2026.08.15

『wave20th-1〜桜花由美25周年艶撃 XXV – Lethal Elegance –』

日時
8月15日 土曜日
観衆
587人
場所
後楽園ホール
・挨拶
 試合前、25周年を迎えた桜花由美が挨拶。
「みなさんこんにちわ。wave後楽園ホール大会にご来場いただきありがとうございます。
わたくし、8月19日でデビュー25周年を迎えます。25年間、紆余曲折、いろんなことがありました。25年前に、狐伯が生まれました。私のデビューと同じくらいの時に生まれてい
ます。本日、大家健さんと『おうか』をかけて戦います。最前列の方、パンフレットの中にこれ(応援タオル)が入っていると思います。これを持って、隣の方の迷惑にならないように掲げて、『頑張れ』って応援してください。応援は『おうか』ではなく、『由美』、
もしくは『健』でお願いします。そうじゃないと、どっちを応援してるかわからないから。
じゃあ、練習してもらおうかな。(『由美―』の声)。声が小さいなあ。もう一回。(大きな『由美―!』の声)いいねえー、意外といいねえ。今日は私の試合は『由美』でお願いします。間違っても『健』を応援すんじゃねえぞ。見つけたらぶっ飛ばすからな。本日、タイトルマッチが3本あります。へへへ対ぱぱぱの対抗戦もあります。本日は目白押しとなっております。なのでみなさん、応援よろしくお願いします」
 こうしてwave後楽園ホール大会の幕が開けた。
1、PRIDEwave~へとぱの遺恨勃発!(30分間勝負)
<へへへ平成ガラケー☆カーニバル>狐伯&花園桃花&さいとう&夏すみれ(4-4)関口翔&ウナギ・サヤカ&ノア・ヒカリ&神姫楽ミサ<ぱぱぱ令和パーティー>
※同点により引き分け

