2021.09.01

「NAMI☆1〜Sep.〜‘21」

◎オープニング
15年目に入ったwaveが新木場大会を開催。まずは野中美智子リングアナが塚田しずくの欠場をアナウンス。そして、今大会を欠場する旧姓・広田さくらが挨拶をおこなった。

広田「皆様、楽しみに来ていただいたのに、私の試合を見せることができなくて、本当にすみませんでした。でもね、大丈夫ですから。2週間安静ということで、8月25日に手術をして、無事にリハビリ、回復に向かっておりまして、9月8日に抜糸なので、それ以降の試合、だから9月12日の大阪の自主興行が一応復帰戦ということになりますので、皆様、心配せずに待っていてください。で、私、あのーレスラー人生で欠場挨拶っていうのがはじめてで、そうなんですよ。欠場の挨拶ははじめて。だから逆にすっごい緊張して、欠場挨拶って何しゃべればいいんだろうって思ってるんですけど、なんでこうなったかっていう原因は、3年前のwaveの年末の後楽園大会で奇跡と組んで、桜花&桃野組とやったときに、ケガっていうのは別に誰のせいっていうわけでもないんですけど、私の場合は、桜花さんのせいでケガをしました。桜花さんが私にジャーマンをやろうとしたのを私がバック転で立とうとして失敗したので、そもそも私にジャーマンを仕掛けようとした桜花さんが悪いというふうに私は認識しております。でも、誰のせいにすることなく私はケガと立ち向かっていこうと思いますので、みなさん変わらず応援お願い致します。それでですね、今日来たがっていたんですけど、塚田から手紙を預かってきましたので、代読させていただきます。
『なんだこりゃ、みなさん、こんばんは。塚田しずくです。髪さわんじゃねー、コノヤロー!外傷性肺気胸のため欠場させていただいております。ご心配をおかけしてしまい、なんだオリャ! 本当に申し訳ございません。元気な姿で皆様の前に立てるようにしっかり安静して治したいと思います。なんだコリャ! なんだオリャ! などと、うやうやしく言っておりますが、元気にしておりますので、ご心配なさらないでください。なんだオリャ!』

塚田も元気にしておりますので、みなさん心配ならさらずに引き続き応援してください。それでは、本日、全5試合、メチャクチャ気合入っている選手がスッゲー面白い試合をしてくれると思いますので、みなさん最後まで楽しんでいってください。ありがとうございましたー!」
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分45秒、体固め)入江綾乃●
※ザキゴエ


8・22後楽園で旧姓・広田レジーナさくらから王座を奪回し、レジーナに返り咲いた野崎渚がオープニングマッチに登場。初参戦となる入江綾乃、櫻井裕子とシングル2連戦をおこなった。

先に入場する野崎。なぜか広田もリングに上がる。

広田「野崎、チャンピオン、改めておめでとう。レジーナになった次の試合で、勢いのある新人2人と続けて試合をするって、チャンピオンとして野崎はやっぱりすごいよ。その貪欲さ、新しいことにチャレンジしようとする気持ち、すごい受け取った。ただ私の大会は、告知ぜんぜんしてくれなかったんだけど、私の試合だけ意図的に、わざと。すごい、すごいやってくれない。それは水に流して、大阪大会、野崎がね参戦。まだカード発表してなかったから、だからいい機会だから発表しようと思って、新しい、もっと強い野崎になってもらおうと思って。小仲=ペールワンとシングルマッチ。この対戦を経て、真のチャンピオンになれると信じている! 頑張って! じゃ、2試合頑張って!」
激しく動揺する野崎。入江と対峙しても動揺が隠せない様子だったが、気を取り直してロックアップ。入江が押し込むが、野崎が一気に反対サイドまで押し返しクリーンブレイク。続いて野崎がヘッドロック。入江も取り返し、巻き投げ。これを野崎がヘッドシザースに取り返す。

だが、入江も逆エビ固めへ。野崎がロープに逃れると、低空ドロップキックをお見舞い。そしてカウント2。

野崎もフェースクラッシャーを放つと、セコンドの広田に見せつけるようにプロレスLOVEポーズ。
そして、高田純次へ。入江が迎撃すると、野崎は「高田純次が見破られるとはーーーっ! まさかオマエがやるってことかぁぁぁぁ!」と入江に振るが、入江は「すみません。やり方がわかりません!」と正座。
仕方なく野崎がお手本として広田を呼び入れ、高田純次をやらせるが、最後の最後で野崎がかわす。そして「このやりたがりが!」と広田を蹴り飛ばす。

いつものお返しに成功した野崎だったが、その背後から入江がドロップキック。さらにもう1発ドロップキックが決まる。
受けきった野崎がサイドヘッドロックへ。耐えられると串刺しビッグブーツ、ハーフハッチでカウント2。スリーパーで捕獲するも、ロープに逃れる入江。すぐに野崎はフロントキック。そして、おしゃれキックにつなげる。もう一発フロントキックを叩き込む野崎。キックアウトされるとスリーパーへ。これも耐えられると、ビッグブーツで追撃にかかる。
寸前でかわした入江がネックブリーカードロップ。そしてリバースの逆エビ固めへ。耐えられるとボディースラムで叩きつける。ロープに走る入江に野崎がビッグブーツ。スリーパーで絡みつき、大外刈りへ。キックアウトされるとドルミルへ。これはニアロープ。

劣勢の入江だったが丸め込みを連発させ野崎を追い込む。残り5分から入江がドロップキック。カウント2。野崎もビッグブーツで形勢を入れ替えると、速攻のザキゴエで3カウントを奪ってみせた。
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(8分47秒、ドルミルⅡ)櫻井裕子●

続いて櫻井裕子がリングイン。櫻井もwave初参戦となる。ゴングが鳴らされると同時にショルダータックルを連発する櫻井。カウント2。ボディースラムからボディープレスを投下する。
野崎も串刺しビッグブーツでコーナーに押し込むと、「櫻井裕子、はじめまして!」とブレイジングチョップでご挨拶。キックアウトされるとキャメルクラッチへ。耐えられると、顔面バーン! これはカウント2。変形のリバースインディアン・デスロックで捕獲する。コーナーホイップするも、櫻井が体勢を入れ替えバックエルボー、ショルダータックルでカウント2。
エルボーの打ち合いを挟んで、走る野崎。これをボディースラムで叩きつける櫻井。野崎もドラゴンスリーパーで形勢を入れ替え、ドルミルⅡを狙う。

櫻井が脱出し、逆に胴締め式ドラゴンスリーパーへ。耐えられるとブレーンバスターの体勢。野崎が踏ん張りショートレンジのビッグブーツでカウント2。
キゴエは櫻井がかわしてスクールボーイ。丸め込みを連発していく櫻井。得意のブレーンバスターはカウント2止まり。ならばと走る櫻井に、野崎がカウンターのビッグブーツ。
ザキゴエを放つが、これをキックアウトする櫻井。だが、野崎がドルミルⅡへ。逃げ場を失った櫻井はギブアップするしかなかった…。
3、ゴキゲンwave(20分1本勝負)
○門倉凛&青木いつ希(11分55秒、ダブルリストアームサルト)米山香織&久令愛●

wave認定タッグ王座から陥落した門倉凛&青木いつ希が米山香織&久令愛の越境タッグと対戦。waveでの再スタートマッチをおこなった。
試合は久令愛vs青木でスタート。いきなりショルダータックル合戦に。久令愛が制して、久令愛&米山でダブルのビッグブーツ。青木を孤立させたが、門倉が救出に入る。

すぐさま門倉&青木がトレイン攻撃につなげるも、青木の串刺し攻撃は門倉に誤爆。流れが再び久令愛に移り、鎌固め。耐えた青木がショルダータックルでやり返し、門倉と交代へ。
門倉は久令愛に首固め、片足ドロップキックでカウント2。ボディーシザースで捕獲する。耐えられるとストンピングを見舞って、交代。

青木がショルダータックルで続く。串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカバーする。カウント2。
久令愛も逆水平チョップで打ち合いを挑む。主導権を握ると、米山がセントーンで続き、ショーンキャプチャーを予告する。これには、ショーンキャプチャー所属の青木が激しく反応。だが、そのさらに上を行く米山がショーンキャプチャーと見せかけての首固めなどうまさを見せる。なんとか切り抜けた青木が大外刈り。

かわった門倉がドロップキックで続く。ミサイルキックでカウント2。米山もDDTでやり返し、久令愛と交代する。
久令愛が出て行きワキ固めへ。耐えられると久令愛のビッグブーツ、門倉のエルボーが交互に炸裂する。意地の張り合いのなか、久令愛が飛びつき腕十字で捕獲。耐えられるとミサイルキックを発射させる。カウント2。ならばと串刺し攻撃を狙うが、門倉がかわすと、間髪入れずに青木が久令愛に串刺し攻撃。門倉もキャノンボールにつなげる。カウント2。

セカンドロープからのフットスタンプを放つ門倉だったが、久令愛も読んでいた。米山のドロップキックを呼び込み、横十字固めへ。キックアウトされるとスーパーキックでカウント2。ここで青木は米山にラリアット、久令愛には門倉&青木でトラースキックをお見舞い。久令愛を孤立させると、門倉がセカンドロープからのフットスタンプを投下。返されると、ダブルリストアームサルトでトドメを刺した。
4、スクランブルwave〜女7人波物語〜(20分1本勝負)
○SAKI&清水ひかり(15分8秒、横入り式エビ固め)宮崎有妃●&彩羽匠


8・22後楽園でwave認定タッグ王者となったSAKI&清水ひかりのgalaxyPunch!が、新チャンピオンとして始動。初戦の相手となったのは、宮崎有妃&彩羽匠のユキタクだ。彩羽をハイビスカスみぃから取り戻した宮崎にとって、うれしい再始動であり、ノンタイトルながら現チャンピオンチームとの対戦はユキタクにとって大きなチャンスでもある。
先発はSAKIvs宮崎。力比べを制した宮崎が彩羽を呼び入れダブルの攻撃。そそくさと自コーナーに戻ろうとする彩羽を戻してダブルのエルボードロップ。余裕でSAKIがかわして清水とタッチ。
清水は宮崎にドロップキック。小刻みにエルボーを放っていく。コーナーホイップしようとしたが、宮崎が切り返し串刺しラリアット。
清水vs彩羽に移行。彩羽がボディースラム、逆エビ固めへ。清水は自力でエスケープ。そしてクロスボディーで攻守を入れ替え、SAKIと交代。

彩羽がSAKIをコーナーホイップし、ユキタクトレインにつなげる。
反撃に転じるSAKIもニーリフトから串刺しニー。コーナーにセットしてのニーリフトをお見舞いする。彩羽もキックのコンビネーションからサッカーボールキック。そして低空ドロップキックをお見舞い。高速ブレーンバスターでカウント2。SAKIもカンパーナに持ち込みアトミックドロップ。清水の低空ドロップキックを挟んで、SAKIがコーナーからのドロップキック→リバーススプラッシュにつなげる。
続く清水が彩羽にサッカーボールキック、PKでカウント2。宮崎が助けに入る。清水がPKFからのPKへ。これも宮崎がカットし「タクミィ! ガンバ!」と応援。

宮崎にペースを乱される彩羽に、キックで挑む清水。彩羽が強烈ミドルをお見舞い。清水も応戦する。そして清水がカウンターのミドルキックでカウント2。ロープに飛ばすも、彩羽がニールキックでやり返す。
宮崎が出て行き、はずかし固めの体勢。控えのSAKIが「絶対ダメ!」とストップをかける。宮崎が年齢を聞くと、清水が28歳であることが判明。問題なしと判断した宮崎がはずかし固めの体勢へ。すかさずSAKIがカットに入るも、宮崎がダブルハンドのラリアット。SAKIを排除し、改めてはずかし固めを狙うが…自力で回避する清水。ならばと宮崎はビッグヒップでお仕置き。

清水もカサドーラ+フットスタンプで流れを変えると、ダイビング・フットスタンプを投下。かわされるとロープに走るが、宮崎がラリアット。清水もティヘラを放ってSAKIと交代する。
SAKIがフロントキックを連発していく。宮崎はSAKIにはずかし固めへ。決まるとほぼ同時に清水が妨害する。反撃にかかるSAKIがブレーンバスター。

一方、宮崎もコーナーへのジャーマンホイップ。コーナーに登る宮崎に食い下がるSAKI。彩羽が助けに入ると、気づいたSAKIが彩羽の顔面を宮崎のお尻に何度も叩きつけていく。そして雪崩式ブレーンバスターにつなげる。カウント2。ここでSAKIが宮崎を肩車。ギャラパンが合体技を狙うが、これは彩羽がカット。

攻守が入れ替わり、宮崎がえびす落としでカウント2。愛のランニングスリーを狙うが、SAKIが回避すると、すかさず清水がダイビング・ボディーアタック。SAKIがフロントキックで飛び込んで行く。カウント2。
一方、宮崎もデスバレーの体勢。堪えられるバックを取る。彩羽が「持ってろ!」とハイキックを放つが、宮崎に誤爆。続く彩羽のキックはSAKIを捕らえるが、その次のハイキックはまたもや宮崎に誤爆。このチャンスを見逃さなかったSAKIがスクールボーイで丸めて逆転勝利を収めた。

宮崎「イタイ…。タクミ、ここ、イッターイ…。いま思い出したんだけど、こないだ組んだときも、こんなんだったけど…あのー、あのー、多くは言わないけど、あのー…アレだよね? あと、この試合前からアタシがすごく気になったことがあって、(9月)26日のカードを聞いたの。ね、聞いた? 聞いてない? 聞いてない!? あの、私と広田、奇跡が組んで、私の愛するタクミとアゴビスカス、アゴビスカスだよ! 組むって聞いたんだけど、1回の約束だからって私はわかってる。そうだよね! タクミはどういうつもりなのか、どういう気持ちなのかを…」
彩羽「9月26日、waveさんで一度流れてしまったカードですね、それは。宮崎さんと広田さんと、自分とハイビスカスみぃ選手…。1度きりのタッグなんですけど、その宮崎さん、ハイビスカスみぃさんは1回だけということで宮崎さんを選んだんですけど、やっぱ自分は本当はもちろん宮崎さんと組んでいくつもりなんですけど、あのやっぱ自分のタッグパートナーは凛だと思うんで、凛!(青木がガードに入る)もちろん凛と自分のNEW-TRA、また自分が復帰してからやってないんですよ。そこを大本命として、サブみたいな感じで、宮崎さんとやっていけたらなと思います。ねぇ、凛。青木もサブだよ」

門倉「自分はいま、青木と組んでいるので、こっちで頑張っているので、すみません!」

モテモテだった彩羽がフラれる形となり、観客からは笑いが漏れる。精神的なダメージを隠せないまま彩羽が退場すると、宮崎がうれしそうに「たくみぃぃぃ―!」と追いかけていった。
5、桜花由美Anniversary wave 20th〜BLACK〜(30分1本勝負)
○桜花由美&尾崎魔弓&雪妃魔矢(22分43秒、エビ固め)YAKO&梅咲遥&岡優里佳●
※ビッグブーツ


8月19日に20周年を迎え、8・22後楽園の記念マッチでは純白のNEWコスチュームを披露した桜花由美。その桜花のもう一つの顔といえば、OZアカデミー限定で活動している正危軍バージョンだ。予定では、8月6日におこなわれる正危軍マッチだったが、コロナの影響を受け、今大会に延期となった。対戦相手に選ばれたのは、桜花の天敵・YAKO、仙女7・11後楽園で桜花とのシングルに敗れリベンジを誓う岡優里佳、そしてディアナのホープ・梅咲遥が選ばれた。

正危軍が先に入場。雪妃、尾崎、桜花に続いて出てきたのは安納サオリになりきった広田だった。なかなかのクオリティーに観客からはまたもや笑いが漏れる。
先発を買って出たのは岡。「ババア、出てこいよ!」と桜花を指名する。早速、桜花が岡をバラ鞭で叩きまくる。ロープに飛ばしてバラ鞭攻撃。コーナーに登って、絞首刑とやりたい放題の桜花。さらに岡を孤立させ、ロープに張り付けると、ちゃっかり広田も正危軍に加わる。

雪妃は一本鞭で追撃。しっかりいたぶったあと尾崎が岡にフェースクラッシャー。さらにチェーン上へのフェースクラッシャー、チェーンパンチを見舞う。そして、岡の首をチェーンで絞めあげる。
気づいたTommyレフェリーが反則カウントを取ると、尾崎はイス攻撃に変更。正危軍が岡に集中攻撃を仕掛けて行く。続く桜花が岡の手を踏みつけ、フットスタンプ。バラ鞭を振りかざすも、かいくぐった岡が丸め込みを連発。いずれもカウント2。自コーナーに戻ろうとする岡だったが雪妃がタッチを妨害。すぐに桜花&雪妃でクローズライン。かわした岡が梅咲とダブルのドロップキックを放つ。

ようやく交代となり、YAKOがヒップアタックで逆襲。梅咲との合体ドロップキックを決める。そして桜花を捕獲すると、「ババア20周年おめでとう!」と3人でお祝い。
続いて桜花vsYAKOとなり、罵声を浴びせながらエルボー合戦。桜花が走るもYAKOがヒップアタックで迎撃。バックを取ったが、桜花も回避しフロントハイキック。

雪妃が飛び出していき、サイドキック。YAKOもコーナーホイップで流れを変えようとしたが、雪妃が反動を利用した低空ドロップキック。続くミサイルキックはカウント2。攻勢に出る雪妃にYAKOがスタナー。雪妃もキックでやり返すが、YAKOがサイドバスター→ヒップバット→ダブルリストアームサルトと波状攻撃。

続く梅咲がドロップキックで飛び出していき、フォアアームからのネックブリーカードロップ。カウント2。さらにドロップキック、低空ドロップキックを放つ。キックアウトされるロープに走る。これを雪妃がミドルキックで迎撃し、ブレーンバスター。カウント2。
尾崎が出て行き、梅咲にチェーンパンチ。チェーンアッパーを食らわす。尾崎がロープに飛ばすも、梅咲がドロップキック。チェーンを奪いにかかる。次々に両軍メンバーが加わり綱引き合戦。だが、正危軍が一斉に力を抜き、YAKO&梅咲&岡がひっくり返ると、すぐさま梅咲を孤立させ、雪崩式ブレーンバスター。カウント2。ここで尾崎は梅咲の首にチェーンを巻き付け絞首刑。反則を取られると、イス攻撃を放つ。

劣勢の梅咲だったがカウンターのキューティースペシャルを放って、岡と交代。ドロップキックを連発していく岡。フェースクラッシャー、ドロップキックでカウント2。尾崎は張り手を見舞って、桜花と交代。
桜花がフロントキックでカバーする。ショットガンからもう一度、フロントキック。雪妃がランニング・ニーでアシストし、桜花がビッグブーツで飛び込んで行く。カウント2。ならばと正危軍は桜花のバラ鞭、雪妃の一本鞭、尾崎のチェーンパンチで追い込んで行く。改めて桜花がビッグブーツを敢行。キックアウトされるとストンピングを連発する。

ロープに走った桜花だったが、梅咲がドロップキック、YAKOがスタナー、岡がクロスボディーで飛び込む。逆に岡がロープに走るも、雪妃が足止め。桜花がバラ鞭を放つが、岡にかわされ雪妃に誤爆してしまう。
このチャンスに岡がクロスボディー3連発で反撃にかかる。梅咲のミサイルキック、YAKOのバックドロップから岡がダイビング・ボディープレスにつなげる。返されるとワキ固めへ。だが、これは雪妃が鞭でカット。

ならばと岡はクロスボディー。キックアウトした桜花がカカト落とし。ブレーンバスターは岡が首固めに切り返す。すぐさまスクールボーイ、十字固めを繰り出すが、いずれもカウント2。

ヒヤリとした桜花だったが鞭攻撃であっさり攻守を入れ替え、鞭を使った垂直落下ブレーンバスター。これはTommyレフェリーがカウントを入れず。ならばと桜花がダメ押しのビッグブーツで勝利を収めた。
エンディング
桜花「みなさん、こんばんは。正危軍の桜花由美です」

尾崎「拍手だろ!」

桜花「拍手しろよ! これがOZアカデミーの、正危軍の私です。でも、(いつもは)これ以上、もっとひどいかな? 今日はちょっと手加減しました。9月5日、OZ名古屋大会があります。尾崎さんの35周年、プラズマ爆破。ちょっと尾崎さんにその宣伝をしてもらおうかな」

尾崎「急に振るね。今日は正危軍で楽しかったね。どこの団体いっても正危軍は楽しい試合だね。さっき桜花が言った通り、35周年記念で、名古屋国際会議場でプラズマ爆破やります。この3人で組んで、アジャ&松本&ラム会長、名古屋すぐなので、見に来てね! チケット今日売ってるので、帰りそこの売店で買っていってね」
桜花「じゃあ、いつもの正危軍の締めやってよ。安納だったらできるでしょ?」

広田「やるよ、やっちゃっていいの?」

桜花「やっちゃっていいよ。締めて、正危軍の締め」
広田「では、安納が締めます。みんな、やっぱりちょい悪お姉さんが好きだと思う。みんなが大好きぃぃぃ、オーズ!(変なポーズ)違うの? OZって言ったの(とポーズの説明)。違う? そうでしょ、いつもやってるでしょ。正危軍でやってるでしょ、いつもやってないの? じゃあこれから使えばいいよ、コレ。大丈夫、大丈夫。だからみんなが大好きぃぃ。オーズ(と正危軍メンバーの合流)っていうか、そうか、そうか。正危軍は何にしようかな。正危軍バージョンもやろうと思ったのよ、いいの? わかったわかった、わかりました。みんなが大好きぃぃ、正危軍!(とほぼ同じポーズ)でもね、正危軍でも、なんでもここはwaveのリングだから、ちょっとやりすき! 悪いことやりすきぃー! でも、こんなOZどうだった?(拍手が起こる)でしょ、そうでしょ? じゃあ安納しめまーす。いくわよ、尾崎さん。これがwaveだーーー!」
◎正危軍コメント
広田「みなさんお疲れさまでした。今日はwave初参戦、正危軍勢揃いということだったんですけど、初勝利おめでとうございます」

尾崎「初勝利? なんの初勝利。Waveで初勝利?」

広田「どうでした、waveのリングは?」

桜花「年齢だけしか勝てないっていうか」

雪妃「逆に悪く言えなかった、かわいそうだから」

尾崎「悪いけど、あれは桜花にだけ言ってることだからね。私とユキは関係ない」

広田「私もそう思った」

桜花「イヤイヤイヤ、イヤイヤイヤ!」

尾崎「だって桜花とやりあってるんでしょ?」

桜花「やりあってはないです。勝手に向こうが私に嫉妬しているだけで…」

尾崎「桜花のことしか見てないっていうか。ババアっていうか。まず名前がややこしい」

雪妃「ホントに、ホントー」

桜花「名前変えてほしい」

雪妃「優里佳? さっき入場コールのときに「オカユ…」まで聞いて桜花由美のコールか、岡なんとかさんのコールかわからなかった」

尾崎「アンタが悪いんじゃん?」

広田「私が悪い? 私は悪くないと思うんだ。だって安納だから今日。何もいいことしかしてない。桜花さんはさ、だっていつもwaveでさ、嫌われてる社長じゃん?」

桜花「バカヤロー!」

広田「今日はヒールで嫌われちゃったけど、どうなの?」

桜花「嫌われてません! みんなが大好き正危軍です」

広田「あ、いいじゃん」

桜花「それだよ、それ! それを言ってほしかった」

尾崎「そうだよぉ!」

広田「アア、そっか」

桜花「なんでちゃんとコピペして!」

尾崎「アンタ本当見かけだけしかできないよね。中身ぜんぜんないよね」

広田「そんなことないです。今日は芯まで安納サオリでやらせてもらいました」

雪妃「オェズって初めて聞いたわ!」

尾崎「何あれ。実は考えてたでしょ」

広田「あれはぜんぜん考えてなかったんですけど、すごい沸いて出た、OZ愛が、正危軍愛が沸いて出て」

尾崎「あそこでOZやられてもね。たぶんそればっかり考えて、どっちにしたって邪魔なんだよ、ハッキリ言って」

広田「だって私ね、一つね、あのー、雪妃さんと桜花さんにクレームがあるの。尾崎さんがね、『凶器!』って言ったときに2人ともシカトしたの。アタシ見た! アタシは見たの」

尾崎「私も! 凶器じゃない。私チェーン!って言ったのね」

広田「チェーンって言ったら、2人、はぁ?みたいな」

尾崎「2人ともね、そう! そう!」

広田「桜花さんは『イス?』みたいな、イス取ろうとして、結局チェーン!って言った尾崎さんが自分でチェーン取りに行くっていう。恥かいたよ! 尾崎さんはアンタたち2人のおかげで!」

雪妃「気づかなかった…」

尾崎「ホント? モロ無視だよ」

広田「モロ無視でしたよ」

雪妃「それ、(広田が)チェーン渡したらよかったじゃない!」

尾崎「私もそう思った!! 知ってるならなんで渡さないの?」

広田「だって怖かったから…」

雪妃「何しに来たんですか!」

尾崎「ただチクっただけで…ねぇ!」

広田「あはは! 今日はwaveにはじめて来てくれてうれしかったけれども、これからはちゃんと尾崎さんの言うことを聞いて、ちゃんとエプロンサイドにいても聞いているように、尾崎さんの声を!」

尾崎「いいこと言った。アンタもくれなかったけど」

広田「気をつけてチーム一丸となって、このあとビッグマッチあるから頑張って」

尾崎「何様?」

広田「安納でした」
2021.08.22

『サマーウォーズ14回目の夏〜YUMI OHKA 7308days!〜』

◎オープニング
14周年を迎えるプロレスリングwaveが後楽園ホール大会を開催。まずはwave選手による入場式がおこなわれ、桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚、塚田しずくがリングへ。選手を代表し20周年を迎える桜花が代表の挨拶をおこなった。
桜花「みなさん、こんにちは! 本日はコロナ禍で、緊急事態宣言が出ているにもかかわらず、wave後楽園ホール大会にご来場、誠にありがとうございます。いまコロナで声を出しての声援はできませんが、みなさんの拍手が私たちプロレスラーの応援となって、力となりますので、本日はぜひ熱い拍手をよろしくお願い致します。そして、私事ではありますが、8月19日にプロレス業界でデビューして、20年もいることができました。これも応援してくださるみなさんのおかげだと思っております。本当にありがとうございます! 本日は全6試合、塚田はチャレンジマッチ、私、PURE-Jのベルトに挑戦します。そして宮崎さんは三角関係! 三角関係の試合。で、広田さんと野崎はwaveの頂点のレジーナを懸けて闘います。なので、全6試合最後まで熱い拍手の応援、よろしくお願い致します!」
1、ゴキゲンwave(20分1本勝負)
○米山香織&桃野美桜(8分7秒、後方回転エビ固め)大空ちえ●&三浦亜美

今年初の後楽園大会のオープニングマッチは、米山香織&桃野美桜vs大空ちえ&三浦亜美の一戦。
開始早々、大空がドロップキック。桃野がかわして、アームホイップに持ち込む。だが、大空も主導権を握らせず。ヘッドシザースに捕らえるが、桃野もすぐに脱出してみせる。

米山vs三浦に移行。力比べの雰囲気になるも、あまりの身長差に米山も困惑。桃野との肩車で力比べを挑む。三浦がジャンプして力比べに持ち込み、アームホイップ。ならばと米山&桃野でダブルのガットショット。続く米山のぐるぐるパンチはリーチが足らず。作戦変更の米山は三浦の足を思いきり踏みつけ、クロスチョップをお見舞いする。
桃野がダイビング・クロスボディーで続き、三浦にヘッドシザースホイップ、ドロップキック。逆エビ固めの体勢。だが、身長差もあり苦戦する桃野。米山を呼び込みダブルの逆片エビ固めへ。

このピンチを凌いだ三浦は、桃野にアルゼンチン・バックブリーカー。カウント2。大空がドロップキックで続く。そしてブラ下がり腕十字。さらにドロップキックからワキ固めに移行する。なんとか桃野がロープ。

大空&三浦でダブルを狙うが、桃野が切り返し、大空に低空ドロップキックでお返し。キックアウトされると、ここで米山とタッチ。
米山は大空にセントーン。返されるとロープに走るも、大空がジャンピング・ショルダーアタック3連発。ミサイルキックもカウント2止まり。得意のフィッシャーマンSHを狙うが、切り返す米山。米山も後方回転エビ固めを狙うが、これは未遂。すかさず三浦がショルダータックルで飛び込み、大空がフィッシャーマンSHにつなげる。カウント2。

大空&三浦は、リング中央で米山&桃野を衝突させようとしたが、これを回避した米山組が逆に同士討ちを誘い、そのまま米山が大空を丸めて3カウントを奪った。
2、チャレンジwave 驚波大四強刹~零の刹~(15分1本勝負)
○藤本つかさ(7分54秒、片エビ固め)塚田しずく●
※ミサイルキック

7・24新木場からはじまった塚田しずくの四番勝負。wave所属選手とのシングル4試合を終えた塚田に、桜花由美社長が準備したのは、アイスリボン・藤本つかさとの試合だった。

塚田が「お願いします!」と握手を求めるが、藤本が拒否して試合がスタート。リストロック、ヘッドロックの取り合いからグラウンドになり、藤本がキャメルクラッチへ。
耐えられると「桜花さん20周年、おめでとう」「wave14周年おめでとう」「藤本つかさ、明日で13周年ありがとー」とサッカーボールキックを放って行く。張り付けドロップキックにつなげる藤本。キックアウトされると逆エビ固めを狙うが、塚田が前方回転で切り返し、クロスボディーをお見舞い。すぐに藤本もドロップキックで応戦。

