2025.07.21
『CATCH THE WAVE 2025~決勝戦~』
日時
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7月21日 月曜日祝日
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観衆
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548人
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場所
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後楽園ホール
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・抽選会
試合に先立ち、メインの波女決勝戦に出場する狐伯、梅咲、八神の3選手が登場。
先にシングルで2連勝した選手が勝利となる。チェーンによる抽選の結果、八神対梅咲戦が第1試合のカードとして組まれた。
1,ヤング・ライバル wave(15分1本勝負)
香藤満月(4分44秒、体固め)郷田明日香
※セカンドロープからのダイビングボディプレス。
後楽園大会のオープニングは郷田と香藤によるシングルマッチ。まずは郷田が自ら突進してのタックル。
2度め、3度目とぶちかまし合いとなるが互角。
耐えた香藤がタックルを打ち込んで倒すと、ボディプレスを投下したが2カウント。
これに対して、郷田はショルダースルーから追走ラリアット。
タックルで今度は倒すことに成功すると、ボディプレスでお返しするが2。
香藤がエルボー。郷田も打ち返す。エルボー合戦から、香藤が追走タックル、ヒップドロップを降下させたが2。
郷田はラリアットで流れを変えると、ブロックバスター。ロープに追い込んでエルボーを連打。串刺しラリアットはすかされると、香藤が串刺しタックルからドロップキック。2カウント。
さらにフライングボディアタックからセントーン。これも郷田は2カウントで返すが、香藤がセカンドロープからのフライングボディプレスで一気に勝負を決めた。
同期のサクラwave(30分1本勝負)
青木いつ希&関口翔&〇笹村あやめ(12分4秒、片エビ固め)網倉理奈●&櫻井裕子&マリ卍
※トップロープからのダイビングボディプレス。
2017年デビュー組と2018年デビュー組によるタッグ対決。
網倉は青木に意識しまくりで、「よろしくお願いしまーす!」と絶叫ボイスを効かせる。これに対して、青木は倍返しでお返しする。
その両者が先発となった。ゴングと同時に両者が「よっしゃ行くぞー!」と気合を込める。
ロックアップから、これを外すと、向き合って、絶叫で騒ぎ合う。しかしそれだけで、早くもタッチ交代。
青木組は網倉をとらえて代わる代わるトレイン攻撃。
そして「2017年組ー!」とポーズを取る。櫻井、マリ卍がカットで割って入り、3方向のコーナーに振って、串刺しラリアット。さらにそれぞれがワー!プレスを決める。
関口は網倉の腕を捕らえると、アームブリーカー。エプロンからアームブリーカーと続け、さらにセカンドロープからのミサイルキック。2カウント。
これに対して、網倉は、「ワー!」と叫んで関口の動きを委縮させてから回転してヒップドロップ。
マリ卍が串刺しラリアットから串刺しスタンディングのヒップアタックを3連発。ボディスラム。
しかし、エルボーは自爆。関口が腕を取りに行く。関節技を狙いに行くと、青木と笹村がリングインして、攻撃はせず、単に応援の檄を飛ばす。関口が低空ドロップキック。
続いて、青木がフェースバスター、ボディプレス。さらに「このデカブツ投げるぞー!」と宣言するも、マリ卍がこらえる。
青木がエルボーをぶちかますと、マリ卍も打ち返す。互いのエルボー合戦は続き、マリ卍がエルボーから逆水平チョップ。今度はタックル合戦へ移行して、青木が打ち勝つ。マリ卍もタックルで打ち勝ち、お返し。
セントーンを投下したが2カウント。
交代した櫻井がマリ卍にビッグブーツ。串刺しブーツからカウンターのビッグブーツと3連発。さらにコブラツイストで締め上げるもロープに。今度は網倉がカナディアンバックブリーカー気味に持ちあげて、櫻井がビッグブーツの連携を見せるも2カウント。
青木がエルボー。櫻井がビッグブーツで返す。ここで笹村が入り、青木とダブルのタックル&体落としの
連携を見せる。
笹村がブレーンバスター狙いも櫻井が逆に投げる。続けて、網倉がセントーンからボディプレス。2カウント。
網倉がチョップからサイドスープレックス。マリ卍もセントーンでアシストしてから、網倉&櫻井のおんぶプレスはカウント2。
笹村がエルボーを打ち込むが、網倉がパワースラム、2カウント。網倉がトップロープに上ると、笹村がデッドリードライブから背中への低空ドロップキック。さらに青木&関口も入り、3人でのドロップキック、2カウント。
笹村がキャメルクラッチ。青木、関口も飛び出して、3人それぞれが固め技に捕らえるも、マリ卍、櫻井がそれぞれが振りはらってカット。
笹村が網倉にバックブロー。関口、青木も次々に飛び出す。関口がフライングラリアット、青木が「網倉、つぶれろー!」と叫んで、ボディプレス。さらに笹村がトップロープからのフライングボディプレスで3カウント。
同期対決は2017年組が勝利した。
3,サバイバル・タッグwave(60分勝負)
桜花由美&紫雷美央vs炎華&咲蘭vs米山香織&チェリーvs世羅りさ&SAKIvs小林香萌&羽多乃ナナミ
vs夏すみれ&YuuRIvs小橋マリカ&花園桃花
※オーバーザトップロープルール採用。タッグチームのどちらかが負けた時点でチーム失格。最後まで
残ったチームの勝利となる。
①ナナミ(6分28秒、体固め)世羅&SAKI
※ナナミの上に各選手が覆いかぶさり、世羅&SAKIをダブルフォール。世羅&SAKI組が失格。
②夏(9分43秒、ブロンコバスターからのギブアップ)小林
※小林&ナナミ組が失格
③夏(10分32秒、体固め)花園
※夏が花園の顔面に股間を当ててフォール。小橋&花園組が失格。
④桜花&チェリー(10分36秒、エビ固め)夏すみれ
※夏&YuuRI組が失格。
⑤咲蘭&炎華(12分24秒、オーバー・ザ・トップロープ)桜花由美&紫雷美央
※桜花&美央組が失格。
⑥咲蘭&〇炎華(13分56秒、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ)米山香織●&チェリー
※ぐるんちょを切り返す。炎華&咲蘭組が優勝。
この試合は、オーバーザトップロープルール採用。タッグチームのどちらかが負けた時点でチーム失格。
最後まで残ったチームの勝利となるというルールに加え、各チームわかりやすくするため、同じカラーのサポーターを腕に巻く。また、次のチームは1分ごとの入場となる。
まずは、咲蘭&炎華、小橋&花園組からスタート。
まずは炎華と小橋が先発。小橋はロックアップを拒み、「アゲ~」アピール。意表をついて丸め込んだがカウント2。
こで咲蘭が割って入り、炎華&咲蘭がクロスラインで小橋を倒すと、それぞれお転婆ダッシュを繰り広げる。こうしているうちに1分が経過。
3チーム目の登場は小林&ナナミ。しかし、小林が客席を割っていく入場パフォーマンス中に、1分が経過。
続い
て、4チーム目として、夏&YuuRIが登場。夏はリングインすると、即、全選手から押さえ込まれるもかろうじてカウント2。しかし、夏の入場時に時間がかかったため、5チーム目の入場となり、世羅&SAKIのカラミネンスが登場。
SAKIがいきなり咲蘭にチョキパンチでセーフのアピール。これにとどまらず、SAKI&世羅がYuuRIを捕まえて集中攻撃。
この間に1分が経ち、6チーム目は美央&桜花の登場。
リング上にいた各選手を蹴散らすと、世羅を捕らえて、ダブルのカウンターキック。続いて、サンドイッチキックで挟み撃ちしたが、カウント2。