 waveにとって旗揚げ19周年記念にもなる同大会のオープニングはへへへ平成ガラケー☆カーニバルとウナギ・サヤカ自主興行でおなじみのユニット・ぱぱぱ令和パーティーによるユニット対決が組まれた。時間は30分間勝負。
まずは一人づつ選手が入場。その後、5分おきに次の選手が入場する。そして30分間、戦い抜いてのフォール・ギブアップの合計で勝敗が決する。また、5ポイント差が付いた時点でコールド負けとなる。各選手の登場順は入場時のテーマ曲によって判明する。以上が主なルールとなる。
まずは先陣を切ってウナギ、狐伯がそれぞれ入場し、両者による対戦からスタートとなった。
 「ウラジャ」「ウナギ」コールが二分するなか、ウナギは手四つ勝負を申し込むが、狐伯はリーチの差で届かない。ならばと、狐伯は思い切り、張り飛ばす。狐伯が髪を掴むと、ウナギはカウンターキックで切り返す。狐伯が足をすくい、低空DDTからロケットキック。顔面ウォッシュと畳みかける。いっぽうのウナギもフェースクラッシャー、ギロチンドロップでやり返す。2カウント。
続けて、「ゴムパッチン行くぞー!」と狐伯をエプロンに立たせて自らは南側客席の中に紛れ込む。「3、2…」と数えるも、狐伯が手を離し、逆パッチン。
 ウナギがリングへ戻ったところで、狐伯が串刺しドロップキック。旋回式ボディスラムを決めたところで5分経過。
リングイン…するかと思えば、ともに足を引っ張り合う。気がつけば二人の姿が見えなくなる。ウナギはめげずに、「ゴムパッチン行くぞー!」と今度は狐伯を連れて、南側中段の通路へ。
 距離を取ったところで、再び狐伯が手を離して逆パッチン。狐伯がウナギをリングへ引き戻す間に、控室から花園と関口が乱闘しながら戻ってくる。しかし、リングには向かわず、そのまま通路を通って、南側客席の方向へ。
リング内ではウナギが狐伯を捕らえて至近距離によるゴムパッチン。気がつくと、関口と花園が南側客席の中段に姿を見せて乱闘を継続。リングはウナギがキャメルクラッチ。ようやく、関口と花園もリングへ戻る。
ウナギ、狐伯がそれぞれ関口、花園へタッチ。花園は「騎馬戦やるぞー!」と早くも提案。狐伯を肩車して、歩み始める。ウナギと関口は呼吸が合わず、肩車が作れない。狐伯が二人の前に立つとダブルチョップをそれぞれの背中に見舞う。ウナギと関口が座り込む。ここで花園が指示して、ダブルの低空ドロップキックをそれぞれ放とうとするも、ランニングの際に互いの体がぶつかり合い、到達できず。
ギクシャクする間に5分が経過し、3人目として、神楽姫とさいとうが入場。神楽姫とさいとうがタックル合戦を挑むも互角。神楽姫が「シュッシュッ!」と地を蹴ると、さいとうも見よう見まねで逆シュッシュ。互いにタックルでぶつかり合うと、神楽姫が打ち勝つ。今度はさいとうが「シュッシュッ」ポーズ。地を蹴ってタックルでぶつかると打ち勝った。
ここで、さいとうが騎馬戦対決をアピール。両軍、騎馬を作り合う。上に乗るのはウナギとさいとう。ウナギが騎馬の上から、さいとうへゴムパッチンを命中させる。さいとうの騎馬が崩れ、ぱぱぱ軍は「ぱぱぱ!ぱぱぱ!」と、ぱぱぱ三拍子でアピール。今度はキャメルクラッチが数珠つなぎ状態となり、誰が味方か相手かわからなくなる。気が付けば花園がさいとうを逆エビ固めに決めてしまい、周りから突っ込みが入る。
今度はブレーンバスター合戦となり、それぞれのユニットが並んで投げようとするが、ぱぱぱ軍が投げ勝つ。
今度は首四の字固めの数珠つなぎ状態へ。最後に残った狐伯が逆エビで全員をひっくり返して絞り上げる。ここで4人目として、ノアと夏が登場。ノアはこれがwave初登場。二人が入場する間に狐伯と関口が丸め込みあって、ともに3カウントが入り、スコアが1対1となる。
関口はカケストラルで狐伯から3連続フォール。4対1でぱぱぱ軍がへへへ軍に3ポイントの差をつける。ここで、狐伯が捕まりそうになるが、ブーメラン式ドロップキック、ブーメランアタックで切り抜ける。ぱぱぱ軍が場外へ転落すると、すかさず場外プランチャを決めた。
 リングへ戻った狐伯が神楽姫へミサイルキック。ブレーンバスターから待ち構えていた花園がダイビングフットスタンプ。さらに狐伯がカエルプレスを決めて3カウント。これで1本返し、スコアはへへへ軍が2対4で2ポイント差に詰め寄る。
狐伯と花園が肩車をしようとするも息が合わず。ここでノアが狐伯に低空ドロップキックを連発。さらに旋回式卍固めに決めると、ほかのぱぱぱ3選手も締め技を決める。
 ノアが狐伯へエルボーを連打、狐伯は重いエルボーからロケットニーで倍返し。続いて夏がリングイン。ノアへ「てめえ、見ねえ顔だな。いつからwaveはこんなどこの馬の骨かわからん奴が上がるようになったんだ。オマエにwaveの厳しさ教えてやるわー!」と宣言。厳しさを教えるべく突進したが、簡単にドロップキックを浴びる。しかし、蹴りに来たノアの足を夏がキャッチすると、股間へ蹴りを見舞う。もう一度、「waveの味を教えてやるよ」とアピールし、リング中央でダンスを繰り出し、コーナーでバウンドを利かせる。ブロンコバスターでの儀式を終え、ノアめがけて突進するも、ぱぱぱ軍に集中攻撃を浴びる。花園が割って入り、「夏をやるなら私をやれ、全員で騎馬戦で勝負だー!」と再び騎馬戦を申し込む。
ウナギが「騎馬戦ってそんな何回もやるやつ?」と疑問を呈すも、騎馬を両軍作ることに。上に乗るのは夏とノア。
しかし、夏は大股開きの状態で担がれる。夏は大股のまま攻撃に出る。まずは騎馬を作っていたウナギと神楽姫がこれを見て悶絶する。取り残されたヒカリも逃げ惑うが、コーナーに追い詰められる。こここで夏が串刺し股間攻撃を決める。思わず悶絶するノア。
 ここでさいとう、ウナギにそれぞれスイッチ。さいとうがボディプレスを狙ったが自爆。ウナギがランニングキック。さいとうがワキ固め。関口がカットに出るが、これで余計に腕が決まってしまい、たまらずウナギがギブアップ。これでへへへ軍が1本取り返し、3対4と1ポイント差となる。
25分経過。関口と花園によるエビ固め合戦となり、何度もカウント2によるラリーが続く。石黒レフェリーへの「あつし」コールの中、何度も何度もマットを叩く。ラリーがさらに続いた後、ようやく両者キックアウトすると、レフェリーに拍手が沸き起こる。
 シビレを切らした花園が関口へクラッカー爆弾を命中させて丸め込むと、あっさり3カウント。これで4対4のイーブンとなり、ついにへへへ軍が追いつく。ウナギと狐伯がエルボー合戦。狐伯をコーナーへ振ると、ぱぱぱ軍がトレイン攻撃。「ぱぱぱー!」という号令とともに4方向から攻撃を決める。8人が入り乱れる中、神楽姫が狐伯へ串刺しタックルも、狐伯がロケットキックで返す。
ウナギが狐伯へスライディングDも2カウント。残り1分。またも8人が入り乱れる。再び神楽姫がシュッシュダンスも狐伯がドロップキックで未遂に終わらせる。すかさず、ウナギが狐伯へスライディングDを放つもカウント2。またも8人が入り乱れる大混乱の中、30分が経過し、ゴングが乱打された。この結果、4対4でドローとなった。
ウナギ「30分やったなあ、まずうちらに拍手してください。へへへ平成がらけー☆カーニバル、オマエらもまだまだだけど、ちょっとはやるようだな。今日はそんなことよりも一つ言いたいことがある。おい、GAMI!」
GAMI「ちょっと待て、GAMIさん、な」ウナギ「おい、GAMI!」
GAMI「ちょっと待て、GAMIさん、な」ウナギ「おい、GAMI!」
GAMI「ちょっと待て、GAMIさん、な」ウナギ「おい、GAMI…さん。オマエなあ、いつだって、大会発表するのも、カードを決めるのもあまりにも遅すぎる。いつも翔だってなあ、次、自分がwaveに出るかどうかもわからないんだぞ。ありかそんなこと。だから、ここで名プレーヤーのウナギさんが素晴らしいカードを提案したいと思う。このプロレスに復帰したばかりのノア・ヒカリ、まあ、客呼ぶよ。(ノアに)7番勝負やらせろー!」 
GAMI「関口翔(の話じゃ)じゃなかったの?」ウナギ「かけちゃんはあくまでもこの団体が杜撰だという前置きね」
GAMI「杜撰じゃないの。ギリギリなところを攻めたいの」ウナギ「なるほど。まあでも、ノアちゃんもまあまあギリギリの選手ではある。ギリギリ通り越して、一回返ってこようとしている。ある意味、waveにピッタリだ」
GAMI「まあまあ、いわくつきの団体なので(観客・笑)。7番勝負、あんまり好きじゃないねんな。3番勝負にせえへん?」
ウナギ「ぶっちゃけ、多ければ多いほど、呼ぶよ、(観客に)みんな来るよね、ノアちゃんがシングル7回やると(観客拍手)」
GAMI「ではwave流の7番勝負でいいってことですか?」
ウナギ「ちょっとそれやばいかもしれない」
GAMI「言い出したのそっちやし。waveに『7番勝負お願いします』って来たんでしょう」
ウナギ「例えば?」
GAMI「Yシャツとか着れます?」
ノア「初めまして、ノア・ヒカリです。なんでもやります!」
GAMI「おっけー! じゃあ7番勝負、やりましょう。北海道とか行きたい?」
ノア「北海道出身なので、よろしくお願いします」
GAMI「北海道出身やの? マジで? じゃあ北海道行きましょう。オマエら、さんざんなこと言うといて、よう言うな。杜撰な団体とか。次の8月26日はリアル旗揚げ記念日なんですよ、そこでYシャツマッチお願いします」

