2026.11.01

[PHASE2 Reboot 7th/NAMI☆1〜Nov.~26]

日時
11月1日 日曜日
観衆
109人
場所
東京・TOKYO SQUARE In Itabashl
・二上会長による前説

 今日、11月1日は二上会長(GAMI)のデビュー記念日。というわけで、前説としてご本人がリングイン。

「本日、私のデビュー記念日、全試合、1回は私の技を使うというルールになっています。いま、誰も聞いていないと思うので、こっそり言いますが、私の技を使わなかったら3か月くらい、wave出禁にします(観客どよめく)。だって今日は私がルールやねんから。調子に乗ってGAMIバチョフTシャツも再販しましたので、勇気のある方は売店で買って帰ってください。あと、オッソ(飼い犬)のTシャツもできましたので売っています。よろしくお願いします。今日は私のデビュー記念日です。主役は私です。今日出場する中で私と当たったことあるのは桜花由美だけでした。本日もよろしくお願いします」

 こうして通常とはひと味違う、型破りな大会であることが明らかとなり、前説が終了した。本戦の開始へと至った。

・入場式

 まずは参戦全選手による入場式。挨拶は本部席から二上会長がマイクを握った。

「本日、おそらくデビュー36周年くらいを迎えましたGAMIです。この中で私が(試合で)当たっているの桜花さんだけです。咲蘭なんて生まれてないよね?(『私も!』と各選手が手を挙げる)え? 1990年(デビュー年)に生まれてない人?(桜花、SAKI以外の選手全員が手を挙げる)うっそー。え、まじで。怖い。怖い。そっか、生まれてないのか。ごめん、切なくなってきた。若干、帰りたくなってきた(ここで場内からGAMIコール。気を取り直して)。今日は私のデビュー記念なので、各自みなさん、私の技を1回は使ってください。形がおかしかったり違っていたら却下するんで。私がトイレとか行ってる際にしている技は無効にします。だから本部席見ながらやって。で、技を使わなかった場合、いなかった場合、認めなかった場合、その方は3か月間、所属選手も出場停止にします。(所属選手から『えーっ!』の声)。当たり前やろー! ま、でも神姫楽さんあたり、私の技知らんと思うのでVを用意してきました。見ましょう」

 ここでスクリーンにGAMI時代の映像が映し出され、以下の技が紹介される。

・雪崩式フランケンシュタイナー\
・コンプリートショット\
・トラースキック\
・フットスタンプ\
・女子プロレスムーブ\
・ケンタッキーボム\
・アディオスアミーガ\
・ポキ\
・ノーザンライトスープレックス\
・ドラゴンスープレックス\
・ラリアット\
・木戸修とぅるん\
・目つきからのスモールパッケージホールド\
・マーライオン\
・メガホン\
・まいど!

「以上です。編集の時に『有名人に技かけているところにして』と言ったら、WWEの人が多く出てました。神姫楽さん、わかった?(神姫楽『わかりました!』)一番気に入ってる技は目つきですけど、大事にしていたのは木戸修とぅるんです。みんな3か月出場停止にならんように頑張ってくださいね」

 こうして、二上会長のデビュー記念日大会の幕が上がった。

■3wave(15分1本勝負)
YuuRIvs神姫楽ミサvsしのせ愛梨紗
◎YuuRI(8分59秒、ジャックナイフ固め)神姫楽、しのせ
※ダブルフォール。

 オープニングマッチは3way戦。まずは神姫楽が「どっちもパートナーだから」と両手をクロスさせ、2人と握手。しのせとはちあぷり、YuuRIとはヴァルプリと、それぞれチームを結成している。

 まずはYuuRIが「まいど!」と言いながら手を挙げる。さらにはコーナーに上がり、「まいど!」。本部席の二上会長が「違う」とダメ出し。まずは神姫楽&しのせがYuuRIにロープワークをさせる。YuuRIは何往復もしながら「まいどー!」と叫ぶ。しのせが寝そべると、YuuRIはその足に引っかかって転倒する。

 神姫楽がしのせへキャメルクラッチ。YuuRIは「まいど!」コールを扇動しながらロープワークを続ける。そして、ドロップキックを神姫楽にヒット。「調子乗らせやがって」と息切れ状態に。神姫楽は「もっと走ってよー」と言い放つ。YuuRIと神姫楽がエルボー合戦。しのせがYuuRIを場外へ落とす。

