2024.06.07

『KABUKICHO WEEKENDER’24』

日時
6月7日 金曜日
観衆
271人
場所
新宿FACE
1,Future wave(10分1本勝負)
△炎華&Chi Chi(時間切れ引き分け)ななみ&香籐満月△

 まずは奇襲をかけた炎華&Chi Chiがダブルのドロップキック。これに対してディアナ組がタックル攻撃。香藤がななみを担ぎ上げ、連携式のボディスラムを炎華へ落とす。さらに香藤がななみをおんぶしておんぶ式プレスと続く。香藤は炎華へカニばさみ。さらにサーフボードにとらえる。ストンピングからヘアホイップ。続いてななみがコーナーに炎華を押し込む。ボディスラムから逆エビ固め。炎華はロープに。
ななみはボディスラム。2カウント。香藤がロープへ振るも炎華はボディアタック。しかし、香藤は倒れず、これをキャッチして前へ落とす。しかし、ボディプレスは失敗。炎華は低空ドロップキックからChi Chiへタッチ。Chi Chiはランニング式のビッグブーツを連打。
これに対して、香藤はエルボーの連打からベイダーアタック。そして逆エビへ。さらに逆片エビへ移行。Chi Chiはなんとかロープをつかむ。香藤はボディスラムからボディプレス。2カウント。
ななみがタックル。コーナーに振るも、体を入れかえたChi Chiが
卍固め。これをななみが体を持ち上げてChi Chiをコーナーにぶつけて回避。それでもChi Chiはトラースキックからのビッグブーツもカウント2。
炎華がななみへドロップキック。さらにティヘラ。ドロップキック×2。さらにエルボーを連打するも香藤が背後からカットに入る。
炎華とChi Chiの同士討ちを呼び込むと、ななみが丸め込みを連発。いずれも2カウント。炎華が体を入れ替えるも、側転エルボーは失敗。
ななみがタックル。カウント2。残り1分。香藤がベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。ボディスラムからボディプレスと続けるもカウント2。ここでChi Chiのアシストから炎華が香藤を回転エビに丸めたが、タイムアップのドローとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
△<1勝1分=3点>YUNA(時間切れ引き分け)ゆづき<2分=2点>


 ヤングブロックはYUNAとゆづきの対決。まずは両者の握手からスタート。
ロックアップから、ロープに押し込むゆづき。グラウンドでバックの取り合いから
YUNAがカニばさみ。ここから腕ひしぎを狙うが、ゆづきがクラッチを切らず。
それでもYUNAが腕を取ると、同時にゆづきはロープに足を伸ばす。YUNAがドロップ
キック×3連発。4発目をゆづきがかわしてキャメルクラッチ。
そしてヘアホイップを連発。コーナーに押し込み、ボディスラム。YUNAが丸め込んで流れを変えると、ドロップキック×3。そしてワキ固めに捕らえる。ゆづきがロープをつかむ。YUNAがドロップキック。ゆづきもエルボー。YUNAも返し、エルボー合戦へ。ゆづきが打ち勝つ。5分経過。ロープにYUNAをもたれさせて、背後からタックル。2カウント。
ゆづきはコーナーに押し込んでタックルを浴びせ、リング中央に戻って、ランニング式タックル。そこからブレンバスターも2カウント。さらに逆エビに捕らえると、YUNAが必死にもがく。ゆづきは腰を落とすも、YUNAはロープの方向へにじり寄る。何とかロープへたどり着く。ゆづきはボディスラム。その後、ボディプレスは自爆。すかさずYUNAが横入り式エビ固めも2。ここからドロップキックを連打。さらにエルボーから走り込むがゆづきがタックル。ゆづきは持ち上げるも、YUNAが回転エビで切り返す。2カウント。
YUNAが首固め。そしてワキ固めへ捕らえるも、ゆづきはロープへ。YUNAがエルボーを連打。ゆづきがエルボーで返す。YUNAが負けじとエルボーを連打した
