2024.06.15
『帰ってきたCHIBAWAVE JUNE』
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日時
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6月15日 土曜日
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観衆
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77人
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場所
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2AWスクエア
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1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈1勝=2点〉ChiChi(6分40秒、体固め)リアラ<1負1分=1点>
Chi Chiが遅ればせながら、初の公式戦。一方、リアラは1分の1点でこれが2戦目となる。ChiChiの所属であるエボ女ではセミレギュラー的に参戦しているリアラだが、果たして…。
まずはリアラから握手を求め、Chi Chiもそれに応えるといきなりの首固め。さらに横入り式エビ固め。さらにエルボーと序盤から積極的に攻めていくリアラ。Chi Chiもエルボーでお返し。リアラはロープに飛ばすが、Chi Chiはカウンターキック。ボディスラムからフォールも1。
Chi Chiは串刺しエルボーを2連発からキャメルクラッチへ。もう一度、ボディスラムからギロチンドロップキックを降下も2。
Chi Chiはスリーパーに取るもロープブレイク。「一発行くぞー!」の声でロープに振るもリアラがドロップキックで返す。Chi Chiが倒れずに吠えると、リアラはもう一発。さらに3発目でついに倒すことに成功。アンクルホールドから、串刺しエルボー。2発目を狙ったが、Chi Chiがキックで返し、さらにミサイルキック。
そして串刺しのビッグブーツ2連発。顔面ウォッシュから、ロープに振ろうとするが、リアラは体を入れ替えて、アンクルホールドで締め上げる。
5分経過。
Chi Chiがロープに手を伸ばす。ロープブレイクにもたれるChi Chiの背後からドロップキック。そして低空ドロップキック。
Chi Chiはトラースキックで返すと、さらに正面からのビッグブーツ。ノーザンライトスープレックスは2。ここで弧を描くバックドロップを決めて3カウント。Chi Chiが初戦で1勝をもぎ取った。
・バックステージ
Chi Chi「リアラはエヴォリューションのメンバー、(仮)でもあるので、一回オーディション落ちてて、意気込みを語って、這い上がってきたので、そこはエヴォリューション所属としても、リーグ戦の初戦としてもつぶして行かなきゃいけないと思って、全力で戦わせていただきました。まあ、アンクル(ホールド)が効きましたね、結構…。(リーグ戦残り試合の抱負は?)明日がディアナの満月選手との試合になりますね。96キロ? あるので自分と多分、40キロくらい差があるので、実質2対1みたいな感じにはなってしまうんですけど、自分は大きな選手と、キャリアのある選手、レジェンド級の選手とたくさん戦ってきたので、そこの経験値が違うと思うので、そこで、うまく丸め込んでいけたらいいなと思います。力では勝てないと思うので。頭を使って戦っていきたいなと思います。あと、スターダムの八神蘭奈選手、初めてですけど…満月さんとも初めてですけど、蹴りが得意なので、ただもう私も同期ではあるんですけど、私のほうが9カ月くらい早くデビューしているので、9カ月ってもう全然違うと思うので、その9カ月で養った経験値と、すべてをぶつけていきたいと思います」
2,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-1点>シン・広田・さくら(11分30秒、エビ固め)米山香織〈-1点〉
※もう一人はアマポーラ<ゲスト>。
数年ぶりに来日したアマポーラが来日第一戦で、まさかのエリザベスブロック参戦となった。そして広田はー2点であり、この試合に負ければリーグ戦失格となる。アマポーラのセコンドにはシルエタとともに、アマポーラいわく「とてもトモダチ」である二上会長が就く。
米山「今日は、アマポーラさんのために、メキシコ語勉強してきました。オラ―、コモエスタ―、 ビエン?(こんちにわ、元気ですか?)」
アマポーラ「ビエン、イ、トゥ?(元気です、あなたは?)」
米山「ビエン、グラシアース(元気です、ありがとう)」と意気投合。まずは二人で広田狙い。広田は必死に防御。すると、米山が再び話しかける。
米山「今日は広田さんのために、日本語も勉強してきました。いまマイナス2点、今日負けたらリーグ戦脱落。ライバルを減らしたいので、あなたを狙っていきたいです」
広田「あんたさあ、ポーラさん何もわからないじゃないの、せっかくメキシコから来たのに。私がいま訳してあげるから。ムーチョグスト、米ちゃん、いますごいポーラの悪口、悪口!」
アマポーラ「(日本語で)ナニー!」
米山とアマポーラが広田と連携でダブルのキック。米山を場外へ落とす。ハイタッチすると、広田は「ビバ、メヒコー!」。今度は広田がアマポーラに攻撃を加えようとロープに走るも、場外の米山が足を引っ張り、倒れた広田にアマポーラが低空ドロップキック。広田をロープに張り付け、米山がラ・カチョーラ。そして「ビバ、メヒコー!」とアピール。反対側の場所でも再度、ラ・カチョーラ。
アマポーラは広田にカウンターエルボー。広田がスタナーで返すと、プロレスLOVEポーズ。「わかってるだろ、そのまま寝とけよー」と日本語でアピールすると、アマポーラは寝たまま。ここで、高田純次の流れに持っていくが、剣山でカットされる。
広田「ちょっと待って、まさかそんなに激しく来るとは。オマエが代わりにやるっていうのか―」
広田が寝ると、アマポーラが途中までは高田純次のフォームをするものの、最後はストンピング。ブーイングが起きる場内。クレームを入れようとする広田だが、アマポーラはさらに激しくストンピング。「5分経過、シンコミヌートス」というリングアナの案内に、広田は「あーこわ。ミノトスミノトス。意味が分からないくてもしょうがない。高田純次をやってくれる人は誰なんだー!」とアピールする。米山が「はーい」と名乗りを上げるも、「オマエは引っ込んでろ―」と却下。「いま(アマポーラが)やる気になってただろ。もう一回ね、モヒート、モヒート」。ここで再びアマポーラが高田純次に行くかと思えば寝ている広田にセントーン。カバーに入ると、米山がカット。広田&米山がロープに振るも、アマポーラはダブルのラリアットで回避。米山が広田をエビに丸めようとするも、回転途中でアマポーラがストンピングを決めてカット。米山はアマポーラへアームホイップを成功させる。
ここで広田は米山の腕を取ると、ロープ渡り。ジャンプも成功したが、二度目は失敗。
広田はボ・ラギノールを挟んで、「ビバメヒコー!」と叫んでの吊り天井狙い。アマポーラが「ガンバレ!」と檄を飛ばしていたが、なかなか持ち上がらないのを見かねてカット。
アマポーラは広田へのど輪落としからのメキシコ流裏4の字。米山がカット。
米山がアマポーラへモンゴリアンチョップ、アマポーラもチョップで返す。広田がトップロープからフライングボディアタックで二人まとめてフォールも2カウント。
アマポーラは広田へスピアー。広田、米山がアマポーラへドロップキックを連発。アマポーラが場外へ。広田と米山のエビ固め合戦はいずれも2。さらにエビ固め合戦が続いたが広田はうまく足を使ってのエビ固めで米山を丸め込んで3カウントを入れた。
・バックステージ
広田「(-2点からまたも勝利で何とかリーグ戦脱落を免れたが?)はい、もうねー、私は
しぶといよ。今日はねえ、もう何といっても、髪の毛切ったの。(はい、それは感じていました)(笑)。もうねえ、だからねえ、私の意気込み、もう少しもうそろそろ気合入れなきゃいけないなあっていう、その意気込みですよ。ここからですよ。今日ねえ、私がー1点になって米ちゃんが0点でしょ。(いえ、米山選手は今日負けてー1点かと…)あ、そうか!同点か。そして、宮崎さんが0点でしょ。すっごいまだまだ低レベルな争いが…。まだまだ、でもこうやって、1回勝てばものすごい僅差でもう、逆転もありえるっていうことで、これギリギリまでねえ、エリザベスはわからないですね。本当にあきらめないで、私、応援してくれている人、あきらめないで。わたしもあきらめないから。髪の毛も切って、かわいくなったことだし! ショートは素材の良さが引き立つんで、私もこれからだと思っているんで、お見逃しなく」
