2021.05.01

「NAMI☆1~May.~21」

日時
5月1日  土曜日
観衆
142人(札止め)
場所
◎オープニング
今大会は第2試合の塚田しずくvs米山香織を除いて、全カードが入場時のテーマ曲で判明する、という“ドキドキわくわくサプライズ大会”となることを、野中美智子リングアナウンサーが発表。参戦選手として、桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚、優宇、桃野美桜、門倉凛、高瀬みゆき、青木いつ希、向後桃、稲葉ともか、三浦亜美の名前を読み上げ、大会がスタートとなった。
1、艶やかwave(20分1本勝負)
○桜花由美&野崎渚(18分49秒、片エビ固め)向後桃●&三浦亜美
※ビッグブーツ


一人ずつの入場となり、三浦亜美、向後桃、野崎渚、桜花由美の順で入場。カードはwaveの桜花&野崎と、アクトレスガールズの向後&三浦のタッグマッチとなることが判明。

先発は桜花vs向後。ロックアップから桜花が押し込む。続いて手四つの力比べ。そこからリストロック、ヘッドロックに切り返す向後。桜花がコーナーホイップすると、向後はセカンドロープに飛び乗り、回避。だが、そのあとのドロップキックはかわされる。
野崎vs三浦に移行。野崎がヘッドロック。三浦がロープに飛ばすも、野崎がショルダータックル。三浦もアームホイップからショルダータックルでやり返し、滞空時間の長いボディースラムで叩き付ける。
続いて向後が野崎に首投げを連発。野崎も攻勢に転じると、コーナーに押し込みブレイジングチョップを連発する。そしてコーナーホイップから串刺しビッグブーツを狙うが、これを寸前でかわす向後。そして、野崎のヒザをロープに固定しドロップキック。ボディースラムの体勢に。これは野崎が堪えてストマックブロックに切り返す。
劣勢の向後だったが、小刻みにフォアアーム。受け止めた野崎がハーフハッチ、スリーパーへ。これを向後がチンクラッシャーで脱出。なおも野崎がスリーパーで捕獲する。コーナーに叩き付けてようやく脱出した向後が串刺しドロップキックにつなげる。アームホイップ、低空ドロップキックを放って三浦とタッチ。
三浦は野崎に串刺しボディーアタック、ショルダータックルで反撃にかかる。そしてアルゼンチン・バックブリーカーの体勢へ。堪える野崎に三浦が逆水平チョップ。野崎もブレイジングチョップでやり返す。

野崎が打ち勝ち、wave勢がトレイン攻撃。続く野崎のおしゃれキック、ビッグブーツはカウント2。10分経過。ミサイルキックもカウント2止まり。
続いて桜花が出ていきダイビング・サンマドロップでカウント2。変形ポキで三浦の顔をかきむしる。Tommyレフェリーが「アクトレス!」と厳重注意。なんとか三浦がロープ。

今度はショルダータックルの打ち合いとなるが、これは互角。最終的には三浦が制して抱え込み式逆エビ固めへ。アルゼンチン・バックブリーカーにつなげる。
ならばとwave勢はダブルのクローズラインの体勢。これを三浦がかいくぐり、アクトレスガールズでドロップキック。

向後がドロップキックからボディースラムの体勢。踏ん張った桜花が逆にスラムで叩き付ける。カウント2。串刺し攻撃を狙うが、かわした向後が旋回式ボディーアタック。ボディースラムで応戦。さらにドロップキックを放つが、桜花もすぐにビッグブーツでやり返す。
向後は619からスワンダイブ・ボディーアタックを敢行。三浦のアバランシュホールドを挟んで、ラ・マヒストラルへ。カウント2。
桜花の劣勢を見かねた野崎が向後にフェースバスター、三浦にビールマンキックをお見舞い。復活した桜花が垂直落下ブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返す向後。キックアウトした桜花がビッグブーツ。走る桜花に向後がドロップキック。今度は向後がロープに走るが、桜花がスタンガンで迎撃しケンカキック。さらに桜花&野崎でダブルのキックを見舞う。改めて桜花がビッグブーツで飛び込むと、なんとか返す向後だったが、すぐに桜花がダメ押しのビッグブーツを叩き込み勝利を収めた。
◎試合後のマイク/ヤングブロック最後の出場者が決定!
試合後、桜花がマイクを取る。