 このやり取りにより、ノア・ヒカリのwave流7番勝負、そしてYシャツマッチ出場が決まった。
2、咲蘭5th anniversary wave~原点回帰~(30分1本勝負)
◯ラム会長(8分15秒、片エビ固め)咲蘭●
※レインメーカー


 咲蘭にとってデビュー戦の相手であるラム会長とのシングルマッチ。5周年の節目として、申し分のない対戦相手となった。
 前大会で「上に行くため」と、シュッポッポから卒業した咲蘭は、ニューテーマに乗って登場。コーナーに上がり、ポージングを決める新たな登場シーンを見せた。
咲蘭からラム会長へ握手を求めて試合開始。ラム会長のエア手裏剣による威嚇に対して、咲蘭は両手を捕らえて、フットスタンプで踏みつける。さらにエプロンへ両手を移動させると、ヒップドロップで体重を乗せる。ラム会長はストンピングを連打。
チョークから、マウントパンチ。コーナーへ振るも、咲蘭がブーメランアタックで切り返す。続けて、スクールボーイ、首固め、逆さ押さえ込みと丸め込みを連発したが、いずれも2カウント。ラム会長はフェースバスターでお返し。2カウント。
エルボー合戦へ突入。咲蘭がかわず落としから、グラウンド卍固めへ移行。ロープブレイクとなると、619を決める。ラム会長もトーホールドで切り返すと、619をお返しする。
ラム会長は逆エビ固めから、ダイビングボディアタックと続けたが2カウント。咲蘭がダブルリストアームソルト。
ダイビングフットスタンプを投下したが自爆。ラム会長がコードブレーカーからレインメーカーで貫禄勝ちを収めた。
3,POP選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者>光芽ミリア(11分11秒、ジャーマンスープレックスホールド)炎華<王者>
※第33代王者の7度目の防衛戦。