コーナーホイップした藤本。だが、塚田がその反動を利用しドロップキックで突進。ボディースラムにつなげる。カウント2。コーナーに登るも、藤本が首投げで落としていく。
ならばと塚田がカサドーラへ。カウント2。藤本も串刺しドロップキック、串刺し低空ドロップキック、ハーフスラムバスターでカウント2。サッカーボールキックの体勢に入るが…。これをかわした塚田がスクールボーイ。ドロップキック4連発につなげる。
セカンドからのクロスボディーもカウント2。ならばとぐるぐるエルボーでカウント2。さらにカサドーラを狙うが、かわした藤本がサッカーボールキック、逆エビ固めへ。なんとか塚田がロープ。
藤本はサッカーボールキックで追撃。キックアウトされるとミサイルキックを突き刺し、塚田を仕留めた。
3、リアルサマーウォーズwave~愛が生まれた日~(15分1本勝負)
○宮崎有妃、○彩羽匠(12分44秒、体固め)ハイビスカスみぃ●
※愛のランニングスリー

復帰した彩羽匠のパートナーを巡り、宮崎有妃、ハイビスカスみぃの三角関係が勃発。発端となったのは、彩羽の「ハイビスカスみぃが気になる」というSNS上での投稿。これを受け、waveでは夏フェス2DAYSで彩羽匠&ハイビスカスみぃというタッグを予定していたのだが、コロナの影響を受けカードが変更。おそろいのTシャツまで揃えていたというみぃのために、もう一度タッグを組もうとしたが、「おそろいのTシャツ」発言に激しく反応した宮崎が割って入り、3WAYで争われることとなった。
みぃが「宮崎さん全然、合ってないじゃないですか!」とツッコミ、逆に彩羽とのダブルチョップをお見舞い。みぃが走ると、彩羽がカニばさみで宮崎の上に投下。今度はみぃはカニばさみで彩羽を投下しようとしたが…距離が足らず、彩羽が顔面を痛打。謝り倒すみぃに、宮崎が張り手。ネックブリーカードロップを決める。
続いて彩羽とみぃがハンマーロックの攻防。二転三転するなか、まるでダンスのように彩羽に支えられるみぃ。はずかしがるみぃの姿を見た宮崎がリング下でヤキモチ。自分も!とトライするが、彩羽は重さに耐えきれず、2人で自滅。
再び、宮崎とみぃがつかみ合いに。仲裁に入る彩羽。するとみぃが「もとは言えば、匠がハッキリしないからだろ」とガットショット。そして、「私を選べ!」と彩羽に迫る。
一方、宮崎は彩羽をイスに座らせると、その前でみぃにはずかし固め。ギブアップを迫る。そして宮崎&みぃでダブルのフラップジャックから、ドロップキックで彩羽を挟み撃ち。
続いて宮崎はみぃにビッグヒップをお見舞い。これは彩羽がカット。みぃが「助かってくれてありがとう」と抱きつくと、宮崎が「イチャイチャしてんじゃねーよ」とみぃにボディーアタック。

ぶっ倒れるみぃに彩羽がマイクを差し出す。
みぃ「匠、私、アナタのタッグ組みたかったけどもうダメみたい。短い間だったけど、楽しかった。ありがとう。それでは最後に1曲聞いてください。愛が生まれた日」

ワンフレーズ歌って彩羽に歌わせようとするが、宮崎がマイクを奪って歌い出す。みぃがガットショットでストップをかけ、ダイビング・ボディーアタック。これは自滅。
すると宮崎は「やっと二人きりになれた」と喜ぶも、彩羽がサッカーボールキック、低空ドロップキック。高速ブレーンバスターでみぃを投下する。めげない宮崎はリップロックを狙うが、必死で抵抗する彩羽。ハイキックをかわして、またもや唇を奪いにかかる宮崎。

彩羽が右ストレートで宮崎を黙らせ、スワントーンボムの体勢。宮崎が追いかけるが、みぃが妨害。逆にみぃが彩羽に雪崩式ブレーンバスター。カウント2。走るみぃに宮崎がラリアット。えびす落としでカウント2。ムーンサルト・プレスを投下する。これは彩羽がカット。
残り3分。みぃ「匠、助けてくれてありがとう」とうっとりしたところに、彩羽がキックのコンビネーション。ランニング・スリーの体勢に入ると、宮崎も強引に割り込み、合体式で敢行。そのまま2人でみぃをフォールした。
◎試合後のマイク
宮崎「真のタッグパートナーを選べるとありました。私はもちろんタクミィィィ! 匠、一択です」

彩羽「隣に立つのはずっと組んできた門倉凛だと思っています。でも、でも、このあと試合で、タイトルマッチ防衛して青木と門倉、まだ続いていくと思うんで…」

みぃ「匠、宮崎さん。匠は宮崎さんに譲ります。こんな二人の愛を見せられたら私は引き下がるしかありません。ただ、ただ!(とリング下からバギーパンツを持ち出す)実はもうおそろいのバギーパンツを用意していました。だから匠は宮崎さんに譲ります。でも1回、1回だけ思い出に私とタッグを組んでもらえませんか?」
彩羽がそのバギーパンツを受け取る。

彩羽「じゃあ宮崎さんでお願いします」

宮崎「じゃあってなんだよ!」
彩羽「宮崎さんとまたタッグ組んでいきたいと思います。みぃさんとはたぶん1回限りのタッグでよろしくお願いします。どうもありがとうございました」
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>○SAKI&清水ひかり(18分57秒、体固め)門倉凛●&青木いつ希<王者組>
※カワイルドニードロップ。門倉と青木が3度目の防衛に失敗。galaxyPunch!が第26代王者組となる


次は同世代のレスラーとやりたいとのリクエストを出していたWAVE認定タッグ王者組の門倉と青木。その言葉に反応したのが、アクトレスガールズColor’sのSAKI&清水ひかり(galaxyPunch!)だった。逆ゲリラオファーをおこない挑戦権をつかみとったギャラパン。王者組が希望した通り、同世代によるタイトルマッチが実現した。

試合は青木vsSAKIでスタートとなる。バックの取り合いから青木がヘッドロック。SAKIがロープに飛ばして脱出すると、青木がショルダータックル。SAKIも青木のロープワークをかわしてスクールボーイでカウント2。
清水vs門倉となり、清水がドロップキック。これを払い落とした門倉がトラースキック。かいくぐった清水がミドルキック→サッカーボールキック。そしてトレイン攻撃を狙うが、これは門倉も回避する。門倉は清水をボディースラムで叩きつけ交代。

青木vs清水でフォアアームの打ち合い。青木がダブルの攻撃を仕掛けて、清水が孤立する展開に。青木がキャメルクラッチに捕らえると、さすがにSAKIがカットに入る。

門倉が出て行き、清水に低空ドロップキック、逆エビ固めへ。串刺し攻撃を狙うが、かわした清水がドロップキックを放ってSAKIと交代。
SAKIが門倉にフロントキック。青木が救出に向かうと、SAKIは2人にまとめて串刺しニー、改めて門倉にニーリフトをお見舞いする。門倉もSAKIのフロントキックをかわして低空ドロップキックでお返し。

続く青木がジョン・ウー、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。SAKIもブレーンバスターでやり返し、清水と交代。
SAKIが門倉にフロントキック。青木が救出に向かうと、SAKIは2人にまとめて串刺しニー、改めて門倉にニーリフトをお見舞いする。門倉もSAKIのフロントキックをかわして低空ドロップキックでお返し。

続く青木がジョン・ウー、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。SAKIもブレーンバスターでやり返し、清水と交代。
門倉のキャノンボール、青木のボディープレスから門倉がカバーする。カウント2。トラースキックから走る門倉に、清水がミドルキックで迎撃。SAKIのアトミックドロップを挟んで、清水が低空ドロップキックにつなげる。

続くSAKIもドロップキック、リバーススプラッシュにつなげる。ストレッチボム、ファルコンアローはカウント2止まり。コーナーに登るSAKIだったが、青木が足止め。門倉が雪崩式フランケンシュタイナーを放って流れを変える。青木のダブルニードロップを挟んで、門倉がミサイル発射。カウント2。
合体技を狙う王者組だったが、清水が妨害。復活したSAKIが門倉にブレーンバスター。続くストレッチボムは門倉も回避し、ダブルリストアームサルトでカウント2。門倉の逆打ちもカウント2止まり。

門倉のトラースキック、SAKIのフロントキックが決まる。ここでギャラパンが連係のフットスタンプを敢行。間髪入れずにSAKIがフロントキックを連発していきパワーボムの体勢。これを門倉がウラカンラナに切り返す。

急いでコーナーに登る門倉だったが、清水がブラジリアンキックで妨害。ギャラパンが合体のヒップドロップでカウント2。

SAKIが場外に青木を落とすと、清水がプランチャ・スイシーダ。分断に成功すると、SAKIが門倉にランニング・ブレーンバスター、そしてカワイルドニードロップでトドメを刺した。
◎試合後のマイク
SAKI「waveさんの歴史あるベルトアクトレスガールズのColor’sではじめて巻くことができて、すごいうれしいです。今日からスタートなのでこれからも温かく見守って、そして応援していただけますと幸いです。galaxyPunch!をよろしくお願いしまーす!」
◎バックステージ
SAKI「ずっとwaveさんのベルトは見てるだけというか、レギュラー参戦がちょっと遠のいてからは世代も下に変わったのかなって思ってたんですけど、自分で波を起こして一番近い存在の後輩であるひかりと巻くことができて、スゴく嬉しく思います」

清水「(嬉し泣きしながら)嬉しい…うれしい!! やっと、ずっと巻きたかった! 何回も何回も…。とりあえずうれしい! 全部ムダじゃなかったって思えた!」

SAKI「自団体で自信が揺らぐことが立て続いてたので、この歴史あるwaveさんのベルトを新たな私たちの自信に変えて。アクトレスガールズとColor'sを私たちの力で盛り上げていきたいと思います」

――今後の抱負は?
SAKI「許されるのなら、Color'sのメンバーと防衛戦もしたいです。Color'sにもいろんなタッグチームがあるので」
5、桜花由美Anniversary wave 20th White PURE-J認定無差別級選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○Leon(20分58秒、マロマ・デ・レオン)桜花由美●<挑戦者>
※第10代王者が2度目の防衛に成功


Jd’吉本女子プロレスのアストレス2期生として2001年8月19日にデビューした桜花由美。桜花が20周年記念マッチの相手としてゲリラオファーしたのが、PURE-JのLeonだった。桜花とLeonの接点は、2003年3月まで遡る。このときおこなわれた全日本ジュニア選手権試合で、桜花はLeonに挑戦。桜花はこのとき敗れた悔しさからプロレスラーを続ける選択をしたという。18年越しとなる桜花のリベンジは叶うのか? それともPURE-Jの至宝をLeonが守り切るのか、注目の一戦となった。
桜花は真っ白のニューコスチュームに、デビュー当時の入場曲で歌いながら入場。試合はクリーンな握手でゴングとなる。力比べから桜花がヘッドロック。Leonはロープに飛ばそうとするが、桜花が踏ん張る。なんとか脱出して、にらみ合う。
Leonが仕掛けてロープに飛ばそうとするが、桜花が切り返し払い腰。そして、エンジェル・ウィング・ロック。これをLeonがストレッチマフラーに切り返す。両者の攻防が繰り広げられるなか、なんとかLeonがロープ。

桜花が串刺しビッグブーツ、ノーザンライト・スープレックス、サクラ☆ドロップと猛攻。Leonもフェースクラッシャーで流れを変えると、サンセットフリップでカウント2。スリーパーで捕獲する。耐えられると串刺しスピア。2発目は桜花も回避する。
5分経過。桜花のビッグブーツをかわすLeon。ならばと桜花はスタンガン、ビッグブーツでLeonを場外へ。追いかけた桜花はLeonを鉄柱に投下。リングに戻ってダイビング・サンマドロップで追い打ちをかける。

キックアウトされるとクロスフェースへ。ブレイクされるとビッグブーツで追撃。Leonがロープにもたれかかると、場外からのビッグブーツをお見舞いする。
劣勢のLeonだったがケブラドーラ・コンヒーロで一矢報いる。だがすぐに桜花がブラディーEXへ。耐えたLeonがスピアを狙う。これを桜花がかわして、2人はエプロンへ。

エプロン上で桜花がブレーンバスターの体勢。堪えたLeonがスピア。場外に桜花を落とすと、さらにスピアで追撃。桜花の腰をエプロンのエッジ部分に打ち付ける。
リングに戻ってLeonがミサイル発射。キックアウトされるとnoki-Anバックブリーカー→テキサスクローバーホールドへ。ロープに逃れる桜花の腰にまたもやスピア。旋回式スラムからコーナーに登る。

桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。そしてクロスアームDDT、カカト落とし、ダブルアーム・スープレックスでカウント2。コーナーに登る桜花。Leonが追いつき、スパイダージャーマン。
15分経過。Leonのマッドスプラッシュが決まる。カウント2。桜花も垂直落下ブレーンバスターで応戦するも、カバーに行けず。両者にダウンカウントが数えられる。Leonが先に仕掛けてスピンキック。これを桜花がバックドロップに切り返す。再び両者ダウン。

ヒザ立ちエルボーの打ち合いから桜花がショートレンジのビッグブーツ。カウント1。Leonのスピンキックでやり返す。これもカウント1。走るLeonに桜花がカウンターのビッグブーツ。もう一発、ビッグブーツ。さらにカウンターのスパインバスター。

今度は丸め込みの応酬となるも、いずれもカウント2。続く桜花のビッグブーツもカウント2。なおも走る桜花にLeonがカウンターのスピア、キャプチュードバスターを放つ。キックアウトされると意表を突いたマロマ・デ・レオンで丸め込み3カウントを奪った。
◎試合後のマイク
Leon「桜花! これがいまのLeonだ!! PURE-Jのチャンピオンとしてな、負けるわけにはいかないんだよ。でも、18年ぶりにまた桜花とベルトを懸けて闘えて本当にうれしかったし、たくさんの刺激をありがとう。それから20周年おめでとう! いまも桜花がこうしてプロレスを続けていてくれてるのが私は本当にうれしい。今日の試合で今後の未来を占うって言ってたけど、私はまだまだお前とやりたいんだよ。またいつでも待ってるから!」
桜花「Leonさん、18年ぶりにまたチャンピオンとしてのLeonさんとこうして20周年の節目で対戦できて、本当にうれしく思ってます。ありがとうございます。ただ、やっぱりそのベルト取れなかったこと、18年前も取れなかったし、20年の周年でも取れなかったし、マジで悔しい! アナタは私のターニングポイントです。20周年、20年間、こうやってプロレスを続けてこれたのは、Leonさんと18年前にベルトに挑戦して取れなかったから。それで私はプロレスを続けてしました。ずっとプロレスを第一に考えて、ずっと20年間やってきました。この20年目の節目で…引退とかしないですよ! しないですよ。まだ、私は引退したいなんて思ってない。そして引退のメドも立ってない。だけど20年の節目なので、これからはプロレスに一番に考えるんじゃなくて、まあいま20年というキャリアとシワと、そして行き遅れってバカにされているので、ちょっと21年目から自分のことを一番に考えていこうかなと思っています。私、結婚できないんじゃなくて、しないんです。してないだけで、結婚相手とかいませんが、これからは探していこうと思っているんで、21年目の桜花由美もヨロシクお願いします。そしてまたLeonさん、節目のとき、アナタがまたチャンピオンでいてくれたらまた対戦よろしくお願いします」
二上会長「いいですか? (Leonに)もうとっとと帰っていいです。桜花さん、残ってて。(会場が暗転)なんで暗転にした、いま? なんで私が出てきたら暗転になる? バカヤロー! 20周年おめでとうございます。えっとですね、こういう世の中なのでセレモニー的なものはないんですが、プレゼントを3つほど。たぶん、お花とか飾らないと思うので、すぐ飾れるようにしておきました(とアレンジ花を渡す)。おめでとうございます。これ、私からです(プレゼントの品を渡す)。それで、3つめ、ここで暗転です。カード決めてきました、ドン!(スクリーンには、正危軍としての桜花に、尾崎魔弓、雪妃魔矢が映し出される)9月1日、正危軍参戦決定。私が昨日事務所にいたときブリブリ怒られていましたが、コレ決めてました。9月1日、正危軍参戦決定。20周年のブラックのほうですね。思いのほか…ゴメン、白が似合ってなかった。やっぱりブラックのほうがいいと思うんで、ブラックを頑張ってください。ということで、9月1日は正危軍がやってきます。正危軍の桜花由美を見に来てください。以上、20周年おめでとうございました」

桜花「本当に20年間、20周年迎えられたのは応援してくださるファンの皆様のおかげだと思っています。コロナ禍ですが、これからもwaveはどんどん突き進んでいきます。なので21年目の桜花由美と、15年目のwaveをよろしくお願いします」
◎バックステージ
Leon「今まで21年プロレスを続けてきた中で、初の他団体での防衛戦で。スゴく緊張もしてたんですけど、メチャメチャ楽しかったです。これは防衛したから言えることかもしれないですけど。桜花さんとはベルトを懸けての対戦は18年ぶり、普通の対戦自体も11年ぶりで。20周年という記念すべき大会で私のベルトに挑戦してきてくれたのが嬉しかったし、最高の闘いができた上で防衛することができたので。今日はいい1日になりました。これからもいろんな団体で防衛していきたいと思います」

◎バックステージ
桜花「ベルトが取れなくて残念です。ベルトを取ってPURE-Jをかきまわして思ってたけど、OZでもベルトが取れなかったので、自分のこれからをまた考えていこうと」

――自分優先宣言もあったが?
桜花「今まではプロレスが1番、会社が1番、仕事を休んじゃいけないって意識で、恋愛もそれなりにはしてたけど結婚までには至らなかったので。これからは自分のことも考えていこうかなと。もう42ですよ! 」

――白のコスチュームだったが?
桜花「ウェディングドレスをイメージして。『プロレスと結婚する』って意味じゃないですよ! 私は自分の幸せもちゃんと考えていきたいなと。正危軍興行でもベルトが取れなかったし、今日も取れなかったし、今はそういう時期じゃない。これは自分のことを考えろってことかなと」

――久々のLeonの印象は?

桜花「本当に楽しかったです。試合中に18年前に試合してた記憶が本当に蘇ってきて。本当にこの人からベルトを取りたいなって。試合もスイングしたし、この人はやっぱり私のターニングポイント。私が迷ったときにまたやりたいなって」

――21年目の抱負は?
桜花「プロレスを引退することはないです。だけど、ちょっと自分のことを考えて、女の幸せも求めていかなきゃなって。私がいきなり結婚宣言してもビックリするなよ! 私はいけないんじゃなくて、いかなかったんです!」
6、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者>○野崎渚(19分42秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●<王者>
※ノアールランサー・ハイ。広田が4度目の防衛に失敗。野崎が第17代王者となる

20年12月に前王者の野崎渚からレジーナを奪取し、神童ミコト、KAORU、加藤園子と3度の防衛に成功してきた旧姓・広田レジーナさくら。今大会では波女・高瀬みゆきの挑戦を受ける予定だったが、高瀬が負傷欠場。Catch the WAVE2位の門倉凛も挑戦を辞退したため、挑戦者選びが難航。急きょ3位同士の決定戦がおこなわれ、米山香織を下した野崎渚が挑戦することとなった。
緊迫した雰囲気のなかゴング。慎重に手四つとなると、野崎が制してヘッドロック。グラウンド状態となり、野崎がフロントネックロック。脱出した広田がアキレス腱固めへ。
いったん離れると、今度は野崎が足を取りに行く。ロープに逃げ込む広田にストンピング。串刺しビッグブーツを狙うが、かわした広田がボ・ラギノール。「忘れてただろ!」と拝み渡りへ。ロープジャンプからのアームホイップを敢行する。
野崎もビッグブーツでやり返し、広田をロープ際に追いやりおしゃれキック。リングに戻してビッグブーツ。キックアウトされるとキャメルクラッチへ。背中へのブレイジングチョップを見舞っていく。
ロープに飛ばそうとする野崎だったが、そのまま広田がフェースクラッシャー! トペ・レベルサを放つと野崎が仰向けに…。高田純次の絶好のチャンスだが、躊躇する広田。
野崎「広田さん! どうした!?」
広田「そうやって寝られると高田純次やりたくなるんだけど。タイトルマッチだから…」
野崎「広田さん、悩んだときはやらない!」
広田「普通悩んだときはやるでしょ。じゃあ高田純次だけ。そのあとは二度とふざけない。真面目にやるから」
野崎「二度とやらない…その言葉信じてます。どうぞやってください」
タイトルマッチとは思えない会話がなされたあと、2人とも仰向けに!? 結局、広田の「(高田純次)やっても足でバンとかやるんだから、そういうのはしょって私が寝ればいいでしょ! 野崎がやるってよ!」という主張が通り、野崎が高田純次を敢行。しかし、最後の最後で広田がかわす。
広田は「このやりたがりが!」とスワンダイブを狙うがいずれも失敗。野崎は「どこが真面目だよ。ふざけてんだろ!」とイラ立つが、広田も「いつだって真面目だよ!」とショルダーネックブリーカードロップ。コーナーに登るも、野崎がビッグブーツでエプロンへと突き落とす。

エプロンの広田に対して、野崎がもう一発ビッグブーツを狙うが、寸前でかわされ場外へ。広田がトペ・スイシーダで追い打ちをかける。リングに戻ってミサイルキック。返されるとワキ固めに移行。
耐えた野崎がスリーパーで捕獲。ビールマンキックからビッグブーツ。ランニング・ダブルニードロップ、ノアールランサーと畳みかける。カウント2。トドメのノアールランサーを狙う野崎だったが、広田が足をつかんで阻止。

広田がへなーらサンセット、へな拳を狙うがいずれも未遂。逆に野崎がドラゴンスリーパーへ。なんとか脱出した広田だったが、野崎がビッグブーツで追撃。走る広田がウラカン・ラナで攻守逆転。カウント2。
広田のシャイニング・ウィザード、野崎のノアールランサー・ハイ、広田のへな拳→へなーらサンセットで両者ダウン。

改めて広田がへな拳、野崎のビッグブーツがラリーとなる。広田がへな拳を連発していきロープに走るも、野崎がカウンターのビッグブーツ、ノアールランサー・ハイを放つも、広田がふらふらドーン。カウント2。
野崎のザキゴエもカウント2止まり。スリーパーで捕獲するも、広田がアームロックから夜叉ロックの体勢。これは野崎も読んでいた。ならばと広田は後頭部にキックを見舞って夜叉ロック。耐えられるとへなーらサンセットから夜叉スープレックスにつなげる。だが、カバーにはいかず、ボ・ラギノールからのへなーらサンセット。カウント2。
野崎もカウンターのノーアルランサー・ハイで形勢逆転。もう一発ノアールランサー・ハイ。カバーするも、広田が切り返す。ヒヤリとした野崎だったが、田村欣子から譲り受けたというコブラクラッチ・スープレックスで初公開させ、ダメ押しのノアールランサー・ハイでトドメを刺した。
◎エンディング
野崎「第17代レジーナに約束通りなりました! 広田さん、広田さん、聞こえてますか? 広田さんとの超刺激的でワクワク、ゾクゾクするこの気持ち本当に大好きです。広田さんとしかできないと思っています。いますぐにはちょっとイヤですけど、何度でもまた闘ってください。ありがとうございました。
ベルトを獲ったということで高瀬みゆきさん、上がって来てください。まだ復帰のめどは立ってないですよね。オッケー、オッケー。さっきVでも流れた通り、高瀬が復帰したらいの一番に防衛戦やりたいと思ってます。私、今年入って負けがなかったんですが、唯一、高瀬にだけ負けてるんですよ。しかもキャッチの決勝トーナメントで、このなんだろフラストレーション、悔しい気持ち、全部このベルトに懸けて晴らしたいと思うんで、まずはゆっくり休んでください。復帰したらよろしく」
高瀬「気が早いですけども、私が復帰したら誰といの一番に闘いたい?と、いま考えたりしています。そこに野崎さんの名前は一番にあがってきます。私は野崎さんとの試合が大好きなんです。それがレジーナ戦ということは、最高の、最高の復帰への目標になります。ただ復帰するだけじゃなくて、超パワフルになって戻ってきますので、そのときはぜひよろしくお願いします!」
野崎「楽しみしてる。私も高瀬との試合、大好きだから。みなさん、高瀬の復帰、待ってあげてください。高瀬との防衛が一番の目標ですが、他にもまだまだ防衛したい人たくさんいるので、みなさんこれからの野崎渚、楽しみにしててください。ありがとうございました。waveのみなさん、上がってください。今日でおのおのの、私のサマーウォーズ、一段落したと思います。これから先、どんどん発展していくであろうサマーウォーズ、みなさんこれからも応援よろしくお願いします。そして、その闘い抜いたその先には今度は私の15周年記念大会があります。COOL RUNNING、これね。みなさん、11月7日あけておいてください。COOL RUNNING、旅は人生。みなさんの人生として、みなさんの人生にプロレスリングwaveがかかわらせていただいていることに感謝し、これからも私たちは頑張っていきますので応援よろしくお願いします。ということで締めたいと思います。みなさん準備はいいですか。行きます、これがwaveだ!」
◎バックステージ
野崎「ありがとうございました。7月のキャッチで決勝トーナメント1回戦、高瀬に負けて、一度失ったチャンスをこうしてまた掴むことができ、さらにベルトまで取れたこと、本当にこれが私のサマーウォーズだって、本当に胸を張って言えるすごい夏になったかなと思っています。これから17代レジーナとして、16代目の広田さんよりももっとwaveを盛り上げられる選手になっていきたいと思います。何かありますか?」

――11月には15周年。やりたいことは?
野崎「そうですね、タイトルマッチできたらうれしいですね。相手がまだわからないし、もしかしたら高瀬が間に合ったら11月7日できるかもしれないし、もしかしたら15周年記念のプレミアムなカードになるかもしれないし、自分の中で考えているものはあるので、そこからどうなっていくか、3カ月くらいですかね。自分でも楽しみにしたいと思います」

――広田さんとは前王者時代から闘ってきたが。
野崎「そうですね。広田さんワールドに飲み込まれつつ、ここぞというときの本気の広田すげーよっていうのが体感できて、それを今日、越えることができてうれしいし、やっぱり広田さんとの試合、広田さんが私との試合、すごいスキだって言ってくれるように、私もすごい広田さんとの試合はスキです」

――最近の広田さんの狂い咲きは野崎さんが引き出したものでもあるが。
野崎「去年の年末の試合がキッカケでいまの広田さんがいるのであれば、すごいことですよね。本人はどう思ってるかわからないですけど、もしそうであれば光栄なことですし、やっぱりどんなに今日試合中に怒っても、ふざけんなって思ってもやっぱり広田さんって先輩なので、そのリスペクトしている先輩が私の影響でってもしなってたらうれしい。どうしよう、泣いちゃうかも(笑)」

――団体も15年目に入るが。
野崎「ああ、そうですね。まあ私は途中からの参加なので15周年を迎えるということでね、そのトップに私が立っていれればなと思っています。来年(団体が)15周年、その前に私の11月7日、クールランニング、15周年記念大会があるので、みなさんぜひよろしくお願いします」

◎バックステージ
広田「広田政権が幕を閉じてしまいました…。ですが、私の功績としては深い爪痕を残せたと思いますし、ベルトがなくなっても広田は広田だって確固たるものが私にあると自信を持って言いますので、これからもサクパラダイス軍は継続。ホントはベルトを持ってる間ってGAMIさんは言ってたけど、しれっと継続させようと。自主興行もありますし、桜花さんが20周年、野崎が15周年、ともに後楽園でやってる中、私の25周年は大阪と新木場で。一番キャリアいってるけど、小さいところで可愛くやっていこうかなと(苦笑)。ホントに楽しかったなレジーナ、辛かったけど。最後の方に楽しいと思えるのが、やっぱりベルトなんでしょうね。野崎は2度目のチャンピオンなんで、1回目よりもっと波を立ててくれると思うので。でも私のほうがたぶん面白いことできたかな。これからもwaveがもっと面白くなるようにしてくれると思います」
2021.08.07

夏フェスタ’21~KOU~

◎オープニング
新木場2DAYSの夏フェスタを開催したプロレスリングwave。初日となった8・6新木場大会は、試合中に場外乱闘に出た旧姓・広田レジーナさくら、ハイビスカスみぃ、そしてセコンドの宮崎有妃が帰ってこないまま大会が終了するというとんでもない事態に。Twitterでその後の試合経過が伝えられるなか、今大会を迎えることとなった。

まずは野中美智子リングアナウンサーが恒例の前説。大会注意事項や感染対策へのお願いをしているなか、花道から広田、みぃ、宮崎が乱闘しながら現れる。パンチ田原レフェリーも3人に付き添いながら登場。よくよく3選手を見ると、目の下にクマ、Yシャツはボロボロ、毒霧噴射の痕跡も見受けられる。
リングに雪崩込んだ広田&みぃは、宮崎をロープに飛ばす。宮崎がダブルハンドのラリアット。その宮崎がみぃの上に広田をボディースラムで叩きつける。田原レフェリーがカウントを入れるが、ツー止まり。すると宮崎はリング内にいた野中リングアナをはずかし固めへ。リング上を混沌とさせたあと、3選手はまたもみ合いながら消えていった……。
コミカルのカオスに巻き込まれた野中リングアナは「最悪だよ、なんだよ!(観客から拍手がおこる)拍手じゃないわ! 見ました? 見ちゃった? 見ないでほしかった。どこまで(インフォメーションを)言ったかわからない…。みぃさんと広田さんはずっと試合途中で、どっか行って夜な夜なしてまして、今日も会場にはちゃんと来てましたけど、巻き込まれ事故だわ! 気を取り直しまして、まだ決着がついてないんです。なので、まだ終わってないということで続行中です」と、動揺しながらも状況を説明。ひとまず大会の開始を宣言した。
1、チャレンジwave~驚波大四強刹~(15分1本勝負)
○桜花由美(13分35秒、体固め)塚田しずく●<4戦0勝4敗>
※ビッグブーツ

7・24新木場からはじまった塚田しずくの四番勝負の最終戦。これまで塚田は広田、宮崎、野崎と対戦。連敗しているものの、奮闘ぶりを見せている塚田。最終戦となる桜花戦で、どんなファイトを見せてくれるのか!?