3,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<1勝1分=3点>尾崎妹加(8分22秒、エビ固め)花園桃花<1勝2負=2点>
花園はこれが最終戦。まずは「よろしくー」と握手を求め、妹加も返す。ロックアップで試合開始。花園は押し込もうとするが、まったく動かず。
「どーした、オラー」と妹加。今度はタックルを放つが、妹加には通用せず。3度にわたってタックルを放つも、妹加は倒れず。花園は「無理無理」とあきらめる。花園は「オマエが走れよー」とタックルを要求。妹加が後ろを向いた瞬間、髪を引っ張る。
そして場外へ落とすと、凶器のビッグフラワーで殴打。「よし勝った!」とリングに入る。場外カウントは進み、リングへ入ろうとした妹加に花園はリング内からビッグフラワーで殴打して中に入れず。カウント9ギリギリで妹加は殴打されながらも強引にリングイン。
花園はリング内でもビッグフラワーで殴打から、コーナーに押し込んで、顔面を踏みつける。レフェリーの注意に振り向き「何もしてないだろ」と言いながらも、花園は背後でシャボン玉を発射させ、妹加の顔面に舞い散る。「寝てもらっていいですか?」と妹加を寝させると逆エビを狙いに行く。
妹加が丸め込むが、2カウント。花園はストンピングからスイングDDT狙いでコーナーに座る。これを妹加がブレンバスターで切り返しさらにセントーンを2連発。
妹加のアルゼンチンバックブリーカー狙いは花園が足を必死にバタつかせて阻止。花園は「今度こそー!」と妹加を捕まえると、再びコーナーからのスイングDDT狙いも再度、ブレンバスターで投げられる。すると、花園は「うえ~ん」と泣き出す。「え、悪いの?」と妹加。館内の「謝れ」コールに「大丈夫?」と様子をうかがう。ここで花園は「あ!」と違う方向を指さしての首固め。これを3連発も決めたが妹加はいずれもカウント2。
妹加はアルゼンチンを成功させると、さんざん締め上げ、コーナーへ投げつける。セカンドロープブレイクからダイビングセントーンを投下したが、これは失敗。
花園は3度目の正直でスイングDDTを狙うが、これも妹加はブレンバスターで投げ返す。
その勢いで、セカンドロープからのダイビングセントーンを投下したが2カウント。妹加が突進すると、花園はクラッカー爆弾で威嚇。妹加は一瞬ひるんだものの、すぐさまラリアットをぶち込んでエビに固めて3カウント。妹加はこれで3点となり、一戦を残すのみとなった。
・バックステージ
妹加「今日対戦相手だった花園桃花、初シングルだったんですよ。明日当たる梅咲遥とは
前回、(花園が)勝ってるっていうことでちょっとビビっていたんですけど、今日、勝った
ということで、花園に勝った私は、明日の梅咲にも勝てると思います。勝ったら私、ブロック優勝できるんで、この調子で明日も勝ちます。今3点なんで、5点にしてやり
ます!」
4,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>ななみ(11分12秒、ノーザンライトスープレックスホールド)櫻井裕子<1勝2負=2点>
ともに2戦を消化しており、これがリーグ最終戦。開始早々、両者がタックル合戦もともに倒れず。続けてエルボー合戦へ移行。
ななみがエルボーで押し込む。続けてタックルで倒すと、櫻井がボディスラム。ななみも投げ返す。ななみがコーナーに上がり、スリーパーで吊り上げる。そして再びタックルを決めたが2カウント。
櫻井はコブラツイスト。そして串刺しエルボーからタックル。ななみはエルボー。ならばと、ビッグブーツで返す櫻井。この意地の攻防が続く。
ななみは背後からスリーパーに取ると、グラウンド式へ移行。ロープブレイクとなると、ななみがコーナーへ。
櫻井はエルボーで迎撃し、デッドリードライブ。さらにビッグブーツからスタンディング式のドラゴンスリーパー。
ななみがロープに逃れると、再度、ランニング式のビッグブーツ。ななみが丸め込みで流れを変えるも、櫻井が追走式エルボー。そして変形のフェースバスター。
ななみは2で返す。櫻井はもう一度、ドラゴンスリーパーに決めるが、ななみも体を入れ替えてスリーパーで切り返す。これもグラウンド式へ移行する。櫻井はロープへ。
ななみがロープに走るも、櫻井が追走式ラリアット。櫻井はファイナルカット。ななみも裏投げ。
10分経過。
さらにななみはセカンドロープ、さらにはトップロープからフライングボディプレスと連続で畳みかけるも2。
ならばと、ノーザンライトスープレックスを決めて3カウントを奪った。ななみは公式戦最後に勝利となり、2点で終了。同じく櫻井も2点で終了した。
・バックステージ
ななみ「1回戦、2回戦、負けてしまって、最後櫻井さんということで、シングルは今までは3回、4回くらい、結構やらせていただいていたんですけど、お互いリーグ戦最後と言うこともあって、緊張もしてましたし、負けたくないって気持ちが裕子さんの中にも多分あったと思います。でもその中で勝てたのは自分が今まで裕子さんに負けたりとか、引き分けで終わって悔しい思いをすごく重ねていたから、その分、今日は勝てたのかなって思います。最後、握手したかったんですけど、払われてしまって。それはきっと、今日で終わりじゃないっていう意味だと自分は勝手にとらえています。これからも裕子さんとたくさん戦います」
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1負1分=3点>笹村あやめ(10分14秒、両者リングアウト)沙恵〈1分=1点〉
沙恵はこの日、リーグ戦初参戦。そして笹村はこれが最終戦となる。同期対決でもあるこの一戦、沙恵は握手を拒否。
まずはタックル合戦は沙恵が吹っ飛ばす。笹村は低空ドロップキックも、2発目はすかされる。沙恵が攻撃を続けようとするも、笹村は場外へエスケープ。「下げろー」と笹村。
沙恵はリングへ入ろうとする笹村をストンピングでまたも場外へ落とすも即座にリングイン。沙恵はコーナーにぶつけてから、顔面ウォッシュ。
笹村のエルボーに対して、沙恵はキックで反撃。笹村はエルボーを連打。沙恵はキックから、ボディスラム。ギロチンを降下も2。続けてスリーパー。
笹村はロープに逃れる。笹村は沙恵のキックをかわすと、コーナーを使ってのドロップキック。沙恵が顔面キック。
コーナーに振るも、笹村はタランチュラで切り返す。続けてミサイルキックは空振り。沙恵がランニングキックで場外へ落とす。
ここから場外戦。鉄柱へぶつける。笹村は先にリングに戻ると、上がろうとする沙恵に低空ドロップキック。さらにはプランチャ。そしてミサイルキックを放つ。続けてノーザンライトスープレックスは2カウント。笹村はエルボーの連打からトップロープへ。沙恵が蹴り落とし再び場外へ。笹村がエルボーから場外ブレンバスター。
そして椅子で乱打。沙恵が倒れている間に、笹村は館内のエアコンのに上っての宇宙人プランチャ。さらにイスを連打すると沙恵も息を吹き返してやり返す。ここで10カウントが打ち鳴らされ、両者リングアウトの裁定が下された。
6,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>杏ちゃむ(10分、あの技<省略>)狐伯<1勝1負=2点>
6・1岡山で復帰した狐伯は6・7新宿よりようやくリーグ戦開始。この日は2戦目の杏ちゃむ戦。杏ちゃむはこれが最終戦。まずは互いにルチャの風を吹かせる攻防を見せる。
狐伯は顔面ウォッシュを決めると、串刺しドロップキックを2連発。
続けてドロップキックは空振りとなり、杏ちゃむがセントーンからアームバー。さらに顔面ドロップキックを浴びせると、狐伯は場外転落。
。杏ちゃむは場外の通路から走り込んで、エプロンの狐伯へスライディングキック。場内へ戻りカバーも2カウント
続けての腕ひしぎ狙いは、狐伯が上に乗りフォール。エビ固め合戦はともに2カウント。
5分経過。
狐伯は足をすくうと、ドロップキック。エルボー合戦へ突入。両者互角の打ち合いとなる。狐伯はDDT、杏ちゃむは延髄蹴り。スワントーンボムを投下したがこれは自爆。