小波女に輝いたミリアがその特典として、POP王座の挑戦権を獲得。ミリアはデビュー以来、このベルトへの挑戦を目標にしてきた。そして、炎華のことはつねに意識している。
炎華はミリアのことを「尊敬している」と、互いを認め合う間柄。炎華にとっては、これが7度目の防衛戦となる。ミリアのセコンドには欠場中の世志琥を除くシードリングの全選手が付いた。
ミリアが先制のドロップキック、炎華もドロップキックでお返し。側転エルボーは自爆。ミリアがローキックを連打。炎華が場外へエスケープすると、ミリアが追撃し、エプロンからミドルキックを放つ。
戦場を場外へ移し、炎華がマットの上へボディスラム。さらに鉄柱攻撃。両者がリングへ生還すると、炎華がエルボーから背後への低空ドロップキック。
今度は側転エルボーを成功させ、フェースクラッシャー。続いてエルボー合戦。ミリアはDDTからローキックを連打。2カウント。さらにカウンターキックからストンピング、ミサイルキックと繋げたが、2カウント。
5分経過。炎華が追走ドロップキック。ブーメランアタックから低空ドロップキック。ミリアが場外へエスケープ。
すかさず炎華がプランチャで飛ぶ。リングへ戻ったミリアめがけてミサイルキック2連発。ミリアもエルボーで返す。炎華がストンピング。ミリアが立ち上がり、エルボー。
炎華がエルボーを連打で打ち下ろす。ミリアがミドルキックを2連発。ダブルダウン。両者に拍手が飛ぶ。ミリアが再びドロップキックから魔神風車固め。2カウント。
炎華がタイムマシンを乗っての体勢へ行こうとするも、ミリアが丸め込む。2カウント。
スピンキック、二段蹴り、ソバットと蹴りのバリエーションを次々と披露も2カウント。
さらにジャーマンを決めたが2カウント。炎華もショルダースルーで流れを断ち切ると、ジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んだが2カウント。
ミリアは二段蹴り。そして2度目のジャーマンに行くかと思われたが、そのままクラッチを離さず、自らもう一回転してのローリング式ジャーマンを決めると、ついに3カウント!
ミリアがデビュー以来、目標としていたPOP王者に輝いた。二上会長がベルトを巻いている際、ミリアは泣き顔となっていた。場内が「ミリア」コールに包まれるなか、中島と南月たいようもリングに上がり祝福。師匠二人とともに記念撮影に収まった。
・バックステージ
ミリア すごいうれしいですけど、デビューした時からずっとこのベルトを巻きたいと思ってきてやっと取れたことがすごくうれしいです。でも、ここからだと思うので、炎華さんから取ったってことは、これまでベルトの勝ちを上げ続けてきた炎華さんの気持ちも背負って、歴代王者を超えられるようなプロレスラーにこれからなっていきたいと思います。
ーーフィニッシュの技は?
ミリア ローリングジャーマンという初公開の技だったんですけど、炎華さんと何回も戦ってきてジャーマン一つじゃ勝てないなと思ってこの日のためにずっと練習してきた技です。だからこの技で取れたことはすごく大きいです。
――シードリングのみんながセコンドに付いたことについては?
ミリア すごく力になりました。南月さんや中島さんがセコンドに付いてくださったことも、穂ノ利さんや後輩がセコンドに付いてくれたこともすごく力になりました。シードリングは若手の団体なんですけど、このベルトを賭けて戦う日が来るのかなと思うとすごくワクワクしますし、私はこれから、まだまだやりたい相手がいっぱいいるので、やりたい相手とみんなやってこのベルトの期限いっぱいまで私はチャンピオンでい続けたいと思います!
4, DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
《王者組》網倉理奈&櫻井裕子vsSAKI&尾﨑妹加《挑戦者組》vs小林香萌&ZONES 《挑戦者組》
※第44代王者の3度目の防衛戦。王者組から勝利した場合のみベルトが移動する。