「お願いします!」と握手を求める塚田。桜花が応じるとそのまま首固め、スクールボーイで丸めていく。キックアウトされるとドロップキックを放つが、桜花が払い落とす。すぐに塚田は小刻みにフォアアーム。ロープに走るも、桜花がカウンターの払い腰。そこからワキ固めに移行する。
ロープに逃れる塚田に桜花がダブルニードロップを連発。そして逆エビ固めへ。これを耐える塚田。

今度はフォアアームの打ち合いに。手数では塚田が上回るも、パワーでは桜花に軍配。ならばと塚田もドロップキックで反撃開始。ボディースラムの体勢。これを踏ん張る桜花だったが、塚田も首固めに切り返す。カウント2。
コーナーホイップしようとする桜花。これを塚田が切り返し串刺しドロップキック。そこからドロップキックを連発していく。カウント2。カサドーラを狙うが、桜花が押しつぶし、逆にカバーする。カウント2。

改めて桜花が串刺しビッグブーツ2連発。そこからクロスフェースへ。塚田の足がかろうじてロープにかかる。
反撃に転じる塚田はクロスボディーを狙うが、桜花が受け止め、マットに叩きつける。そしてビッグブーツの体勢へ…これをかいくぐった塚田がドロップキック。セカンドからのクロスボディー2連発を放つ。カウント2。

桜花もボディースラムで流れを変える。ロープに走るも、塚田がフォアアーム。そしてボディースラムで叩きつける。カウント2。

ならばと桜花はロープ際の塚田にビッグブーツ。キックアウトされると、バックドロップを狙うが、塚田が回転エビ固めへ。ロープに走る塚田。カサドーラでカウント2。ジャックナイフエビ固めもカウント2止まり。塚田のドロップキックに桜花はビッグブーツ応戦し、垂直落下ブレーンバスターの体勢。これも首固めに切り返す塚田。すぐに走る塚田に桜花が追走してのボディーアタック→クロスボディー→ビッグブーツと猛攻。最後は、ダメ押しのビッグブーツで仕留めた。
試合後、桜花がマイクを取る。

桜花「塚田、四番勝負お疲れさまでした。ぶっちゃけ塚田にはスタミナがない。まだ若いんだから、どんな攻撃しても疲れないスタミナを身につけなさい。だけど、デビュー4カ月にしては、いい成長ぶりだと思います。スタミナは自分との闘いです。もっともっとつけてください。あとは経験をつんで、もっともっと自分の技を鍛えて私からスリーを取れる選手になってください。今日でwave選手との四番勝負は終わりましたが、ボーナストラック、まだあります。8月22日後楽園ホール大会、チャレンジマッチ、藤本つかさvs塚田しずく。四番勝負で得たものを藤本にぶつけて、藤本から勝ってください。私は期待しています」

桜花は塚田を抱きしめ、ともに花道を引き揚げていった。
2、ゴキゲン3wave(15分1本勝負)
○米山香織(11分22秒、横入り式エビ固め)渡辺智子●
※みぃが現れないため、渡辺vs米山のシングルに変更


8・6新木場大会から旧姓・広田レジーナさくらと激闘を繰り広げているハイビスカスみぃ。今大会では、渡辺智子、米山香織との3WAYマッチにラインアップされていたが…。

まずは米山、渡辺の順で入場。みぃのテーマ曲が鳴らされるも、みぃは出てこない。パンチ田原レフェリーが入場ゲートを確認しにいくが、みぃの姿はないようだ。

報告を受けた野中リングアナが「いないみたいです。そもそもいないみたいです」とアナウンスすると、急きょ二上美紀子会長が渡辺vs米山のシングルマッチにカードを変更した。
ゴングが鳴らされると、戸惑いながらも米山が「渡辺さーん、2度目のシングルマッチ、心の準備ができてないのでまずは力比べで勝負だ!」と手四つを挑む。渡辺が一気にひねり、ボディースラム。エルボードロップ、ギロチンドロップを投下する。キックアウトされると逆片エビ固めへ。耐えられると弓矢固めで捕獲する。そして、サソリ固めでステップオーバー。

なんとかしのいだ米山が鼻パッチンからのキャメルクラッチ。さらに鼻フックで反撃開始。ボディーシザースで絞り上げる。
渡辺も鼻をつかみ返して、ブレーンバスター。キャメルクラッチでやり返す。

5分経過。渡辺がコーナーホイップ。串刺し攻撃を米山がフロントキックで迎撃。攻守が入れ替わり、米山の串刺し攻撃を渡辺もフロントキックで迎撃する。続くフロントキックは相打ちとなったが、なぜか渡辺だけが倒れる。足が届いたことに大喜びの米山。セコンドにいた桜花とも握手をかわす。
改めて股下の長さを測ってみると…ほぼ同じ。これに怒った渡辺がショートレンジラリアット。米山もモンゴリアン・チョップで応戦し、ぐるぐるパンチ、クロスチョップを放つ。渡辺もラリアットでやり返し、しあわせのパンケーキプレス。
これを寸前でかわした米山が「今日はじめていきます!」と、セカンドロープからボディープレスを狙うが、そこにボロボロになったみぃ、宮崎、広田が現れる。
リングに入ろうとするみぃを宮崎&広田が捕まえそのまま会場外へ。思わず田原レフェリーもそちらに付いて行ってしまう。

その間、リングに残された米山がクロスボディーで飛び込むも、レフェリー不在。渡辺のラリアットも、足4の字固めもなかったことに…。
結局、みぃ、広田、宮崎はまたもや車で会場外へと出発。渡辺、米山も追いかけるが、間に合わず。
渡辺、米山がリングに戻ったところで残り5分のコール。
渡辺の首固めはカウント2。米山も首固め。すると米山が「あ、みぃさん!」と渡辺の気をそらす。背後から米山がスクールボーイで丸めて頭脳勝利を収めた。
3、ミラクルwave(15分1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら(試合不成立)宮崎有妃
※選手不在のため


第3試合となるも、たった数分前に広田と宮崎は車で会場外に行ってしまったばかり。野中リングアナが困り果てた様子で「次は宮崎さんと広田さんなんですけど、車でどこかいっちゃったみたいです…」とアナウンスすると、二上会長が「先にメイン」と試合順を変更。桜花社長は「先とかじゃなくて、(第3試合は)ナシです」とバッサリ。いずれにせよ、急きょメインのYシャツマッチがはじまることに…!?
4、Yシャツwave(20分1本勝負)
▲野崎渚&SAKI(15分2秒、両軍リングアウト)YAKO&笹村あやめ▲


急きょ、野崎渚&SAKIvs YAKO&笹村あやめのYシャツマッチが繰り上げておこなわれることに。

Yシャツを羽織って登場する4選手。通常のプロレスルールに加え、Yシャツを脱がされた時点で試合が決着となる特別ルールが発表される。
試合は、野崎vs笹村でゴングとなる。様子を見る両者。しかし、笹村の背後からSAKIが襲撃し、ティーンズロードがダブルの攻撃。YAKOがカットに入ると、「オメーは需要がねーんだよ!」と蹴り出される。しつこくYAKOが出て行き形勢逆転。野崎にトレイン攻撃を見舞ったあと、野崎をロープに張り付けYシャツに手を掛ける。これはSAKIが妨害。
攻勢に転じた野崎が笹村にカニばさみ、おしゃれキックからYシャツを脱がしにかかる。これはYAKOがカット。野崎のビッグブーツはカウント2。キャメルクラッチで捕獲する。

かわったSAKIが笹村にサーフボードストレッチ。笹村もブロンコバスターでやり返すと、SAKIの串刺し攻撃をかわして、低空ドロップキックでお返し。
YAKOが出て行き、串刺しボディーアタック、スタナーで続く。SAKIもフロントキックでやり返し、アトミックドロップ。ロープに走るも、YAKOがサイドバスターを放ち、ランニング・ヒップバットでカウント2。
5分経過。YAKOのヒップアタックはSAKIがかわしてヒザ蹴り。SAKIの回転エビ固めはカウント2。ならばとリバースカンパーナへ。

続く野崎はYAKOにミサイル発射。キックアウトされるとエルボー合戦となる。ロープに走る野崎に、YAKOがカウンターのヒップアタック。今度はYAKOが走る。野崎が追走し、後方回転からのドラゴンスリーパー。Yシャツを脱がしにかかる。
笹村がカットに入り、YAKO&笹村が野崎で波状攻撃。さらにYAKOがリバースゴリースペシャルで野崎を捕獲する。これはSAKIがカット。続くYAKOのダブルリストアームサルトはカウント2。

笹村が出て行き、野崎にエルボー→フェースクラッシャー。さらに野崎のビッグブーツをかわして、低空ドロップキックをお見舞い。そして大外刈りへ。カウント2。
野崎もスリーパーで形勢逆転。ショートレンジのビッグブーツ、ザキゴエでカウント2。ダブルニーアタックで飛び込む。キックアウトされると、ノアールランサーを叩き込むも……。

そこにみぃ、広田、宮崎が戻ってくる。場外で乱闘する3人。

リング上では試合が続いている。笹村のダブルスレッジハンマーはカウント2。ブロックバスターホールドもカウント2止まり。もう一度、笹村が大外刈りへ。これも返されてしまう。野崎もスリーパーで反撃に転じると、みぃvs広田vs宮崎もリングへ。2つの試合が同時進行する、というよくわからない状況に。

野崎が「ちょっと!」と怒りをぶつけるが、宮崎に捕まり、広田がボ・ラギノール。野崎、笹村、YAKO、SAKIに見舞っていく広田。みぃは野崎、笹村、SAKI、YAKOをステージ上に連れ出す。結果、ステージ上で7選手が乱闘となり、リングに戻れず……。Yシャツマッチの4選手には場外リングアウトが告げられた。
◎試合後のマイク
場外リングアウトがない広田vsみぃと宮崎の抗争が続くなか、野崎がマイクを取る。

野崎「ねぇ、ちょっと。聞いてよ(試合をいっこうにやめようとしない3選手)。ねぇってば! あのさ、ちょっと聞いてよ。コッチ見て。コッチ見てよ! (一瞬、止まる広田だが、また試合をしはじめる)おい、広田。こっち見ろ! ふざけるな。話聞けよ、話聞いてよ1(またもや一瞬止まる広田だが、「クソー!」とロープに走る。するとリング下から桜花が足をすくって転倒させる)ありがとう、桜花さん。やっとこれで聞いてくれます? 本当にアナタたち何やってるんですか? コッチも試合があったんですよ。どこかの誰かさんがいなくなるから、メインだったのに、急きょ3本目みたいになって、急いで準備してやってブチ壊されて。アナタたちは続いてるからいいですよ。無制限だかなんだかで、コッチは試合終わっちゃったじゃないですか! どうしてくれるんですか。8月22日、タイトルマッチですよ、広田さん。何ふざけてるんですか!」
◎バトルロイヤル(9人参加)
○みぃ(12分21秒、1人残り)
※退場順=塚田しずく、桜花由美、YAKO、笹村あやめ、宮崎有妃、SAKI、旧姓・広田レジーナさくら、野崎渚


広田の提案で急きょ、おこなわれることになったYシャツ&コミカルデスマッチルール採用のバトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープルールも採用)。セコンドにいた桜花、塚田もYシャツを着て9選手が参加することに。

ゴングが鳴らされると、早速、塚田が桜花に飛び込むが、桜花がショルダースルーでかわしてエプロンへ。そのまま蹴り落としていきなり塚田、退場。

続いて桜花とYAKOがYシャツをはだけさせながら、エルボー合戦。桜花が走るも、YAKOがヒップアタック。桜花もショットガンからケンカキック。ビッグブーツでカウント2。YAKOが後方回転エビ固めを狙うも、押しつぶす桜花。だが、どさくさに紛れてYAKOがYシャツを脱がして桜花、失格。すぐに桜花もYAKOのYシャツを剥いでYAKOも失格となった。
試合中ながらも24時間近く闘ったせいか、変な絆を感じさせる広田&みぃ&宮崎。野崎&SAKI&笹村も共闘路線を敷き、トレイン攻撃を浴びせる。そして3人同時の関節技へ。さらに野崎が宮崎に串刺しビッグブーツ。ハーフハッチを狙うが、宮崎が堪える。ロープにもたれかかる宮崎のYシャツを引き裂いた野崎が背中にブレイジングチョップをお見舞い。おしゃれキックを狙うが宮崎もかわす。逆に宮崎が張り付けラリアットでやり返し、カウント2。
続いて広田vs笹村に。笹村のブレーンバスターはカウント2。走る笹村に、みぃが追走してラリアット。広田&みぃ&宮崎が共闘し、野崎&SAKI&笹村をロープに飛ばすも、笹村だけが標的に。全員に押さえ込まれて笹村も退場。

再びリング上は広田vsみぃvs宮崎の3WAY状態となり、宮崎がみぃに開脚倒立。広田が高速ボ・ラギノールで追い打ちをかける。
今度はその広田が捕まり、野崎&SAKIが連係で追い詰める。ならばと宮崎がSAKIをコーナーへ。宮崎&野崎で裏摩周を狙うが、これを広田が救出。SAKIがリバーススプラッシュを野崎に投下する。宮崎にも狙うが、宮崎がパワーボムに切り返す。ここで広田がスワンダイブを狙うが失敗し、宮崎がカバーしているところに飛び込んで行く。これでポジションが入れ替わり、SAKIが宮崎から逆転の3カウント!

続いてSAKIがファルコンアローを決めるが、キックアウトする際に広田がYシャツを剥いで、SAKIも失格。
リング上は広田vs野崎のマッチアップに。野崎がビッグブーツから丸め込む。切り返した広田がスクールボーイ。カウント2。バックの取り合いとなると、そこにみぃが復活。ダイビング・ボディーアタックを放つが、これは飛距離が足らず自滅。うつ伏せ状態のみぃ。
そんななかコーナーに登る広田。野崎が蹴り落とすも、なんとかエプロンに着地する。野崎がトドメを刺そうとするが、野崎も勢いでエプロンに着地してしまう。
チャンスとばかりに広田はエプロン上でのシャイニング・ウィザードを狙ったが……。
失敗した広田が場外へと転落。だが広田も諦めず、リング下から野崎にボ・ラギノール。
野崎がのけぞりながらリング下に落ちてしまったため、みぃは何もすることなく、勝者となった。
驚きながらも、みぃがマイクを取る。

みぃ「みなさん! ついにこの長い闘いを制しましたーーーっ! 24時間14分? 本当に飲まず食わずで、ね、寝ることもできず…本当に辛い闘いでしたが、いまここで勝てることができて、本当にうれしいです。みなさんの応援のおかげです。ありがとうございます。えっと、ちょっと聞きたいことがあるんですけど、桜花さん? 桜花さん、あの本当は、今日アタシ、彩羽匠とタッグを組むはずだったんですよ。それがまあ、コロナやなんやかんだの事情でできなくなって、まあこういう形になったんですけど、そのタッグは今後、どうなるでしょうか? あのー、私ほら、これね、バギーパンツっていうんですけどね、コレ。コレね、コレ。バギーパンツって言うんですけど、コレを履いて、用意しましたし、2人のタッグがなくなると困るんですよ。言ってなかったんですけど、匠と私、試合用のオリジナルのTシャツまで作っちゃったですよ(宮崎が激しく動揺する)。2人のシャツをね。絶対組まないと困るんですよ」
宮崎「(マイクを奪う)えーっと、2人だけの?」

みぃ「2人だけの、2人しか持ってない。販売はしないです。いまのところ予定はないです」

宮崎「あのー…、ちょっと待ってね」

みぃ「おそろいTシャツです。世界に2枚だけしかないTシャツを」

宮崎「ゆきたくっていうのあるんです。それも作ってないし、どういうこと?」

みぃ「なんか匠が作ろうって言ってくれたんで。作っちゃったんですけど」

宮崎「えーーーー、配信見てるんだっけ? おい、どういうことだ、匠!」

みぃ「えー、だから組みたいんですけど、お願いします。やらせてください。いつでもいいので。後楽園? 後楽園とかいいんじゃないですか? 組みたいです、匠と」

宮崎「ちょっと取り乱している。深呼吸してもいい?」

みぃ「どうぞ」

宮崎「わかった! 3WAY」

みぃ「3WAY?」

宮崎「それで勝った人が真の匠のタッグパートナーだ!!」

みぃ「えっ? 宮崎さんvs私vs匠? で、勝ったら? 匠の真のパートナー? 匠が勝ったらどうするんですか?」

宮崎「勝ったら、匠が選ぶ」

みぃ「どっちか」

宮崎「そうだよ!」

みぃ「まあ、私でしょうね。やってやりますよ、じゃあ! もうね、脱げてるんですよ。メンタルブレイクですよ。じゃあ3WAY、やってやりますよ。8月22日、後楽園ホール、宮崎有妃vsハイビスカスみぃvs彩羽匠!」

宮崎「匠、聞いてるかー!」

みぃ「頑張ろうねー、匠くーん。よし、やるぞ!」
続いてリングに上がったのは野崎と広田。

野崎「広田さん、暑い、暑いよ(Yシャツをはだけさせる)。そのベルトね、急きょ決まった前哨戦、バトルロイヤルという形でしたが、また熱い闘いができるんじゃないかとちょっと確信しました。8月22日、そのベルトいただきます。私が第17代レジーナになります」

広田「聞いたか? まばらな拍手だよ。いままで私がアンタからベルト取って、いままでやってきた功績、waveでの風景、みんなお客さん、見ててくれましたよね!? まだやりたいことがたくさんあります。まだもっと違う風景を見せられると確信しています。8月22日、前から楽しみでしたけど、このバトルでのアンタとの絡みは、正直、時間でいうと1〜2分くらい。だけど私、その1〜2分の中でも、ああ、すっげー野崎とやれることうれしいなってこの2分の間で感じました。感じたよね?」

野崎「私も同様です」

広田「やろう」

野崎「やりましょう」

広田「私ね、最近ウインクするんだ。だから、私が防衛したらみなさんに向かって、そして、配信見てくれるみなさんに向かって(ウインクする)やりますんで、私が防衛してセンターに立ってまっすぐ前を見つめたら、そうカメラさんアップしてください。そして私は(ウインク)やりますんで、それもみなさん楽しみにしていてください!」
続いて桜花がリングへ。

桜花「今日は本当に誠にご来場ありがとうございます。広田さんたちの24時間のおかげで、こんなになっちゃいましたけど、昨日見てない人はわからないと思うんですが、カンフェティ見てる方、そして昨日見てない方は昨日のカンフェティを見ていただければ、こんな状態になったことがわかると思うので、ぜひ配信のほうを見ていただいて、だからこうなったんだなって思ってください。

えー、今日決まったカードが3WAY。やりますね、やりますね。宮崎有妃vsハイビスカスみぃvs彩羽匠。8月22日の後楽園ホール大会でやりますね、決定で。そして、レジーナ広田さくらvs野崎渚、ここがタイトルマッチ。そして、塚田しずくvsつっか。(藤本の名字が出てこない)…藤本つかさ(笑)。私のカードは、もう少々お待ちください。まだゲリラオファーに行ってないので、ゲリラオファーに行ってOKもらえるように頑張ります。そしてタッグのタイトルマッチがあると思いますので、そのカードはもう少々お待ちください。今日の大会の次は、8月22日の後楽園大会です。いまコロナが猛威をふるっておりますが、8月22日、ぜひみなさん会場に足を運んできていただけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。昨日6日の新木場大会、そして本日の新木場大会、2DAYS、夏フェスタにご来場、誠にありがとうございました。これがwaveです。何があるかわからないのが、waveです。8月22日の後楽園ホール大会も何があるかわかりません。なのでぜひ生で見に来ていただきたいと思います。それでは、『これがwaveだ』で締めますか、私、声が汚いので…」
広田「それではみなさん、行きますよ。桜花さんのかわりにやらせていただきます。(桜花のマネで)これがwaveだーーー!」

大会終了後、宮崎はみぃのバギーパンツを剥ぎ取り、退場。みぃはYシャツでコスチュームをかくしながらリングを降りた。
◎8・6新木場=ドコミカルwave(時間無制限1本勝負)
○ハイビスカスみぃ(24時間14分、オーバー・ザ・トップロープ)旧姓・広田さくら●
2021.08.06

『夏フェスタ’21~ZEN~

◎wave選手入場式
大会に先立ち、wave選手による入場式がおこなわれ、桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚、塚田しずくがリングへ。選手を代表し、桜花社長が挨拶をおこなった。

桜花「みなさん、こんばんは! 本日はこのコロナ禍のなかご来場いただき誠にありがとうございます! そしてカンフェティをご覧のみなさんもありがとうございます。いまコロナウイルスがプロレス界にも蔓延しておりまして、私も濃厚接触者かもとの疑いが晴れるまで試合に出られませんでしたが、晴れて該当せずになりましたので、本日より復活いたします! コロナが蔓延してしまっているため、本日おこなう予定だった、正危軍の試合や明日の彩羽がらみのカードもなくなってしまって、楽しみにされていた皆様、申し訳ありません。正危軍の試合は後日、別の大会でやりたいと思っていますし、また彩羽がらみの試合もいつかやりたいと思いますので、皆様、楽しみにしていてください。本日、本当に足を運んでいただいた皆様、ありがとうございます。みなさんのために選手は一生懸命、試合をするだけなので、みなさんも熱い拍手の応援よろしくお願いいたします」
1、チャレンジwave〜驚波大四強殺(15分1本勝負)
○野崎渚(3分45秒、体固め)塚田しずく●<3戦0勝3敗>
※ザキゴエ

8・1大阪で米山香織との激闘を制し、レジーナへの挑戦権を得た野崎渚。今大会では塚田しずくの四番勝負の相手を務めることに。なお、これまで塚田は広田、宮崎と対戦。2連敗中で、ここから後半戦に突入する。
ロックアップで組みあう塚田。野崎が押し込みクリーンブレイク。すぐに塚田はドロップキック5連発。小刻みにフォアアームを放って行く。

野崎も強烈なフォアアームでやり返し、串刺しビッグブーツ。かわした塚田がドロップキックを連発していく。カバーするもカウント1。セカンドからのボディーアタックもカウント2。ボディースラムの体勢。

野崎が踏ん張り、ヒザ蹴り。そしてトラースキック。串刺しビッグブーツからハーフハッチでカバーする。カウント2。フェースバスターを狙うも、塚田が回転エビ固めに切り返す。キックアウトされるとスクールボーイ。これもカウント2。すぐさまぐるぐるフォアアームで飛び込んで行く塚田。これも返されてしまう。
一方、野崎もフロントキックでやり返すと、「終わりだ!」とフェースバスターを敢行。キックアウトされるとザキゴエで3カウント。塚田はこれで3敗。明日(8・7新木場で)、宮崎有妃との最終戦に挑む。

2、しあわせなパンケーキwave(15分1本勝負)
○渡辺智子(8分23秒、片エビ固め)Yappy●
※しあわせのパンケーキプレス。もう1人は宮崎有妃


第2試合は、宮崎有妃vs渡辺智子vsYappyによる3WAYマッチ。

ゴングが鳴らされると、Yappyが「最年少だ。はじめて最年少!」と喜ぶ。年齢を問われると「41歳です。若いですね」とニコニコ顔。なんとなく年齢を公表する流れとなり、宮崎が「42です」と答えると、渡辺がしゃがみこみ、「49です…」と落ち込む。
スタートから渡辺の怒りを買ってしまうYappy。渡辺&宮崎がダブルのガットショット。すぐに宮崎が裏切り、渡辺にガットショット。ならばと渡辺も「よくも年齢、言わせたな!」と宮崎&Yappyにまとめて串刺し攻撃を狙うが、寸前でかわした宮崎&Yappyが渡辺を場外へと投げ落とす。

リング上は宮崎vsYappyとなり、Yappyが串刺しヒップ。宮崎もビッグヒップでやり返す。2人のケツ合戦がラリーとなる。続いて宮崎がYappyをロープに飛ばしていくが、Yappyがロープに捕まり回避。逆に宮崎を場外へと送り込む。

復活した渡辺が突進するも、Yappyがかわしてフォアアーム。渡辺もやり返す。Yappyは串刺しヒップアタックからボディースラムへ。これは宮崎のカットが間に合う。
そして宮崎は「しょうがない。カメラの準備をしろ!」と渡辺にはずかし固めの体勢。しかし、この言い方に渡辺が反応。「しょうがないはずかし固めはイヤ。絶対ヤダ!」と抵抗する。

その渡辺がトペ・レベルサ。カウント2.ラリアットで飛び込むが、かわした宮崎がはずかし固め。これはYappyがカット。

渡辺はダブルハンドのラリアットで反撃に出ると、しあわせのパンケーキプレス(セカンドからのボディープレス)を投下。これは自滅。今度はYappy&宮崎が合体のパワーボム。宮崎がコーナーに登るも、Yappyが突き落として渡辺に横取りのタラ・サ・インピエルノ(セカンドロープからの回転式ボディープレス)を投下。カウント2。
宮崎がリングに戻り、改めてYappyと共闘。渡辺にレッグズプリットを決める。宮崎がラリアットを狙うも、渡辺がかいくぐりYappyに命中。

今度は渡辺が宮崎、Yappyにラリアット。そして、Yappyにしあわせのパンケーキプレスを投下。これは宮崎がカット。すると渡辺は宮崎をコーナーに登らせ、アシストにまわる。あたかもYappyをボディースラムでコーナー下にセットしたかのように振る舞うも、実は反対側のコーナーにYappyをセット。渡辺自身がパンケーキプレスでトドメを刺した。一方、まんまと宮崎も豪快にムーンサルト・プレスを投下し、自滅した…。
3、ドコミカルwave(時間無制限1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら(試合中)ハイビスカスみぃ

8・22後楽園で野崎渚の挑戦を受けることが決まった旧姓・広田レジーナさくら。決戦を約2週間後に控えた今大会では、ハイビスカスみぃとのドコミカルwaveで対戦することに。みぃはCatch the WAVE2021技能賞のトロフィーを持って入場。広田はYシャツ姿、しかも大量のYシャツを持って登場する。

広田「今日からwaveの夏フェスでしょ? 明日はYシャツマッチあるわけ。今日も見たいよね?」

みぃ「お客さんが見たいのは若くてかわいい子のなんですよ。この2人が着てどんな需要があるんですか!」

それでも広田に迫られ、しぶしぶYシャツを着たみぃ。だが、会場は微妙な雰囲気に。すると、広田はYシャツをリングサイドの人たちに配り、「明日来ない人のために今日着ないとダメですよね?」と、野中リングアナ、塚田、宮崎、野崎、パンチ田原レフェリーに着させる。

さらに広田は「今日は、みんなコレを着たってことはYシャツルールも採用です。コミカル・デスマッチ・ルールを採用してください!」とルール変更を提案。

その結果、時間無制限。場外カウントなしのノールールとなり、勝敗は、3カウント、ギブアップに加え、Yシャツが脱げたら負けとなる特別ルールが採用された。

ようやく試合となるも、まだ始まらない…。
広田「みぃちゃん、今日シングルマッチ、ありがとう。このシングルマッチ、それを乗り越えて8月22日防衛したいと思うから今日はよろしく」

みぃ「広田さん指名してくださってありがとうございます。前回やったのは覚えてないんですけど、たしか10年くらい前。たしかアゼリア…」

そう過去を振り返りはじめるみぃ。当時、広田がビートたけしのモノマネをしてダダ滑りしたことを明かして、無茶ブリ。「やらないよ!?」と抵抗する広田だったが、みぃに乗せられビートたけしのモノマネ。しつこくやり続ける広田に、観客からは失笑がもれる。

みぃが「成長してねーな!」とガットショットで試合再開。ロープに振ろうとしたが、広田がフェースクラッシャー。高田純次を狙うが、途中でみぃが「下はいてます?」と起き上がる。広田が「肌色のパンツはいてるよ。それがリアリティってもんでしょうよ」と開き直る。
高田純次を敢行する広田だが、みぃがガード。広田はみぃに高田純次をやらせようとする。Yシャツの下が見えないようにと仰向けになる広田。

みぃは「私がいまさらやっても面白くないでしょ。若い子とか可愛い子がやるからいいんでしょうが!」と抵抗。広田も「そう考えたらそうだね。ゴメン間違った。でも大丈夫。こういうときに、率先してやってくれる子がいるから。野崎渚がやるぞ!」とセコンドの野崎をリング内へ。

野崎が仕方なく高田純次を敢行すると、「目立ちたがり屋!」「でしゃばり女!」と蹴り落とされる。
再び試合へ。みぃの串刺し攻撃をかわした広田がボ・ラギノール。泣き出すみぃ。するとパンチレフェリーが反則カウントを数える。広田が「お前はもうババアだからだよ!」と拝み渡りへ。