狐伯は三角締めを決めたがロープブレイクに。狐伯は顔面キック。エルボーからロープへ持たれかかる杏ちゃむへ背後からのニー。そして正面からもニーを打ち込む。2カウント。
狐伯がノーザンライトスープレックスを決めたが2カウント。杏ちゃむはトラースキック
からバズソーキック。
フォールを返すとすかさずワキ固めに取る。これは狐伯がロープへ逃れたが、立て続けに杏ちゃむは腕と足を決める複合技の「あの技」へ。これがガッチリ決まり、狐伯はギブアップとなった。
杏ちゃむは最優先で勝ち点2点を獲得し、ルチャブロック終了となった。リーグ戦はこれで6・23ふじさんメッセの狐伯対ダークシルエタ戦のみとなった。
・バックステージ
杏ちゃむ「自分はリーグ戦で先に2回負けてしまって、即リーグから負けてしまって、上に行けないという状態だったんですけど、今回、狐伯は自分の同期として、絶対に負けたくないと思ったし、(6.1)岡山大会で私が1本取って向こうに1本取られて、1-1の状態で同期に挑むというのは本気で勝ちたいと思って、ここで勝てて良かったと思うし、狐伯はまだまだリーグが残っているので、そこは同期として上に上がってほしいなと思います。本当に今回の結果は悔しいけど、でも、もっと次に頑張りたいなと思います」
7,CHIBA・スクランブルwave(30分1本勝負)
〇宮崎有妃&ダーク・シルエタ&香藤満月(20分8秒、片エビ固め)炎華●&青木いつ希&関口翔
※ラリアット。
リーグ戦が並ぶ中、この日のメインとなったのはスクランブルwave。メンバーを見るとまさにスクランブルな顔ぶれが並ぶ。
まずは炎華組から入場。炎華をセンターに3人でポーズを作ると「かわいいー」の合唱となる。6人が入場し、「お願いしますー!」と大声で先制をかける香藤。これに青木が倍返しの音量で「よろしくお願いしまーす!」と言い放つ。
「おけー、出ます」と青木。宮崎組は香藤が先発。「よっしゃ行くぞー!」と天を見上げて吠える青木。ロックアップから「ウワー!」と吠える香藤。これに対して「ウワー!」と吠え返す青木。さらにお互い、顔を突き合わせて「ウワー!」と絶叫し合うと、互いにタッチに戻る。
「ナンデー?」と疑問を投げかけるシルエタ。いっぽう、青木は炎華にタッチ。ロックアップ。炎華が押し込んでエルボーを放つ。シルエタはアームホイップからトーホールド。
インディアンデスロックとキャメルの複合ジャベに持っていき、さらにここから弓矢固めに移行。ヘッドロック。
腕の取り合いは炎華が回転して取り返す。炎華はアームホイップからコルバタ。側転エルボーからアームホイップ。
さらに互いに足を取り合いルチャの攻防。宮崎とシルエタのダブルは炎華が分断。シルエタをコルバタで投げる。
さらに宮崎の腕を取り、足でシルエタを固定し、二人をまとめて投げる。関口がシルエタへ串刺しエルボーからフェースバスター。
さらにネックブリーカー。関口のエルボーに対して、シルエタはチョップ。さらにニールキック。そして三点式のミサイルキック。続いて、香藤がボディプレスも2カウント。
香藤は関口へボディスラム4連発。続けてボディプレス。2発目は自爆。関口が低空ドロップキックからワキ固め。香藤がなんとか頑張ってロープへたどり着く。
関口が619。青木が飛び出し、関口がおんぶされる。青木は「2017年仲良しプレスー!」と叫んで合体プレス。成功すると、両者がハイタッチ。宮崎がエプロンから「大好きな同期とダブルできてよかったねー。成功したからうれしくて泣いちゃうかも」と声をかけるも、関口は「泣かないですよー!」と涙をこらえ、エルボーを落としてから青木にタッチ。
シルエタが青木へカットに入り、香藤&シルエタでコーナートレイン狙い。青木がこれを防いで、一人STO&DDTで二人まとめて倒しにかかる。
香藤が青木へエルボー連発にも「効きませんー!」とアピール。そして重い一発を打ち返す。さらに両手を広げると香藤が連発で決める。そして、青木が打ち返す。
「終わりか、おい!」と青木が檄を飛ばす。香藤がエルボー連打。ロープに振るもタックルで青木が返す。香藤ががボディスラムからのボディプレスも2カウント。
宮崎と青木。宮崎がラリアット。青木もラリアットでお返し。さらにもう一発、宮崎も打ち返す。二人とも倒れない。今度は相打ち。まだ倒れない。さらに相打ちとなるも、意地でともに倒れず。最後は青木のラリアットが打ち勝った。青木が宮崎へ背後へのニー。
関口のミサイルキックのアシストから青木が投げっぱなしジャーマン。炎華にタッチ。炎華はコーナーからウルトラコルバタを宮崎に決める。宮崎は場外転落。炎華がトップロープから場外プランチャでダイブ。炎華がトップロープへ。宮崎が迎撃も、青木&関口がカットに入り、背中から投げ飛ばす。炎華がミサイルキック。関口と青木がトレイン攻撃から炎華が側転エルボー。しかし、フライングボディアタックは宮崎にキャッチされる。
青木と関口が押し倒すも2カウント。香藤が炎華へボディスラム。この上にシルエタがボディプレス。さらにその上に香藤のボディプレス。さらにその上から宮崎のセカンドロープからのダイビングボディプレス。関西で言う「千枚漬け」状態。一番下の炎華が悶絶する。宮崎は青木&関口にダブルラリアット。さらにムーンサルトを敢行するも自爆。
炎華が宮崎へジャパニーズレッグロールクラッチも2。6人が入り乱れるなか青木のラリアットが炎華に誤爆。宮崎が炎華へ外道クラッチも2カウント。えびす落としも炎華がブリッジで返す。驚異的な粘りを見せた炎華だが、最後は宮崎がロープを何往復もしてからのラリアットで止めを刺した。
最後は宮崎がマイクでシメ。
「本日はご来場ありがとうございます。CATCHも終盤になってきて、なんとなく結果が見えるところ、まだ、なにがあるかわからないところ、よく優勝して戦う選手、YOUNGで一人、波女取った人で一人、誰がいいですかって聞かれます。私が答えるのは、魅力的な選手が多いから、選べないけど、私waveなんで、ヤングでは炎華、普通のでは狐伯、が勝ってほしいと言います。
でも本当に日々SNSとかやってるんで、すごく見るけど、catchを意識していろんなところで戦ってくれる人とかいるから…(関口に)今日は泣かなくてよかったね。あ、今日勝ってたらマイクで締めれるから…残念でした、すいません。この間(関口の)マイクがありまして、この会場がね、みんな清い心になって、帰ったよね。でもあの気持ちわかるよね。あんたのマイクはすげーよ。あれは涙をそそるよ。私にはそんな力はないけど、でも、私は波女になった人、ベルトしっかり持って待ってます。ここが何点とか、ここがこう勝ったらこう点数になるとか、見てません。エリザベスで手一杯です。
2024年、7月、8月、一番乗りに乗っているヤツが、プロレスの神様がほほ笑むヤツが、チャンピオンになると信じています。全部の結果が出るまで見ません。計算しません。今日はありがとう。(関口に)素敵な同期と…私だって、そう思っているよ。永島、加藤、倉垣、里村、大事に思っているよ。でも、涙腺ゆるすぎるぞ、オマエ。(前回のマイクは)涙があったから良かったけど、文字に起こしたらグダグダだぞ(館内・笑)。
あなたたちと試合すると楽しいよ。炎華、大丈夫か、(リング中央で青木&関口にもたれかかる炎華に)いつまでまえてるんだオマエ。日々の若手の成長も楽しく見ています。オマエ勝ちあがって来いよ、まだチャンスあるのか知らないけど勝ち上がって来いよ、Reginaチャンピオンとして受けて立ちます」
2024.06.07
『KABUKICHO WEEKENDER’24』
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日時
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6月7日 金曜日
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観衆
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271人
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場所
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新宿FACE
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1,Future wave(10分1本勝負)
△炎華&Chi Chi(時間切れ引き分け)ななみ&香籐満月△
