2023.04.16
『CHIBA WAVE Vol.6』
日時
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4月16日 日曜日
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観衆
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68人
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場所
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●前説
いつものように桜花社長、野中リングアナが前説。野中リングアナはリング上でマスクを取って話すのはなんと3年ぶりとのこと。今日は青木いつ希のリアル6周年ということで、二人から「おめでとー!」と拍手で祝福。青木は2017年4月16日、対真琴戦でデビューしている。リアル6周年を勝利で飾れるか??
いつものように桜花社長、野中リングアナが前説。野中リングアナはリング上でマスクを取って話すのはなんと3年ぶりとのこと。今日は青木いつ希のリアル6周年ということで、二人から「おめでとー!」と拍手で祝福。青木は2017年4月16日、対真琴戦でデビューしている。リアル6周年を勝利で飾れるか??

●入場式
選手を代表して広田があいさつ。
「こんばんわー。4月を迎えてwaveの景色もいろいろ変わったと思います。新人二人も増えて。私個人もいろいろ変わりまして、子供たち二人が無事、小学校に入学しました(拍手)。今日、日曜日なので学校はお休みなんですが、私は最初の売店しか出ないんです。なぜかというと、自分の試合が終わったら先に帰らせていただくんです。理由はですね、月曜日から小学校が始まりますんで、まだまだ新一年生で試合が終わるのが夜9時、10時になって、寝るのが遅くなると次の日の学校に響いてしまうので、当面は日曜日の夜の試合は、前半の試合にさせてもらって、自分の試合が終わったら帰るという方針でやらせていただくことになりました。自分の希望が通って、健全な形で子育てができるというのは、お客様の理解、waveの会社の理解、そして、参戦していただける選手の理解があってできることなので、この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございます。で、ここからが重要です。私は今日、2試合目なんですが、2試合目以降、何が起こったかわかりません。なので、私のためにいつも以上にツイッターでwaveのことをつぶやいてください。また、これからどんどん私のためにつぶやいてもらって、これからcatchに入りますよね、もし私がレジーナになったとしても、それでも日曜日の夜の試合はタイトルマッチだとしても、1試合目か2試合目ですよ(笑)。また新しい景色が来ましたよ。今日は全5試合、盛り上げていきますので、楽しんでください」
選手を代表して広田があいさつ。
「こんばんわー。4月を迎えてwaveの景色もいろいろ変わったと思います。新人二人も増えて。私個人もいろいろ変わりまして、子供たち二人が無事、小学校に入学しました(拍手)。今日、日曜日なので学校はお休みなんですが、私は最初の売店しか出ないんです。なぜかというと、自分の試合が終わったら先に帰らせていただくんです。理由はですね、月曜日から小学校が始まりますんで、まだまだ新一年生で試合が終わるのが夜9時、10時になって、寝るのが遅くなると次の日の学校に響いてしまうので、当面は日曜日の夜の試合は、前半の試合にさせてもらって、自分の試合が終わったら帰るという方針でやらせていただくことになりました。自分の希望が通って、健全な形で子育てができるというのは、お客様の理解、waveの会社の理解、そして、参戦していただける選手の理解があってできることなので、この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございます。で、ここからが重要です。私は今日、2試合目なんですが、2試合目以降、何が起こったかわかりません。なので、私のためにいつも以上にツイッターでwaveのことをつぶやいてください。また、これからどんどん私のためにつぶやいてもらって、これからcatchに入りますよね、もし私がレジーナになったとしても、それでも日曜日の夜の試合はタイトルマッチだとしても、1試合目か2試合目ですよ(笑)。また新しい景色が来ましたよ。今日は全5試合、盛り上げていきますので、楽しんでください」

続いてこの日、デビュー6周年を迎えた青木も、あいさつを振られる。
青木「(小声で)聞いてない聞いてないー。(意を決して地声で)みなさん、こんばんわー! リアルに6周年を迎えました青木いつ希ですー。今日はデビュー3戦目も初タッグも、炎華ちゃんと対戦ということで、(炎華に)おい、お前、本物のプレパラートなめんじゃないぞ。デビュー何年を迎えようと、試合はめちゃんこ緊張するからな! 今日はよろしくお願いしますー!」
青木「(小声で)聞いてない聞いてないー。(意を決して地声で)みなさん、こんばんわー! リアルに6周年を迎えました青木いつ希ですー。今日はデビュー3戦目も初タッグも、炎華ちゃんと対戦ということで、(炎華に)おい、お前、本物のプレパラートなめんじゃないぞ。デビュー何年を迎えようと、試合はめちゃんこ緊張するからな! 今日はよろしくお願いしますー!」

