2024.06.16
「Detras de Lazona vol.22」
日時
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6月16日 日曜日
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観衆
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54人
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場所
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アミスタ
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・抽選
スクランブルwaveに出場する4選手が入場。waveロゴの幕の下にチェーンがあり、それを引き合ってカードが決定。抽選の結果、宮崎と炎華、狐伯と広田が引き合い、タッグチームが決定。この結果、宮崎&炎華対広田&狐伯というカードが決定した。
1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈2勝=4点〉 ChiChi(9分41秒、グラウンド卍固め)香藤満月<1分2負=1点>
※香藤は1点でリーグ戦終了。
香藤はこれまで1敗1分けの1点、Chi Chiは前日、初の公式戦で2点をゲット。香藤はこれが最終戦となる。
まずは両者握手。ロックアップから香藤が押し込むもクリーンに分かれる。
再度、ロックアップでの押し合い。Chi Chiが体を入れ替えてエルボー一撃。
香藤は手四つを要求。Chi Chiが応える。香藤がフィンガーロックで押し込むと、Chi Chiはブリッジから上体を起こす。香藤はタックルで倒す。Chi Chiは跳ね起きすると、館内から拍手が沸き起こる。
エルボー合戦からChi Chiがビッグブーツ、そしてドロップキック。ストンピングを連打する。串刺しエルボーを2連発からギロチンドロップ。キャメルクラッチを繰り出す。そして、「よっしゃ投げるぞ」とアピールして、香藤の巨体をボディスラムで投げようと挑むが、逆に投げつけられる。
もう一度、香藤がボディスラムで投げつけると、さらにあと二発続け、合計4発投げつける。
走り込んでのボディプレスは2カウント。巨体が空から降ってきたChi Chiは悶絶。続けて、ロープの振り合いから体を入れ替えたChi Chiは卍固めに取るが、香藤は上体を起こして、振りほどく。5分経過。香藤の串刺しコーナーアタックはChi Chiが足を出して阻止。Chi Chiがミサイルキック。さらに串刺し式ビッグブーツを連打。さらにセンターでもビッグブーツを一撃。カウント2。バックドロップ狙いでバックに回るが、香藤が後頭部にエルボーを落とす。Chi Chiはエルボー。香藤も打ち返す。
Chi Chiがエルボーを連打するも、香藤も打ち返すと、ロープに振ってのタックル。串刺しタックルから低空ドロップキック。2カウント。
そして逆エビ固め。Chi Chiが辛うじてロープブレイク。Chi Chiは回転エビでの丸め込みを狙うが、香藤が途中で腰を落とす。Chi Chiはトラースキックからビッグブーツも2。残り1分。トップロープからミサイルキック。残り時間が少ない中、Chi Chiは卍固めで勝負をかける。先ほどは上体を起こされたが、このままグラウンド卍へ移行する。
残り30秒。香藤が耐え抜くかと思われたが、Chi Chiは力を振り絞り、時間切れ寸前でギブアップ勝利。これでChi Chiは前日に続き、2点獲得の4点となり、6・23ふじさんメッセでの対決で同じく4点の八神と対戦し、1位通過を賭けることとなった。香藤はリーグ戦を1点で終了した。
・バックステージ
Chi Chi「今日は体重差もだいぶあって、結構きつい戦いになって、本当はもっと早く終わらせるつもりが、ギリギリになってしまって焦ったんですけど、本当にもう死ぬ気で卍を絞ったので、なんとか勝てました。(八神戦について)スターダムでいろいろもまれていると思いますが、自分もデビューしてから1年ちょっと、本当にレジェンドの方にもまれにもまれ、フルボッコにされ、経験値としては同期の中で一番得ているのではないかと思っているので、すべてをぶつけて優勝を目指していきたいと思っています」
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>しゃあ(時間切れ引き分け)ゆづき<2分1負=2点>
※しゃあは3点、ゆづきは2点でリーグ戦終了。