 王者組に挑戦するのは、SAKI&妹加とオッソとサクラ(小林&ZONES)。オッソとサクラは挑戦を表明、王者組はSAKI&妹加を挑戦者として指名したため、異例のタッグ式3WAYにより防衛戦が行われることとなった。ちなみに挑戦者組はいずれも、王者組から取った場合のみ移動となる特殊ルールが採用された。
先発は櫻井、ZONES、妹加。手四つ合戦から小林も飛び出す。ZONESと小林が向かい合って吠え合い、気合を込める。そして、ZONESが櫻井をタックル。続けて小林も飛び出し、妹加にはダブルタックル。
今度は櫻井をロープに飛ばすと、二人とも背中を向け、ダブル背筋アタック。エルボードロップを連続投下。そして二人の腕をクロスさせて、クロスエルボーを落とす。網倉が背後から小林とZONESにチョップを連発し救出に入る。
さらに二人を鉢合わせして動きを止めると、網倉がタックル、櫻井がビッグブーツで小林、ZONESに対抗。ここで妹加が飛び出し、櫻井にタックルからカンパーナ。SAKIも網倉へカンパーナの競演。櫻井が妹加へドラゴンスリーパーで反撃。さらにランニングブーツ、ファイナルカット、2カウント。
続く、網倉と妹加がタックル合戦。互角の打ち合いが続く。妹加が追走ラリアット。網倉も追走タックルで返す。網倉はZONESにダブルチョップ。ZONESもチョップから持ち上げると、ブロックバスターで後方に落とす。さらに妹加をボディスラムで網倉の上に乗せる。その上にエルボーを投下。2カウント。
小林が網倉、妹加へセントーンのラッシュ。しかしロープを往復して二人めがけてののセントーンは自爆。
網倉、妹加がそれぞれ小林にセントーンを投下してお返しする。
 妹加が網倉へタックル。SAKIもビッグブーツで援護。網倉がSAKIへ追走タックル、SAKIがブレーンバスター。
SAKIが網倉の前に仁王立ち。網倉が必死に立ち上がってエルボーを打ち込むも、SAKIに打ち返される。網倉がチョップ。SAKIがビッグブーツ。再び網倉がチョップ、SAKIがビッグブーツを放つ。
この打ち合いが続いた後、SAKIが延髄蹴り。さらにビッグブーツを放つ。倒れる網倉へストンピングを連打。さらにエルボーを打ち込む。
このチャンスにSAKIが突進すると、網倉がパワースラムで返す。今度は網倉が突進するも、妹加がカットに入る。
SAKI&妹加はダブルタックルからSAKIのニー&妹加のセントーン。続いて、SAKIがみちドラ2。カウント2。今度はコーナー最上段へ。網倉が「SAKIー!」と叫びながら迎撃に出る。その動きを見て、小林がカットに入る。
小林は二人まとめての投げっぱなしパワーボム。今度は網倉が小林にサイドスープレックス。そして、SAKI、小林二人まとめてキャノンボールを下。SAKIへダイビングセントーンも2カウントで妹加がカットに入る。妹加が網倉を抱え上げてコーナーへ上ろうとするも、櫻井がカット。
小林が網倉へダイビングボディアタック、ZONESもラリアットで追撃。小林も網倉へラリアット。網倉はサムソンクラッチで小林を丸め込んだが、ZONESがラリアットでカット。そのまま小林が丸め込み返すと、3カウントが入った。
 この結果により、王者組から3カウントを取った小林&ZONESが新王者として認定された。
二上会長が認定証を授与するも、オッソとサクラは興奮状態で、圧をかける。客席から「ハウス!」の声が飛ぶ。
二上会長の「はく奪するよ」の声でようやくおとなしくなる。

 王者組が喜びのマイク。
小林「ZONES、やったなー」
ZONES「おおー!」
小林「2017年にwave離れて約9年、2度目タッグのベルト。オッソとサクラでまた巻くことができました。ありがとうございます。ベルト巻いたからには防衛戦重ねていきたいな―。まずは直近の大会、8月26日、そこで防衛戦やらせていただけませんか。wave周年の記念大会、リアル旗揚げ戦で防衛戦お願いします!」
二上会長「いいよ、いいけど、その日、全試合Yシャツマッチです(観客拍手)。全部。あなたたち、Yシャツを着て、防衛戦してください」
 
夏「全試合、Yシャツマッチ? Yシャツマッチと言えば、あたしだろー! Yシャツマッチでタイトルマッチ、チーム・ナツバーで挑戦させろ、オマエらの自慢の筋肉、Yシャツで隠れてしまったら、何の意味もねえ。Yシャツ着たらオマエらだってなあ、ただの毛モジャモジャ軍団だよ。その日、wave旗揚げ記念日、生え抜き1号として挑戦させてください」