続いてみぃはサマーソルトドロップ。ぜんぜん当たっていないが、カバーする。カウント2。
今度は広田がトペ・レベルサ、スワンダイブなどに挑戦するが、ことごとく失敗し、場外へ。みぃが「場外、行くぞ!」と追いかけるが、先に戻った広田がトペ・スイシーダ。これも失敗に終わると、みぃ宮崎を呼び入れ、ダブルのガットショット、低空ドロップキックで挟み撃ちに。

広田もショルダーネックブリーカードロップでやり返すと、宮崎を呼び込み、ダブルを狙う。これはみぃが迎撃。広田も宮崎&みぃにDDT、ボ・ラギノールを見舞う。
今度は広田&みぃが共闘。ダブルのクローズラインを狙うが宮崎がぶっちぎる。3人での場外戦となり、そのまま会場外へ。もみあいながら、車で消えていった。

野中リングアナが「本当に行っちゃった?」と確認すると、パンチレフェリーが「行っちゃった」と戻ってくる。この事態に、二上美紀子会長が「メイン行こ、メイン!」と大会を進めるジャッジを下した!?
4、スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&SAKI(18分12秒、片エビ固め)米山香織&YAKO●
※ビッグブーツ

セミファイナルがどこかで続行されているなか、5分間の休憩。そのあと何事もなかったかのようにメインイベントへ。

Catch the WAVE2021ジェラシー・ブロックで激闘を繰り広げた桜花由美とYAKO。結婚だけが幸せではないと強がる桜花だったが、公式戦では新婚YAKOにまさかの黒星。リベンジを誓った7・1新宿でのタッグマッチにおいてもYAKOにフォール負けを喫している。三度目の正直とばかりにリベンジに燃える桜花と、もう桜花との対戦を終わりにしたいYAKOの絡みに注目が集まる。

試合前、SAKIと米山は握手をかわすが、桜花とYAKOはにらみ合い。開始直後に桜花がビッグブーツで飛び込むが、これは米山に誤爆。すぐに桜花&SAKIがダブルでビッグブーツをYAKOに見舞う。
しかし、YAKOも2人まとめてアームホイップで投げ飛ばし、攻守を入れ替えヒップバット。そして桜花を捕まえリバース・インディアンデスロックからの弓矢固めへ。続くエルボードロップはカウント2。

米山が出て行き、桜花をロープに張り付けると、YAKOが逆水平チョップを連発する。さらに米山は桜花に鼻フック。桜花も払い腰からのワキ固めで形勢を入れ替える。

耐えた米山がYAKOにタッチ。YAKOがヒップアタック、串刺しバックエルボー。「おい、どうしたババア」と挑発すると、桜花にもスイッチが入る。桜花の「結婚がそんなに勝ち組か!?」を皮切りに、罵声を浴びせながらのエルボー合戦。YAKOもヒートアップし、「行き遅れ!」と禁断の一言。
桜花は「行けねーんじゃねーんだよ。行かねーんだよ!」とやり返すと、YAKO「結婚してから言ってみろ! お前も、お前も、お前も売れ残りのババア! 自分がなんで結婚できないのか考えてみろ」と味方を含めた3選手を敵にまわしてしまう。

リング内に入ってくるSAKI、米山。桜花も加わり3人でYAKOにガットショット。そしてトレイン攻撃が決まる。さらに桜花&SAKIがダブルのビッグブーツでYAKOにお仕置き。
続いてSAKIが出て行き、YAKOにサーフボードストレッチ。そこからダイヤル固めへ。YAKOは「米山さん…」と助けを求めるが、米山は無視。桜花がストンピング、ヒザ蹴りを連発していく。キックアウトされるとポキ(クロスフェースロック)で捕獲する。耐えられるとダブルニードロップを投下する。
くSAKIはカンパーナ。耐えたYAKOが首固め。攻勢に転じたYAKOが「クソババア!」と串刺しバックエルボー。かわしたSAKIがブチ切れてヒザ蹴りを連発する。コーナーホイップするも、YAKOが旋回式ボディーアタック。

ようやく米山が出て行く。セントーンを放つが、かわすSAKI。桜花も出て行くが、米山がドロップキック&セントーンで孤軍奮闘。SAKIもビッグブーツ、アトミックドロップ、ビッグブーツ。もう一発狙うが、米山が払いのける。SAKIもブレーンバスターに切り返して桜花と交代。
桜花がビッグブーツでカウント2。もう一度、ポキ→ヘッドシザースへ。脱出した米山がモンゴリアンチョップ。桜花もビッグブーツを連発して返す。キックアウトした米山がジャンピングタッチしようとするも、桜花が阻止。なんとかYAKOと交代へ。

YAKOがミサイルキック、ヒップアタック、バックドロップで逆襲に出る。リバースゴリーを狙うYAKOだったが、SAKIが妨害。ならばとYAKOは旋回式ダイビング・ボディープレス。
かわした桜花がパントキック、DDT、カカト落としと猛攻。キックアウトされると、桜花&SAKIで連係を狙うが、YAKOがケツ・レベルサ、ブロックバスターホールドにつなげる。

さらに米山のセントーンを挟んで、YAKOがダイビング・ボディープレスを投下する。これはSAKIが寸前でカット。YAKOのジャーマンSHもカウント2止まり。続くヒップバットもSAKIがカットすると、YAKOはタイガースープレックスの体勢。これもSAKIが妨害し、ようやく流れが変わる。

桜花はネックハンギングボムを決めると垂直落下ブレーンバスターつなげる。キックアウトされるとビッグブーツ2連発でトドメを刺した。
◎エンディング
桜花「YAKO、お前、独身者をバカにするけどな、見てみろよ。今日の私のパートナーと、お前のパートナー、結構な年をいって(SAKIが抵抗する)YAKOが言うには25以上はもうババアだよな? 行き遅れって言うけどな、コイツらいまプロレス界でトップ張ってるんだよ。結婚してないけど、プロレスと結婚したんですよね?」

米山「そう、そうなの」

桜花「ですよね。男ウケするもんね?」

SAKI「はい、してます。それなりに」

桜花「お前みたいななぁ、はじめての男と結婚するような恋愛童貞とは違うんだよ! 人生経験たくさん積んでるんだよ。肝に命じておけ! 本日はご来場誠にありがとうございます。セミ? なんかあったみたいだけど、どうした?」
野中リングアナ「場外乱闘いきました」

桜花「試合は?」

野中リングアナ「続いています」

桜花「マジか。えっと、私、ちょっと自分の試合前なんで本当はあまり詳しいことはわかってないんですけど、とりあえず、このあと大会が終わって、落ち着いたら3人の状況を確認したいと思います。報告しますね。ちゃんと報告します。そして、今日はこんなコロナ禍のなか、会場に来ていただいた皆様はプロレスラーにとって神です。ありがとうございます。そして、会場にはどうしても行けないけど、生配信で見たいというカンフェティのお客様は仏様です。ありがとうございます。感染拡大中で、こんなに来ていただいたんですけれども、本日の入場者数は旗揚げから初の数字をたたき出しました。本日の入場者数は…46人です! 旗揚げしてから一番、最低人数です。ですが、本当にいま東京では感染者が5000人以上増えているなか、危険ななか来ていただいている皆様、本当にありがとうございました。明日もここ新木場1stRINGでwaveの大会が6時半からあります。こんなコロナ禍で、会場に運んでくれる勇者の方々、明日こちらでお待ちしております。ぜひご来場ください。よろしくお願いいたします! 本当に今日はありがとうございました。

SAKIちゃん、2人で『これがwaveだー!』でしめよう。SAKIちゃんやったことある? ない? 私ね、声汚いから。大丈夫、かわいい声で締めて。(2人で)これがwaveだーーー! ありがとうございました!!」
2021.08.01

「NAMI☆1〜Aug.〜21」

日時
8月1日  日曜日
観衆
99人
場所
◎オープニング

 オープニングでは二上美紀子会長がリングに上がり、対戦カードが二転三転したことを詫びるとともに、「この業界34年ぐらいいますが、一度変更したカードを元に戻したのは初めてです」と笑いを取りながらその経緯を説明。
 また、大阪で初開催となる「NAMI☆1」の諸注意を伝えた。
その後、入場式へ。
 出場全選手がリング上に勢ぞろいしたところで対戦カードの発表。そして、野崎渚、宮崎有妃、旧姓・広田レジーナさくらが指名されての挨拶に移った。
 野崎「皆さんこんばんは! 7月に新型コロナウイルス感染し、特にご心配おかけしました。本日復活ということですごく気合が入ってるプラス、なんとReginaに挑戦できる権利をかけて、米山さんと初シングルという、ほんとにワクワクドキドキそわそわする復活一発目になっておりますので、皆さん応援のほどよろしくお願いします」
 宮崎「皆さんこんばんは! さっきガミさんからちょっと説明があったと思いますが、24日、青木いつ希と対戦して濃厚接触者かもっていう疑いがあったんですが、25日から接触した人は濃厚接触者になるので、(自分は24日だったので)外れたので、無事、復活して試合できることになりました。応援よろしくお願いします」
 広田は濃厚接触者の疑いがあるとして会場に来ていない桜花由美社長から託されたメッセージを紹介。
 「本日はWAVE大阪大会のご来場、誠にありがとうございます。今日は会場に行けずもどかしいですが、私の分まで大会を堪能して帰ってください。そしてSNSで発信していただければ、私も会場に来ている気分になれますので、#waveproをつけてつぶやいてください。今日の大会は動画10秒までOKですので、動画も見られたらうれしいです。感染拡大防止のため声は出せませんが、心の中で大きな声援を飛ばし、手拍子で大会を一緒に盛り上げていただければ幸いです」
 改めて広田は「こんなご時世ではありますが、大阪にいる選手の気持ちは一つ。皆さまに満足して楽しんで帰っていただけることですので、選手一同、今日は輪をかけてメチャクチャ気合を入れて闘いますので、皆さん、大いに楽しんで帰ってください」と挨拶して、入場式を締めた。
▼大阪・チャレンジwave〜驚波大四強刹〜(15分1本勝負)
○宮崎有妃(8分44秒、体固め)塚田しずく●
※えびす落とし


 結果的に無事に出場となった宮崎有妃。対戦相手も当初の発表通り塚田しずく。塚田の方から「お願いします」と両手を差し出し、宮崎がそれに応じて試合開始のゴング。

ロックアップでガッチリ組み合うも、塚田が全力で押しても宮崎は一歩も動かず。
ロープ際に押し込まれた塚田は体を入れ替えてエルボーを打ち込んでいく。
 宮崎はボディースラム、ラリアット、逆エビなど力技で塚田を攻め込む。
塚田は耐えるので精いっぱい。それでも宮崎の攻撃をかわしたり、スキを見つけてはドロップキックやボディーアタックを繰り出すが、宮崎を慌てさせるまでには至らない。
正面からエルボーを叩き込み、ドロップキック、コーナー最上段からのボディーアタックなど積極的に攻める塚田だが、効果的なダメージは与えれらない。

丸め込みで逆転を狙った塚田だが、3カウントを奪うまでには至らず。
低空ドロップキック、ラリアットで追い込まれながらも必死で肩を上げていく塚田だったが、ラリアットからのえびす落としの前にはカウント3を聞くしかなかった。
▼大阪・人妻3wave(15分1本勝負)
○YAKO(8分27秒、キューティースペシャル)旧姓・広田レジーナさくら●、渡辺智子


 人妻3人による3WAYマッチ。

まずは3人で手四つ(手六つ?)の力比べ。
フィンガーロックに入ったところで旧姓・広田レジーナさくらが組んでいた手を振りほどき。
渡辺智子に「主婦の手してますね」。渡辺が主婦歴11年、広田が10年目。互いの手を見て、しっかり主婦の仕事をしてると確認。

それに比べてYAKOは……「若いし、まだ1年半で新婚。ラブラブ」と言い訳する。それが癪に障ったのか、2人がかりで攻め立てていく。
 広田と渡辺を同士打ちさせるなど、1対2でも互角の展開に持ち込むYAKOだったが、スキをついてボ・ラギノールを決めた広田。
いつの間にか広田とYAKOが組む形になっていたが、渡辺は2人を同時にバックドロップで投げ捨てた。
 広田とYAKOが、互いにフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズを決める展開を繰り広げる。

そこに割って入った渡辺が広田にブーレンバスター。

さらにYAKOをつかまえて、ダウンしている広田にブーレンバスターで叩きつけたが、ちょうどYAKOの体が広田の顔面に落ちる形に。

しばらく広田はエプロンでダウンしたまま。
 その間にコーナー2段目からヒップアタックを決めたYAKO。

カバーにいくも、息を吹き返した広田がボ・ラギノールでカット。

そしてYAKOにシャイニング・ウィザードを決める。
そしてコーナーに上がるも、渡辺が飛び込んできて雪崩式ブレーンバスター。

さらに両腕のラリアットで広田とYAKOをダウンさせると、まずは広田にコーナー2段目からのボディープレス。

続いてYAKOにも放っていったがかわされてしまう。
 渡辺にミサイルキックを決めたYAKO。

ところが広田が横盗りしてのカバー。

その広田のバックを取ったYAKOは、そのまま投げ捨てジャーマンへ。

勢いで立ち上がった広田はロープにもたれかかる。

渡辺のバックに回ったYAKOは、そのままロープに押し込むと、ちょうど渡辺が広田にラリアットを打ち込む形に。

そのままYAKOは渡辺をジャーマンで投げ捨てる。さらにロープの反動でふらふらと歩み寄ってきた広田にキューティースペシャルを決め、若さで人妻3WAYを制した。

◎インフォメーション


 広田が2試合続くことから設けられた休憩を利用してのインフォメーションコーナー。二上美紀子会長が再びリングに上がった。
 8月22日の後楽園ホール大会が、具体的に銘打たれてはいないもののWAVE14周年記念大会。そこで来年、区切りでもある15周年を迎えるにあたって、「15周年もちました。10周年で大田区大会をやったんで、それ以下の規模ではやりたくないけど今の体力では無理なので月1回ペースで年15回の後楽園ホール大会をやろう」と企画したものの、全員から全力で止められたことを報告。しかし、代わりの企画はまだ何も決まっていない。
 一方、この日はWAVEの運営母体である株式会社ZABUNの設立記念日。しかもスタートしてちょうど10年を迎えた。「皆さんのおかげで10年もちました」と感謝の言葉を述べた。
 ここで“波女”を勝ち取りながら負傷で欠場している高瀬みゆきがリングに上がった。高瀬は観客からの拍手を浴び、「ナマの会場はいいですね」と笑顔。「左ヒジのジン帯を断裂しまして欠場中です。7月の頭の試合で左ヒジを脱臼しまして、外れたヒジはすぐに入ったんで試合は続行しましたけども、興行が終わった後も違和感があって、痛くて病院に運ばれたところジン帯が切れていたので手術をするのかしないのかということでそのまま入院ということになりまして、手術をして3週間入院をして、今ここに帰ってきました」と経過を伝えた。
 「“波女”を獲って、これからReginaに挑戦して、私がReginaになってたはずだと思うんです。まさかカードが変更になったりとか、決まってた試合もあってWAVEの皆さんにもたくさんご迷惑をおかけしたし、皆さんにもとても心配をおかけしてしまったことに申し訳ございませんでした」と謝罪。
 「でも一つだけ言いたいのは、私はほんとにすごく元気にしております。ケガをした日にすぐに、これはもうダメだと思ってGAMIさんに電話をしたんですけども、『大丈夫や』って言ってくださって……」とまで言ったところで二上会長が「言うしかしゃあないやん」と口を挟む。「あんた、本心と思ってる、あれ? あんなビービー泣きながら電話を掛けられて、『大丈夫。任しとけ』っていうしかないやん。焦るはもう、ホンマに。アホ」と裏話を暴露。
 高瀬は「でも『大丈夫』っていう言葉が心強くて。当日はビービー泣いて誰よりも早くGAMIさんに電話したんですけども、そう言っていただいたことで私も腹が決まりました。実は手術しなくても欠場する期間は変わらないとお医者さんに言われたので、私はこの先まだまだプロレスを続けたいと思いまして、そのためには少しでも強度を上げるために手術をする道を選ばせていただきました。復帰は10月を目標にしてます。欠場は3カ月必要だと言われてますので、10月には復帰したいと思ってます。皆さんどうか、10月まで待ってください。その時は元気な姿で帰ってきますので、GAMIさん、またよろしくお願いします」と経過を報告した。
続いて「うれしいニュース」として昨日入寮したばかりの練習生、叶夢(とあ)を紹介。
 「プロレスリングWAVEの練習生になりました叶夢です。一生懸命頑張っていきます。よろしくお願いします」と挨拶。しかし二上会長から広田の準備ができるまで時間を伸ばす意味もあって、「5分ぐらいフリートークしていいよ。知らないと思いますけど、WAVEっていう団体は無茶ぶりがひどいんです。どうぞ。歌うたってもいいよ」と振られる。
 さすがに自分の方から話し始めることはできず、二上会長から「どうしてプロレス目指したんですか?」と質問された。叶夢は「もともと格闘技が好きで、K-1とかRIZIN'とかを見ていて、そこから女子プロレスを知って、凄いなと思って(プロレスへの道を)決めました」と答えたが、二上会長は「すごく不思議なんですが、格闘技を見てウチ(WAVE)にたどり着くまではすごい距離があると思ううんですよ。RIZIN'見てWAVEって……たぶん地球1周するぐらいある気がするんですけど、なんで真逆(の団体へ)?」と理解できない様子。
 「まだその時(K-1やRIZIN'を見ていたころ)は女子プロレスを知らなかったんですけど、YouTubeで女子プロレスが出てきて、それで見るようになって」と答えたものの、二上会長は「女子プロレスの中でも、すごくたくさんの団体がある中で、なんでこんな一番アクの強い団体に?」と質問。
 「最初は野崎さんにあこがれて、この人みたいになりたいなあって思って、広田さんみたいな……」と自分で答えていても整理できない様子。仕方なく二上会長が「そういう時はな、リング上に私がいてんねんから『GAMIさんの試合を見て……』とか言うねんで。そういうの、給料に響くからな」と大人の事情を教えた。
 ここで広田の準備が整ったとの連絡が入ったのでインフォメーションコーナーは終了となった。
▼サクパラダイスプレゼンツ・大阪・サクランブルwave(30分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら&SAKIwith高瀬みゆき(15分29秒、夜叉ロック)関口翔&松井珠紗●


 リングインしてパートナーのSAKI、セコンドについた高瀬みゆきとポーズを決めていた旧姓・広田レジーナさくらだが、アクトレスガールズに囲まれていることを聞かされると、5人でダンスを披露。そして5人でのポーズを決めていたが、撮影タイムが終わると関口翔、松井珠紗の先制攻撃を浴びてしまう。
広田をキャメルクラッチに捕らえた関口は、鼻フックの辱め。「子供がマネするだろ」とやめさせようとする広田だが、関口はお構いなし。広田はボディースラムから吊り天井を狙うが持ち上げられない。SAKIだけでなく、レフェリーにまで手伝わせて決めたものの、両肩がついたためフォールカウントを数えられてしまう。
関口の串刺しドロップキックを浴びながらも、フェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズを決める広田。タカダジュンジを防がれると逆にやらせようとしたが、関口は断固拒否。するとセコンドについていた高瀬がリングに上がってきて、松井も正座させてお説教。2人は仕方なくタカダジュンジを披露するが、結局かわされて自爆。広田は2人同時にフェースクラッシャーを決めてプロレスLOVEポーズ。
タッチを受けたSAKIは関口にカンパーナを決めるも、松井が飛び込んできてカット。松井はコーナーからのボディーアタックから卍固めでSAKIを締めあげる。SAKIもブレーンバスターからコーナートップに横たえてヒザ蹴りを突き上げていく。そしてリバーススプラッシュからカンパーナを決めた。ここで広田が飛び込んできて、カンパーナを決められて無防備になっている松井にボ・ラギノール。悲鳴を上げた松井はそのままリング下まで転げ落ちた。
ここで広田はトペを放ったが、セカンドロープに体が引っかかって失敗。気を取り直してやり直したが、またしても体がロープに引っかかってしまった。ロープを背に腰を落としている広田に低空でボディーアタックを見舞った松井。さらにコーナー最上段からフットスタンプ。丸め込みの連続で追い込まれた広田が、いずれもカウント2でクリア。
関口が飛び込んできてドロップキックを決めたが、SAKIがアトミックドロップで排除。SAKIはそのまま松井にもアトミックドロップを決める。すかさず広田がボ・ラギノールを決める好連係。このパターンを3度、4度と繰り出していった広田とSAKI。
 夜叉ロックを決めるも関口のドロップキックでカットされた広田。SAKIが松井をカウンターのボディースラムで叩きつけると、広田をブレーンバスターで松井の上に投げつけようとしたがかわされてしまった。
松井のミサイルキック、フィッシャーマンズスープレックスを浴びた広田だったが、ふらふらドーンでペースを乱す。ダブルブレーンバスターを逆にダブルDDTで切り返した広田。ダブルのボ・ラギノールを決めたところでSAKIが飛び込んできてアトミックドロップの要領で松井の腰をマットに打ちつけると、すかさず広田が夜叉ロック
。関口のカットも間に合わず、松井はギブアップした。
◎試合後のマイク
 勝利後、マイクを手にした広田。9月12日に大阪・アゼリア大正で開催される自身の自主興行の告知。すでにコミカルマッチとして菊タロー、くいしんぼう仮面組vsハイビスカスみぃ、旧姓・広田レジーナさくら組が発表されているが、追加カードとして橋本千紘vs朱崇花を発表。現在、東京五輪で世界のトップアスリートが闘っているが、「女子プロレスの中にもレスリングの名選手がいます。この2人は、レスリング界でも相当ブイブイ言わせてきてます。女子プロレス界に入ってきたのも同期です。だから特別に私の尾坂大会でシングルマッチをやってもらおうと。せっかくなのでアマレスルールで勝負してもらおうと思います。プロレスの通常ルールではなく、3分2ラウンド。ポイント制で、完全にレスリングのルールに則って、レフェリーの方もちゃんとレスリング専門の方を呼んでおります」。
 さらにもう1試合。この日のパートナーであるSAKIとのコンビを再結成。「私たちのコンビのコンセプト、“人々の心にパラダイスの心を灯す”。私たちの対戦相手……ZAP」を発表。このカードを聞いて戸惑いの表情を隠せないSAKI。広田は「ZAPの心にパラダイスを灯してあげようよ。SAKIチャンは大丈夫だから。心配なのは私だから」と押し切った。
 このあとメインで、8・22後楽園での挑戦者が決まるが、広田は「どっちが来ても防衛してみせるぞ!」と気勢を上げてからリングを下りた。
▼Regina di WAVE~次期挑戦者決定戦~(30分1本勝負)
○野崎渚(16分14秒、胴絞め式コブラクラッチ)米山香織●
※野崎が8・22後楽園大会で広田の持つReginaに挑戦


 新型コロナウイルス罹患からの復帰戦で、いきなりReginaの次期挑戦権をかけての闘い。さらに米山香織とは初のシングル対決だという野崎渚。いくつものハードルが重なって荷が重いかと思われた。体調面のこともあってか、いつになく緊張した面持ちでリングに立った。
体調を確認しながらか、序盤は静かな立ち上がり。右手を差し上げて力比べに誘うも、米山は届かず。足を踏みつけようとしたが、お見通しの野崎はステップバックでかわす。身長差を生かして米山の攻撃を防ぎ、ボディーにヒザをめり込ませると、ストマックブロックでダメージを与えていく。さらにコーナーに詰めるとビッグブーツ。攻勢が続く野崎はキャメルクラッチで、自身のスタミナを回復させながら米山を攻め込んでいく。
鎌固めから早くもドルミルを繰り出した野崎。やはりスタミナに不安があるのか、早めの勝負に出る。しかし米山も、トップロープ越しに野崎を転落させると、エプロンを走ってのニーアタック。リングに戻ってからもノーザンライトスープレックス、走り込んでのセントーン、コーナー2段目からのセントーンと攻め込んでいく。
追い込まれながらも野崎は、一瞬のスキをついて米山をドルミルで捕らえる。スタンドからグラウンドに持ち込んだが、米山は辛うじてロープブレイクに持ち込んだ。雪崩式のノーザンライトスープレックスを決めた米山。リング中央でエルボーの打ち合いを繰り広げるが、カウンターのビッグブーツを浴びてしまう。
ドルミルで絞めあげた野崎だが、米山はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込む。ならばとノアールランサーを叩き込む。1発だけでなく、念には念をで、2発、3発と。米山も死力を振り絞って野崎を丸め込んでいくがカウント3は奪えない。相手が根負けするまでこれでもかとノアールランサーを叩き込んで、コブラクラッチへ。

後方に倒れ込みながらして米山の胴に長い脚を巻きつけていく。必死で耐えていた米山だが、さすがにこれは逃れることができず。野崎の勝利が宣せられた。
◎試合後のマイク
 復帰戦を勝利で飾った野崎。レフェリーの手を上げられた瞬間にようやく笑顔がこぼれた。マイクを手にすると、大の字のままの米山に対して、「米山さん、『プライドよりも、目の前にあるチャンス。男気なんていらないんですよ』っていう米山さんの言葉、私すごく共感しました。そして成立した次期Regina挑戦権(争奪戦)、そして初めての米山さんとのシングル、ムチャクチャ興奮しました。米山さんから取ったこのチャンス、絶対逃さないんで、2回目のシングルマッチ、楽しみにしていてください。ありがとうございました」と感謝を述べた。
 そして、「今言ったように、今日ここでつかんだチャンス、絶対に逃さず、私が第17代Reginaとして、高瀬! あんたの復帰、待ってるよ」といつの間にかリングに上がっていた現王者である広田を無視して、リング下にいた高瀬に視線を投げかけ、「しっかり治して。焦らず待ってるから」との言葉を贈った。
 野崎から「なにかありますか?」と振られた広田。「私は今、とっても傷ついています。この心の傷、された仕打ち、辱められた私です。ここ2、3回、ずっと恥をかかされております。8月22日は、すべての感情を、このベルトに託し、そしてあなたから見事防衛し、メチャクチャ赤っ恥をかかしてやるからな」と返した。
 これに野崎も「十分、年末(昨年12・27後楽園)にRegina取られた時点で赤っ恥かいてんだわ!」と返し、「取り返してやるからな。そして私が第17代Reginaになって、高瀬と試合をしたいと思います」とベルト奪回を宣言。
気を取り直して、「今日はほんとにいろいろありましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?」と呼びかけ、「私自身、久しぶりの試合で、こんなビッグチャンス、ほんっとにめったにない機会だと思って、復帰が決まってからっていうか、コロナの療養期間があって、ちょっと体力、筋力落ちたのも、8月1日に向けて一生懸命戻してきたんですけど、でも、まだまだ私は細いんだと自覚しました。もっともっと頑張ってトレーニングして練習して、8月22日、Regina獲りたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします」と気持ちと伝え、最後は「これがWAVEだ!」で大阪初の「NAMI☆1」を締めた。
◎野崎バックステージ
--まずは挑戦権うんぬんは抜きにして、復帰戦でした。
野崎「そうですね。コロナから復活して一発目の試合でした」
--実際、どんな症状だったんですか?
野崎「熱が出て、ノドの痛みがあって、鼻水、鼻詰まり、下痢、味覚、嗅覚(を失う)、オンパレードの症状でした。もう(伝えられてうようなこと)全部いただきました。でもほんと療養中、どんどん体力が奪われてくのを身にしみて感じてたんで、この8月1日復帰決まってほんと、さっきもマイクでリング上で言ったように一生懸命、なんかちょっと練習生のころを思い出すようなレベルな(笑)。もうほんとこれは(体力を)戻さな、せっかくもらったチャンス逃してしまうと思ったので、もうそれはそれは必死にトレーニングや練習しました」
--焦りもありました?
野崎「ありました! 体力筋力が奪われてしまてるのが、今日コスチューム着てわかるんですけど、目に見えてわかるもの(が出てくると)、やっぱりちょっと焦りを感じましたね」
--普通の女性なら「やせた」って喜べるんですけね。
野崎「確かに! やせることがこんなにショックな職業ないですね(笑)」
--実際、スタミナや技のタイミングなど試合で感じた部分は?
野崎「そうですね、完全復活とは言えないかなっていう反省点はあるんですけど、ただ私がコロナで欠場したひとつ前の試合がCATCH(THE WAVE)の準決勝で。その時の気持ちは持ってたかなっていうのはあるので、気持ちの面では前へ前へ行けたんですけど、ちょっと体力が、見てるお客さんにも伝わっちゃったって思うかなっていうのは自分でも感じます」
--執念で米山選手を振り切ったという感じでした。
野崎「そうですね。やっぱり面の前にチャンスがあるなら、それをつかまなきゃもったいないっていう思いが私にも米山さんにもあったので、お互い執念はあったかな。たまたま私が(カウント3を)取れただけで、次、米山さんとシングルやったらどうなるかわからないぐらい、米山さんとのシングルは初めてだったんですけど、すごい白熱した興奮した試合になったかなと。ほんと執念の闘いでした、お互い」
--このキャリアで初めてのシングル対決って珍しいんじゃないですか?
野崎「でも私、4年半プロレス休んでたので、結構、シングルやってない選手が実はいたりします。なので、このキャリアで米山さんと初シングルっていう貴重な機会をいただきました」
--CATCHの延長戦っていう感覚はありますか?