1,アオハルwave(20分1本勝負)
〇青木いつ希&関口翔(15分18秒、体固め)炎華●&梅咲遥
※セカンドロープからのフライング・ボディプレス。
そのデビュー6周年となった青木が挨拶に続いて、第1試合に登場。いっぽう、炎華はデビュー3戦目にして初のタッグマッチを経験することとなった。
炎華は「よろしくお願いします」と青木に手を差し出すと、「もっと!もっと!」と、大きな声を出すように要求される。「よろしくお願いします!」と、最初よりかは大声で言い直すも、青木からその数倍のビッグボイスで「よろしくお願いしまーす!」と返礼を浴びた。
そして、そのまま両者が先発に。「よっしゃ行くぞ、千葉―!」と青木が声を張り上げ、まずは炎華とロックアップからスタート。
〇青木いつ希&関口翔(15分18秒、体固め)炎華●&梅咲遥
※セカンドロープからのフライング・ボディプレス。
そのデビュー6周年となった青木が挨拶に続いて、第1試合に登場。いっぽう、炎華はデビュー3戦目にして初のタッグマッチを経験することとなった。
炎華は「よろしくお願いします」と青木に手を差し出すと、「もっと!もっと!」と、大きな声を出すように要求される。「よろしくお願いします!」と、最初よりかは大声で言い直すも、青木からその数倍のビッグボイスで「よろしくお願いしまーす!」と返礼を浴びた。
そして、そのまま両者が先発に。「よっしゃ行くぞ、千葉―!」と青木が声を張り上げ、まずは炎華とロックアップからスタート。

腕の取り合いから炎華が回転して腕を取り返す。青木はヘッドロックからグラウンドに。炎華はこれを振りほどく。
いったんは離れたが、「簡単にうまく行くと思うなよ」と青木は再びヘッドロック。ロープに振ろうとする炎華だが、青木が腰を落として阻止。すかさず梅咲が助っ人に入る。青木をコーナーへ振った後、炎華をコーナーホイップするがタックルで突進され、梅咲も立て続けにタックルを食らう。
いったんは離れたが、「簡単にうまく行くと思うなよ」と青木は再びヘッドロック。ロープに振ろうとする炎華だが、青木が腰を落として阻止。すかさず梅咲が助っ人に入る。青木をコーナーへ振った後、炎華をコーナーホイップするがタックルで突進され、梅咲も立て続けにタックルを食らう。

青木は関口へスイッチ。関口はコーナーに炎華を追い詰めて顔面を踏みつける。さらにリング中央に持っていくと、グラウンド式のサーフボード。続けて、キャメルクラッチに取り、そのままマスク越しに鼻フック。青木が隣で「ギブアップ?」とレフェリーのように確認する。キャメルを解くとボディスラム。青木にスイッチ。タックルを放つ。炎華もエルボーで反撃を試みるが倒すことができず、逆に1発のエルボーで倒される。カウント2。
青木は炎華を捕まえた形で関口へタッチ。ボディスラムからフォール。さらに逆エビに
持っていくが、炎華は必死にロープへ体を持っていく。
関口は炎華をロープに張り付けると背中へのドロップキック。さらにロープに振るが梅咲が割って入り、炎華とダブルのドロップキックで関口の動きを止める。青木もカットに入り、チーム・ホカクドウが連携を狙うが、梅咲は二人へのダブルネックブリーカーからドロップキックでまとめて蹴散らす。さらに関口へセカンドコーナーからのミサイルキックへ。続けてエルボーを合戦となるも、関口はワキ固めで切り返す。STOと続けたがカウント2。
今度はコーナーでの攻防となったが、エプロンでのアームブリ-カーを決めた関口がトップロープからのミサイルキックへ。カウント2。再び青木へスイッチ。青木は怒涛の攻めを見せ、コーナータックルからフェイスバスター、ボディプレスへとつなぐ。
青木は炎華を捕まえた形で関口へタッチ。ボディスラムからフォール。さらに逆エビに
持っていくが、炎華は必死にロープへ体を持っていく。
関口は炎華をロープに張り付けると背中へのドロップキック。さらにロープに振るが梅咲が割って入り、炎華とダブルのドロップキックで関口の動きを止める。青木もカットに入り、チーム・ホカクドウが連携を狙うが、梅咲は二人へのダブルネックブリーカーからドロップキックでまとめて蹴散らす。さらに関口へセカンドコーナーからのミサイルキックへ。続けてエルボーを合戦となるも、関口はワキ固めで切り返す。STOと続けたがカウント2。
今度はコーナーでの攻防となったが、エプロンでのアームブリ-カーを決めた関口がトップロープからのミサイルキックへ。カウント2。再び青木へスイッチ。青木は怒涛の攻めを見せ、コーナータックルからフェイスバスター、ボディプレスへとつなぐ。

