2019.10.21

wave10・21記者会見

21日午後3時より、都内・水道橋のニコニコプロレスチャンネルスタジオにてwaveが会見。
11・1新木場よりおこなわれるレジーナ王者次期挑戦者決定トーナメント「NEXT」の組み合わせ抽選と、11・1新木場大会を最後に水波綾がwaveを退団、フリーランスとなることが発表され
た。

まずは桜花由美よりNEXTトーナメント2019の概要が説明。

今年のNEXTトーナメントは11・1新木場で1回戦&2回戦をおこない、12・1新木場で決勝戦を行う。
1回戦は10分1本勝負、2回戦は15分1本勝負で、あらゆる引き分けはキャリアの少ない方の勝利となる。決勝戦は時間無制限1本勝負、優勝者は12・29後楽園大会でレジーナに挑戦することができる。

参戦選手は旧姓・広田さくら、野崎渚、HIRO'e、朱里、優宇、高瀬みゆきの6選手。

旧姓・広田さくらを除く5名が会見に出席し、封筒から番号を引いての抽選を実行。
この結果、トーナメント1回戦はHIRO'evs高瀬、野崎vs広田、トーナメント2回戦はHIRO'eと高瀬の勝者vs朱里、野崎と広田の勝者vs優宇に決定となった。
各選手がそれぞれ意気込みをコメント。

HIRO'e「1回戦の相手が高瀬みゆきということで、以前組んだりもしてましたけど、お互いの道を行くために組むのをやめようということにしたので、しっかり勝って次につなげていきたいと思います(反対ブロックで気になる選手は?)まあ全員ですね。私なら全員に勝てる気がします。(王者は彩羽と宮崎のどちらに挑戦したいか?)彩羽匠ですね。リベンジする、それだけです」

高瀬「正直1回戦からHIRO'eと当たると思いませんでした。しかし、トーナメントのルール的にキャリアが浅い方が有利で、自分が一番キャリアが浅い。勢いだけは誰にも負けず、優勝を狙っていきたいと思います。(反対ブロックは?)私は優宇さんを完全にロックオンしました! アクトレスの後楽園でベルトをしっかりと巻いて、waveのベ
ルトも巻いて2冠王になりたいと思います!(王者は?)彩羽選手です。エースでありヒーローっぽい彩羽選手を倒して、私もエース街道に乗りたいと思います」

朱里「プロレスに復帰してwaveに参戦させていただいてNEXTトーナメント、チャンスがきてると思います。勝って年内最後の大会でベルトを巻いて、いい年越しをしたいと思います(反対ブロックは?)自分はやっぱり野崎ちゃんかなと。やっぱり決勝で闘いたいですね。(王者は?)自分は絶対彩羽選手です。この間に宮崎選手にヒドイ目に合わされたんですよ! 予測不能すぎて、絶対
にやりたくないです…!」

野崎「このトーナメントに対する思いですが、今年Catch the WAVEを勝ってベルト姿を約束すると、自身を鼓舞しながらやってきたんですが、彩羽匠に負けて波女とレジーナを取られました。そこで人生かつてないほどの悔しさを味わって、その後高瀬と優宇に負けてしまって道に迷いつつある中でのNEXTトーナメント。本当に迷ってましたけど、その2人が出るというのと、キャッチの悔しさを払拭するのは今しかないと思って。このトーナメントに懸けてますし、このトーナメントは私のためのトーナメントだと思ってます。1回戦の相手が広田さん。私はいつも毒霧の被害にあったりしてきましたけど、実はシングル初めてなので。ちょっと緊張もあったり異色の相手ですけど、しっかりと勝って年末にはベルト姿を必ずお見せしたいと思います。(反対ブロックは?)決勝で久々の朱里ちゃんと当たりたいと思います。(王者は?)心に残ってる最大の悔しさは彩羽にもらってるので彩羽と当たりたいですけど、最終興行で宮崎さんとwave対決もやりたい。なので、どちらでもいいんですが、私が取るということは絶対です」