野崎「CATCHはCATCHで終えたっていう感覚が自分にはあるので、CATCHでのチャンスを逃した自分にしばらくチャンスはないって思ってた矢先にチャンスが来たって思ってますね」
--現チャンピオンをどのように見てますか?
野崎「広田さん……そうですね、私は広田さんの一つ前のチャンピオン、Reginaだったんですけど、強さだけを求めて、シンプルに強いものがベルトを持つっていうものにしていきたいっていう思いと、広田さんはベルトを持ってる間、どうWAVEを盛り上げていくかっていう方にいってる。ベルトを持ってる時のスタンスが、ほんとに真逆っていう思いがあって。それは自分にはできないものなんで、最初とられたときは悔しかったんですけど、サクパラダイスとかいろんな、Reginaを持ってる自分にしかできないものをすごい明確にされてるのは、やっぱいろんなところで試合されてきた広田さんだからできるものなんだなって、ちょっと勉強になった部分もあるんで、私が次、第17代Reginaになるつもりでいるので、そしたら自分はどうするかっていうのを、広田さんを通してすごい考えるようになりましたね」
--まずは体力、筋力を戻すことでしょうけど……。
野崎「もちろん」
--広田選手のペースに巻き込まれないこと、あるいは巻き込まれてもその上をいくとか……。
野崎「さんざん巻き込まれてきたんで(笑)。私はチャンピオンだった時、広田さんにReginaを取られたときの広田さんは、なんていうか本気モードだったし、ベルトを持ったらバリバリのコミカルっていうときもあったし、なんか読めない選手なんですけど、読めない選手って楽しいですね。自分にないものなので。何もない広田さんでもいいし、思う存分振り回してくれる広田さんでもいいですね」
--久しぶりにプロレスをして、楽しかったですか?
野崎「楽しかったです! もう、疲れてしんどい思いを今もしてますけど、今すぐ試合したいって思います。ハハハ、バカなやつ(笑)」
--この日の復帰戦が決まってたからこそ、気持ちが集中できた部分もありました?
野崎「目標とか、ある程度ここって決めないと追い込みやすさとかあるじゃないですか。GAMIさんとは『8月1日メドかな』って話をしてたんで、それとReginaj次期挑戦者決定戦が重なったというだけで。結構、照準を合わせてました、1日に」
--じゃあ、次は3週間後のタイトルマッチに合わせて……。
野崎「その前に新木場大会2連戦もあるので。ありがたいことに他団体さんにも呼んでいただいてるのもあるので、後楽園に照準を合わせながら、いつでもすぐに試合できるようにしていきたいと思います」
2021.07.24

「Saturday Night Fever 21 Jul.」

◎オープニング
大会に先立ち、今大会を欠場する野崎渚が挨拶。元気な姿で登場し、大会をスタートさせた。

野崎「みなさん、こんばんは! 本日はご来場、誠にありがとうございます。私、新型コロナウイルスに感染し、7月11日の仙女さん、7月11日の信州プロレスさん、7月22日のPURE-Jさん、今日のwave大会を欠場となりまして、皆様にご迷惑おかけしたことをお詫び申し上げます。私は元気なので、試合ができないのは悔しい気持ちもありますが、8月1日に復帰しますのでここでぶつけたいと思います。皆さん最後まで応援よろしくお願いします」
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○星月芽衣&三浦亜美(13分4秒、エビ固め)向後桃&大空ちえ●

第1試合は、星月芽依&三浦亜美vs向後桃&大空ちえのヤング世代が激突。三浦、向後、大空は今年のCATCH THE WAVEヤングブロックにも参戦。それぞれ急成長中の若手たちだ。

試合は星月vs向後でスタートとなる。向後が身長差をアピールした力比べを挑むと、星月は少し考え込んだあと、向後よりもさらに大きい三浦にタッチ。
三浦が力比べで攻勢に出ると、大空が救出に向かいトレイン攻撃。勢いに乗る向後に、三浦がショルダータックル。ボディースラム2連発で叩きつける。向後もボディースラムでやり返し、大空と交代。

大空が三浦にヘアーホイップ2連発。コーナー下に押し込んでいく。三浦もボディースラムでやり返し、星月へ。

星月のドロップキックはカウント2。串刺し攻撃を狙うが、大空がかわして拝み渡りへ。アームホイップからのドロップキックにつなげる。

続く向後が星月をロープに飛ばす。アームホイップの掛け合いとなり、ドロップキック合戦はいずれも不発。最終的に相打ちとなる。ならばと向後はアームホイップからのアームロックへ。なんとか星月がロープ。すぐに走る向後に、星月がドロップキックを放って三浦とチェンジ。
三浦は串刺しボディーアタック、ショルダータックルで追撃。キックアウトされると逆エビ固めへ。ブレイクされると三浦はアルゼンチン・バックブリーカーの体勢。これが未遂に終わると逆水平チョップで追い込んで行く。さらに串刺し攻撃を狙うが、向後がかわして、セカンドロープからの旋回式ボディーアタック。

流れが変わり向後が619を狙う。これをかわす三浦。ならばと向後がドロップキックを放って、大空につなぐ。

大空もドロップキック4連発で追い打ちをかける。フォアアームの打ち合いから三浦が逆水平チョップ。大空はモンゴリアンチョップで応戦し、パロスペシャルへ。カットに入る星月に向後が変形卍固めを極める。

今度は大空が三浦をロープに飛ばすが、三浦がドロップキック。キックアウトされるとコンバインに移行。耐えられるとアルゼンチン・バックブリーカーへ。これは向後がカット。ダブルの攻撃を狙うが、三浦がショルダータックルで迎撃。改めてアルゼンチン・バックブリーカーへ。
続く星月はドロップキックで追撃。エプロンからも放っていく。三浦&星月の波状攻撃が決まり、星月がジャックナイフエビ固め。これは向後が寸前でカット。

大空も首固め、スクールボーイ3連発。いずれもカウント2止まり。星月のエルボーをワキ固めに切り返す大空。なんとか耐えた星月だったが、三浦のショルダータックルが誤爆してしまう。

孤立する星月に向後&大空がダブルのドロップキック、向後の619、大空のミサイルキックが決まる。そしてフィッシャーマンSHにつなげる大空。これは三浦のカットが間に合う。すぐに走る大空だったが、星月がジャックナイフ。大空も切り返すが、さらに星月が体勢を入れ替え3カウントを奪った。
2、チャレンジwave~驚波大四強刹~(15分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら(13分38秒、片エビ固め)塚田しずく●
※へな拳

今年4月にデビューした塚田しずくのシングル4番勝負がスタート。初戦の相手は、なんと現レジーナの旧姓・広田レジーナさくら。これが2人の初シングル戦となる。広田は8・22後楽園でレジーナ戦を控えていたが、波女となった高瀬みゆきの負傷により、タイトルマッチが保留となっている状況だ。

レジーナのベルトとともにリングインした広田は「これがトップのベルトだからな」と声をかける。
ロックアップで組み合うと、広田が押し込みクリーンブレイーク…と見せかけガットショット。ロープの反動を利用してのフロントキックを放つとヘアーホイップ。そこからヘッドロック→フロントネックロックに移行する。

広田ペースで試合が進むなか、塚田が弓矢固めでようやく攻勢。耐えられるとストンピングを連発する。串刺しドロップキックからボディースラムの体勢。踏ん張った広田が逆に敢行し、張り付けボ・ラギノールを狙うが、広田は寸前でストップ。
そして「欲しそうだからしてあげない。オメーみてぇななぁ、骨と皮のケツじゃコッチの指が折れるわ! 肉つけてから来い!」と叫ぶと再びフロントネックロック。ストンピング、ボディーシザースで捕獲する。

劣勢の塚田だが体勢を入れ替え、馬乗りフォアアーム。広田もやり返し、首4の字固めへ。塚田の手をつかんでコーナーに駆け上るも、その手を放す塚田。そして、塚田が観客の手拍子を誘発させる。困った広田だったが、観客の手拍子にのせられ一人で敢行。案の定、転落すると、塚田は待ってましたとばかりにストンピング、ドロップキックで追撃にかかる。
一方、広田はフェースクラッシャーからのプロレスLOVEポーズを繰り出すが、これをスクールボーイに切り返す塚田。ドロップキック2連発でカウント2。ボディースラムで叩きつける。これもカウント2止まり。

10分経過。塚田のドロップキックが決まる。キックアウトされるとボディースラムの体勢。広田が踏ん張り、ロメロスペシャルに移行する。耐えられるとワキ固めへ。なんとか塚田がロープ。塚田もカサドーラでカウント2。ドロップキックにつなげる。カウント1。
残り3分からフォアアームの打ち合いに。広田がへな拳を放つがかわした塚田がぐるぐるエルボー。ロープに走るが、広田がかわしてショルダー・ネックブリーカードロップ。キックアウトされると腕十字へ。なんとか塚田がロープ。ここで広田は改めてへな拳。これがクリーンヒットし、広田が貫録勝ちを収めた。
3、スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&桃野美桜(14分59秒、エビ固め)優宇&岡優里佳●
※ビッグブーツ


今年の8月で20周年を迎える桜花由美が記念興行となる8・22後楽園を前に桃野美桜とのBOSS to Mammyを久々に結成。優宇&岡優里佳と対戦した。桜花と岡は仙女7・11後楽園で対戦しており、岡はリベンジに躍起になっている。

スタートから桜花を意識しまくりの岡が「クソババァ、出ろよ! 四十肩!!」と、暴言三昧。
その挑発に乗った形で桜花が先発し、ビッグブーツ。かいくぐった岡がスクールボーイを連発していく。いきなり追い込まれる桜花だが、なんとかしのぐと串刺しビッグブーツでお仕置き。そして、桃野との連係ロケットキックを発射させる。

桃野が出て行き、攻勢。逆片エビ固めに捕らえると、桜花も助っ人に入り、岡の髪の毛を鷲づかみにしていく。
再び桜花のターンとなり、岡の背中をスクラッチ。フォアアームの打ち合いとなり、「クソババ」「クソガキ」のラリーに。経験でまさる桜花が足を踏みつけ、主導権を握ると、ヒザ蹴りを連発。ロープに飛ばすも、岡がドロップキック。自コーナーに戻ろうとするが、桃野が優宇をリング下に突き落としてタッチを阻む。そしてボスマミの連係「担いで」「投げて」「おんぶ」から桜花がカバーする。これは優宇がカット。

続く桃野が低空ドロップキック。フォアアームの打ち合いを挟んで、岡がようやくクロスボディーで反撃。カウント2に終わるも、優宇と交代しローンバトルから脱出。
鬱憤のたまっていた優宇は、桃野にショルダータックルで突っ込むと、桜花にはボディースラム。そしてその桜花の上に桃野をボディースラムで投下する。ボスマミに向けてセントーンで飛び込むが、寸前で桃野がかわして桜花のみに命中。さらに優宇は旋回式サイドバスター、セントーンで逆襲に出る。カウント2。逆水平チョップで追い打ちをかけると、あまりの強烈さにギブアップ寸前の桃野。優宇が強引に敢行しダブルチョップにつなげる。さらにコーナーに逆さ吊りにし、串刺し攻撃を狙うが、これは桜花が阻止する。
反撃に転じる桃野は桜花を踏み台にしてミサイルキック。かわった桜花がダイビング・サンマドロップにつなげる。そして、ファンタスティックフリップ、「高い高い」から桜花がカバーする。カウント2。

優宇の逆水平チョップ、桜花のビッグブーツが交互に決まる。ロープに走る桜花を優宇がカウンターの払い腰。カウント2。10分経過。

ここで岡が出て行き、桜花にドロップキックを連発。キックアウトされると優宇のドロップキック、岡の串刺しドロップキック、優宇のキャノンボール、岡の首固めでカウント2。さらに優宇のセカンドからのボディープレス、岡の旋回式ボディープレスが決まる。
返されるとすぐに走る岡だったが、桃野がドロップキックで阻止すると、桜花のビッグブーツ、桃野のエプロンからのドロップキック、桜花のビッグブーツとボスマミの波状攻撃が決まる。カウント2。

続いて桜花がタイガースープレックスの体勢。これを踏ん張る岡。桃野がミサイルキックで助けに入るが、桜花に誤爆してしまう。すかさず岡が変形のラ・マヒストラル。カサドーラ、横十字固めでカウント2を連発。

マミーのピンチに桃野が助けに入る。これで攻勢に転じた桜花が岡に垂直落下ブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返す岡。キックアウトした桜花が「終わりだ!」とカカト落とし。ボスマミの発射式垂直落下ブレーンバスターにつなげる。これは寸前で優宇がカット。ならばと桜花がダメ押しのビッグブーツにつなげて3カウント。
返されるとすぐに走る岡だったが、桃野がドロップキックで阻止すると、桜花のビッグブーツ、桃野のエプロンからのドロップキック、桜花のビッグブーツとボスマミの波状攻撃が決まる。カウント2。

続いて桜花がタイガースープレックスの体勢。これを踏ん張る岡。桃野がミサイルキックで助けに入るが、桜花に誤爆してしまう。すかさず岡が変形のラ・マヒストラル。カサドーラ、横十字固めでカウント2を連発。

マミーのピンチに桃野が助けに入る。これで攻勢に転じた桜花が岡に垂直落下ブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返す岡。キックアウトした桜花が「終わりだ!」とカカト落とし。ボスマミの発射式垂直落下ブレーンバスターにつなげる。これは寸前で優宇がカット。ならばと桜花がダメ押しのビッグブーツにつなげて3カウント。
4、スクランブルwave(20分1本勝負)
○門倉凛&青木いつ希(16分33秒、逆打ち)宮崎有妃●&彩羽匠

Marvelous7・19後楽園で復帰した彩羽匠が、宮崎有妃との“ユキタク”でwaveにサプライズ参戦。彩羽はこれが復帰2戦目となる。対戦するのは、門倉凛&青木いつ希の現wave認定タッグ王者組だ。

彩羽の復活を心待ちにしていた宮崎は、彩羽の入場曲に合わせてエアギター。彩羽の登場に華を添え、観客を楽しませる。
試合は青木vs宮崎でスタート。ロックアップで組み合うと、宮崎が早速、彩羽に助けを求める。彩羽は「宮崎さんガンバレ!」と声をかけるも、宮崎は「呼び方が違うー」と劣勢。彩羽が照れながら「ゆき、ガンバレ」と声をかけると、宮崎のやる気にスイッチが入り、一気に押し返すことに成功する。

この流れから、ユキタクでダブルのクローズライン、ダブルのエルボードロップを放つが、これは青木がかわし逆に門倉&青木の連係につなげる。カウント2。

門倉が出て行き、宮崎に低空ドロップキックを連発。宮崎もネックブリーカードロップでやり返し、彩羽とタッチ。
彩羽は門倉にローキック。スリーパーで捕獲する。ボディープレスはカウント2。門倉もドロップキックでやり返し、青木と交代へ。

青木は彩羽にショルダータックル。彩羽もエルボーで応戦し、フライングメイヤーからのサッカーボールキックをお見舞い。キックアウトされると宮崎にタッチ。

宮崎は青木に串刺しボディーアタック。かわさされると、はずかし固めの体勢。しかし観客の反応を見て、躊躇する宮崎。
「私はしたいんだけど、お客さんがね…」と言い訳しまくる宮崎に、青木がショルダータックル。宮崎も「青木、傷つけてゴメン!」とラリアットで飛び込むも、かわした青木がショルダータックル→串刺しバックエルボー→フェースクラッシャー→ボディープレスと畳みかけ、「傷ついたぞー!」と悲痛な叫び。

ならばと宮崎も片足ドロップキックでやり返し、彩羽と交代。彩羽はローキックで追撃にかかる。そして、キックのコンビからローキック、低空ドロップキックをお見舞い。高速ブレーンバスターにつなげる。キックアウトされるとスリーパーで捕獲する。これは門倉がカット。
青木もダブルニードロップで攻勢に転じると、テキサスクローバー・ホールドへ。ブレイクされると、後頭部へのダブルニードロップ、ブレーンバスターで追い打ち。カウント2。続く門倉のスイングDDT、低空ドロップキックが彩羽に決まる。

一方の彩羽もカウンターのソバットで形勢逆転。ブレーンバスターを放つ。カウント2。ロープに走るも、青木が妨害。王者組はハンマースルーで宮崎&彩羽の衝突を狙うが、宮崎は彩羽に抱きつき大満足。
門倉がロープに走ると、宮崎がエプロンから足止め。彩羽を助けようとしたようだが、彩羽は彩羽でカウンターのニールキックを狙っていたため、自滅。すかさず走る門倉に彩羽のトラースキックが決まる。

続いて宮崎が張り付けラリアットを放つが、門倉もヘッドシザースホイップで反撃。ダブルリストアームサルトの体勢。踏ん張った宮崎が彩羽との合体DDTを敢行。ムーンサルト・プレスを狙うが、これは青木が足止め。
門倉が復活し、雪崩式フランケンシュタイナー、フットスタンプにつなげる。かわした宮崎に、今度はウラカン・ラナ。丸め込みの応酬となり、彩羽のトラースキックから宮崎が押さえ込む。カウント2。続くえびす落としもカウント2止まり。

15分経過。今度こそ宮崎のムーンサルト・プレスが決まるが、青木が寸前でカット。カウント2。再び青木がカットに入りラリアットでアシスト。門倉がラ・マヒストラルにつなげるも、これは宮崎が逆に押しつぶす。カウント2。

ならばと門倉は逆打ちの体勢。青木は彩羽のディフェンスに入るが、彩羽のハイキックは宮崎に誤爆。そのまま門倉が逆打ちにつなげて3カウントが入った。
◎エンディング
二上会長「本日はみなさんご来場いただきありがとうございます。有妃ちゃん、落ち着いて。えーっとですね、私が上がったのは、8月22日の後楽園大会で広田の持ってるレジーナに高瀬みゆきがCATCH THE WAVE優勝したので、挑戦をするはずでした。が、ご存じの通り、高瀬が長期欠場に入ってしまったので、どうするかと。で、このあとレジーナ次期挑戦者決定トーナメントとか…を1ミリも思いませんでしたが、そんなことしたらCATCH THE WAVEがなかったことになるので、必然的に波女が出られないので、ということは2位の門倉さんに…チャンスがまわってきます。やりましょう。どうぞ」

門倉「あの…自分、たしかにCATCH THE WAVEで2位になったんですけど、自分、波女を取るまで、レジーナに挑戦しないと決めているんですよ。なので、この話、辞退させてください」

二上会長「バカなの? 頑固?」

門倉「バカじゃない!」

二上会長「今年は2点返上しますとか、辞退するとか多いですね」
広田「そんな、そのたびに誰が恥かいているかって言ったら私ですよ!?」

二上会長「そうですね。じゃあ辞退ということで…。いいんですね? 本当にいいんですね? 辞退でいいんですね。波女取るまで挑戦しない?」

門倉「波女取るまでは挑戦いたしません!」

二上会長「頑固、頑固です」

広田「じゃあ、やらなくていいですかね」

二上会長「いやいや防衛戦やります。(抵抗する広田)剥奪するぞ? えーっと、じゃあ、2位が辞退なので、3位の2人に権利がありますが…」
野崎渚がエプロンに上がる。

野崎「私は辞退しません!」

二上会長「きれいごとは言わなくて大丈夫ですか? 波女取るまでは挑戦しませんとか」

野崎「いいえ!」

二上会長「すぐに挑戦したい? じゃあ、ここ(野崎)とコメ山の…ヨネちゃん、8月1日オファーしてあったので、8月1日に野崎とヨネちゃんの決定戦で。で、勝ったほうが8月22日にレジーナに挑戦でいいですか?」

広田「どいつもこいつもそんなチャンスないからね! わかってるのか? 気を引き締めて、私に挑戦して来い! お前、波女待ってるからな。挑戦してこい。じゃあ、そうしたら8月1日、バチバチやってくれるんでしたら、8月1日、私、大阪でサクパラダイス軍発動させていただいてよろしいでしょうか。バチバチやっていただいて、私が楽しく、平和にサクパラダイス発動させようと思いますので、まだオファーうんぬんはノータッチなので、これからGAMIさんがオファーしていただいて、waveの夏がはじまるぜー! 私からは以上です。他に言いたいことある人?」
門倉「言いたいこと、あります。(広田が『いいじゃん』と文句を言う)私は言いたいことがあります。もういいですか、レジーナさん。あの、そろそろタッグのベルトのタイトルマッチをしたいなって思ってるんですけど、次のホールでタイトルマッチ組んでもらえないですかね? でも、条件があって、タイトルマッチをやるなら同世代の選手とやりたいんですよ」

桃野が「はい!」と名乗りを上げる。桜花も一緒にエプロンに上がるが…。

門倉「(桜花を見ながら)同世代って言ったよね?」

青木「左、左、左、左! 三世代離れてるだろ!」

門倉「同世代じゃないじゃん。同世代じゃないもん。年齢も、キャリアも」

青木「ボスがもうわかったって顔してるからお下がり」

桃野「しょうがないよね…」

門倉「しょうがない、しょうがない。どうでしょうか?」

二上会長「探します、同世代」

門倉「ありがとうございます」

二上会長「気持ちは同世代とかナシですね?」

門倉「気持ちは同世代とか、ナシです」
二上会長「わかりました、探します。桜花さん、もう十分です。大丈夫です。桜花さん20周年(あるから)、三世代離れているし、諦めましょう。あと私から、彩羽さん復帰おめでとうございます。待ち焦がれておりました。えー、サプライズでユキタクを組ませていただいたんですけども、欠場中にですね、何か私、結構、Twitterとかパトロールするのとかが得意でして、『ハイビスカスみぃが気になる』というのをちょっと私、目にとまったんですすよ。で、ハイビスカスみぃをブッキングしましたので、組みたいですか? 闘いたいですか? どっちがいいですか?」


彩羽「(迷いながら)組む方で」

二上会長「組む方で、組む方がいい。じゃあハイビスカスみぃ&彩羽匠vs奇跡でやりましょう。いいですか? いいんですね。そんなところに入っていいんですね、アナタ。いいんですか? いいですか? コミカルの鉄人の中に入っていいんですね? いいんですね。パプリカかじってもらいますからね。頼みますよ。それもちょっとのちのちやりましょう。どんなに気取っていても、waveの彩羽匠はwaveの彩羽匠ですからね。よろしくね。じゃあ次は桜花美人社長の方から20周年のこと言ってください。どうぞ」
桜花「みなさんこんばんは。私、桜花由美は8月でデビュー20周年を迎えます! 応援してくださるみなさんのおかげだと思っています。そして、20周年ということでちょっとブラックとホワイトの二部構成にしようと思っています。まず最初にブラックを8月6日、ここ新木場で正危軍としてやりたいと思っています。正危軍=私、尾崎魔弓、雪妃魔矢、この3人が組みます。そして対戦相手は…」

岡「はい、はい、はい、はい! 私、くそババアの相手してやるよ」

桜花「聞こえませんけど、何ですか?」

岡「相手してやるよ」

桜花「あん? ボコボコにされたいの?」

二上会長「クソババア、落ち着いて」

桜花「クソガキ、正危軍vs岡、一人。ボコボコにしてやるからな」

二上会長「クソババア、落ち着いて」
桜花「そして8月22日の後楽園大会で私、ホワイトとしてやりたい選手がいます。このやりたい選手は私のターニングポイントの選手なので、また私の得意なゲリラオファーに行ってきたいと思うので、みなさん楽しみにしてください」
二上会長「少し情報が多いので整理しましょう。8月1日は野崎vsヨネちゃんのレジーナ次期挑戦者決定戦。そしてサクパラダイスをやる。(匠に向かって)サクパラダイス、欠場中に生まれたちょっとユニークな集団なんですが、どうですか? ユニークよ、ユニーク。大丈夫ですか? 続けます。そして、8月6日が正危軍vs岡、一人。で、奇跡vs彩羽&ハイビスカスみぃ(日付は調整中)。8月22日の後楽園で桜花さんの20周年の白い方と、青木&門倉の同世代の(タッグ)タイトルマッチ、レジーナさんがある。以上ですね」

桜花「ざっくり決まったので、発表をお待ちください。ちゃんと決定したら発表します」

二上会長「あともう一つ、CATCH THE WAVEが今年、DVDが出ません。DVDが出ないかわりに、前説で野中の方から言ってもらったんですけど、レンタル配信っていうのがありまして、レンタルで配信させていただきます。各ブロックごとの配信になります。ブロックごとの配信を1年間だけ、カンフェティさんの方でレンタルでおかしていただいて、まだ値段設定とかはしてないんですけども、それを1週間くらいをいくらで見れる、そんな感じのヤツです。そちらもみなさんぜひお買い上げいただいて、全試合、ちゃんと勝者インタビューも入っているので、ぜひ見てください。以上」

桜花「みなさん、本日はご来場、誠にありがとうございました。waveの夏がやってきます。8月22日の後楽園大会に向けてwaveの選手、タッグのベルトとか、いろいろwaveの暑い夏がやってくるので、みんさん一緒につっぱしっていきましょう。行きますよ、これがー、waveだーっ! ありがとうございましたー!!」
2021.07.01

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~決勝戦~』

日時
7月1日  木曜日
観衆
180人※満員
場所
◎CATCH THE WAVE優勝決定トーナメント抽選会
野中美智子リングアナウンサーの前説のあと、今年の波女を決める大会がスタート。早速、CATCH THE WAVE2021決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会がおこなわれることとなり、各ブロックを勝ち抜いた野崎渚<ガトリングブロック優勝>、米山香織<ジェラシーブロック優勝>、門倉凛<コンプライアンスブロック優勝>、高瀬みゆき<ポテンシャルブロック優勝>の4選手がリングに揃う。
まずは、公式戦のない日にブロック優勝が決まった米山に、50万円が贈呈され、注目の抽選会へ。
チェーンの引き合いによる抽選の結果、1回戦は野崎vs高瀬、米山vs門倉に決定した。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○渡辺智子(10分21秒、サソリ固め)塚田しずく●

期待の新人・塚田しずくが今年キャリア32年を迎える大ベテラン・渡辺智子に挑戦。試合は若手らしく塚田がドロップキックやフォアアームで仕掛けるも、渡辺は余裕。主導権を握る渡辺は、逆エビ固めの体勢。これを切り返した塚田が丸め込む。カウント2。
すぐに渡辺はキャメルクラッチで捕獲。ブレイクされるとブレーンバスターを挟んで、改めて逆エビ固めへ。これがブレイクとなるとカベルナリア、ボディシザースで締め上げる。

なんとかしのいだ塚田がボディースラムの体勢。踏ん張った渡辺が逆にボディースラムで叩きつける。なかなか活路を見いだせない塚田だったが、渡辺のボディースラムをボディープレスに切り返し、ドロップキックにつなげる。
3発目を払い落とした渡辺が逆片エビ固めへ。塚田がロープに逃れると、しつこく逆エビ固めを狙う渡辺。これを塚田が丸め込みに切り返し、カウント2.9!
塚田のドロップキックに、渡辺はフロントキックで応戦。続く塚田のドロップキック、セカンドからのボディーアタックは、渡辺がキャッチ。逆にセカンドロープからのボディープレスを投下する。カウント2。塚田も逆さ押さえ込みなどの丸め込みで粘りを見せるも、渡辺がラリアットからのサソリ固めでギブアップを奪ってみせた。
2、CATCH THE WAVE 2021決勝トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
○高瀬みゆき(14分58秒、エビ固め)野崎渚●
※ダイビン
グ・ギロチンドロップ

決勝トーナメント1回戦1試合目は、野崎渚vs高瀬みゆきの顔合わせに。ゴングと同時に高瀬がラリアットで飛び込んで行く。かわした野崎がビッグブーツ。高瀬もかいくぐりショートレンジラリアット。野崎はビッグブーツの連発で応戦していく。ならばと高瀬は低空ドロップキックで野崎のヒザを打ち抜き、蹴り技封じにかかる。
場外戦では一進一退。野崎がビールマンキック、ノアールランサーを放てば、高瀬はカウンターのパワースラムでやり返す。

リングにいったん戻った高瀬だったが、再び場外に降りて、鉄柱に野崎の足を打ち付けていく。そしてヒザへのエルボードロップ、ギロチンドロップでカウント2。
野崎は痛みを堪えてビッグブーツ。これに対してエルボーで応戦する高瀬。そこから野崎はスリーパーの体勢。これをコーナーに叩きつけて脱出した高瀬はブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアット、セカンドからのエルボーアタックを放つ。もう一度コーナーに登るも、今度は野崎が雪崩式ブレーンバスターに切り返し、ランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーで形勢逆転。
すぐに野崎はスリーパーで捕獲。耐えられると大外刈りでカウント2。そしてドルミルへ。なんとか高瀬がロープ。野崎はビールマンキックで追撃し、コーナーへ。

高瀬もエルボー、ヘッドバットで食らいつき、雪崩式パワースラムを敢行。カウント2。ならばとフェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)へ。これも耐えられるとラリアット。カミカゼ→セカンドロープからのギロチンドロップと畳みかける。続くブレーンバスターも返されると、走る高瀬だったが…。
野崎がカウンターのビッグブーツ、ショートレンジのビッグブーツを連発。高瀬もショートレンジラリアットでやり返す。これには両者大の字。

10分経過。エルボーを打ち合いながら立ち上がる両者。先に仕掛ける高瀬に、野崎が丸め込みのフェイントからドルミルへ。なんとか高瀬がロープ。すぐさま野崎はノーアルランサー4連発。カウント2に終わると、ノアールランサー・ハイを叩き込む。だが、これでも決まらない。

