2023.02.18

「Detras de Lazona vol.9」

●前説
桜花社長による前説からスタート。
野中リングアナがぎっくり腰で動けない状況のため、桜花社長のみがリング上、野中リングアナは二階の音響ブースよりコメント。

今日の三つ巴戦の説明や予想などを二人で繰り広げ、「何周も何周もして全然決まらなかったらどうしよう」と桜花社長も困惑気味。また野崎は腹痛により今日は来場していない旨なども伝えた。
さらに桜花社長はメインで「もし菊タロー&くいしんぼうがタッグ王座を取れば」との仮定に「かつて二丁拳銃さんも取っているので、もしかしたら男子の団体でベルトが回っていく可能性もあるかも」と予想した。
◇抽選会
まずは試合に先立ち抽選会を開催。3選手が入場する。そして、試合への意気込みを語る。

狐伯
「少ない人数ではありますが、3人での最強決定戦、自分は今年強くなるのを目標にしています。そして勝ったら言いたいことがあります。勝ったら言いますので、自分の応援よろしくお願いします」

広田
「(狐伯に)『勝ったら』と言うことはあなたは言いたいことは言えないということ。
(ブーイングに)あっ、そう、いいよ、聞いてみるから。(観客に向かって)狐伯が勝つと予想している人、手をあげて。(ちらほら手が上がる)意外と少ないじゃないかよー。全然いなかった、良かった良かった。では、宮崎さんが勝つよって人(それなりに手が上がる)、あー。ありがとうございます。やっぱり、広田でしょうって人。(それなりに手が上がる)良かったです、(手を挙げた人に向かって)せめてwaveでこれだけ期待されて良かったですよ。みなさまの
挙手が力になってめちゃめちゃ頑張りますので。私も勝ったら本当に言いたい重大発表があります。聞かせてさしあげましょう」

宮崎
「いまはwaveの試合できる選手この3人ですけど、別に5人そろっても私が最強だと思っています。今、2人が言いたことがあるって言ってびっくりしたけど、私も勝ったら言いたいことがある。私だけ言えると思っています。本日は応援よろしくお願いします」
そして抽選会恒例のチェーンが用意され、引き合った選手同士が第1試合で対戦となる。それぞれがチェーンを選び、抽選の結果、宮崎と広田が引き合う結果に。この結果に大盛り上がりの観客席。お互い挑発しあう宮崎と広田。挑戦の時点で波乱が予想される展開となった。
■Triangle wave〜wave最強決定三つ巴戦〜(時間無制限勝負)
宮崎有妃、旧姓・広田さくら、狐伯
※最初に2勝した選手の勝利。連続勝利をしない場合は試合は何度も続行される。
①宮崎(6分13秒、外道クラッチ)広田
②狐伯(4分38秒、エビ固め)宮崎
※えびす落としを切り返す
③狐伯(3分00秒、エビ固め)宮崎
※エビ固めの応酬<から。狐伯が2連勝し、「wave最強」の称号を獲得。