ここで1分が経過。7チーム目は米山&チェリーが登場。米山がタオルで美央を襲撃。ゴキゲンBBAポーズを決めたが、背後から世羅&SAKIが攻撃。
世羅&SAKIは、各選手を捕らえてコーナーに振る。幾重にも重なったところで、SAKIが世羅をおんぶして突撃したが、重さのためか、スローすぎて先頭のナナミに蹴られ、そのままカバーに入られる。ほかの選手もナナミの上に覆いかぶさり、SAKI&世羅が押さえ込まれる。まずはカラミネンスが脱落。
小林が桜花にラリアット。桜花はビッグブーツでやり返す。さらに美央とのダブルビッグブーツ。さらに小林をコーナーに振ると、トレイン攻撃。続いて、美央のペディグリーから桜花のかかと落としとつないだがカウン
ト2。これに対して、小林が蘇生してTシャツ破り、桜花、美央にラリアット。そして、ロープを揺らす。
まるで、往年のアルティメット・ウォリアーばり。悦に入るものの、夏が背後からムチ攻撃。YuuRIも追走エルボー。
続いて、夏のビッグブーツからYuuRIの619と連携を見せる。さらにダブルの低空ドロップキックからフォールに行くが、花園がムチでカット。
YuuRIが花園、ナナミをコーナーに追い込むと、夏がリング中央でダンシングと、ブロンコバスターを打ち込む儀式。続いて、Tシャツを客席に投げ込み、串刺しブロンコバスターで突進する。先頭の小林の顔面に股間を押し込み、腰を振り続けると小林はたまらず悶絶。戦意喪失でギブアップし、小林&ナナミ組が失格。
さらに花園に股間を押し付ける形の体固め。これにはたまらず、花園も3カウントで押さえ込まれる。花園&小橋組が失格。その夏を桜花&美央が二人がかりで丸め込んで固める。これで3カウント。夏&YuuRIが失格。
桜花組と咲蘭組が対峙。桜花組は、咲蘭組を捕らえると、コーナーに追い込んで、それぞれがランニングブーツから、ロープに絡めての磔攻撃。雑巾を持ち出し、咲蘭、さらには炎華のマスクの隙間からメイク落とし。咲蘭の悲鳴がこだまする。
米山&チェリーが「ババアやめろ!」と阻止する。桜花を捕らえると、サンドイッチ式にダブルの熟女にドーン!
これに、桜花、美央はコーナーに座って米山、チェリーをそれぞれ呼び込むと、桜花はぶら下がりブラディーEX、美央は土蜘蛛に捕らえる。
しかし、炎華と咲蘭が桜花と美央の顔に雑巾を押しつけ、そのまま場外へ落ちてしまい失格。残るは、咲蘭&炎華と米山&チェリーの戦いに。
チェリーに対して、咲蘭がフライングボディアタック、炎華がミサイルキック。チェリーは咲蘭を利用して、炎華へのクロスラインに捕らえると、米山がセントーンを投下するも2。
米山&チェリーがダブルのどっこいしょ。さらにコーナーからチェリーのフットスタンプ、米山のセントーンを連続投下。
米山が炎華を羽交い絞め。チェリーが「持ってろよー。しっかり持ってろよ-」とアピールして、熟女でドーン! がまさかの成功。このタイミングで、米山がぐるんちょで炎華を丸めるも、これをさらに回転させ、ジャパニーズレッグロールクラッチで切り返す。これで3カウントが入り、炎華組が優勝となった。
4,DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>〇尾﨑妹加&本間多恵(20分2秒、エビ固め)宮崎有妃●&ウナギ・サヤカ <挑戦者組>
※宮崎のフォールを切り返してフォール。第39代王者が初防衛に成功。
X上でのやり取りから、チーム結成、さらにはWAVEタッグへの挑戦にまで発展した宮崎&ウナギ組。
チーム名は「アホ」と「バカ」。これはそのままの意味で捕らえるのではなく、スペイン語で言う「ニンニク」と「牛」。ウナギがアホ、宮崎がバカという位置づけである。
まずは挑戦者・宮崎&ウナギがなんと、ブリーフシスターズのテーマ曲&コスチュームで登場。ウナギは宮崎を見ながら、見様見真似でダンスの振り付け。
王者組はいつものように妹加が本間を肩口に乗せるポーズで登場。王者組はこれが初防衛戦。試合に先立ち記念撮影に入る。この瞬間、ベルトを奪った宮崎&ウナギが奇襲をかける。
ベルトで殴打した後、本間&妹加を場外へ落とすと、そのまま南側通路に連れていく。このエリアと言えば、もちろんゴムパッチン。ウナギが妹加に対して、ゴムパッチンを打ち込む。宮崎も本間に至近距離からの一発決めると、ウナギも妹加にさらにもう一発。
リングへ戻った宮崎は「おい、アホ、来い」と、妹加を持ち上げると、合体式ギロチン。しかしなれない合体技で、ウナギはお尻を売った模様。2カウント。
妹加がウナギを持ち上げ、アルゼンチンバックブリーカー。この体勢から後ろに放り投げる。続けて、セントーン、2カウント。
本間が低空ドロップキック。ここからエルボー合戦に突入。ウナギが蹴りで流れを変えると、宮崎がコーナーから「おい、チェンジ、言うこと聞け、任せ」とチェンジを要求。ウナギは「チェンジするかよ、バーカ」と言い返す。「代われ、言うこと聞いてろ」と手を差し伸べるが、本間が背後から攻撃。ウナギをコーナーに投げると、トレイン攻撃から合体式フェースバスター。
さらに本間がDDT。トップロープからミサイルキックを浴びせるが、宮崎が自らの身を犠牲にしてカット。いわゆるNEOマシンガンズの「友情パワー」状態に。この瞬間、ウナギと宮崎が見つめ合う。ウナギがなにかアクションしようとするときに本間が腕を捕らえて、グラウンドに持ち込み、腕ひしぎを決める。さらにもう片腕もロックする。ウナギはなんとかもがいてロープブレイクに。
本間が低空ドロップキック。妹加も飛び出し、合体技を狙うが、ウナギがダブルのコードブレーカーで切り返す。宮崎も飛び出し、ダブルラリアットを打ち込む。
ウナギがコードブレーカーからの拙者、蒲焼き者で候。は2。さらにスタナーも2。これに対して、妹加は持ちあげると、ライガーボムから本間のジャックナイフはカウント2。
ここで特攻バスター(マイカバスター&ミサイルキック)の連携が飛び出す。カウント2で宮崎がカット。
10分経過。
ウナギがダウン状態に。本間が強引に起こそうとする。ウナギは蘇生すると、城門突破からスライディングTANAKAで反撃。本間も投げっぱなしジャーマンでやり返す。ウナギは正面からのビッグブーツを打ち込むと、ダブルダウン。なんとか、それぞれ宮崎、妹加にタッチ。
宮崎と妹加がここに来てようやく対峙。まずはというか、やはり、ラリアット合戦。5度に渡る打ち合いとなるが、ともにこらえて倒れず。ならばともう一度、打ち合いを開始。今度は、合計18度に渡る打ち合いが繰り広げられる。ここで二人は一度、間合いを置く。
15分経過。意地のラリアット合戦が繰り広げられ、5度目の打ち合いで館内から両者への拍手が起こる。
さらにそこから2度打ち合ったところで、宮崎がエルボーの連打からラリアット。それでも妹加はこらえて倒れない。今度はともにロープの反動を利したラリアット合戦。5度目のキャッチボールでついに宮崎が打ち勝つと館内は拍手に包まれる。
ここで、トップロープからの重爆ムーンサルトプレスを決めたが、2で妹加がキックアウト。妹加は起き上がるとラリアット一発で宮崎を倒す。ダブルダウン。
本間がアシストでトップロープへ上る。宮崎は「やるならやれー。来い!」とウナギを盾にする。本間はそのままミサイルキック。これがウナギにヒット。妹加は宮崎へラリアット。2カウント。
妹加&本間は合体式619。続けて妹加がダイビングセントーンを投下。本間がこの間にウナギを場外へ落とす。
宮崎が目つきから直伝デスバレーボムを決めたが、カウント2で本間がリングへ生還してカット。
宮崎は「押さえろって言ったよな、オマエ絶対押さえろよ」と指示。ウナギが本間を場外へ落として、そのまま客席へなだれ込む。
その間に、宮崎が直伝デスバレーボム。このままフォールで押さえ込むが、これをエビ固めに切り返した妹加が3カウントで勝負あり。スパイスアップが初防衛に成功した。二上社長からベルトの授与される。
妹加がマイク。
妹加「やっと勝ったああ。宮崎さん、全然倒れないし、引退するまでに、ラリアットで勝てないと終われないでしょー!
