2020.03.21

プロレスリングwave Phase2 『大阪ラプソディーvol.47』

同会場で昼に予定されていた大阪プロレスの大会が昨今の新型コロナウイルスによる感染拡大の影響でキャンセルになったため、WAVE大会前にMeet & Greetが開催された。

これはサイン会やグッズ販売などを中心に選手とファンが親睦を深めるイベント。

宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、ハイビスカスみぃ、救世忍者・乱丸4選手によるトークショーも行われた。
前説を担当したのは、広田と乱丸が担当。

これは野中美智子リングアナが体調不良により欠席したため。

観戦における注意事項などを伝えた後に広田が、大阪では初となる自主興行を8月9日(日)にアゼリア大正で開催することを発表した(13時半試合開始予定)。
そして改めて入場式。
出場全選手がリング上に揃ったところで対戦カードの発表され、HIRO'eが指名された。
 「皆さん、本日はWAVE大阪大会、ご来場ありがとうございます。マスクの着用も、ご協力ありがとうございます。今、このような状況ですが、来てくださった皆さんに熱い試合を届けるように、選手一同、精いっぱい試合をしますので、熱い、熱い、ご声援をどうぞよろしくお願いします」と挨拶して大阪大会の幕は開いた。
▼OSAKA・ヤングwave(15分1本勝負)
○沙恵、林“わっしょい”亜佑美、真栄田ミサキ(13分33秒、片エビ固め)松井“かわいい”珠紗、星月芽衣、杏夏●
 

 松井珠紗と林亜佑美の先発で試合開始のゴング。
 林が「わっしょい!」を連呼して会場を盛り上げようとするも、沙恵は付き合わず。

「そんなことしてたらやられるよ」との忠告を無視して「わっしょい! わっしょい!」。対戦相手の松井までも「わっしょい!」と調子を合わせる。しかし、これは林を油断させる作戦。
攻撃を仕掛け、星月芽衣、杏夏まで飛び込んできてトリプルドロップキックを浴びせる。

松井はリング中央でメキシカンストレッチ。

その後、早いタッチワークから松井、星月、杏夏、松井の順でボディースラムを1発ずつ決めると、星月はボディースラムからキャメルクラッチでギブアップを迫る。
ロープに飛ばされて返ってくるところでボディーアタックを決めてピンチを脱した林からタッチを受けた真栄田ミサキは、ロープに飛んでのショルダータックル3発からドロップキック、フェースクラッシャー、ノーザンライトスープレックスと攻め立てるが、星月はドロップキック6連発で反撃。
さらに攻撃を狙ってロープに走ったが、タイミングを計ってリングに飛び込んできた沙恵がカウンターのフロントハイキック。

そして真栄田とのダブルショルダータックルからダブルエルボードロップを決め、すかさず林がヒップドロップと好連係を披露。
改めてタッチを受けた林は星月にボディースラム3連発を決めるも、星月はすぐさまドロップキックを中心に反撃。松井もドロップキックで続き、ワキ固めをロープに逃げられると、ロープを背に腰を落としている林に低空でのボディーアタック。

さらにカウンターのボディーアタックを浴びせていく。林は松井の股間をくぐりながら足をつかんでダウンさせると、ジャックナイフを決めていく。
その後も速い展開が続く中、松井がDDT、フィッシャーマンズバスターを決めていく。さらに攻撃を狙ったが、林は「わっしょい!」の掛け声とともにショルダースルーで松井を後方に投げ落とした。

 ここで沙恵が、ようやく正式に試合の権利を得る。

松井、杏夏、星月の順にフロントハイキックを放つ。杏夏とバックを取り合っている流れの中で真栄田がドロップキックを放ったが、これは同士打ち。

コーナーに追いつめた沙恵に星月、松井、杏夏の順で串刺しドロップキック。

しかし沙恵は、ロープに走った杏夏を追いかける形でフロントハイキックを叩き込むと、フィッシャーマンズスープレックス。

さらに真栄田とのダブルフロントハイキックを見舞い、バックフリップ、コーナー2段目からのセントーン。

ここは松井と星月にカットされたが、スパーリング・ボムにつないでカウント3を奪った。
▼OSAKA・バチバチwave~COUNTDOWN LONG BEACH・148日~(20分1本勝負)
優宇、○青木いつ希(13分17秒、片エビ固め)HIRO'e●、響
※ダイビング・ダブルフットスタンプ