ゆづきは1敗1分で1点、しゃあは1勝1敗で2点、これがともに最終戦となる。まずは手四つを要求するゆづき。左手を取って絞る。しゃあが右手を取ろうとジャンプするが、リーチの差で届かず。今度は、両手での力比べ。ゆづきが有利となり、腕をクロスさせてのサーフボード。ここから羽根り固めに持っていく。続けて、ロープに顔をこすりつけて、ヘアホイップ。コーナーで顔面を踏みつける。
ゆづきはフェースクラッシャーから鎌固め。ゆづきの髪を引っ張って脱出したしゃあは「鎌固めは私のものだー」と鎌固め返し。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきがロープをゆらすと、バランスを崩す。ゆづきはタックル。ロープに振ってラリアット狙いも、しゃあが腕を取っての腕ひしぎで切り返す。
ロープに逃れられると、背後からスリーパーに取るが、ゆづきは上体を起こす。おんぶの形となり、コーナーにぶつけて回避。ゆづきは続けて串刺しスピアー。
5分経過。
ゆづきのラリアットは空振り、しゃあはフライングネックブリーカー3連発。2カウント。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきが迎撃し、デッドリードライブで投げつける。バックを取ってのジャーマン狙いは、しゃあが耐えるも、強引に投げつける。2カウント。ゆづきはブレンバスター。エルボー、しゃあも連打で打ち返す。しゃあのブレンバスター狙いはゆづきが腰を落とす。
しゃあはゆづきのストマックへニーを当てて、再度、ブレンバスターを狙うがこれをゆづきが腰を落として拒否。しゃあは転がせてフォールから腕ひしぎ。ゆづきがロープブレイク。トップロープからミサイルキック。2カウント。
残り1分。しゃあのムーンサルトは自爆。ゆづきはすかさず横入り式エビ固め。2カウント。ファイナルカットも2。ブレンバスターで投げようとするが、しゃあが首固め。これも2カウント。残り時間が迫る中、しゃあはドロップキックからボディスラムで投げたところでタイムアップとなった。ゆづきは2点、しゃあは3点でともにリーグ戦が終了した。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>関口翔(11分30秒、両者リングアウト)沙恵〈2分=2点〉
※関口は3点でリーグ戦終了。
関口は1勝1敗の2点でこれが最終戦。沙恵は昨日の引き分け1点に次いでこれが2戦目となる。沙恵はオーバーマスクをかぶって登場。関口の握手を沙恵は拒否。
バックの取り合いから、関口は腕を取る。沙恵はトーホールド。その後もグラウンドの攻防が続く。関口がロープに振ると、沙恵がタックル。関口が場外へ吹っ飛ぶ。場外の関口が「来いよ」と挑発。沙恵も「おまえがこっちに来いよ」と返す。関口「あおるねえ。来いよ」沙恵「いいよ、行ってやるよ」と沙恵が場外へ出ると、すかさず関口がリングへ戻り「こっち来いよー」と挑発。エプロンへ戻った沙恵にドロップキック。エプロンに沙恵の腕をぶら下げてフットスタンプ。さらに鉄柱に腕を打ち付ける。リングへ戻り、セカンドロープからミサイルキックも2。ロープに沙恵を張り付け、右腕にドロップキック。2カウント。
さらに関口は足で右腕へののアームブリーカー。ストンピングを右腕に落とす。そして三角締めと右腕へ集中攻撃。沙恵が苦痛にゆがみながらも、なんとかロープへ。
関口はエルボーを打ち込み続けるも、沙恵が背後から引っ張り倒すと、ボディスラム。ギロチンドロップを落とすが2。コーナーに押し込んで、足で顔面を踏みつける。
沙恵はエルボー。関口もエルボー返し。沙恵は顔面をつかんでかきむしる。
関口はブーメランアタックからドロップキック。沙恵がフォールを返したところをワキ固めに取る。関口が再び沙恵の右腕を捕らえてコードブレーカー。エルボーを打ち込み、「来いよ」と檄。沙恵はビッグブーツ。ここからエルボーとビッグブーツの打ち合いに。沙恵が串刺しエルボーからのスピアー。さらにコーナーへ誘い出すと、タランチュラ。続けてビッグブーツを打ち込む。
2カウント。「しぶといな、おい」と沙恵。沙恵が持ち上げるも、体を入れ替えた関口がスリーパー。沙恵がコーナーにぶつけて回避。ビッグブーツでエプロンへ落とす。
エプロンでの攻防となり、関口はコードブレーカー。ここから場外戦となり、沙恵は会場の柱へ関口をぶつける。そしてイスを乱打。関口もイスを持って打ち返す。カウントが進む中、沙恵はリングへ飛び込もうとダイブするが、関口が足を引っ張る。結局、足が入りきらずカウント10。両者リングアウトとなったが、試合後もリング上で打ち合う大乱闘に発展。セコンド陣が必死に止めに行くが両者1点ずつと言う結果となった。