小林「おい、同期。ここまで言われて、Yシャツ着てタイトルマッチ? 受けねえわけねえだろ。やってやるよ!」
二上会長「やってちょうだい」
 小林&ZONES、吠えまくりの状態で、ベルトを掲げて控室へと消えた。
・バックステージ
小林「マッスルー!」
ZONES「マッスルー!!」
小林&ZONES「オイ!オイ!オイ!オイ!オイ!」
小林「どうよ」
ZONES「1.5キロくらいあるね」
小林「ちょうどいいよね、効くよこれ(筋トレを始める)。いいベルトいただきましたよ」
 ーー小林選手はリング上でも言われてましたが、2度目の戴冠でしたね。
小林「そう、あの時思い出しましたけどね、10年くらい前に長浜(浩江)と巻いたんですよ。帰ってきてくれた―!」
ZONES「イエーイ!」
小林「ありがとう、オッソ!」
ZONES「ありがとう、サクラ!」 
 ーー次の対戦相手はチーム・ナツバーに決まりました。
小林「そう、強敵よー。Yシャツマッチだって。オッソ一回経験あるんだよね、アナタに指南あおぐわー」
ZONES「もちろんです。夏すみれのYシャツに歯型を付けて破いてやりますよ。アイツなめたこと言ってたからな、
うちらの筋肉はなあ、Yシャツでは隠れねえんだよ」
ZONES「もちろん、うち破ってやりますよ」
小林「パオー!!!」
ZONES「マッスルー!!!」
5,Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
《王者》青木いつ希vs (第17代波女)梅咲遥《挑戦者》
※第24代王者の3度目の防衛戦

 梅咲が波女となったことで、Reginaへの挑戦権を獲得。梅咲は現在、WWWDシングル王者でもあるが、本人が言う通り、「waveの絶対センター」となる日が来るのか?
梅咲が「お願いしまーす!」と握手を求めると、青木は「よろしくお願いしますー!」と絶叫シャウトで返す。
「青木」「遥」コールが交差。ロックアップから青木がヘッドロックを執ように決める。梅咲はグラウンドで回避。
再び力比べから青木がヘッドロック。梅咲が取り返すも、青木が再び主導権を握る。梅咲がドロップキック。ブレーンバスター。2カウント。
青木が突進してのタックル。そして「よくもやってくれたな」と、髪を掴み、「痛かったぞ」とねじりまくってヘアホイップ。コーナーの水を「水うめー」と飲んでから、串刺し低空ドロップキック。梅咲は立ち上がりながらエルボーで反撃するも、青木が重い一発を打ち返す。
青木がボディスラムからボディプレス。「おい、波女」と挑発しながらのエルボー。梅咲が連打で打ち返す。
青木は串刺しエルボーから新幹線アタックを狙ったが自爆。
梅咲はエルボーからコルバタ、ドロップキック、ミサイルキックとつなげる。再びエルボー合戦。青木がリストロックでエルボー返し。さらに串刺しラリアット。
そして、今度こそ新幹線アタックを成功させると、セカンドロープからのボディプレス、2カウント。
青木は再度、コーナーへ上がると、梅咲が立ち上がり迎撃。雪崩式ブレーンバスターで投げる。今度は梅咲がコーナーへ上がるも、青木も起き上がり、エルボーで動きを止める。コーナー上でのヘッドバットから雪崩式ブロックバスター。ニードロップ。2カウント
しかし、ボディプレスを梅咲は剣山でかわすと、ヒザを付いた状態でエルボーの打ち合い。梅咲がエルボーを乱打、そしてマウントパンチに持ち込む。青木がラリアットで反撃。
梅咲が追走ドロップキック。青木は追走ラリアット。青木の突進にはエルボーをヒットさせ、キューティースペシャルは2カウント。そして、梅スプラッシュも2カウント。
15分経過。梅咲はジャーマンで勝負をかけたが2カウント。ブラストの体勢も青木がこらえ、逆に投げっぱなしジャーマン。梅咲がカサドーラ、2カウント。青木がラリアット。エアレイドクラッシュもカウント2。
ダイビングボディプレスも2。ここでジャパニーズオーシャンドロップでフィニッシュを狙ったが、梅咲は腰を落とす。ならばとエアレイドクラッシュに転換したが、梅咲は回転エビで切り返すも2。さらにマヒストラルも2カウント。青木のラ
リアットは2。ジャパニーズオーシャンドロップ狙いは逆さ押さえ込みで切り返す。2カウント。梅咲が再度、マヒストラルをスピンさせると、ついに3カウントが入った! 梅咲が波女に次いで、Reginaを手中に収めた。
二上会長がベルトを授与。ここで梅咲がマイクを握る。

