2021.08.07

夏フェスタ’21~KOU~

◎オープニング
新木場2DAYSの夏フェスタを開催したプロレスリングwave。初日となった8・6新木場大会は、試合中に場外乱闘に出た旧姓・広田レジーナさくら、ハイビスカスみぃ、そしてセコンドの宮崎有妃が帰ってこないまま大会が終了するというとんでもない事態に。Twitterでその後の試合経過が伝えられるなか、今大会を迎えることとなった。

まずは野中美智子リングアナウンサーが恒例の前説。大会注意事項や感染対策へのお願いをしているなか、花道から広田、みぃ、宮崎が乱闘しながら現れる。パンチ田原レフェリーも3人に付き添いながら登場。よくよく3選手を見ると、目の下にクマ、Yシャツはボロボロ、毒霧噴射の痕跡も見受けられる。
リングに雪崩込んだ広田&みぃは、宮崎をロープに飛ばす。宮崎がダブルハンドのラリアット。その宮崎がみぃの上に広田をボディースラムで叩きつける。田原レフェリーがカウントを入れるが、ツー止まり。すると宮崎はリング内にいた野中リングアナをはずかし固めへ。リング上を混沌とさせたあと、3選手はまたもみ合いながら消えていった……。
コミカルのカオスに巻き込まれた野中リングアナは「最悪だよ、なんだよ!(観客から拍手がおこる)拍手じゃないわ! 見ました? 見ちゃった? 見ないでほしかった。どこまで(インフォメーションを)言ったかわからない…。みぃさんと広田さんはずっと試合途中で、どっか行って夜な夜なしてまして、今日も会場にはちゃんと来てましたけど、巻き込まれ事故だわ! 気を取り直しまして、まだ決着がついてないんです。なので、まだ終わってないということで続行中です」と、動揺しながらも状況を説明。ひとまず大会の開始を宣言した。
1、チャレンジwave~驚波大四強刹~(15分1本勝負)
○桜花由美(13分35秒、体固め)塚田しずく●<4戦0勝4敗>
※ビッグブーツ

7・24新木場からはじまった塚田しずくの四番勝負の最終戦。これまで塚田は広田、宮崎、野崎と対戦。連敗しているものの、奮闘ぶりを見せている塚田。最終戦となる桜花戦で、どんなファイトを見せてくれるのか!?

「お願いします!」と握手を求める塚田。桜花が応じるとそのまま首固め、スクールボーイで丸めていく。キックアウトされるとドロップキックを放つが、桜花が払い落とす。すぐに塚田は小刻みにフォアアーム。ロープに走るも、桜花がカウンターの払い腰。そこからワキ固めに移行する。
ロープに逃れる塚田に桜花がダブルニードロップを連発。そして逆エビ固めへ。これを耐える塚田。

今度はフォアアームの打ち合いに。手数では塚田が上回るも、パワーでは桜花に軍配。ならばと塚田もドロップキックで反撃開始。ボディースラムの体勢。これを踏ん張る桜花だったが、塚田も首固めに切り返す。カウント2。
コーナーホイップしようとする桜花。これを塚田が切り返し串刺しドロップキック。そこからドロップキックを連発していく。カウント2。カサドーラを狙うが、桜花が押しつぶし、逆にカバーする。カウント2。

改めて桜花が串刺しビッグブーツ2連発。そこからクロスフェースへ。塚田の足がかろうじてロープにかかる。
反撃に転じる塚田はクロスボディーを狙うが、桜花が受け止め、マットに叩きつける。そしてビッグブーツの体勢へ…これをかいくぐった塚田がドロップキック。セカンドからのクロスボディー2連発を放つ。カウント2。

桜花もボディースラムで流れを変える。ロープに走るも、塚田がフォアアーム。そしてボディースラムで叩きつける。カウント2。

ならばと桜花はロープ際の塚田にビッグブーツ。キックアウトされると、バックドロップを狙うが、塚田が回転エビ固めへ。ロープに走る塚田。カサドーラでカウント2。ジャックナイフエビ固めもカウント2止まり。塚田のドロップキックに桜花はビッグブーツ応戦し、垂直落下ブレーンバスターの体勢。これも首固めに切り返す塚田。すぐに走る塚田に桜花が追走してのボディーアタック→クロスボディー→ビッグブーツと猛攻。最後は、ダメ押しのビッグブーツで仕留めた。
試合後、桜花がマイクを取る。

