2022.08.13
「wave 15th Anniversary 『CARNIVAL WAVE』~冷気が北に移動し、「水」となり~」
日時
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8月13日 土曜日
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観衆
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102人
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場所
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◎オープニング
15周年を迎えるプロレスリングwaveが新宿FACE、2連戦を開催。記念すべき節目の大会ということもあり、今年は2日間で5大会が予定されている。
試合前にはwave所属選手による入場式がおこなわれ、選手を代表し桜花由美社長が挨拶をおこなった。
15周年を迎えるプロレスリングwaveが新宿FACE、2連戦を開催。記念すべき節目の大会ということもあり、今年は2日間で5大会が予定されている。
試合前にはwave所属選手による入場式がおこなわれ、選手を代表し桜花由美社長が挨拶をおこなった。

桜花社長「みなさん、こんにちは!(観客が返す)今日、声出していいんだった。本日はwave15周年記念大会にご来場いただき、誠にありがとうございます。今日からはじまる2DAYS、5大会、全大会にテーマがあります。本日、この大会、私の復帰戦があります!(拍手)ありがとうございます。そして、今日の夜は広田さんの26周年があります!(拍手)そして、明日の12時からは狐伯の4周年があります!(拍手)そして、明日の15時から私の21周年があります。(拍手)ありがとうございます。そして、15周年、締めくくりは総決算の大会になります。もう本当に16年目に向かっての総決算で、本当に5大会、全部見られる勇者のみなさん、ありがとうございます。本当にすべての大会にテーマがあります。そして配信をご覧のみなさん、ありがとうございます。来られないけど、見たいという方、本当にありがとうございます。15年前にGAMIさんと2人で立ち上げて、いろいろ選手が出たり入ったりしていますが、いまはこの5人の選手でwaveを盛り上げています。そのwaveを今日からはじまる5大会でみなさんに堪能していただきたいと思っておりますので、みなさん、今日は声が出せます。そんな大きな声、飛沫が飛ぶような声は出してはいけないと思いますが、みなさんで15周年を盛り上げていただきたいと思います。もちろん選手も盛り上げていきますので、ぜひ応援のほどよろしくお願い致します!!」

選手が退場するなか、桜花社長がリングに残る。「ここで発表ごとがあります」と話すと、二上美紀子会長とスーツ姿の男性たちがリングへ。
二上会長「えー、ご来場ありがとうございます。15周年を迎えるにあたりまして、1つご報告というか、発表があります。後ろのwaveの旗の両サイドにあるフラッグを見ていただくとわかるんですが、La Festa(ラ・フェスタ)さん、ACCORDER(アコルデ)さん、ecost(エコスト)さんの会社がですね、協賛、年間スポンサーに就いていただくこととになりました」
桜花社長「ありがとうございます」
二上会長「すみません、シャイです。シャイボーイたちですみません。けど、1年間よろしくお願いします」
桜花社長「よろしくお願いします」
記念撮影のあと、桜花が改めて四方に一礼。リングを降りた。
二上会長「えー、ご来場ありがとうございます。15周年を迎えるにあたりまして、1つご報告というか、発表があります。後ろのwaveの旗の両サイドにあるフラッグを見ていただくとわかるんですが、La Festa(ラ・フェスタ)さん、ACCORDER(アコルデ)さん、ecost(エコスト)さんの会社がですね、協賛、年間スポンサーに就いていただくこととになりました」
桜花社長「ありがとうございます」
二上会長「すみません、シャイです。シャイボーイたちですみません。けど、1年間よろしくお願いします」
桜花社長「よろしくお願いします」
記念撮影のあと、桜花が改めて四方に一礼。リングを降りた。

1、激アツ!BURNING wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(12分30秒、体固め)狐伯●
※ローリングストーン
オープニングマッチを任されたのは、5大会すべてに参戦を志願したwave期待のホープ狐伯と、高瀬みゆきによるシングルでスタート。
ゴングと同時に狐伯がドロックキック。読み合いの攻防のあと、観客の声援をあおる両者。改めて組み合い、狐伯がサイドヘッドロック、高瀬はフロントネックロックで取り返す。力のこもった主導権争いから高瀬がショルダータックルを敢行。すぐさまロープに走るも、足を払った狐伯が低空のヘッドシザース・ホイップ、低空ドロップキックにつなげる。そして張り付けドロップキックでカウント2。
○高瀬みゆき(12分30秒、体固め)狐伯●
※ローリングストーン
オープニングマッチを任されたのは、5大会すべてに参戦を志願したwave期待のホープ狐伯と、高瀬みゆきによるシングルでスタート。
ゴングと同時に狐伯がドロックキック。読み合いの攻防のあと、観客の声援をあおる両者。改めて組み合い、狐伯がサイドヘッドロック、高瀬はフロントネックロックで取り返す。力のこもった主導権争いから高瀬がショルダータックルを敢行。すぐさまロープに走るも、足を払った狐伯が低空のヘッドシザース・ホイップ、低空ドロップキックにつなげる。そして張り付けドロップキックでカウント2。