「Regina取りましたよー。前Reginaさん、青木さん。青木さんとはCATCHでしかシングルしたことなくて、今日は青木さんが王者で、自分がチャレンジャーだったので、次は自分が王者で、青木さんがチャレンジャーとして、またシングルやらせてください。ありがとうございました」

 青木が握手の手を噛み、「すぐ取ってやるよ、バーカ!」と言い残して控室へ。

「(手を見て)ちょっと最悪なんですけど。波女も取って、Reginaとを取ってということは、梅咲遥がwaveの絶対センターということでいいですよね、みなさん(場内拍手)。みなさんのおかげです! 100万円を取って、ベルトも取ったところなんですけど、このベルトを取ったらどうしても賭けてやりたい選手がいるんですよ。花園桃花! CATCHでずっと花園桃花に負けてるんですよ。悔しいんで、ぜひベルトを賭けさせていただいて、シングルやらせていただきたいんですけど、どうですか?」
 花園がリングサイドに現れ返答する。
花園「今のところ、私がちょちょたんに勝った確率は100%」
梅咲「それを克服するためにやりたいって言ってるんですよ」
花園「ちょちょたんは私には弱い。それでもやりたいの? 私とやったら絶対勝つからいいよ。答えは決まってますよね…、断る!」
梅咲「ええええー。やろうっていう雰囲気じゃないですか」
花園「そんなんベルト賭けてやるほどじゃないやん。まあ、これからのちょちょたんのラブコールで考えてみないこともないから、今日は断る。これから天山さんの引退試合を(両国へ)見に行かなきゃいけないし(と言い残し控室へ)」
梅咲「でも、花園さんを全力で追いかけますので、引き続きよろしくお願いします」
・バックステージ
梅咲「青木さん強かったー! 青木さんはいろんな団体に出て、スターダムのリーグ戦でもめちゃくちゃ大活躍しているじゃないですか。そのぶん、経験値の差は試合でもすごく感じたんですけど、どうにか僅差で勝つことができて。waveの夏、自分が取ったんじゃないですか、全部。波女も取って、Reginaも取ったんで。これから2026年も下半期になるので、waveもディアナも、両方盛り上げていけたらいいなと思っております。で、CATCHでずっと花園さんとシングル、絶対に負けるんですね。これをどうにかして覆したいと思って、ずーっと思ってて、Regina取ったら花園さんとシングルやりたいって思ってて。それで伝えたんですけどまさかの反応でしたね。でも花園さんにとって、みなさんそうだと思うんですけど、自分が2勝している相手なんて興味ないじゃないですか。自分が勝つの当たり前なんで。そこを振り向かせてられない自分の実力だと思うんで、しっかり花園さんからYESを言わせるように動いていきたいなと思っております」
5,桜花由美25th anniversary waveー同期のさくらー〜敗者名前剥奪マッチ〜(30分1本勝負)
桜花由美vs大家
※おうかコントラおおかとなり、負けたら『由美』or『健』になる。