ところでタイムアップのドローとなった。
 これでゆづきは2点、YUNAは3点となった。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
<2勝=4点>八神蘭奈(6分37秒、片エビ固め)リアラ<1敗1分=1点>
※ビート・ストライク


 八神とリアラの異色対決が実現するのもCATCHならではの醍醐味。
「行くぞ!」と気合を入れたリアラ。「お願いします!」と握手を求めると、八神も応える。
グラウンドで腕、そしてバックの取り合い。八神がヘッドロックからグラウンドも
リアラがヘッドシザースで技を解く。八神がドロップキック。そして、背後からのサッカーボールキック。ボディスラムを2連発。2カウント。
さらにコーナーへ押し込んでストンピング。八神が「来いよ!」と両手を広げると、リアラがエルボーを連打。これに対して八神もエルボーを倍返し。それでもリアラはドロップキック。コーナーに振り、走り込んで串刺しドロップキック。さらに三点飛びのドロップキックからフェースクラッシャー。アンクルホールド狙いも八神がすかさずロープブレイク。
八神はボディスラムで反撃。ドロップキック。さらに走り込んでのヒザ攻撃から背後へのサッカーボールキック。リアラは背後から足を取り、裏アキレス腱固め。八神がロープに手をかける。リアラは背中へのドロップキックからボディスラム。2カウント。
5分経過。両者、エルボーを連打。リアラはロープに飛ぶが八神がドロップキック。リアラが首固め、スクールボーイ、横入り式エビと立て続けに丸めるも2カウント。八神は走り込むリアラにハイキック。さらにビート・ストライクで3カウントを決めた。
これで八神が2勝、4点を獲得した。
・バックステージ
八神「最初はキャバ嬢レスラーとか言って、どんな人が来るんだろうって正直思ったんですけど、気持ちの面は強いし、どんなに自分が硬い蹴りとか攻撃しても目の火は消えてなかったというか、すごい動機として心が強い人だと思いました。次、エヴォ女のChi Chiさん、同期として評判がいいのは聞いてますし、いろんな人と戦っていて、次合うまでに向こうも私もめっちゃ成長して戦うと思うので、絶対負けないで、勝ってリーグ戦優勝したいと思います!」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
○<0点>米山香織vs&○<1点>Himiko(7分1秒、リングアウト)チェリー<-1点>●


 エリザベスブロックはー1点の米山&Himikoという中に0点のチェリーという成績。敗れればー2点となる米山とHimikoは負けだけは避けたいところだ。Himikoは「お願いします!」と手を差し伸べながら、いきなり米山、チェリーに奇襲をかける。
そして二人へのダブルのフェースバスター。米山&チェリーが場外へ落ちると、コーナーに上り、プランチャ狙いも、トップロープからセカンドロープ、セカンドロープからサードロープへと降りていき、さらにはエプロンにまで下りる。結局、プランチャでは飛ばずに、エプロンから場外へ降り、二人と対峙すると、米山&チェリーからストンピングを食らう。場外戦を続けようとしたゴキゲンBBAだが、レフェリーのカウントが進んでいくため、リングにHimikoを挙げる。
そして、合体クロスラインからゴキゲンBBAポーズを取る。ここでチェリーが米山をHimikoの上に押しつぶして、上からニーを浴びせてフォール。カウント2。
チェリーはHimikoへボディへのパンチからチョーク攻撃。そして石黒レフェリーをも押しつぶし、ニーを浴びせてのフォール。もちろん、カウントは入らず。これに怒ったHimikoがチェリーを丸め込むと石黒レフェリーは高速カウントをたたく。カウント2で返すもクレームを入れるチェリー。今度はチェリーが丸め込むと石黒レフェリーは低速カウント。自業自得の結末に。
