2023.01.09

「Detras de Lazona vol.7」

日時
1月9日 月曜日・祝日
観衆
56人
場所
全席自由
FC先行入場あり
5,500円
当日
アップ無し
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チケット販売所
◎前説
大会開始前に欠場中の野崎渚が注意事項などを説明。声出しOK大会ということで、「ノザキ」「サマ」のコール&レスポンスで会場を温め、「みんな楽しむこと、いまノザキ様が決めた。ケッテー! これがwaveだ!」で大会をスタートさせた。
◎オープニング
1・1新宿大会で「10人全員に勝つまで帰れま10」を達成し、最強を名乗る旧姓・広田さくらが「大きい人たち、デカ盛りの人たちと闘いたい」とドデカ盛り軍とペラペラ小ライス軍の対抗戦を提案。今大会はそのワンマッチのみの興行となった。

試合に先立ち両軍の入場式がおこなわれ、体重発表とともに選手がリングイン。

ペラペラ軍は狐伯(58キロ)、谷もも(48キロ)、清水ひかり(54キロ)、旧姓・広田さくら(54キロ)とコール。ドデカ軍は優宇(95キロ)、柊くるみ(90キロ)、倉垣翼(93キロ)、宮崎有妃(97キロ)とコールされた。なおペラペラの総体重は214キロ、ドデカ軍は375キロとなる。差は161キロ。

続いてルール説明。試合は4対4の30分間勝負でおこなわれ、時間内により多く多くのフォール、ギブアップを取ったチームが勝利となる。シングルマッチでスタートし、5分おきに1人ずつ追加。入場順は曲が鳴ってわかるバトルロイヤル方式がとられることに。また残り5分となった時点ですべての選手に試合の権利が与えられることも付け加えられた(ただし同時にフォール、ギブアップはとれないため、時間差での判定)。

選手を代表してペラペラ軍からは谷、ドデカからは宮崎が挨拶。

谷「みなさん、こんにちは! ペラペラ代表・谷ももです。ペラペラなことによってwaveさんに呼んでいただきましたー! いままでプロレスやってきて、今日ほどペラペラでよかったと思ったことはありません! 今日は力を合わせて頑張ります。応援よろしくお願いします!」

宮崎「みなさん、こんにちは。ドデカ盛り軍・最高体重の宮崎有妃です。こないだ大阪で大きい対ペラペラでやったときに広田の内臓を破壊し損ねたので、広田に限らずアナタたちも誰でもそうなり得るし、ペラペラ界のプリンセス・清水ひかり! 今日空いてたからオファー受けてくれたのはとてもうれしい。だけど、今日アナタは後悔して帰ることなる。どういうものか、どういう試合形式かちゃんと見たほうがいい。覚悟して試合に臨んでください。それではみなさん今日も応援よろしくお願いします!」
1、ドデカ盛りwave〜いきなり広田最強伝説!(30分間)
<ペラペラ小ライス軍>旧姓・広田さくら&狐伯&清水ひかり&谷もも(3−3)宮崎有妃&倉垣翼&柊くるみ&優宇<ドデカ盛り軍>
①●広田(10分49秒、体固め)くるみ○
※ダイビング・ボディープレス
②●広田(11分38秒、体固め)くるみ○
※ダイビング・ボディープレス
③●広田(12分15秒、体固め)優宇○
※ベアベアーズ
④○狐伯(25分40秒、横入り式エビ固め)倉垣●
⑤○谷(26分28秒、エビ固め)くるみ●
※丸め込み
⑥○清水(27分8秒、エビ固め)優宇●
※カサドーラ


ペラペラ軍最初の選手は狐伯。ドデカ軍は優宇でスタート。握手の段階で優宇が狐伯の手をひねりあげて牽制する。まずは力比べ。優宇が両手をロックし投げ捨てる。ロックアップでも優宇が優勢。