4,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<2勝1負=4点>梅咲遥(7分15秒、ラ•マヒストラル)尾崎妹加<1勝1分1負=3点>
※梅咲が4点でBブロック1位通過が決定。尾崎は3点でリーグ戦終了。
すでに3点獲得の妹加は勝てば堂々の1位通過。梅咲が勝てば、4点で妹加を追い抜くが果たして…。
両者クリーンに握手。妹加はラリアット、梅咲はドロップキックを狙うが、ともにかいくぐる。エルボー合戦から、妹加が串刺しラリアット。二発目は梅咲がキックで防ぎ、コルバタからドロップキック。妹加は場外へエスケープ。梅咲も追いかけ、鉄柱に当てるが、妹加はエルボーを乱打。場外ボディスラムを決めてからリング内へ。
妹加がエルボーを落とすも2。梅咲がフライングネックブリーカーからフットスタンプ。妹加はアルゼンチンで持ち上げようとするが、梅咲はなんとか回避。それでも妹加は串刺しラリアット。梅咲は串刺しドロップキックでやり返す。さらに低空での顔面ドロップキックを浴びせる。続けて、エルボー合戦
から、「どーした、オラー!」と妹が檄。そして重いエルボーを3連発。梅咲も打ち返すが、妹加はまたも重いエルボーで梅咲を倒す。妹加はブレンバスター狙いも梅咲が投げ返す。梅咲の突進を妹加は担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカーへ移行。さんざん、絞ってから前方へ投げつけるもカウント2。
5分経過。妹加がセカンドロープからダイビングセントーンは自爆。梅咲がミサイルキックからキューティースペシャル。続いてジャーマン狙いもエルボーで阻止される。ならばと逆さ押さえ込みを狙うが、これも力で阻止される。
梅咲はエルボーから走りこんでのカウンターエルボー。妹加もラリアットを食らわせると、梅咲を引きずってコーナー付近へ。セカンドロープからのダイビングセントーンをさく裂させ、カバーに行くが、これを梅咲は切り返してのフォール返し。妹加は2カウントではねのけたが、この勢いでマヒストラルを決めるとついに3カウント。大熱戦に終止符を打った。
妹加は3点で終了、梅咲は合計4点で1位通過が決定。「お前絶対勝てよ、宮崎さんのとこまで行って絶対倒せよ、そのベルト私が挑戦する」と妹加は言い残してリングを後にした。
・バックステージ
梅咲「Bブロック優勝しました、梅咲遥です、イエーイ。みなさん、せーの、(記者「おめでとー!」)ありがとうございます。SAKIさん、妹加さん、花園桃花さん、どんな戦いになるかと思っていたんですけど、花園さんには負けるし、何が原因なのか自分でもつかみ切れていないんですけど、とりあえず1位通過できたので、あとは誰がブロックで勝ち上がってくるのか。自分は後楽園の決勝しか見ていないので、決勝トーナメント
でちゃんと決勝行けるように頑張りますので、引き続き、応援よろしくお願いします。
(今日の妹加戦について)妹加さんとはタッグで当たることがベルト戦線で多くて、シングルは一回もなかったのでどんな感じになるのか、読めない部分が結構あったんですけど、最初から力で勝ちに行くつもりは全くなく、スキを
突いて丸め込む作戦しか考えていなかったので、それが今日はいいふうに流れたなと思います!」
・インフォメーション
リーグ戦の経過をおさらいするとともに、ふじさんメッセ大会のカードを発表。
・広田対チェリー対<ゲスト>伊藤薫
・狐伯対シルエタ
・世羅対上谷
・Chi Chi対八神
・青木対沙恵
なお、宮崎と炎華のカードは近日中の発表となる。来週土日の静岡県は曇りとのこと。
5,スクランブルwave(20分1本勝負)
シン・広田さくら&狐伯(15分58秒、ヨーロピアンクラッチ)宮崎有妃&炎華︎
※試合前、抽選で組み合わせが決定。
激闘のリーグ戦を終え、メインはスクランブルwave。広田と狐伯による広田のテーマ曲に合わせてのポージングを取る。
広田&狐伯は先発を決める際、「任してください、行きます」と狐伯が手を挙げる。広田は「ふじさんのカード聞いた? 聞いててさ、私のカード知ってる? 伊藤薫さんと…それを聞いての直後だから、ちょっと頼むわ」と直前の発表に動揺を隠せない様子。
狐伯「動揺してるんですね」広田「ちょっと落ち着けよう」というやり取りがあり、先発は炎華と狐伯でスタート。
炎華コールにリズムを取る炎華。狐伯が腕を取りグラウンドからアームロックへ。狐伯は一回転して腕のねじれを回避すると、アームホイップ。ドロップキック。宮崎へタッチ。宮崎がエプロンの広田に一撃。広田は場外へ。狐伯に対して首投げからキャメルクラッチに捕らえる。宮崎が狐伯の髪をつかむと、広田がカットに入る…かと思えば、ロープワークを何往復もしたのち、「逃げろ逃げろ」と檄を飛ばすのみ。
宮崎「何かすると思っただろ」広田「何もしねーよ」