高瀬もボディースラム2連発からのバックブリーカーで反撃。張り付けドロップキックでやり返すし、キックアウトされるとキャメルクラッチで捕獲する。
切り抜けた狐伯がドロップキック。コーナーホイップするも、高瀬が切り返しのドロップキック、串刺し攻撃、ダイビング・エルボーアタックを投下する。コーナーに登る高瀬だったが、狐伯がドロップキックで転落させる。
切り抜けた狐伯がドロップキック。コーナーホイップするも、高瀬が切り返しのドロップキック、串刺し攻撃、ダイビング・エルボーアタックを投下する。コーナーに登る高瀬だったが、狐伯がドロップキックで転落させる。

すかさず低空ドロップキックで突っ込む狐伯だったが、かわした高瀬がギロチンドロップ。しかし狐伯もドロップキック、串刺しドロップキック、低空ドロップキック、ボディースラムでカウント2。
高瀬がDDTからランニング・スタナー。打撃の打ち合いを挟んで、狐伯が低空ドロップキックを放って行く。すぐさまロープに走るが、高瀬が追走してラリアット。カミカゼからのダイビング・ギロチンドロップにつなげる。カウント2。カウンターのパワースラムもカウント2止まり。ならばと関節地獄へ。
かろうじて狐伯がロープ。狐伯もティヘラから串刺し攻撃。これはかわされるも、コーナーへ。高瀬も追いかけるが、雪崩式は不発。逆に狐伯がスワンダイブ式の回転エビ固め。カバーするも、高瀬がポジションを入れ替えカウント2。残り3分となり、高瀬がカウンターのラリアット。最後はローリングストーンで仕留めた。
高瀬がDDTからランニング・スタナー。打撃の打ち合いを挟んで、狐伯が低空ドロップキックを放って行く。すぐさまロープに走るが、高瀬が追走してラリアット。カミカゼからのダイビング・ギロチンドロップにつなげる。カウント2。カウンターのパワースラムもカウント2止まり。ならばと関節地獄へ。
かろうじて狐伯がロープ。狐伯もティヘラから串刺し攻撃。これはかわされるも、コーナーへ。高瀬も追いかけるが、雪崩式は不発。逆に狐伯がスワンダイブ式の回転エビ固め。カバーするも、高瀬がポジションを入れ替えカウント2。残り3分となり、高瀬がカウンターのラリアット。最後はローリングストーンで仕留めた。

2、プレミアムwave(15分1本勝負)
○鈴季すず(8分12秒、グラン・マエストロ・デ・テキーラ)X=旧姓・野崎渚●
2022年の波女を制し、レジーナとなった鈴季すずが今大会より復帰。レジーナのベルトを持って登場するも、コーナーを間違えてしまうと、早速、観客&セコンドから「チャンピオン!」と突っ込まれる。
いよいよXの入場。そこに鳴り響いたのは、欠場中の野崎渚のテーマ曲…!? 観客がザワつくなか現れたのは、野崎のコスプレをした旧姓・広田さくらだった。旧姓はもたつきながらも野崎流の開脚リングイン。野中リングアナが「旧姓・野崎渚」とコールする。
○鈴季すず(8分12秒、グラン・マエストロ・デ・テキーラ)X=旧姓・野崎渚●
2022年の波女を制し、レジーナとなった鈴季すずが今大会より復帰。レジーナのベルトを持って登場するも、コーナーを間違えてしまうと、早速、観客&セコンドから「チャンピオン!」と突っ込まれる。
いよいよXの入場。そこに鳴り響いたのは、欠場中の野崎渚のテーマ曲…!? 観客がザワつくなか現れたのは、野崎のコスプレをした旧姓・広田さくらだった。旧姓はもたつきながらも野崎流の開脚リングイン。野中リングアナが「旧姓・野崎渚」とコールする。