Himikoはチェリーをとらえると、かわず落としからグランド卍を決めたが、米山がカット。米山がモンゴリアンチョップを放つも、Himikoは一本背負いで返す。そしてフェースバスター。Himikoはダブルアームスープレックスの体勢に入るが、場外からチェリーが飛び込んでカット。チェリーがアンクルホールド。米山がカットに入ると、二人の足を捕らえてダブルアンクルホールド。米山とHimiko、仲良くロープに逃れる。
チェリーは「足がいてえか、じゃあ走れ」と米山をコーナーへ振り、「Himiko、てめえもだ」Himikoも走らせるが、米山が体を入れ替え、チェリーとHimikoを何度も同士討ちのようにぶつけ合う。翻弄されたチェリーだが、Himikoへ裏拳を放つと、ゴキゲンBBAによるダブルどっこいしょ。
米山&チェリーはコーナーに上り、いつもの合体攻撃を狙うが、米山が裏切り、チェリーを場外へ落とす。そしてダイビングセントーンを投下も2。
米山は続けて攻撃を狙うが、今度は場外からチェリーが米山の足を引っ張る。米山とチェリーは場外へ。
Himikoはトペのふりを見せるも飛ばず。そのままゴロゴロと場外へ降りるも、チェリーがHimikoに熟女が熟女にドーン!を場外で連打。カウント8で入ろうとするチェリーの足をHimikoが引っ張る。
その間に米山とHimikoがリングへ入り、チェリーのみリングアウト負け。米山&Himikoの勝利となった。
 この結果、米山は0点、Himikoは1点、チェリーはー1点となった。
・バックステージ
米山「やったー! 今まで得点なのにー1点とかになっていたのが、ようやく0に戻れたので、また0からの再スタートとして頑張ります!」
Himiko「大ベテランの方のブロックに入ってますので、何とかしてとにかくどんな気持でも勝とうと思ってまして、とにかく勝ちにこだわって頑張って見ましたら、なんと(1点で)トップじゃないですか?? 宮崎さんとタイでトップになりましたので、楽しみにしていてください。これから何試合残ってるかわからないですけど、Himiko、てっぺん目指して頑張ってますので、応援よろしくお願いします!」
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<1点>宮崎有妃(13分1秒、外道クラッチ)永島千佳世<王者・ゲスト>
※もう一人は<-2点>シン・広田さくら。


 王者・永島はこれが初防衛戦。さらにこの試合はエリザベスブロック公式戦も兼ねて行われる。広田はー2点のため、この試合で敗れると出場権はく奪となる。なお、王者以外が勝利してもベルトは移動となる。
まず、広田の握手に永島は無視。宮崎は応える。広田が地声でアピール。
「最初に言っておきます。せっかくのタイトルマッチですが自分はー2点なので、タイトルを狙いに行きません。今日は勝ちにいきませんので。このあまり見たことのないシングルが見れるんです、どうぞ」と宮崎と永島によるシングル対決を促すも、「ふざけんなー」と宮崎&永島が広田を攻撃。
しかし、広田は「永島さん、一緒に戦いましょう!」と、永島に共闘を呼び掛ける。広田が宮崎をコーナーに振り、トレイン攻撃を狙う。まずは永島が串刺しエルボー。しかし、広田が裏切りの丸め込み。永島が広田へクレーム。「こいつのこと絶対信用できない」と宮崎も客席へアピール。
広田は「あの、その、もう一回だー!」と強引に宮崎をコーナーへ振る。再びトレイン攻撃。しかし永島はコーナーを飛び越え、エプロンへ飛び降りる。広田はすでに丸め込む態勢に入っており、マットで寝そべる。「何寝てるの」と永島。しかし、秒で気を取り直した広田は永島、宮崎の腕を捕らえて、ロープ渡り。しかしジャンプに失敗。
その間に永島が宮崎にコルバタ。広田が永島へボ・ラギノールを狙うも、永島が両手をつかみカット。永島はフェースバスター。なぜかやられた広田がプロレスLOVEポーズ。今度は自らフェースバスターを決めて再びプロレスLOVEポーズ。宮崎が割って入り、広田をインディアンデスロックに固める。