桜花「塚田、四番勝負お疲れさまでした。ぶっちゃけ塚田にはスタミナがない。まだ若いんだから、どんな攻撃しても疲れないスタミナを身につけなさい。だけど、デビュー4カ月にしては、いい成長ぶりだと思います。スタミナは自分との闘いです。もっともっとつけてください。あとは経験をつんで、もっともっと自分の技を鍛えて私からスリーを取れる選手になってください。今日でwave選手との四番勝負は終わりましたが、ボーナストラック、まだあります。8月22日後楽園ホール大会、チャレンジマッチ、藤本つかさvs塚田しずく。四番勝負で得たものを藤本にぶつけて、藤本から勝ってください。私は期待しています」

桜花は塚田を抱きしめ、ともに花道を引き揚げていった。
2、ゴキゲン3wave(15分1本勝負)
○米山香織(11分22秒、横入り式エビ固め)渡辺智子●
※みぃが現れないため、渡辺vs米山のシングルに変更


8・6新木場大会から旧姓・広田レジーナさくらと激闘を繰り広げているハイビスカスみぃ。今大会では、渡辺智子、米山香織との3WAYマッチにラインアップされていたが…。

まずは米山、渡辺の順で入場。みぃのテーマ曲が鳴らされるも、みぃは出てこない。パンチ田原レフェリーが入場ゲートを確認しにいくが、みぃの姿はないようだ。

報告を受けた野中リングアナが「いないみたいです。そもそもいないみたいです」とアナウンスすると、急きょ二上美紀子会長が渡辺vs米山のシングルマッチにカードを変更した。
ゴングが鳴らされると、戸惑いながらも米山が「渡辺さーん、2度目のシングルマッチ、心の準備ができてないのでまずは力比べで勝負だ!」と手四つを挑む。渡辺が一気にひねり、ボディースラム。エルボードロップ、ギロチンドロップを投下する。キックアウトされると逆片エビ固めへ。耐えられると弓矢固めで捕獲する。そして、サソリ固めでステップオーバー。

なんとかしのいだ米山が鼻パッチンからのキャメルクラッチ。さらに鼻フックで反撃開始。ボディーシザースで絞り上げる。
渡辺も鼻をつかみ返して、ブレーンバスター。キャメルクラッチでやり返す。

5分経過。渡辺がコーナーホイップ。串刺し攻撃を米山がフロントキックで迎撃。攻守が入れ替わり、米山の串刺し攻撃を渡辺もフロントキックで迎撃する。続くフロントキックは相打ちとなったが、なぜか渡辺だけが倒れる。足が届いたことに大喜びの米山。セコンドにいた桜花とも握手をかわす。
改めて股下の長さを測ってみると…ほぼ同じ。これに怒った渡辺がショートレンジラリアット。米山もモンゴリアン・チョップで応戦し、ぐるぐるパンチ、クロスチョップを放つ。渡辺もラリアットでやり返し、しあわせのパンケーキプレス。
これを寸前でかわした米山が「今日はじめていきます!」と、セカンドロープからボディープレスを狙うが、そこにボロボロになったみぃ、宮崎、広田が現れる。
リングに入ろうとするみぃを宮崎&広田が捕まえそのまま会場外へ。思わず田原レフェリーもそちらに付いて行ってしまう。

その間、リングに残された米山がクロスボディーで飛び込むも、レフェリー不在。渡辺のラリアットも、足4の字固めもなかったことに…。
結局、みぃ、広田、宮崎はまたもや車で会場外へと出発。渡辺、米山も追いかけるが、間に合わず。
渡辺、米山がリングに戻ったところで残り5分のコール。
渡辺の首固めはカウント2。米山も首固め。すると米山が「あ、みぃさん!」と渡辺の気をそらす。背後から米山がスクールボーイで丸めて頭脳勝利を収めた。
3、ミラクルwave(15分1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら(試合不成立)宮崎有妃
※選手不在のため


第3試合となるも、たった数分前に広田と宮崎は車で会場外に行ってしまったばかり。野中リングアナが困り果てた様子で「次は宮崎さんと広田さんなんですけど、車でどこかいっちゃったみたいです…」とアナウンスすると、二上会長が「先にメイン」と試合順を変更。桜花社長は「先とかじゃなくて、(第3試合は)ナシです」とバッサリ。いずれにせよ、急きょメインのYシャツマッチがはじまることに…!?
4、Yシャツwave(20分1本勝負)
▲野崎渚&SAKI(15分2秒、両軍リングアウト)YAKO&笹村あやめ▲