桜花「向後桃、かわいい顔して、気が強くて、生意気でいいじゃん。5月15日から今年のwaveのCatch the WAVE2021がはじまります。ヤングブロック、まだ一枠、残ってるんだよねぇ。かわいい顔して、口から血を出してる、向後桃選手! Catch the WAVEのヤングブロック出場しませんか?」

向後「ぜひよろしくお願いします!」

桜花「キミのその性格の悪いところ(向後が食ってかかる)、悪かったよね? 悪い、悪い。ヤングブロックで優勝して本戦に上がってきてください。三浦もな、上がって来いよ。それではCatch the WAVEヤングの最後の一枠、向後桃選手に決定しました。よろしくお願いします」
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○米山香織(8分55秒、後方回転エビ固め)塚田しずく●


米山香織がPURE-J認定無差別級王者だった場合は、タイトルマッチとしておこなわれる予定だったこのシングルマッチ。米山がPURE-J4・11板橋でライディーン鋼にベルトを奪われたため、通常のシングルマッチに。
スタートは互いに慎重モード。ファーストコンタクトを終えると、米山が「はじめまして。力で勝負だ!」と力比べを挑むが、組んだ瞬間、塚田の足を踏みつける。塚田もひるまずドロップキックでやり返す。お転婆ダッシュから弓矢固めへ。張り付けドロップキックにつなげる。カウント2。
米山は鼻をつまんで反撃開始。ヘアーホイップで投げ捨てる。セコンドの桜花が「ブス!」を連呼すると、米山は塚田を「誰がブスだ!」と踏みつける。そしてボディーシザースへ。耳元で「ギブアップーーーー!?」と迫るも、塚田も耐えきり、リバース・インディアンデスロック。そしてもう一度弓矢固めの体勢。今度は米山が切り返しカウント2。
そして米山はキャメルクラッチで変顔攻撃。塚田もキャメルクラッチでの変顔返し。そこから串刺しドロップキックにつなげる塚田。
ならばと米山はモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップからコーナーホイップ。塚田がブーメランアタックで流れを変える。ボディースラムでからドロップキックを狙うが、米山が払い落として逆エビ固め。なんとか塚田がロープ。続く米山のセントーンはカウント2。
劣勢の塚田だったが、丸め込みで逆転勝利を狙う。いずもれカウント2に終わると、腕をグルグルまわしてフォアアームを叩き込む。もう一度、フォアアームを狙うが、かいくぐった米山が後方回転エビ固めで技アリ勝利!
3、チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(10分0秒、体固め)稲葉ともか●
※えびす落とし

第3試合。先に流れたのは稲葉ともかのテーマ曲。稲葉は今年のCatch the WAVEヤングブロックへの出場が決定している。あとからの入場となったのは宮崎有妃。宮崎が握手を求めてリング中央に立つも、稲葉が拒否してゴングとなる。
リストの取り合いから稲葉がヘッドロック。宮崎がコーナーに飛ばして脱出すると、稲葉はショルダータックル。すると宮崎が「倒れるか、ボケ!」と早速はずかし固めへ。セコンドの野崎が「稲葉、若いです。ダメダメ。たぶんですけど、若いですから」と止めに入る。
いったんは諦めた宮崎だったが、もう一度、はずかし固めの体勢に。仕方なく宮崎が「お前いくつだ!」と尋ねると、稲葉は「18歳です!」と答える。「18は若い…」と頭をかかえる宮崎。