まずは奇襲をかけた炎華&Chi Chiがダブルのドロップキック。これに対してディアナ組がタックル攻撃。香藤がななみを担ぎ上げ、連携式のボディスラムを炎華へ落とす。さらに香藤がななみをおんぶしておんぶ式プレスと続く。香藤は炎華へカニばさみ。さらにサーフボードにとらえる。ストンピングからヘアホイップ。続いてななみがコーナーに炎華を押し込む。ボディスラムから逆エビ固め。炎華はロープに。
ななみはボディスラム。2カウント。香藤がロープへ振るも炎華はボディアタック。しかし、香藤は倒れず、これをキャッチして前へ落とす。しかし、ボディプレスは失敗。炎華は低空ドロップキックからChi Chiへタッチ。Chi Chiはランニング式のビッグブーツを連打。
これに対して、香藤はエルボーの連打からベイダーアタック。そして逆エビへ。さらに逆片エビへ移行。Chi Chiはなんとかロープをつかむ。香藤はボディスラムからボディプレス。2カウント。
ななみがタックル。コーナーに振るも、体を入れかえたChi Chiが
卍固め。これをななみが体を持ち上げてChi Chiをコーナーにぶつけて回避。それでもChi Chiはトラースキックからのビッグブーツもカウント2。
炎華がななみへドロップキック。さらにティヘラ。ドロップキック×2。さらにエルボーを連打するも香藤が背後からカットに入る。
炎華とChi Chiの同士討ちを呼び込むと、ななみが丸め込みを連発。いずれも2カウント。炎華が体を入れ替えるも、側転エルボーは失敗。
ななみがタックル。カウント2。残り1分。香藤がベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。ボディスラムからボディプレスと続けるもカウント2。ここでChi Chiのアシストから炎華が香藤を回転エビに丸めたが、タイムアップのドローとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
△<1勝1分=3点>YUNA(時間切れ引き分け)ゆづき<2分=2点>
△
ヤングブロックはYUNAとゆづきの対決。まずは両者の握手からスタート。
ロックアップから、ロープに押し込むゆづき。グラウンドでバックの取り合いから
YUNAがカニばさみ。ここから腕ひしぎを狙うが、ゆづきがクラッチを切らず。
それでもYUNAが腕を取ると、同時にゆづきはロープに足を伸ばす。YUNAがドロップ
キック×3連発。4発目をゆづきがかわしてキャメルクラッチ。
そしてヘアホイップを連発。コーナーに押し込み、ボディスラム。YUNAが丸め込んで流れを変えると、ドロップキック×3。そしてワキ固めに捕らえる。ゆづきがロープをつかむ。YUNAがドロップキック。ゆづきもエルボー。YUNAも返し、エルボー合戦へ。ゆづきが打ち勝つ。5分経過。ロープにYUNAをもたれさせて、背後からタックル。2カウント。
ゆづきはコーナーに押し込んでタックルを浴びせ、リング中央に戻って、ランニング式タックル。そこからブレンバスターも2カウント。さらに逆エビに捕らえると、YUNAが必死にもがく。ゆづきは腰を落とすも、YUNAはロープの方向へにじり寄る。何とかロープへたどり着く。ゆづきはボディスラム。その後、ボディプレスは自爆。すかさずYUNAが横入り式エビ固めも2。ここからドロップキックを連打。さらにエルボーから走り込むがゆづきがタックル。ゆづきは持ち上げるも、YUNAが回転エビで切り返す。2カウント。
YUNAが首固め。そしてワキ固めへ捕らえるも、ゆづきはロープへ。YUNAがエルボーを連打。ゆづきがエルボーで返す。YUNAが負けじとエルボーを連打した
ところでタイムアップのドローとなった。
これでゆづきは2点、YUNAは3点となった。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
<2勝=4点>八神蘭奈(6分37秒、片エビ固め)リアラ<1敗1分=1点>
※ビート・ストライク
八神とリアラの異色対決が実現するのもCATCHならではの醍醐味。
「行くぞ!」と気合を入れたリアラ。「お願いします!」と握手を求めると、八神も応える。
グラウンドで腕、そしてバックの取り合い。八神がヘッドロックからグラウンドも
リアラがヘッドシザースで技を解く。八神がドロップキック。そして、背後からのサッカーボールキック。ボディスラムを2連発。2カウント。
さらにコーナーへ押し込んでストンピング。八神が「来いよ!」と両手を広げると、リアラがエルボーを連打。これに対して八神もエルボーを倍返し。それでもリアラはドロップキック。コーナーに振り、走り込んで串刺しドロップキック。さらに三点飛びのドロップキックからフェースクラッシャー。アンクルホールド狙いも八神がすかさずロープブレイク。
八神はボディスラムで反撃。ドロップキック。さらに走り込んでのヒザ攻撃から背後へのサッカーボールキック。リアラは背後から足を取り、裏アキレス腱固め。八神がロープに手をかける。リアラは背中へのドロップキックからボディスラム。2カウント。
5分経過。両者、エルボーを連打。リアラはロープに飛ぶが八神がドロップキック。リアラが首固め、スクールボーイ、横入り式エビと立て続けに丸めるも2カウント。八神は走り込むリアラにハイキック。さらにビート・ストライクで3カウントを決めた。
これで八神が2勝、4点を獲得した。
・バックステージ
八神「最初はキャバ嬢レスラーとか言って、どんな人が来るんだろうって正直思ったんですけど、気持ちの面は強いし、どんなに自分が硬い蹴りとか攻撃しても目の火は消えてなかったというか、すごい動機として心が強い人だと思いました。次、エヴォ女のChi Chiさん、同期として評判がいいのは聞いてますし、いろんな人と戦っていて、次合うまでに向こうも私もめっちゃ成長して戦うと思うので、絶対負けないで、勝ってリーグ戦優勝したいと思います!」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
○<0点>米山香織vs&○<1点>Himiko(7分1秒、リングアウト)チェリー<-1点>●
エリザベスブロックはー1点の米山&Himikoという中に0点のチェリーという成績。敗れればー2点となる米山とHimikoは負けだけは避けたいところだ。Himikoは「お願いします!」と手を差し伸べながら、いきなり米山、チェリーに奇襲をかける。
そして二人へのダブルのフェースバスター。米山&チェリーが場外へ落ちると、コーナーに上り、プランチャ狙いも、トップロープからセカンドロープ、セカンドロープからサードロープへと降りていき、さらにはエプロンにまで下りる。結局、プランチャでは飛ばずに、エプロンから場外へ降り、二人と対峙すると、米山&チェリーからストンピングを食らう。場外戦を続けようとしたゴキゲンBBAだが、レフェリーのカウントが進んでいくため、リングにHimikoを挙げる。
そして、合体クロスラインからゴキゲンBBAポーズを取る。ここでチェリーが米山をHimikoの上に押しつぶして、上からニーを浴びせてフォール。カウント2。
チェリーはHimikoへボディへのパンチからチョーク攻撃。そして石黒レフェリーをも押しつぶし、ニーを浴びせてのフォール。もちろん、カウントは入らず。これに怒ったHimikoがチェリーを丸め込むと石黒レフェリーは高速カウントをたたく。カウント2で返すもクレームを入れるチェリー。今度はチェリーが丸め込むと石黒レフェリーは低速カウント。自業自得の結末に。
Himikoはチェリーをとらえると、かわず落としからグランド卍を決めたが、米山がカット。米山がモンゴリアンチョップを放つも、Himikoは一本背負いで返す。そしてフェースバスター。Himikoはダブルアームスープレックスの体勢に入るが、場外からチェリーが飛び込んでカット。チェリーがアンクルホールド。米山がカットに入ると、二人の足を捕らえてダブルアンクルホールド。米山とHimiko、仲良くロープに逃れる。
チェリーは「足がいてえか、じゃあ走れ」と米山をコーナーへ振り、「Himiko、てめえもだ」Himikoも走らせるが、米山が体を入れ替え、チェリーとHimikoを何度も同士討ちのようにぶつけ合う。翻弄されたチェリーだが、Himikoへ裏拳を放つと、ゴキゲンBBAによるダブルどっこいしょ。
米山&チェリーはコーナーに上り、いつもの合体攻撃を狙うが、米山が裏切り、チェリーを場外へ落とす。そしてダイビングセントーンを投下も2。
米山は続けて攻撃を狙うが、今度は場外からチェリーが米山の足を引っ張る。米山とチェリーは場外へ。