 
 耳をつんざくような大声で、「よろしくお願いします!」と絶叫して握手を求める青木。

負けじとばかりHIRO'eも「よろしく!」と握手を返す。
 先発を志願する青木に対して、響が先発で飛び出しくる。

ショルダータックルで打ち勝ったのは青木。
ここでHIRO'eと優宇の顔合わせに。

優宇がショルダータックルで先手を取り、串刺しエルボーから腕十字。

一気に勝負を決めにかかったものの、響にカットされる。

青木もリングに飛び込んできたが、HIRO'eと響は、優宇と青木を対角線のコーナーに追い込む。

ここでHIRO'eと響は、対角線をすれ違って駆け抜けて串刺しスピアを連続して放っていく。

さらに優宇と青木を鉢合わせさせて、HIRO'eが青木に、響きが優宇にそれぞれスピアを決めていった。
さらに優宇と青木を鉢合わせさせて、HIRO'eが青木に、響きが優宇にそれぞれスピアを決めていった。

優宇がHIRO'eに対して、カウンターのエルボーバット、セントーンを決めたところで、HIRO'eとの対戦を望む青木がコーナーから手を伸ばす。

しかしHIRO'eが響にタッチするのを見てガックリ。

それでも気を取り直して響を攻め立てるが、串刺しスピア4連発で反撃に転じた響は、ミサイルキックにつなぎ、ヘッドバットを叩き込んでからファイアーマンキャリードロップを決めてコーナーに上った。ここは優宇が響の足を押さえて阻止。

青木がデッドリードライブで叩きつけた。

正式にタッチを受けた優宇は、響とショルダータックルの打ち合い。
ここは打ち勝ったものの、逆水平をかわされて逆にショルダータックルを浴びてしまう。

それでも旋回式サイドバスターを決めると、響もセントーンをかわして逆にセントーンを落下。そしてスピアを決めてからHIRO'eにタッチした。
 リングインと同時にドロップキックを放っていったHIRO'e。

エルボーからブレーンバスターを狙ったが、逆にボディースラムの体勢に担ぎ上げられる。

それでも優宇の背後に滑り下り、丸め込みでからブレーンバスターを決める。
HIRO'eの攻撃を受け止めて担ぎ上げて優宇はコーナーに運ぶ。

ここで青木がボディースクワッシュ。

コーナーを背に腰を落としたHIRO'eに、優宇が狙いすましたキャノンボールアタック。

そしてコーナー2段目からのボディープレスを放った。ここは響にカットされてカウント3を奪えず。
 タッチを受けた青木は、串刺しエルボー2連発からダウンしたHIRO'eのボディーにダブルニーを落とす。
カウント2で返されるとラリアットを狙うも、それをかわしたHIRO'eはコーナー2段目に飛び乗りって振り向きざまのボディーアタック。

そしてドロップキックの連発、スピア、ミサイルキック、ノーザンライトスープレックスと攻め立てるがカウント2どまり。
 青木がサモアンドロップ、HIRO'eがスピア、響が飛び込んできて青木にスピア、HIRO'eがジャーマン。
目まぐるしい攻防となるも、優宇のカットが間に合い、カウント3は数えられない。
 青木はラリアット2発、ショートレンジでのラリアットと攻め込んだがHIRO'eはカウント3を許さない。

ここで飛び込んできた優宇がHIRO'eをパワーボムで叩きつけると、青木がコーナー最上段から急降下ダブルフットスタンプ。

さすがにこれにはHIRO'eも返す力が残されていなかった。
▼OSAKA・ダイナミックwave(15分1本勝負)
○桜花由美(13分8秒、片エビ固め)有田ひめか●
※ビッグブーツ