宮崎の串刺しラリアットは狐伯が回避し、バックを取る。広田がすかさず入ってきてボ・ラギノール。狐伯&広田がトレイン攻撃で広田のタックルから狐伯のドロップキック。狐伯はブレンバスター狙いから逆さ押さえ込み狙い。いづれも宮崎が堪えると、炎華が入り、狐伯へコルバタ。狐伯は炎華の足をすくって低空DDTから低空ドロップキック。続けて、広田が宮崎の腕をつかんでロープ渡り。今日は、ジャンプを二度にわたり成功したが、さらに観客の「もう一回」コールに触発され、3度目で失敗。
5分経過。
宮崎&炎華のダブルブレンバスターをダブルDDTで切り返して、四つん這い
状態の二人へダブルボ・ラギノールを決める。宮崎、炎華は場外転落。広田がトペ狙いもこれは腰がロープに絡んで不発。宮崎&炎華は合体シーソープレスの体勢に入るも、広田が足をすくいバランスを崩す。マットに寝そべる宮崎へ「いつもより高くジャンプするぞー!」と高田純次を仕掛けると、今日は宮崎のボディに足が引っ掛かることなく、ジャンプに成功。しかしフィニッシュシーンで剣山を食らい不成功に終わる。「まさかこの技が見破られるとは…オマエが代わりににやるってことかー!」と広田は宮崎に高田純次を指示。
宮崎はジャンプをして、ロープから戻ってきたが、ここで広田が起き上がってストンピング。
「これはな―、年齢制限があって、二冠で挑戦待ってる人がやっちゃダメでしょう。おばさんに変わりはないですよー。もっと高田純次にふさわしい選手いるでしょー」と広田が若い選手からの立候補を待つ。すると、炎華が「若いので…」と手を挙げる。広田は「誰がやらせるか、てめー。なんか若いとか鼻につく」とすかさず却下。「ずっとやりかったヤツ、手をケガして、それでもリングに上がった狐伯、やるかー」と狐伯を指名する。しかし、狐伯は「そういうのやってないんで」とつれない態度。「おまえ、恥かかせやかがってー!」と広田が困惑していると、シビレを切らした宮崎が「タニーちゃん!」と、ゆづきのセコンドに来ていたタニーマウスをリングへ呼び込む。ここで「ヒュ~」
と広田を飛び越える懐かしのNEOマシンガンズ連携。さらに合体攻撃からフォールに入り、「スリーだろー!」ポーズ。
一通り終えると、炎華がドロップキック。広田はエルボーで返す。炎華もエルボー。広田は「いつの間にか、いいエルボーができるうようになったな…」と話しているところで再度、エルボー。広田が「エルボーは己の魂…」と講釈をたれようとしたところ、さらにエルボーを打つ。「この先、どんどん壁に
ぶち当たって…」と話し始めたところで、またもエルボー。「いましゃべってるところ…」とクレーム入れようとしたところでもエルボー。さらに口封じのドロップキック。狐伯がカットに入ると、宮崎と炎華がクロスラインを決めようとする。しかし、狐伯がアームホイップでそれぞれ投げつけると、さらにダブルの低空ドロップキック。
炎華は広田へ逆さ押さえ込みも2。さらにSTFで絞る。狐伯がカット。狐伯が炎華にエルボー。味方の広田にも檄のエルボー。「しっかりやって」と狐伯。炎華はブレンバスターへ行こうとするが、広田が首固めで丸め込む。
狐伯がカットに入るが味方の広田をも痛打。「よけいなことすんな、でしゃばりが」と広田は喝。炎華は広田へ回転エビも2カウント。今度は狐伯がカットに入らず。「なんで来ないんだよー」と広田は抗議。広田は炎華の後方回転エビを防ぐと、シャイニングウイザードを敢行。「自分でなんとかしたら」とここで狐伯にタッチ。狐伯がドロップキック。コーナーに振るも、炎華はブーメランアタック。さらにコルバタから側転エルボー。ドロップキックと畳みかける。
エプロンから炎華が狐伯を突き落そうとする。宮崎が広田をボディアタック。宮崎&炎華のシーソープレスは広田が剣山で回避。狐伯がミサイルキック。狐伯&広田によるシーソープレスは炎華が剣山で返す。宮崎は広田へ串刺しラリアット。狐伯にもラリアットを決めて、炎華をカバーに乗せるも2カウント。 15分経過。炎華はトップロープへ。広田が突っ込むと、1回転して着地。広田がトップロープに上ると、宮崎がロープを揺らす。広田は股間を打ち場外転落。炎華は狐伯へ回転エビ。狐伯も切り返す。エビ固め合戦となるが、ともに2カウント。炎華はジャパニーズレッグロールクラッチも、狐伯がヨーロピアンに切り返して逆転の3カウント。20分を超える壮絶な試合を狐伯が勝利で飾った。
勝利の狐伯がマイク。
狐伯「広田さん、自分はラリアットも食らって一番ダメージありますよね。何一番、ダメージあるようにしてるんですか」
広田「あんたのダメなことはそういうところだよ。自分のことで精いっぱいであそこで何が起こったかわかっていない。
見てないから、そういうところ」