2・1新木場で広田の提案に寄り行われることになったwave最強決定三つ巴戦。
「waveのいま試合できるのって3人だけになるんですけど、人数が少ないうちに自分がwaveの中で一番最強だって、ナンバーワン決定戦やりましょうよ!」という趣旨のもと、欠場中の桜花、野崎を除く現況の3選手で争われることとなった。あくまで「最強」を決める戦いなので、3WAYではなく、巴戦での闘いであることも3選手の中で納得済み。果たして何試合で決着が着くのか、試合前から波乱が予想されたが…。
①広田対宮崎
まずは両者の握手からスタート。
ロックアップから始まり、グラウンドの展開となり、ともに一歩も譲らず。
広田が足でのネックロックで首を固めるが、宮崎も切り返すとデスロックをかけたまま、背中へのチョップ。そして腕を絞り上げる。
「回れ」という観客の声に、宮崎の周りをくるくる回る広田。再び「回れ」という声がかかったが、二人とも回ったため、絞った腕はそのままに。
今度は広田が腕を絞ると、コーナーからの拝み渡りを狙うが、宮崎が広田を反転させてコーナーラリアット。そして逆エビへ移行する。
必死にロープへにじり寄る広田。宮崎は逆片エビに切り替えて絞り上げたが、広田はなんとかロープへ。
宮崎はラリアットを決めるも、広田はその場から飛びつきウラカンラナで流れを変える。
そしてローリング式のボ・ラギノール。そこで一気にへなーらで勝負に出るも、これは
不発に。それでも巴投げから、ここで夜叉ロックを切り出す。
全体重を乗せて、宮崎の動きを完全に止めにかかったが、なんとかロープへ脱出。
広田は619に行くも、宮崎もエプロンからのハングマンDDTで逆転。
カウント2でなんとか返す広田。宮崎は強引に投げっぱなしジャーマンを決めると一気に外道クラッチでカウント3。まずは1勝を飾った。
②宮崎対狐伯
いきなり入場と同時にドロップキックで奇襲をかける狐伯。これにサイドバスターで応戦の宮崎一気に「終わるぞ」と言い宮崎はえびす落とし狙いで抱え上げるが、宙に浮いたまま卍固めで狐伯も切り返す。
もう一度、持ち上げた宮崎だが、やはり卍で切り返される。
ここで狐伯は一気に勝負をかけようと、トップロープへ上がるも、宮崎は上ったところ
をエルボーで迎撃。宮崎もコーナーに上っていき、上段でのせめぎ合いとなる。
狐伯が鈍い音を効かせた頭突きで打ち勝つと、ここからミサイルキックを慣行。
さらに低空の顔面ドロップキック。そしてコーナーへ追い込んだ宮崎へのランニング式の
低空ドロップキックへ。
止めとばかりにもう一度、トップロープからの攻撃を狙うも、宮崎も駆け上がり、
雪崩式ブレンバスターに切り返した。
狐伯もなんとか2でキックアウト。
狐伯はエビ固めに丸めるも、宮崎も即座にエビで切り返す。互いに切り返しが
続く中、狐伯が気迫でエビで丸め込む。いずれも2カウントでクリア。
ここで宮崎はバックへ回ると、狐伯も取り返す。
さらには宮崎を馬飛びして、下から足をかけての首固め。
さらにカサドーラを狙ったが、これはうまく回らず。宮崎はDDTで反撃。
そしてえびす落としを決めたが、このまま体勢を入れ替えた狐伯が上に乗り、
エビ固めに丸めるとそのまま3カウント。宮崎からの完全なる白星となり、
「狐伯いけるよ」の声が観客席から飛んだ。
③広田対狐伯
狐伯は勢いを持続させる作戦に出て、短期勝負を持ち掛ける。
いきなりのドロップキックを決めたが、続いての顔面ドロップキック
は空振りに。それでもめげずに、スワンダイブの回転エビから首固めを2回転。
いずれもカウント3ギリギリで広田もはねのける。
広田は裏拳で狐伯の動きを止めると、へなーらをねらうがこれも狐伯は切り返す。
ならばと広田はボ・ラギノール。そしてポージングを決めてからの
シャイニング・ウィザード。それでも狐伯は動きを止めない。
首固めで広田を
丸め込んでからのブレンバスター。この後、丸め込み合戦となり、ひたすら丸めて
いく狐伯。そして片ヒザをついた状態から、スタンディングでのエルボー合戦なるも、
3連発で打ち勝つ狐伯。ならばと広田は裏拳を決める。広田はこのチャンスに
自らロープに飛ぶも、戻ってきたところを狐伯がまさかのFFD。
広田に覆いかぶさったが、かろうじてカウント2でクリア。
狐伯はダブルアームをねらうも広田はこれを切り替えす。狐伯は次の手段として
エビに固める。これを返すと続けざまに狐伯は横入式のエビを狙う。広田も体を
起こして上に乗り、横入り式エビ固め合戦へ。それも決まらないとなると、
狐伯は横入式から正面に切り替えてのエビ固めに捕らえ、これががっちりと
決まってカウント3。
狐伯が2連勝を果たし、狐伯が最強の称号を得る結果となった。
この結果に、次の対戦を待っていた宮崎は「広田ー」と抗議。
そんななか、狐伯がマイクを手にする。
「勝ったぞー。まぐれかもしれないけど、広田さんには何回も勝ったことあるけど、
宮崎さんにも勝てたこと、まぐれもしれないけど、今年中に完璧に勝てるようになります。
そして、自分の言いたいことは今年の目標は、強くなることなんですけど、強くなるためには
超えなきゃいけないといけない壁があって、去年の15周年の時にやったんですけど、
自分は愛海選手にしっかり完璧にwaveのリングで勝って超えたいと思っています。遠くはなるのですが、3・12後楽園ホールでシングルマッチやりたいです。いいですか、桜花さん」
このアピールに桜花が了承。これで3・12後楽園での狐伯対愛海によるシングル戦が決まった。
続けて広田がマイク。
「こういうの競馬でいうのなんでしたっけ。(「大穴」という観客席からの声)。大穴ってのはたまたまってことだよ。今度は最初からオッズが…なんつーの? 高い高い? そうそう、倍率が低ければいいってことだよ、そういう馬になるように頑張れっていう意味だよ。知ってた? キャリアがあれば負けたって言ことが言えるんだよ。
結局言いたいことは言うんですけど、宮崎さん、私たちにもきっちり白黒つけなきゃいけない人たちがいますよね。今年東京大会ばかりで、地方大会は行ってないんですけど、今年初の地方大会が3月18日大阪から始まって、どんどん広がっていきます!」
二上会長「広田、(3月)19日です」
広田「そうなんです、私はいつもサバ読むんです。私はだいたい日程と時間を間違えます。いいですか、3月19日、今年初の大阪大会、大阪できっちりといえば奇跡対凡女美、きっちり決着つけましょう」