これで攻守が入れ替わり、稲葉がヒザへのエルボードロップ。宮崎も反撃に転じて「はずかし固めがダメならば…」とビッグヒップでカウント2。そして逆エビ固め、キャメルクラッチへ。なんとか稲葉がロープ。
5分経過。稲葉のミドルキックに、宮崎はエルボー返し。ボディースラムからギロチンドロップ。かわした稲葉がサッカーボールキック、アキレス腱固めで捕獲する。
これをしのいだ宮崎に稲葉が二段蹴り、キックのコンビネーションからミドルキック。ロープに走るも、宮崎がカウンターのラリアット。
ムーンサルト・プレスの体勢に入る宮崎だったが、稲葉が投げ落とす。ロープに飛ばして変形のヒザ蹴り。そしてコーナーの宮崎にハイキックを放つ。これはカウント2。すぐに一撃必殺ともか蹴りで飛び込むも、回避した宮崎がぶっこ抜きジャーマン。串刺しラリアットでカウント2。最後は、えびす落としでトドメを刺した。
4、サクパラダイスプレゼンツ〜スクランブルwave(30分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら&桃野美桜&高瀬みゆき(18分26秒、ふらふらドーン)門倉凛&青木いつ希●&優宇


メインイベントは、旧姓・広田レジーナさくらのサクパラダイスプレゼンツとしておこなわれ、まずはその広田が一番に入場。マイクを握る。

広田「満員のお客様、そして、おそらく2億人くらいが見てくれている配信を見ているみなさん! 第16代レジーナ、かつサクパラダイス軍団長、旧姓・広田レジーナさくらです。今日、みなさんお待ちかねです。サクパラダイス軍、新メンバーを発表します! せっかくね、入場曲が流れて、はじめて組み合わせがわかる今日のシステムになっているので、みなさん誰がメンバーか、最後まで楽しみにしていてくださいよ」
そうアピールしたあと、青木いつ希、桃野美桜、門倉凛の順で入場。すでに桃野はサクパラ軍入りしているので、残り2人のうちのどちらかが新メンバーということ流れに。そこにかかったのは優宇のテーマ曲。サクパラダイス軍のTシャツを着ている。てっきり優宇が新メンバーかと思いきや、最後の登場となった高瀬みゆきもサクパラダイス軍のTシャツを着ている。
野中リングアナが「サクパラダイス軍は………高瀬みゆきぃぃぃ!」とコールすると、なぜか悔しそうにTシャツを破ろうとする優宇。逆に広田は「なんで(Tシャツ)着た?」と、驚きながらも止めに入る。そして優宇のサクパラTシャツを脱がせ「XLサイズがXXLサイズになりました」と、会場の笑いを誘う。
サクパラ軍は「サクサクパラパラサクパラパラ……」と謎の掛け声とともに奇襲をしかける。だが、返り討ちに遭い、早々に広田が孤立。門倉がカニばさみから低空ドロップキック。門倉&青木でダブルのクローズラインを敢行。これを走り切った広田がフェースクラッシャーでやり返す。
ここで広田は門倉と青木に「あさって名古屋でタイトルマッチだろ?(5・3名古屋でwave認定タッグ選手権試合◎<王者組>門倉&青木vs沙恵&杏夏<挑戦者組>)。どうせ相手の研究とかしてねーだろ。そんなバカみたいな顔して。ちゃんと頑張ってるみたいだから戦略を教えてやる。アイツらは名古屋出身だ。私も愛知出身だし、アイツらは名古屋弁で攻めてくるだろうから、私は名古屋弁でやってやるよ。アンタら真面目にやらんと、足下すくわれんからなぁ」と、名古屋弁で説教だけして、自コーナーに戻ろうとするが、門倉&青木につかまりダブルのショルダータックル。続く優宇がボディープレスで追い打ちをかける。
一方、広田も攻勢に転じると、拝み渡りに連行。高瀬、桃野も後ろから続く。3人同時にロープジャンプを試みるが、これは高瀬のみが成功する。

続いて高瀬vs青木となり、高瀬がドロップキック、青木はショルダータックル→ボディープレスでお返しする。キックアウトされるとキャメルクラッチで捕獲。広田は高瀬の助けに入ったかのようにロープワーク。だが、ただ応援するだけ。観客の笑いを誘う。
逆に青木が高瀬をロープに飛ばす。高瀬がドロップキックでやり返し、「サクパラダイス・チェンジ!」と自コーナーに逃げ込む。