試合がはじまり、早々に旧姓がブレイジング・チョップ、串刺しビッグブーツ、そしてブレイジングチョップをお見舞いする。
旧姓は「いつものヤツ!」と鼻をほじりまくって突進。すずは「そんなの見たことない!」とドロップキックで迎撃し、串刺しランニング・ニー、エプロンに旧姓がせり出ると、場外からのドロップキックをお見舞いする。
リングに戻ってすずがミサイル発射。カウント2。フォアアームの打ち合いから旧姓がビッグブーツ。続くおしゃれキックはすずもかわす。そしてプランチャを狙うが、旧姓がぞうきんを投げつけ妨害する。
旧姓は「いつものヤツ!」と鼻をほじりまくって突進。すずは「そんなの見たことない!」とドロップキックで迎撃し、串刺しランニング・ニー、エプロンに旧姓がせり出ると、場外からのドロップキックをお見舞いする。
リングに戻ってすずがミサイル発射。カウント2。フォアアームの打ち合いから旧姓がビッグブーツ。続くおしゃれキックはすずもかわす。そしてプランチャを狙うが、旧姓がぞうきんを投げつけ妨害する。

逆に旧姓がスワンダイブを狙うが、転落。すずがブレーンバスターから押さえ込みを連発していく。いずれもカウント2。
ならばと旧姓はビールマンキックのフェイントからボ・ラギノール。スリーパーで捕獲する。
ならばと旧姓はビールマンキックのフェイントからボ・ラギノール。スリーパーで捕獲する。

脱出したすずがバズソーキック。バックを取ると、旧姓が体をクルリと反転させて脱出してみせる。

そしてエルボーからビッグブーツを狙うが、かいくぐったすずがグラン・マエストロ・デ・テキーラで技あり勝利。

試合後、すずが旧姓にレジーナのベルトを見せつけると、旧姓がマイク。
旧姓「すず、心配かけてごめんね。でも戻ってきたよ。こうやってアンタと対戦できて、本当に嬉しかった。悔しいけど、アンタ正真正銘、レジーナだよ!」
旧姓「すず、心配かけてごめんね。でも戻ってきたよ。こうやってアンタと対戦できて、本当に嬉しかった。悔しいけど、アンタ正真正銘、レジーナだよ!」

そこに流れたのは志田光のテーマ曲。赤いスーツ姿で颯爽と登場する。
志田「AEW、魔界の志田光です。明日ここで、彼女のRegina di waveに挑戦します。タイトルマッチは、AEW女子世界王座を落として以来です。1年3カ月、たまってきた鬱憤を明日すべて吐き出したいと思います。そのベルト、私が持ってた方が価値、上がるよ。明日そのベルトをとって、私がそのベルトを、日本が世界に誇るベルトにする!」
すず「えーっと…スーパースターだ? 世界だ言ってるけど、オマエは所詮、出戻りだろ? コイツの居場所は日本にはねーんだよ。世界にもねーよ。私が明日、このレジーナのベルトを防衛して、鈴季すずがこのベルトを世界に羽ばたかせます。明日よろしくお願いします」
志田がエルボー弾を叩き込むと、すずもエルボーでやり返し、ベルトを見せつけた。注目のレジーナ戦は8・14新宿の最終大会でおこなわれる。
志田「AEW、魔界の志田光です。明日ここで、彼女のRegina di waveに挑戦します。タイトルマッチは、AEW女子世界王座を落として以来です。1年3カ月、たまってきた鬱憤を明日すべて吐き出したいと思います。そのベルト、私が持ってた方が価値、上がるよ。明日そのベルトをとって、私がそのベルトを、日本が世界に誇るベルトにする!」
すず「えーっと…スーパースターだ? 世界だ言ってるけど、オマエは所詮、出戻りだろ? コイツの居場所は日本にはねーんだよ。世界にもねーよ。私が明日、このレジーナのベルトを防衛して、鈴季すずがこのベルトを世界に羽ばたかせます。明日よろしくお願いします」
志田がエルボー弾を叩き込むと、すずもエルボーでやり返し、ベルトを見せつけた。注目のレジーナ戦は8・14新宿の最終大会でおこなわれる。