まだ引退するまでじゃんじゃん対戦お願いします。でも、最後に勝ったのは尾崎妹加だー!」
本間「妹加の粘りと、二人の絆で、スパイスアップ、勝ちましたー! 言ったでしょ、引退するその日までスパイスアップは第39代のまま、ベルトを巻くんですよ。CATCHも、メインありますけど、もう終わりましたよね。といううことは、このタッグの歴史が刻まれていく、そんな時間が戻ってきたと思ってもいいんでしょうか?」
二上「本間は、顔の圧が強い(館内・笑)。ね。CATCHが終わったんで、次はタッグです。タッグが始まりますが、もう一回防衛戦やりますか」
本間「私はめちゃくちゃやりたいです」
二上「8月10日は尾崎さんがスケジュールNGのため、弊社の設立記念日の8月1日、新宿フェイス大会で。今日ねえ、タッグのバトルロイヤルだったんですよ。そこでねえ、一番年の若い人たちが優勝したんですよ。あそこにひょっこりしている人と、変な髪の毛の色している人。いいですか、ちっちゃい二人。炎華は一度、巻いたことがあります。やりましょう、8月1日新宿FACEです」
本間「(エプロンで黙って立っている咲蘭&炎華に)おい、そんなんじゃ取れねえぞ、マジで。ちびっこ二人。まあ、記念すべき日と言うことでwaveの人、いいんじゃないですか。でも、防衛するのは、スパイスアップです。よろしくお願いします」
妹加「マイクで一言も言えないなんで、この人(宮崎&ウナギ)より…弱いんじゃない? 言っていいよ、どうぞ」
炎華「自分たちめっちゃいま、勢いあるんで。自分、若手の…、ベルトも2個持っているし、自分たちあの…クソババアたちには負けないです!」
リングを降り、咲蘭が「ババア!」と絶叫して控室へ。
妹加「(宮崎に)おーーーい、どういう教育の仕方してるんだよ。あんなかっこわりいクソガキどもには負けないからな。みんな8月1日、新宿FACE来るよなー」
ここで静観していた宮崎がマイクを持つ。
宮崎「スパイスアップ、今日はありがとうございました。勝ったかと思ってた。お前、Xで私と組めば、ベルト取れるとか、大口叩いて、自ら負けている。わははは、ごめん。あのねーちょっと待ってね。ブリーフシスターズ、増やそうと思っています。網倉、櫻井…(2人とも姿を見せず)。そういうところだ(館内・笑)。良かったらアホ、ブリーフシスターズに入らないか。(ウナギ「断る」)先輩にマイクを持たせながら、断る。いいでしょう、おもしろいでしょう。でもね、おまえが、断ろうが、もう私は、Xでも言ったけど、オマエが何枚チケット売るとか、拡散力あるとか、すごいことだよ。でも、私はそんな目でアンタのこと見てないから。昨日遅刻したの…最高! お願いします(と頭を下げて手を出すとウナギも手を握り返す)。だと思ったよ、ありがとう! でも私、オマエはアホだと思っているから、そのあだ名で呼ぶけど、返事してくれよ、ありがとうございました!」
・バックステージ
本間「いや、私ね、最後、ウナギにガーン!ドーン!されて、ウワー!って感じになってて全くリング見えてなくて、最後、尾崎妹加ってマイクで言われたときに、めっちゃびっくりしたの。え? 何が起きたの?って」
妹加「あきらめないでよ、最後まで~。いや、私もね、1回技食らって、動けなくて、もう終わりだなって思ったけど、もう一回食らったときに、負けたら終わりだと思って、ガッて頑張って逆にフォールして押さえ込んだ」
本間「素晴らしい! ありがとう、ちょっと生で私は見えていないので、映像とかでもう一回感極まると思うけど、見たいと思います。でも、これ、負けたらスパイスアップの目標としている私が引退するまで王者でいるってことが…また取り返すことができるかもしれないけど、39代のまんまってところで途絶えてしまうところを、すごい妹加が心の奥でずっと感じてくれているからこの逆フォールにつながったんだなって。今言ってて泣きそうになったけど、同じ気持ち、もしくは私以上の気持ちで巻いてくれているのが今日、改めてわかって、クソババアって言われたけど、クソババアなりに人生積んでいるんで、8月1日、ガキンチョ二人をけちょんけちょんにして、また防衛を刻んで39代のまんま、王者のまんま引退していきます」
妹加「私はその多恵を横からサポートするだけです。返上目指そう!」
本間「なのでこれからも私たちを見逃さないでください」
妹加「最後まで見届けてください!」
5,CATCH THE WAVE 2025 〜決勝三つ巴戦〜(時間無制限勝負)
狐伯vs梅咲遥vs八神蘭奈
①八神(6分12秒、パラディドル)梅咲
今年のCATCHは三つ巴による決勝戦という争いに。三つ巴の決勝は2019年以来二度目。抽選会で決まった通り、まずは、梅咲対八神から開始。
ロックアップから梅咲がヘッドロック。八神がアームホイップ、ドロップキック。
梅咲もドロップキックでお返し。
梅咲はコーナーで、八神の右足をロープに固定してのドロップキック。さらにエルボーを連発、八神も打ち返す。
エルボー合戦から、八神がドロップキック。続けてミドルキックを連打。梅咲はこらえたが4発目で倒す。八神は串刺しエルボーから背中へのキック。ここから腕ひしぎ狙いに行くが、梅咲はクラッチを外さず。
なんとか外したところで梅咲はロープエスケープ。八神は再び腕ひしぎ狙いも、またもロックを外したところでロープに。八神の突進を梅咲は後ろへ放り投げ、低空ドロップキック。トップロープからミサイルキック。「オッケー、終わりー!」とトップロープから梅プレスを狙ったが、これは自爆。八神はローキックからヒザ打ちを連打。ドロップキック。これに対して、梅咲がリストロックエルボーの連発から首固め。
八神はエルボーからハイキック。そしてパラディドルで丸めて1勝。
②狐伯(4分52秒、体固め)八神
※フロッグスプラッシュ。
狐伯がドロップキックで奇襲。八神を休ませない作戦に出る。しかし、続く低空ドロップキックは自爆。それでもエプロンで体勢を取り戻すと、トップロープ越えのサマーソルトドロップ。
そのまま突進するもドロップキックを浴びる。八神はすかさず、ミドルキックを狙うがこれを二度に渡りかわしてのジャンピングニー。
八神は倒れた状態から腕ひしぎを狙いに行くも狐伯はクラッチを外さず。なんとか決めたところでロープへ。八神は腕へのキックからカバーに入る。2カウント。
さらに腕への蹴りを連打。狐伯はエルボー。八神も打ち返す。八神はミドルキック。
狐伯が足を引っかけてこかすと、クロコダイルからランニングニー。さらに低空ドロップキック。
狐伯がコーナーへ。八神が迎撃に出るも狐伯がコーナー上でヘッドバット。ここからミサイルキックを敢行したが2カウント。ブレーンバスターも2カウント。ならばと、フロッグスプラッシュを決めて大技を畳みかけて、3カウント。1勝をもぎ取った。
③梅咲(24秒、ラ・マヒストラル)狐伯