 神姫楽としのせがタックル合戦。互角の攻防が続いた末、神姫楽が打ち勝つ。しのせも負けじと一発返す。さらにフットスタンプを投下。そして、「GAMIさん、見ててー!」と木戸修とぅるんを成功させた。2カウント。続けて「GAMIさん、見てて」とコンプリートショットを放つも、これはNG。「逆だよ逆」と突っ込みが入る。しのせがラリアットから「行きますよー!」とトラースキック。ここまで二上会長の技をほぼ忠実に再現。さらにドラゴンの体勢に入り「決めるぞー!」と気合を込める。

 ここでYuuRIがコーナーからミサイルキックを放ったが自爆に。神姫楽としのせが捕らえるも、YuuRIはダブルのフライングネックブリーカーで返す。2人して場外へ転落。

 YuuRIがコーナーに置いてあったメガホンを手にして「どういうことだ、リング戻って来いよ」と挑発。メガホンを両手で二つつかむと、「リングに上がれ」と神姫楽、しのせを追いかける。神姫楽はリングインするも、再び場外へ。その都度、追いかけるYuuRI。

 YuuRIは「おい、プロレスしようぜ、リングに上がれ」と再び神姫楽を追いかける。神姫楽はその都度、リングインから場外へ。しのせも逃げる。リングに戻ったYuuRIは「こうなったらこうやってやるー」と自ら頭にメガホンを叩き込む。何度も自分の頭に打ち込んだため、最後はフラフラとなってダウン。神姫楽が押さえ込むも2カウント。

 神姫楽&しのせがダブルタックル。そして、コーナーに投げつけると、神姫楽が「見とけ、これが本当のシュッシュだー!」としのせとともにシュッシュの足踏みを開始。しかし突進にはYuuRIがそれぞれにメガホンを殴打。そして2人へのミサイルキックを打ち込む。続いてトップロープからスワントーンボムを放ったが自爆。

 しのせがシャイニングウイザード。神姫楽がダイビングセントーンと連携を見せる。神姫楽がカバーに入るも2カウント。すかさず、しのせが神姫楽を丸め込むも2カウント。しのせはチンクラッシャーから「GAMIさん見てて」とラリアット。ここで突進する神姫楽も「GAMIさん、見てて」とラリアット。「決めるぞー!」とシュッシュの体勢へ。神姫楽がその勢いのまま突進すると、しのせが目つきからスモールパッケージホールド。そこにYuuRIが飛び込んできて、ジャックナイフ固めで2人まとめてフォール。これで3カウントが入り、YuuRIの勝利となった。YuuRIは「まいど!」と勝ち名乗り。最後の最後で、「まいど!」の正しい使い方をした。

■スクランブルwave(20分1本勝負)
青木いつ希&〇関口翔(14分22秒、エビ固め)小林香萌&ZONES●
※ZONESが抱え上げたところ、小林がぶつかり、そのまま関口が丸め込む。

 試合前、レフェリーのボディチェック。ZONESが後ろを向き、まさかのおしりチェック。小林も「私も」と後ろを向くが、レフェリーが前を向くように指示。未遂に終わる。青木はメガホンを口に当てて、「よろしくお願いしまーす!!」と絶叫。しかし、もともと地声が大きいため、メガホンの効果はあまり感じられず。むしろ必要ないのではと思わせるほど。

 小林とZONESは「マッスルー!」とともに見つめ合う。青木とZONESで先発。タックル合戦は両者相打ち。再度の打ち合いでは青木が打ち勝つ。続いて、関口が「GAMIさんやってましたよね」と、青木が足をかけ、関口が往復してからのエルボーを放つ。二上会長はバツのマーク。青木は「絶対やってたから。アルシオンの動画で見た!」と言い張るも、小林の「誰もピンと来てねー」という言葉が正しそう。

 小林が「同じやつ、やるぞー!」と青木の足を引っかけ、そこへZONESがフットスタンプ。ZONESがキャメルクラッチの体勢に入り、小林がトーキック。「やってましたよね?」(小林)「絶対やってない」(二上会長)「ボリショイさんとGAMIさんが組んでやってましたよー。なんで覚えてないんだよー」と悔しがる。

