2025.05.05

『Its wave〜川崎プロレスゴールデンウィーク〜may.25』

日時
5月5日 月曜日・祝日
観衆
80人
場所
アミスタ
1、3wave(10分1本勝負)
△郷田明日香 vs 香藤満月△ vs マコトユマ△
(10分00秒 時間切れ引き分け)


 昨日、開幕となったCATCH THE WAVE。アミスタ大会はテーマ曲が鳴ってから誰が登場し、どんなカードかがわかる仕組みであるが、後半2試合はリーグ戦とあり、この日は前半3
試合がその形式をとった。
二上会長が前説で練習していたこともあり、マコトユマの曲がかかると一斉に「オーッ!」と言う歓声があがる。
 マコトユマ、満月、郷田と入場し、3WAYマッチのカードが明かされた。郷田が手四つを要求すると、ユマと満月が共闘し、ダブルタックル。さらにエルボーを叩き込み、2対1の展開に。ディアナ対waveという図式となる。
郷田が吠えて立ち上がり、それぞれにエルボーを打ち込んでいく。満月と郷田がタックル合戦。
マコトがスキをついて郷田をフォールも2。今度はマコトと郷田が共闘して満月と対峙。二人がかりでコーナーに振りトレイン攻撃。満月がダウン。
 マコトが郷田にドロップキックを連打。郷田が追走ラリアット。マコトも負けじとスピアー。さらに逆エビに入る。
 満月がカットに入るが、正面から押し込んだため、郷田にダメージが蓄積する。郷田は自力でロープへ。満月が郷田の上から飛び乗り、全体重をかけて、足をばたつかせる。
 さらにマコト&満月がダブル攻撃を狙うと、それをかいくぐった郷田がダブルラリアット。マコトに突進するも持ち上げられ、コーナーに押し込まれドロップキックを浴びる。
 満月はマコトへ突進するも、それをかわしてスクールボーイ。ここから3者のスクールボーイ合戦が続く。いずれもカウント2。
郷田、満月がクロスラインからダブルのおんぶ式プレス。カウント2。続いて、郷田と満月のエルボー合戦。激しくくり広げられたが、満月が打ち勝つ。
 郷田がタックル。満月も打ち返す。両者の打ち合いが続く。どちらも意地で倒れないが、最後は満月が打ち勝った。
 郷田が満月にボディスラム。2カウント。残り3分。
 満月がボディアタックからセントーン、2カウント。
 マコトがミサイルキックも満月に誤爆。その間にマコトが満月をフォールも2。郷田がマコトにラリアット。マコトはローリング式のタックル。満月がセカンドからのボディプレスはマコトがカット。
味方と思い込んでいた満月は「なんでー」とクレーム。
 満月はマコトにタックル。郷田が満月にショートレンジのラリアットを連発して今度はロープを利してのラリアット。このチャンスにマコトが丸め込みを連発。さらに満月がボディプレスを連発するが、マコトがカット。マコトが低空ドロップキック。ここでドローとなった。
2mスクランブルwave(30分1本勝負)
SAKI&◯世羅りさ&夏すみれ(10分32秒 横入り式回転エビ固め)狐伯&咲蘭●&小林香萌