狐伯「全然見てないです。広田さんふじさんメッセ頑張ってください。試合前は淡水化物、大事なんですけど、あまり食べな
いほうがいいと思います。みんなのために」
広田「やられる前提じゃねえか!」
狐伯「自分はCATCHはまだ一戦残っていて、(ふじさんメッセで)シルエタとやるんですけど、自分は勝つので、広田さんも頑張ってください」
こうして狐伯は6・23ふじさんメッセで伊東薫と当たる広田へエールを送り、大会のシメとなった。
スクランブルwaveに出場する4選手が入場。waveロゴの幕の下にチェーンがあり、それを引き合ってカードが決定。抽選の結果、宮崎と炎華、狐伯と広田が引き合い、タッグチームが決定。この結果、宮崎&炎華対広田&狐伯というカードが決定した。
1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈2勝=4点〉 ChiChi(9分41秒、グラウンド卍固め)香藤満月<1分2負=1点>
※香藤は1点でリーグ戦終了。
香藤はこれまで1敗1分けの1点、Chi Chiは前日、初の公式戦で2点をゲット。香藤はこれが最終戦となる。
まずは両者握手。ロックアップから香藤が押し込むもクリーンに分かれる。
再度、ロックアップでの押し合い。Chi Chiが体を入れ替えてエルボー一撃。
香藤は手四つを要求。Chi Chiが応える。香藤がフィンガーロックで押し込むと、Chi Chiはブリッジから上体を起こす。香藤はタックルで倒す。Chi Chiは跳ね起きすると、館内から拍手が沸き起こる。
エルボー合戦からChi Chiがビッグブーツ、そしてドロップキック。ストンピングを連打する。串刺しエルボーを2連発からギロチンドロップ。キャメルクラッチを繰り出す。そして、「よっしゃ投げるぞ」とアピールして、香藤の巨体をボディスラムで投げようと挑むが、逆に投げつけられる。
もう一度、香藤がボディスラムで投げつけると、さらにあと二発続け、合計4発投げつける。
走り込んでのボディプレスは2カウント。巨体が空から降ってきたChi Chiは悶絶。続けて、ロープの振り合いから体を入れ替えたChi Chiは卍固めに取るが、香藤は上体を起こして、振りほどく。5分経過。香藤の串刺しコーナーアタックはChi Chiが足を出して阻止。Chi Chiがミサイルキック。さらに串刺し式ビッグブーツを連打。さらにセンターでもビッグブーツを一撃。カウント2。バックドロップ狙いでバックに回るが、香藤が後頭部にエルボーを落とす。Chi Chiはエルボー。香藤も打ち返す。
Chi Chiがエルボーを連打するも、香藤も打ち返すと、ロープに振ってのタックル。串刺しタックルから低空ドロップキック。2カウント。
そして逆エビ固め。Chi Chiが辛うじてロープブレイク。Chi Chiは回転エビでの丸め込みを狙うが、香藤が途中で腰を落とす。Chi Chiはトラースキックからビッグブーツも2。残り1分。トップロープからミサイルキック。残り時間が少ない中、Chi Chiは卍固めで勝負をかける。先ほどは上体を起こされたが、このままグラウンド卍へ移行する。
残り30秒。香藤が耐え抜くかと思われたが、Chi Chiは力を振り絞り、時間切れ寸前でギブアップ勝利。これでChi Chiは前日に続き、2点獲得の4点となり、6・23ふじさんメッセでの対決で同じく4点の八神と対戦し、1位通過を賭けることとなった。香藤はリーグ戦を1点で終了した。
・バックステージ
Chi Chi「今日は体重差もだいぶあって、結構きつい戦いになって、本当はもっと早く終わらせるつもりが、ギリギリになってしまって焦ったんですけど、本当にもう死ぬ気で卍を絞ったので、なんとか勝てました。(八神戦について)スターダムでいろいろもまれていると思いますが、自分もデビューしてから1年ちょっと、本当にレジェンドの方にもまれにもまれ、フルボッコにされ、経験値としては同期の中で一番得ているのではないかと思っているので、すべてをぶつけて優勝を目指していきたいと思っています」
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>しゃあ(時間切れ引き分け)ゆづき<2分1負=2点>
※しゃあは3点、ゆづきは2点でリーグ戦終了。
ゆづきは1敗1分で1点、しゃあは1勝1敗で2点、これがともに最終戦となる。まずは手四つを要求するゆづき。左手を取って絞る。しゃあが右手を取ろうとジャンプするが、リーチの差で届かず。今度は、両手での力比べ。ゆづきが有利となり、腕をクロスさせてのサーフボード。ここから羽根り固めに持っていく。続けて、ロープに顔をこすりつけて、ヘアホイップ。コーナーで顔面を踏みつける。
