナーからブーメランアタックを成功させる。さらにミサイルキック。10分経過。関口もSTO。2カウント。炎華はスクールボーイ。関口の低空ドロップキックをかいくぐってのジャパニーズレッグロールクラッチは2カウント。関口は延髄蹴り。ここからリストロック式STOで3カウントを奪った。
2,スクランブルwave(20分1勝負)
ダーク・シルエタ&〇梅咲遥(12分58秒、ラ・マヒストラル)SAKI&Himiko●
梅咲はディアナのベルトを掲げ、シルエタはベルトとともに、ロス・デプラドーレスの白マスク姿で登場。いっぽう、SAKIはwaveタッグ王座を腰に巻いて登場した。
SAKIとHimikoはCOLOR’Sポーズ。梅咲の「お願いします!」との握手のポーズに
「お願いします」と言葉だけ返すSAKI。
先発は梅咲が出るのを見て、SAKIも買って出る。SAKIはいきなり抱え上げるも、梅咲が回避。ならばとチョキパンチも、梅咲はすべて受けずに見切る。そして、ともにチョキポーズ。5・12北海道でも見せた流れだと二上会長が指摘。今度はSAKIがグーパンチをボディに命中させると「いたーい」と梅咲の表情が苦痛にゆがむ。
続いてHimikoはアームドラッグからクルスフィックス。ボディスラムからロープに振るも梅咲からフライングネックブリーカー、フットスタンプを浴びる。シルエタがHimikoにヘアホイップ。コーナーに顔面をぶつける。背後から蹴りを見舞うと、キャメルクラッチ。さらに吊り天井を狙ったがSAKIがカット。シルエタと梅咲がHimikoの腕をねじると低空ドロップキックのサンドイッチ攻撃。さらにシルエタはトラースキック。Himikoも首固めで丸め込む。シルエタはフィッシャーマンズスープレックスも2。
Himikoはアームホイップの連発から低空ドロップキック。SAKIがビッグブーツ。シルエタを寝かせてコーナースプラッシュ。シルエタもスタナー。追走式ラリアット。串刺し式の低空ドロップキックと畳みかける。SAKIとシルエタはビッグブーツとヒザ打ち合戦。SAKIがビッグブーツを連打も、シルエタはコルバタで返す。さらにフライングニールキック。梅咲が倒れ込むSAKIへマウントパンチ。場内に向かって両手でグーをアピールするスキに、SAKIがスクールボーイ。
梅咲はドロップキック。突進するとSAKIが体を入れ替えてカンパーナ。Himikoがコーナーエルボーからフェイスバスター。かわず落とし。グランド卍に捕らえたがシルエタがカット。SAKIとHimikoはダブルを狙ったが、シルエタがダブルのフライングネックブリーカーで返す。梅咲はHimikoへミサイルキック。両者がエルボー合戦。Himikoが突進すると、梅咲がカウンターのエルボー。SAKIのカットからHimikoが突進するが、梅咲はエルボーで勢いを止めると、ブロックバスターホールド。カウント2。
梅咲の旋回式ボディプレスは自爆。Himikoが横入りエビ固め、スクールボーイと丸め込むが2カウント。Himikoはペディグリー。SAKIとシルエタは互いにカットプレーに出る。SAKIとHimikoが梅咲とシルエタを鉢合わせにさせようとするが、体を入れ替えられ、逆にぶつかり合う。
このタイミングで、梅咲がHimiko、シルエタがSAKIと、ダブルのマヒストラルを完成させ、3カウント。意外にも梅咲とシルエタが息の合った連携を見せた。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
△〈1引き分け=1点〉リアラ(時間切れ引き分け)香藤満月〈1引き分け=1点〉△
リアラ、香藤ともにこれがリーグ戦初戦。リアラから握手を求め、香藤も握り返す。ロックアップは力で香藤が振り払う。再度、リアラがロックアップに挑むも、またも香藤が振り払う。3度目のロックアップ。リアラはロープに押し込まれる。今度は香藤が手四つを挑むがリアラは「負けるかー!」と、ストンピングから張り手。香藤もストンピングから一本背負い。そしてカニはさみで挟んでいく。さらにグラウンドのまま両腕をつかんで、吊り天井に持っていく。技を解くと、ストンピングの連打から、コーナーへ押し込み、顔面を踏みつける。そして逆エビ固め。巨体が乗ると、リアラは苦悶の表情だったがなんとかロープへ。香藤は全体重を乗せて踏んづけていくとさらにヒップドロップ。リアラはエルボー。香藤もエルボー。ここからエルボー合戦へ。香藤はエルボー連打。リアラは追走式ドロップキック。さらにもう一発ドロップキック。
そして背後からスリーパー。香藤がおんぶの状態でコーナーへ押し込む。「負けるかー!」、と再度スリーパー狙いのリアラ。今度はグラウンド式にスリーパーを決める。香藤は締め上げられるも、転がっていき、ロープにたどり着く。リアラはドロップキック。ランニングエルボー。コーナーに振る。そして、左足をロープに挟んでのドロップキックキック。さらにローリング式のフェースバスター。カウント2。