3、チャレンジwave~2カウントルール(15分1本勝負)
○米山香織(5分42秒、エビ固め)川畑梨瑚●
第3試合は米山香織vs川畑梨瑚の2カウントフォールルール。百戦錬磨の米山に、梨瑚はどこまで食い下がることができるのか? 梨瑚の奮闘が期待される一戦だ。
握手から米山が丸め込みを連発。カウント1であわやのシーンを連発していく。早速、得意の後方回転エビ固めを繰り出すも、これは梨瑚も読んでいた。ランニング・ローキックを狙うが、これは米山もかわしていく。カバーしようとする梨瑚だったが、米山がかわしてロープブレイク。
○米山香織(5分42秒、エビ固め)川畑梨瑚●
第3試合は米山香織vs川畑梨瑚の2カウントフォールルール。百戦錬磨の米山に、梨瑚はどこまで食い下がることができるのか? 梨瑚の奮闘が期待される一戦だ。
握手から米山が丸め込みを連発。カウント1であわやのシーンを連発していく。早速、得意の後方回転エビ固めを繰り出すも、これは梨瑚も読んでいた。ランニング・ローキックを狙うが、これは米山もかわしていく。カバーしようとする梨瑚だったが、米山がかわしてロープブレイク。

ならばと梨瑚は張り付けミドルキックをお見舞い。そしてボディーシザースで捕獲する。梨瑚のカバーはカウント1。劣勢の米山。観客に「米山」コールを要求する。
米山のカバーはいずれもカウント1。串刺し攻撃を狙うが、かわした梨瑚がトラースキック、フェースクラッシャー、ロケットキックでカウント1。
米山がモンゴリアン・チョップを放てば、梨瑚はミドルキックで応戦。打ち合いとなる。米山のグルグパンチ、クロスチョップ、千豚(セントーン)が決まるもカウント1。
米山のカバーはいずれもカウント1。串刺し攻撃を狙うが、かわした梨瑚がトラースキック、フェースクラッシャー、ロケットキックでカウント1。
米山がモンゴリアン・チョップを放てば、梨瑚はミドルキックで応戦。打ち合いとなる。米山のグルグパンチ、クロスチョップ、千豚(セントーン)が決まるもカウント1。

走る米山だったが、梨瑚がソバットで止めて、カカト落とし。後頭部へのブラジリアンキックでカウント2。ムーンサルト・プレスを放つが、かわした米山が丸め込もうとする。エビ固めの応酬はいずれもカウント1。ならばと走る米山に梨瑚がトラースキック、バズソーキックからカバーするも、米山が切り返して2カウント勝利!

4、スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&ハイビスカスみぃ(17分52秒、外道クラッチ)日高郁人&青木いつ希●
現wave認定タッグ王者組の宮崎有妃&ハイビスカスみぃ(ブリーフ・シスターズ)が久しぶりにwaveマットに登場。夜の大会ではSAKI&清水ひかり(galaxyPunch!)の挑戦を受けることが決まっているブリシス。今大会ではショーンキャプチャーの日高郁人&青木いつ希組と対戦。タイトル前の最終調整という意味では、十分すぎる相手となった。
○宮崎有妃&ハイビスカスみぃ(17分52秒、外道クラッチ)日高郁人&青木いつ希●
現wave認定タッグ王者組の宮崎有妃&ハイビスカスみぃ(ブリーフ・シスターズ)が久しぶりにwaveマットに登場。夜の大会ではSAKI&清水ひかり(galaxyPunch!)の挑戦を受けることが決まっているブリシス。今大会ではショーンキャプチャーの日高郁人&青木いつ希組と対戦。タイトル前の最終調整という意味では、十分すぎる相手となった。

試合前、青木が恒例の「よろしくお願いしまーす!」。日高にも大きな声で握手を求めると、さすがの師匠も「こんなにうるさいんですか?」と困惑した様子。
試合は、宮崎vs日高でゴング。ショルダータックル、ラリアットは互角。ならばとスピードをいかした日高がアームホイップ。
試合は、宮崎vs日高でゴング。ショルダータックル、ラリアットは互角。ならばとスピードをいかした日高がアームホイップ。

すかさず青木が出て行き、ショーンキャプチャー勢で宮崎に低空ドロップキック。さらにドロップキックの挟み撃ち。宮崎も青木に低空ドロップキックを放ち、みぃと交代。ブリシスがダブルの攻撃をお見舞いする。みぃがコーナーに追い詰め、低空ドロップキック、キャメルクラッチで捕獲していく。
タッチを受けた宮崎がブレーンバスター。カウント2。逆片エビ固めでステップオーバー。なんとか自力でロープ。続くみぃが「オイ、どうした。返してみろ!」と挑発する。青木が足を踏みつけると、踏み合いとなるなか、みぃがフェイントをかけてネックブリーカードロップ。青木もフェースクラッシャー、ボディープレスで応戦して日高にタッチ。
タッチを受けた宮崎がブレーンバスター。カウント2。逆片エビ固めでステップオーバー。なんとか自力でロープ。続くみぃが「オイ、どうした。返してみろ!」と挑発する。青木が足を踏みつけると、踏み合いとなるなか、みぃがフェイントをかけてネックブリーカードロップ。青木もフェースクラッシャー、ボディープレスで応戦して日高にタッチ。