急きょ、野崎渚&SAKIvs YAKO&笹村あやめのYシャツマッチが繰り上げておこなわれることに。

Yシャツを羽織って登場する4選手。通常のプロレスルールに加え、Yシャツを脱がされた時点で試合が決着となる特別ルールが発表される。
試合は、野崎vs笹村でゴングとなる。様子を見る両者。しかし、笹村の背後からSAKIが襲撃し、ティーンズロードがダブルの攻撃。YAKOがカットに入ると、「オメーは需要がねーんだよ!」と蹴り出される。しつこくYAKOが出て行き形勢逆転。野崎にトレイン攻撃を見舞ったあと、野崎をロープに張り付けYシャツに手を掛ける。これはSAKIが妨害。
攻勢に転じた野崎が笹村にカニばさみ、おしゃれキックからYシャツを脱がしにかかる。これはYAKOがカット。野崎のビッグブーツはカウント2。キャメルクラッチで捕獲する。

かわったSAKIが笹村にサーフボードストレッチ。笹村もブロンコバスターでやり返すと、SAKIの串刺し攻撃をかわして、低空ドロップキックでお返し。
YAKOが出て行き、串刺しボディーアタック、スタナーで続く。SAKIもフロントキックでやり返し、アトミックドロップ。ロープに走るも、YAKOがサイドバスターを放ち、ランニング・ヒップバットでカウント2。
5分経過。YAKOのヒップアタックはSAKIがかわしてヒザ蹴り。SAKIの回転エビ固めはカウント2。ならばとリバースカンパーナへ。

続く野崎はYAKOにミサイル発射。キックアウトされるとエルボー合戦となる。ロープに走る野崎に、YAKOがカウンターのヒップアタック。今度はYAKOが走る。野崎が追走し、後方回転からのドラゴンスリーパー。Yシャツを脱がしにかかる。
笹村がカットに入り、YAKO&笹村が野崎で波状攻撃。さらにYAKOがリバースゴリースペシャルで野崎を捕獲する。これはSAKIがカット。続くYAKOのダブルリストアームサルトはカウント2。

笹村が出て行き、野崎にエルボー→フェースクラッシャー。さらに野崎のビッグブーツをかわして、低空ドロップキックをお見舞い。そして大外刈りへ。カウント2。
野崎もスリーパーで形勢逆転。ショートレンジのビッグブーツ、ザキゴエでカウント2。ダブルニーアタックで飛び込む。キックアウトされると、ノアールランサーを叩き込むも……。

そこにみぃ、広田、宮崎が戻ってくる。場外で乱闘する3人。

リング上では試合が続いている。笹村のダブルスレッジハンマーはカウント2。ブロックバスターホールドもカウント2止まり。もう一度、笹村が大外刈りへ。これも返されてしまう。野崎もスリーパーで反撃に転じると、みぃvs広田vs宮崎もリングへ。2つの試合が同時進行する、というよくわからない状況に。

野崎が「ちょっと!」と怒りをぶつけるが、宮崎に捕まり、広田がボ・ラギノール。野崎、笹村、YAKO、SAKIに見舞っていく広田。みぃは野崎、笹村、SAKI、YAKOをステージ上に連れ出す。結果、ステージ上で7選手が乱闘となり、リングに戻れず……。Yシャツマッチの4選手には場外リングアウトが告げられた。
◎試合後のマイク
場外リングアウトがない広田vsみぃと宮崎の抗争が続くなか、野崎がマイクを取る。

野崎「ねぇ、ちょっと。聞いてよ(試合をいっこうにやめようとしない3選手)。ねぇってば! あのさ、ちょっと聞いてよ。コッチ見て。コッチ見てよ! (一瞬、止まる広田だが、また試合をしはじめる)おい、広田。こっち見ろ! ふざけるな。話聞けよ、話聞いてよ1(またもや一瞬止まる広田だが、「クソー!」とロープに走る。するとリング下から桜花が足をすくって転倒させる)ありがとう、桜花さん。やっとこれで聞いてくれます? 本当にアナタたち何やってるんですか? コッチも試合があったんですよ。どこかの誰かさんがいなくなるから、メインだったのに、急きょ3本目みたいになって、急いで準備してやってブチ壊されて。アナタたちは続いてるからいいですよ。無制限だかなんだかで、コッチは試合終わっちゃったじゃないですか! どうしてくれるんですか。8月22日、タイトルマッチですよ、広田さん。何ふざけてるんですか!」
◎バトルロイヤル(9人参加)
○みぃ(12分21秒、1人残り)
※退場順=塚田しずく、桜花由美、YAKO、笹村あやめ、宮崎有妃、SAKI、旧姓・広田レジーナさくら、野崎渚


広田の提案で急きょ、おこなわれることになったYシャツ&コミカルデスマッチルール採用のバトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープルールも採用)。セコンドにいた桜花、塚田もYシャツを着て9選手が参加することに。