ゆづきはフェースクラッシャーから鎌固め。ゆづきの髪を引っ張って脱出したしゃあは「鎌固めは私のものだー」と鎌固め返し。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきがロープをゆらすと、バランスを崩す。ゆづきはタックル。ロープに振ってラリアット狙いも、しゃあが腕を取っての腕ひしぎで切り返す。
ロープに逃れられると、背後からスリーパーに取るが、ゆづきは上体を起こす。おんぶの形となり、コーナーにぶつけて回避。ゆづきは続けて串刺しスピアー。
5分経過。
ゆづきのラリアットは空振り、しゃあはフライングネックブリーカー3連発。2カウント。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきが迎撃し、デッドリードライブで投げつける。バックを取ってのジャーマン狙いは、しゃあが耐えるも、強引に投げつける。2カウント。ゆづきはブレンバスター。エルボー、しゃあも連打で打ち返す。しゃあのブレンバスター狙いはゆづきが腰を落とす。
しゃあはゆづきのストマックへニーを当てて、再度、ブレンバスターを狙うがこれをゆづきが腰を落として拒否。しゃあは転がせてフォールから腕ひしぎ。ゆづきがロープブレイク。トップロープからミサイルキック。2カウント。
残り1分。しゃあのムーンサルトは自爆。ゆづきはすかさず横入り式エビ固め。2カウント。ファイナルカットも2。ブレンバスターで投げようとするが、しゃあが首固め。これも2カウント。残り時間が迫る中、しゃあはドロップキックからボディスラムで投げたところでタイムアップとなった。ゆづきは2点、しゃあは3点でともにリーグ戦が終了した。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>関口翔(11分30秒、両者リングアウト)沙恵〈2分=2点〉
※関口は3点でリーグ戦終了。
関口は1勝1敗の2点でこれが最終戦。沙恵は昨日の引き分け1点に次いでこれが2戦目となる。沙恵はオーバーマスクをかぶって登場。関口の握手を沙恵は拒否。
バックの取り合いから、関口は腕を取る。沙恵はトーホールド。その後もグラウンドの攻防が続く。関口がロープに振ると、沙恵がタックル。関口が場外へ吹っ飛ぶ。場外の関口が「来いよ」と挑発。沙恵も「おまえがこっちに来いよ」と返す。関口「あおるねえ。来いよ」沙恵「いいよ、行ってやるよ」と沙恵が場外へ出ると、すかさず関口がリングへ戻り「こっち来いよー」と挑発。エプロンへ戻った沙恵にドロップキック。エプロンに沙恵の腕をぶら下げてフットスタンプ。さらに鉄柱に腕を打ち付ける。リングへ戻り、セカンドロープからミサイルキックも2。ロープに沙恵を張り付け、右腕にドロップキック。2カウント。
さらに関口は足で右腕へののアームブリーカー。ストンピングを右腕に落とす。そして三角締めと右腕へ集中攻撃。沙恵が苦痛にゆがみながらも、なんとかロープへ。
関口はエルボーを打ち込み続けるも、沙恵が背後から引っ張り倒すと、ボディスラム。ギロチンドロップを落とすが2。コーナーに押し込んで、足で顔面を踏みつける。
沙恵はエルボー。関口もエルボー返し。沙恵は顔面をつかんでかきむしる。
関口はブーメランアタックからドロップキック。沙恵がフォールを返したところをワキ固めに取る。関口が再び沙恵の右腕を捕らえてコードブレーカー。エルボーを打ち込み、「来いよ」と檄。沙恵はビッグブーツ。ここからエルボーとビッグブーツの打ち合いに。沙恵が串刺しエルボーからのスピアー。さらにコーナーへ誘い出すと、タランチュラ。続けてビッグブーツを打ち込む。
2カウント。「しぶといな、おい」と沙恵。沙恵が持ち上げるも、体を入れ替えた関口がスリーパー。沙恵がコーナーにぶつけて回避。ビッグブーツでエプロンへ落とす。
エプロンでの攻防となり、関口はコードブレーカー。ここから場外戦となり、沙恵は会場の柱へ関口をぶつける。そしてイスを乱打。関口もイスを持って打ち返す。カウントが進む中、沙恵はリングへ飛び込もうとダイブするが、関口が足を引っ張る。結局、足が入りきらずカウント10。両者リングアウトとなったが、試合後もリング上で打ち合う大乱闘に発展。セコンド陣が必死に止めに行くが両者1点ずつと言う結果となった。
4,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<2勝1負=4点>梅咲遥(7分15秒、ラ•マヒストラル)尾崎妹加<1勝1分1負=3点>
※梅咲が4点でBブロック1位通過が決定。尾崎は3点でリーグ戦終了。
すでに3点獲得の妹加は勝てば堂々の1位通過。梅咲が勝てば、4点で妹加を追い抜くが果たして…。