 
 有田ひめかはアクトレスガールズ退団を発表してから初のシングルマッチ。
 握手を交わして試合開始のゴング。

ロックアップからロープに押し込んだ有田は、桜花由美の胸を軽く叩いてクリーンブレイク。

2度目のロックアップでもロープに押し込まれた桜花だったが、体を入れ替えると、先ほどと同じように有田の胸を軽く叩いてクリーンブレイクする。

その後も、互いに相手にやられた同じ技をやり返す攻防が続いていった。
3度目のロックアップからサイドヘッドロックを決めた有田。

桜花にロープに飛ばされようとされるが、有田はヘッドロックを放さず。

逆に桜花がサイドヘッドロックを決めると、有田がロープに飛ばそうとする。

今度は桜花がロックを外さない。ショルダータックルで打ち勝った有田は、相手の髪をつかんで投げると、コーナーに腰を落とした桜花の顔面を踏みつけていく。
 逆に髪をつかんでの投げを返した桜花は、コーナーに詰まった有田の顔面を踏みつける。
ボディースラムを踏ん張って阻止した有田が逆にボディースラムで叩きつけ、「もう1発」と狙ったところでは桜花が逆にボディースラムを決めるといった具合。
 串刺しビッグブーツ、自らロープに飛んでのビッグブーツを決めて桜花がペースをつかんだように見えたが、有田はコーナーを背にしていた桜花にボディースクワッシュを決めると、串刺しジャンピング・ニーから「オー!」。

追撃を狙った有田は桜花を肩に担ぎ上げたが、桜花は背後に滑り下りて相手の両腕をクロスさせてからのバッククラッカー。

さらにロープにもたれかかる有田にビッグブーツを叩き込み、コーナー最上段から急降下ボディーアタックと一進一退の攻防が続く。
 カウント2で返された桜花はクロスフェースへ。
サードロープに伸ばそうとした足をクロスしてダブルレッグロックに移行すると、腕をもつかんでギブアップを迫ったが、ロープに逃げ込まれてしまった。

有田はがバックフリップ、逆エビ、逆片エビとつないで反撃すると、今度は桜花がサードロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 動きの止まった桜花の背後からランニング・ニーを叩き込んだ有田。
スタンドに戻ってエルボーの打ち合いを繰り広げると、互いに激しく体力を消耗してしまっているのか、片ヒザを着くなど動きが止まるシーンも。

それでも、互いに相手がロープに走ったところを追いかけての攻撃が続く。

桜花、有田の順でバックドロップを1発ずつ打ち合い、ショルダータックルを決めた有田は、パワーボムを狙う。
踏ん張られると、有田はカウンターのジャンピング・ニーを決め、桜花のビッグブーツを浴びながらもラリアットを叩き込んでいく。
カウント2で返した桜花は走り込んでくる有田をキャッチしてネックハンギング・ボム。

さらにカカト落としから走り込んでのビッグブーツ。
1度目はカウント2で返されたが、ロープに走って2発目を叩き込み、粘る有田を振り切った。
▼OSAKA・スクランブルwave(30分1本勝負)
DASH・チサコ、朱里、○神童ミコト(15分55秒、スワンサンセットからのジャックナイフ)宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら●、ハイビスカスみぃ


 先発は宮崎有妃と朱里。

宮崎がフィンガーロックでの力比べに誘う。朱里がそれに応じようとしたところで、背後からハイビスカスみぃと旧姓・広田エリザベスさくらが攻撃。

DASH・チサコと神童ミコトも飛び込んできていきなりの乱戦となり、宮崎組がペースをつかむ。
そしてタカダジュンジを狙って朱里を飛び越えようとしたところ、神童がドロップキックを叩き込む。

その後の乱戦の中で広田以外の5選手がリング中央で大の字に。広田がそこを飛び越えようしたが、みぃを踏みつける形に。
 みぃにサッカーボールキックを叩き込んだ朱里は、みぃのエルボーを「来い!」と正面から受け止める。
効いていないと判断してロープに走ったみぃ。次の瞬間、朱里は前のめりにダウン。