狐伯はドロップキックでチャンスを広げようとするが、優宇が受け止め逆エビ固めでステップオーバー。ならばと狐伯はクロスボディー! これを弾き返した優宇がセントーン。寸前でよけた狐伯が低空ドロップキック、串刺しの低空ドロップキックにつなげる。カウント2。
続いて清水ひかり、宮崎有妃がそれぞれ合流。早速、宮崎&優宇が狐伯&清水をハンマースルーで衝突させようとするが、切り返した狐伯&清水がドロップキック。そして関節技で競演してみせる。
改めて清水が優宇にドロップキックを放つと、宮崎が出て行きヘアーホイップで反撃。そして清水の上に全体重を乗せたフェースロックでスタミナを奪っていく。ロープまであと少し…のところで狐伯が救出。ならばと宮崎は張り付けチョップ、ブレーンバスターでカウント2。清水をボードにして波乗り状態。
そこに広田が登場し、早速、宮崎にボ・ラギノール。宮崎もパワーボムで叩き付けると、リングインしたばかりのくるみが速攻のダイビング・ボディープレスで広田をペシャンコ! 3カウントが入った。
試合は続き、くるみは広田にブレーンバスターを放つと、その上に狐伯→清水をボディースラムで投下していく。そして、またもやくるみがダイビング・ボディープレスで3カウントを奪った。

立て続けに2フォール奪ったドデカ軍の追撃が止まらない。優宇がセントーンで飛び込んでいく。なんとかかわす広田だったが、優宇が串刺しラリアットからベアベアーズで3カウント!
ドデカ軍が3連続フォールで大幅リードとなるなか、清水が出て行き、優宇にドロップキック、エルボーで向かっていく。一方、優宇は逆水平チョップで応戦。続く宮崎はボディーアタックで追い打ちをかけていく。劣勢の清水だったが首固めで流れを変えると、キャメルクラッチへ。狐伯もくるみをキャメルクラッチに捕らえて足止めに成功する。

最後の選手として、谷ももが入場。早速、優宇にキャメルクラッチをきめると、そこに倉垣翼が登場。倉垣はいつもの入場パフォーマンスでまわりの選手をびびらせる。そしてガウンを脱ごうとした瞬間、背後から清水がスクールボーイ。カウント2。
ペラペラ軍が攻勢となりトレイン攻撃。谷がダブル・ニードロップを投下し、ペラペラ軍全員で「ぺらざんまい」。さらにコードブレーカー、ダブル・ニーアタックにつなげる。

倉垣も一撃食らわせ、宮崎にタッチ。谷は宮崎にスリーパー。しつこく絡みついていったが、倉垣がアルゼンチン・バックブリーカーで引っぺがすと、宮崎がえびす落としにつなげる。しかしカバーの瞬間、谷が体勢を入れ替えカウント2。蒼魔刀もカウント2に終わると、ダイビング・ニーアタックを投下する。
続いて広田が出て行き、宮崎にボ・ラギノール。相手陣営にも切り込んでいったが、エルボーで返り討ちに。宮崎が片足ドロップキックからビッグヒップ。はずかし固めの体勢に入るが、これは未遂。かわりに谷が標的となる。

勢いづく宮崎は広田にショートレンジのラリアット。すかさず優宇がセントーンにつなげるが、これは未遂。すぐさまくるみが飛び込んで行く。そして優宇&くるみでツープラトンのブレーンバスターを狙うがDDTに切り返す広田。さらに2人にまとめてフェースクラッシャーをキメようとするが、優宇&くるみにキャッチされる。すかさずペラペラ軍がドロップキックで好アシストに入る。
追撃を試みる清水が優宇にヒップドロップ。キックアウトされるとサッカーボールキックをお見舞い。すぐに走るも、優宇がカウンターのブラックフォールスラム。セントーンを投下する。さらにみたらし団子。リングに戻してカウント2。