優宇「シードをもらいました! 自分はフリーとなって、EVE所属になってもうすぐ1年、それがちょうど11月1日で。自分の選んだ道が間違ってなかったと思えるひとつにしたいので、このトーナメントで優勝して、やったぞというところをお見せしたいと思います。野崎さんとはこの前1度闘わせていただいて自分が勝ったんですけど、広田選手は試合で絡んだことがないので。どっちが上がってくるにしても、違う意味のドキドキがあると思います。ですが私がしっかり勝って、11月1日は決勝でテッペンに立ちたいと思います。(反対ブロックは?)自分はキャリアが浅くて有利と言っていた高瀬選手は意識しますね。女版・松岡修造みたいな人ですし、負けたくないですね! (王者は?)彩羽選手とはまだ
やったことがないので、闘ってみたいという気持ちがあります」

▼事故渋滞の為会見を欠席した旧姓・広田さくらのコメント
「一回戦で対戦する野崎とは初のシングルマッチ!
いつも私と宮崎さんとの試合の途中に出てきては、勝手に高田純次やったり、気づいたらいつも緑になってたりして邪魔をしてくる野崎!いつか叩きのめさないといけない相手だと思ってたよ!トーナメント第一回戦、無色で終われると思うなよ!!」


続いて、水波綾が11・1新木場大会を最後にwaveを退団、フリーランスへの転向が発表された。

桜花「先月の9月中旬に水波の方から退団の申し出があり、会社はそれを承諾し、11月1日のwave大会を最後に退団となります。その最後の相手は、わたくし桜花由美が対戦したいと思っております」

水波「本日はお時間をいただきありがとうございます。わたくし水波綾は約7年間お世話になりましたプロレスリングwaveを退団致します。まずは急にこのような発表となってしまい、プロレスリングwaveを応援してくださっているファンの皆様、申し訳ございません。退団に至った経緯ですが、これまでプロレスリングwaveではたくさんのことを学んで、たくさん成長させていただいて、そしてプロレスラーとして守っていただきました。その中で、自分自身がもっと大きくなりたいという思いですとか、自分の力を試していきたいという気持ちが生まれまして、今回の退団という経緯に至りました。決してwaveにいたら大きくなれないとかそういうことではなく、団体に所属していて自分自身が守られていることに安心感だったり、甘えが出ていたなとすごく思いまして。なので、自分自身厳しい場所に身を置いて勝負をしたいなと思いました。プロレスラーとして今後はwaveで学んできたことと感謝の思いを胸に、これからも水波綾としてのプロレスを全うしていきたいと思います」

水波「(今後の活動については?)退団してやりたいこと、目標、夢とかはありますが、まずはフリーとなって。今後についてやりたいことはいっぱいあるんですけど、今明確に言えることはないので。そういったことができるようにやっていきたいと思っていて。今後に関してはこれからの自分を見ていただければなと思います。(決定しているスケジュールは?)特にないです。どこか団体に所属するとかではなく、本当にフリーで自分の力を試したいという思いで退団しますので。今後はより行動で示していかなければいけないなと思いますので」

桜花「(水波への思いは?)正直寂しいですし、水波綾というアニキがいなくなってしまうのは団体としても本当に痛いですけど、退団したいという強い意志がありましたので、ちゃんとその意志は受け取って承諾して、水波の人生をまっとうしてもらうために送り出したいなと。(最終戦はどのような試合を?)アニキには7年間waveを支えてもらったという思いを、最後に全部ぶつけたいと思います」

水波「(waveで一番印象に残っていることは?)みんなで沖縄興行に行って、そこで食事をする機会がありまして、店中のお酒を全部飲みきったという伝説が私の中では一生忘れられない伝説になっています(笑)。リング内では、本当に『明るく激しく楽しく』というのがプロレスリングwaveのひとつのカラーだと思いますし、自分自身が楽しむということをwaveで一番最初に教えてもらったので。それが今の水波という選手を形作るきっかけとなった。それに触れることができたのはとても大きいなと思っております」

桜花「11月1日の新木場大会が水波の所属最後の試合となってしまいますが、みんなで笑顔で送り出して、私は水波の顔にビッグブーツで思い出の跡をつけたいと思っています! ぜひ会場に来て応援していただけ
ればと思います」