これにはみぃも、「効いとったんかい!」。

そして、互いに相手の足の甲を踏み合う朱里とみぃ。
朱里がキックの連打からニーリフトを決めたところでチサコにタッチ。
 チサコはみぃにドロップキックを決め、コーナーに押し込むと、神童が串刺しエルボー。

さらに朱里も串刺し式のヒザ蹴り。

ストンと腰が落ちたみぃにチサコが低空ドロップキック。

コーナー最上段に上ったチサコだったが、みぃは反対側のコーナーへ転がて逃げる。

観客からの「飛べ!」のコールにあおられてホルモンスプラッシュを放ったチサコだが、届くはずもなく自爆。
みぃもコーナー最上段からボディーアタックを放ったが、こちらも距離が足りず墜落した。 

これを機に、広田と神童、朱里と宮崎が場外乱闘。

リングに戻った広田は、チサコをリング下に落としてトペを放ったが、ロープに体を引っかけて失敗。

みぃをリングに押し上げて、チサコと神童がダブルドロップキック。

ステージにエスケープしたみぃに対して追撃を加えようとしたが乱丸がステージに現れ、試合に参加しようとする。

みぃに「フリーは上がれないんですよ」とたしなめられるも、乱丸は「革命を起こしてやるわ!」と聞く耳を持たず。

ステージ上から金縛りの術を放ってチサコと神童の動きを止めると、コーナーに上がったが、顔面を緑に染めてバックステージまで及んだ乱闘から戻って来た朱里が「(術を)解除して」と命令し、乱丸を追い払った。
 これで落ち着いて試合続行に。
みぃがチサコ&神童にランニング・ネックブリーカードロップを決め、宮崎とチサコが激しいエルボーの打ち合い。

恥ずかし固めを狙われたチサコだったが、1度目は自力で阻止、2度目は朱里と神童がカットした。
 互いに数珠つなぎになってトリプルブレーンバスターを打ち合う展開に。

広田が神童、みぃが朱里を投げ切ったものの、宮崎はチサコを投げ切れず。

正面に着地したチサコは、宮崎の顔面に水を噴射。
視界を失った宮崎は、「どこだ、DASH・チサコ!」と叫んで手に触れた選手を引き寄せて恥ずかし固めへ。

しかし、捕まったのは味方のみぃだった。
 チサコがリング内にイスを投げ込んだものの、みぃによってチサコがそこに座らされる。

ここで宮崎が広田に恥ずかし固めを決めたところ、イスに座ったチサコに見せつける形に。
宮崎が技を解くと、神童が低空ドロップキックを叩き込んだ。
 正式にタッチを受けた神童は、ドロップキック4連発。

宮崎の串刺しラリアットを浴びながらも、丸め込みの連続で逆転フォールを狙うがカウント3は奪えない。

神童の串刺しドロップキックをかわして両腕でのラリアットを朱里&チサコに決めた宮崎。

神童にシャイニング・ウィザードを決めてプロレスLOVEポーズを決めた広田は、朱里&チサコにとらえられるも、逆に2人まとめてDDTを決めて頭部をマットに突き刺した。

そしてダブルのボ・ラギノールを狙ったところ、神童のドロップキックが死角から飛んできた。
すかさずチサコが急降下ダブルフットスタンプ。さらに神童を使ってのファンタスティックフリップを決める。
 6選手がリング内で入り乱れる乱戦の中、宮崎がムーンサルトプレスを放ったものの自爆。

広田がチサコのエルボーを浴び、さらに宮崎が放ったラリアットはかわされて同士打ち。

さらに朱里のラリアットまで浴びてフラフラの状態となった広田。

そこへ神童が攻撃っを仕掛けようとしたところ、逆にふらふらドーンで押し潰す。

しかし朱里とチサコのカットが間に合ってカウント2。
 広田は朱里にボ・ラギノールを決めるも、直後にチサコにフロントハイキックを叩き込まれた。

ふらふらと立ち上がったところへ、神童がエプロンからスワンダイブ式で前方回転エビ固め。

その勢いでジャックナイフに固めるとカウント3が数えられた。
▼Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
○野崎渚(17分25秒、レフェリーストップ)高瀬みゆき●
※ドルミルⅣ。第15代王者が2度目の防衛
 