梅咲もエルボー。青木も振りかぶってのエルボー。互いのエルボー合戦が続く。梅咲はエルボーを連打すると、青木はブロックバスターで切り返す。
今度はバックに回る青木だが、梅咲も取り返し、エルボーを放つと、ブレンバスターで投げる。さらにコーナーに追い込んでの低空ドロップキック。十分に青木を痛めつけた後、炎華へタッチ。炎華はリングインとともに、ドロップキックを3連発、しかし青木は倒れない。ならばとエルボーを連打。これに青木もエルボーを打ち返す。一発の重みに倒れる炎華。それでも立ち上がり、真っ向からエルボーを連打。
今度はバックに回る青木だが、梅咲も取り返し、エルボーを放つと、ブレンバスターで投げる。さらにコーナーに追い込んでの低空ドロップキック。十分に青木を痛めつけた後、炎華へタッチ。炎華はリングインとともに、ドロップキックを3連発、しかし青木は倒れない。ならばとエルボーを連打。これに青木もエルボーを打ち返す。一発の重みに倒れる炎華。それでも立ち上がり、真っ向からエルボーを連打。

これを青木はタックルで返すと、ラリアットを狙うが、すかさず梅咲がドロップキックでカット。このチャンスに炎華はスペースローリングエルボーからのドロップキック。ここでようやく、青木を倒すことに成功すると、そのままSTFに取る。関口がカット。
炎華はブレンバスターへ持っていこうとするが、青木は腰を落とす。
ならばと、逆さ押さえ込みを狙うが、青木が耐える。炎華はエルボーを打ち込み、再び逆さ押さえ込みへ移行しようとするが、青木は首固めで丸め込む。カウント2でクリア。青木は関口を呼び込んだが、炎華が身をかわし、同士討ちに。このスキに青木をスクールボーイ。さらに梅咲のミサイルキックのアシストから、ジャパニーズレッグロールクラッチを見せたが惜しくもカウント2。立ち上がるとすぐにエルボーを打つ炎華だが、走りこんだところを青木のカウンターのエルボーで返される。青木は逆エビに取る。さらに腰を落として逆片エビに移行。炎華はしばらく搾り上げられたが、あきらめず必死にロープに逃れた。
炎華はブレンバスターへ持っていこうとするが、青木は腰を落とす。
ならばと、逆さ押さえ込みを狙うが、青木が耐える。炎華はエルボーを打ち込み、再び逆さ押さえ込みへ移行しようとするが、青木は首固めで丸め込む。カウント2でクリア。青木は関口を呼び込んだが、炎華が身をかわし、同士討ちに。このスキに青木をスクールボーイ。さらに梅咲のミサイルキックのアシストから、ジャパニーズレッグロールクラッチを見せたが惜しくもカウント2。立ち上がるとすぐにエルボーを打つ炎華だが、走りこんだところを青木のカウンターのエルボーで返される。青木は逆エビに取る。さらに腰を落として逆片エビに移行。炎華はしばらく搾り上げられたが、あきらめず必死にロープに逃れた。

青木はロープにもたれかかる炎華の背中へダブルニー。そしてボディスラムからセカンドロープに上り、「炎華、つぶれろー!」の掛け声とともに、ボディプレスを決めて3カウントを奪った。
敗れて悔しさに涙ぐむ炎華。いつの間にか関口も反対側に。観客は青木にブーイング。青木は炎華に声をかけた後、どうしてよいかわからない表情で戸惑いながら引き揚げた。
敗れて悔しさに涙ぐむ炎華。いつの間にか関口も反対側に。観客は青木にブーイング。青木は炎華に声をかけた後、どうしてよいかわからない表情で戸惑いながら引き揚げた。