今度は倉垣が清水にアルゼンチン・バックブリーカー。倉垣の張り付けラリアット、ボディープレスが決まる。カウント2。清水もスクールボーイでカウント2。

狐伯がミサイルキックを放ち、倉垣がキックアウトしたところで残り5分のコール。ここからは全員に試合権利が発生することとなり、ペラペラが4人同時にスクールボーイ。ルールによりこれはノーフォール。
ならばと狐伯が倉垣にスクールボーイ。入れ替わり立ち替わり倉垣にスクールボーイをかけていき、最終的に狐伯が3カウント。ようやく1本を返した。時間が刻一刻と迫るなか、狐伯がくるみにドロップキック。これを皮切りに清水が延髄斬り、広田がボ・ラギノールで続き、谷が丸め込みでくるみから3カウント。追い上げまくるペラペラ軍。

今度は優宇が標的となり、リレー形式のボ・ラギノール。最後の清水がカサドーラで3カウント。残り3分で3対3のイーブンとなり、焦る両陣営。
宮崎が広田に張り付けラリアット。もう一発ラリアットを叩き込む。キックアウトされると、えびす落としでカウント2。ならばと宮崎は広田をコーナーホイップするも、広田がスイングDDTに切り返す。カウント2。流れが変わり、広田が619を放ってシャイニング・ウィザードへ。これは優宇がカット。
ここで広田はへなーらサンセットを狙うが、宮崎に押し潰されてカウント2。残り1分から宮崎が逆エビ固めへ。ギブアップを奪おうとグイグイ絞り上げたが、ここで30分が終了した。
◎試合後のマイク
ドローがコールされ、健闘を讃え合う両チームだったが、ヘロヘロの広田がマイクをとる。

広田「オイ、なに仲良しこよしやってるんだよ! オイ、ペラペラ! そんなんでな、お前ら明日から胸張って『私はペラペラです』って言えるのか!? 違うよな? ドローだ? こっちはな、人生とペラペラをかけて闘ってるんだよ。こんな人生懸けて闘ってるのにな、ドローとか許されねーんだよ。完全決着だよ! 時間制限があるからダメなんだよ。無制限だよ、コノヤロー! いいか、無制限…完全決着、サドンデスルールだ!! あとな、ラスト5分のルールがコッチに有利っぽかったから、それも採用だ。最初から! 誰でもフォール権と、あと時間無制限と先にフォールした方が勝ちだ。完全決着だ、バカヤロー! このあとにYMZがあるだ? 知るかそんなこと!! 延長したれ、延長! 延長したらみんなも一緒にYMZ見ればいいんだ。いいだろ、それで!」

ところが、そのまま試合がはじまりそうになると慌てる広田。

広田「だけど今からはやらないよ? すぐにはやらないよ? だって休憩とか…(観客がざわつくと)お前らふざけんなよ! こっちは30分闘ってるんだ、コノヤロー! かわりにやってみろ、コノヤロー! 子供に『頑張ったよ』とかやらせろ!!」

広田の強引な要求により、しばしの休憩が取られることが決定。広田「お客様に退屈な思いはさせません。歌とか歌うだろ、桜花。YouTubeだから曲流せないからアカペラでなんか。つないどけ、いったん!」。そういうと選手たちはバックステージへ。
◎インフォメーションコーナー
延長戦となったことで、急きょ二上美紀子会長がインフォメーションコーナーを開催。二上会長は「ご来場ありがとうございます。まあまあな満員。告知が3つほどあります」と下記の3点を発表した。

●1・22千葉で宮崎有妃vs笹村あやめ
●2・5川崎(ポスト・ディ・アミスタッド)にて、「ヤング・オー!オー!」開催。現時点で決定している出場選手は狐伯、網倉吏南、櫻井裕子、大空ちえ、鈴木ユラ(初)、杏ちゃむ(初)。また同大会で田中希沙の公開プロテスト実施
●リブート記念日は4月2日、新宿FACE大会に決定
◎延長戦〜ドデカ盛りwave〜いきなり広田最強伝説!サドンデス(時間無制限1本勝負)
○旧姓・広田さくら&狐伯&谷もも&清水ひかり(3分14秒、ふらふらドーン)宮崎有妃●&倉垣翼&柊くるみ&優宇