かわった桃野がドロップキックで反撃開始。串刺し攻撃を狙うが、青木がショルダータックルで迎撃する。優宇が出ていき、桃野、高瀬を次々マットに叩き付ける。広田が出ていくと、思い切りリングでジャンプ。その振動で広田が転んだところで、サクパラ軍にまとめてボディープレスをお見舞いする。さらに優宇は桃野にアバランシュホールド、手つなぎ式の逆水平チョップをお見舞い。
桃野も足を踏みつけ攻勢に転じると、優宇をロープに飛ばそうとする。優宇が踏ん張ると、広田が加わりダブルを狙うも、これは未遂。仕方なく桃野が単独の旋回式ヘッドシザースを狙うが、これも踏ん張る優宇。崩れる桃野&広田の上にセントーンを投下する(桃野は寸前で回避)。

改めて桃野が優宇に旋回式ボディーアタックを投下。そこから桃野&高瀬でツープラトンのブレーンバスターを狙うが、優宇の巨体は持ち上がらない。広田も加わり、3人でブレーンバスターにトライするも、逆に優宇が桃野&高瀬をぶっこ抜き、広田のみが取り残されるという謎の展開に。
試合は続行され、桃野、高瀬、広田がコーナーに飛ばされる。青木がバックエルボーで飛び込んで行く。続いて門倉が飛び込むが、サクパラ軍にかわされコーナーに自滅。再び青木がサクパラ軍をコーナーに投下していく。もう一度、青木が突っ込むも、今度はサクパラ軍にかわされ、門倉に誤爆!
続く優宇の串刺し攻撃も門倉に誤爆する。謝る優宇の背後から広田がボ・ラギノール。すかさず桃野が門倉にミサイル発射。かわった高瀬がマシンガンチョップにつなげる。張り付けラリアット。ラリアットでカウント2。ファイアーマンキャリーで担ぐも回転エビ固めに切り返す門倉。
逆に門倉がトラースキックから攻め込むも、続くブレーンバスターは、高瀬が敢行する。ロープに走る高瀬に門倉がネックブリーカードロップ、低空ドロップキック。変形のダブルリストアームサルトでカウント2。
青木が出ていき、高瀬に串刺しラリアット、ブレーンバスターホールドでカウント2。ダブルニードロップもカウント2止まり。

一方、高瀬もブーメラン式ドロップキックで攻勢に転じると、串刺しラリアットでお返し。ジャンピング・エルボーアタックでカウント2。エルボーの打ち合いから高瀬が逆水平チョップ、エルボーと追い込んでいく。ロープに走るも、青木がカウンターのラリアット。今度は青木が走ると、高瀬がパワースラムで切り返す。
広田が出ていき、串刺しボディーアタック。これをかわした青木が串刺しラリアット。ロープに走る青木だったが、高瀬がラリアットで足止め。桃野の低空ドロップキックを挟んで、広田がボ・ラギノール。場外に青木を落とすと、トペ・スイシーダで追い打ちをかける。

リングに戻った桃野がコーナーへ。広田がボ・ラギノールでダイビング・ボディーアタックを発射させる。高瀬も同じく広田のボ・ラギノールでミサイル発射。すかさず広田がシャイニング・ウィザードでカウント2。へなーらサンセットの体勢に入るも、優宇が阻止。ならばと高瀬が優宇にドロップキックで飛び込むと、倒れる優宇に広田が巻き込まれて押しつぶされる。間髪入れずに桃野がフットスタンプで飛び込んだが、優宇にかわされ広田に誤爆。
これで流れが変わり、優宇が広田にドロップキック。コーナーに吹っ飛ばすと、門倉→優宇でキャノンボールを連射する。改めて青木がセカンドからのボディープレスを投下するも、カウント2。

桃野&高瀬が助けに入り、青木をロープに飛ばす。青木がロープをつかんで回避すると、すぐに優宇が出ていき桃野&高瀬を排除。サクパラ軍の分断に成功すると、青木&優宇が広田を担ぎ上げ、門倉がミサイルキック。仕留めに掛かる青木だったが、広田がふらふらドーンで大逆転勝利を収めた。