日高がみぃ→宮崎にドロップキック。「よくもウチの青木を!」と反撃開始。みぃのエルボー弾に日高がアイルビーバックからのニールキック。日高もエルボーでやり返すと、みぃもセコンドの手を借りながら超スローなアイルビーバックをみせる。

日高「なんですか、いまのは?」
みぃ「アイルビーバックです」
日高「アイルビーバック? 私の技ですよね。やる以上はニールキックまでやってほしいんですよ」
みぃ「あのね、言わせていただきますけど、簡単になんでもできる人に私の気持ちわからないですよ! 私の気持ち、わからないと思います。だから、その気持ちを歌にします。それでは聞いてください。ハイビスカスみぃで、『雨』」
みぃ「アイルビーバックです」
日高「アイルビーバック? 私の技ですよね。やる以上はニールキックまでやってほしいんですよ」
みぃ「あのね、言わせていただきますけど、簡単になんでもできる人に私の気持ちわからないですよ! 私の気持ち、わからないと思います。だから、その気持ちを歌にします。それでは聞いてください。ハイビスカスみぃで、『雨』」

みぃがアカペラでワンコーラス歌いきると、すっかり聞き入ってしまった日高。感動したようでみぃとハグしようとするも、そのままみぃが大外刈り。ブリシスのトレイン攻撃からみぃロケットを発射させる。
続く宮崎がビッグヒップ。さらに宮崎は青木にはずかし固め。日高の目の前で披露するも、日高には刺さらなかったようで放置されてしまう。すると青木が「娘みたいなもんだろ! 助けてください! 助けて! 助けろー! 横から押せ!」と発狂。
続く宮崎がビッグヒップ。さらに宮崎は青木にはずかし固め。日高の目の前で披露するも、日高には刺さらなかったようで放置されてしまう。すると青木が「娘みたいなもんだろ! 助けてください! 助けて! 助けろー! 横から押せ!」と発狂。

仕方なく日高が助けると、宮崎は日高にもはずかし固めを狙うが、日高がショルダースルーで返す。諦めない宮崎がタイツをずらそうとするも、日高は踏ん張る。
宮崎は「リッキーさんはちゃんとお尻出しましたよ?」、みぃも「お尻出すところだろ?」と詰め寄るも、日高は「リッキーさんはお尻出すのが好きな人なんですよ」と冷静に断り、ガットショット。すぐさま走るも、宮崎もガットショットで止めてDDT。
宮崎が日高を捕獲すると、急所にみぃがダイビング・ヘッドバットを投下。2発放っていく。さらに宮崎がムーンサルト・プレスを投下。これは日高もかわす。
宮崎は「リッキーさんはちゃんとお尻出しましたよ?」、みぃも「お尻出すところだろ?」と詰め寄るも、日高は「リッキーさんはお尻出すのが好きな人なんですよ」と冷静に断り、ガットショット。すぐさま走るも、宮崎もガットショットで止めてDDT。
宮崎が日高を捕獲すると、急所にみぃがダイビング・ヘッドバットを投下。2発放っていく。さらに宮崎がムーンサルト・プレスを投下。これは日高もかわす。

青木が出て行き、宮崎にダブルニードロップ。セカンドからのボディープレスでカウント2。「日高さんの恨み。ショーンキャプチャー!」を狙うが、宮崎が追走してラリアット。残り5分となり、宮崎がえびす落としから再びムーンサルト・プレスの体勢。青木が投げ落として、今度は青木がコーナーへ。日高のDDTから、青木がフロッグスプラッシュにつなげる。カウント2。
みいぃのラリアットから宮崎も続いたが、これは青木が迎撃。残り3分から宮崎が目突きからの首固め。外道クラッチは青木も読んでいた。ならばと宮崎がカウンターのスクールボーイ。キックアウトされると外道クラッチで3カウント。
みいぃのラリアットから宮崎も続いたが、これは青木が迎撃。残り3分から宮崎が目突きからの首固め。外道クラッチは青木も読んでいた。ならばと宮崎がカウンターのスクールボーイ。キックアウトされると外道クラッチで3カウント。