2,スクランブルwave(20分1本勝負)
米山香織&〇チェリー(11分37秒、春夜恋)旧姓・広田さくら●&網倉理奈
エリザベス世代な3人に網倉が交じるという異色の顔合わせ。入場式のコメント通り、今日は日曜日の夜とあって広田は2試合目に出場。
テーマ曲に合わせて振り付けを披露する広田&網倉だったが、その背後から奇襲をかけるBBA。網倉を踏みつけてゴキゲンBBAポーズ。
米山香織&〇チェリー(11分37秒、春夜恋)旧姓・広田さくら●&網倉理奈
エリザベス世代な3人に網倉が交じるという異色の顔合わせ。入場式のコメント通り、今日は日曜日の夜とあって広田は2試合目に出場。
テーマ曲に合わせて振り付けを披露する広田&網倉だったが、その背後から奇襲をかけるBBA。網倉を踏みつけてゴキゲンBBAポーズ。

これに網倉もチェリーをカナディアン式に持ち上げて反撃を試みるが、脱出されるとスリーパーを決められる。続いて、米山がモンゴリアンチョップ。網倉もモンゴリアンチョップのお返しを狙ったが、カットされたので、すぐさま逆水平でやり返す。広田へタッチ。広田はフェースバスターからのプロレスLOVEポーズ。米山は腕を取ると、広田は一回転、さらにロープをまたぎ、トップロープ上に上って、前転後転を見せる。そしてセカンドからトップロープの飛び移りにも成功。そして、二人まとめてヘッドシザースで投げつける。ここまでは完璧な流れ。「今日は何でもできそうな気がする」と自画自賛の広田は、米山を捕らえると、吊り天井の体勢に行くが、まったく持ち上がらず。

「一人では限界があるから」と網倉に手伝いを指示。網倉も前方から米山の体を浮かせようとアシストをするも、結局、持ち上がらず。なぜか仕掛けている側の広田が痛がる。

広田は「この役たたずがー!なんでかけるほうの私が痛いんだよー。責任取ってこいー」とキレながら網倉にタッチ。
網倉は「怒られちゃったー」と言いながら米山をコーナーに追い詰めブロンコバスター。
ワー!プレスは米山が反対側に転がり決まらず。ここで丸め込みからのヒップドロップでダメージを与えてから再度、ワー!プレスを決めると今度は成功。しかし、続くパワーボムはショルダースルーで切り返されると、米山が背中へのワー!プレスでお返し。続いて、チェリーが変形足四の字。網倉の苦痛の声が場内に響き渡る。ようやく広田がカットに入り、ダブルの攻撃を狙う。しかし、チェリーが体を入れ替えて、なぜかチェリー&広田によるクロスライン。広田を網倉の上に載せると、ダブルニーを落として乗っかりフォール。
網倉は「怒られちゃったー」と言いながら米山をコーナーに追い詰めブロンコバスター。
ワー!プレスは米山が反対側に転がり決まらず。ここで丸め込みからのヒップドロップでダメージを与えてから再度、ワー!プレスを決めると今度は成功。しかし、続くパワーボムはショルダースルーで切り返されると、米山が背中へのワー!プレスでお返し。続いて、チェリーが変形足四の字。網倉の苦痛の声が場内に響き渡る。ようやく広田がカットに入り、ダブルの攻撃を狙う。しかし、チェリーが体を入れ替えて、なぜかチェリー&広田によるクロスライン。広田を網倉の上に載せると、ダブルニーを落として乗っかりフォール。

キックアウトされると米山を呼び込んで、BBAによるクロスラインから米山を網倉の上に乗せた状態にして、ダブルニーからのフォール。カウント2。チェリーが網倉の立ち上がりざまを走って攻撃しようとするが、パワースラムで返される。反撃に転じた網倉はカナディアンで持ち上げる。前方に落とすとサマーソルトドロップ。広田へタッチ。網倉を使ってシーソー式のボ・ラギノール。今度は網倉が広田をシーソーで飛ばしてのボ・ラギノール。2連発を受けたチェリーは場外転落。ここですかさず広田はプランチャ。見事に決まり、「あ、できた」と広田。本人が一番信じられない様子。