狐伯はいきなりカサドーラで飛びつく。梅咲も切り返してエビ合戦となるもいずれも2カウント。梅咲がマヒストラルでスピンを効かせると、これがガッチリと決まって3カウント。梅咲が1勝を挙げた。
④八神(22秒、腕ひしぎ十字固め)梅咲
八神はいきなりのハイキックで勝負に出る。2カウント。
すかさず腕ひしぎにとらえると、梅咲がギブアップ。短期勝負が功を奏し、八神が1勝。
⑤狐伯(5分35秒、パケーテ)八神
狐伯がドロップキック。八神は場外転落。ここで場外プランチャで勝負をかけたが自爆となる。先にリングで待ち構えた八神が戻ってきた狐伯にローキック。
コーナーに追い込
んでローキックを連打。さらにヒザ打ち、ミドルキック。串刺しハイキックから腕ひしぎに取るが狐伯はロープへ逃げる。
八神はコーナーに振られると、振り返りざまにブーメランアタックも自爆。狐伯がスクールボーイ、横十字固め、首固めと丸め込みを続けたがいずれも2カウント。
八神がヒザ打ちから、一回転しての羽織り固め。狐伯は苦しめられながらもロープへ。
八神はハイキックからゼロ戦キックもカウント2。
狐伯はカサドーラ。これを八神が一回転して逆転フォールも2。バズソーキックを打ち込んだが、狐伯がパケーテで切り返し、3カウント。再び1勝を挙げた。
⑥狐伯(8分54秒、体固め)梅咲遥
※直伝ダブルアームT。狐伯がシングル2連勝で第16代波女となる。
梅咲は狐伯が勝った瞬間、トップロープで待ち構えており、いきなりのミサイルキック。
ブレーンバスターと続けたが、2カウント。
狐伯がスタナー。梅咲がエルボー8連打。狐伯も重いエルボー一発でお返し。梅咲も打ち返すと、狐伯が足をすくい、ジャンピングニー。2カウント。
狐伯がクロコダイル。さらにマヒストラルは2。続けての突進は梅咲が後方へ投げる。狐
伯は追走ドロップキック。梅咲も追走ドロップキックで返す。
狐伯はジャンピングニー。トップロープに上ると、梅咲も迎撃。コーナー上で梅咲がエルボーを連打すると、雪崩式ブレーンバスター。
梅咲がトップロープに上ると、狐伯が立ち上がり、今度は逆に迎撃に出る。そしてエルボーを打ち込むと雪崩式アームホイップで梅咲を投げる。
ダブルダウン。「狐伯」コールと「梅咲」コールが交差する。
梅咲のマヒストラルは回避される。狐伯が逆にマヒストラルも2。梅咲のエルボーからキューティースペシャルは2カウント。
梅プレスは2。梅咲はバックを取り、エルボーを打ち込んでからジャーマンで投げたが2カウント。狐伯はエルボーからヒザ打ちも2カウント。ロケットニーを叩き込む。梅咲は一瞬のスキを突いてのマヒストラルは2
狐伯は初披露となる変形のDDTを決めるも、2カウント。ここで直伝ダブルアームTを繰り出すと3カウント。ついに2連勝を飾り、狐伯が波女に輝いた。
表彰式へ移る前に二上会長がリングイン。インフォメーションコーナーとして、18周年記念大会となる、8・10後楽園大会の決定カードを発表。
「18年ということは、咲蘭が生まれる前からやっております」(「」内は以下、
二上会長)
・咲蘭デビュー4周年記念試合=咲蘭、しのせ愛梨紗対柳川澄樺&神楽姫ミサ。
また咲蘭のテーマ曲を歌う、れんてつのライブも行われ、生シュッポッポとなる。
・桜花由美&炎華対加藤園子&永島千佳世
カードの理由は、「炎華ちゃんの夢の入り口がそんちかなのですーっと引退発表されてから、プレッシャーかけられてまして」。
さらに、「みなさん、次はおーっという準備しておいてください」という前振りがあり次のカードを発表。
・宮崎有妃対葛西純
「もちろんこのカード、普通のシングルマッチなわけありません。蛍光灯やりましょう!」
リングに上がった宮崎に「コミカルはつかなくていいからね、ふざける相手ではないからね」と一言。
・上谷沙弥 対 CATCH THE WAVE2025優勝選手
「ラビットに出演中の上谷沙弥様がお忙しい中、駆け付けてくれます。(狐伯に)ちょっとだけほっとしたよ。これで上谷対梅咲だったら、スターダムかディアナでやればいいって話やん。よかったよかった。ぜひReginaを取り返してください」
ここで恒例の表彰式へ移り、プレゼンターは引き続き、二上会長が務める。
・殊勲賞 香藤満月
「若手さんの中で、一番インパクトを残し、1勝1敗1分という成績でしたが、最後に狐伯をあわやまで追い詰めました。(賞金を渡して)お米、いっぱい食べてください」
・技能賞 葉月
「今年はダブルギブアップが2回出たり、ダブルフォールが出たり、珍しい技がいっぱい出ました。が、今回私が選んだのは、派手さはなくとも、技の正確さとキレが抜群に飛び出てました」
葉月は不在のため、八神が代理として受け取る。
・敢闘賞 紫雷美央
「CATCHに参戦し、勝つのも負けるのも一瞬。とにかく試合のインパクトがすごかったです。お母さん復帰おめでとうございます。紫雷美央! あんたマジで勝つのも負けるのも一瞬やから面白かった。(客席を見て)ニラむなよ、こどもー(館内・笑)」
・ベストバウト賞 5・14世羅りさ対紫雷美央
「今年何十試合あったかわからないけど、ベストバウトが少なかった珍しい年でした。
候補に選んだのが4試合あります。これが一番、エモーショナルでもあり、若手にはない
重厚な試合運び、フィニッシュのインパクト、5月14日の世羅りさ対紫雷美央」
「もう一回や~!」と喜びまくりの美央に「焼肉食えるぞ、これで」。
・ベストバウト賞 7・5小林香萌対梅咲遥
「どうしてももう一組に上げたくて、もう一試合あります。本当はドローには渡さないんですけど今回は特別です。あんたらの試合めっちゃおもろかった。それ以外の次点です。
本当、僅差です。次点、5月4日青木いつ希対関口翔。7月4日の青木いつ希対マリ卍。
(青木に)オマエ、二つも選ばれているのに、次点やねん、惜しかった」
・特別賞 世羅りさ、夏すみれ、チェリー
「2カ月半に渡り、CATCHやりましたが、3月あたりからオファーするんですが、『全部空いてます』という人が3人いました。皆勤賞です、世羅りさ、夏すみれ、チェリーさん!(夏が封筒の中身を見て、「すくな」と言うと)ギャラ返せ! せっかくwaveめっちゃ出れるようになったのにまたパタッて出れなくなるで(笑)。皆勤賞でした!」
・第2位 梅咲遥、八神蘭奈
・第16代波女 狐伯
こうして、波女の狐伯に100万円が贈呈される。狐伯が封を開けると、100万円の札束が。ここで、リングアナから「トータル30分19秒での決着となりました。第16代波女、狐伯ー!」とコールを受けた。
波女となった狐伯がマイクを握る。
「このCATCH、100万円のためじゃなくて、Reginaのためにってずっとインタビューで言ってきたけど、やっぱり100万円はめちゃくちゃうれしいです。
でも、ここで勝って波女になって終わりでなくて、8月10日、今まで戦ってくれた選手、ずっと応援してくれたお客さんのため…でなくて、自分のためにReginaチャンピオンになります!!