 ここでもテーマ曲が鳴ると、「オーッ」という歓声に包まれる。その中を小林香萌が登場。続いて世羅、咲蘭、SAKI、狐伯とそれぞれ、「オーッ」という歓声の中、登場する。
最後の入場となった夏はセクシーダンスを披露し、客席へ座るサービスぶり。ポールダンス風にロープを使ってダンスを披露していると、いきなり奇襲を浴びる。
夏は場外転落。SAKI&世羅がトレイン攻撃を浴びる。
 狐伯&咲蘭はSAKIへのダブルドロップキックから、咲蘭は狐伯のアシストでフットスタンプ。
咲蘭は手を踏みに行くがSAKIが引っ込める。そして、咲蘭の足をグーで殴る。SAKIが咲蘭にサーフボード。さらに吊り天井で持ち上げる。
続いて、世羅が逆エビに捕らえる。SAKIが待ち構えたところに小林が飛び出すと、ダブルのカンパーナが完成。
SAKIが咲蘭にボディスラムも2。咲蘭がエルボーを連打。SAKIがチョキパンチ。チョキでセーフのポーズ。小林が「セーフじゃねえだろ」とイチャモン。咲蘭はスクールボーイからドロップキック。続いて、小林がドロップキック。世羅とSAKIをコーナーに押し込んで串刺しドロップキック。ここからSAKIと小林による、足の踏み合いとなるが、両者ともに引っ込めて、なかなか踏めず。それでも最後は小林が踏みつける。SAKIはたまらずダウン。
SAKIはアトミックドロップで反撃。弾みがついて、小林はエプロンの夏と体当たり。
 世羅と狐伯。狐伯が世羅の手を踏みつけて、低空DDTから低空ドロップキックを3連発。しかし夏が場外から足を引っ張るが、世羅のキックがエプロンの夏に誤爆。気を取り直して、セラリズムバスターも2。コーナーニースプラッシュも2。
狐伯がブレーンバスターを切り返して、ダブルDDT。咲蘭が世羅にドロップキック3連発。さらに背後へ回ると、おんぶ式スリーパー。世羅がロープをつかんでクリア。
 咲蘭が619。トップロープに上がるも、夏がカット。世羅がデッドリードライブ。夏もコーナーへ上がろうとするも、小林がカットし、またも場外へ。夏は、まだ一度もリングインできず。咲蘭が世羅へ空中ギロチンを落とす。
ここで狐伯と咲蘭の連携にいくが、これは分断され、SAKIと世羅がトレイン攻撃へ。世羅が串刺しタックルを狙ったが自爆となり、逆に狐伯組の低空ドロップキックを浴びる。
 咲蘭は飛びつき式フットスタンプも2。世羅が丸め込みの途中で押しつぶし、そのまま押さえ込むも2で咲蘭が返す。それでも世羅は丸め込んでそのまま3カウントが入った。
試合後、夏がようやくリングイン。観客が「夏、良かったぞー!」と声援を飛ばすと、夏が一人で受け身を取る。
すると、小林からドロップキックを浴び、またも場外転落となった。
3,チェリーブロッサムwave(30分1本勝負)
◯桜花由美&チェリー&櫻井裕子(21分14秒 片エビ固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●&梅咲遥
※ビックブーツ