リングにチェリーを戻すとへな拳。カウント2。続けてへなーらを狙うが丸め込まれ、さらに熟女でドーンを食らうが辛うじて2カウントで網倉がカット。網倉はBBAをタックルで吹っ飛ばす。そして、米山をコーナーに逆さ宙づりにすると、反対のコーナーにチェリーを同じく逆さにして乗せる。そして広田をカナディアン式に持ち上げ、コーナーへ突進。広田がボ・ラギノールを米山、チェリーにそれぞれ打ち込む。ダメージの残るチェリーに広田がシャイニングウイザード。そして夜叉ロックを決めるも、米山がカット。チェリーはエクスプロイダーで広田を投げたが、FFDを浴びせられ、なんとかカウント2で米山がフォローに入る。

広田は米山にボ・ラギノール。同時にチェリーがエクスプロイダーで網倉を投げようとするが、バックを取った網倉がボ・ラギノール。さらに、網倉とチェリーのバックの取り合いとなり、広田が背後からボ・ラギノールの照準を定める。しかし、網倉に誤爆。このスキに米山のスクールボーイからチェリーが春夜恋で広田を丸め込んで3カウント。最後のボ・ラギノールの誤爆が勝負の明暗を分けた。

2,メモリアルwave(15分1本勝負)
〇遠藤美月(8分19秒、体固め)谷もも●
※バックドロップ。
遠藤の引退ロード、この日は谷ももとおそらく最初で最後のシングルマッチ。
まずはももの握手にきっちり遠藤も応える。
〇遠藤美月(8分19秒、体固め)谷もも●
※バックドロップ。
遠藤の引退ロード、この日は谷ももとおそらく最初で最後のシングルマッチ。
まずはももの握手にきっちり遠藤も応える。

ロックアップからスタート。遠藤がロープへ押し込むが、さっと手を放す。再びロックアップからグラウンドへ。立ち上がると遠藤がタックル。二発目を狙ったが、すくい投げで返される。

攻撃の手を緩めない遠藤はヒザをももの胃袋に打ち込んで攻め込み、首投げからチンロック。この状態から背中へヒザを落としていく。そして再びキチンシンクから追走式のコーナーエルボー。しかし二発目はかわされると、ももが反撃に移り、フェースバスターからダブルニーを連発。しかし「お手を拝借」とももざんまいを決めかけたところで遠藤が立ち上がり、未遂に。

攻撃の手を緩めない遠藤はヒザをももの胃袋に打ち込んで攻め込み、首投げからチンロック。この状態から背中へヒザを落としていく。そして再びキチンシンクから追走式のコーナーエルボー。しかし二発目はかわされると、ももが反撃に移り、フェースバスターからダブルニーを連発。しかし「お手を拝借」とももざんまいを決めかけたところで遠藤が立ち上がり、未遂に。

遠藤はブロックバスター狙いで持ち上げるがももは首固めで切り返す。再び持ち上げるがももは体を入れ替えて、卍固め。遠藤はロープに逃れる。
遠藤がロープに持たれているスキに、背後から走りこんでの背中へのダブルニー。ここでようやく、ももざんまいを完成させた、。
遠藤がロープに持たれているスキに、背後から走りこんでの背中へのダブルニー。ここでようやく、ももざんまいを完成させた、。

ももはエプロンに回り、遠藤の顔面へヒザを打ち込むが、コーナー際で捕まる。リングに戻り、遠藤はブロックバスター式に持ち上げるが、その状態でクルスフィックスに捕らえられる。そこからももはうまく丸め込んでいくがカウント2。遠藤はバックドロップを敢行。そして再びブロックバスター狙いで持ち上げたが、またも腕を決められる

技を解くと、ももは走りこむが、遠藤はすかさずラリアットを決めてフォール。キックアウトしたももは飛びついての丸め込みからそうまとう。ダメ押しにウラカンラナを狙いに行くが、これを力で阻止した遠藤はそのままパワーボム気味に投げつける。カウント2。そして再度のバックドロップで3カウントを奪った。