Himikoはトペのふりを見せるも飛ばず。そのままゴロゴロと場外へ降りるも、チェリーがHimikoに熟女が熟女にドーン!を場外で連打。カウント8で入ろうとするチェリーの足をHimikoが引っ張る。
その間に米山とHimikoがリングへ入り、チェリーのみリングアウト負け。米山&Himikoの勝利となった。
この結果、米山は0点、Himikoは1点、チェリーはー1点となった。
・バックステージ
米山「やったー! 今まで得点なのにー1点とかになっていたのが、ようやく0に戻れたので、また0からの再スタートとして頑張ります!」
Himiko「大ベテランの方のブロックに入ってますので、何とかしてとにかくどんな気持でも勝とうと思ってまして、とにかく勝ちにこだわって頑張って見ましたら、なんと(1点で)トップじゃないですか?? 宮崎さんとタイでトップになりましたので、楽しみにしていてください。これから何試合残ってるかわからないですけど、Himiko、てっぺん目指して頑張ってますので、応援よろしくお願いします!」
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<1点>宮崎有妃(13分1秒、外道クラッチ)永島千佳世<王者・ゲスト>
※もう一人は<-2点>シン・広田さくら。
王者・永島はこれが初防衛戦。さらにこの試合はエリザベスブロック公式戦も兼ねて行われる。広田はー2点のため、この試合で敗れると出場権はく奪となる。なお、王者以外が勝利してもベルトは移動となる。
まず、広田の握手に永島は無視。宮崎は応える。広田が地声でアピール。
「最初に言っておきます。せっかくのタイトルマッチですが自分はー2点なので、タイトルを狙いに行きません。今日は勝ちにいきませんので。このあまり見たことのないシングルが見れるんです、どうぞ」と宮崎と永島によるシングル対決を促すも、「ふざけんなー」と宮崎&永島が広田を攻撃。
しかし、広田は「永島さん、一緒に戦いましょう!」と、永島に共闘を呼び掛ける。広田が宮崎をコーナーに振り、トレイン攻撃を狙う。まずは永島が串刺しエルボー。しかし、広田が裏切りの丸め込み。永島が広田へクレーム。「こいつのこと絶対信用できない」と宮崎も客席へアピール。
広田は「あの、その、もう一回だー!」と強引に宮崎をコーナーへ振る。再びトレイン攻撃。しかし永島はコーナーを飛び越え、エプロンへ飛び降りる。広田はすでに丸め込む態勢に入っており、マットで寝そべる。「何寝てるの」と永島。しかし、秒で気を取り直した広田は永島、宮崎の腕を捕らえて、ロープ渡り。しかしジャンプに失敗。
その間に永島が宮崎にコルバタ。広田が永島へボ・ラギノールを狙うも、永島が両手をつかみカット。永島はフェースバスター。なぜかやられた広田がプロレスLOVEポーズ。今度は自らフェースバスターを決めて再びプロレスLOVEポーズ。宮崎が割って入り、広田をインディアンデスロックに固める。
カットに来た永島を持ち上げようとしたが卍固めに移行される。しかしインディアンデスロックは極まったまま。なんとか、それぞれの体が崩れると、広田はカニ挟みで永島を宮崎の上に乗せる。
宮崎の上に永島が乗った形となり、広田は上下にボ・ラギノールを決める。このダメージで二人が場外へ落ちると、すかさず広田はトペを狙うがロープに引っかかる。ここで宮崎は場外でセコンドに付いていた朱里を捕まえる。すかさず宮崎は朱里を倒立状態に捕らえると、広田がボ・ラギノールを乱打。まさかの状況に朱里は悲鳴を挙げる。
その間に永島がリングイン。宮崎がリングに戻ろうとするも、永島が中に入れず。それでもリングアウトギリギリに宮崎が生還し、すかさず永島をエビに固める。すると、広田がそれぞれの体を浮かし合い、エビ固め合戦を演出。カウント2でともに返す。
永島はトップロープへ。広田が「宮崎さん、ブレンバスター」とアピール。宮崎も迎撃でコーナーを上っていく。宮崎が上った瞬間、広田が背後から宮崎を落とす。ここで永島はダイビングフットスタンプを狙ったが失敗。宮崎が広田と合体式シーソープレス。広田をのけさせて、宮崎自らがフォールも2。
宮崎が永島へコーナーラリアット。広田はボ・ラギノール。広田は「宮崎さん、ムーンサルト!」と指示。宮崎はトップロープへに上るも「そこで試合が終わるのを見てろ!」とコーナーの反対側に永島を持っていき、決めにかかるが、永島がワキ固めで切り返す。広田がロープに逃れると、永島が丸め込む。広田も丸め込み返すが、ともに2。
宮崎が倒立式に永島を捕らえると、広田はボ・ラギノールを連発。宮崎との合体式シーソープレスは剣山で返される。宮崎はスタナーも永島がキック。またもスタナーへ行くも永島は投げっぱなしジャーマン。ここで宮崎と永島による、投げっぱなしジャーマン合戦へ突入。
。両者ダウンとなり、ダウンカウントが進む。なんとか立ち上がる両者。狙いすましていた広田がサードロープからロケット式ボ・ラギノールを2連打。トドメとばかりにセカンドロープからホッピング式でロケット弾を狙うもこれは自滅。宮崎が広田をボディスラム。永島がフットスタンプ。宮崎はムーンサルトを狙ったが自爆。広田がうずくまる宮崎を跳び箱式にジャンプしてボ・ラギノールを狙ったが、永島は前にたたき落とす。
広田は宮崎の上に乗った状態に。永島は二人まとめてのダイビングフットスタンプから広田へフィッシャーマンズバスターも2。永島は宮崎へウラカンラナ。宮崎は丸め返すが2。永島が広田へ突進するもFFD。
これを永島が切り返してフォールの体勢へに持っていく。その永島を宮崎が外道クラッチに丸め込んで3カウント。これで宮崎が新エリザベス王者となった。
広田はかろうじてー2点をキープ。ディアナ株式会社を代表として、ななみが認定証とトロフィーを授与。宮崎はまさかのReginaとの2冠王となった。
・バックステージ
宮崎「2冠王ですね、ついにエリザベスが(腰に)来ました。初日、CATCHの後楽園の時に、永島に取られたから、そんなにすごく(waveに)参戦する選手じゃないから焦ってましたけど、取り返せてよかったと思います。リーグ戦も1点となって、私がトップじゃん。このエリザベスブロック、私いまトップです。1点!このベルト持ったままCATCHを終えて、(賞金の)20万だっけな、もらうんで、それはこの2本のベルトを磨くために
使いますかね!」
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
○<1勝1負1分=3点>SAKI(5分12秒、体固め)花園桃花<1勝1負=2点>●
※ダイビングニードロップ。
花園は初の公式戦。いっぽうのSAKIはこれが早くも最終戦となる。SAKIは花園軍団の一員であり、軍団同士の対決でもある。花園は持参してきたお友達のシャボン玉で威嚇攻撃。いっぽうのSAKIはこちらも持参してきた犬の兼平くんを歩かせる。
「ごあいさつは?」と花園のほうへ向かって兼平くんを前進させるSAKI。犬を挟んでそのまま試合開始。すると、いきなり花園が兼平くんを蹴ると大ブーイング。ここから試合は急激に動き出し、SAKIのチョキパンチに対して、花園も掟破りのチョキパンチで対抗。しかし、SAKIのチョキパンチがボディへクリーンヒットすると、花園は泣きじゃくる。
館内の「あやまれ」コールにSAKIは「ごめんね」とハグ…と見せかけて、そのままフォールに持っていくも2カウント。花園は突進してきたSAKIへカウンターのグーパンチ。
今度はSAKIが泣きじゃくると、再び「あやまれ」コール。「泣いてんじゃねえ」と容赦なく顔面キックを浴びせる花園。「終わりにしまーす」とこれまた持参してきたアイテムでの攻撃。しかし、間一髪、SAKIがこれをつかむ。
制止に入ったTOMMYレフェリーが吹っ飛ばされ、コーナーにうずくまると、さらにアイテムを浴びたSAKIが乗っかかり下敷きに。今度はクラッカー爆弾をさく裂させるがこれもレフェリーに誤爆。
SAKIはそのスキに花園を丸め込むがレフェリー不在でフォールが取れず。「Tommyさん、しっかりフォール取ってください!」とSAKI。
花園はそのスキにSAKIを丸め込むがカウント2。SAKIがビッグブーツからジャイアントスイングで花園を回しにかかる。両者、目が回ってダウン状態となる。花園が先にフォールへ行くもカウント2。花園が再び犬の兼平くんを持ち出し、リング中央に置き、ここからセカンドロープに上る。
スイングDDTを狙うも、SAKIが回転途中で体を入れ替えて、えびす落としを決める。リング中央で投げたため、兼平くんが下敷きに。さらにランニング式ブレンバスターを決めるも2カウント。SAKIは兼平くんを花園の体に乗せて、トップロープへ。