 青木がZONESへDDT。関口が女子プロレスムーブを繰り出し、完璧にこなすと客席から大歓声。再度チャレンジして、2度目も大成功。二上会長もマルのマーク。今度は、首投げから木戸修とぅるん。これを連発で決める。「誰か助けてー」と技を食らうZONESの悲痛な叫びがこだまする。低空ドロップキックは2カウント。

 続いて、青木が首投げから木戸修とぅるんを成功させる。「そのまま寝とけー」とフットスタンプからのボディプレス。「まだまだやるぜー!」と串刺しラリアット。さらには「まいどー! マーライオン行くぞー!」とペットボトルをつかむ。コーナーへ上がり、観客を扇動。両腕を上げてマーライオンの姿勢に入るも、背後から小林がメガホンで殴打。ZONESがフライングショルダータックル、2カウント。

 続けて、小林がセントーンを連発したのち、ロープを何往復もして最後の一発を決める。そして、青木&関口へ串刺しラリアット。青木へ目つきからスモールパッケージホールドも2カウント。二上会長の技を無事、成功させてガッツポーズを取る。

 今度はエルボー合戦。小林が延髄蹴り。青木が串刺しラリアットから新幹線アタック。続いて関口がセントーン。延髄蹴りは空を切る。「GAMIストラルー!」と宣言して、関口と小林がそれぞれ技を仕掛けるも、どちらも決まらず。どちらも微妙に技が違う模様。

 今度は、小林がコーナーへ上がるも青木がカット。横にいた関口が「まさか雪崩式フランケンシュタイナーをやるというのかー!」と煽るが、青木は「やるかバカがー!」と速攻で打ち消す。「できると思ってるのか」と叫びながら、小林にデッドリードライブを敢行。関口が「やってみなきゃわからんだろー!」と言いながらブレーンバスター。

 小林が「GAMIさん、借りるね、アディオスアミーガ!」とアディオスアミーガを決め、これは完璧に決まったが2カウント。ZONESが関口へ串刺しラリアットを連発。2カウント。グーパンチから突進するも、関口が足をかけてバランスを崩させる。すかさず619。コンプリートショットは2カウント。さらにはポキを決める。

 関口がZONESの腕をロープに絡めると、低空ドロップキック。小林がカットに入り、ZONESとともに関口をロープに立てかけ、ラリアットの連続弾。ZONESがストレッチマフラーを決めるも、青木がメガホンでカット。さらにはメガホンを連打。小林もメガホンでお返し。

 ZONESが串刺しラリアットを狙ったが、これは自爆。関口が首固め、2カウント。関口のメガホンをZONESはラリアットで吹っ飛ばす。さらにラリアット、2カウント。続いて、オクラホマスタンピートへのプレリュードから、オクラホマスタンピートを敢行するも2カウント。ブロックバスターの体勢で抱え上げたが、リング脇で青木と乱闘を繰り広げていた小林がぶつかってしまい、そのまま関口がエビ固めで丸め込む。これで3カウントが入り、関口組の勝利となった。

■Future wave(10分1本勝負)
尾﨑妹加(5分12秒、体固め)炎華
※ラリアット。


 まずはロックアップの力比べから開始。炎華がエルボー連打。アームホイップからコルバタ。低空ドロップキックは自爆となり、妹加がエルボーを落とす。炎華が腕を取り、「行くぞー!」とコーナーへ上る。セコンドからメガホンを受け取ると、ロープ渡り。さらに後退も行ったが、股間をロープに打ち付ける。

 「GAMIさん…」と悲鳴を上げ、悶絶する炎華。妹加の突進をかわして背中へドロップキック。「ダメージが…」と言いながら、なんとか側転エルボーからフェースバスターを敢行する。2カウント。

 妹加がコンプリートショット。すかさず本部席を見ると、二上会長がOKの合図。今度はアルゼンチンバックブリーカーで絞る。そのままコーナーに宙づりにして、串刺しラリアット。さらにはオリンピックスラムも2カウント。

 炎華は妹加のラリアットを空振りさせると、フライングネックブリーカー。ミサイルキック。2カウント。

 炎華が続けて投げを狙うも、妹加が逆にブレーンバスター。セカンドロープからダイビングセントーン。2カウント。5分経過。最後はラリアットでトドメを刺し、3カウントを奪った。