4,Future wave(15分1本勝負)
笹村あやめ(8分36秒、体固め)田中きずな
※トップロープからのダイビングフットスタンプ。
田中きずなデビュー3戦目はこの2AWスクエアを本拠とする笹村とのシングル。
まずはきずなの握手に笹村もきっちりと応え、試合開始。
笹村あやめ(8分36秒、体固め)田中きずな
※トップロープからのダイビングフットスタンプ。
田中きずなデビュー3戦目はこの2AWスクエアを本拠とする笹村とのシングル。
まずはきずなの握手に笹村もきっちりと応え、試合開始。

きずなコールとあやめコールが飛び交う中、腕の取り合い。笹村はヘッドロックで絞り上げる。きずなはロープに振ってヘッドロックを振りほどくも、タックルを浴びる。

笹村はコーナーへ持っていこうとするが、これをきずなが蹴って阻止。ならば、コーナーに追い込んでのエルボーを連打するが、きずなに位置を変えられ、逆に連打される。

もう一度、体を入れ替えた笹村は一発のエルボーを打ちこんだ。笹村は首投げからロープを持ったままフットスタンプを連発。

そしてキャメルクラッチへ。きずなはロープに逃れようとするが、笹村も絞り上げる。それでもなんとか粘ってロープへたどり着いた。笹村はボディスラムを連発。3発目も狙うがきずなはこらえる。それでも強引に投げられたが、すぐに立ち上がってエルボーの連打。きずなもボディスラムを狙うが、笹村は阻止。それでも、強引に持ち上げると、投げることに成功した。拍手が沸き起こる場内。

休む間もなく、ドロップキック×4。押さえ込んでフォールに行くが返されるたび、何度でも押さえに行く。
スタンディングの体勢に戻ると、きずなはエルボーを何度でも打っていく。重い一発を食らって返されるが、それでもすぐに立ち上がって再び連打。またも一発で返される。
スタンディングの体勢に戻ると、きずなはエルボーを何度でも打っていく。重い一発を食らって返されるが、それでもすぐに立ち上がって再び連打。またも一発で返される。

笹村はきずなをロープに張り付けた状態からエルボーを打つも、きずなは腕を取ると、ショルダーネックブリーカーからのワキ固め。グイグイと絞り上げていく。笹村もさすがに苦悶の表情。いい形で腕を決め続けたきずなだったが、笹村はなんとかロープにたどり着く。

きずなは笹村をコーナーに振るも、追走したところを切り返され、逆に背面式のタックルを食らう。それでも逆さ押さえ込みを繰り出したがカウントは2。笹村は至近距離からのタックル。きずなもエルボーを連発。打って来いとばかりに両手を広げる笹村に、何度でも打ち込むきずな。そしてエルボー一発で返される。それでも立ち上がり、エルボーの連発で攻め込む。それでもまた一発で倒される。

観客は拍手で後押し。きずなは決してあきらめずにエルボーを何度も何度も打ち込む。笹村はお返しの重い一発をお見舞いしてフォールに行くもカウント2できずなが返し、きずなの頑張りに拍手が沸き起こる。
トドメとばかりに笹村はトップロープからのフットスタンプを決めてこれでカウント3となった。
トドメとばかりに笹村はトップロープからのフットスタンプを決めてこれでカウント3となった。

試合後、「大丈夫かー」とのぞき込む笹村。立ち上がったきずなは笹村にエルボーを打ち込む。笹村はその根性と負けん気に思わず笑顔。客席後方で見守っていた二上会長もこの姿勢には拍手を送っていた。きずなは炎華の肩を借りて引き揚げた。

5,デンジャラスwave(30分1本勝負)
柊くるみ&〇鈴季すず(24分52秒、ジャーマンスープレックスホールド)宮崎有妃&狐伯●
※ハードコアルール採用。イスの上へのジャーマンスープレックスホールド。
メインは宮崎&狐伯が入場と同時にイスやラダー、机をリングに運び込む。一通り持ち込んでからブリブラダンス。そして入場ゲートから姿を見せたすず、くるみに花道でいきなり襲い掛かる。宮崎はすず、狐伯はくるみと場外戦。二手にわたり、乱闘が繰り広げられる。
柊くるみ&〇鈴季すず(24分52秒、ジャーマンスープレックスホールド)宮崎有妃&狐伯●
※ハードコアルール採用。イスの上へのジャーマンスープレックスホールド。
メインは宮崎&狐伯が入場と同時にイスやラダー、机をリングに運び込む。一通り持ち込んでからブリブラダンス。そして入場ゲートから姿を見せたすず、くるみに花道でいきなり襲い掛かる。宮崎はすず、狐伯はくるみと場外戦。二手にわたり、乱闘が繰り広げられる。