追い込まれる高瀬だったが、カウンターのえびす落とし、ラリアットで反撃。セカンドロープからのギロチンドロップを投下させる。キックアウトされるとすぐに走る高瀬。野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ。今度は野崎が走るも、高瀬がラリアットで迎撃し、間髪入れずにローリングストーン、ダイビング・ギロチンドロップと畳みかけ、決勝進出を決めた。
3、CATCH THE WAVE 2021決勝トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
○門倉凛(2分45秒、エビ固め
)米山香織●
※丸め込みの応酬から

決勝トーナメント1回戦2試合目は、米山香織vs門倉凛の一戦。開始早々、米山が丸め込みを狙っていく。キックアウトした門倉が読み合いの攻防を制してネックブリーカー・ドロップ。ロープ際の米山に突進するも、米山がショルーダスルーで場外へと送り込む。すかさずエプロンからの延髄ニーを投下させる。
リングに戻ると、セカンドロープからのセントーンを投下。カウント2。すぐにトップロープに向かう米山だったが、門倉が食らいつき、雪崩式フランケンシュタイナー。続けざまにセカンドからのフットスタンプを投下させる。カウント2。
米山も攻守を入れ替え、米-ZOU狙い。これが未遂に終わると後方回転エビ固めを狙うが、読んだ門倉が連続のスクールボーイ。いずれもカウント2。
米山も切り返して押さえ込む。これをさらに返した門倉が強引に押さえ込んで、決勝進出!
4、スクランブルwave~幸せのモノサシ第2話~(30分1本勝負)
○YAKO&優宇&青木いつ希(11分1秒、片エビ固め)桜花由美●&SAKI&Yappy
※旋回式ダイビング・ボディープレス


CATCH THE WAVE公式戦で桜花由美から初勝利を奪ったYAKO。キャッチの決勝トーナメント行きを阻まれ、YAKOには「行き遅れ!」と揶揄され、すべてにおいて納得がいかない桜花が自身のリベンジのため、YAKOとのリベンジマッチをセッティング。桜花の脇を固めるのは、SAKI&Yappyだ。

試合前からスイッチが入った状態の桜花。YAKOとは握手をかわさず。待てない桜花がビッグブーツで飛び込むも、YAKOが寸前でよけたため、青木→優宇に誤爆してしまう。続く串刺しビッグブーツもYAKOがかわし、青木に命中。
かわったYappyが青木に串刺しボディーアタック、ヒップドロップ3連発でカバーする。青木も串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスで反撃し交代へ。

優宇がYappyにセントーン。逆水平チョップを叩き込むと、Yappyはエルボーで応戦する。Yappyは優宇にヒップ攻撃を食らわすと、串刺しヒップアタック、ブロンコバスターを放つ。

SAKIが出て行き、優宇にケンカキックを連発。フロントハイキックは優宇がキャッチして逆水平チョップ。セントーンを放つが、かわしたSAKIがロープに走る。これを青木が妨害。続けざまに優宇がサイドバスターを放つと、青木はダブルニードロップ、YAKOはボディープレスで続く。優宇が改めてセントーンを投下する。
続いてYAKOが出て行き、SAKIに串刺し攻撃。SAKIは「私の方がポートレート売れてるからな!」と攻め込むと、YAKOも「行き遅れが!」と言い返す。ならばとSAKIがブレーンバスターを敢行し、走る。これをYAKOがヒップアタックで迎撃。もう一発放つが、今度はSAKIがかわしてロープに挟まってしまうYAKO。エプロンから桜花がキックを叩き込み、桜花とSAKIがYAKOに蹴りの制裁。

ロープに飛ばされたYAKOだったが、これをトペ・レベルサで迎撃すると、「お前も、お前も、お前も、お前も、お前―――も! 25すぎると売れ残りなんだよ。私が先に結婚したから、恨んでるだろ!?」と全員を敵に回す発言。

すると味方であるはずの青木が「そんなわけねーだろ!」とストンピング。全員を敵にまわしてしまったYAKO。全員トレイン攻撃の餌食に。さらにSAKIのフロントハイキックから、桜花がビッグブーツで飛び込み、カウント2。

ピンチのYAKOは助けを求めるが、優宇&青木は応じず。仕方なく、YAKOが自力でチンクラッシャー。突進するも、桜花がスタンガンで迎撃しビッグブーツ。Yappyのブロンコバスターを挟んで、バックドロップが決まる。続く桜花のDDT、カカト落としはカウント2。改めて桜花のビッグブーツが決まる。これもカウント2。ならばとネックハンギングボムを放つが、優宇がボディーアタックでカット。Yappy、SAKIも助っ人に入る。だが、いずれも桜花に誤爆してしまう…。

このチャンスに青木の串刺しラリアット、優宇のキャノンボールが桜花に決まる。さらに青木のダイビング・ボディープレスが成功。すぐにYAKOが桜花をカバーするも、これはYappyがカットに入る。だが、寸前でYAKOにかわされ桜花に誤爆。間髪入れずにYAKOはSAKIにカニばさみ。これも桜花の上に投下する。誤爆を連続で食らい、桜花ピンチ。

ダメ押しに…とばかりに動いたのは優宇。セカンドからのボディープレスでアシストすると、YAKOが旋回式ボディープレスにつなげてトドメをさした。
◎試合後のマイク
青木が「既婚者、何か言えよ」とマイクを渡す。

YAKO「味方だよね?×2」

青木「敵つくったのはテメーだよ!」

YAKO「あぁぁぁぁ(涙)。まぁいいや、とりあえずもう桜花由美に2勝、これで既婚者が強いということを証明できたと思うので、桜花由美とはもう終わりだ!」

桜花「なぁなぁ、そんなに結婚って勝ち組なのか? この会場見てみろ、だいたいが独身貴族だろ? 独身だよな? 結婚が勝ち組なのか? 人生は一度きり。自分の好きなように、自分のために生きていくことが勝ち組だと思いますけど?」

YAKO「ああ、オバさんの言い訳って怖いな。だから一生結婚できねーって言ってるんだよ」

桜花「うっせーんだよ。若いことを武器にできるのもいまのうちだ。お前、このあと若い子が出ていたらお前もオバさんになんだよ。気をつけて物言え、コノヤロー!」
5、ド・コミカルwave(30分1本勝負)
○桃野美桜&向後桃&三浦亜美(17分34秒、JKボム)旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃●&ハイビスカスみぃ

決勝に進めなかった旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、ハイビスカスみぃが最強ともいえるド・コミカルなトリオを結成。桃野美桜&向後桃&三浦亜美の正統派の若手3人と対峙した。コテコテのコミカルワールドの展開が予想されるなか、選手を呼び入れたのは、西のお笑いレスラー・救世忍者乱丸。

乱丸が「いでよ、鉄人!」とアナウンすると、料理の鉄人のテーマ曲が流れ、なぜかパプリカを持った広田、宮崎、みぃがゲートに現れる。みぃは6・29蕨大会に引き続き私服。
試合がはじまると、三浦が「みいさん、今日もその格好でやるんですか?」と、早速指摘すると、みぃは、キャッチの期間中に忘れ物が多かったため、「おとといくらいからこの(私服)スタイルになりました。忘れ物をする心配がなくなったので、いまの私は無敵です!」と自信をのぞかせる。

三浦が「でも、今日キャッチのTシャツ忘れたって言ってじゃないですか」とバラすと、三浦の口を塞ぐみぃ。そしてガットショットから三浦をロープに飛ばすも、三浦がショルダータックル、ボディースラムを連発していく。
広田が出て行くと、三浦はマシンガンチョップ。広田もフェースクラッシャーでやり返す。三浦のボディーアタック、広田のボ・ラギノールが決まる。三浦が逆水平チョップからドロップキック。広田もボ・ラギノールで応戦し、そのまま場外へ。

戦況が変わり、宮崎&みぃが向後に照準。合体フラップジャック、低空ドロップキックで挟み撃ち。広田が出て行き、向後を拝み渡りへ。向後が回避すると、広田は「私の見せ場、潰すとか何考えてるんだよ!」と激怒。向後も「私、今日のド・コミカルメチャクチャ楽しみにしてたんですよ。私にやらせてください!」と自ら拝み渡りにチャレンジしていく。広田の補助もありながらなんとか成功させると、広田は「お前のやる気は認める。次コレやってみろ」と高田純次を受ける構え。向後がトライすると、広田が迎撃してみる。
広田「いいか、これはお前が若ければ、の話だ。お前、年齢非公開だよな!? 40越えてるだろ!? こういう40代いるぞ。お前ウソばかりつきやがって!!」

向後「ウソじゃないです、ホント! 広田さん、私のお尻にブチ込んでください! カモーン!」

そう叫ぶと捨て身の行動に出る向後。コーナーでお尻を突き出し、広田を待ち構える。挑発に乗った広田が突っ込むと、三浦が交通事故タックル。そして、桃尻アタックを敢行する。さらに三浦&向後でダブルのドロップキックをお見舞い。
孤立する広田がガットショットからコーナーへ。しかし、慌てたのか足を滑らせ転落してしまう。心の動揺が止まらないのか、このあともミスを連発してしまう広田。

見かねたみぃが「お前、よくも広田さんをぉぉぉ!!」と突っ込むが、三浦がショルダータックル。劣勢を察知したみぃが「ちょっと待って。私に話させてください。ふざけていると思ってるかもしれないけど、私はつねに真剣です。御年36歳、キャリア20年。こうみえてプロレスだけでメシ食ってます。辛いこと、楽しいこと、落ち込んだりもしたけど、私は元気です。それでは聞いてください」と歌い出す。

サビのところで三浦が串刺しボディーアタック、ショルダータックルでカウント2.桃野がダイビング・ボディーアタックで続く。低空ドロップキックを2発叩き込む桃野。カウント2。フォアアームを「来いよ」と受けまくるみぃ。ぶっ倒れると、すぐさま桃野が腕固めへ。ここでみぃが「乱丸さん、助けて」と援護を求める。すると、乱丸が「忍法・紙相撲の術!」をかける。紙相撲の力士となった桃野とみぃ。選手&セコンドがエプロンを叩く振動で動き出す。桃野がバランスを崩して先にぶっ倒れると、みぃがカバーしカウント2。
続いて桃野vs宮崎となり、桃野が攻勢。旋回式ヘッドシザースホイップを放てば、宮崎が丸め込みを連発。なんとか返した桃野がコーナーへ。これは広田が足止め。その間に、宮崎が追いかける。かわした桃野が投げっぱなしパワーボム。そこからJKボムを狙うが、回避した宮崎がはずかし固めを狙う。

抵抗する桃野。宮崎に「じゃあ後輩たちにやる」と脅され、しぶしぶ桃野がはずかし固めに応じることに。三浦&向後がカットに入ろうとするが、広田が阻止すると、みぃは熱唱しはじめる…という、なんともカオスな状況に。

かろうじて三浦&向後がカットに入ると、宮崎が桃野にムーンサルト・プレスを投下。かわした桃野がJKボムの体勢。広田はスワンダイブ式エビ固め、みぃはダイビング・ボディープレスでカットに入ろうとするが、いずれも不発。桃野が何事もなかったかのようにJKボムを放ち、勝利を収めた。
試合後、広田は9・12大阪(アゼリア大正ホール)で25周年興行を開催することを発表。

広田「ド・コミカル、最高だぜー! 大会にはこういうコミカルは必ず必要ですよねぇ!! でも、コミカルだらけの興行、私やりたいと思います。記念大会が多い今年ですが、私も実は25周年なんですよ。大阪大会と東京大会の2カ所で、25周年の記念大会をやらせていただきたいと思います。まずは9月12日、日曜日、15時30分開始の、アゼリア大正ホールでおこないます。メインのカードは、凡女美の2人と、奇跡の2人と、くい菊の2人で、この3チームでコミカル頂上決戦、決めたいと思います。東京でもやりますが、それは追っての告知になります。大会タイトルは、『旧姓・広田レジーナさくら、25周年くらい記念興行』とさせていただきます。だいたい25周年くらいなので、それでは、みなさん追ってリリースしますので、9月12日は大阪ですが、予定あけといてください。どうもありがとうございました」
6、CATCH THE WAVE 2021決勝トーナメント決勝戦(時間無制限1本勝負)
○高瀬みゆき(13分26秒、エビ固め)門倉凛●
※ダイビング・ギロチンドロップ


新型コロナウイルスの影響を受け、2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE。決勝の舞台に駒を進めたのは、高瀬みゆきと門倉凛。どちらが勝っても初の波女となる。

仕掛けたのは門倉。串刺しエルボーで突進し、ゴングが鳴らされる。キャノンボールで先制すると、ミサイルキックでカウント2。
高瀬もラリアットでやり返す。フォアアームの打ち合いを挟んで、高瀬が得意の逆水平チョップを繰り出していく。ロープに走るも、門倉がネックブリーカードロップで迎撃。低空ドロップキックにつなげる。カウント2。コーナーに登る門倉。これを高瀬が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。

突っ込む高瀬に、門倉がワキ固め。腕十字に移行する。これをマットに叩きつけて脱出する高瀬。ラリアットで攻勢に転じる。キックアウトされるとカミカゼの体勢。
門倉が回避し、低空ドロップキック。ロープに走るも、高瀬がパワースラム。そしてミサイル発射。串刺しラリアット、セカンドからのエルボーアタックでカウント2。改めてカミカゼを狙う高瀬。これを門倉が逆打ちに切り返そうとする。踏ん張った高瀬がカミカゼを敢行。セカンドからのギロチンドロップでカウント2。

門倉もダブルリスト・アームサルトで反撃にかかる。キックアウトされるとミサイル発射。コーナーからのフットスタンプを投下する。カウント2。DDT、ブレーンバスターで追撃する門倉。高瀬もブレーンバスターでやり返すと、ブレーンバスターの打ち合いとなる。
そこから門倉がDDTを放って、改めてブレーンバスター。カウント2。コーナーに向かう門倉の足にしがみつく高瀬。振り払った門倉だったが、高瀬も食らいつく。エルボーで振り落とす門倉。しかし高瀬も諦めずに雪崩式パワースラムでカウント2。
両者ダウン状態のなか10分経過のアナウンス。ほぼ同時に立ち上がると、エルボーの相打ちを繰り返す。続く高瀬のラリアットはカウント2。門倉のトラースキックをかわした高瀬がローリングストーン。走る高瀬に、門倉がカウンターのトラースキックを炸裂させる。もう一発放ったあと逆打ちを敢行するも、カウント2止まり。
変形の逆打ちを狙う門倉。これを振り払った高瀬がショートレンジラリアット。さらにラリアットの体勢。これを門倉がトラースキックで迎撃しロープに走るも、高瀬がカウンターのえびす落とし。そこからローリングストーン、ダメ押しのダイビング・ギロチンドロップにつなげて、勝利した。
◎CATCH THE WAVE2021表彰式
試合の興奮が冷めやらぬなか、二上美紀子会長がリングへ。

二上会長「本日はみなさんご来場ありがとうございます。昨日から札止めになるんじゃないかとソワソワして、お腹を壊したりしたんですけど、えー、さすがwaveです。見事に札止めになりませんでした、残念。ですが、私がしゃべっている時間にみなさん#waveproか、#CTW2021、これをつぶやいてトレンド入りさせてください。表彰式に移る前に一つご報告があります。うれしい報告です。プロレスリングwaveに新しい練習生が入りました。どうぞ!(練習生がリングに上がる)みなさん顔は見たことあると思います。ここ1カ月くらい練習生見習いでwaveを、東京の方に来て、このたび体力テストに受かりましたので、でも実は補欠合格なんですが、練習生扱いということで、トアと言います。叶えるに夢と書いてトアと言います。じゃあ挨拶。ハキハキとね」

叶夢「プロレスリングwaveの練習生になりました、叶夢です。えっと一生懸命頑張っていきます。よろしくお願いします」
改めて表彰式となり、二上会長が敢闘賞、殊勲賞、技能賞を以下の通り発表。賞金&トロフィーを渡した。

◎敢闘賞=桃野美桜
二上会長「この人以外に見当たりませんでした、桃野美桜さん」

◎殊勲賞=桃野美桜
二上会長「これも私の中で理由はないです。たぶんみなさんも一緒です。この人しかいませんでした。桃野美桜」

◎技能賞=ハイビスカスみぃ

二上会長「今年はですね、ちょっとアタシの中で視点を変えてみました。プロレスの技ではなくてあらゆる物事でお客様を楽しませた…リーグ戦は3試合しかありませんが、3試合とも違うテイストでお客様を楽しませてくれたように私は感じました。ハイビスカスみぃさん」

◎ベストバウト=6・8蕨◎渡辺智子vsYAKO

二上会長「ベストバウト賞も少しだけ私の中で視点を変えてみました。すごい試合が連発したんです、今年のCATCH THE WAVE。でも私の中ですごい試合と、ベストバウトは別物なんじゃないかと思いまして、この試合を選ばせてもらいました。6月4日、渡辺智子vsYAKO。意外と思うと思うんですけど、あのですね、すごい試合が多いなか、この試合だけは本当に純粋な、女子プロレスを古き良き時代の女子プロレスをすごく見せていただけたんじゃないかなと私は思っています。おめでとうございます」

◎ベストパフォーマンス賞

二上会長「これもね、たぶん全員が納得すると思います。2点を返上した高瀬みゆきと桃野美桜。賞金とかトロフィーとかないんですけど、ベストパフォーマンス賞で、すごくいいアクセントで、リーグ戦で2点返上するとか、いままで聞いたことがない。前代未聞のことをアナタたちしてくれて、挙げ句の果て、広田さんはその4点くださいっていうね。本当にがめついのでアナタたちだけです。で、あの素晴らしい三つ巴ができました。賞品とか賞金がないんですけど、今度、今半にすき焼きでも食べに行きましょう。それでいいですか? じゃあ今半ですき焼きを食べましょう」

続いて3位、2位、1位の発表。

◎3位=野崎渚、米山香織

◎2位準優勝=門倉凛

◎1位(波女)=高瀬みゆき
メダル、トロフィーが授与され、波女の高瀬には賞金100万円も贈呈された。100万円を確認して満面の笑みを浮かべる高瀬。

高瀬「みなさん、たくさんの応援、気持ち、ありがとうございました! 100万円、ありがとうございます。CATCH THE WAVEは…というより、waveさんは私が本当に新人で、右も左もわからずに、でもプロレスがやりたくて、必死で勉強してるときに見つけてくださって、どこよりもイチ早くレギュラーで使ってくれました。そして、すぐあったのがこのシングルのリーグ戦のCATCH THE WAVEでした。はじめて経験したシングルのリーグ戦は、本当にきつくて過酷で、世の中にはこんなに強いプロレスラーがたくさんいるのかってすごく衝撃を受けました。その年、私もたったの1勝もできずに、ドローの1点だけを噛みしめて終わりました。いつかこのリーグ戦で優勝できるようなプロレスラーになりたいと、このwaveさんの素敵な選手たちと思い切り闘える選手になりたいと思って、それからもっともっと練習を頑張れるようになりました。あれから3年…本当に、こうして波女になることができて、すっごくうれしいです。ありがとうございます。しかしっ! 私、いまの私は波女になってまだ満足はできないんです。旧姓・広田レジーナさくら選手! アナタの持ってるそのベルト、私ずっとずっとおいかけてきました。私はそのベルトが欲しいです。そして、旧姓・広田レジーナさくら選手、その長い名前をキュッと短くしますので、覚悟しといてください!」

広田「ベルトもレジーナの名前も、お前なんかにあーげない!!」

高瀬「私はこの宣言を必ず叶えますので、みなさん、私の応援をよろしくお願いします!」
◎高瀬バックステージ
――おめでとうございます。
高瀬「ありがとうございました×3、いやー、はは。いやー、いや夢のようです。本当に、本当に過酷でした。もう何度も、何度も×2、もうダメかも…と一瞬よぎったことがありました。それでも、そのたびに『いや、ダメだ…』と『ここで終わってはいけない』。私は今年、波女にならなきゃいけないと、みんなの応援のメッセージが頭をよぎって、なんとか立ち上がることができました。本当にセコンドでメッチャ応援してくれてた、亜美やこもも。そして、たくさんの方の応援のおかげで、波女になることができました。長年の夢が一つ叶いました。ありがとうございます。

でも、終われないんですよね、まだ。そうなんです。ずっと、ずっと言いたかったんですよ。旧姓・広田レジーナさくら選手の名前が長いって。本当に、本当に迷惑だと。Twitterの文字数が足りないんですよ。もー! もう本当に何度広田さんのせいでツイート内容を変更させられたことか、もう計り知れないストレスです。なので、堂々と巻いて、巻きながら負けているレジーナを今度は本当のベルト戦で、負けさせて私が勝って、ちゃんと強いレジーナとしてベルトを巻きたいと思います。レジーナ戦、どうかみなさん応援に来てください。私も出るとホーム感のあるwaveさん、きっとこのwaveさん、ファンのみなさんも私がもう一つのホームなんじゃないかと思っていると思いますので、どうか私の応援よろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました」
2021.06.29

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~佃煮〜』

◎前説
野中美智子リングアナウンサーと、ガトリング・ブロックの優勝を決めた野崎渚が前説。各ブロックの得点状況、今大会の見どころを紹介した。
◎ポテンシャル・ブロック優勝決定巴戦抽選会
試合に先立ち、ポテンシャル・ブロック優勝決定巴戦に参加する、旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆきがリングへ。チェーンによる抽選の結果により、初戦は高瀬vs桃野でスタートすることが決定した。
劣勢の青木。フォアアームで抵抗するも、SAKIが串刺しニー、ニーリフト、顔面へのフロントキック、リバーススプラッシュと畳みかける。だが、2発目のリバーススプラッシュは青木もかわす。そして、SAKIのフロントキックを払い落として青木がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキックにつなげる。

ようやく攻守を入れ替えた青木が串刺しバックエルボー、フェースクラッシャーでカウント2。逆エビ固めでギブアップを迫る青木。耐えられると腰へのダブルニードロップで追撃する。これもカウント2。

もう一度、逆エビ固めを狙う青木だったが、これはSAKIがロープ。テキサスクローバーホールドに変更する青木。これもSAKIがブレイクする。ヒザ立ちのエルボー合戦から青木がコーナーへ。SAKIが追いかける。フォアアームで落とす青木。もう一度、SAKIがよじ登り、雪崩式ブレーンバスター。フロントキックでカウント2。そしてパワーズラムを敢行。これをカウント1で返した青木が逆に丸め込む。カウント2。
すぐに走るSAKIに青木がカウンターのラリアット。SAKIもフロントキックでやり返す。青木の大外刈りが決まるもカバーに行けない。

残り3分のコール。再びヒザ立ちのフォアアーム合戦からSAKIがフロントキック。青木はショートレンジラリアットで応戦する。打ち合いを挟んで、SAKIが走るも、青木がカウンターのラリアット。ショートレンジラリアット3連発から走り込んでの一発。これもカウント2止まり。

SAKIのフロントキック、青木のラリアットが交互に炸裂。青木のジャーマンが決まったところで時間切れを迎えた。
◎青木バックステージ
――最終戦引き分けに終わりました。
青木「はぁ、はぁ…最終戦、自分だけブロックの中で勝ち点があげれなくて、タッグのチャンピオンなのに情けなくて。先輩相手に引き分けでいいなんて絶対思わないので、この結果をいまは受け止めたいと思います。勢いだけじゃ、勢いだけじゃダメなことがあるってよくこのリーグ戦で学びました。身にしみてわかりました。やすっぽい言葉にはなりますが、タッグチャンピオンとしてもっともっと上を目指して頑張ってみたいと思います。こんなやすっぽい言葉しかでない自分が情けないです。リーグ戦ありがとうございました」
◎SAKIバックステージ
SAKI「大会前の意気込みでは、やっぱどうしてもwaveさんのリングでwaveさんのタッグチャンピオンとシングルができる機会はなかなか、いままでそういう機会なかなかなかったので、私はここで今回のCATCH THE WAVE、このブロック優勝が決まったなかで何を目標とするかと言ったらやっぱりそこかなと。気持ちを切り替えて行ってた部分あるので、だけど…私、負けてないんで! 負けてないんで、負けてませんから。勝ってもないけど、負けてないから。未来を作るきっかけになれたのかなと思って、この悔しさは次の機会にため込んでおきます。未来は作ります! ありがとうございました」
2、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○門倉凛<5点>(8分57秒、逆打ち)ハイビスカスみぃ●<2点>

コンプライアンス・ブロックの最終戦は、門倉凛vsハイビスカスみぃの一戦。両者ともにブロック優勝の可能性を残しており、門倉は引き分け以上で優勝。みぃは勝利することが絶対条件となる。

みぃはなぜか私服で入場。客席をザワつかせる。しかし、みぃは至って通常。そのまま試合となるが、門倉が「なんで私服なんですか?」と、誰もが気になっていた一言を投げかける。

するとみぃは「話せば長くなるんですけど、ちょっとお時間よろしいですか? えっと、前回、前々回と私、忘れモノがメチャクチャ多くてゴッツ怒られたんです。キャリア20年もなるのにまだ怒られるのか、と。どうしようかなと思って、いろいろ考えた結果…コスチュームを着るという概念を捨てまして、そうなると、私さえいれば正解なので、これでなんの不安もなくリーグ戦優勝することだけに集中できます! ただ…ただ私ホンマにこれで大阪から来て、このまま帰るんであんまり(服を)汚したり、汗かいたりしたくないのがありまして、そこで相談なんですけど、腕相撲で…?」と、ここで門倉が容赦ない顔面蹴り。ロープに飛ばしてドロップキック。ボディースラムで何度も叩きつける。カウント2。

フォアアームを受けまくるみぃ。「来いよ!」とさらに挑発すると、門倉が走るも、豪快にぶっ倒れるみぃ。門倉がカバーしカウント2。ここでセコンドに来ていた乱丸が「みぃちゃん、作戦Aのヤツ!」とアドバイス。すると、みぃが突然、腹痛を訴える。さらに、みぃは「ここでドロップキックとかされたらアタシ負けちゃうかもしれない。どうしよー! ドロップキックだけはしないで。走ってドロップキックだけはしないで…」と大きな独り言。これを無視した門倉がロープに走るが、ちゃっかり乱丸が足をすくっていく。
ようやく攻守を入れ替えたみぃが、サマーソルトドロップ。しかし、これは当たっていない。当然のようにカバーし、カウント2。コーナーに登って、そのまま降りるみぃに、門倉がトラースキック。グラウンド卍固めへ。

なんとかブレイクしたみぃが胸を鷲づかみにしたあと、首固め。カウント2。みぃは門倉に「梅咲より小さい」と心理的な揺さぶりをかける。

怒った門倉がキャノンボールの体勢。またもや、みぃが試合を止める。

みぃ「聞いてください。アナタ、いま怒ってるでしょ? 大事なね、キャッチのリーグ戦を『ふざけやがって』と思ってるでしょ!? まだね、若いアナタにはわからないかもしれないけど、私はふざけてなんかいませんっ! つねに真剣です!! 御年36歳、キャリア20年、こう見えてプロレスだけで飯食ってます(観客は拍手)。いままで辛いこと、悲しいこと、たくさんありました。落ち込んだりもしたけど、私は元気です! それでは聞いてください。一日に…」

歌い始めるみぃに、門倉がキャノンボール。ダブルリスト・アームサルトでカウント2。コーナーに登るも、みぃはさりげなく反対コーナーまで距離を取る。

躊躇する門倉だったが、意を決してミサイルキック。もちろん距離が届かず自滅。このチャンスにみぃが「50万はワシのもんや!」と叫ぶと、セコンドの乱丸が「25万ちょうだいよ」と欲を出す。もめるみぃの背後から門倉がスクールボーイを連発。返されると逆打ちの体勢。

みぃ「ちょっと待って、ちょっと待って! あのコレ、もしかしてアナタのフィニッシュの逆打ちをやろうとしてます?」

門倉「そうだよ!」

みぃ「そんなん食らったらワシもう返されへんから、考え直してよ」

門倉「ふざけるな!」

みぃ「ふざけてないよ! あのね、まだ若いアナタにはわからないかもしれないけどね、私はね、真剣です、つねに。つらいこと、楽しいこと、たくさんありました。落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。それでは聞いてください。一日…」

次の瞬間、門倉が逆打ちを決めて3カウント。コンプライアンス・ブロック優勝を決めた。
◎門倉バックステージ
門倉「本当にこのブロック、手強い人ばかりなブロックだったんですけど、さすがに最後、やられるんじゃないかっていうくらいやられましたね。本当にはじめてみぃ選手とこのブロックで当たったんですけど、面白いなと思いましたけど、ちょっとリーグ中なのにバカにしすぎなんじゃないかなと思ったんですけど、まあ無事に勝ててよかったです。ブロック優勝、しっかり有言実行しました」

――決勝に向けて一言。
門倉「三度目の正直なので、絶対今年こそ何がなんでも自分が波女とって、レジーナに挑戦したいと思います」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○YAKO<2点>(6分54秒、エビ固め)桜花由美●<3点>
※桜花のカバーを切り返して

ジェラシー・ブロックは、桜花由美と米山香織にブロック優勝の可能性。桜花はYAKOとの最終戦に勝てば文句なしの優勝。引き分けた場合は、米山と桜花が同点となるため、7・1新宿でブロック優勝決定戦がおこなわれる。なお、桜花がこの試合に敗れた場合は、米山の優勝が決定するという状況だ。

開始と同時に桜花がビッグブーツで飛び込む。キックアウトされるとステップキックでカウント2。「このドブスが!」と串刺しビッグブーツ。カカト落とし、ダイビング・サンマドロップでカウント2。
なおも串刺しビッグブーツを狙うが、かわしたYAKOがヒップバット。カウント2。走る桜花に、YAKOがカウンターのヒップアタック。さらにもう一発ヒップアタックを狙うが、桜花がキャッチしてバックドロップ。そしてカカト落とし、もう一度バックドロップを放つ。