試合後、広田がヨレヨレの声で「お前ら三人の心にはパラダイスの心、1ミリも感じねーよ。お前らなんて、仲間じゃねぇ! おい凛、青木。お前らタイトルマッチあって、それで獲れると思うなよ! そんななぁ、タイトルマッチ甘く見るなよ。今日みたいに簡単にいくと思うな。私から言えることが以上だ。わかったら、とっとと帰れ! 早く帰れ!(タイトルマッチ)頑張れ。(門倉&凛&優宇が退場)うるさいよ、早く帰れよ、アンタたち。サクパラはこれでSAKIもいるので、4人になりました。幸せしか感じません。明るい未来が待っています。今日はありがとうございました。なんかまだ早く帰りたいんだけど、なんか言うことがあるみたいだから、2人はもう大丈夫。ありがとう」とマイク。
◎エンディング/Catch the WAVE2021詳細発表!
桜花由美社長がリングに上がる。

桜花「別に広田さんに言いたいことはないよ。言いたいことはないから大丈夫。いてもいいよ。それでは、今年のCatch the WAVE2021ヤングブロック、今日で全員そろいました。なので、詳細を発表したいと思います。5月15日新木場大会からヤングブロックのリーグ戦がおこなわれます。ヤングのメンバーはwaveから塚田しずく、そして私ゲリラオファーに行きまくりまして、オッケーもらった選手がいます。JUST TAP OUTから稲葉ともか選手。そして、アクトレスから三浦亜美選手、そしてそして、今日オッケーもらった向後桃選手、今日はいないんですけれども、もう一人アクトレスから月山和香選手。P’sPartyからYappy選手。PURE-Jから大空ちえ選手。そしてJUST TAP OUTからもう1人からお願いをしていたんですけれども、今日発表いたします。柳川澄樺選手、上がって来てください。ヤングブロック出場よろしくお願いします!」

会場に訪れていた柳川がリングへ。

柳川「はじめまして。プロフェッショナル・レスリングJUST TAP OUTの柳川澄樺と申します。とてもいまビックリしていますが、出場が決まったからにはヤングブロックで結果を残して、優勝して本戦に出られるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします!」
桜花「こちらの計8選手でヤングブロックを開催したいと。ヤングブロックは…(まだダウン状態の広田を見つけ)邪魔(苦笑)。はい、ヤングブロックは2ブロックにわけてやります。ヤングブロックのリーグ戦の時間は10分間勝負となって、何回フォールをとっても試合を続行し、全部のトータルの合計で勝った数の多い選手がブロックの優勝者となります。そして、ヤングブロックは、5月18日蕨大会、5月25日蕨大会、5月28日蕨大会でおこなわれ、決勝も28日におこないます。決勝戦のみ時間無制限1本勝負になります。そして優勝者は6月1日新宿大会からはじまるCatch the WAVE2021本戦に出場する権利が与えられます。ブロック分け、組み合わせ日程等はまた後日発表したいと思います。こちらがヤングブロックとなります。そしてCatch the WAVE本戦の方は私、出場するので、ウチの二上美紀子会長から発表があります。よろしくお願いします。上がれますか?」
しかし、ここでリングに向かう二上会長を誰かが踏んでしまうというアクシデント発生。

桜花「入れて、入れて、入れて。入れてちょうだい。よろしくお願いします。大丈夫 ?お婆ちゃん大丈夫?」

二上会長「はい、Catch the WAVE2021、詳細を発表します。詳細の発表の前に抽選しましょう。ヤングブロック優勝の人が一人だけ本戦に上がります。その本戦に一人上がるってことは、前回の大会で言いました桜花ブロック、宮崎ブロック、広田ブロック、野崎ブロックこの4ブロックのうち、一人、ヤングが入るということで、そこの一人をどのブロックにするかを今日、抽選で決めます」

桜花、広田、宮崎、野崎がリングに上がる。それぞれ二上会長が持った封筒を引いていき、その結果、広田ブロックにヤング優勝者が入ることが決定。喜ぶ広田だったが、二上会長もヤングに向かって「よかったな、ヤング。意外とすぐ勝てるで」と声をかけた。
二上会長「本戦の方は6月1日からです。先に日程を発表しましょう。本戦が6月1日新宿FACE、6月8日、14日、22日、29日が蕨です。7月1日が新宿FACE大会で、決勝となります。で、ですね、今年はwaveではいままでやってこなかったことなんですが、2年ぶりなんで、協賛をたくさん集めてみました。協賛していただいた会社様の名前をいま一気に発表します」