そしてダイビングニードロップを落とし、カウント3を決めたが、兼平君に対して「足が折れてるー」と心配していた。これでSAKIは1勝1敗1分の3点で公式戦終了。あとはほかのメンバーの結果待ちとなった。
・バックステージ
SAKI「花園桃花というのは、私、花園軍団の一員なんですけど、花園軍団の団長であって、COLOR’Sとは違うまた、絆がすごく深いものがあって。その絆を、そして兼平くんの足を折って、壊そうとしたのは団長だから、私は必ず…(「決勝に」と言おうとしたが)でも、もうBブロック見守るしかないんですよね…」
7,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
○<1勝=2点〉狐伯(4分40秒、回転エビ固め)本間多恵<2勝1敗=4点>●
6・1岡山で復帰した狐伯はこれが初戦となる。ヘッドロックから狐伯がアームホイップを連発。本間も切り返して対抗し、ともルチャの風を吹かせる攻防を見せる。手四つの体勢から、本間が腕を取る。コーナーに振り、ランニングエルボー。低空ドロップキック。
さらに負傷箇所である手へのストンピング。本間がワキ固めからアームバー。そして
両手を踏んづけてのダンスからジャンプしての踏みつけは狐伯が手を引いて回避。
本間がコーナーへ振るも、狐伯はブーメラン式ミサイルキックで反撃。背後から低空ドロップキックを浴びせるも二発目は自爆。本間がメジャモ☆タエ狙いも狐伯はロープに逃れる。
本間がミサイルキック。2カウント。狐伯もDDT。本間は飛びつき式腕ひしぎを狙うも狐伯が前に押しつぶして丸め込む。2カウント。本間は再度、腕ひしぎ狙いも狐伯が丸め込んで3カウントを取った。
ようやく初公式戦となった狐伯がまず幸先の良いスタートを切った。
・バックステージ
狐伯「やっと今日初戦、もう終わる人もいるし、多恵さんは今日最終戦だけど、無事、全勝回避できました。(左手が)いてー。手の具合は無事、岡山で復帰できて、まあ、大丈夫です。手は気にしていないです。自分欠場中、一番試合を見ていた人だと思うので、もっともっと研究して、リーグ優勝、波女優勝、100万円獲得、Regina挑戦、突っ走りたいと思います!」
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
○<2勝=4点>上谷沙弥(10分40秒、片エビ固め)櫻井裕子<1勝1負=2点>●
※スタークラッシャー。
櫻井から握手を求め、両者、握手でゴング。上谷コールと裕子コールが交差。ロックアップから腕を取る上谷。櫻井も取り返し、まずは腕の取り合い。櫻井はヘッドロック。
上谷はロープに振り、帰ってきた櫻井をジャンプ。さらにエルボーを狙う櫻井を一回転して回避。それでも櫻井はエルボーを決めると、ボディスラム。
これを4連発で決める。櫻井は首4の字を狙うが、上谷は足をロープへ伸ばす。櫻井が突進するも、上谷はエプロンへエスケープ。
上谷がドロップキック。櫻井が場外へ落ちると、エプロンからプランチャで追撃。なんとかリングへ戻った櫻井にスワンダイブ式のフライングボディプレスも2。
トラースキックを浴びせ、追走式エルボー。櫻井も追走式エルボーで返す。上谷がバイシクルキック、櫻井もビッグブーツ。
ここから互いにバイシクルキック、ビッグブーツでの蹴り合いが続く。さらに互いの蹴りでダウンを取り合うと、最後は同士討ちで両者ダウン。5分経過。
ともに起き上がると、上谷は走り込むが櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。上谷はコーナーを回転して一回転すると、体勢を立て直し、逆転のドラゴンスリーパー。
そしてフットスタンプを落とす。さらにフライングニールキック。トップロープからミサイルキック。2カウント。フィッシャーマンズスープレックスも2。
裕子コールが館内にこだまする。櫻井もブレンバスターで反撃。
再びドラゴンスリーパー。グラウンドに移行し、胴締め式に決めるも上谷はロープへ。
櫻井のランニングビッグブーツは2カウント。
しかし、上谷も、バイシクルキック、スピンキックと旋風脚で畳みかけるも2カウント。上谷がブレンバスターの要領で持ち上げるが、櫻井が丸め込む。2カウント。
さらに櫻井はスピアー気味に一回転して丸め込むが、これを横入り式エビ固めで切り返される。2カウント。
。勝負をかけた上谷が櫻井の突進を切り返し、スタークラッシャーを決めて3カウント。これで2戦2連勝を築いた。試合後
は互いににらみ合い。ともに闘争心は衰えていなかった。
・バックステージ
上谷「櫻井裕子相手に2点ゲットしました。これで2連勝ということで、次勝てば決勝進出は確実なんじゃないでしょうか。相手は世羅りさ、スターダムに参戦していますけど、なかなか当たる機会がなかったからこの機会、めちゃくちゃ楽しみにしているし、シングルマッチと言うことでサシでゆっくりやりあおうじゃねえか」
9,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝1負=2点〉笹村あやめ(13分56秒、エビ固め)青木いつ希<1勝1敗=2点>●
昨年、ベストバウト賞を獲得したこの試合が今大会のメインとなった。青木はこれが復帰戦の舞台となる。
客席から「青木、おかえりー」の声が響くと青木は「ただいまー!」と返す。復帰一発目の「よろしくお願いしまーす!」に対して「おかえりー!」と笹村も手を握り返す。
「よっしゃ行くぞ、新宿ー!」と気合の青木に館内は青木コールで歓迎。まずは笹村がエルボー。青木もやり返す。笹村はもう一発。青木もやり返す。やはりこの二人と言えば、エルボーの打ち合い
互いのエルボー合戦が続く。笹村が低空ドロップキックから、後頭部へストンピング。そしてノーザンライトスープレックス。2カウント。
笹村がキャメルクラッチ。青木は手でロープをつかむと、反撃のトラースキック。コーナーエルボーは自爆。笹村がセカンドロープからミサイルキック。そして、サーフボードにとらえる。青木もサーフボード返し。またも笹村が体を入れ替える。
笹村はコーナーに青木を押し込んで顔面ウォッシュ。再びエルボーからストンピングを連打。青木はヒザつきのエルボー。笹村は首投げから低空ドロップキック。
ふたたびキャメルクラッチ。腕を固めるも青木はロープへにじり寄る。笹村がブレンバスターを狙いに行くが、青木はエルボーで回避し、大外刈り。背中へのニーから高速ブレンバスターホールド。2カウント。
ランニングのニードロップから「笹村、つぶれろー」と叫んで、セカンドロープからのボディプレス。エルボーを打つが笹村も回転エビからフットスタンプ。
さらにエルボーを連打。ジャーマン狙いは青木が堪えると、背中へエルボー。突進をかわした青木が投げっぱなしジャーマン。ダブルダウン。
スタンディングとなると、笹村がエルボー。青木も打ち返す。笹村がさらに打つと青木が崩れるも、すぐに立ち上がり、意地を見せる。今度は青木がリストロックからのエルボー。笹村も打ち返す。
壮絶な打ち合いの中、ヒザをつく青木。立ち上がると、エルボーを6連打。さらに強烈な一発からジャーマンも2カウント。
青木はトップロープからフライングボディプレスも笹村が剣山。笹村が立ち上がる。青木の突進をキューティスペシャルで切り返すも2。青木もブレンバスターからラリアット。2カウント。ダブルダウン。
笹村がエルボーからタックル。青木もラリアット。2カウント。青木がラリアット狙いも笹村はエビ固めで丸め込む。そしてブレンバスター。
青木が丸め込みで切り返すも2。
笹村はラリアット。トップロープからダイビングフットスタンプ。これも2カウント。そして自らロープに走ってラリアット。大消耗戦の3カウントを奪った。
笹村「青木、おかえりー! おまえさ、本当にいなかったの、3週間だけ? 2年も3年もいないくらい寂しくなったからお互いケガには気をつけて高めていけたらいいなと思ってるよ」
青木「(マイクを放り投げ、地声で)こんなもんいらんわー! おー! 2年も3年もいない気持ちになったのはこっちだー! 今日はデビュー戦くらい緊張した。でも、みんな、青木、帰ってきたぞー、ただいまー!」
場内に青木コールが充満する。
笹村「おまえは泣くなよ、絶対に。前回、関口翔が泣いてるからさ、今日も泣くと思ったけど…」
青木「でもな、復帰戦でお前に負けたのはくやしいから、何回でもやってやるー!」
青木が退場。
笹村「復帰戦だろうが、他団体だろうが、新宿大会、メインで笹村が勝ったぞー!