宮崎もこれを受けてコメント。
「そういえば前に、私のコロナで(対戦が)流れた、(長浜)浩江ちゃんの引退が伸びたりとか、広田の自主興行がなくなったり…でも今やるべきだったんだよ、私たち奇跡対凡女美、3月19日大阪176BOX楽しみです。
私が言いたかったものは勝ったら言おうと思ったので…言いません。本当は勝負ってそういうもんでしょう。またいつか勝った時に言おうと思ったら言います」
この主張により3・19大阪での奇跡対wave最強凡女美が決定した。
■DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>SAKI&〇清水ひかり(15分13秒、エビ固め)菊タロー●&くいしんぼう仮面 <挑戦者組>
※カサドーラ。第30代王者組の11度目の防衛に成功。


ぎゃらぱんにとって、11度目の防衛戦はある意味、最強の相手がラインアップされた。
2・1新木場で二上会長はから指定されたのは菊タロー&くいしんぼう仮面。DUAL SHOCK WAVE王座は男子もOKであり、過去、巻いたことのある選手もいることから、経験値を深める意味で防衛戦が行われることとなった。
「菊ちゃんに乳も揉まれたら売れるらしいで?」という二上会長に「乳だけNG…」と拒んでいた清水だが果たして…。
ビューティペアの『駆け巡る青春』が鳴り響く中、菊タローとくいしんぼう仮面の「くい菊」が登場。エプロンから華麗に転がってリングインをしようにもにあがることができない菊タローはリングを1周して階段を伝ってようやく入場。くいしんぼうもこれに続いた。