 それぞれが保持するベルトを懸けてのシングル2番勝負。アクトレスガールズ3・15新木場での高瀬勝利(AWG王座防衛)を受けての第2ラウンドとなった今回は、レジーナ王者である野崎渚が迎え撃つ立場に。
 力のこもったロックアップでスタートした一戦は、積極的に攻撃を仕掛ける高瀬が序盤からペースをつかむ。
野崎のビッグブーツをかわすと、ロープにもたれかかる野崎の腰に、走り込んでのヒザをぶち込む。場外でインターバルを取った野崎がリングに戻って来たところに攻撃を仕掛け、ストンピングからダブルレッグロック、フェースロック、キャメルクラッチ、逆エビ、逆片エビと、腰に攻撃を集中していく。
 ようやく雪崩式ブレーンバスターを決めて反撃に転じるかと思われた野崎だったが、高瀬はマットに叩きつけられながらもすぐに立ち上がり、「なめんな!」と叫びながらドロップキック。
さらにコーナーに飛び乗って振り向きながらのドロップキック、串刺しラリアット、カミカゼ、コーナー2段目からのレッグドロップと一気呵成に攻め立てる。しかしカウント2。

ここでブレーンバスターを狙った高瀬だが、これを阻止した野崎は背後に回ってスリーパー。ロープに逃げられるとボディーを蹴り上げ、ビッグブーツを叩き込んで、ようやく流れが感じられる攻撃を繰り出していった。
 互いに一歩も引かない両者はエルボーとビッグブーツを打ち合う。
高瀬はチョップ、エルボーの乱打からラリアットを決める。

すかさず押さえ込むもカウント2。

2発目のラリアットをかわした野崎はバックに回り、後方回転からドラゴンスリーパーへ。

動きが止まって腰を落とした状態の高瀬に、走り込んでのダブルニーアタック(蒼魔刀)。

だが2発目を狙ったところは、ラリアットで迎撃された。
 高瀬はボディースラム、コーナー2段目から急降下レッグドロップ、えびす落としと連続攻撃。
カウント2で返されると逆エビへ。

ロープに逃れようとする野崎をリング中央に引き戻して締め上げるも、ロープブレイクに持ち込まれた。
 ラリアットをカウント1で返した野崎はビッグブーツ。

ロープワークを駆使した攻防の中で高瀬がラリアットを決めたところで両ダウン。
起き上がると、高瀬はヘッドバットからラリアット。

対する野崎は、レインメーカー式のビッグブーツ。

激しく攻守が入れ替わる展開となったが、野崎がドルミルで捕獲してグラウンドへ。
しかし、ロープに逃げられた。
 走り込んでのビッグブーツ狙いをパワースラムで切り返した高瀬。

ブレーンバスターで叩きつけると、ラリアットを狙ってロープに走る。

それをノアールランサー(ショットガン式ビッグブーツ)で迎撃した野崎。

さらに対角線を走り込んでノアールランサー・ハイを決め、コブラクラッチ式のドルミルへ。
そのままグランドに持ち込んで絞め上げる。ギブアップしない高瀬だったが動きが止まったところで危険と判断したTommyレフェリーが試合をストップした。
2度目の防衛を果たした野崎。