ゴングが鳴らされると、早速、塚田が桜花に飛び込むが、桜花がショルダースルーでかわしてエプロンへ。そのまま蹴り落としていきなり塚田、退場。

続いて桜花とYAKOがYシャツをはだけさせながら、エルボー合戦。桜花が走るも、YAKOがヒップアタック。桜花もショットガンからケンカキック。ビッグブーツでカウント2。YAKOが後方回転エビ固めを狙うも、押しつぶす桜花。だが、どさくさに紛れてYAKOがYシャツを脱がして桜花、失格。すぐに桜花もYAKOのYシャツを剥いでYAKOも失格となった。
試合中ながらも24時間近く闘ったせいか、変な絆を感じさせる広田&みぃ&宮崎。野崎&SAKI&笹村も共闘路線を敷き、トレイン攻撃を浴びせる。そして3人同時の関節技へ。さらに野崎が宮崎に串刺しビッグブーツ。ハーフハッチを狙うが、宮崎が堪える。ロープにもたれかかる宮崎のYシャツを引き裂いた野崎が背中にブレイジングチョップをお見舞い。おしゃれキックを狙うが宮崎もかわす。逆に宮崎が張り付けラリアットでやり返し、カウント2。
続いて広田vs笹村に。笹村のブレーンバスターはカウント2。走る笹村に、みぃが追走してラリアット。広田&みぃ&宮崎が共闘し、野崎&SAKI&笹村をロープに飛ばすも、笹村だけが標的に。全員に押さえ込まれて笹村も退場。

再びリング上は広田vsみぃvs宮崎の3WAY状態となり、宮崎がみぃに開脚倒立。広田が高速ボ・ラギノールで追い打ちをかける。
今度はその広田が捕まり、野崎&SAKIが連係で追い詰める。ならばと宮崎がSAKIをコーナーへ。宮崎&野崎で裏摩周を狙うが、これを広田が救出。SAKIがリバーススプラッシュを野崎に投下する。宮崎にも狙うが、宮崎がパワーボムに切り返す。ここで広田がスワンダイブを狙うが失敗し、宮崎がカバーしているところに飛び込んで行く。これでポジションが入れ替わり、SAKIが宮崎から逆転の3カウント!

続いてSAKIがファルコンアローを決めるが、キックアウトする際に広田がYシャツを剥いで、SAKIも失格。
リング上は広田vs野崎のマッチアップに。野崎がビッグブーツから丸め込む。切り返した広田がスクールボーイ。カウント2。バックの取り合いとなると、そこにみぃが復活。ダイビング・ボディーアタックを放つが、これは飛距離が足らず自滅。うつ伏せ状態のみぃ。
そんななかコーナーに登る広田。野崎が蹴り落とすも、なんとかエプロンに着地する。野崎がトドメを刺そうとするが、野崎も勢いでエプロンに着地してしまう。
チャンスとばかりに広田はエプロン上でのシャイニング・ウィザードを狙ったが……。
失敗した広田が場外へと転落。だが広田も諦めず、リング下から野崎にボ・ラギノール。
野崎がのけぞりながらリング下に落ちてしまったため、みぃは何もすることなく、勝者となった。
驚きながらも、みぃがマイクを取る。

みぃ「みなさん! ついにこの長い闘いを制しましたーーーっ! 24時間14分? 本当に飲まず食わずで、ね、寝ることもできず…本当に辛い闘いでしたが、いまここで勝てることができて、本当にうれしいです。みなさんの応援のおかげです。ありがとうございます。えっと、ちょっと聞きたいことがあるんですけど、桜花さん? 桜花さん、あの本当は、今日アタシ、彩羽匠とタッグを組むはずだったんですよ。それがまあ、コロナやなんやかんだの事情でできなくなって、まあこういう形になったんですけど、そのタッグは今後、どうなるでしょうか? あのー、私ほら、これね、バギーパンツっていうんですけどね、コレ。コレね、コレ。バギーパンツって言うんですけど、コレを履いて、用意しましたし、2人のタッグがなくなると困るんですよ。言ってなかったんですけど、匠と私、試合用のオリジナルのTシャツまで作っちゃったですよ(宮崎が激しく動揺する)。2人のシャツをね。絶対組まないと困るんですよ」
宮崎「(マイクを奪う)えーっと、2人だけの?」