宮崎はすずが持参していたアーティスト王座のベルトを奪い取り、オフィシャルのカメラマンに向かって記念撮影。そして、イスチャンバラを繰り広げる。さらにすずは狐伯に対して鉄柱攻撃。いっぽう、宮崎はくるみの背中へイスを乱打した。

リング上、狐伯とすずが入り、エルボー合戦。狐伯はエルボーで倒した後、マウントパンチ。すずも体を入れ替えるとマウントパンチで応戦。それはエプロンまで続き、二人は打ち合ったまま場外転落。

リング上は宮崎とくるみ。タックル合戦でのぶつかり合いはくるみが吹っ飛ばす。宮崎はコーナーにダウン。即座にサマーソルトを狙うが、これは自爆。

宮崎は背中にイスを浴びせると、ラダーにくるみの首を引っ掛けた状態でイスを打ち込んでいく。

狐伯にタッチ。狐伯はドロップキック。二発目をかわしたくるみはボディスラムを挟んでから、フットスタンプ・オン・ザ・チェアー。フォールに行くがカウント2。くるみもすずにタッチ。狐伯をコーナーに振ってからのイス攻撃で顔面を捕らえる。

狐伯もヒザをついた状態でのパンチで反撃、そこから立ち上がるもすずがエルボー。コーナーに追い詰め、顔面に足で全体重を浴びせてからくるみにスイッチ。
くるみはコーナーへのタックルからフォールもカウント2。狐伯はエルボーを連打して反撃するが、くるみも一発のエルボーで返す。狐伯はそれでもエルボー。くるみもエルボーを打ち込む。くるみが狐伯をエプロンへ放り出すと、イスを狐伯の顔面に立てかけた状態で、場外からすずがランニングしてドロップキックを浴びせた。
くるみはコーナーへのタックルからフォールもカウント2。狐伯はエルボーを連打して反撃するが、くるみも一発のエルボーで返す。狐伯はそれでもエルボー。くるみもエルボーを打ち込む。くるみが狐伯をエプロンへ放り出すと、イスを狐伯の顔面に立てかけた状態で、場外からすずがランニングしてドロップキックを浴びせた。

そして「いいもんみっけ」と机をコーナーに立てかける。狐伯をコーナーへ振ろうとするがこれは逆に振り飛ばされる。すずは背中から机に打ち付けられて悶絶。狐伯はエプロン側から机を投げつけると、ミサイルキック。ここで宮崎登場。宮崎はすずにラリアット。くるみがフォローに入る。宮崎は二人を捕らえると、すずにDDT、くるみのスタナーを同時に決める。そしてすずにミサイルキックへ。

さらに、すずをコーナー宙づりにセット。すずの顔面の前にイスを置き、ラダーを投げつける。そしてあらかじめ用意していた有刺鉄線をぐるぐる巻きにしたイスをリング中央にセットすると、「カメラの準備をしろー!」。まさかの恥ずかし固めを有刺鉄線イスの上でトライする宮崎だが背中の激痛により足をフックできず。この技を食らいたいすずは自ら足を開脚させる。「何やってるんだー!」とくるみがカット。

今度はすずが反撃。ステープラーで宮崎の左腕に4・24プロミネンス後楽園大会のチラシを打ち込み、同大会のアピールタイム。左腕にチラシが付いている状態の宮崎に、くるみがラリアット。しかしこれには宮崎も倒れずラリアットのお返し。ともに打ち込むがどちらも倒れない。もう一度、ともにロープに走り、くるみのラリアットをかわした宮崎が一発を打ち込んだ。宮崎はコーナーを外しにかかる。これを見たすずは宮崎を羽交い絞めに捕らえたが、くるみのランニングエルボーは寸前でかわし、すずと同士討ちとなる。

その間に机をコーナーの上段へ水平に設置していた宮崎だったが、すずがカットに入ると、机の上での攻防に。そして机の上に乗った状態で宮崎へウラカンラナ。見事に決まったが、机の先にすずの額が当たり、アクシデントからの流血に。

くるみは倒れている宮崎の体の上にラダーを乗せて、トップロープから飛ぶ姿勢に入ったが、背後から狐伯がカット。ここで宮崎は雪崩式ブレンバスターを決めて、くるみはリング中央にセットしてあったラダーへ背中から突っ込む。