5、ジェラシーwave(20分1本勝負)
○桜花由美&世羅りさ(14分44秒、エビ固め)旧姓・広田さくら&YAKO●
※ビッグブーツ
「CATCH THE WAVE 2022」期間中に、ヒザを負傷し5月より欠場していた桜花由美がwave15周年の記念すべき大会に合わせて大復活。パートナーに世羅りさを迎え、旧姓・広田さくら&YAKOとの対戦となった。このカードは二上会長が桜花の復帰を祝ってマッチメークしたもので、桜花以外は既婚者というやんごとなき状況。桜花が独身パワーをさく裂させるのか、それとも既婚者たちの余裕がまさるのか!? どの顔合わせも刺激的なものとなりそうだ。
○桜花由美&世羅りさ(14分44秒、エビ固め)旧姓・広田さくら&YAKO●
※ビッグブーツ
「CATCH THE WAVE 2022」期間中に、ヒザを負傷し5月より欠場していた桜花由美がwave15周年の記念すべき大会に合わせて大復活。パートナーに世羅りさを迎え、旧姓・広田さくら&YAKOとの対戦となった。このカードは二上会長が桜花の復帰を祝ってマッチメークしたもので、桜花以外は既婚者というやんごとなき状況。桜花が独身パワーをさく裂させるのか、それとも既婚者たちの余裕がまさるのか!? どの顔合わせも刺激的なものとなりそうだ。

世羅がブルーのフェースガードをしたまま試合をしようとすると、他の選手たちが必要以上にツッコんでくる。すると世羅が「鼻が腫れてちょっと…と思ってたら、旦那が夜なべして作ってくれました」とちょっとした旦那自慢。
すると広田に促されたYAKOも「私が着ていたガウンあるじゃないですか。旦那に選んでもらいました」とプチ自慢。もちろん広田も「ウチも試合のときはお弁当とか作ってくれるー」と、それぞれ幸せアピール。
広田が「桜花さんは何か作ってもらったり?」と振ると、桜花は「浜ちゃん(愛犬)にご飯作ってますから!」と苦し紛れに返して試合へ。
すると広田に促されたYAKOも「私が着ていたガウンあるじゃないですか。旦那に選んでもらいました」とプチ自慢。もちろん広田も「ウチも試合のときはお弁当とか作ってくれるー」と、それぞれ幸せアピール。
広田が「桜花さんは何か作ってもらったり?」と振ると、桜花は「浜ちゃん(愛犬)にご飯作ってますから!」と苦し紛れに返して試合へ。

先発のYAKOが「行き遅れ、来いよ」と桜花を指名。桜花が対峙するも「気分悪いんだけど…今日、私の復帰戦! メッチャ気分悪いんだけど…」とご機嫌ナナメに。なんとか気を取り直した桜花が突っ込むも、YAKOがかわすと広田がストンピング。YAKOもストンピングを浴びせていく。
広田が「どのツラ下げて戻ってきたんだ!」とコーナーホイップ。広田&YAKO、世羅のトレイン攻撃が決まる。
桜花もエルボーを放って反撃。「このドブスが!」とYAKOに串刺しビッグブーツ。続く世羅が逆エビ固めからのリバース・カンパーナ。一方で桜花が広田を捕獲していく。
広田が「どのツラ下げて戻ってきたんだ!」とコーナーホイップ。広田&YAKO、世羅のトレイン攻撃が決まる。
桜花もエルボーを放って反撃。「このドブスが!」とYAKOに串刺しビッグブーツ。続く世羅が逆エビ固めからのリバース・カンパーナ。一方で桜花が広田を捕獲していく。

続く世羅は、YAKOにダブル・ニードロップ。YAKOもセカンドからのドロップキックでやり返しヒップバット。カウント2。
タッチを受けた広田が世羅にロケット式ボ・ラギノール。さらに桜花も入れてボ・ラギノールを連発していく。広田はロープからのボ・ラギノールを狙うが、転落。「オマエのせいだぞ」と八つ当たりしながらサイドヘッドロックで捕獲する。
タッチを受けた広田が世羅にロケット式ボ・ラギノール。さらに桜花も入れてボ・ラギノールを連発していく。広田はロープからのボ・ラギノールを狙うが、転落。「オマエのせいだぞ」と八つ当たりしながらサイドヘッドロックで捕獲する。

世羅も取り返すと、広田はバックエルボーで脱出。エルボーアピールで観客をわかせる。今度は広田がサイドヘッドロック。世羅は普通に脱出してドロップキック。自コーナーに戻ろうとする世羅を広田が引き留める。どうしてもエルボーをさせたい模様。それでも世羅は頑なに拒否してセラリズムバスターにつなげる。見かねた桜花が「エルボーしてあげて…」と促すと、世羅が仕方なくバックエルボー。強烈なエルボー弾をお見舞いする。
続いて桜花&世羅でブレーンバスターの体勢。これを広田がDDTに切り返し場外戦へ。広田のトペ・スイシーダは失敗に。
続いて桜花&世羅でブレーンバスターの体勢。これを広田がDDTに切り返し場外戦へ。広田のトペ・スイシーダは失敗に。