そして裏アキレス腱固め。香藤は懸命にロープへ。リアラは背後から低空ドロップキック。香藤が場外へ落ちると、リアラがエプロンから場外フットスタンプ。しかし、リングへ戻ろうとするリアラの足を香藤が引きずり、中に入れず。「(場外カウント)10までやで」という二上会長のアドバイス。
なんとかリアラが先にリングへ生還。カウント9で香藤もリングへ。リアラはストンピング。セカンドロープからのフットスタンプ。2カウント。リアラはクロスボディ、これを香藤がキャッチすると前に落とし、フライングボディプレスもカウント2。ベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。
残り30秒。香藤がボディスラムから再びフライングボディプレスは2カウント。再度押さえ込むも、リアラがクリア。香藤は何度も押さえ込んでいったが、時間切れドローのゴングが鳴った。これにより両者1点となった。
4,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝=2点〉本間多恵(9分7秒、アディオス)杏ちゃむ〈2敗=0点〉●
ルチャブロックは現在、5・6北沢で行われたシルエタ対杏ちゃむ戦のみ。シルエタが2点を獲得している。本間はルチャブロックにエントリー。過去、2度にわたるメキシコ遠征の実績が認められての参加となった。
杏ちゃむの「お願いします!」という握手に対して、「ポルファボール(お願いします)」とスペイン語で返す本間。杏ちゃむの「え、何?」という戸惑いに「おい、知らないのか、ルチャブロックだろ?」と本間。「よし覚えた!」と杏ちゃむ。ルチャブロックらしいスタートに。まずは足をつかみ、レッグスプレッドにとらえる杏ちゃむ。リバースのインディアンから、髪を掴む。本間もアームホイップから腕を取る。
杏ちゃむもアームホイップ。その後もルチャムーブを互いに繰り出す。杏ちゃむがコーナーエルボー。さらにそうまとう。本間もアームホイップ。コーナーエルボー。低空ドロップキック、セントーンと続ける。さらにはロープに杏ちゃむを絡めさせての低空ドロップキック。杏ちゃむは場外へ。本間はプランチャ狙い。杏ちゃむがエプロンまで駆け上がり、キックで回避。デッドリードライブでリング内へ落とす。杏ちゃむは本間をエプロンに固定すると、助走をつけてのドロップキック。両者場外へ。エルボー合戦。カウントが進んでともにリングへ戻ると、杏ちゃむがスクールボーイ。本間が返すと同時に足を捕らえてアキレス腱固め。杏ちゃむは腕枕しての藤原組長スタイル。本間はなんとか
ロープへ逃れた。
杏ちゃむは低空ドロップキック。2カウント。コーナーへ振ろうとするが本間はアキレス腱固めのダメージで走れず。杏ちゃむは背後から低空ドロップキック。本間はコーナーへもたれかかる。ここで杏ちゃむが突進すると、本間はぶら下がり式腕ひしぎを決める。
本間はミサイルキック。そしてワキ固め。さらにもう一発、ミサイルキックも2カウント。杏ちゃむもバズソーキック。ダイビングフットスタンプは自爆もフェースバスター。本間は首固めで流れを止めると、マヒストラル式に回転して、両足でカニばさみ的に相手をフォールするアディオスで3カウント。本間が手堅く2点をゲットした。
・バックステージ
――ルチャブロック初戦、杏ちゃむさんとの対戦はいかがでしたか。
本間 ちゃむとは何回か戦わせてもらったことはあるんですけど、今日はCATCHということで、いつもと違う雰囲気を自分は感じたし、いつもより関節とかの執念も感じて、ヒザ抜けるかなというくらいのダメージはありましたね。
――ルチャブロックということで、スタイル的にもルチャに寄せている部分はあるんでしょうか。
本間 ありますね、挨拶から「ポルファボール」と私は言ったんですけど、まったく通じずということで「あれ? ルチャブロックだよね」っていうのはあったんですけど(笑)、自分はメキシコ遠征も行かせていただいているのもあったので、気持ちとかリングでの表現も意識してやっている部分はあったんですけど、今日はちょっと通じなかったのかなっていうのはあります。
――次は5・26大阪でのダークシルエタ戦ですが意気込みをお願いします。
本間 ちょっと週末、移動とかも含めてハードスケジュールな部分はあるんですけど、タイトル後のCATCHになりますので、ここで結果を残すことができれば、波に乗れると思っているので、ここが自分に取っての勝負かなと思っているし、シルエタとは来日するたびに当たったりとか、向こうでもあたっている選手なので、今日も試合チラッと見たんですけど、気を付けるところは気を付けながら、守りながらも攻めの気持ちで行きます。
――もし波女になると、優勝賞金100万円ですがその使い道は?