waveに入って3度目のCATCH THE WAVE、今まで波女になってきた人の締めを見てきたんですけど、どうやって締めたらいいのかわかりません。(記念撮影がある、との指摘に)あああ! ちゃんとミーティング聞いてなかったです。すいません、戦うことでいっぱいいっぱいになってましたけど、みなさん上がってください」
こうしてCATCH THE WAVE2025出場選手がリングイン。最後は狐伯の音頭による「これがwaveだーー!!」で16回目のCATCHが閉幕となった。
・バックステージ
ーー波女、おめでとうございます。
狐伯 ありがとうございました! めっちゃ強かった、疲れた…。
ーー改めて波女になった感想をお願いします。
狐伯 なんか波女になるのってこんなにしんどかったんですね。毎年見てたけど、毎年自分に必死だったんで、波女の人たちがどういう戦いをやっているかって覚えていなかったんですけどやっぱり波女になるにはCATCHの映像をめちゃくちゃ見て、やってたんですけど、これを乗り越えてきたんだなって。まだ実感ないけど…でもめちゃくちゃうれしいです。
ーー三つ巴戦を振り返って。
狐伯 あー! しんどかった。八神が上がってくるとは思ってなかったか、あまり視野に入ってなかったんですけど、関節技が自分苦手で入られるのとか苦手で、二年目なのにあんなに強いって恐ろしいなって感じました。梅咲は何回も戦ってきたんですけど、梅咲に負けることめちゃくちゃ
ありましたけど、ここで勝てたのはめちゃくちゃうれしいけど、めちゃくちゃ強かったです。
ーー8月の後楽園での上谷戦への意気込みをお願いします。
狐伯 今まで応援してくれたファンの人、戦ってくれた人のためじゃなく、自分だけのために、Reginaになって、上谷がReginaの価値を挙げてくれていると思うけど、挙げているからと言って4月の
谷から防衛戦をやっていないので、自分がチャンピオンになって、防衛戦を何回もやることで価値を
挙げていきたいと思います。なので、必ずRegina取りたいと思います。
ーーそして100万円の使い道は?
狐伯 これはめちゃくちゃうれしいんですけど、8月の防衛戦終わってから、慰安旅行と言うんですか? 自分のために旅行に行って、一人で100万円使ってやろうと思います。なので、会社とかGAMIさんとか桜花さんとかにお礼とかじゃなくて一人で使い切るのでよろしくお願いします。
2025.07.20
wave7・21後楽園大会直前情報!
▼wave7・21後楽園大会直前情報!
◎7・21(日)10:30開場・11:30開始@後楽園ホール
『CATCH THE WAVE 2025~決勝戦~』
▼当日対戦カード
■ CATCH THE WAVE 2025 〜決勝三つ巴戦〜(時間無制限勝負)
狐伯vs梅咲遥vs八神蘭奈
※シングル2連勝した選手が第16代波女となる。
■DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>尾﨑妹加&本間多恵vs宮崎有妃&ウナギ・サヤカ <挑戦者組>
※第39代王者初防衛戦
■サバイバル・タッグwave(60分勝負)
▼出場チーム
桜花由美&紫雷美央
炎華&咲蘭
米山香織&チェリー
世羅りさ&SAKI
小林香萌&羽多乃ナナミ
夏すみれ&YuuRI
小橋マリカ&花園桃花
※オーバーザトップロープルール採用。タッグチームのどちらかが負けた時点でチーム失格。最後まで残ったチームの勝利となる。
■ヤング・ライバル wave(15分1本勝負)
郷田明日香vs香藤満月
■同期のサクラwave(30分1本勝負)
青木いつ希&関口翔&笹村あやめvs網倉理奈&櫻井裕子&マリ卍
※全5試合。試合順は当日発表
▼前売りチケット料金
■SRS席=12,000円※パンフレット付き※完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■レディースシート=3,850円
※当日各550円アップ。
【各種割引】当日券に限り。
■障がい者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)=各2,200円引き。
■大・高・中・専門学生=指定席2,200円
■小学生以下は保護者1名につき指定席1名無料。
※各種割引に対する証明証をご提示願います。
▼当日販売グッズ
■新作/アクリルスタンド(咲蘭、炎華、郷田)=各2,750円
■ガミバチョフTシャツ=5,500円
■宮崎有妃Tシャツ=5,500円
■狐伯Tシャツ=5,500円
■トートバック=3,300円
■当たり付きガチャガチャ=500円
■写真くじDX=1,000円
■過去のCATCH THE WAVE DVD各種=5,500円~
■新作ポートレート=2,200円●桜花由美●宮崎有妃●狐伯●咲蘭●炎華●郷田明日香
■その他、WAVEグッズ各種
▼当日先行発売チケット
◎8・25(月)開場19:00・開始19:30@東京・TOKYO SQUARE In Itabashl ※ 東京都板橋区前野町6-8-10
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY ONE 』
▼前売りチケット料金
■指定席=6,600円
■スタンド指定(立見)=5,500円
■18周年感謝感激席(東スタンド立ち見)=1,800円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代600円が必要。
◎8・26(火)開場19:00・開始19:30@東京・TOKYO SQUARE In Itabashl ※ 東京都板橋区前野町6-8-10
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY TWO』
▼前売りチケット料金
■指定席=6,600円
■スタンド指定(立見)=5,500円
■18周年感謝感激席(東スタンド立ち見)=1,800円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代600円が必要。
◎9・15(日)12:30開場・13:00開始@静岡県・ふじさんメッセ
「SHIZUOKA WAVE〜FUJI・8〜」
▼前売りチケット料金
■SRS席=10,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
※当日各550円アップ。
◎11・2(日)10:30開場・11:30開始@後楽園ホール
『PRIME WAVE' 25』
▼前売りチケット料金
■SRS席=12,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■レディースシート=3,850円
※当日各550円アップ。
◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.20
『第二弾』wave追加決定大会日程!/チケットは7・21後楽園大会で先行発売。
▼ wave追加決定大会日程第二弾!/チケットは7・21後楽園大会で先行発売。
◎8・25(月)開場19:00・開始19:30@東京・TOKYO SQUARE In Itabashl ※ 東京都板橋区前野町6-8-10
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY ONE 』
▼前売りチケット料金
■指定席=6,600円