延長戦が開始となり、ゴングと同時に4対4の乱戦に。抜けだしたくるみが広田にセカンドからのボディープレスを投下。その上に倉垣→優宇→宮崎と飛び込み、合計375キロが広田の上へ…。宮崎がカバーするもカウント2。「このまま終わりだ!」と担ぐ宮崎。

これはペラペラ軍が救出する。今度はロープに飛ばされる広田だったがサクライトでカウント2。さきほどの試合で功を奏した連続スクールボーイ作戦に出るペラペラ軍。だが最後の広田が宮崎に丸め込まれ、カウント2。
今度は清水&谷が優宇をロープに飛ばそうとする。踏ん張った優宇が2人に逆水平チョップ。ならばと清水&谷がキックから走るが、優宇がクロスボディーで迎撃する。さらに優宇のキャノンボール、くるみのくるくるくるみが同時に決まると、宮崎が広田のバックをとる。

広田が踏ん張ると倉垣がラリアットで突っ込むが宮崎に誤爆。ここからは誤爆が連鎖。くるみのラリアットは倉垣に、優宇のラリアットはくるみに、優宇のラリアットはくるみに誤爆。このチャンスに広田が優宇にへな拳。宮崎も復活し、広田にバックドロップを放つが、広田がふらふらドーンで逆転勝利!
◎エンディング
広田「皆様、今日は奇跡の瞬間を目撃してくれてどうもありがとうございます。小さくたって、ペラペラだってなんだってできることを今日証明してやりました! ありがとうございます。時間無制限の意味、あんまりなかったかもしれませんが、これでYMZさんに迷惑かけることなく試合できると思います。あとはみなさんにイスの撤収をしていただいて…」

狐伯「すみません、あの…自分、今日」

広田「寝返るのか、お前。そっち側に」
狐伯「違います。勝ってもないんですが、すみません、よろしいでしょうか。宮崎さん、本当にいま関係ないのかもしれないのですが、2月1日におこなわれるwaveの試合で、SOSさんと千賀さんとツトム・オースギ選手と試合をするということで、まだパートナーが決まってない…とのことなのですが、自分をパートナーにしてください!」

宮崎「皆様に知られているかわからないですが、本当にバナナ千賀&ツトム・オースギ、S.O.S、Speed Of Soundsはすごいプロレスうまくって、本当に見てもらいたいすごいタッグなんです。だから狐伯に勉強させたいと、言われてすごく思いました。よろしくお願いします」
広田「じゃあ…ついでに私もいいですか? 年明けから今日に続いて私が最強だってことはみなさん重々承知だと思います。そうですよね!? なので次はタイトルマッチじゃないでしょうか。すぐやりたい、すぐやりたいんだ、アタシは。千葉大会! 22日、今月ありますよね? 今日、残念ながら体調不良で出れなかった梅咲遥とのピンクエルボーで、清水!タッグタイトルマッチやろうよ。絶対負けないからね。最強だし! これでもし負けたら、アタシ悪くないから。梅咲のせいだから!」

清水「ペラペラの最強…ペラペラ・キングは広田さんです。でも、タッグの最強、タッグの王者はぎゃらぱんなんで、ぎゃらぱんが防衛します!」
広田「みなさん今日起きたことはちゃんとメモって、これからのwave、ちゃんとスケジュール間違えないように、開始時間間違えないように来てくださいね。どんどん×2、今年も面白いこと始まりますからね。いいですか! そろそろ私も内臓が限界なので、締めたいと思います。いいですか? このメンバーで…知ってた? このメンバーで1試合だけで今日これだけ。これだけのこと成し得た! みなさん、ありがとう! どんどん拡散して『#マジやべー今年』ってみんな呟いてくださいよ(苦笑)。景気がいいということで、それではみなさん声出しOKなので、みなさんで締めましょう。今日はありがとうございました。これがwaveだー!」