攻守が入れ替わり、逆に桜花がダイビング・サンマドロップの体勢。これも未遂となるも、ブラ下がりブラディーEXで捕獲する。続けざまの桜花のビッグブーツ、バックドロップはカウント2。ネックハンギング・ボムは広田がウラカンラナに切り返す。キックアウトされるとシャイニング・ウィザードでカウント2。
タッチを受けたYAKOが担ごうとするも、桜花が踏ん張る。エルボーの打ち合いとなり、罵声を浴びせあう。走る桜花にYAKOがヒップアタック。ダブルリスト・アームサルト3連発でカウント2。広田のボ・ラギノールからYAKOがバックドロップにつなげる。カウント2。続くダイビング・ボディープレスを桜花がかわすと、世羅がダブルニードロップ、桜花がクロスアームDDT、カカト落としと畳みかける。カウント2。
タッチを受けたYAKOが担ごうとするも、桜花が踏ん張る。エルボーの打ち合いとなり、罵声を浴びせあう。走る桜花にYAKOがヒップアタック。ダブルリスト・アームサルト3連発でカウント2。広田のボ・ラギノールからYAKOがバックドロップにつなげる。カウント2。続くダイビング・ボディープレスを桜花がかわすと、世羅がダブルニードロップ、桜花がクロスアームDDT、カカト落としと畳みかける。カウント2。

一方、YAKOもカウンターのブロックバスターホールドで形勢逆転。キックアウトされると広田のバックブローから、YAKOが後方回転エビ固めへ。カウント2。ならばと旋回式ダイビング・ボディープレスを投下する。カウント2。
そこに広田がスワンダイブでリングイン。だが、すぐに世羅が排除する。改めて桜花がYAKOに垂直落下ブレーンバスターでカウント2。世羅の羅紗鋏から桜花がビッグブーツにつなげて3カウントを奪った。
そこに広田がスワンダイブでリングイン。だが、すぐに世羅が排除する。改めて桜花がYAKOに垂直落下ブレーンバスターでカウント2。世羅の羅紗鋏から桜花がビッグブーツにつなげて3カウントを奪った。

◎エンディング/桜花が2022年秋に独身引退を発表
宮崎「桜花、復帰おめでとう。ちょっと世羅に言いたいことあるんだ。私、調子にのって画鋲1000個かったんだよね。明日のシングル、ハードコアじゃなくデスマッチでどうですか?」
世羅「望むところです。よろしくお願いします」
宮崎「桜花、復帰おめでとう。ちょっと世羅に言いたいことあるんだ。私、調子にのって画鋲1000個かったんだよね。明日のシングル、ハードコアじゃなくデスマッチでどうですか?」
世羅「望むところです。よろしくお願いします」

桜花「オイ、世羅! YAKO! 広田! なんか旦那自慢してるけどな、アタシは結婚できないんじゃなくて、結婚しないだけなので。言い訳じゃねーよ! お前らもなんだよ。ドンマイじゃねーよ、コラ! 本当そこんところ勘違いしないでください。うっせー、うっせー、うっせー! いこうと思えばいつでもいけるから。いつでもな。いつでも! そのうち発表するからな。えー、本日は15周年大会の1回目にご来場いただき、誠にありがとうございます。15周年で復帰できました。まだヒザは完璧ではありません。骨折の方は大丈夫です。ただ、ヒザがまっすぐ伸びていないっていう状況なんですけど、それでも復帰をさせてくださったスタッフ、選手のみなさん、ありがとうございます。本当にこの大会で復帰したい、本当にこの15周年で復帰をしなければならないと思っていました。15年前、GAMIさんと2人で立ち上げて、2人で団体ふざけるなと言われて、1年持たないと言われていたんですけども、本当にいろんな選手、スタッフ、本当に15年間、支えてくれたファンの皆様、そして新しくwaveのファンになってくださった皆様のおかげで、本当に15年間、無事に完走することができました。本当に本当にありがとうございます! 本当に15年を目の前にしていままで長期欠場したことがない私ですが、してしまって3カ月間、長期欠場して、選手でいなければならないと思ってたんですけども、ウチには本当にバイプレーヤーな宮崎さん、そして変幻自在の広田さん、そしていまヒザをケガして長期欠場に入ってしまったんですが、ウチのエース・野崎、そして未来が本当に楽しみな狐伯。来年の春以降にデビューを一応、目標にしている希沙。この選手がいるので、私がいま欠場中も、団体はちゃんとまわっていた。そう思いました。本当に選手のみなさん、ありがとうございました。本当に15周年をリングの上で闘えて、本当に私はうれしく思っています。本当にありがとうございます。ここでみなさんにお知らせがあります。こちらをご覧ください」