 お客さんの乗りもよく、第3試合もテーマ曲ごとに「オーッ」の歓声が起こる。順々にリングへ入り、最後に入場となった奇跡はパートナーの梅咲に合わせ、二人ともリボンを巻いて登場。広田が「一番かわいいのは?」と問いかけ、自ら先発を買って出る。チェリーも対抗して、「こっちも一番ピチピチしているのは?」とチェリーが先陣を切る。
「チェリー」コール、「広田」コールが二分する場内。
広田「わかったよ、いいよ。狐伯、郷田ありがとうね、二人が(「広田」コールを)頑張ってくれて。おまえ、ピチピチッて、どう見ても、塩っ塩じゃねえか」
チェリー「ちょっと待って、誰か塩塩だ? もぎたてフレッシュだろうが」
広田「おまえがフレッシュだったら、その辺のブルーツ屋は『あー全部くさってるくさってる』って倒産してます」
チェリー「おまえみたいなもんを『人の心、ここにあらず』って言うんだよ。さくらっていう名前、お母さんの節子さんに付けてもらってるのに、最悪じゃねえか。孫も泣いてるぞ」
広田「おまえこそ、チェリーブロッサムって、ただの枯れ木じゃねえか」
 ともに、相手の悪口を言い合っているうちに、お互い心にダメージを負い、ひざまついていく。それでも、ヒザをついたままふにゃふにゃのエルボー合戦を繰り広げる。
ここで広田が悟りを開く。
広田「チェリー、私は気づいた。枯れ木でも、なんでもいい。私たち、自信をもって育っている。そんな私たちが一番
美しいってことに!」
チェリー「そう、そんな広田さんはいつも立ち上がって美しいです」
「チェリー」「広田さん」
「がんばろー!」
 二人は握手をかわすと、それぞれタッチして選手交代。
桜花と宮崎。手四つ合戦から宮崎が投げを打つ。桜花がカニ挟みからフォール。宮崎がダイヤル固めで回しにかかると回転途中でお尻が上向いたところで広田が飛び出し、何度もカンチョーにトライ。ダイヤル固め式カンチョーという新たな連携を見せる
怒った桜花は、宮崎にビッグブーツからランニングブーツ。トップロープに上るも、宮崎が迎撃。これを櫻井とチェリー
が阻止して、桜花がサンマドロップ。2カウント。
 宮崎は目つきからのビッグヒップ。そして、「布もってこいー」と指示。さらに「今から桜花を浮かせます」と宣言する。
「ミュージック、スタート」と、言った瞬間、チェリーがチョーク攻撃で宮崎のイリュージョンを阻止。それでも苦しみながら「ミュージック、スタート」と要請し、音楽が鳴る。しかし、チェリーがカットに入っているため、布はそのままの状態に。そこで、代わりに石黒レフェリーが手をかざすと、布が浮き始める。そして、静かに手を下ろす。布をはぐとそこには寝たままの桜花の姿が。桜花&石黒振レフェリーでポージング。「大成功じゃねーかー!」と宮崎が切れる。桜花はビッグブーツからランニングブーツ。
チェリーが桜花へダブルを指示。クロスラインから桜花を上に乗せて、さらにチェリーがフォール。宮崎が体を入れ替えると、はずかし固めの体勢に。桜花が飛び出し、「待って待って。チェリーさんじゃなくて、年下の私にお願いします」と身代わりを名乗り出る。
チェリーも「いやいや、人妻の桜花さんにやらせるわけにはいかない。独身の私にお願いします」とチェリーも引かない。
 「いやいや、年下の私の私に…」「独身の私に…」とそれぞれが身をささげようとする、美しい光景に、広田も飛び出し、「いやいや、2人とも美しい心を見せてもらったよ。わたしがやられましょー」と身をささげようとする。
 3人がはずかし固めをかけられようとしている状況に、宮崎が「誰のも見たくねーよ!」とすべてを崩す。
 宮崎はイスをセットすると、チェリーを座らせ、「広田持っとけ!」と指示。そして、チェリーの目の前で桜花を捕らえてはずかし固めを披露。
しかも、開脚と同時に広田が背後からチェリーの背中を押してより至近距離から鑑賞させる。チェリーは思わず、「おったまげー」と背後へ倒れる。
 宮崎がコーナーに振る。チェリーはティヘラで切り返すも、宮崎がラリアット。
 宮崎がコーナーに上がるが、チェリーが雪崩式フランケンで切り返す。
宮崎は負けじと、チェリーと桜花をコーナーに振ると、相手であるはずの櫻井を呼び込み、なぜか裕子ロケットを発射させる。しかし、コーナーへ行く前に櫻井がマットに沈んで不発。
 梅咲が低空ドロップキックからブレーンバスターでチェリーをフォールも2。
 チェリーがボディへのパンチから熟女でドーン!は空振り。桜花が背後から梅咲を摑まえるも、チェリーが突進すると、同士討ち。チェリーが「よくも桜花さんを」とダブルリストアームサルトも2カウント。
櫻井が梅咲へ串刺しタックルからタックルも2カウント。
 続けて、コブラツイストに取るが、広田が出てきて、背後からカンチョーでカット。広田&梅咲がダブルフェースバスターからダブルのプロレスLOVEポーズ。
 櫻井に対して、梅咲がエルボー、広田がカンチョーとツープラトン攻撃。そしてエアエルボーでともにアピール。
15分経過。梅咲がエルボー、櫻井がブーツで打ち合う。梅咲がエルボーを連打すると、櫻井もブーツを2連発。梅咲
がローリングエルボー、対角線から走ってのランニングエルボーもカウント2。
 奇跡が飛び出し、宮崎がタックル、梅咲がドロップキック、広田がカンチョーと串刺し3連打。
 奇跡による合体式シーソープレスは櫻井が足を出して、広田が跳ね返るも、梅咲が背後から押し出す。それもまたキックされ、結局、宮崎のニーが突き刺さる。
櫻井はファイナルカット。桜花がビッグブーツ。
 すると、広田が桜花、櫻井、チェリーの腕を持ち、なんと3人まとめてのロープ渡り。しかしアームホイップで投げることができず、ストンピングの嵐を食らう。
 桜花とチェリーが広田へダブルの熟女でドーン!から桜花と櫻井のダブルブレーンバスター。さらに桜花のビッグブーツは2。
桜花がコーナーへ上がるも、梅咲がカットし宙づりに。広田がローリングしてのカンチョー。もう一度、リング中央から側転カンチョーを見舞う。宮崎と梅咲がそれぞれ、別のコーナーからミサイルキック。広田がシャイニングウイザードも2。
桜花はクロスアーム式DDTからかかと落とし。垂直落下ブレーンバスター。宮崎がカット。20分経過。
宮崎が櫻井とチェリーにダブルラリアット。桜花がローンバトルとなる。しかし、対角線に走ってのラリアットは桜花がかわして背後にいた広田に誤爆。桜花が広田へチョークスラム。カットに来た梅咲のフットスタンプに気づいた桜花がかわすと広田へ命中。
桜花が突進すると、広田はFFD。危なくカウント2で返す。
 桜花はネックハンギングボムを狙ったが、広田はウラカンラナで返す。カウント2でキックアウトした桜花が、正面衝突式のビッグブーツで粘る広田にようやく止めを刺した。
4,CATCH THE WAVE 2025・Plutoブロック(15分1本勝負)
〈1分け=2点〉△笹村あやめ(時間切れ引き分け)小橋マリカ△〈1分け=1点〉
※CATCH THE WAVE公式ルールによりキャリアの下の選手が2点、上の選手が1点。2017年デビュー笹村が2点、2016年デビュー小橋が1点を獲得。