続いては『炎のファイター』に乗ってぎゃらぱんが入場。声だしOKとあり、観客席からは大・ぎゃらぱんコールが鳴り響く中、くい菊は腕組をして一点を見つめる。ぎゃらぱんコールが続く中、入場ダンスを踊る王者組。
試合前、11度目の防衛戦を前に王者組がベルトを。そして記念撮影へ。
菊タローはTommyレフェリーから手にかけられた消毒液をは全身に塗りたくる。
「このベルトは女子プロレス団体のベルトだよな。勝ったら俺たちが女子プロレスラーってことだよな」という主張する菊タローは、「帰りにパンティとブラジャー買って帰るからな」とアピール。
さらに、くい菊は「絶対勝とうね」と可愛く見つめ合う。
まずは4選手ともに握手で開始。清水、SAKIと握手を交わした菊タローは自分の手を匂う。
先陣は清水とくいしんぼう。かつてはシングルで対戦した際、好勝負となり、弾け合ったことも記憶に新しい。大・ひかりコールのなか二人はロックアップ。ロープブレイクとなると、まずはきれいに離れるくいしんぼう。
観客のひかりコールには「もっともっと!」とアピールをする清水。一団と声援のボリュームが増すなか、再びロックアップ。くいしんぼうが押し込むが清水が逆転のエルボー。
続いて、ロックアップからバックの取り合い。腕を取るくしいんぼうに、清水も回転して腕を取り返す。くいしんぼうもこれに呼応して互角の動きを見せた。
続いてSAKIと菊タロー。今度は大・SAKIコールのなか、菊タローはSAKIの形態模写。そして、いつものいやらしい手つきでの手四つを狙う。Tommyレフェリーの注意には「違いますよー」と否定する菊タロー。
菊タローはロックアップからバックを取ると、「おっちゃんとええことしよ」とSAKIに抱き着くとそいのまま乗っかって襲いかかる。清水があわててカットに入るもくいしんぼうも一緒に
ストンピング。「足多くないですか」と確信犯のくいしんぼうに疑問を投げかける菊タロー。
続いて再び清水とくいりんぼう。
「タイトル戦らしく殴り合うぞー!」というくいしんぼうが宣言すると、エルボー合戦からくいしんぼうは清水の胸板へ強烈なチョップを一撃。
これに対して、清水もエルボーを5連打。これにエルボーでお返ししてくると思えば、
くいしんぼうはまさかの頭にグーパンチ。そしてロープ際に清水を追い込むと再びグーを決める。さらにくいしんぼうはロープに振ってグーパンチを狙うも、清水が側転でかわしてドロップキック。
ここで
しかしくいしんぼうは清水やSAKIを上手投げで投げ飛ばすと、飛び込んできた菊タローにまで上手投げで飛ばしてから、全員で欽ちゃんジャンプ。
続けてうまか棒狙いに行くも、SAKI&清水はうまくかわして連携へ。SAKIのローリングプレスから清水のヒッププレスという連続攻撃が何度も決まったが、くいしんぼうも何とかカウント2で返す。
そして清水はくいしんぼうにエルボーを売っていくが、これには無反応。ならばと連打で決めると、またもグーパンチを食らう。さらにもう一度、グーパンチを食らうと、さらに背中を引っかかれる。

今度はエルボーからヘッドロックに取る清水。これをくいしんぼうはエルボーを清水のボディに打ち込んでこれを解くように回避。外した後、肘を畳んで「シャキーン」のポーズ。
逆にヘッドロックに決めたくいしんぼう。今度は清水が肘で回避して「シャキーン」ポーズの
お返し。この流れに菊タローも加わり、さらにはSAKIもまじって、ヘッドロック合戦の後、それぞれが「シャキーン」ポーズを披露。
思わず、ぎゃらぱんはくい菊を場外に落とすも、どこに行っても「シャキーン」ポーズが延々
繰り広げられる。菊タローは背後で試合を見守っていた桜花社長の目の前まで行き、「シャキーン」を誇示。
リングに上がった4人。くいしんぼうが「これの一番を決めようやないかい」と4人による
「シャキーン」ポーズも見られた。