本間 全額投資してド派手なガウンを作りたいと思います。で、そのガウンを着てRegina戦に向かっていくと。みなさんも見て楽しんでいただけるんじゃないかなと。めちゃめちゃ派手な、度肝を抜かれるようなガウンで入場して、Regina戦に向かいます。
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
〇<1勝2敗=-1点>シン・広田さくら(10分55秒、片エビ固め)宮崎有妃<1勝1敗=0点>●
※ロケット式ボ・ラギノールから。もう一人はチェリー。
崖っぷち状態の広田は、もしこれ以上、負けてしまうと、-3点となりブロック出場資格を失うという絶対絶命のピンチ。
3人での手四つ合戦からスタート。広田対宮崎、チェリーの図式となる。ここから二人で中腰の広田に乗っかり、ともに腕を絞る。しかし宮崎が故意にチェリーをお尻で押しのける。「宮崎さん、裏切ったでしょう」「いや、お尻大きいから」「今日は広田さん
狙いですから」と一致団結。宮崎とチェリーがダブルのクロスライン。しかし、チェリーが宮崎を広田の上に引っ張り倒してその上にニードロップキックを打ち込んでフォール。
「おまえ、なんだよ」とクレームを入れる宮崎に「今日は広田さん、やりましょう」と再び共闘を呼び掛けるチェリー。気を取り直して、宮崎とチェリーが広田を挟んで、エルボーのサンドイッチ攻撃。広田がフラフラに。ここでダブルのブレンバスターで投げるも、広田は逆転のFFDを宮崎&チェリーに決める。2カウント。「おまえのせいなんだよ」とシビレを切らしたチェリーが、宮崎の足を取っての腕ひしぎ。宮崎は上体を起こしてチェリーをフォールも2カウント。宮崎がロープに走ると、場外の広田が足を引く。広田がリングへ戻ると、チェリーへフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。続いての高田純次は足を取られ、失敗。チェリーはアンクルホールドで固める。広田は回転して脱出すると、ボ・ラギノールから619を決める。宮崎は場外からイスを持ち出す。チェリーを座らせると、目の前で広田をはずかし固めの体勢に。広田は必死に防御するも、ところどころで開脚。「おーい。おったまげさせてくれよー、ちゃんと開けー」とチェリー。広田は宮崎を捕らえると、チェリーがミサイルキック。これは誤爆となり、広田に命中。このスキに、宮崎がトップロープに上ると、広田はコーナーの反対側へ転がる。宮崎とはずいぶん、距離が開く。「ちょっと無理だろー」と宮崎。「このくだり、北海道でもやったよね」と言うも、チェリーは「今度は成功しますよ、とーべ、とーべ」と無責任な「とーべ」コール。
「無理だよ」「しょうがない、ダブルで行きましょう」とチェリーは宮崎に飛び乗り、雪崩式フランケンを決める。まったく広田にまで届かず。広田はすかさずジャックナイフで宮崎を固めるも2カウント。
広田はチェリーの腕を捕まえてロープ渡り。「今日は1周言っちゃうぞー!」とと宣言。しかしコーナーを回ろうとしたところで、宮崎が背後からチェリーへ投げっぱなしジャーマン。結果的に二人まとめて投げられることとなる。
チェリーはボディパンチから「熟女でドーン!」。宮崎が吠える。2発目はかわされるも、「熟女が熟女にドーン!」は成功する。さらにティヘラを決めて丸め込んだが、広田がカット。「こっちの熟女もいくぞ」と今度は広田狙い。広田は「熟女が熟女にドーン!」をかわすと、「私だって熟女が熟女にドーン!だ。くたばれ」と「熟女が熟女にドーン!」を成功させ、さらにボ・ラギノール。ここで宮崎も割って入り、広田にボ・ラギノールからフェースバスター、プロレスLOVEポーズ。すべて広田のパクリを決めた宮崎はなんとチェリーにヘナ―ラまで狙ったが広田がカット。