 ここからいよいよCATCH公式戦へ突入。笹村、小橋ともに、これが初戦となる。笹村の握手には、小橋が「よろしく~」と愛想よく返す。まずは意外にもレスリングの攻防となり、観客は食い入るように見つめる。
小橋はネックロックに捕らえると、しばらく締め上げる。笹村が上に乗り、これを回避すると、マウントを取る。
ようやく両者が離れると拍手が沸き起こる。
 ロックアップ。「こうじゃねー!」と小橋はいきなり背後に回ってスクールボーイ。2カウント。さらにアームホイ
ップからのドロップキック。
 小橋が串刺しタックルから水平チョップを連打。串刺しドロップキック。ギロチンを決めるも2カウント。
 笹村もボディスラム返しから、もう一発、ボディスラム、2カウント。コーナーに押し込んで、重いエルボーを「お返しじゃー!」と言いながら放つ。
 再度、立たせると、エルボーを連打。5分経過。
小橋がロープから戻ると笹村は場外へ。「来い来い、こっちがリングだよ」「おまえが来いよ」とのやり取りがあり、笹村が「しょっぱいねー」と呼び込む。この挑発に乗った小橋が場外へ。笹村は客席へ雪崩れこませる。カウント9で小橋が戻る。
ドロップキック、2カウント。首投げを連発から、フェイスロックへ。さらにキャメルクラッチで締め上げる。
 なんとか小橋がロープをつかむ。
 笹村がエルボー。小橋がクロスチョップ。低空ドロップキックからのドロップキックは空振り。笹村はタックル。
二発めのタックルをかわすと小橋はエプロン上からのスタナーを敢行。フォールに行くと、笹村はブリッジで返す。
小橋が正面からロケットニー。
 10分経過。ネックロックも笹村がこらえる。笹村がタックルをぶちかますと、両者ダウン。笹村が背後からブロンコバスター。低空ドロップキック。2カウント。
それでも小橋がネックロックで絞ると、笹村は動きが取れなくなる。なんとかロープまでたどり着くと、笹村は
逆転のラリアット。
 再びダブルダウン。カウント9で両者立ち上がると、小橋がエルボーを連打。笹村も気合で打ち返す。エルボーの打ち合いから笹村がブレーンバスター。2カウント。
笹村のフットスタンプは自爆。小橋がまたもネックロック。これでなんとかギブアップを奪いに行く作戦を崩さず。
 残り1分。笹村はネックロックをかけられた状態で、強引にブレーンバスターで投げ飛ばす。
 バックの取り合いから、小橋が投げようとするが、丸め込みとなり、笹村が回転途中で腰を落とすも2。
 残り10秒。最後に小橋がレッグラリアットを放ったところでドローとなった。
今回は引き分けの場合、キャリアの浅いほうが得点を多く加算される仕組みとなっており、2016年デビューの笹村が2点、
2017年デビューの小橋が1点獲得となった。
・バックステージ
笹村 CATCH初戦、クソギャルにやられましたね。勝ちきれなかったことがむっちゃ悔しいので、残り2戦、落とさずに決勝
へ進んで、そして、波女の称号を手に入れたいと思います。
(100万円の使い道は?)毎年、自分自主興行やっているんですけど、今年は千葉を飛びだしていきたいと思っているので
その資金にしたいと思っています!