■チャレンジwave(10分1本勝負)
SAKI(4分40秒、ケンタッキーボム)咲蘭


 いきなり咲蘭がドロップキック。二発目のドロップキックをかわしたSAKIがバックを取るも、フットスタンプで返す。すると、咲蘭がなんと「女子プロレスムーブいくぞー!」と宣言。ロープの反動の際、SAKIが逆に女子プロレスムーブをやり返す。

 咲蘭が丸め込み。2カウント。再度、回転しての丸め込みを狙ったが、SAKIが腰を落としてフォール、2カウント。SAKIがチョキパンチ。腕と足を取る。この体勢になると、「やだー!」と必死に咲蘭が拒否しようとする。気にせず、SAKIはジャイアントスイングで咲蘭をぶん回す。

 木戸修とぅるんを決め、成功させると、続けてもう一発。今度はケンタッキーボムを狙いに行くが、咲蘭が丸め込む。そして「見ててくださいね」と木戸修とぅるんを成功させ、何回も決める。さらに「寝とけー!」とフットスタンプ。2カウント。

 「今度こそー!」と「このやろ~」と女子プロレスムーブを始めたが、「おまえがいけー」とSAKIがやり返す。この後も最初のロープの反動部分からのやり合いが続くも、どちらもその後に進めず。

 咲蘭がかわず落としからのグラウンド卍。絞り上げると、619。そして、ようやく女子プロレスムーブでのロープの反動を成功させると大歓声。最後の「3だろー!」まで完璧にこなす。続いてのダイビングフットスタンプはかわされる。それでも逆打ち狙いで飛びつく。これをSAKIが振り切ると、みちのくドライバーⅡに捕らえる。2カウント。

 ここでついに二上会長往年の得意技、ケンタッキーボムを決めて勝負を決した。

■BIG wave(10分1本勝負)
桜花由美(6分31秒、エビ固め)櫻井裕子
※ビッグブーツ。この日から桜花由美に戻る。

 しばらくの間、由美としての活動を余儀なくされていた桜花が、この日から正式に「桜花由美」として復帰。「今日から桜花さん」というセコンドの声に「そうなのよ」と呼応する。

 まずは握手からスタートと思えば、いきなり桜花が目つきからのスモールパッケージホールド。意表を突いたが、櫻井が2カウントでクリア。早くもブーイングが飛ぶ。櫻井はタックルで反撃。「ビッグwave行くぞー! まいどー!」から串刺し攻撃を狙って突進も、桜花が足を出してカット。

 「GAMIさん今度こそ、まいどー!」と宣言して突進。再び蹴りが飛び、ブーイング。めげずに3度目も突進したが、これはかわされ、桜花が逆に串刺しブーツ。さらに「オーッ!」から串刺しブーツ。ランニングブーツへとつなぐ。

 そしてコーナーに櫻井を固定し、ペットボトルを手にすると、元祖マーライオン。二上会長のマーライオンのモデルは桜花由美という定説がある。右側の髪に液体がかからないよう、きちんと手で押さえるのも、元祖ならではのこだわり。あまりの完成度に、今度は二上会長がブーイング。

 櫻井が突進も桜花はぶら下がり式ブラディーEXで切り返す。「ドラゴン!」と叫ぶも、櫻井が腰を低くして持ち上がらず。

 ならばと木戸修とぅるんが飛び出す。「まだまだー!」と何度も行く。「その顔、すっぴんにしてやる」と宣言しながら木戸修とぅるんを繰り返すと、大ブーイング。「うっせー!」と気にも留めない様子。櫻井はコブラツイストで返すも、ロープへ。

 櫻井が突進するも、桜花はビッグブーツ。2カウント。もう一回突進してブーツを狙ったが、桜花は持ち上げ、ロープに当ててのスタンガンで切り返す。

 今度は桜花が突進したが、櫻井はメガホン攻撃でカット。桜花がメガホンを奪って、逆メガホンで叩くと大ブーイング。櫻井がメガホンで返すと大声援。桜花がメガホンを打ち込むと、大ブーイング。桜花は「おかしいだろ」とクレーム。