桜花が生まれたときからをふり返りつつ、デビュー当時、wave設立など、これまでの歴史がノスタルジックに映し出される。そして「思い残すことなく旅立ちます。22年秋、終止符」の文字。

会場が明るくなると、桜花が引退ではなく、まさかの結婚を報告。ビッグサプライズにこの日、一番の歓声があがった。

桜花「ヘヘヘヘヘ! 誰もプロレスを引退するとは一言も、私言ってません! みなさんに“行き遅れ、行き遅れ”と言われて、さんざんバカにされてきましたが、私、今年の秋に結婚することになりました! ありがとうございます×2。えー、本当みなさんにいじってもらってね、おいしいなって思ったんですけど、もうこのイジリもないのかなって思うけれども、まだ秋まで私、独身です。独身を謳歌していきたいと思います。そして、プロレスは引退はしません。引退はしないんですけれども、結婚したらまた長期欠場に入る場合もあります。その際は、あのー…ご了承ください。よろしくお願いします。1回目はこんな感じで、私の結婚で締めました。このあともっともっとハッピーなお知らせがあるかもしれないしね。これ以上にありますよ。そして私、明日の3時からの21周年記念大会でYシャツマッチをやります。独身最後のYシャツマッチ! 独身最後のYシャツマッチなんで、みなさんぜひ見に来てください。そしてこのあと18時から広田さんの26周年記念大会あります。いま台風がちょっと近づいておりますが、すぐそのへんで避難していたいだて、すぐ帰ってきてください。みなさんぜひ帰ってきてください。絶対×2、帰ってきてください。よろしくお願いします。それでは第1部これで終了したいと思いますので…(拍手)。みなさん、驚いてもらえたかな? よかったー、本当に。壮大なフリだよ×2。アナタたちは、ただのピエロよ。ありがとうね、YAKO。私の、すごいなんて言うの? アレよ…。YAKOのおかげよ」

広田「先輩・既婚者として指導してやるよ」
桜花「よろしくお願いします。じゃあ4人で『これがwaveだ!』で締めましょう、1回目。それでは18時からの第2部も、みなさんぜひお越しください。みなさん、わかってますね? いきます! 行くぞ、これがwaveだーーー! ありがとうございました」
桜花「よろしくお願いします。じゃあ4人で『これがwaveだ!』で締めましょう、1回目。それでは18時からの第2部も、みなさんぜひお越しください。みなさん、わかってますね? いきます! 行くぞ、これがwaveだーーー! ありがとうございました」

◎バックステージ
桜花「無事に復帰することができました。15周年復帰することを目標にして、練習をがんばってきたんですけど、まだ100%とは言えないんですが、本当に復帰できてよかったと思っています。
(久々のリングは?)すっごい緊張しました。もう緊張して、デビュー戦みたいに緊張しました。ケガからの復帰ってこんなに緊張するんだって、15年ぶりだったので。ムチャクチャ緊張しました。
(最後にみんなを驚かせましたが)はい、ドッキリでーす。ドッキリ大成功かしら? ここで発表したいと思ったので、スタッフの方に引退風でって作っていただいて、みんな引退かなって思わせておいて、私は独身を引退します。
(本当ですか?)本当ですよ! ドッキリじゃないですよ。これは本気です。どうしよう!? 破棄されたら…されないように頑張りまーす」
桜花「無事に復帰することができました。15周年復帰することを目標にして、練習をがんばってきたんですけど、まだ100%とは言えないんですが、本当に復帰できてよかったと思っています。
(久々のリングは?)すっごい緊張しました。もう緊張して、デビュー戦みたいに緊張しました。ケガからの復帰ってこんなに緊張するんだって、15年ぶりだったので。ムチャクチャ緊張しました。
(最後にみんなを驚かせましたが)はい、ドッキリでーす。ドッキリ大成功かしら? ここで発表したいと思ったので、スタッフの方に引退風でって作っていただいて、みんな引退かなって思わせておいて、私は独身を引退します。
(本当ですか?)本当ですよ! ドッキリじゃないですよ。これは本気です。どうしよう!? 破棄されたら…されないように頑張りまーす」