みぃ「2人だけの、2人しか持ってない。販売はしないです。いまのところ予定はないです」

宮崎「あのー…、ちょっと待ってね」

みぃ「おそろいTシャツです。世界に2枚だけしかないTシャツを」

宮崎「ゆきたくっていうのあるんです。それも作ってないし、どういうこと?」

みぃ「なんか匠が作ろうって言ってくれたんで。作っちゃったんですけど」

宮崎「えーーーー、配信見てるんだっけ? おい、どういうことだ、匠!」

みぃ「えー、だから組みたいんですけど、お願いします。やらせてください。いつでもいいので。後楽園? 後楽園とかいいんじゃないですか? 組みたいです、匠と」

宮崎「ちょっと取り乱している。深呼吸してもいい?」

みぃ「どうぞ」

宮崎「わかった! 3WAY」

みぃ「3WAY?」

宮崎「それで勝った人が真の匠のタッグパートナーだ!!」

みぃ「えっ? 宮崎さんvs私vs匠? で、勝ったら? 匠の真のパートナー? 匠が勝ったらどうするんですか?」

宮崎「勝ったら、匠が選ぶ」

みぃ「どっちか」

宮崎「そうだよ!」

みぃ「まあ、私でしょうね。やってやりますよ、じゃあ! もうね、脱げてるんですよ。メンタルブレイクですよ。じゃあ3WAY、やってやりますよ。8月22日、後楽園ホール、宮崎有妃vsハイビスカスみぃvs彩羽匠!」

宮崎「匠、聞いてるかー!」

みぃ「頑張ろうねー、匠くーん。よし、やるぞ!」
続いてリングに上がったのは野崎と広田。

野崎「広田さん、暑い、暑いよ(Yシャツをはだけさせる)。そのベルトね、急きょ決まった前哨戦、バトルロイヤルという形でしたが、また熱い闘いができるんじゃないかとちょっと確信しました。8月22日、そのベルトいただきます。私が第17代レジーナになります」

広田「聞いたか? まばらな拍手だよ。いままで私がアンタからベルト取って、いままでやってきた功績、waveでの風景、みんなお客さん、見ててくれましたよね!? まだやりたいことがたくさんあります。まだもっと違う風景を見せられると確信しています。8月22日、前から楽しみでしたけど、このバトルでのアンタとの絡みは、正直、時間でいうと1〜2分くらい。だけど私、その1〜2分の中でも、ああ、すっげー野崎とやれることうれしいなってこの2分の間で感じました。感じたよね?」

野崎「私も同様です」

広田「やろう」

野崎「やりましょう」

広田「私ね、最近ウインクするんだ。だから、私が防衛したらみなさんに向かって、そして、配信見てくれるみなさんに向かって(ウインクする)やりますんで、私が防衛してセンターに立ってまっすぐ前を見つめたら、そうカメラさんアップしてください。そして私は(ウインク)やりますんで、それもみなさん楽しみにしていてください!」
続いて桜花がリングへ。

桜花「今日は本当に誠にご来場ありがとうございます。広田さんたちの24時間のおかげで、こんなになっちゃいましたけど、昨日見てない人はわからないと思うんですが、カンフェティ見てる方、そして昨日見てない方は昨日のカンフェティを見ていただければ、こんな状態になったことがわかると思うので、ぜひ配信のほうを見ていただいて、だからこうなったんだなって思ってください。

えー、今日決まったカードが3WAY。やりますね、やりますね。宮崎有妃vsハイビスカスみぃvs彩羽匠。8月22日の後楽園ホール大会でやりますね、決定で。そして、レジーナ広田さくらvs野崎渚、ここがタイトルマッチ。そして、塚田しずくvsつっか。(藤本の名字が出てこない)…藤本つかさ(笑)。私のカードは、もう少々お待ちください。まだゲリラオファーに行ってないので、ゲリラオファーに行ってOKもらえるように頑張ります。そしてタッグのタイトルマッチがあると思いますので、そのカードはもう少々お待ちください。今日の大会の次は、8月22日の後楽園大会です。いまコロナが猛威をふるっておりますが、8月22日、ぜひみなさん会場に足を運んできていただけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。昨日6日の新木場大会、そして本日の新木場大会、2DAYS、夏フェスタにご来場、誠にありがとうございました。これがwaveです。何があるかわからないのが、waveです。8月22日の後楽園ホール大会も何があるかわかりません。なのでぜひ生で見に来ていただきたいと思います。それでは、『これがwaveだ』で締めますか、私、声が汚いので…」
広田「それではみなさん、行きますよ。桜花さんのかわりにやらせていただきます。(桜花のマネで)これがwaveだーーー!」

大会終了後、宮崎はみぃのバギーパンツを剥ぎ取り、退場。みぃはYシャツでコスチュームをかくしながらリングを降りた。
◎8・6新木場=ドコミカルwave(時間無制限1本勝負)
○ハイビスカスみぃ(24時間14分、オーバー・ザ・トップロープ)旧姓・広田さくら●