今度は、菊タローが清水に首四の字。SAKIも菊タローに首四の字で清水を助けに入る。
しかし、くいしんぼうは首四の字に加わらず、反対側から清水の足を掴んで逆エビへ。
思わず反り返る3人。苦しむなか、SAKIが目の前にあるロープを掴んだ。
リング上でカオスな展開が続く中、くいしんぼうは清水を羽交い絞め。ここでついに菊タロー
は清水の胸に照準を絞る。「おっぱい~」とその嫌らしい手つきであと数センチにまで迫って
行く。絶体絶命のピンチとなったが、清水は急所攻撃で間一髪で、を逃れる。
このスキに悶絶する菊タローをカサドーラで丸め込もうとしたが、腰を捕まえられ、途中から回転することができず。すると、菊タローの目の前には回転しきれないでいる清水のお尻が目前に。本能のまま、お尻に顔をうずめる菊タロー。この体勢のまま、清水が半回転してフォールに持ち込み、ついに3カウントを奪った。しかし3カウント後もお尻から顔を離そうとしない菊タロー。SAKIが必死にカットしてようやく両者が離れた。
場外で「まいったしてねえよー」と故・サンボ浅子さんのモノマネで抗議の菊タロー。さらに
客席に向かって、「うらやましいだろ、こっちはこれで金をもらってるんだよ、見たか、コラー。
くそー、女子レスラーになれんかった」と不満たらたらにくいしんぼうともども引き上げた。
ここで桜花社長がリングに上がり、認定証を読み上げ、ベルトを授与。試合前と同様、
大・ぎゃらぱんコールに包まれるリング上。勝利のぎゃらぱんがマイクを持つ。
SAKI「ぎゃらぱんコールも試合にも勝ったのもめっちゃうれしい」
清水「なんか悔しい。なんか悔しい。でも勝ちは勝ちだもんね。30回、目指そう、やばいやつもっとどんどん出てくるよね。ぎゃらぱん30回、必ず達成しよう!」
SAKI「去年のタッグトーナメント挑戦権獲得の時の、まだ一組だけ倒していない相手があります。あーみん、そして宮崎さん。私たちは二人とも防衛戦がしたいです。私たちに挑戦してもらえますでしょうか」
セコンドに付いていた網倉が慌てて宮崎に寄り添う。ここで宮崎が意思表示。
「タッグトーナメントは負けました。米山とチェリーに。でもこんなチャンスをもらえるのは本当にうれしい。私はこいつ(網倉)にベルトを巻かせたいと思う。清水がベルトを取って強くなったように、こいつもベルトを取ったらなんか変わるかもしれない。私はそう思っています。ガッチリ行きます」
これに「私だってあーみんの師匠だもん。証明してみますー!」とSAKIも絶叫。
この後、四者が握手をかわし次期防衛戦が決定した。
その後、二上会長から2・26千葉大会のカードが発表された。
・清水ひかり対青木いつ希
・旧姓・広田さくら&梅咲遥&高瀬みゆき対川畑梨瑚&桜井裕子&狐伯
・宮崎有妃&網倉理奈対笹村あやめ&リッキーフジ。
「これはちょっと網倉さんに試練です。くれぐれもケツを出させないように」(二上会長)
・「ちょっと一人オファーの返事は来てない人がいますが…チェリー&鈴木ユラ対関口翔&ちょっと長野県のほうの人ですね」(二上会長)

そして最後はぎゃらぱんによる「これがwaveだ! これがぎゃらぱんだ!」でエンディングとなった。
●ぎゃらぱんコメント
――防衛おめでとうございます。強敵からの勝利でしたが。
SAKI「自信持ってよ、ひーちゃん。なんでそんな表情が暗いの?」
清水「だってさーなんかさー、勝ったのにさー」
SAKI「そう勝った。こんな強敵と言われる人を倒したんだよ、ひーちゃん。ベルト守った」
清水「なんでこんな試練ばかりなんだろう?」
SAKI「それがこのベルトの重みなんじゃない」
清水「そうだね。あーみんも一杯成長してて、でも私、このベルトのおかげで成長できたことは誰にも負けない。あーみんが成長しているのは見ているけど、でも変わらず、必ずぎゃらぱんが勝ちます。でも今日は悔しかったー!」
SAKI「一皮向けた?」
清水「…たぶん」