YAKOもブロックバスターホールドで流れを変えると、ミサイル発射。カウント2。バックドロップからもう一度、コーナーへ。ダイビング・ボディープレスを投下するも、桜花が剣山。

しかしYAKOもジャーマンSHを放って行く。ダイビング・ボディープレスを投下するも、カウント2。ダブルアームの体勢。堪えた桜花が反撃にかかる。
ヒザ蹴りを連発していく桜花。カウント2。タイガーSHを狙うが、堪えられるとキルスイッチに変更。カカト落としでカウント2。すぐさまビッグブーツで飛び込むが、ブリッジでかわしたYAKOが回転足折り固めを狙う。ジャックナイフで飛び込むが、これを切り返す桜花。逆にビッグブーツを放つ桜花だったが、カバーの瞬間、YAKOが切り返して逆転勝利を収めた。この結果により、ジェラシー・ブロックは米山の優勝が確定した。
◎試合後のマイク
YAKO「おい未婚者、既婚者のアタシが勝ったぞー! 思い知ったかっ!」

桜花「あー、悔しい。ブロック優勝ができなかったよりも、50万円が取れなかったよりも、お前に負けたことがチョー悔しいわ。マジ、ありえない。だからな、7月1日、スケジュール入ってるだろ? 私の権限でお前の対戦相手にアタシ入れておくから」

YAKO「もういい、もういい」

桜花「バカヤロー。お前のその、ぶっさいくな顔にビッグブーツどんどんブチ込んでやる。私がお前から勝利してやるよ。(7月)1日楽しみにしとけよ」
◎YAKOバックステージ
――最終戦で貴重な2点、桜花さんからの勝利は大きいのでは?
YAKO「いやー、もうちょっとこのジェラシー・ブロック、私にとってメッチャ不利だなと思ってたんですけど、今日あんだけ人の顔だけバカにして、もう悔しくてたまらなかったので、桜花さんにもはじめて勝てたので、気持ちは晴れたのでこのCATCH THE WAVE、すごいいい経験をさせていただけました」

――7・1新宿でもう一度、対戦しそうですが。
YAKO「私はあのブーツは食らいたくないなと思ってるんですけど、まあ私は桜花さんとは何回でも対戦してもいいと思っているので、返り討ちにもう1回してやりますよ」
4、ポテンシャル・ブロック優勝決定三つ巴戦(時間無制限1本勝負)
①○桃野美桜(13分15秒、エビ固め)高瀬みゆき●
※JKボム
②○旧姓・広田レジーナさくら(14分23秒、夜叉ロック)桃野美桜●
③○高瀬みゆき(5分49秒、エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●
※ラリアット
④○高瀬みゆき(8分12秒、エビ固め)桃野美桜●
※丸め込みの応酬から。高瀬が2連勝でポテンシャル・ブロック優勝


ほぼ絶望的と思われた旧姓・広田レジーナさくらの今年のCATCH THE WAVEだったが、稲葉ともかが途中棄権したことにより急展開。桃野美桜、高瀬みゆきが4点となり決定戦がおこなわれる予定だったが、両者ともに不戦勝による得点を辞退。結果、広田、桃野、高瀬の3選手が2点で並ぶことになり、急きょ巴戦がおこなわれることとなった。

◎桃野vs高瀬
大会前の抽選会により、第1試合は桃野vs高瀬に。あとから入場した桃野がそのまま奇襲をしかけ、巴戦がスタート。ドロップキックの打ち合いから、高瀬を場外に落とすとプランチャを狙うが、これは高瀬も回避する。

高瀬がフロントネックロック。これを嫌った桃野がグラウンドへ。逆片エビ固めで捕獲する。耐えられると低空ドロップキック。カウント1。桃野が馬乗りでファアアーム。一方、高瀬はアキレス腱固めに捕獲する。ボディースラムで叩きつけたあと、桃野のクロスボディーもキャッチしバックブリーカー。逆エビ固めへ。
フォアアームの合戦となり、桃野がコーナーホイップ。高瀬がブーメラン式ドロップキック。桃野も串刺し低空ドロップキックでやり返す。カウント2。首4の字固めで捕獲する桃野。なんとか高瀬がロープする。

すぐに桃野はセカンドからのドロップキック。キックアウトされるとダイビング・ボディープレスを投下する。だがカバーの体勢を入れ替えた高瀬がカウント2。そして逆エビ固めへ。耐えられるとカミカゼ→セカンドからのギロチンドロップを腰に投下。逆エビ固めを狙うが、桃野も回避し、カニばさみ。そして低空ドロップキックにつなげる。キックアウトされるとクロスフェースで捕獲する。なんとか高瀬がロープ。

再びフォアアームの打ち合い。高瀬がパワースラムでカウント2。張り付けラリアットを放って、もう一発の体勢。これは桃野がかわす。

しかし高瀬も諦めずにラリアット。ならばと桃野は丸め込みを連発。キックアウトした高瀬がリバース逆エビ固めへ。耐えられると腰へのギロチンドロップを投下する。桃野もネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固め。キックアウトされると低空ドロップキック。JKボムは高瀬も回避。桃野のドロップキックはカウント2に終わるも、JKボムが決まり、3カウント。
◎桃野vs広田
広田がダッシュで入場し、桃野がのスタミナが奪われている間に試合をはじめようとする。しかしゴングと同時に桃野がドロップキックを連発。広田のボ・ラギノールをかわしてマヒストラル。カウント2。低空ドロップキック2連発で追い打ちをかける。

フォアアームの打ち合いから桃野がワキ固め。ロープ越しのアームブリーカーと腕攻めの桃野。エプロンの広田に桃野がドロップキックを狙うが、広田は『この壁にはぶつからない』と回避する。逆に場外の桃野にTommyレフェリーが場外カウントを数えると、広田が『Tommyさん、場外カウントはいいです。桃野は戻ってくるし、私も落としたりしなんで、正々堂々と…。(桃野が水を飲んでいると)休んでんじゃねーよ!』とツッコム。

リングに戻るとグラウンドの攻防。広田がスリーパーで捕獲する。これはニアロープ。再びグラウンドの主導権争い。5分経過。桃野がロープに手を伸ばすと、広田がその手に爪を立てていく。広田のスイングDDTを読んだ桃野が低空ドロップキック。
追走式のエルボーの打ち合いから桃野がアームホイップ。十字固めでカウント2。ダイビング・ボディーアタックを決める。だが、2発目は、広田がワキ固めで捕獲する。なんとか桃野がロープ。変形の三角締めに移行する広田。これも桃野が耐えきる。

ならばと広田は丸め込みで攻めたあと、ワキ固めへ。これも桃野がロープ。10分経過。広田がミサイル発射。カウント2。シャイニング・ウィザード3連発で追撃する。
桃野はチンクラッシャーから丸め込み、ブレーンバスター3連発。JKボムは広田も回避。逆にへなーらサンセットを敢行する広田。もう一度へなーらサンセットを狙うが、桃野が回転エビ固めへ。これを踏ん張った広田がボ・ラギノール、そして夜叉ロックで捕獲する。
かろうじて耐えた桃野だったが、広田がへな拳、へなーらサンセット。一方、桃野はカサドーラからのフットスタンプを連発。回転足折り固め狙うが、広田も読んでおり、夜叉ロックでギブアップを奪った。
◎広田vs高瀬
開始早々、高瀬がラリアットを連発していく。カウント2。逆水平チョップとエルボーで追撃する。張り付けラリアットが決まるも、広田がふらふらドーン。カウント2。

ブレーンバスターを狙うが、広田がDDT、シャイニング・ウィザードでカウント2。走る高瀬に広田がへな拳。変形ノーザンライト。広田のへな拳に高瀬は逆水平チョップで応戦する。
高瀬のパワースラムはカウント2。ブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアットからカミカゼ、ギロチンドロップでカウント2。高瀬のブレーンバスターを着地した広田がへなーらサンセット。しかしカバーにいけない。逆に高瀬が低空ドロップキックを連発していく。スライディング・ラリアットも放つ。

ここでローリングストーンを出す高瀬。キックアウトされるとえびす落とし。これも返す広田。ロープに走るも高瀬がラリアットで迎撃し、3カウント。
◎高瀬vs桃野(2巡目)
開始早々、桃野が丸め込みを連発。なんとかしのいだ高瀬が腕十字へ。桃野がロープ。張り付けラリアット、ラリアットで反撃にかかる高瀬。フェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)で捕獲する。

なんとか桃野がロープ。場外で呼吸を整える。戻ろうとしたところを高瀬が襲いかかると、エプロンの攻防に。桃野がエプロンへのDDTを2発見舞って攻守逆転。
場外の高瀬にプランチャ・スイシーダ。リングに戻ってミサイルキック、ダイビング・ボディープレスを投下。これは高瀬が剣山で迎え撃つ。
フォアアームの打ち合いから高瀬が逆水平チョップを連発。「ほらこいよ、桃野!」と挑発する。続くラリアットはカウント2。えびす落としは桃野が切り返す。
流れが変わり桃野はカサドーラからフットスタンプを連発する。高瀬もDDTからスタナー。ヘッドバットからローリングストーンへ。これも返されると、高瀬はトルネードえびすを敢行。しかしカバーの瞬間、桃野が切り返す。ならばと走る高瀬に桃野がカウンターの首固め。丸め込みの応酬となる。カウント2。マヒストラルを狙う桃野だったが、切り返した高瀬が、3カウントを奪った。
◎エンディング
コンプライアンス・ブロックで優勝した門倉、ポテンシャル・ブロックで優勝した高瀬に50万円が贈呈(米山香織には後日贈呈される)。7・1新宿で野崎、米山、門倉、高瀬による決勝トーナメントがおこなわれることが発表された。なお、同大会にはCATCH THE WAVE参戦した選手全員が参戦することも明かされた。

二上美紀子会長「終わりましたので、一つ、今日の大会を踏まえて、見てて、非常に年々CATCH THE WAVEがスッゲーものになってきている気がします。決勝戦はみなさん頑張ってください。それ以外の試合で、一つ強烈なものを思いついてしまいましたのでここで発表したいと思います。ド・コミカルwave。いいですか? ドコミカルです。ドコミカルwave、旧姓・広田レジーナさくら、そして宮崎有妃、そしてハイビスカスみぃ。(みぃが私服姿で現れる)みぃさん、1日はぜひコスチュームでお願いします。で、対戦相手はアソコらへんにいるアクトレスの、キャッキャキャッキャさわいでいる選手をあてがいたいと思いますのでみなさんお楽しみに。チケットまだの方は本日売ってますのでぜひお買い求めください。以上です」
改めて優勝者がコメント。

門倉「コンプライアンス・ブロック優勝しましたーっ! 今年は三度目の正直、有言実行。言葉にしたことは結果として残していこうと思っていますので、この勢いのまま波女取りたいと思います!」
高瀬「みなさん、応援ありがとうございました! 本当に一戦目負けたときは本当にどうしようかと悔しくて、やるせない気持ちだったんですけど、なんとか自分にチャンスがまわってきてそのチャンスを手にすることができました。みなさんの声援がメッチャ届きました、ありがとうございます! でも、まだ終わりじゃありません。7月1日、この激戦を勝ち抜いた者たちの決勝戦があります。私はそこでしっかり勝って、波女に絶対なろうと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!!」
野崎「先に決まった決勝進出者ですが、今日すべてそろいました。文句ありません。7月1日、ただただ楽しみにしております。今年こそ波女になるのは、私、野崎渚です。応援よろしくお願いします」
◎高瀬バックステージ
――ありがとうございます。
高瀬「ありがとうございます。やりました、やりました!」

――巴戦きつかったと思いますが。
高瀬「想像していた以上にメッチャきつかったです。正直1日に2回か、3回試合することは確かにあるんですけど、この連続で試合をしていかなきゃいけないっていうのがこんなに苦しいのか、と…ビックリしました。途中はもう声が出なくなるんじゃないかと思ったくらいなんですけど、なんとか気力だけで3カウントを取ることができました」

ーー振り返って勝因は?
高瀬「そうですね、桃野さんが思いがけず広田さんに追い詰められたことでしょうか。腕をメチャメチャ痛めてたので、おそらく私も一戦目で腰をメチャメチャいじめてたので、かなりダメージが蓄積してたと思うんです。広田さんはもうその2戦目でバテバテでしたし、その2試合目があってこの三つ巴戦ならではの勝利を私はつかめたのではないかなと思っております」

――決勝に向けて、メンツをみてどう?
高瀬「もう楽しみしかないですよ。私が大好きな選手がみんなそろってますので、野崎さんとは闘っても闘っても何度でも闘いたいと思うような、毎度いい試合をさせてもらっていると思っているのですごい楽しみです。凛さんは意外とシングルマッチをする機会が少ないのでメチャメチャ楽しみですし、米山さんはあのつかみどころのない、米山さんならではのエンターテインメント力はあなどれないと思っていますので、もしここで私が波女になれたらこの先の私のプロレス人生にしっかり自信を持って活動できると思うので何がなんでも波女になりたいと思います」

――50万円は何に使う?

高瀬「これはですね、まずずっとセコンドに来てくれたみんなと一緒に焼き肉を食べに行きたいと思います。それでこのくらいがなくなるので、あとは何にしましょうかね。やっぱりそうですね。オリジナルグッズを作ったり、それでまたこのくらいがなくなると思うので、あとは貯金したいと思います。ほとんどみんなで使って、残りの少しは貯金したいと思います」
2021.06.22

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~カニ〜』

◎前説
試合前、恒例の前説として野中美智子リングアナと、旧姓・広田レジーナさくらが登場。注意事項、キャッチの状況などを説明し会場を温めた。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桃野美桜(11分51秒、片エビ固め)塚田しずく●
※ダイビング・ボディープレス

今大会でおこなわれる予定だったポテンシャル・ブロック◎桃野美桜vs稲葉ともかの公式戦は、稲葉が左ヒザ靭帯を損傷し、CATCH THE WAVEを途中棄権。桃野が不戦勝となり、4点で全日程を終了。同じく高瀬みゆきも最終戦の稲葉戦が不戦勝となり、闘わずして日程を4点で終了し、6・29蕨は、桃野vs高瀬のポテンシャル・ブロック1位を懸けた決勝戦がおこなわれることが発表されていた。ひとまず今大会での公式戦がなくなった桃野は、塚田しずくとシングルマッチが組まれることに。

試合は。「お願いします!」とクリーンな握手でスタート。だが、桃野が背を向けた瞬間、襲いかかろうとする塚田。気配を感じた桃野がにらみをきかせる。改めてロックアップ。塚田がフォアアームを放つと、桃野はヘッドロックで絞り上げる。
主導権を握った桃野はスピニング・トーホールド。インディアン・デスロックで捕獲する。耐えられるとキャメルクラッチへ。そしてボディースラムで叩きつける。さらに張り付けドロップキック、逆エビ固めでステップオーバー。これを切り返した塚田が馬乗りでフォアアームを連発。受けきった桃野もロープ際のスタナーから、場外から助走してのフロントキックをお見舞いする。
リング内に戻った桃野が「そんなもんか!」と吐き捨てると、塚田もフォアアームでやり返していく。桃野もお返しのドロップキック。だが、続く低空ドロップキックは塚田もかわしていく。

攻勢に転じた塚田はドロップキックを連発。桃野もドロップキックでやり返しカウント2。逆エビ固めからダイビング・ボディーアタックを投下する。これを寸前でかわした塚田がフォアアーム。これがラリーとなり、桃野がボディースラムの体勢。読んだ塚田が首固めに切り返す。そこから丸め込みを連発していく塚田。そしてカウンターのフォアアーム、セカンドからのボディーアタックを投下する。
桃野もカサドーラからのフットスタンプで流れを変えると、低空ドロップキック。キックアウトされるともう一度、逆エビ固め。さらにブレーンバスターを敢行。これも返されると、ダメ押しのダイビング・ボディープレスで試合を終わらせた。
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<5点>(10分5秒、レフェリーストップ)優宇●<2点>
※ドルミルⅣ

ガトリング
・ブロックは現在、野崎渚が3点でトップ。2点の優宇が追いかける状況となっている。ともにこの対戦がリーグ最終戦となり、野崎が勝てば文句なしのブロック優勝。優宇が勝った場合は、6・29蕨でのSAKIvs青木いつ希戦の結果を待つこととなる。
試合はロックアップでスタート。まずは優宇が押し込みクリーンブレイク。再び組み合い、優宇が旋回式サイドバスター。カウント2。野崎も三角締めで捕獲し形勢逆転。ビールマンキック、フロントキックでカウント2。続くハーフハッチもカウント2。すぐに野崎はスリーパーへ。優宇は後ろ受け身を取って脱出に成功。
セントーン3連発で攻勢に転じる優宇。バックを取るも、切った野崎がビッグブーツ。ならばと優宇が逆水平チョップを放つと、野崎はブレイジングチョップで応戦する。激しいラリーが繰り広げられ、優宇が串刺しラリアット→キャノンボールを炸裂させる。カウント2。
5分経過。優宇のセカンドからのボディープレスはカウント2止まり。すぐに優宇は片羽締め。セントーンを狙うが、野崎がかわして、後頭部へのノアールランサー。しかし野崎はダメージがあり、カバーにいけない…。
逆に復活した優宇が逆水平チョップ。野崎もビールマンキック、ノアールランサー4連発で応戦する。優宇もジョン・ウーからのキャノンボールで反撃。キックアウトされると、ラストライドの体勢。なんとか回避した野崎がコブラクラッチへ。そこからフロントキック、ノアールランサー・ハイにつなげる。そして、最後は胴締め式のコブラクラッチ(ドルミルⅣ)で絞め落とし、ブロック優勝を遂げた。
◎バックステージ
野崎「えーーー、疲れた。やばい、しんどい!! あぁ、呼吸が…呼吸ができない。いや、でも取りました×3。ガトリング・ブロック、優勝。決勝進出! 誰よりも取れることができました!!」

――かなりきびしい試合だった?
野崎「いやー、本当やっぱり“大砲”と名付けただけあって、一発一発の技の重み、他の選手とはぜんぜん違う、アレは優宇ちゃんにしか出せない。重いながらも動けて、あんなに動けるってすごいよ。しかも、あの体重の技で絞められたら一瞬、やばいって思ったんですけど、私、『大砲に打ち勝つガトリング砲になる!』ってずっと言ってたのが、そのときに『あぁ、ちょっと固執しすぎてたな…』と。優宇ちゃんがああやって絞りにきたんだったら、そっか私はガトリング砲じゃなくて、大砲を丸飲みするヘビになればいいやと思って、それでガトリングというだけあって技…、ノアールランサー連発したりもしながら一瞬のスキを狙って丸飲みしてやろうと、そこでシフトチェンジできたから、今日こうやって勝利を手にすることができたんじゃないかなと思っています。ありがとうございました! 決勝、頑張るぞ! 優勝するぞ! 波女なるぞ! 100万取るぞ! あっ、50万もらってない。あとでもらおう。ありがとうございました」
3、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△宮崎有妃<3点>(時間切れ引き分け)門倉凛△<3点>

コンプライアンス・ブロックは、6月22日時点で宮崎有妃、門倉凛、ハイビスカスみぃ、梅咲遥が2点で並んだ状況(ただし梅咲は全日程を終了しているため優勝戦線からは脱落)。宮崎はこの試合が最終戦となるため、ブロック優勝するには勝って、6・29蕨での門倉vsみぃの結果を待ちたいところだ。
あとから入場した宮崎が門倉に奇襲。リングに入っていきなり直伝デスバレーボムを狙うが、これは門倉も堪える。逆に門倉がドロップキック。これを受けた宮崎だったが、そのまま逆エビ固め。なんとか門倉がロープに逃れる。

続く宮崎のブレーンバスターはカウント2。門倉もDDTでやり返し、グラウンド卍固めへ。今度は宮崎がロープ。反撃に転じた宮崎がボディースラム、ギロチンドロップ、逆片エビ固めへ。ピンチの門倉は腕に噛みついて脱出に成功する。
5分経過。宮崎はDDTから再び逆片エビ固め。徹底的に門倉の腰を攻めていく。そして串刺し攻撃を狙うが、かわした門倉がネックブリーカードロップ。すかさずバックを取っていく。しかし、宮崎は投げさせない。諦めた門倉はもう一度、ネックブリーカードロップ。

場外に落ちた宮崎に門倉がプランチャを狙うが、宮崎はリング下をあさり、ミットを見つけると門倉に投げつけていく。さらには階段(リングに上がるときのステップ)を持ち出すが、これは未遂に。
リングに戻って門倉がスイングDDT、キャノンボール、ミサイルキックでカウント2。ブレーンバスターを狙うが、宮崎は思い出したかのようにはずかし固めの体勢。これを堪えた門倉がエプロンでのDDTを敢行。場外に落ちた宮崎にドロップキックをお見舞いする。だが、宮崎もさきほどセットしたステップの上に門倉をボディースラムで投下するという荒技を敢行。
リングに戻って宮崎が張り付けラリアット。コーナーに登るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。続くコーナーからのフットスタンプは宮崎もかわす。そして宮崎がラリアットで反撃。カウント2。門倉のトラースキック、宮崎のラリアットが交互に決まる。

残り1分となり、宮崎はムーンサルト・プレスを投下。かわした門倉がウラカンラナ。さらにラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶしカウント2。もう一度、ウラカンラナを狙う門倉だったが、宮崎が踏ん張り逆エビ固めに捕らえたところで時間切れを迎えた。

この結果により宮崎の優勝はほぼ消滅し、コンプライアンス・ブロックの1位通過はハイビスカスみぃと門倉凛の2人に絞られた。
◎宮崎バックステージ
――引き分けという結果になりました。
宮崎「えー……っと、キツい。キツいって体力じゃなくて、あの今日がドローで…ドローで終わってしまったことが本当にキツい。やっぱりあの…今日勝たないといけなかったんです、私は。自分でもちょっとはずかし固めとか忘れてたのにはビックリしました。今日キャッチの最終戦、私は。覚悟決めていたので、悔しいですね、はい…」
◎門倉バックステージ
――引き分けという結果になりました。
門倉「悔しいですけど、たぶん自分だけだと思うんですよ。まだキャッチはじまって2戦目とか、(同じブロックでは)いないと思うんで、梅咲もリーグ終了してると思いますし、今日、宮崎さんもリーグ終了していると思うんで、自分はあと一戦、ここにかかっていると思います。でも、宮崎さんを相手にドローに持ち込んだ自分はマジで奇跡だと思うし、運だなって思います。青木とタッグ組んでつかんできた運がいっぱいあると思うんで神様は見てるなって思いました。次の一戦、みぃさん。ここは何がなんでも絶対勝って、ブロック優勝して、今年こそ絶対自分が波女とります」
4、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△桜花由美<3点>(時間切れ引き分け)米山香織△<4点>

ジェラシー・ブロックは、すでに渡辺智子が3点で全日程を終了。桜花由美が残り2試合を残して2点、米山香織は3点で今大会が最終戦となる。今大会でおこなわれる桜花vs米山戦で、桜花が勝てばジェラシー・ブロックの1位通過が決定。引き分けると、6・29蕨の桜花vsYAKO戦まで結果が持ち越されることとなる。

開始早々、桜花がビッグブーツ。かわした米山が首固め3連発。桜花も首固めでやり返す。カウント2。桜花のビッグブーツをかわした米山が後方回転エビ固めを狙うが、桜花が切り返してカウント2。さらに桜花が腰へのダブルニードロップを投下し、ボディースラムで叩きつける。そしてポキへ。
耐えた米山が串刺しビッグブーツ。ロープに登って桜花の顔を踏みつける。桜花も米山を投げ落とすと、顔にヒザ蹴りを連発。ブレーンバスターからポキで捕獲する。

桜花がお返しの串刺しビッグブーツを成功させ、もう一発を狙うがかわした米山がレッグブリーカー。そして、足攻めを展開する。裏ヒザ十字で捕獲する米山。さらにニークラッシャーで叩きつける。
桜花もアンクルホールドで反撃。ビッグブーツ対決はリーチで桜花がまさるが、作戦変更の米山がビッグブーツをかいくぐり、桜花のヒザに蹴り。そこからダイビング・千豚♪につなげる。もう一発を狙うが、桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。

改めて桜花はビッグブーツを狙うが、米山がストレッチマフラーホールドへ。桜花も腕を取り返して羽折固め。なんとか米山がロープ。
桜花はビッグブーツ、カカト落としで追い打ちをかける。さらにビッグブーツでカウント2。バックドロップの体勢。これは米山も踏ん張る。だが、強引に桜花がバックドロップ2連発。カウント2。ネックハンギングボムを狙うが、これを回転エビ固めに切り返す米山。スイングDDTへ。そして後頭部へのヒザ蹴り。

残り3分となり、米山がソバット。カウント2。コーナーに向かうが桜花が追いつく。ここで米山は、雪崩式の米―ZOUを狙うが踏ん張る桜花。ならばと米山は雪崩式のパワーボム。そこからダイビング・千豚♪につなげる。だが、これもカウント2止まり。
残り1分となり、米山が米―ZOU狙い。これをフェースバスターに切り返した桜花がカカト落とし。キックアウトされるとビッグブーツでカウント2。続くブレーンバスターは米山が首固めに切り返す。ここから丸め込みの応酬となり、残り10秒から米山が後方回転エビ固め。桜花も返して、ビッグブーツを放ったところで時間切れを迎えた……。
◎エンディング/野崎渚、宮崎有妃、米山香織、優宇が全日程終了
全試合終了後、今大会でリーグ戦全日程を終えた宮崎有妃、米山香織、野崎渚、優宇がリングへ。野中リングアナから「一言ずつ」と促され、それぞれマイク。

優宇「今日で最終戦で…そうですね、まだまだ自分の夏、CATCH THE WAVE終わらないと本当に信じてたんですけど、まだまだ足りないものが多いなと学んだ、CATCH THE WAVEでした。来年こそは、わからないですけど、出場させていただけたらキャッチ史上一番デカい波女になってやります」
米山「あのー、今日勝ったら私が賞金と決勝への道が開けたんですけど、うーん、相手が天敵・桜花由美というのが悔しいーーー! ムダに足が長いだけのくせにぃーーー!! ありがとうございました…」

宮崎「えー…、今日ね、本当に落としちゃいけない一戦だった気がするんですけど、ただ悔しいですね。えー、いま私3点…29日に闘う2人が欠場になるだったら、ねっ! 私にもチャンスがね(苦笑)。本当に悔しい!! でも、まだチャンスはあるということで、ありがとうございました」
野崎のマイクの前に、野中リングアナが野崎のガトリング・ブロック優勝を改めてアナウンス。

野崎「ヤッターーー! 誰よりも早く決めました、決勝進出―――! みなさん応援ありがとうございます」

そして50万円の贈呈式へ。

野崎「そうですよ、そうですよ。試合、終わってすぐもらえなかったのでビックリしました。ありがとうございます。(賞金を受け取り)ふぅーーー! ありがとうございます。では開けます!! 見事50万ゲットしました。でも、これで終わりじゃなく、決勝進出してもう100万もらえるということで、100万円を私の手に入れて、そして初の波女と、レジーナへの挑戦権…年末に取られたレジーナを取り返したいと思います。みなさん引き続き応援よろしくお願いします」
野中リングアナが「ここでもう一つお知らせがございます」と二上美紀子会長にマイクを譲る。

二上会長「さきほど高瀬みゆき選手の方から連絡がございまして、不戦勝がちょっと気に入らない…ということで、2点を返上させていただきます、と。ということで、ブロック優勝が自動的に桃野さんになるんですが…」

観客からは拍手がおこる。セコンドについていた桃野が地声でしゃべりはじめる。

桃野「すみません、あのー、自分も腑に落ちなかったので、なんか高瀬ズルい…。先に言ったから良い人みたいになってるけど、美桜も2点返上します…」

二上会長「いいの? いいの?」

桃野「えっ?」

二上会長「もらえるよ、いまなら50万円」

迷いが出る桃野だったが…。

桃野「……返上します!」

二上会長「じゃあ、えーっと…、広田は2点、本当にいいですね?」

広田「返上しないです!(キッパリ)」

二上会長「返上するポイントがないです(とバッサリ)。広田2点、桃野2点、高瀬2点ということで、よろしいですか?」

広田「こんなさ、リングサイドでやってる話じゃない(と広田&桃野がリングへ)。もうさぁ、高瀬もさ、桃野もカッコいいよ。ね! じゃあその浮いた4点、私にちょうだい。ちょうだいよ。私だけ全員とやってるんだよ? もらってしかるべきでしょ!」

桃野「それはおかしいですよね、普通に考えて」

二上会長「広田、おかしいよ」

広田「おかしいですか?」

二上会長「おかしいです!」

広田「全員とやってます、アタシ!」

二上会長「全員とやってるけど、負けてるし。アナタ、2回負けましたよね? 1回だけ勝ちましたよね?」

広田「個人の『納得いかない』とかで、放棄だなんだっていうなら私にくださいよ!」

二上会長「じゃあ広田も2点返上していいですよ」

広田「しないですよ! それだけはしないです!! どんなことでも守ります」

二上会長「ここは丸く収めるということで、2点、2点、2点と3人がそろったので…」

広田「ジャンケンにしましょう!」

二上会長「アナタたちプロレスラーでしょ…(苦笑)? プロレスラーはプロレスでやってください。黒髭(危機一髪)もしません、ジャンケンもしません、あみだくじもしません。次週、29日にブロック優勝決定戦。3人なんで三つ巴!」