 両者、メガホンでの滅多打ちとなるも、最後は桜花が連打。桜花が突進すると、櫻井がメガホンで一撃。2カウント。今度は櫻井がブレーンバスター狙い。櫻井がビッグブーツ。桜花もビッグブーツ返し。桜花が突き上げ式のキックを顔面にヒット。櫻井が追走式のビッグブーツを放ったが、桜花が突進をビッグブーツのカウンターで浴びせて3カウントを奪った。

■ライバルwave(10分1本勝負)
狐伯(8分32秒、体固め)網倉理奈
※ムーンサルトプレス。

 大「ウラジャ」コールに乗り、狐伯がリングイン。GAMIバチョフTシャツに加え、どうやら二上会長が現役時代に着用していたコスチュームを身にまとっている様子。ただし、サイズはかなり大きく、ブカブカだ。

 まずは網倉がタックルから「まいどー!」とあいさつ。狐伯がチョップで返し、網倉の腕を取る。

 グラウンドから網倉の素肌が出ている背中へチョップ。足を引っかけると低空DDT。ドロップキック。網倉もタックルでお返し。網倉がメガホンをつかむも、狐伯のドロップキックで吹っ飛ばされる。

 「ケンタッキー行くぞ」とアピールするが、手のフックの位置に自信がなく「あってる? どうやる? せーの」と持ち上げようとしたが、全く上がらず失敗。再び背中の素肌部分をしばいて、木戸修とぅるんを成功させる。

 突進には網倉がメガホンでカット。「難しい…」と漏らしつつ、コーナー宙づりからタックル。「まだまだー!」とサマーソルトドロップ、2カウント。セカンドロープへ上がるも、狐伯がチョップで迎撃。さらにメガホンで何度も痛打させる。「雪崩式フランケンいくぞー!」とトップロープへ。しかし網倉が股の間から抜け出して脱出。狐伯は前のめりとなり、コーナーに顔面を打つ。

 網倉がキャノンボールからダイビングセントーン。2カウント。アディオスアミーガもどきは2カウント。目つきからスモールパッケージホールドは成功させたが、カウント2。

 「反則だー!」と叫んで突進する狐伯に、網倉がコンプリートショット。網倉が「できたー!」と歓喜の声。狐伯も同じく、コンプリートショットでお返し。さらにトラースキックも成功させる。網倉がラリアットでお返し。狐伯がロケットニーで反撃する。

 残り3分。狐伯がアディオスアミーガ。ダブルアームT狙いは網倉が回避。狐伯の突進にはサムソンクラッチを繰り出すも2カウント。狐伯がローキックからマットに寝かせてフロッグスプラッシュ。2カウント。ここで二上会長が時々見せたレア技であるムーンサルトプレスを繰り出し、3カウントを奪った。

 狐伯がマイク。

狐伯「まいど! GAMIさん、デビュー記念日おめでとうございます。今日は珍しいwaveメンバー全員がシングルだったんですけど、みんなGAMIさんの技やったよね? GAMIさんの技やって勝てた? 桜花さん勝ちました。狐伯も勝ちました。(二上会長『桜花さんはいつも通り、自分の技で勝ちました』)炎華と咲蘭は負け? 会長のデビュー記念日で技使って負けて、お前ら悔しくないのかよ。(背後で試合を見ていた)そこのカラーズと尾崎妹加、GAMI会長に申し訳ないので、もう1試合やらせてもらってよいですか? やってもいいですかー!(観客拍手&歓声)」

SAKI「ギャラが…(難色を示す)」

二上会長「お客様がいいって言ってるから。お金の問題じゃないよ、こういうの」

SAKI「狐伯のお客さんがみんな(自分たちの)ポートレート買ってくれるならいいけど」

二上会長「SAKIさん、切実すぎるやろ(笑)。」

狐伯「いいですよねー。いま思ったので脈絡とかルールとかなんにもないけど」

SAKI「ないのかよー。なんか決めて」

二上会長「じゃあ、4対4で15分のポイント制で。OZさんの横浜パクりました。(戸惑う狐伯に)アンタやってたでしょ。OZの横浜で。じゃあ、4対4でポイントを多く取ったほうが勝ち、いいですか?!」