ここ新宿だけど、千葉の締めやりたいと思ったけど、私やさしいから狐伯、CATCH始まったんでしょ、私今日、2戦目だから(締めを)譲ってあげるよ、復帰おめでとー!」
ここでマイクを狐伯に手渡す。
狐伯「ありがとうございます。6月2日に復帰しまして、初戦、1勝しました狐伯が締めようと思ったんですけど、その前に! 6月と言えば、waveのリングアナ、野中美智子さん、リングへ上がってください」
ここでバースデーソングが流れると、セコンド陣がケーキを用意。すかさず宮崎が野中リングアナをはずかし固めに捕らえて祝福。
「この後、旦那と飯食いに行くんですよ」と言う野中リングアナに「関係ねえよ」と桜花。ろうそくの火を消した後、恒例の顔面ケーキ爆弾の祝福を浴びた。
最後は野中リングアナが挨拶。「今年3月に15周年を迎えて、20年、30年とこのの声が続く限り、waveでリングアナを続けたいと思っています。それと、ショウガールズのお笑いのグループもやってまして、テレビ出演などのオファーも決まり、みなさんに言い報告ができるかなと思っておりますので、こちらのほうも応援よろしくお願いします!」
・バックステージ
笹村「CATCHも大事ですけど、今日は、青木の復帰戦を戦えたことは私はすごくうれしくて、3週間いないだけだったけど、すごくさみしかったので、これからケガにお互い気を付けて、もっとプロレス界を盛り上げていけたらいいなって思っております。ラストCブロック、沙恵、残っているので、同期だし、レスラーのなかでデビューが私と一番近いし誕生日も2週間違いという、ライバルといえばライバルなので、次も油断せず勝ちに行きたいと思います!」
2024.05.19
『帰ってきたCHIBA WAVE MAY 』
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日時
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5月19日 日曜日
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観衆
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120人
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場所
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2AWスクエア
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・入場式
スターダムから2選手が参戦。さらには笹村あやめも本拠地・2AWで初公式戦という話題豊富な2AWスクエア大会。入場式の挨拶は、上谷と八神が務める。
「みなさんこんにちわ。スターダムのと上谷沙弥と八神蘭奈です。よろしくお願いします」とまずは二人で自己紹介。
上谷「私自身、他団体の女子のリングに上がらせていただくのは初めてなので、とっても新鮮な気持ちですし、ワクワクしております。CATCH THE WAVE、スターダムを代表して盛り上げて、必ず優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いしまーす!」
八神「私も他団体参戦が初めてですし、もうすぐデビューして5カ月なので、スターダム新人代表としてヤングブロック優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
・青木欠場挨拶
入場式に次いで、青木が欠場の挨拶。
「(地声で)みなさーん、こんばんわー。(マイクで)この度、5月19日本日千葉大会、25日岐阜大会、26日大阪大会に参戦予定でしたけど左肩を負傷しまして、欠場させていただきます。本日も申し訳ございませんでした。ただ、見ての通り、めちゃ元気なので、一日でも早く回復して、CATCHもケガが治り次第、カードを組んでいただけるとのことなので、CATCHもまだまだまだ、青木も可能性がありまくりますので、みなさん、復帰した際のぜひ、青木の応援を、そして、CATCHの全試合を最高潮の応援をよろしくお願いしまーす!」
1,CHIBA・スクランブルwave(20分1本勝負)
◯SAKI&大空ちえ(10分18秒、チョロイルド)夏実もち●&リアラ
握手と見せかけ、SAKIとちえがチョキパンチ。もちとリアラはグーパンチで反撃。リアラ&もちがコーナートレインからダブルのフェースバスター。リアラはちえをダイヤル固めで回して行く。ボディスラムの体勢に入るも、ちえが投げ返す。SAKIがヘアホイップ。コーナーに追い詰め、足を乗せて全体重を浴びせていく。そしてカニばさみに捕らえて、ちえの低空ドロップキックからダイヤル固め。回されたリアラは悶絶し「やばい」。先ほどは自らダイヤル固めで回しているだけに、苦しそう。「吐きそうなんですけど」とSAKI。
SAKIのエルボー連打に対して、リアラはコーナーエルボーからのフェースバスター。これに対してSAKIはちえとのダブルタックルの連携に出る。ちえがロープ渡り。アームホイップからの低空ドロップキック。リアラはドロップキックで返す。もちがタックル。SAKIとちえがクロスラインに出るも、もちがかいくぐると同士討ちにさせる。
もちはSAKIとちえ、二人に対してのフライングネックブリーカー。さらにちえにランニングタックル。2カウント。ちえはローリングエルボーからフライングタックル2連発。さらにセカンドからのフライングタックルを決めるが2カウント。
SAKIがビッグブーツ。ブレンバスター。もちがタックルで返す。もちとリアラがサンドイッチ式のモンゴリアンチョップ。もちがDDT。セカンドからのコーナースプラッシュもカウント2。
リアラのアシストからもちがエビに丸めるも2。ちえが延髄蹴りで勢いを止める。SAKIがビッグブーツ。さらにみちのくドライバーⅡも2カウント。アトミックドロップを放つも、もちはルーテーズプレスで切り返したが2。もちの裏拳をかわしたSAKIがチョロイルドに丸め込んで3カウント。一瞬のスキをついての勝利だった。
2,チャレンジwave(15分1本勝負)
〇本間多恵(10分36秒、メジャモ★タエ)炎華●
まずはロックアップ。「押せー」と本間。腕を取ると、炎華も取り返す。本間が取るも、再び腕を取るが、炎華はロープを使って一回転して腕のねじりを回避。炎華が腕を取ると、本間もロープをつかんで一回転を狙うが「できるか-!」とストンピング。炎華はドロップキックを空振り。そして両者がルチャムーブを見せる。本間「いいね、ルチャ好き?」炎華「はい、よろしくお願いします」。ここから握手と見せかけ、本間がストンピング。本間は炎華をロープに絡めて、ラ・カチョーラ。これを各方向に見せびらかせる。本間は「カメラ、ズームアップ!」と客席へアピール。さらに背後からのドロップキック。今度は炎華をコーナーに押し込んでセカンドロープに上ってパンチを連打。炎華の足をロープにかけて、ドロップキック。
炎華はティヘラで反撃。側転エルボーは失敗するも、本間の背後から足をかけて後方回転式のSTFに入る。炎華はトップロープに上ると、本間が突進。ロープを伝って着地すると、ドロップキック。今度は側転エルボーを成功させ、ドロップキック4連発。本間はエルボーで動きを止めて低空ドロップキック。炎華がエルボー。「来いよ」と本間。連発すると「そんなもんか、来いよ」とさらに檄を飛ばすと、炎華が力強い一撃。そして炎華が「おまえが来いよ!」と挑発。本間はエルボーへ行かず、低空ドロップキックを足に見舞う。
本間はアンクルホールドから裏アキレス腱固めに移行。炎華が必死にロープをつかむ。
本間はトップロープからミサイルキック。2カウント。スクールボーイからストレッチマフラー。これは炎華がロープに逃れたが、足を取ると、メキシコ遠征で取得した技であるメジャモ☆タエに決める。これでギブアップとなった。
香藤は一本背負いからカニはさみ。そして吊り天井。再びストンピング。コーナーに振り、ベイダータックルは八神が身をかわす。八神はランニングエルボーからドロップキック。ミドルキックを3連打。コーナーに追い詰め、ミドルキックを連打。さらに腕ひしぎ。これを香藤が片腕で持ち上げて落とすと、フライングボディプレス。カウント2。コーナータックルから低空ドロップキック。2カウント。
香藤は逆エビ固めで絞るが、八神はロープへにじり寄る。香藤はヒップドロップ。背後からタックルを決め、フライングボディプレス。2カウント。残り3分。香藤はランニングタックル。2カウント。八神は首固めからスクールボーイ。いずれもカウント2で返され、2度目のスクールボーイを狙うも、回転の途中で、香藤はヒップドロップを落とす。2カウント。
八神はフライングニールキックからハイキック。そしてビート・ストライクを決めて3カウント。まずは勝ち点2を獲得した。
・バックステージ
八神 はじめて、すごい大きい選手と戦って、一発一発の技が強くって、フォールを返すのも大変だったんですけど、ギリギリ勝つことができました。
――wave初参戦となりましたが、その印象は?
八神 一致団結力がすごいというか、ファミリーみたいな感じですごいなと思いました。
――優勝すると、優勝賞金50万円獲得になりますが、使い道は?
八神 ずっと決めてて、私スターダムでGod's Eyeというユニットに入ってるんですけど、そのメンバーで合宿に行きたいです。
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
〇<1点>宮崎有妃(13分19秒、体固め)シン・広田さくら<-2点>●
※もう1人はHimiko〈−1点〉。直伝デスバレーボム。
昨日の川崎大会で、勝ちを拾い、-2点から-1点となった広田。それでも、今日負ければ再び-2点となる。―3点だと出場権がはく奪になるだけに、広田の負けられない戦いは続く。
試合開始早々、広田は「最初にふたりに言っときたいけど、絶対、失格になりたくないんです。今日は負けないようにしないために、勝ちを狙いに行かないようにします。勝とうと思わないので、二人で直接やってください。二人だけでやってもらったら」と宮崎とHimikoに戦いを促す。
宮崎が「あほかー!ダブルー」とHimikoとダブルでキック。宮崎は場外にHimikoを落とす。