両者クリーンに握手。妹加はラリアット、梅咲はドロップキックを狙うが、ともにかいくぐる。エルボー合戦から、妹加が串刺しラリアット。二発目は梅咲がキックで防ぎ、コルバタからドロップキック。妹加は場外へエスケープ。梅咲も追いかけ、鉄柱に当てるが、妹加はエルボーを乱打。場外ボディスラムを決めてからリング内へ。
妹加がエルボーを落とすも2。梅咲がフライングネックブリーカーからフットスタンプ。妹加はアルゼンチンで持ち上げようとするが、梅咲はなんとか回避。それでも妹加は串刺しラリアット。梅咲は串刺しドロップキックでやり返す。さらに低空での顔面ドロップキックを浴びせる。続けて、エルボー合戦
から、「どーした、オラー!」と妹が檄。そして重いエルボーを3連発。梅咲も打ち返すが、妹加はまたも重いエルボーで梅咲を倒す。妹加はブレンバスター狙いも梅咲が投げ返す。梅咲の突進を妹加は担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカーへ移行。さんざん、絞ってから前方へ投げつけるもカウント2。
5分経過。妹加がセカンドロープからダイビングセントーンは自爆。梅咲がミサイルキックからキューティースペシャル。続いてジャーマン狙いもエルボーで阻止される。ならばと逆さ押さえ込みを狙うが、これも力で阻止される。
梅咲はエルボーから走りこんでのカウンターエルボー。妹加もラリアットを食らわせると、梅咲を引きずってコーナー付近へ。セカンドロープからのダイビングセントーンをさく裂させ、カバーに行くが、これを梅咲は切り返してのフォール返し。妹加は2カウントではねのけたが、この勢いでマヒストラルを決めるとついに3カウント。大熱戦に終止符を打った。
妹加は3点で終了、梅咲は合計4点で1位通過が決定。「お前絶対勝てよ、宮崎さんのとこまで行って絶対倒せよ、そのベルト私が挑戦する」と妹加は言い残してリングを後にした。
・バックステージ
梅咲「Bブロック優勝しました、梅咲遥です、イエーイ。みなさん、せーの、(記者「おめでとー!」)ありがとうございます。SAKIさん、妹加さん、花園桃花さん、どんな戦いになるかと思っていたんですけど、花園さんには負けるし、何が原因なのか自分でもつかみ切れていないんですけど、とりあえず1位通過できたので、あとは誰がブロックで勝ち上がってくるのか。自分は後楽園の決勝しか見ていないので、決勝トーナメント
でちゃんと決勝行けるように頑張りますので、引き続き、応援よろしくお願いします。
(今日の妹加戦について)妹加さんとはタッグで当たることがベルト戦線で多くて、シングルは一回もなかったのでどんな感じになるのか、読めない部分が結構あったんですけど、最初から力で勝ちに行くつもりは全くなく、スキを
突いて丸め込む作戦しか考えていなかったので、それが今日はいいふうに流れたなと思います!」
・インフォメーション
リーグ戦の経過をおさらいするとともに、ふじさんメッセ大会のカードを発表。
・広田対チェリー対<ゲスト>伊藤薫
・狐伯対シルエタ
・世羅対上谷
・Chi Chi対八神
・青木対沙恵
なお、宮崎と炎華のカードは近日中の発表となる。来週土日の静岡県は曇りとのこと。
5,スクランブルwave(20分1本勝負)
シン・広田さくら&狐伯(15分58秒、ヨーロピアンクラッチ)宮崎有妃&炎華︎
※試合前、抽選で組み合わせが決定。
激闘のリーグ戦を終え、メインはスクランブルwave。広田と狐伯による広田のテーマ曲に合わせてのポージングを取る。
広田&狐伯は先発を決める際、「任してください、行きます」と狐伯が手を挙げる。広田は「ふじさんのカード聞いた? 聞いててさ、私のカード知ってる? 伊藤薫さんと…それを聞いての直後だから、ちょっと頼むわ」と直前の発表に動揺を隠せない様子。
狐伯「動揺してるんですね」広田「ちょっと落ち着けよう」というやり取りがあり、先発は炎華と狐伯でスタート。
炎華コールにリズムを取る炎華。狐伯が腕を取りグラウンドからアームロックへ。狐伯は一回転して腕のねじれを回避すると、アームホイップ。ドロップキック。宮崎へタッチ。宮崎がエプロンの広田に一撃。広田は場外へ。狐伯に対して首投げからキャメルクラッチに捕らえる。宮崎が狐伯の髪をつかむと、広田がカットに入る…かと思えば、ロープワークを何往復もしたのち、「逃げろ逃げろ」と檄を飛ばすのみ。
宮崎「何かすると思っただろ」広田「何もしねーよ」
宮崎の串刺しラリアットは狐伯が回避し、バックを取る。広田がすかさず入ってきてボ・ラギノール。狐伯&広田がトレイン攻撃で広田のタックルから狐伯のドロップキック。狐伯はブレンバスター狙いから逆さ押さえ込み狙い。いづれも宮崎が堪えると、炎華が入り、狐伯へコルバタ。狐伯は炎華の足をすくって低空DDTから低空ドロップキック。続けて、広田が宮崎の腕をつかんでロープ渡り。今日は、ジャンプを二度にわたり成功したが、さらに観客の「もう一回」コールに触発され、3度目で失敗。