広田「もう、ねぇ…あのさバカなんじゃないの? お前ら!(と点数を返上した桃野に八つ当たり)なんで私が巻きこまれるんだよ、バーカ! アンタ見たことないでしょ、三つ巴の地獄。私はね、ずっと見てきたんだよ。巻き込みやがって、お前ら…。なんとかならないですかね?(二上会長に助け船)」

二上会長「なりません。三つ巴でお願いします」

桃野「よろしくお願いします」

この結果、6・29蕨のポテンシャル・ブロックの1位決定戦は、広田vs桃野vs高瀬の三つ巴戦となることに変更。

広田「わかりましたよ、やってやりますよ。レジーナの強さを、うんと、見せるからな。んにゃろ! まだ動揺してるんで…(野崎の50万円をみつけ)それ、ちょっと半分ちょうだい」

野崎「なんで! 来週、勝てばいいじゃん」

広田「勝てなかったら半分ちょうだい。勝てなかったら! わかったよ、やるよ。やってやるよ!」
野崎「えー、三つ巴頑張ってください。すごい大変でした、私。頑張ってください。っていうことで締めさせていただいてよろしいでしょうか? 50万円と一緒に締めさせていただきます。みなさん一緒にお願いします。ということで、決勝進出、決めた私が締めさせていただきます。決勝は7月1日新宿FACE大会19時からです。その前に(6月)29日、最終戦があるのでみなさん応援よろしくお願いします。そして本日カンフェティをご覧のみなさん、ありがとうございまーす。カンフェティを見ているアナタも、みなさんも心の中で『これがwaveだ!』と叫んでください。いきます、これが、waveだーーー! ありがとうございましたーーー」
◎桜花バックステージ
――引き分けという結果に終わりました。
桜花「スッゲー残念…。今日勝てば、優勝決定で、次は消化試合だったんですけど、マジで言葉がないです。次のYAKO戦では勝たないと。勝って、同点か…」

――YAKO選手に勝てば優勝です。
桜花「勝ち? 勝ちか、いけるのか。5点になるので私が勝つのか」

――引き分けになってしまうと、米山さんと4点で並ぶので同点決勝に。
桜花「ってことは勝てばいいんだ。よかったー」

――なので最終戦は引き分け以上で…。でも、勝てばすんなり。

桜花「引き分け以上、でも勝つことで私がブロック優勝。あーよかった、ビックリした。ダメだ頭打ってる」

――最後は因縁のYAKO選手だが

桜花「あの野郎、マジでボッコボコにして、快勝したいと思います。今日みたいに引き分けとかイヤなので、秒殺を狙っていきたいと思います」
◎米山バックステージ
――残念ながら引き分けになってしまいました。
米山「あぁーーーー、勝つことしか考えてなかったので、点数がよくわからないんですけど…優勝まだできますかね? YAKOが勝てば優勝? 桜花が勝つと桜花が優勝? あぁー、桜花負けろ!×3」
2021.06.20

「SUNDAYWAVE~Cheatday~」

◎AWGとの遺恨なき対抗戦開戦!入場式で広田が画鋲事件をカミングアウト!?
CATCH THE WAVEで熱戦が繰り広げられているなか、アクトレスガールズ(AWG)との遺恨なき対抗戦が新木場1stRINGにて開戦! waveが遺恨なき対抗戦をおこなうのは、Marvelous、仙女に続き、これが3団体目となる。

まずは対抗戦に参戦する選手たちによる入場式がおこなわれ、wave勢は旧姓・広田レジーナさくら、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚がリングへ。一方、アクトレスガールズからはSAKI、高瀬みゆき、月山和香、三浦亜美が上がる。
試合は、60分間勝負。最初はシングルマッチで5分間おこなわれ、5分経過ごとに各チーム1名ずつ入場。タッグマッチ、6人タッグマッチとなっていき、入場順は曲が流れるまで不明。全選手がそろうまで、勝敗がついても試合は続行される。全員がそろった時点でイリミネーションマッチ(負け抜け勝ち残り)となり、さらに変則ランバージャック(バット使用)、オーバー・ザ・トップロープルールが採用されるが、オーバー・ザ・トップロープは3選手が落ちるまで。4選手目以降は適応されない。また、25分経過の時点で人間凶器が投入される。60分以内にどちらかのチームが全滅すれば、試合は終了となるが、決着がつかないまま時間切れとなった場合は、トータルの勝ちポイントが多いチームが勝利となる。

各チームを代表し、広田、SAKIがマイク。
まずはSAKIが「今日はアクトレスガールズの名前を背負いまして、ここにいる4人だけじゃなく、コモモも一緒に20選手ぶんの思いを背負って、アクトレスガールズらしく闘い抜きたいと思います。そして勝利をアクトレスガールズでつかんで胸をはって帰ります。行くぞ、せーの! 強く、優しく、アナタに一生懸命、アクトレスー、ガールズゥゥゥ」と、団結したところを見せると、広田は「見ましたか、いまの茶番劇を。なんなんすか、うすっぺらい絆で結ばれて。はい、みなさん。聞いてくださいよ。今日私、昼の興行でディアナさんの道場マッチ、高瀬と三浦がいたんですけど、なんと私のリングシューズに画鋲が入ってたんです! 信じられますか? 大変でしたよ。血だらけでしたよ。ひどかったです。で、今日、会場入ってからアクトレスのヤツに挨拶された人いますか?(wave勢が首を振る)。シカトするんですよ、コイツらは。礼儀もない、陰険なことやる。こんなヤツらに負けてられませんよ! 正々堂々と、私たちが5人のwaveの絆を背負って、私たちは闘いますよ」と言い返し円陣を組むも、バラバラなかけ声。最後だけ合わせて息のあったところを強引にアピールした。
1、ヤングwave(10分間勝負)
向後桃(1-0)塚田しずく
①○向後(8分31秒、逆エビ固め)塚田●

5・25蕨で予定されていた塚田しずくと向後桃のCATCH THE WAVEヤングブロック公式戦。向後がケガをしたためリーグ戦自体をを途中棄権。いったん流れてしまったカードだが、向後の復帰を受け、今大会で実現となった。

試合は、10分間のうちに多くフォール、ギブアップを奪った方が勝ちという、ヤングブロック公式戦のルールと同じ形式に決定。
スタートダッシュを仕掛けたのは塚田だった。ドロップキックで奇襲し、遅れてゴングが鳴らされる。小刻みエルボーから塚田がドロップキック。

向後はブレーンバスターを狙うが、踏ん張った塚田がガットショット。ボディーシザースで絞り上げる。さらにサーフボードストレッチへ。耐えられるとドロップキックを放ってカバーする。カウント2。すぐさま串刺し攻撃の体勢に入る塚田だったが、かわした向後が逆片エビ固めで攻守逆転。
さらに向後は張り付けドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか塚田がロープ。

今度はフォアアームの打ち合いとなり、塚田がクロスボディー。カウント2。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めを狙うが、回避した向後が逆に弓矢固めで絞り上げる。

残り3分となり、向後が619。かわした塚田がスクールボーイを連発していく。いずれもカウント2。ドロップキック4連発で追い打ちをかける塚田だったが、カウント2止まり。ボディースラム、ぐるぐるパンチはいずれもカウント2。
一方、向後もカウンターのドロップキックで流れを変えると、逆エビ固めでステップオーバー。グイグイ絞ってギブアップを奪った。すぐに残り1分のコール。向後がもう一度逆エビ固めを狙うが、回避した塚田が丸め込む。丸め込みの応酬のまま時間を迎えた。
○KAORU(8分51秒、片エビ固め)アルフレッド・ネクレンブルグ●
※バルキュリースプラッシュ


2009年3月に初来日を果たしたアルフレッド・ネクレンブルグがwaveに久しぶり参戦。透明人間ではあるが、プロレスに対してピュアな気持ちを持っている人には見えるというネクレン。ノルウェー出身の192センチで、かなりのイケメンレスラーだ。そのネクレンと過去にも対戦経験があるというKAORUが、引退前に最後のシングルマッチをおこなった。

場内解説として吉野恵悟氏、二上美紀子会長が務めるなか、KAORUは「男? 聞いてないよ」と驚くと、すかさず二上会長が「老眼がひどい」とツッコミを入れる。
試合がはじまり、まずはネクレンがヘッドロック。KAORUがロープに飛ばしていく。早々にKAORUが机を持ち出しネクレンを強打。机の上へのブレーンバスターを敢行する。これは反則を取られてノーカウント。ならばとKAORUは机を持ってコーナーへ。ネクレンが追いつき、机を奪う
。そしてデッドリードライブで投下する。さらにネクレンは張り付けドロップキック。返されるとコブラツイストで捕獲する。
なんとかKAORUがロープ。場外戦となり、ネクレンがKAORUを鉄柱に投下する。
AORUも鉄柱に打ち付け返し、ネクレンが流血。KAORUが噛みつき、イスで強打していく。
リングに戻ろうとしたKAORUだったが、ネクレンが足止め。セコンドの渡辺智子もカットに入るが、ネクレンが振り払いラ・ケブラーダを見舞う。
リングに戻ってネクレンがダイビング攻撃。キックアウトされるとジャーマンSHでカウント2。再びネクレンがダイビング攻撃。これも返されるとなおもコーナーに登るネクレン。今度はKAORUが追いかけ頭突き、雪崩式ブレーンバスターでカウント2。
攻守が入れ替わりKAORUがコーナーに登ろうとするも、ネクレンが妨害。そしてネクレンは4コーナーに瞬間移動。空中でクルクルまわって、着地する。吉野氏が「なんもせんのかい!」と絶妙なツッコミ実況。KAORUがすかさずガットショットを叩き込み、エクスカリバー! バルキュリースプラッシュを投下させ、勝利した。

試合後、ネクレンを気遣うKAORU。ダウン状態のネクレンを担いで退場した。
◎バックステージ
KAORU「アルフレッド…過去も男性でしたっけ? 直前に男性って聞いてビビリましたね。全然知らなかったですけど、勝ててよかったです。スゴく大きかったけど、192の相手とやったことなかったし、瞬間移動を使ってくる相手もなかなかいないので。でも、楽しかったです。ありがとうございます」
3、wave対アクトレスの遺恨なき団体対抗戦(60分間)
桜花由美&旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃&野崎渚(4-2)SAKI&高瀬みゆき&月山和香&三浦亜美<アクトレスガールズ>
①●野崎(20分23秒、オーバー・ザ・トップロープ)SAKI○
②○桜花(22分30秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●桜花(26分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)月山○
④○広田(29分59秒、オーバー・ザ・トップロープ)高瀬●
⑤○宮崎(32分1秒、体固め)月山●
※ラリアット
⑥○広田(35分37秒、ふらふらドーン)SAKI●
※2人残りでwaveの勝利。開始から20分経過までのチームポイントは以下の通り。
〔開始から20分までの試合経過〕
①○野崎(4分54秒、体固め)月山●
※ザキゴエ
②○桜花(9分45秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●広田(12分59秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
④●広田(13分9秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
⑤●広田(14分28秒、体固め)高瀬○
※ふらふらドーン返し。wave2ポイント、アクトレス3ポイント

Marvelous、仙女に続いて勃発した遺恨なき対抗戦。今回、waveの標的となったのはアクトレスガールズだった。複雑なルールのなか、最初に入場したのは、野崎渚と月山和香。

ロックアップで組み合い、月山が押しまくる。受け止めた野崎が一気に押し返し、ロープブレイク。ガットショットから「月山和香、はじめまして!」とコーナーに固定してのブレイジングチョップ。月山の胸元を真っ赤に染める。続いてキャメルクラッチへ。さらに野崎は串刺しビッグブーツ。ハーフハッチで追い打ち。キックアウトされるとバックを取るも、月山が脱出し連続のフォアアーム。野崎はフロントキックでやり返す。

月山の小刻みフォアアーム、野崎のフロントキックがラリーとなる。野崎は「月山、お前こんなもんか!」と叫んで、「終わりだ!」とロープに走る。これをかわした月山がドロップキック6連発でやり返す。カウント2。

走る月山に野崎がカウンターのフロントキック、フェースバスターをお見舞い。ダメ押しのザキゴエで3カウントを奪った。まずはwaveが1ポイントを獲得し、試合が続行される。
2人目の選手は、waveが桜花由美、アクトレスが三浦亜美。桜花が先にリングインして、野崎&桜花で月山をキックで挟み撃ち。さらに桜花のビッグブーツが決まるが、三浦が慌ててカット。そして、桜花にショルダータックルをお見舞いしていく。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか桜花がロープ。走る三浦に桜花がカウンターの払い腰。そしてポキで捕獲する。耐えられると、リバース・インディアンデスロック→キャメルクラッチに移行する。すかさず野崎が三浦の顔面にドロップキック。

勢いに乗るwave勢は三浦にトレイン攻撃。さらに桜花のカカト落とし、野崎のおしゃれキックが同時に決まる。そこから桜花が三浦にビッグブーツを叩き込み、3カウント。2ポイント目を獲得した。
三浦もショルダータックルで反撃にかかる。そこに高瀬がリングイン。早速、桜花にミサイルキックを放つ。アクトレス勢もトレイン攻撃で巻き返しにかかる。ここで流れたのは広田のテーマ曲。だが、前奏が長すぎてなかなか現れない。その間に高瀬&三浦が桜花&野崎にラリアット&ショルダータックルをお見舞い。さらに高瀬&三浦は花道の脇に隠れて広田の入場を襲撃。チョップを打ちまくる
リング内に移動し、張り付け式の餅つきチョップ。広田をヘロヘロ状態に追い込むと、高瀬がローリングストーンを放って3カウント。1本を取り返すことに成功。すぐさま高瀬はもう一発ローリングストーンズを敢行し3カウント。あっという間に戦況をイーブンに戻してみせた。
慌てて桜花が救出に向かい、高瀬にビッグブーツ。野崎もビッグブーツで続き、ダブルのビッグブーツ。だが、広田はダウン状態でカバーにいけないため、桜花&野崎がブレーンバスターで広田を高瀬に投下する。カウント2。ふらふらドーンで応戦する広田だったが、踏ん張った高瀬が切り返して3カウント。高瀬が3ポイント連続で奪い、アクトレスがリードするという大活躍!

強引にwaveコーナーに連れ戻される広田。野崎が高瀬をキャメルクラッチで捕獲しているところに、最後の選手として宮崎有妃、SAKIが入場。

全8選手がそろったところで、ここからはイリミネーションマッチが適用となり、オーバー・ザ・トップロープ、変則ランバージャックルール(リング外に落ちるとバットで殴打される)も採用されることに。

先に仕掛けたのはアクトレスガールズ勢。宮崎に孤立させトレイン攻撃。宮崎をロープに張り付け観客にアピールする。これは野崎が救出し、宮崎がSAKIにはずかし固め。高瀬がガードするも、野崎が吹っ飛ばす。
さらに宮崎はSAKIにブレーンバスター。返されると、かわった野崎が串刺しビッグブーツ、野崎式串刺しビッグブーツ、ビッグブーツ、おしゃれキックで追い打ちをかける。
反撃にかかるアクトレスガールズは、高瀬&SAKIが野崎にダブルの攻撃。SAKIのリバーススプラッシュはカウント2。コーナーに登るSAKI。今度は野崎が追いかける。コーナーから降りたSAKIが野崎を蹴り落としてオーバー・ザ・トップロープ葬。
続いて標的になったのは桜花。アクトレス勢の総攻撃を浴びる。三浦のショルダータックルからのカバーはカウント2。コンバインで捕獲する。救出に入ろうとする広田はスワンダイブを試みるが、見事に失敗。かわりに宮崎が桜花を救出する。そして宮崎&桜花で三浦に合体DDT。桜花のカカト落としもカウント2。ならばとダメ押しのビッグブーツを浴びせて、3カウント。
試合は続き、月山が桜花にクロスボディーを連発していく。首固め、スクールボーイで桜花を丸めていく月山。回転エビ固めも返されると走る月山。桜花がカウンターのスタンガンに切り返し、ビッグブーツで反撃。改めてビッグブーツを放って行く桜花。キックアウトされるとポキで捕獲する。

耐えた月山がフォアアーム。桜花もやり返しラリーとなる。ここで25分を迎え、人間凶器としてZAPが入場。高瀬が果敢にガットショット。ロープに走るも、ZAPが鉄パイプで迎撃。リング内の選手たちをwave、アクトレス関係なく襲っていく。そして、ZAPは桜花に照準。張り付けラリアットでエプロンへと送り込む。このチャンスに月山がZAPの背後にドロップキック。その反動で桜花が突き飛ばされ、オーバー・ザ・トップロープで失格となった。
すぐさま広田&宮崎がZAPに襲いかかるが、ZAPが両腕ラリアットで迎撃。これでZAPの任務完了。通常のイリミネーションに戻る。

リング上は宮崎vs月山となり、パロスペシャルを狙う月山。崩れながらも仕掛けて行く。続いて高瀬が出て行きラリアットを連発。宮崎が豪快なひと振りでやり返す。諦めない高瀬がコブラツイストへ。これは広田がボ・ラギノールで救出。

コーナーに登る宮崎を高瀬が追う。今度も広田がボ・ラギノールで妨害すると、エプロンに高瀬が転落。宮崎を引きずり込もうとする。エプロン上の宮崎と高瀬。SAKIと広田がそれぞれ突っ込み、ほぼ同時に落とされたが、高瀬の方がじゃっかん先に足をついてしまったため、3選手目のオーバー・ザ・トップロープとなり失格。4選手目となる宮崎はセーフと判定された。
試合が続行され、命拾いした宮崎が月山にラリアット。3カウントを奪って、これでアクトレスはSAKIひとりとなってしまう。

広田が出て行き観客をあおりまくる。SAKIが背後からビッグブーツ。コーナーホイップから串刺し攻撃を狙うが、広田が拝み渡りへ。だが、ロープジャンプに失敗し、転落する。
すかさずSAKIがロープに走ると、エプロンから宮崎が足止め。SAKIが宮崎に気を取られている、その背後から広田がボ・ラギノール。これを読んでいたSAKIがかわして宮崎に誤爆させる。

孤軍奮闘するSAKIがパワーズラム、アトミックドロップを放つ。もう一発狙ったところを広田が首固めに切り返そうとする。これを押しつぶすSAKIだったが、宮崎が毒霧の入ったスプレーを噴射。広田もスプレーで加わると、消毒済みの毒霧であることがアナウンスされる。
つまり緑色になっただけのSAKIが、広田に反撃の首固め。これをキックアウトされると、SAKIは宮崎にリバース・インディアンデスロック。広田を呼び込みブレーンバスターで投げ放つが、広田がふらふらドーンでSAKIに覆い被さり、3カウントが入ってしまった。
◎エンディング
試合後、アクトレスガールズが何やら口論。不穏な空気が流れるなか、マイクを取ったのは広田。
広田「おい! 対抗戦にも敗れて、内部分裂もして、お前ら最低だな! 私のリングシューズに画鋲を入れたこと、会場に来てからwaveの選手に誰も挨拶しなかったこと、謝れよ!(挨拶したと主張する高瀬)聞こえてなかったら、してないことと一緒なんだよ! ほら、謝れ、ちゃんと」

仕方なく高瀬と三浦が土下座しようとするなか、SAKIは無視して自コーナーで不機嫌な態度。その間に挟まれた月山はウロウロ状態…。

広田「2人だけか、おい! 負けたんだろ。(抵抗する高瀬)じゃあ画鋲が入っていて、自分たちじゃないとしたら井上京子さんが入れたとでも言うんですか!? 違いますよね? アナタたちですよね? 謝ってくださいよ×2。ホラ! なんだよ、オラ! 清く・美しく・アクト、アクトみたいなこと言ってたじゃないかよ。おい、おい、おい!」

高瀬「(しぶしぶ)大変申し訳ございませんでした。でも私たちと違います!」

広田「じゃあいいよ、京子さんに言っておくよ。いいか、遺恨は残ったままっていうことでいいんだな!」

高瀬「ええ、私もまだ納得できません!!」
広田「じゃあ、もう1回謝りにくるか? 謝りにくればいいだろ、おい。わかった、わかった、わかったよ。今日わかったのは、waveがやっぱり強いということと、アクトレスは絆がちょっと薄くて、卑怯なことするヤツらだってことがわかった。まあ、でもキャッチの緊張感が続くこの月間の中で、来てくれてありがたかったよ。主戦場の団体として、トップとして言わせていただくと、どうもありがとうございました。みなさん、こんな雰囲気の大会は今月、今日だけだと思ってください。緊張感のある蕨での闘いもありまして、次の22日、蕨大会では、今日の感じは1ミリもない、バチバチした闘いがあります。全部ひっくるめてそれもwaveだと思います。まあ画鋲はちょとヤだったけど、許すよ。来てくれたし、一緒に来てくれたお客さんを盛り上げてくれたということで、許しますよ。そうですよね!? みなさん!! それじゃ最後に一緒に…(もめるBeginningとColor’s)もめるなよ! ずっと怒ってんだよ。なんなんだよ」
SAKI「なんで私がこんな後輩たちせいで股開かれたり、緑にされたり、なんで私に全部来るの?私じゃないもん、画鋲入れたの、なんのかんのって。やっぱりBeginningがダメなんだ。アクトレスガールズで一括りにしないでもらえる?」

険悪な雰囲気となったBeginningとColor’sの様子を見た広田が再びマイク。
広田「なんか…じゃあ。よかれと思って、じゃあ謝りますよ。どうもすみませんでした(wave勢で頭を下げる)。私たちのいいところは悪いと思ったら素直に謝る。それがいいところだ。じゃあ最後に、一緒にやらせてやるよ、コレ。それではみなさん、こんなたまにはね、こんな息抜きの闘い。名作劇場あり、向後と塚田のあのときはできなかった成長した闘いができたと思います。本当にみなさん今日はCheatday、ご来場ありがとうございました! 今日は今日、次は次、熱い闘いを繰り広げていきますので、これからもお願いします。いくぞ、これがwaveだ!」
◎waveバックステージ
――おめでとうございます。
一同「ありがとうございます」

広田「なんで祝福されたのかと思ったけど、そうですね、勝ったんだからね」

宮崎「一瞬、私わからなかった。私ただ痛くて見てなかった。ビックリした」

桜花「宮崎さんのおかげでSAKIが動けなかったんです」

宮崎「あーーー、すごい(自画自賛)」

野崎「たしかに。ただ宮崎さんの足、エラいことになってましたけど」

宮崎「痛かった…」

広田「策士、策に溺れるってヤツです」

宮崎「本当、ソレ。いまね、それを考えてた…」

一同「ハハハハ」

野崎「わからなくなった言葉を(広田さんが)出してくれる」

広田「私たちが本気だせば、ヤツらなんてキュですよ!」

野崎「ちょちょいのちょいですよ」

桜花「ちょちょいのちょい(苦笑)」

宮崎「最初ね、キャリア順で入ったけど、いきなり(野崎が)15年、次(桜花が)20年とかで笑っちゃった」

広田「でも最後に向こうがあんなに内部分裂するとは思わなかった」

野崎「たしかに」

広田「あんな仲が悪いとは…」

桜花「仲がいいフリですね」

広田「怖い、怖い。女の世界は怖いよー。なんであんなに怒ったんですかね、SAKIは?」

桜花「BeginningとColor’sは違う!みたいなね」

広田「ねー。あんな怒らなくてもいいよね? 何があったんだろう、本当に」

宮崎「はずかし固めのあと泣き顔だったよ?」

一同「あああああ…」

野崎「すごい泣いてましたよ。ブーツやるとき笑っちゃって」

広田「そっか、はずかしがり屋なんですかね?」

桜花「でも、はずかし固めをしてもらえたった、いいじゃないですかね」

広田「やっぱアレですか? 選んでたんですか? 4人の中でコイツはって…」

宮崎「SAKIちゃんのあのムチムチ具合がたまらなんから」

一同「あああああ」

広田「そうですよね」

宮崎「高瀬はいいから」

広田「アイツは本当にもう、すぐ開くヤツだから」

桜花「自分からでしょ」

広田「すぐ自分から開いてくるから(笑)。はじめてのアクトレスとの対抗戦、また、いままでと違いましたよね?」

宮崎「違ってた!」

野崎「そうですね」

広田「どことやりましったっけ? ハハハハハ」

宮崎&野崎「Marvelousと仙女」

桜花「次、どことやりますかね」

広田「もう限られてくるよ」

桜花「4人から5人はいるところにしましょう」

一同「(普通は)いるでしょ」

広田「ウチらが一番少ない。そうだよ、塚田も入れれば5対5できるんで。求む! 遺恨なき対抗戦やりたい団体、求む!」

宮崎「本当だよ、言ってきてもらえばね。すぐ」

野崎「喜んで!」

広田「百戦錬磨なんで私たち。私たちの絆に勝てると思うヤツはぜひぜひ挑んできてほしいと思います」

――キャッチの最中だが。
桜花「まだ2試合残ってて、次、遺恨のある米山香織と、ブーツ対決やってやろうかなって」

広田「ブーツ対決って、対決になってないじゃん」

桜花「毎回、挑んでくるんで圧勝してやろうと。あとYAKOね。アイツ、私に自慢してるんだなと思うと、イラッとするんで。私がビジュアルブロックで優勝したいと思います」

野崎「ビジュアル?」

桜花「間違えたっ!」

一同「ねぇーーー!」

野崎「つっこんじゃった、すみません。本当にすみません! (ビジュアルでも)いいんです、いいんですけど、すみません!(笑)」

広田「キレイよ、桜花さん、キレイよ」

野崎「間違ってない、間違ってない」

桜花「ジェラシー(ブロック)でした…」

広田「私はもう終わってしまったので、本当に22日と29日はラクな気持ちで子供と一緒に遠足に行く気分で。私は全員ブロックの人が欠場しないともう私にチャンスはまわってこないので。ウチだけですよね? 2点が並んでいるの。この2日間の対戦でほかの人たちが移動するので、私は見守ることしかできません」

宮崎「私は22日に門倉とやります。まあでも、大丈夫でしょう。私が勝つと思います。で、4点になって…あーでも、その次29日にどっちかが勝てば4点で同点で…まあどっち来ても大丈夫。門倉とやるんですけど、余裕で勝ちたいと思います」

野崎「私は22日が最終戦で最後、大砲・優宇ちゃん、試合をします。私が勝てば、誰よりも早く決勝進出を決めることができて、負けたら終わり。ドローだと29日の結果しだいっていうのがあるので、最悪ドローとかも考えず、勝つことだけを考えて大砲に打ち勝つガトリング砲になろうと思います!」
◎AWGバックステージ
――残念ながら負けてしまいましたが…。
一同「……(しばらく沈黙が続く)」

SAKI「私がチャンピオンになってから、こういうColor’sとBeginningが一緒になって、アクトレスガールズとして対抗戦をするっていうのははじめてだったんです。私は私なりにすごく意気込んでいたし、それぞれの新人と一緒に、それぞれのトップが4人で一致団結してできるなと私は思っていたんです。でも、蓋をあけてみたら、Beginning側のセコいやり方で、大将として出た私が股を開かれて、こんな緑にされて、なんで私が…っていう」

高瀬「信じるんですか? あのセコい人たちの…」

SAKI「セコいやり方したの、2人でしょ?」

高瀬「イヤヤヤ、してないですから!」

SAKI「和香はしてないよね。そんなの」

月山「はい」

高瀬「私もしてないですから。コッチじゃなくて向こうを信じるんですか?」

SAKI「みゆ姐、これはキャリアが先輩としてひとつ言わせてもらうんだけど、対抗戦だろうが、なんだろうが、女子プロレスは先輩が一番」

高瀬「私は先輩だとしても、違うものは違うと言っていきたいと思っています」

SAKI「やっぱり先輩が言うことは正しいんですよ」

高瀬「いえ! 私は後輩である亜美を守るためにも、そんなことは亜美はしませんし、私もしませんし」

月山「犯人は例の先輩ですか?」

一同「コラ、コラ、やめなさい!」

――再戦は?
高瀬「こうなってしまったのは、ある意味、向こうの作戦にハマってしまったんじゃないのかなと思っております。waveさんのリングで、我らの絆を…」

SAKI「(遮るように話し出す)向こうの作戦にハマったのか、それともこっちの作戦が失敗したのか、2人の…」

高瀬「言ってるじゃないですか! われわれはそんなことしません! 見てませんか? 私はいつでも真正面から闘ってきたんです。いまさから画鋲一個で何が変わるんですか!」

SAKI「走れなくなるじゃん」

月山「血まみれだって」

高瀬「いつも大して走ってないじゃないですか!」

SAKI「ロープだって渡れなくなるでしょ」

三浦「渡ってた、渡ってた」

高瀬「いつもだいたい落ちてるじゃないですか」

SAKI「落ちただろ! まあ画鋲入れたからね。痛いからね」

高瀬「次の対抗戦の前にちょっと話し合いましょう」

SAKI「正々堂々いきましょうよ」

高瀬「そうですね。われらも誤解をされたままではいれませんので、しっかり誤解を解いて強く優しくアナタに一生懸命…」

SAKI「勝たないと意味ない。別に股開かれようが、緑になろうが勝てればいいですけど、最後私が負けたから…(月山の赤く晴らした胸元を見て)ねえっ!(と驚く)」

月山「一刻も早く冷やしたいです」

SAKI「頑張ったね。Color’s頑張った!」

月山「えーーーん」

高瀬「みんな頑張りましたよ」

月山「画鋲を入れたんですか?」

高瀬「入れてないわ!」

月山「だから、こんなことにぃぃぃ。じゃあ(今度は)全員平等に入れましょう」

高瀬「入れるなら、どうせなら山もりで入れましょう。次から全員にね、向こうのウソを本当にしてやりますよ!」