 狐伯の提案から話が広がり、延長戦は4対4の15分勝負、ポイント制で争われることになった。

■延長戦(8人タッグマッチ15分勝負ポイント制)
桜花由美&狐伯&炎華&咲蘭(3-3)SAKI&尾崎妹加&網倉理奈&櫻井裕子
※同点による引き分け。


 急遽決まったwave対カラーズ&妹加による4対4の延長戦。15分終了時点でポイントが多いほうが勝ちのルールと決まった。wave組はメガホンを忍ばせる。メインイベントでのダメージが残る網倉は肩を担がれながら、なんとか立ち上がる。

 握手の際、wave組が隠し持っていたメガホンで殴打する。試合開始。4方向に分かれ、マーライオンの体勢へ。しかし、それぞれ口をふさがれて阻止される。逆にペットボトルを奪われ、カラーズ組がマーライオンを敢行する。

 狐伯が網倉に低空ドロップキックから低空ニー、そうまとうと立て続けに連発。2カウント。網倉はサムソンクラッチ。これでなんと3カウントが入り、早くも1ポイント。狐伯は慌ててパケーテで丸め込みにかかるが、網倉はこれを切り返して再びサムソンクラッチ。これでまたも3カウント。カラーズの2対0となる。さらにもう一度、サムソンクラッチを決めると、これまた3カウント。なんと開始早々、早くも3対0と大差がついた。

 桜花が必死にメガホン攻撃でカラーズ優勢の流れを止めにかかる。炎華は「何してるんですか」と狐伯を諭す。

 桜花が網倉をコーナーに押し寄せてメガホン連打。wave組は串刺しトレイン攻撃。最後に桜花が「まいどー!」と叫んでジャンピングメガホン。カバーに行くも、カットされる。

 今度はSAKIが狐伯を捕らえて、串刺しチョキパンチを連打。ロープに振るも、狐伯がブーメランアタックで切り返す。2カウント。桜花がSAKIへビッグブーツ、2カウント。チョキパンチをかわしてビッグブーツ。

 桜花がロープの反動を利用するも、妹加が背中へキックを放ってカット。SAKIが桜花の足を払って妹加がエルボーを投下する。キャメルクラッチの合体技に取る。さらにここから、カラーズ・イロトリドリへ。締めは4人による「ウイ・アー・カラーズ」ポーズ。狐伯が背後から全員にメガホンを放つ。

 桜花が妹加へポキを決める。さらには桜花と咲蘭による合体ドロップキックから合体フットスタンプ。2カウント。

 咲蘭が突進も妹加がボディスラム。櫻井が咲蘭にビッグブーツ。串刺しエルボーからタックル。2カウント。ドラゴンスリーパーをスタンディングで決めたが、咲蘭はロープへ。

 櫻井がwave組に捕らえられ、桜花のランニングブーツから咲蘭が619。カサドーラ式のフットスタンプはカウント2。

 狐伯がブレーンバスター。桜花&咲蘭が肩口からの合体式フットスタンプ。2カウント。咲蘭と炎華によるダイビングフットスタンプで櫻井をフォール。ついにwave組が1ポイントをゲット。

 櫻井が咲蘭へビッグブーツ。メインイベントでのダメージが残る網倉が、フラフラになりながらも前進。咲蘭をコーナーに振るも、ブーメランアタックで切り返される。

 狐伯が網倉にドロップキック2連発。コーナーに上るも、網倉が迎撃。10分経過。カナディアンバックブリーカーに取り、櫻井との肩からぼたもち。ダブルのおんぶ式プレスは2カウント。網倉の突進を狐伯がパケーテで返すと3カウント。1ポイントをゲットし、2対3となる。

 網倉が狐伯をコーナーへ振るも、ブーメラン式ミサイルキックで切り返される。炎華が妹加にメガホン乱打。妹加がロープへ飛ばす。炎華がブーメランアタックで切り返す。これを妹加がキャッチ。ならばとスイングDDTで切り返す。

 炎華がミサイルキック、2カウント。続けてSTFへ。妹加がロープへにじり寄る。残り3分。

 炎華が妹加を持ち上げようとするも、逆にブレーンバスターを食らう。2カウント。ここで、8人入り乱れる中、妹加が炎華へラリアット。2カウント。アルゼンチンの体勢に入るも、炎華が丸め込む。2カウント。