カットに来た永島を持ち上げようとしたが卍固めに移行される。しかしインディアンデスロックは極まったまま。なんとか、それぞれの体が崩れると、広田はカニ挟みで永島を宮崎の上に乗せる。
宮崎の上に永島が乗った形となり、広田は上下にボ・ラギノールを決める。このダメージで二人が場外へ落ちると、すかさず広田はトペを狙うがロープに引っかかる。ここで宮崎は場外でセコンドに付いていた朱里を捕まえる。すかさず宮崎は朱里を倒立状態に捕らえると、広田がボ・ラギノールを乱打。まさかの状況に朱里は悲鳴を挙げる。
その間に永島がリングイン。宮崎がリングに戻ろうとするも、永島が中に入れず。それでもリングアウトギリギリに宮崎が生還し、すかさず永島をエビに固める。すると、広田がそれぞれの体を浮かし合い、エビ固め合戦を演出。カウント2でともに返す。
永島はトップロープへ。広田が「宮崎さん、ブレンバスター」とアピール。宮崎も迎撃でコーナーを上っていく。宮崎が上った瞬間、広田が背後から宮崎を落とす。ここで永島はダイビングフットスタンプを狙ったが失敗。宮崎が広田と合体式シーソープレス。広田をのけさせて、宮崎自らがフォールも2。
宮崎が永島へコーナーラリアット。広田はボ・ラギノール。広田は「宮崎さん、ムーンサルト!」と指示。宮崎はトップロープへに上るも「そこで試合が終わるのを見てろ!」とコーナーの反対側に永島を持っていき、決めにかかるが、永島がワキ固めで切り返す。広田がロープに逃れると、永島が丸め込む。広田も丸め込み返すが、ともに2。
宮崎が倒立式に永島を捕らえると、広田はボ・ラギノールを連発。宮崎との合体式シーソープレスは剣山で返される。宮崎はスタナーも永島がキック。またもスタナーへ行くも永島は投げっぱなしジャーマン。ここで宮崎と永島による、投げっぱなしジャーマン合戦へ突入。
。両者ダウンとなり、ダウンカウントが進む。なんとか立ち上がる両者。狙いすましていた広田がサードロープからロケット式ボ・ラギノールを2連打。トドメとばかりにセカンドロープからホッピング式でロケット弾を狙うもこれは自滅。宮崎が広田をボディスラム。永島がフットスタンプ。宮崎はムーンサルトを狙ったが自爆。広田がうずくまる宮崎を跳び箱式にジャンプしてボ・ラギノールを狙ったが、永島は前にたたき落とす。
広田は宮崎の上に乗った状態に。永島は二人まとめてのダイビングフットスタンプから広田へフィッシャーマンズバスターも2。永島は宮崎へウラカンラナ。宮崎は丸め返すが2。永島が広田へ突進するもFFD。
これを永島が切り返してフォールの体勢へに持っていく。その永島を宮崎が外道クラッチに丸め込んで3カウント。これで宮崎が新エリザベス王者となった。
広田はかろうじてー2点をキープ。ディアナ株式会社を代表として、ななみが認定証とトロフィーを授与。宮崎はまさかのReginaとの2冠王となった。
・バックステージ
宮崎「2冠王ですね、ついにエリザベスが(腰に)来ました。初日、CATCHの後楽園の時に、永島に取られたから、そんなにすごく(waveに)参戦する選手じゃないから焦ってましたけど、取り返せてよかったと思います。リーグ戦も1点となって、私がトップじゃん。このエリザベスブロック、私いまトップです。1点!このベルト持ったままCATCHを終えて、(賞金の)20万だっけな、もらうんで、それはこの2本のベルトを磨くために
使いますかね!」
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
○<1勝1負1分=3点>SAKI(5分12秒、体固め)花園桃花<1勝1負=2点>●
※ダイビングニードロップ。

 花園は初の公式戦。いっぽうのSAKIはこれが早くも最終戦となる。SAKIは花園軍団の一員であり、軍団同士の対決でもある。花園は持参してきたお友達のシャボン玉で威嚇攻撃。いっぽうのSAKIはこちらも持参してきた犬の兼平くんを歩かせる。