リング内は宮崎と広田に。広田が背後からボ・ラギノールを狙うも、宮崎がすかす。そして両手を踏みつけて、全体重を乗せると、ボディスラム。ギロチンドロップを降下させるも失敗。広田は「昨日のダメージがまだ残っているようだな」と宮崎をロープにもたれさせ、背後からボ・ラギノールを打ち込もうとするが、Himikoがドロップキックでカット。宮崎とHimikoはタックルで互角にぶつかり合う。宮崎がラリアット。広田と呼び込むと、合体式のシーソープレス。
宮崎は「キャメルー!」とアピールし、Himikoへキャメルクラッチ。広田はHimikoの足にインディアンデスロック。「オマエもだー」と体を反らして首を決めようとするが、逆にHimikoに捕らえられる。
Himikoがコーナーに振るも広田はすかしてフェースバスターからのプロレスLOVEポーズ。その間に宮崎はイスをセッティング。レフェリーが注意を促すも、広田は「これはそういうんじゃないんだ」と説明。宮崎は養生テープでHimikoをイスに括り付ける。
そして、目の前ではずかし固め。Himikoは「おったまげー」とそのまま背後に倒れる。
「おったまげただろー!」と広田。続けて、宮崎と広田によるコーナートレイン。先に宮崎が行き、広田が続くが、トレインのふりをして、宮崎を背後から丸め込んでフォール。「ねえ、広田」「あ、いや、ちょっと反射的な…」と言い訳。
広田は「もう一回ダブル―!」と、再びトレインのふりして、丸め込もうとするも、宮崎が後ろを振り返って見破る。「次は大丈夫だから…」と言う広田を無視して、宮崎はHimikoをキャメルクラッチにとらえる。広田はロープを何度も往復。その勢いで、ドロップキックを決めるのかと思えば、途中で止まり、「しぼれしぼれー」と宮崎を応援。宮崎は「おい、キック来いって」。広田は背後から宮崎にストンピング。宮崎は広田へラリアットを狙うがすかしたタイミングでHimikoがかわず落とし。グランド卍に決める。宮崎はロープに逃れると、目突きからえびす落としで逆転。トップロープに上り、ムーンサルトを狙ったが失敗。
Himikoはフェースバスターからセカンドロープへ上る。宮崎は「てめえ、よくもやったな」と迎撃に出ようとするが、Himikoは「宮崎さん、ちょっと待って。広田さんはどこですか?」と姿の見えなくなった広田に疑問を呈す。宮崎も「どこいった?」と探すスキにHimikoはコーナーを降りてスクールボーイ。2カウント。宮崎はラリアット。ここからデスバレーを狙うべく、抱えあげると「ちょっと待って、広田さんはどこ?」と再び疑問。「そうなんだよね」と宮崎はHimikoを降ろす。「広田さんは?」「本当にいない」と二人で探し合う。Himikoはレフェリーにも「探してください」と言うと、3人が場外に降りて捜索開始。しばらくして、レフェリーが「いたぞー」と、リングの下に隠れていた広田を発見。広田はそそくさとリングへ戻る。
宮崎が「コーナーのぼれー!」と指示。広田は「はい!」と即座に上ると、Himikoをボディスラムでセッティングして広田をシーソープレス。しかし、これは投げられず失敗。宮崎だけがHimikoの上体に乗ると、広田は二人へのボ・ラギノールを上下に決める。さらに二人へダブルフェースバスター。プロレスLOVEポーズ。そしてシャイニングウイザードをHimikoにヒット。宮崎はシャイニングウイザードをカットし、広田へフェイスバスター。逆プロレスLOVEポーズ。ポーズを決めている背後から広田はボ・ラギノール。
「かつぐぞー」と宮崎を持ち上げるも崩れる。宮崎はトップロープへ上ろうとするが広田は背後からボ・ラギノールを連発。その勢いで宮崎はトップロープまでたどり着くと、
広田がボ・ラギノールスープレックスを決めたがカウント2。
残り3分。ロープを使ってのロケット式ボ・ラギノール狙いもHimikoがカットで未遂に。Himikoにボ・ラギノールを決め、場外へ落とす。
ここで昨日の川崎大会同様、ロープを使ってのロケット式ボ・ラギノールを2連発。そして今日は3発目も成功。ここでコーナーに上り、ホッピング。昨日同様、最後はコーナーからのロケット式を決めようとするが、ロケット発射した瞬間、間一髪、宮崎が回避。このままイッキに直伝デスバレーボムを決めて3カウントを奪った。これにより宮崎は勝ち点1点、いっぽうの広田は再びー2点の土俵際となった。
・バックステージ
宮崎 もう昨日からっすごくお尻がいたくて、なにをするにもいたくって、このお尻の、いや、肛門の恨みは、必ず広田から勝って収めたいと思っていたので。最初広田が勝ちも負けもせず、勝敗の関係ないところでいたいと言ったんですけど、私が狙っていたのは広田なんで、無事、広田を倒して1点、昨日取られた広田への1点を獲れてよかったです。そして、広田が今日、またマイナス2点になったので、アイツを失格させるつもりです。
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝=2点〉上谷沙弥(8分33秒、片エビ固め)ななみ〈1敗=0点〉●
※スタークラッシャー。
上谷、ななみとも、これがリーグ戦初戦となる。
ななみが握手を求めると、これに応える上谷。ロックアップ。まずはロープブレイク。クリーンに分かれるも、ななみがエルボーからタックル。上谷はアームホイップから低空ドロップキック。さらにヘアホイップ。ボディスラム。2カウント。逆片エビで絞ると、ななみはロープに逃れる。上谷は背後からドロップキックも2カウント。
コーナーに振って串刺し式ジャンピングニー。もう一度、コーナーへ振ろうとするが、ななみが振り返してタックル。さらにリング中央でもう一発。後からななみがスリーパーに決めて絞るも、上谷がロープをつかむ。
上谷はエルボー。ななみもエルボー。上谷はフライングニールキック。さらにスワンダイブ式のフライングボディアタック。ノーザンライトスープレックスを決めるもカウント2。ななみは首固めで流れを変えて、タックルからスクールボーイ。2カウント。ジャパニーズレッグロールクラッチも2カウント。裏投げを決め、トップロープからのフライングボディプレスもカウント2。ノーザンライトスープレックスも2。猛攻に耐えた上谷はバイシクルキックからスピンキック。旋風脚と畳みかける。
そして、スタークラッシャーでカウント3。まずは勝ち点2を獲得した。
・バックステージ
上谷 wave初戦、2点ゲットしましたー! 私自身、他団体のリングに上がるのはじめてだったので、全てが新鮮で新しい世界、刺激そのものでした。初戦はディアナのななみでしたけど、結果はいま見た通り圧勝だったんだけど、ディアナの希望の星だけあって、エネルギーバンバンにもらっちゃったんで、また次2戦目見ててください。大きなビッグウエーブ起こしますよ!
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇<1勝1敗=2点>関口翔(12分19秒、カケラホマ)笹村あやめ〈1敗=0点〉●
笹村もこれがリーグ初戦。本拠地である2AWからのスタートとなる。関口と2017年同期組による対決となった。
まずはグラウンドからスタート。笹村がマウントポジション。関口はカメの状態となって抜け出す。関口が腕を取る。笹村はヘッドロック。タックルからボディスラム。さらに低空ドロップキック。2カウント。
コーナーに突進も関口はかわし、エプロンからコードブレーカー。トップロープへのぼると、笹村が裏拳でカット。エプロンでの攻防では関口がコードブレーカー。笹村が場外へ落ちると、エプロンから場外フットスタンプ。カウント9でリングへ戻った笹村へミサイルキック。さらにワキ固め。なんとかロープへ逃れる。笹村がボディスラム。
関口は腕ひしぎを下の状態から決める。笹村はそのままフォールも2。フォールを返すと同時に、関口が腕を絞りに行くがクラッチが切れた瞬間にロープブレイクへ。
5分経過。関口が笹村の腕をロープに絡めて蹴る。さらに左腕のみロープに絡め、エプロンからドロップキック。今度は正面から右腕へドロップキック。さらに逆片エビに決めるもロープブレイク。笹村は低空ドロップキックを連発して回避。エルボーを連打。背後からキック、さらに正面から低空ドロップキック。トップロープに上ると、ミサイルキック。2カウント。
関口がエルボー。笹村も打ち返す。ここから打ち合いが続く。関口が連打すると、笹村はアイルビーバック。笹村もエルボーを連打すると、関口もアイルビーバック。
笹村はフィッシャーマンズスープレックス。カウント2。関口は腕へコードブレーカー。笹村は「負けるかー!」と叫んでのラリアット。ダブルダウン。
「行くぞー!」と笹村がタックル。関口は延髄蹴り。笹村はフットスタンプも自爆。それでもブロックバスターホールド。関口はワキ固めからカケラホマで逆転勝利を奪った。
関口がマイクを握る。
「CATCH THE WAVE Cブロック、2戦目、関口翔が勝利したぞー。丸め込みで3だけど、プロレスはリングで3カウント取れば勝ちだから今日は自分の勝ちです!(笹村「うるせー、わかってるよー!」)このCブロック、2017年の同期で戦えて自分はとてもうれしいです。今日、青木も観にきてるし、笹村とこの大会で闘えてうれしかったです。ありがとうー! みんなでリング上がるか。(青木もリングへ)我々のブロックにはまだ沙恵がいて、もう一人いるけど、自分は同期が好きだし(「知ってるー」と笹村が抱き着く)、同期で集まれるだけでも、うれしくて(感極まって泣き出す)、泣かないでおこうと思ったのに、今日、メインでめっちゃ緊張したし、でも、初戦で負けた青木もいるし、がんばらなきゃと思いながら、我々で絶対、もっともっとwaveも、女子プロ団体も、盛り上げていきましょうー! これがwaveだー! でサクッと締めたいと思います!」
最後は関口を真ん中に、笹村、青木の2017年同期組による「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
・バックステージ
関口 去年も今年もCATCHに出て、今年は同期のブロックということで、自分は同期という3文字が大好きなくらい、同期に思い入れがあって。負けたくないけど、やっぱり負けるところもあるし、でも勝てるところもあるし、今日はその勝てるところを一瞬、笹村から勝てて、2点取れたのは本当に大きいと思うし、初戦は青木に負けたけど、負けたからこそ、自分は焚きつけられたものがあって、よりいっそうCATHを盛り上げたくなったし、出させてもらっているwaveにも愛が深まったので、あと一戦、沙恵に勝って、決勝に行きたいと思います!