机を場外へ移動させると、くるみを寝かせて場外ダイブのセッティング。宮崎はトップロープから場外ダイブを狙うが、すずがそうはさせまいと、リング内へ放り投げる。くるみも蘇生し、リングへ戻るが、宮崎はくるみ&すずへのラリアット。そしてくるみへボディスラムからイスを置いて、トップロープからのムーンサルト。これは宮崎自身にもダメージが残る。カバーに入るもすずがカット。

続けて「行きますか、これ」と宮崎は碁盤を持ち込むと、その盤へめがけてデスバレーを敢行しようとするが、くるみがこらえ、逆にバックドロップで投げられる。さらにラリアットも打ち込まれ、連続して碁盤に倒される。この間に、くるみはイスの山を築くと、その上にインプラント。カバーに入るが狐伯がカット。

今度は宮崎がくるみを持ち上げ、イスの上にデスバレーボム。両者ダウン。先に立ち上がったくるみが宮崎めがけて走りこむが宮崎はショルダースルーで切り返し、ともに場外転落。ここで、すずと狐伯のイスチャンバラとなるが、すずが打ち勝つ。「なんで私がこんな血まみれになってんだよー」と自らに疑問を投げかけながらも、有刺鉄線イスをコーナーの最上段と2段目の間に挟み込んでセット。有刺鉄線イスに狐伯の額を打ち付けようとしたが、これは狐伯が阻止して、逆にすずを背中からぶつける。そしてフェイスバスターから低空ドロップキックでフォール。

キックアウトしたすずは狐伯とのエルボー合戦。すずがカニカニクリップで足をすくうと、ついに狐伯も有刺鉄線イスの餌食に。そしてすずが狐伯の顔面をイスに押し込む。これで狐伯も顔面が真っ赤に染まる。くるみがリング中央にイスをセットすると、すずを座らせた状態で、ダブルでイスでの殴打。

くるみはボディスラム。その間にラダーをセットするすず。すずは最上段へ上るが、逆側から宮崎が上り詰める。最上段での攻防で宮崎が打ち勝つと、ラダーからの雪崩式ブレンバスター。この間に狐伯もラダー最上段へ上がる。そしててっぺんからのミサイルキック。カウント2でくるみがカット。

狐伯はラダーを倒しこむラダーバスター。そしてイスの山を築き上げると、コーナー最上段からのラダープレス。カウント2。すずは逆転のジャーマンを放ったが狐伯は一回転して着地。ならばと再度ジャーマンを決める。狐伯もダブルリストアームサルトで即座に反撃。ダブルダウン。両者立ち上がり、エルボー合戦。すずはハーフネルソンフェイスバスターを決めたが狐伯もキックアウト。

再びイスの山を築いたすずはその上にグランマエストロ・デ・テキーラ。これは宮崎がカウント2.9で間一髪カット。ここでくるみが宮崎をイスで攻撃。場外へ落ちる宮崎。場外に置きっぱなしになっていた机の上に宮崎をセットすると、くるみがトップロープから場外ダイブ。机が真っ二つに割れた。そしてリング上ではすずがイスの上へのジャーマンを決めて狐伯から3カウント。大熱戦にピリオドが打たれた。

試合後、狐伯の髪をつかむすず。手を差し出すと狐伯も握り返す。
「すず、シングルは引き分けだから、今日は負けたけど、シングルはまだ終わってねえから。これから先ずっと、お前を倒すことだけ考えてプロレスするわ」
すずは宮崎とも握手。くるみも宮崎と握手を交わして引き揚げる。狐伯は「21歳、最後の夜、最高にバッキバキに決まりました。自分はまず、もっともっと普通の試合で勝てるように頑張っていきます」と決意表明。
最後は狐伯のシメでエンディングとなった。
「すず、シングルは引き分けだから、今日は負けたけど、シングルはまだ終わってねえから。これから先ずっと、お前を倒すことだけ考えてプロレスするわ」
すずは宮崎とも握手。くるみも宮崎と握手を交わして引き揚げる。狐伯は「21歳、最後の夜、最高にバッキバキに決まりました。自分はまず、もっともっと普通の試合で勝てるように頑張っていきます」と決意表明。
最後は狐伯のシメでエンディングとなった。