「ごあいさつは?」と花園のほうへ向かって兼平くんを前進させるSAKI。犬を挟んでそのまま試合開始。すると、いきなり花園が兼平くんを蹴ると大ブーイング。ここから試合は急激に動き出し、SAKIのチョキパンチに対して、花園も掟破りのチョキパンチで対抗。しかし、SAKIのチョキパンチがボディへクリーンヒットすると、花園は泣きじゃくる。
館内の「あやまれ」コールにSAKIは「ごめんね」とハグ…と見せかけて、そのままフォールに持っていくも2カウント。花園は突進してきたSAKIへカウンターのグーパンチ。
今度はSAKIが泣きじゃくると、再び「あやまれ」コール。「泣いてんじゃねえ」と容赦なく顔面キックを浴びせる花園。「終わりにしまーす」とこれまた持参してきたアイテムでの攻撃。しかし、間一髪、SAKIがこれをつかむ。
制止に入ったTOMMYレフェリーが吹っ飛ばされ、コーナーにうずくまると、さらにアイテムを浴びたSAKIが乗っかかり下敷きに。今度はクラッカー爆弾をさく裂させるがこれもレフェリーに誤爆。
SAKIはそのスキに花園を丸め込むがレフェリー不在でフォールが取れず。「Tommyさん、しっかりフォール取ってください!」とSAKI。
花園はそのスキにSAKIを丸め込むがカウント2。SAKIがビッグブーツからジャイアントスイングで花園を回しにかかる。両者、目が回ってダウン状態となる。花園が先にフォールへ行くもカウント2。花園が再び犬の兼平くんを持ち出し、リング中央に置き、ここからセカンドロープに上る。
スイングDDTを狙うも、SAKIが回転途中で体を入れ替えて、えびす落としを決める。リング中央で投げたため、兼平くんが下敷きに。さらにランニング式ブレンバスターを決めるも2カウント。SAKIは兼平くんを花園の体に乗せて、トップロープへ。
そしてダイビングニードロップを落とし、カウント3を決めたが、兼平君に対して「足が折れてるー」と心配していた。これでSAKIは1勝1敗1分の3点で公式戦終了。あとはほかのメンバーの結果待ちとなった。
・バックステージ
SAKI「花園桃花というのは、私、花園軍団の一員なんですけど、花園軍団の団長であって、COLOR’Sとは違うまた、絆がすごく深いものがあって。その絆を、そして兼平くんの足を折って、壊そうとしたのは団長だから、私は必ず…(「決勝に」と言おうとしたが)でも、もうBブロック見守るしかないんですよね…」
7,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
○<1勝=2点〉狐伯(4分40秒、回転エビ固め)本間多恵<2勝1敗=4点>●

 6・1岡山で復帰した狐伯はこれが初戦となる。ヘッドロックから狐伯がアームホイップを連発。本間も切り返して対抗し、ともルチャの風を吹かせる攻防を見せる。手四つの体勢から、本間が腕を取る。コーナーに振り、ランニングエルボー。低空ドロップキック。
さらに負傷箇所である手へのストンピング。本間がワキ固めからアームバー。そして
両手を踏んづけてのダンスからジャンプしての踏みつけは狐伯が手を引いて回避。
本間がコーナーへ振るも、狐伯はブーメラン式ミサイルキックで反撃。背後から低空ドロップキックを浴びせるも二発目は自爆。本間がメジャモ☆タエ狙いも狐伯はロープに逃れる。
本間がミサイルキック。2カウント。狐伯もDDT。本間は飛びつき式腕ひしぎを狙うも狐伯が前に押しつぶして丸め込む。2カウント。本間は再度、腕ひしぎ狙いも狐伯が丸め込んで3カウントを取った。
ようやく初公式戦となった狐伯がまず幸先の良いスタートを切った。
・バックステージ
狐伯「やっと今日初戦、もう終わる人もいるし、多恵さんは今日最終戦だけど、無事、全勝回避できました。(左手が)いてー。手の具合は無事、岡山で復帰できて、まあ、大丈夫です。手は気にしていないです。自分欠場中、一番試合を見ていた人だと思うので、もっともっと研究して、リーグ優勝、波女優勝、100万円獲得、Regina挑戦、突っ走りたいと思います!」