 ここで炎華が「タイムマシンに乗って」を決めたが、2カウント。さらに丸め込みを続け、ついに3カウント。3対3の同点となる。

 残り1分で妹加がアルゼンチンバックブリーカー。桜花がカット。妹加がダイビングセントーンも失敗。炎華がフォールも2。狐伯も加わり、ダブルのドロップキック。炎華がカバーも2カウント。最後にノーザンライトスープレックスで勝負をかけたが、ここでタイムアップとなった。結果は3対3でドローなのだが…。

 狐伯が再びマイクアピール。

狐伯「このままで終われるか、いいですよね」

二上会長「桜花さんの顔見てみろ、めっちゃ嫌な顔してるよ。OZさんのパクりなのでサドンデスにしましょう。早く終わりたいので、私の技でしか取れません。フィニッシュは私の技にしてくださいね。女子プロレスムーブは『3だろー!』だから取れませんよ」

 このやり取りにより、再延長戦は時間無制限のサドンデスマッチとなった。

■再延長戦(時間無制限サドンデスマッチ)
〇SAKI&尾崎妹加&網倉理奈&櫻井裕子(4分25秒、ケンタッキーボム)桜花由美&狐伯&炎華●&咲蘭
※二上会長の技でしか勝てないルール。


 wave組がメガホンを連打。カラーズ組が奪い取るとメガホン返し。妹加が炎華へラリアット。櫻井と網倉がダブルタックル。SAKIのビッグブーツから低空のトリプルドロップキック。ランニング式のブレーンバスターを狙うが、炎華は丸め込みで切り返す。2カウント。

 SAKIがすかさずみちのくドライバーⅡを決めたが、レフェリーは「この技はやってない」とカウントを数えず、ノーフォール。

 SAKIがケンタッキーボムのタイミングで持ち上げるも、炎華が切り返し、ジャパニーズレッグロールクラッチに持っていく。レフェリーは「こんなのはおしゃれすぎてしない」とまたもノーフォール。

 SAKIに咲蘭が追走ドロップキック。桜花がSAKIをコーナーに押し上げる。炎華がコーナーを駆け上がると、雪崩式フランケンシュタイナーを成功させる。2カウントでカラーズ勢がカット。

 網倉が持ち上げ、肩からぼたもち。妹加がダイビングセントーン。SAKIのケンタッキーボム狙いは桜花がビッグブーツでカット。8人が入り乱れる。

 SAKIのケンタッキーボム狙いは炎華が切り返し、目つきからスモールパッケージホールドを決めたが、2カウント。妹加が持ち上げトーチャーラックボム。ここでSAKIがケンタッキーボムを決め、3カウントを奪った。

 全試合で二上会長の技が飛び出し、企画としても大成功となった今大会。二上会長自らマイクを持つ。

「今日は私が締めていいですか。(カラーズへ)ちゃんとギャラ、色付けておきます。締める前に一個お知らせがありまして。後楽園ホールのカードが一つ決まりました。どん!(スクリーンに青木いつ希対MIRAIのカードが映し出される)MIRAIちゃんがやりたがっていたのでね。よろしくお願いします。で、締めるんですけど、狐伯が勢いよくもう一回もう一回やろうという割にwave勢負けてるじゃないですか。これ3か月出場禁止じゃない?(狐伯『なんでだよ! いっぱい技やりました』)いっぱいやったな。一つだけ言っておくと、試合中に『まいど!』は言わないです。あと、メガホンのシバキ合いはしません。フィッシャーマンバスターは頭からぶっさします。ちょっと危険な技ですね、フィニッシュホールドだったんで。すいませんね。難しかったですね。ちなみにムーンサルトは一回やるたびに、親指の爪がはがれるので半年に1回しかできませんでした。それでは締めますか。立ってもらっていいですか。横浜武道館の尾崎さんってすごいなー、やっぱり。炎華さん、立ってもらっていいですか。今日のは狐伯が全部悪いよ。言い出しっぺアンタやからな。今日から桜花さんは桜花由美に戻りました(拍手)。では行きましょう。いくぞー!これがwaveだー!」

 最後は音響トラブルで音が出ず。二度目のトライでwaveの曲が鳴り、大会終了となった。