二上会長が全58社の名前を読み上げ、さらにメインスポンサーとして株式会社ForestConnectionが発表された。
二上会長「今年のCatch the WAVEは波女の称号と、優勝したらレジーナに挑戦されます。あと賞金が100万円です。賞金100万円、これは変わらずです。それ以外にブロック優勝に50万円ずつ。で、ヤングブロックも優勝で50万円です。全部で…えーっと、350万?(選手たちが喜ぶと)はい、集めたんで。なので、ヤングで優勝して、ブロックで優勝して、波女取ったら、なんと200万円です。今年はそんな感じで、みなさん金に目がくらんで頑張ってくれると思うので、期待してください。新宿FACE大会は普段通りソーシャル・ディスタンスなんですが、蕨大会は50人限定です。50人しか生観戦できません。なので今年は配信をすべての大会、生配信、ライブ配信やります。生配信はですね、ふだん3500円でやってるんですけども、がくっと値段を下げて1980円でやります。来れない人はぜひ生配信を買ってください。よろしくお願いします。以上ですかね? 本戦ね、今日出てる人たちね、出れますよ。すごくざっくりですけど、そこらへんいてる人、全員出れます。(青木がゲリラオファーされたかった…とつぶやくと)ゲリラオファーはヤングだけなんで、ぶっちゃけゲリラオファーしたのコメヤマ(米山)だけです。ボスも出るからね。みなさん会社には話を通しています。大丈夫です。以上です。それ以外にも何人か声かけているので、詳細は(5月)15日に発表できればいいですね。5月15日には全カード発表できるようにしたいと思います。今年のCatch the WAVEのTシャツもちょっとかわいいヤツ、カッコいいヤツを考えていますので、ぜひそちらも買ってください。あとは次回大会が5月15日、Catch the WAVE。今日はすごくふざけてました。1試合目からメインまで、waveぽかったですが、次の15日からはまったくふざけない大会になると思うので、皆さん本当に肩がこりそうな試合ばかりです。覚悟してください。ガチガチの固いことをやってしまいましたので、ほんわかしたことで終わりましょうか。本日、誕生日の人がいまして、ぜんぜん選手でもなんでもないんですが、受付のリナコさんが…(驚きながら金庫を持って現れる)金庫は置いて来てください(苦笑)。ぜんぜん関係のない一般の人なんですが、ウチにはなくてはならない受付のオバさんをやっていただいています。リナコさんです。パンチさんの奥さんです。年齢を聞いたところ、かたくなに28歳というので、年齢は聞かないことにします。肩こりが非常に多いということで、入浴剤を。そして、緑色が好きということなので。卓上ブーケを作っていただきました。おめでとうございます。あの『好きなお花の色は?』って聞いたときに、『緑』って言われたら、『葉っぱしかないやん』って思ったんですけど、うまいことやってくれました。じゃあスミマセン一言…」
受付のリナコさん「みなさま、お時間割いていただいて本当に申し訳ございません。こんなコロナ禍ですが、こんなに残っていただき、本当に申し訳ないです。ありがとうございます。waveさんの受付やらせていただいて、2年くらい立つんですが、本当に温かい会社で、waveさんの会場に来るのが毎回楽しみです。GAMIさんとか、選手の方々とお話できるのが凄く楽しいので、ファンの方々もそれ以上に楽しんでいただけてるんだと思います。その受付で、お客様がみなさんがイヤな思いをしないように気持ちよく会場に入っていただけるように、これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」
二上会長「みなさん上がってください。せっかくなので『これが、waveだ!』をお願いします。いいですか、ここwaveなんでなんでもやらせますよ。ここwaveですよ。逃げれるものなら、逃げてみてください。waveですからね」

追い詰められた受付のリナコさんが仕方なく「すみません、みなさん最後もよろしくお願いします。では行きます。これがwaveだ!」と控えめに大会を締めた。