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
○<2勝=4点>上谷沙弥(10分40秒、片エビ固め)櫻井裕子<1勝1負=2点>●
※スタークラッシャー。

 櫻井から握手を求め、両者、握手でゴング。上谷コールと裕子コールが交差。ロックアップから腕を取る上谷。櫻井も取り返し、まずは腕の取り合い。櫻井はヘッドロック。
上谷はロープに振り、帰ってきた櫻井をジャンプ。さらにエルボーを狙う櫻井を一回転して回避。それでも櫻井はエルボーを決めると、ボディスラム。
これを4連発で決める。櫻井は首4の字を狙うが、上谷は足をロープへ伸ばす。櫻井が突進するも、上谷はエプロンへエスケープ。
上谷がドロップキック。櫻井が場外へ落ちると、エプロンからプランチャで追撃。なんとかリングへ戻った櫻井にスワンダイブ式のフライングボディプレスも2。
トラースキックを浴びせ、追走式エルボー。櫻井も追走式エルボーで返す。上谷がバイシクルキック、櫻井もビッグブーツ。
ここから互いにバイシクルキック、ビッグブーツでの蹴り合いが続く。さらに互いの蹴りでダウンを取り合うと、最後は同士討ちで両者ダウン。5分経過。
ともに起き上がると、上谷は走り込むが櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。上谷はコーナーを回転して一回転すると、体勢を立て直し、逆転のドラゴンスリーパー。
そしてフットスタンプを落とす。さらにフライングニールキック。トップロープからミサイルキック。2カウント。フィッシャーマンズスープレックスも2。
裕子コールが館内にこだまする。櫻井もブレンバスターで反撃。
再びドラゴンスリーパー。グラウンドに移行し、胴締め式に決めるも上谷はロープへ。
櫻井のランニングビッグブーツは2カウント。
しかし、上谷も、バイシクルキック、スピンキックと旋風脚で畳みかけるも2カウント。上谷がブレンバスターの要領で持ち上げるが、櫻井が丸め込む。2カウント。
さらに櫻井はスピアー気味に一回転して丸め込むが、これを横入り式エビ固めで切り返される。2カウント。
。勝負をかけた上谷が櫻井の突進を切り返し、スタークラッシャーを決めて3カウント。これで2戦2連勝を築いた。試合後
は互いににらみ合い。ともに闘争心は衰えていなかった。
・バックステージ
上谷「櫻井裕子相手に2点ゲットしました。これで2連勝ということで、次勝てば決勝進出は確実なんじゃないでしょうか。相手は世羅りさ、スターダムに参戦していますけど、なかなか当たる機会がなかったからこの機会、めちゃくちゃ楽しみにしているし、シングルマッチと言うことでサシでゆっくりやりあおうじゃねえか」
9,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝1負=2点〉笹村あやめ(13分56秒、エビ固め)青木いつ希<1勝1敗=2点>●

 昨年、ベストバウト賞を獲得したこの試合が今大会のメインとなった。青木はこれが復帰戦の舞台となる。
客席から「青木、おかえりー」の声が響くと青木は「ただいまー!」と返す。復帰一発目の「よろしくお願いしまーす!」に対して「おかえりー!」と笹村も手を握り返す。
「よっしゃ行くぞ、新宿ー!」と気合の青木に館内は青木コールで歓迎。まずは笹村がエルボー。青木もやり返す。笹村はもう一発。青木もやり返す。やはりこの二人と言えば、エルボーの打ち合い
互いのエルボー合戦が続く。笹村が低空ドロップキックから、後頭部へストンピング。そしてノーザンライトスープレックス。2カウント。
笹村がキャメルクラッチ。青木は手でロープをつかむと、反撃のトラースキック。コーナーエルボーは自爆。笹村がセカンドロープからミサイルキック。そして、サーフボードにとらえる。青木もサーフボード返し。またも笹村が体を入れ替える。
笹村はコーナーに青木を押し込んで顔面ウォッシュ。再びエルボーからストンピングを連打。青木はヒザつきのエルボー。笹村は首投げから低空ドロップキック。