5分経過。
宮崎&炎華のダブルブレンバスターをダブルDDTで切り返して、四つん這い
状態の二人へダブルボ・ラギノールを決める。宮崎、炎華は場外転落。広田がトペ狙いもこれは腰がロープに絡んで不発。宮崎&炎華は合体シーソープレスの体勢に入るも、広田が足をすくいバランスを崩す。マットに寝そべる宮崎へ「いつもより高くジャンプするぞー!」と高田純次を仕掛けると、今日は宮崎のボディに足が引っ掛かることなく、ジャンプに成功。しかしフィニッシュシーンで剣山を食らい不成功に終わる。「まさかこの技が見破られるとは…オマエが代わりににやるってことかー!」と広田は宮崎に高田純次を指示。
宮崎はジャンプをして、ロープから戻ってきたが、ここで広田が起き上がってストンピング。
「これはな―、年齢制限があって、二冠で挑戦待ってる人がやっちゃダメでしょう。おばさんに変わりはないですよー。もっと高田純次にふさわしい選手いるでしょー」と広田が若い選手からの立候補を待つ。すると、炎華が「若いので…」と手を挙げる。広田は「誰がやらせるか、てめー。なんか若いとか鼻につく」とすかさず却下。「ずっとやりかったヤツ、手をケガして、それでもリングに上がった狐伯、やるかー」と狐伯を指名する。しかし、狐伯は「そういうのやってないんで」とつれない態度。「おまえ、恥かかせやかがってー!」と広田が困惑していると、シビレを切らした宮崎が「タニーちゃん!」と、ゆづきのセコンドに来ていたタニーマウスをリングへ呼び込む。ここで「ヒュ~」
と広田を飛び越える懐かしのNEOマシンガンズ連携。さらに合体攻撃からフォールに入り、「スリーだろー!」ポーズ。
一通り終えると、炎華がドロップキック。広田はエルボーで返す。炎華もエルボー。広田は「いつの間にか、いいエルボーができるうようになったな…」と話しているところで再度、エルボー。広田が「エルボーは己の魂…」と講釈をたれようとしたところ、さらにエルボーを打つ。「この先、どんどん壁に
ぶち当たって…」と話し始めたところで、またもエルボー。「いましゃべってるところ…」とクレーム入れようとしたところでもエルボー。さらに口封じのドロップキック。狐伯がカットに入ると、宮崎と炎華がクロスラインを決めようとする。しかし、狐伯がアームホイップでそれぞれ投げつけると、さらにダブルの低空ドロップキック。
炎華は広田へ逆さ押さえ込みも2。さらにSTFで絞る。狐伯がカット。狐伯が炎華にエルボー。味方の広田にも檄のエルボー。「しっかりやって」と狐伯。炎華はブレンバスターへ行こうとするが、広田が首固めで丸め込む。
狐伯がカットに入るが味方の広田をも痛打。「よけいなことすんな、でしゃばりが」と広田は喝。炎華は広田へ回転エビも2カウント。今度は狐伯がカットに入らず。「なんで来ないんだよー」と広田は抗議。広田は炎華の後方回転エビを防ぐと、シャイニングウイザードを敢行。「自分でなんとかしたら」とここで狐伯にタッチ。狐伯がドロップキック。コーナーに振るも、炎華はブーメランアタック。さらにコルバタから側転エルボー。ドロップキックと畳みかける。
エプロンから炎華が狐伯を突き落そうとする。宮崎が広田をボディアタック。宮崎&炎華のシーソープレスは広田が剣山で回避。狐伯がミサイルキック。狐伯&広田によるシーソープレスは炎華が剣山で返す。宮崎は広田へ串刺しラリアット。狐伯にもラリアットを決めて、炎華をカバーに乗せるも2カウント。 15分経過。炎華はトップロープへ。広田が突っ込むと、1回転して着地。広田がトップロープに上ると、宮崎がロープを揺らす。広田は股間を打ち場外転落。炎華は狐伯へ回転エビ。狐伯も切り返す。エビ固め合戦となるが、ともに2カウント。炎華はジャパニーズレッグロールクラッチも、狐伯がヨーロピアンに切り返して逆転の3カウント。20分を超える壮絶な試合を狐伯が勝利で飾った。
勝利の狐伯がマイク。
狐伯「広田さん、自分はラリアットも食らって一番ダメージありますよね。何一番、ダメージあるようにしてるんですか」
広田「あんたのダメなことはそういうところだよ。自分のことで精いっぱいであそこで何が起こったかわかっていない。
見てないから、そういうところ」
狐伯「全然見てないです。広田さんふじさんメッセ頑張ってください。試合前は淡水化物、大事なんですけど、あまり食べな
いほうがいいと思います。みんなのために」
広田「やられる前提じゃねえか!」
狐伯「自分はCATCHはまだ一戦残っていて、(ふじさんメッセで)シルエタとやるんですけど、自分は勝つので、広田さんも頑張ってください」
こうして狐伯は6・23ふじさんメッセで伊東薫と当たる広田へエールを送り、大会のシメとなった。