■スタンド指定(立見)=5,500円
■18周年感謝感激席(東スタンド立ち見)=1,800円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代600円が必要。
◎8・26(火)開場19:00・開始19:30@東京・TOKYO SQUARE In Itabashl ※ 東京都板橋区前野町6-8-10
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY TWO』
▼前売りチケット料金
■指定席=6,600円
■スタンド指定(立見)=5,500円
■18周年感謝感激席(東スタンド立ち見)=1,800円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代600円が必要。
※チケットは7・21後楽園大会で先行発売。FC会員は先行発売より前に予約が出来る。
◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.19
wave追加決定大会日程/チケットは7・21後楽園大会で先行発売。
▼wave追加決定大会日程/チケットは7・21後楽園大会で先行発売。
◎9・15(日)12:30開場・13:00開始@静岡県・ふじさんメッセ
「SHIZUOKA WAVE〜FUJI・8〜」
▼前売りチケット料金
■SRS席=10,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
※当日各550円アップ。
◎11・2(日)10:30開場・11:30開始@後楽園ホール
『PRIME WAVE' 25』
▼前売りチケット料金
■SRS席=12,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■レディースシート=3,850円
※当日各550円アップ。
※チケットは7・21後楽園大会で先行発売。FC会員は先行発売より前に予約が出来る。
◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.13
「大阪ラプソディーVol.66~KOU~」
日時
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7月13日 日曜日
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観衆
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235人
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場所
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大阪・176BOX
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◎オープニング
各ブロックを1位で通過した9選手がリング上へ。BOXには9本のチェーンが入っており、各3本ずつがつながっている。チェーンの中央に試合順が書かれてあり、短いチェーンを手にした2人から試合はスタートするといった趣向。
結果、第1試合が八神vsYuuRIvs花園で八神vs花園からスタート。第2試合がSAKIvs青木vs梅咲でSAKIvs梅咲でスタート。第3試合が狐伯vs葉月vs笹村で狐伯vs葉月からスタートと決定した。
1.OSAKA・ごきげんwave(20分1本勝負)
○チェリー、米山香織(9分39秒、春夜恋)関口翔、郷田明日香●
後藤明日香と米山香織の先発で試合開始のゴング。同時にわき起こった「郷田」コールにご機嫌ななめになる米山香織。次第に大きくなるコールにイラ立ちを隠せず。エプロンに控えるチェリーが「米山」コールを煽ったところで少し落ち着いた。
手四つでの力比べに誘う米山だったが郷田が圧倒。しかし米山は、郷田の足の甲を踏みつけて脱出。ロープに走ってショルダータックルを打ち込むも郷田は倒れず。郷田のタックルをかわして丸め込むもカウント2で跳ね返され、ショルダータックルで大きくふっ飛ばされる。さらに関口&郷田の串刺し攻撃を浴びるが、チェリーがカットに飛び込んできて、郷田にカウンターのダブルチョップを叩き込んで、ごきげんBBAをアピールする。
チェリーが熟女でドーンを郷田に見舞い、ヤングパンチ、ヤングキックを叩き込んでいく。郷田からタッチを受けた関口翔は、ショットガンドロップキックを米山に叩き込むと、飛び込んできたチェリーと2人同時にドロップキックで吹っ飛ばし、米山に低空ドロップキック。続いてブレーンバスターを狙うが、それを阻止した米山は、モンゴリアンチョップを叩き込む。関口が狙てきたワキ固めを前方に回転して回避すると、ボディーにパンチを叩き込み、クロスチョップを決めてチェリーにタッチする。チェリーは関口に足4の字を決めるが、郷田にカットされた。
関口を攻め込むチェリーだが、フライング・クロスアタックを叩き込んだ関口はダブルレッグロックからコーナー2段目からのドロップキック。郷田も串刺しボディーアタック、ボディープレスから逆エビを決めると、関口はカットに飛び込んできた米山を捕らえて腕固めで制する。アルゼンチンバックブリーカーを狙った郷田だが、それを回避したチェリーは、石黒敦士レフェリーの腕を取ってクロスラインを見舞っていく。そのまま石黒レフェリーの腕を引くと、石黒レフェリーはその場でジャンプ。郷田にボディープレスを見舞う形となった。2人重なった上に正座する形で飛び乗ったチェリーだが、これはカウントされず。
米山と2人で熟女でドーンを決めたチェリー。ダウンした郷田に米山がコーナー2段目からのセントーンを落とすと、チェリーもダブルフットスタンプで続く。
関口にはダブルブレーンバスターを狙ったが、これを回避した関口は、そのまま2人同時にコードブレイカーを決め、反動で起き上がったところに郷田がショルダータックルをぶちかまして2人まとめてなぎ倒した。そしてチェリーをベアハッグで締め上げ、左右に大きく揺さぶってから正面に叩きつけ、ボディープレスの追撃。
ここで米山が、チェリーをカバーしている郷田の背中にセントーンを落としてカット。
乱戦の中、関口にバックに回られたチェリーだが、郷田放ってきたラリアットをかわして関口にヒットさせると、一瞬、動きが止まった郷田を春夜恋で固めてカウント3を奪った。
2.OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○小林香萌、夏すみれ(12分51秒、片エビ固め)咲蘭●、炎華
※ラリアット
ゴング前から「サイレントばばあ」呼ばわりされて起った小林香萌は咲蘭に襲い掛かる。笑ってみてた夏すみれだったが、一足遅れて間に入って落ち着かせようとしたものの、小林は夏にエルボーを打ち込んで険悪な雰囲気に。夏をコーナーに押しやった小林は、きびすを返して咲蘭に襲い掛かっていった。
制止に入った炎華を突き飛ばして、咲蘭に襲い掛かる小林。咲蘭と炎華は串刺しドロップキック2発ずつとダブルドロップキックをきめたが、小林は咲蘭をロープに張りつけにして、背中にドロップキックを突き刺した。
タッチを受けた夏は、咲蘭にボディープレスからキャメルクラッチ。さらにチンロックで締め上げる。小林は咲蘭を自分コーナーに追い込んで蹴りを連射で叩きこみ、リング中央では低空ドロップキック。さらにスリーパー式のキャメルクラッチで締め上げていった。