ふたたびキャメルクラッチ。腕を固めるも青木はロープへにじり寄る。笹村がブレンバスターを狙いに行くが、青木はエルボーで回避し、大外刈り。背中へのニーから高速ブレンバスターホールド。2カウント。
ランニングのニードロップから「笹村、つぶれろー」と叫んで、セカンドロープからのボディプレス。エルボーを打つが笹村も回転エビからフットスタンプ。
さらにエルボーを連打。ジャーマン狙いは青木が堪えると、背中へエルボー。突進をかわした青木が投げっぱなしジャーマン。ダブルダウン。
スタンディングとなると、笹村がエルボー。青木も打ち返す。笹村がさらに打つと青木が崩れるも、すぐに立ち上がり、意地を見せる。今度は青木がリストロックからのエルボー。笹村も打ち返す。
壮絶な打ち合いの中、ヒザをつく青木。立ち上がると、エルボーを6連打。さらに強烈な一発からジャーマンも2カウント。
青木はトップロープからフライングボディプレスも笹村が剣山。笹村が立ち上がる。青木の突進をキューティスペシャルで切り返すも2。青木もブレンバスターからラリアット。2カウント。ダブルダウン。
笹村がエルボーからタックル。青木もラリアット。2カウント。青木がラリアット狙いも笹村はエビ固めで丸め込む。そしてブレンバスター。
青木が丸め込みで切り返すも2。
笹村はラリアット。トップロープからダイビングフットスタンプ。これも2カウント。そして自らロープに走ってラリアット。大消耗戦の3カウントを奪った。
笹村「青木、おかえりー! おまえさ、本当にいなかったの、3週間だけ? 2年も3年もいないくらい寂しくなったからお互いケガには気をつけて高めていけたらいいなと思ってるよ」
青木「(マイクを放り投げ、地声で)こんなもんいらんわー! おー! 2年も3年もいない気持ちになったのはこっちだー! 今日はデビュー戦くらい緊張した。でも、みんな、青木、帰ってきたぞー、ただいまー!」
 場内に青木コールが充満する。
笹村「おまえは泣くなよ、絶対に。前回、関口翔が泣いてるからさ、今日も泣くと思ったけど…」
青木「でもな、復帰戦でお前に負けたのはくやしいから、何回でもやってやるー!」
 青木が退場。
笹村「復帰戦だろうが、他団体だろうが、新宿大会、メインで笹村が勝ったぞー!
ここ新宿だけど、千葉の締めやりたいと思ったけど、私やさしいから狐伯、CATCH始まったんでしょ、私今日、2戦目だから(締めを)譲ってあげるよ、復帰おめでとー!」
ここでマイクを狐伯に手渡す。
狐伯「ありがとうございます。6月2日に復帰しまして、初戦、1勝しました狐伯が締めようと思ったんですけど、その前に! 6月と言えば、waveのリングアナ、野中美智子さん、リングへ上がってください」
ここでバースデーソングが流れると、セコンド陣がケーキを用意。すかさず宮崎が野中リングアナをはずかし固めに捕らえて祝福。
「この後、旦那と飯食いに行くんですよ」と言う野中リングアナに「関係ねえよ」と桜花。ろうそくの火を消した後、恒例の顔面ケーキ爆弾の祝福を浴びた。
最後は野中リングアナが挨拶。「今年3月に15周年を迎えて、20年、30年とこのの声が続く限り、waveでリングアナを続けたいと思っています。それと、ショウガールズのお笑いのグループもやってまして、テレビ出演などのオファーも決まり、みなさんに言い報告ができるかなと思っておりますので、こちらのほうも応援よろしくお願いします!」
・バックステージ
笹村「CATCHも大事ですけど、今日は、青木の復帰戦を戦えたことは私はすごくうれしくて、3週間いないだけだったけど、すごくさみしかったので、これからケガにお互い気を付けて、もっとプロレス界を盛り上げていけたらいいなって思っております。ラストCブロック、沙恵、残っているので、同期だし、レスラーのなかでデビューが私と一番近いし誕生日も2週間違いという、ライバルといえばライバルなので、次も油断せず勝ちに行きたいと思います!」