Tommyレフェリーの手で腰に巻いてもらうとマイクを手にした。
 野崎「高瀬、お互いのベルトを懸けて、先週に引き続き今日と、タイトルマッチやったけど、結果、お互いのベルトを守るだけっていう、ありきたりの結果になっちゃったね。でも、まだまだこれから(ベルトを懸けてのシングル対決は)あると思ってるから、お互い成長し合って、次、もう1回ベルト懸ける時は、もっと刺激的な試合やりましょう。ありがとうございました」
野崎が差し出した手を握り返してマイクを奪った高瀬。
 高瀬「野崎さん、ありがとうございました!」
 そして、「悔しい、悔しい……」とつぶやいたあと……。
 高瀬「でも、私は必死でアクトレスのベルトを守ってるのと同じように、野崎選手は野崎渚としてレジーナのベルトを大事に思って、団体を背負って闘っているんだなと身にしみました。私は、そういう選手が大好きです! そこで野崎さん、一つ、私の頼みを聞いていただけないでしょうか。こうやってベルトを争って、絆も深まったと思うんですよ。今日は対角でしたけど、今度は同じコーナーに。野崎さん、私ですね、今、アクトレスガールズでタッグリーグを、後楽園ホール、5月5日から行おうとしてるんです。なんとですね、私、パートナーがいなくて……いないんですよ。なので、このままでは後楽園ホールに出れなくなる危機。その危機を、絆の深まった野崎渚選手、救ってください! 私のタッグパートナーによろしくお願いします!」
右手を差し出して回答を求めた高瀬に対し……。
 野崎「高瀬、すごい、なんか愛の告白みたいなの、うれしかったんだけど、私やっぱ今、欲しくて欲しくてたまらなかったベルト今、手にしてるから、今はタッグっていうよりも、シングルで頑張っていきたいんだ。だから、ごめんなさい」と拒否。ガックリ肩を落とした高瀬に対し、「こんなに熱い高瀬だから、もっとほかにいいパートナー、いるんじゃないの? まだまだほかの人でね。(パートナーにふさわしい選手が)いるから。絶対どっかにいるから、頑張ってタッグパートナー探してください」
 パートナー要請を断った野崎。改めて……。
 野崎「というわけでレジーナ、防衛しました。正直、(アクトレスガールズ新木場大会の3月)15日、高瀬に負けて、すっごく不安もあったんですが、こうしてベルトを守ることができてよかったです。何より、高瀬との防衛(戦)が終わったその先に、試合をする人がいたから、ベルト、今日はどうしても守らないとと思ってました。宮崎さん……」
 ここで宮崎がゆっくりリングイン。
野崎「宮崎さんとは、私が15歳の頃からすごくお世話になって。超えなきゃいけない先輩だと思ってました。ただ、団体がなくなって、宮崎さんが1回引退して、一生超すことができない存在だと思ってたのが、今、こうして私がチャンピオンでいて、挑戦相手に超えなきゃいけない宮崎さんがいる。こんなに最高な条件ないと思ってます。こないだ、『4月1日(新木場)にチャンピオンシップやろう』って言ってくださって、ありがとうございます。こうやって(ベルト)守ったんで、4月1日、ベルトを守るだけじゃなく、宮崎有妃を超したいと思います。よろしくお願いします」
 宮崎は無言のまま。野崎とでにらみ合っているところに、広田が拍手をしながら入ってきた。
広田「4月1日、楽しみにしてます。まったく関係ないんですが、お知らせがあります。実はですね、WAVEをこれまですごく盛り上げてくれた人が、今日でWAVEを卒業する人がいます。(リングに)上がってください」
 ここでリング下にいた有田がなぜか上がろうとしたが、「オメエじゃねえわ! 誰も有田だと言ってねえだろ!」と追い払われる。そして……。
 広田「WAVEの受付をずっと担当してくれましたこの子が、今年の春から就職が決まりまして、WAVEの受付を無事に卒業いたします。今までありがとう。受付っていうのは、一番最初にお客様を迎えて、最後まで送り出すっていう、団体の顔だったり、興行の顔だったりするので、ものすごく受付って大切なポジションだと私は思っています。それをね、皆さんを笑顔で迎えてくれ、笑顔で送ってくれ、ちゃんと的確な指示を出し、ものすごくWAVEを支えてくれました。本当に、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。これまで本当にありがとうございました」
広田が感謝を伝えたところで、桜花、HIRO'eもリングに上がり、「4月からも頑張ってね」と記念品が贈呈された。
 広田からマイクを受け取った野崎は、今大会に出場した全選手をリングに呼び込んだあと……。
 野崎「改めまして皆さん、WAVE大阪大会(最後まで観戦)ありがとうございました。次回大阪大会は5月23日です。場所はアゼリア大正となります(18時試合開始)。5月23日もぜひ、見に来てください」
 そして野崎が音頭を取っての「これがWAVEだ!」で大会は幕を閉じた。