 敗れたほうが改名となる敗者名前剥奪マッチ。敗れたほうが「由美」または「健」となる。桜花由美にとっては、25年間使い続けてきたその名前を死守するために、絶対に勝たなければいけない試合。いっぽうの大家健にとっても、同期である存在。
同じく25周年を迎えた大家にとっても、ずっと名乗ってきた名前を捨てるわけにはないかない。しかも、あらゆる引き分けは両者剥奪となる。桜花はガウン、コスともに新コスで登場。25周年という大事な節目をなんとしても勝利で終えたい。
いっぽう、大家健の入場時には観客が「健」コールで迎え入れる。
 試合開始。まずは「由美」コールが支配する。今度は「健」コールが起こり、両者のコールが場内を交差する。
まずは健がタックルで打ち勝つ。これに対して、由美は髪を掴む。レフェリーが「由美、反則しない」と注意。健はコーナーに追いこみ、ナックルを連打。
「大家の名前を捨てるわけにはいじゃないんだよ」と叫ぶと、由美も「私だってなああ、桜花由美の名前で25年やってきたんだよ」と、串刺しブーツから「プロレス界には、桜花は一人でいい」とランニングブーツ。
「よっしゃ上げるぞー」と健を捕まえてぶら下がり式ブラディーEX。さらにwaveでの創成期から使用してきたサンマドロップを急降下させる。
今度は大向美智子直伝のクルスフィックスから羽根織り固めへ移行。続いて、ザ・ブラディー直伝である相手の背中に乗っかり、ニーを落として、体重をかける。一つひとつの技に25年の歴史が詰まっている。
そしてランニングキック。「オーッ!」からのビッグブーツ。今度はエルボー合戦。
「私は桜花由美だー!」と叫びながらのとエルボー。健の立ち上がりざまにビッグブーツ5連発。ブレーンバスターを狙うが、逆に投げられる。
健が由美を抱え上げてのみちドラⅡは2カウント。「由美」コールが起きる中、健は串刺しエルボーからブロックバスター。
 突進には桜花がビッグブーツで返す。そしてネックハンギングボム。2カウント。
健がスピアー。2カウント。
 由美はカポエイラキック、突き上げ式キック、カカト落としと蹴りのバリエーションで攻めていく。もう一度、カカト落とし。これを健はギリギリ2で上げる。
 由美はここでビッグブーツで勝負をかけたが、うまく健が丸め込まむと、これで3カウントが入ってしまった。ついに桜花由美の「桜花」を捨てる瞬間がやってきてしまった。
まずは二上会長がマイク。「20数年前、ケンコントラケンを見て、これをずっとやりたかったんです。夢がかないました。由美ちゃん、一応、一生、由美というのも何なんで、くじ引きで引いてもらいます。それで期限を決めます。(くじの内容は)25時間、25日間、2、5か月、2年5か月、引退まで。引退を引かなければいいんですよ。くじは大家健さんに引いてもらいます」
 由美の命運は大家健が握ることとなってしまった。
由美「25時間か、25日間。それ以外引いたらオマエ、マジでぶっ殺すからな!」
 由美のドスの利いた声が響き渡る。健はその迫力に圧倒されたのか、すぐにくじを引くと、その中身は「2、5か月」。よって、2、5か月の間、由美として、試合をすることとなった。
由美「11月? それまで私は由美なんですけど。(「大丈夫!」の声)大丈夫じゃねえよ。マジかよ、大家健、ぶっ殺す! 25時間か25日なら、『ありがとー』ってなってたんだよ。
(大家は『こわいよ~』と控室へ退散)私が2、5カ月、由美ならカタカナの『ガミ』になれよ。それか、ひらがなで『がみ』かよろしく」
二上会長「(無視して)来月も後楽園なんですよ。それで、由美のカード決めてきました。エリザベスやりましょう。大物、ビッグネームブッキングできたんで」
由美「40以上、みんなビッグネームだよ」
二上会長「尾崎魔弓!(由美&観客が驚きの声を挙げる)」
由美「えええ、出たいって?」
二上会長「いや、渋々。でも、大丈夫。もうすぐ60だから(勝てる)。それに、もうひと枠あるから」
由美「私が決めていい?」
ここに突然ウナギが入ってくる。
由美「オマエなんだよ」
ウナギ「私、9月2日で40になりまーす!」
(由美&観客、『えええーー』と驚きの声)
ウナギ「おい、桜花!(観客が『由美』とツッコミ)由美?」
由美「由美ちゃんって呼んで」
ウナギ「由美ちゃん、辛気臭いこのベルト、ぴちぴちの40歳の私が巻いてやろうじゃんか。オマエの持ってるベルト私が査定してやるよ。由美ちゃん」
由美「何だい、さやかちゃん。私が査定してやるよ。由美ちゃん、サヤカちゃん、魔弓ちゃんでやってやるよ」
 ウナギが引き揚げる。
由美「由美ちゃん…。なんかテンション下がっちゃってさあ。みなさん、私のテンション上げて(大『由美』コール)。桜花由美25周年記念試合でしたが、改めて由美のデビュー戦となりました。
2、5か月、由美でやりたいと思います。これから由美ちゃんって呼んでください。47歳、プロレス歴、1年目、これからまだまだ応援よろしくお願いします。来年8月はwave20周年となります。
その時はいっぱいにしたいので。まずは9・22後楽園ホール、このオレンジ色(のシート)を減らしていきたいと思います。ご来場よろしくお願いします」
 最後は由美の号令により「これがwaveだー!」で大会は締めくくりとなった。
・バックステージ
由美 私のことをこの25年間、由美っとか由美ちゃんって呼ぶ人はいなくてずっと桜花って言われていたので、マジで新鮮というか恥ずかしいです。みなさん、応援してくださってありがとうございます。
なんですけど、桜花が外れてしまいました。
 --2,5か月、由美として何をやりたい?
由美 プロレス界に由美っていないから、それを桜花由美の名前に代わり、浸透させていきたい。
 --エリザベス戦への意気込みを。
由美 せっかくCATCHのエリザベスブロックで優勝して、この王者になれたので、1回は防衛したいので絶対負けないです。でも尾崎さんが相手じゃな―。情はなしで行きたいと思います。
 --最後に由美としての自己紹介をお願いします。
由美 プロレスリングwaveの由美です。2026年8月15日デビューです。これから由美としてプロレス界に名を残していきたいと思います。由美ちゃんでした。