小橋 CATCH THE WAVE初戦、笹村とシングルマッチ…笹村とは初めて試合をしたんですけどォ、やっぱりパワーファイターで
笹村すげーってなってるじゃないですか。ギャルだって、ふざけているだけじゃなくて、実は、できるんだぞって言う爪痕を
残して、この波女の称号を手に入れる最初の一歩、超大事だと思って、私もバイブス満点で挑んだんですけどォ、このドロー
という煮え切らない終わり方をしまして、終わった後は超悔しかったんですけどォ、火が付きました。次の試合は郷田明日香
か米山さん? どっちにしろ、必ずギャルが勝ってギャルの時代をwave、女子プロレス界に流したいと思いますので、応援よ
ろしくお願いします、ギャル!
(100万円の使い道は?)100万円かあ、どうしよう? waveの選手を、私が仲いいギャルモデルを紹介してギャルメイクさせて、
ギャル興行をwaveでやりたいなって思います。全員ギャル、レフェリーもギャル、終了後は全員でパラパラをやりたいと思うの
で応援してください。あげぇ~。
5,CATCH THE WAVE 2025・Jupiterブロック(15分1本勝負)
〈1勝=3点〉◯尾﨑妹加(8分45秒、エビ固め)炎華●〈1敗=0点〉
※アンゼンチン・スイングバスター。

 いきなり炎華が握手と見せかけて、首固めに捕らえる。しかし、妹加にそのままボディスラムで投げられ、続いてエルボー
ドロップを投下されると、さらにはセントーン。
そして、逆エビに捕らえる。炎華が気合でロープににじりよる。ロープまで
行かせまいと、腰を落とす妹加。それでも炎華が粘ってロープに逃れた。
勝負に出た妹加は早くもアルゼンチンの体勢へ。炎華が足をばたつかせる。抱え上げられたまま、体を入れ替えて着地すると、串刺しドロップキック。
妹加が突進すると、側転してコーナーからリングに戻り、側転エルボーからドロップキック。セカンドロープからボディアタックで飛ぶと、妹加がダイレクトキャッチし、そのまま前方に落とす。
再び、アルゼンチンの体勢で持ち上げると、炎華が丸め込んで、エビ固めに持って行こうとする。
 妹加は回らせまいと、そのまま押しつぶす。炎華はスクールボーイ、ジャックナイフ、ジャパニーズと畳みかけるも2カウント。
エルボー合戦から、炎華がリストロックしてのエルボーを連打。妹加は抱え上げると、ついにアルゼンチンで持ち上げる。
そして、何度も絞り上げるだけでなく、炎華の腕と足をくっつけてより密着させる。絞り上げたのちに、東海道落とし。さらに逆エビで思い切り絞り上げる。
炎華は気合でロープに行くが、妹加はリング中央に戻し、腰を落とす。
 5分経過。妹加はまたもアルゼンチンで抱え上げると、これを炎華はエビ固めに切り返す。ここからエビ合戦となるも、どちらもカウント2。炎華はドロップキックからミサイルキック。さらにもう一発ミサイルキックを決め、片エビ固めも2。
続けて、炎華がSTFに捕らえる。先ほどのお返しとばかり、長時間絞め続けたが妹加もパワーを生かして上半身をロープへ持っていく。
炎華は「投げるぞー」と宣言して、ノーザンライトスープレックスに持って行こうとするが、妹加がこらえてラリアットを打ち込む。フォールへ行ったものの、炎華は横入りエビ固め式で切り返す。
カウント2。妹加はサイドスープレ
ックス、ラリアットと大技を連発。最後はアルゼンチン式スイングバスターでフォールを奪った。
妹加「私の開幕戦、勝って3ポイント取ったぞー。でも、もうヘトヘト。マジで炎華速すぎる。最初、捕らえれるかヒヤッとしたけど、まだ初戦なので、あと2試合勝って、決勝にコマ進めていくんで、みなさんもCATCH盛り上がってくださいねー」

 最後は妹加の「これがwaveだー!」でシメとなった。
・バックステージ
妹加 CATCH初戦、3点獲得しましたー! この調子で全勝して、決勝へコマを進めていきたいと思います!
(100万円の使い道は?)今年、自分10周年なんで、自分のためにも、自分でパーッと使って、まあ、みなさまにも還元できたらいいなと思っているので、絶対勝ちます!
5月5日(月祝)@アミスタ