余裕しゃくしゃくで咲蘭を攻める夏だが、咲蘭は「舐めんじゃねえ!」と叫んでエルボーを叩き込む。夏のビッグブーツに何度も倒されながらも、ブロンコバスターをかわしてドロップキックを叩き込み、炎華にタッチ。
炎華は飛び込みざま夏にドロップキック。しかし側転してからの串刺しエルボーはかわされてしまった。ここで小林がとっび込んできて、夏とのクロスラインを決める。しかし炎華は夏と小林のリストをつかむと、トップロープの反動を利用して2人同時に投げ飛ばし、2人同時に低空ドロップキックをぶち込んでいった。
そして夏にスペースローリングエルボーからカウンターのドロップキック。夏は対角線を走ってのスタンド式シャイニング・ウィザード気味に蹴りを叩き込んで小林にタッチした。
小林は炎華にセントーンの連続攻撃。しかし5発目はかわされてしまう。それでもスタンドで炎華の足の甲を何度も踏みつけ、スネに軽く蹴りを入れていく。しかし炎華も小林の手の甲を踏みつけてグリグリ。
炎華がコーナーを背にしたところで、夏を抱えて開脚させ押しつけていく。そのまま2人がかりで攻撃を仕掛けていくが、咲蘭がカットに飛び込んできて救出。ここで炎華がコーナー2段目からのドロップキックを小林に叩き込んでいった。さらに咲蘭がコーナートップからのフライング・ボディーアタック。
小林の背中に飛び乗ってスリーパーを決めた咲蘭だったが、小林はそのまま前方に投げ落とす。さらに攻撃を狙って突進したが、咲蘭はうまくかわして小林をセカンドロープにもたれかかるように倒すと、619をヒットさせ、コーナー2段目からの急降下フットスタンプと攻め立てる。
首固めをカウント2で返されると、サランラップで丸めんだ。ここで夏が鞭を手に飛び込んできてカットしたものの、炎華のドロップキックを浴びて排除される。
咲蘭との一騎打ちになったところで小林は、ドロップキック、延髄斬り、レインメーカー式フォアアーム、走り込んでのラリアットと畳み込んでカウント3を奪った。
3.OSAKA・プレミアムwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃、櫻井裕子、網倉理奈(20分36秒、外道クラッチ)桜花由美、ウナギ・サヤカ●、世羅りさ
宮崎有妃は櫻井裕子、網倉理奈とともに昼同様、裾の部分に炎があしらわれ、袖を切り落としたシャツを身にまとい、金村キンタローばりのハードコアモードのコスチュームで登場すると、リング上で3人並んでブリブラダンスを披露。一方、昼の試合で右ヒザを負傷した世羅りさは竹刀を手に、台車に乗せられたパイプイスに座って入場してきた。桜花由美とウナギ・サヤカがリングインし、世羅はリング下で座ったままリングコールを受ける。ここで桜花とウナギが襲いかかる。そのまま戦場をリング下に移したところで試合開始のゴングが鳴らされた。
乱戦からリングに戻り、櫻井にダブルブレーンバスターを決めた桜花とウナギ。世羅は踏ん張りがきかないのか、手にしている角材を振り回すも力が感じられない。櫻井に対し、ウナギがレッグロック、桜花が足4の字で攻め込んでいく。ここでタッチを受けた世羅。櫻井をアンクルホールドで捕らえると、ウナギは宮崎にスリーパー、桜花は網倉にコブラツイストを決めて見せ場を作る。しかしギブアップは奪えず。
3人がかりで櫻井を痛めつけ、ロープ際で櫻井にゴムパッチン攻撃を決めたウナギと世羅。桜花は串刺しビッグブーツ、コーナー2段目からのボディーアタックで追撃してクロスフェースロックでギブアップを迫る。
櫻井に正面からと左右からサンドイッチ式のダブルビッグブーツを決めた桜花とウナギ。櫻井はウナギとのエルボーの打ち合いを挑み、ブレーンバスターを決めて網倉にタッチを成功させた。
網倉は桜花をショルダータックルで吹っ飛ばし、ダウンした上にウナギをボディースラムで叩きつけ、2人重なっているところにセントーンを投下。正面から飛びついてフロントネックロックを決めたウナギだったが、網倉はそこからブレーンバスターで叩きつけた。ウナギのすれ違いざまの旋回式Xファクターからのレッグドロップに対し、網倉はパワースラムで対抗する。
タッチを受けた桜花は、走り込んでのビッグブーツからチョークスラム。網倉は宮崎の串刺しラリアットのアシストを受けて桜花をカナディアンバックブリーカーの体勢に担ぎ上げると、そこに櫻井がビッグブーツを合わせた。そして倒れ込んだ桜花を櫻井を背負って圧殺する。
網倉にDDTを決めた桜花は、後頭部へカカト落とし。網倉がサイドスープレックを決めれば、桜花はビッグブーツ。さらに互いにバックドロップを1発ずつ放ち合う。
ウナギのビッグブーツに宮崎はエルボーを返していき、ウナギがロープに走ったところでカウンターのラリアットを叩き込んだ。宮崎がえびす落としを狙ったところは桜花がカット。それでも飛び込んできた櫻井&網倉に2人まとめてのフェースクラッシャーを決めた。
宮崎にコードブレイカーを決めたウナギはコーナーに上がるが、宮崎に雪崩式ブレーンバスターで叩きつけられた。そしてコーナーを背にするウナギに裕子ロケットを成功させ、網倉がキャノンボールで続く。そして宮崎がムーンサルトプレスを放ったが、それを自爆させたウナギはRKO。さらに桜花がネックハンギングボム。ウナギがスライディングTANAKAを叩き込むもカウント3は奪えない。
宮崎のサミングは防御したものの、櫻井のビッグブーツを浴びたウナギ。櫻井と網倉は、続いて桜花にダブルショルダータックル。櫻井がウナギ、網倉が桜花を羽交い絞めにしたところへ宮崎が両腕でのラリアットを放っていくが、かわされて同士打ち。
ウナギが宮崎のビッグブーツを叩き込むも、宮崎はラリアットをお返し。ここで丸め込みの応酬となり、サミングからの首固めはカウント2で返したウナギだったが、続く外道クラッチでカウント3を聞いた。
敗れたウナギだが、マイクをつかむと、「桜花、言いたいことがあるんだけど。マジでさ、CATCH(の決勝戦に)進む予定でさ、次の後楽園(21日)のスケジュール空けてんだけどさ。ウナギ・サヤカ集客あるし、たぶん呼んだ方がいいと思うのね。でもまあさ、上谷のベルトはCATCHで優勝した人がさ、挑戦しなきゃいけないとして、タッグのタイトルって誰が持ってるんだっけ?」とタッグ王座への挑戦をやんわりと表明。桜花が「SPiCEAPってわかる?」と答えると、「OK。じゃあ、SPiCEAPと闘わせてよ」と申し入れた。
桜花が「試合したいの?」と尋ねたところ、ウナギは「試合したいじゃないの。試合するの」とやる気満々。桜花に「でもパートナーはいるの?」と言われると頭をかき、「パートナーは、今日の試合で決めたよ」と返した。そしてしばしの沈黙ののち出てきた名前は「宮崎有妃」。てっきり自分だと思い込んでいた桜花はウナギに詰め寄るも、ウナギは無視してコーナーに座り込んでいる宮崎に歩み寄って、「宮崎有妃、お前と組んで闘いたい。異論はあるか?」と開頭を求めた。
宮崎は座ったままで「私とこのアホが、タッグ組みたいと? まあ私もね、もちろん波女の決定戦とか、そのために引退前に出て、ブロック優勝はできなかったけど、じゃあカードは空いてるよ。お前かあ……」と不満顔。それでも「面白くない?」と観客に問いかける。拍手が沸き起こった中で、「だけど、一つだけ条件がある。お前、これ着ろよ」と自身が来ている“金村キンタロー仕様”のシャツを指した。