「他人のふんどしでー」と広田は宮崎へボ・ラギノールから外道クラッチも2。広田はボ・ラギノールを連打しまくると、コーナーまで宮崎を追い込む。宮崎はあまりの連打にコーナーの上段まで上がっていく。ここで、神技・ボ・ラギノールスープレックスを決めたが2カウント。パクリにはパクリで返す。
10分経過。広田はここで、5・12北海道大会のアンドレ・ザ・ジャイアントパンダ戦に向けて開発したロープを使ってのロケット式ボ・ラギノールを2連発。さらにコーナーに座ると、宮崎が立ち上がるまで待機。待機中にホッピング。なんとか立ち上がった宮崎に広田はトドメのロケット式をボ・ラギノール決めて、完璧な3カウントを奪った。セコンドが宮崎のお尻に氷を当てて冷やす。
広田がマイク。
「リーチだった私が…セーフ!
宮崎さんと当たると、新たな扉が開かれる気がします。これも宮崎さん、アナタという良きライバルがいてくれるおかげだと思っております。全力で自分のことをつぶそうとしてくれたので、全力ではむかうとこができました。これからもお互い高みを目指していきましょう。マイクを握るのもギリギリの私の手の状況ですが、プロレスとはお互いの身を削って、感動を与えるものと思います。私の手、宮崎さんのケツ、そのダメージが
みなさんの心に響きましたかー!(館内拍手)。CATCHも折り返しまで来ましたが、最後までCATCHを楽しんでください―」
最後は「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
・バックステージ
――マイナス2点から、なんとか今日の勝利で、-1点。ブロック出場権はく奪は回避されました。
広田 ギリッギリでしたね。今日負けていたらはく奪されていましたから。それでこのエリザベスブロックと言うのは複雑なんですよ。直接勝てば、1点、直接負けたらマイナス1点、フォールに関係なかったら点数はつかなくて。だから、私は今日勝って、マイナス2からマイナス1点になったように、最初、1点取った宮崎さんが今日負けたこと
によって0点になったんですよ。こんなことあります? だから今一番得点が高いのは1点獲得のチェリーさん。宮崎さんは0点でしょう。Himikoもマイナス1点、私もマイナス1点。レベルが低いんですよ。低レベルの点数で争っているんですよ。明日(19日)は千葉。千葉もエリザベスブロックありますので、宮崎さん、広田、Himiko、この低レベルの
闘いなんですよ。でも、明日誰かが直接負けたら、また私がリーチかかるかもしれませんし、Himikoがリーチかかるかもしれません。宮崎さんがまさかのマイナスの選手になるかもしれない。これはひどい、何としてもプロレス人生のプライドにかけて、マイナスでは終われない。作戦が必要です。
――ある意味、どのブロックよりもサバイバルと言えますね。
広田 そうなんですよ。で、今エリザべえすのベルトを持っているのは全然関係ない永島さんという…(笑)。波乱のエリザベスブロックですよ。今まで勝つぞ勝つぞと言って突っ走って来ましたが、これは本当にマイナスではく奪されないために、頭を使ってちゃんと考えながらいったほうが有利になると思ったので、ちょっと天才頭脳派レスラーの面を出して行こうかなと。
――今日の試合振り返れば勝因はロケット式のボ・ラギノールでした。
広田 そうなんです、北海道大会でアンドレ・ザ・ジャイアントパンダに初めてやったロープブレイクなどを使ってのロケットカンチョーなんですけど、今回はコーナーからやったことで、新しい技が今日開発できてフォールが取れたので、今後のエリザベスブロック勝ち抜いていきたいと思います。