ウナギは「いいに決まってんだろ」と条件をのみ、「宮崎有妃、まずは横で、お前を査定してやるよ」と返し、握手を求めるべく右手を差し出した。宮崎が握り返そうとしたところでかわしたウナギは、「お前、他人(ひと)のことバカとか言ってるけど、お前の方がぶっちぎってバカだからな、バーカ!」と捨て台詞を吐いて引き揚げていった。
4.決勝三つ巴1回戦(時間無制限)
○花園桃花(2分55秒、横入り式エビ固め)八神蘭奈●
○YuuRI(0分19秒、首固め)花園桃花●
○八神蘭奈(5分0秒、片エビ固め)YuuRI●
※右ハイキック
○八神蘭奈(7分33秒、体固め)花園桃花●
※右ハイキック。八神が決勝に進出
2連勝した時点で勝者が決定する巴戦。誰かが2連勝するまで闘いは続く。
YuuRIがリング下で控える中、八神蘭奈vs花園桃花。握手を求める花園だが、八神が応じようとすると手を引いて、結局、握手はせず。
ゴングと同時にドロップキックを放っていった八神。花園は八神に飛び乗る形でお姫さま抱っこされる流れに持ち込む。八神は一瞬、動きが止まったものの花園を叩き落として「上げるぞ!」とアピール。そしてボディースラムを狙ったが、逆に花園がボディースラムで叩きつけた。そしてキャメルクラッチに捕らえて、泡を顔面に噴きつけるシャボン玉攻撃を仕掛けていった。八神は足をすくう形でキャメルクラッチから逃れ、逆にキャメルクラッチを決めると花園のシャボン玉マシンを取り上げて、泡を顔面に噴きつけていった。
花園が狙ったスイングDDTを阻止してブーレンバスターで叩きつけた八神は、ようやく自分のペースを取り戻したか、背中へのサッカーボールキックを3発。もう1発叩き込もうとしたところで花園が泣きだし、攻撃の手が止まる。観客からの「謝れ」コールに困惑しながらも頭を下げる。顔を挙げたところに目潰しを決めた花園が、そのまま丸め込んでカウント3。だまし討ちに遭った八神は驚きの表情。しかし、裁定は変わらない。
そしてYuuRIがリングイン。いきなりのトラースキックを浴びて倒れ込んだ花園。すぐさまカバーしたYuuRIだったが、花園はカウント2でクリア。しかしすぐさま首固めで丸め込んでカウント3を奪い、秒殺勝利を飾った。
勝ち誇るYuuRIだが、試合はこれでは終わらない。逆に生き返ったのが八神。そして試合は3戦目、YuuRIvs八神へ。
いきなりドロップキックを仕掛けた八神だったが、YuuRIに払い落とされる。YuuRIが狙ってきたブレーンバスターを阻止した八神はエルボーを叩き込み、串刺しのジャンピング・ハイキック、ドロップキックを決めた。カウント2で返されると腕十字でギブアップを迫る。
パワーを生かして腕十字から脱出したYuuRI。カウント2で返されると、後ろ、前、横から蹴りを叩き込む。八神がカウンターでミドルキックを決めたのを機に、互いにミドルキックを蹴り合う展開に。八神の5連発にトラースキックを返したYuuRIだが、逆にジャンプしての片足蹴りを浴びた。
八神の蹴りをかわしてバックドロップを決めたYuuRIは、滞空時間の長いブレーンバスターで叩きつけるもカウント2。ならばとコーナー最上段からスワントーンボムを放ったがかわされてしまう。バズソーキックを叩き込んで押さえ込む八神だが、YuuRIはカウント2で跳ねのけていった。
YuuRIは足折り固めで押さえ込むもカウント2。2度目の足折り固め狙いを下から蹴り放した八神は、ロープに反動で帰ってくるところにカウンターで右ハイキックを叩き込む。そして強引に押さえ込んでカウント3を奪った。
そして花園を迎え撃つ。花園は「さっき勝った」と注文をつけるもルール上、受け入れられず。いきなり襲い掛かり、スイングDDT狙った花園だが、ブレーンバスターで切り返した八神はサッカーボールキック2発。泣きだした花園だが、二の舞いはゴメンとばかり、お構いなしに3発目のサッカーボールキックを叩き込んで腕十字へ。しかしロープブレイクに持ち込まれた。
なにやら石黒敦士レフェリーに抗議する八神。レフェリーの背後ん回った花園は、レフェリーを突き飛ばして八神に激突させる。2人重なってサードロープにもたれかかるように腰を落としたところへ低空ドロップキックを放っていった花園。石黒がかわしたために八神の胸板を突き刺した。
石黒レフェリーを利用して、コーナーを背にしたの八神への攻撃を狙った花園。石黒レフェリーをコーナーに飛ばしたが、八神はそれをかわす。コーナーに突進していった花園が踏みとどまったところへドロップキックを放っていった八神だが、花園がかわしたために石黒レフェリーに串刺しドロップキックを決める形となった。
石黒レフェリーを気遣う八神。そこに攻撃を仕掛けた花園だが、それをかわして右ハイキックを叩き込んだ八神。すぐさまカバーするも、レフェリーがダウンしたままのためカウントは数えられず。
レフェリーに抗議する八神。花園が下から丸め込むと、シーソーのような状態になり、互いにカウント2の応酬となる、ただ、3つ目は数えられず。延々と続き、2人の体が離れると、レフェリーを含めた3者ノックダウン状態に。
腰を着いた状態からスタンドに移ってエルボーの打ち合い。カウンターでグーパンチを叩き込んだ花園に対し、八神はカウンターのジャンピング・ヒールキックを叩き込むも、花園は投げ捨てジャーマンから側頭部へのキック。そしてコーナーに上がったところで、今度は八神が泣き出した。観客からの「謝れ」コールにも、花園は「謝ったところを丸め込もうとしてるんだろ」と策を見抜いていた。
泣き止まない八神。会場の「謝れ」コールが大きくなったところで渋々頭を下げた。目潰しから丸め込んだ八神だったが、花園はカウント2で返す。だまされなかったことでコーナー2段目に上って「今日は勝てるぞ!」とアピール。飛び降りたところに右ハイキックを叩き込まれてゆっくりと倒れ込む。八神がカバーすると、カウント3が数えられる。前のYuuRIに続いて連続勝利となり、決勝戦一番乗りを決めた。
5.決勝三つ巴1回戦(時間無制限)
○SAKI(2分31秒、体固め)梅咲遥●
※カワイルドバスター
○青木いつ希(4分0秒、片エビ固め)SAKI●
※ラリアット
○梅咲遥(7分33秒、ラ・マヒストラル)青木いつ希●
○梅咲遥(7分52秒、首固め)SAKI●
※カワイルドバスターを切り返して。梅咲が決勝に進出
青木いつ希が控えに回る。梅咲遥とSAKIが握手を交わして試合開始のゴング。序盤は互いに相手の攻撃をかわす展開。SAKIのボディーへのパンチをキャッチした梅咲。レフェリーがグー(パンチ)ではないかと確認するも、SAKIは人差し指と中指を立ててチョキとアピール。すると梅咲はその指をつかんで指折りへ。さらに指を踏みつけ、トップロープに絡みつけて痛めつけていく。
アトミックドロップを決めたSAKIはロープに走る。帰ってくるところにフライング・ネックブリーカードロップを決めた梅咲は、フットスタンプ。さらにボディーにパンチを見舞おうとするが、SAKIはそれらをかわしながら最後にキャッチ。レフェリーがパンチかどうか確認しようとしたところで、逆に梅咲のボディーにパンチを叩き込む。ロープに走ったSAKIのボディーにパンチを叩き込んだ梅咲。レフェリーのチェックに両手をチョキの形にして「カニさん」とアピール。そこに低空ドロップキックを叩き込んだSAKIは、カワイルドバスターでマットに叩きつけカウント3を奪うと、“してやったり”の表情を見せた。
握手を求める青木に対し、SAKIは大声を出しながら渋々応じる。しかし青木は、それを上回る大声で返し、改めて試合開始のゴングが鳴らされた。
青木の突進をかわしてカウンターのビッグブーツを叩き込んだSAKIに対して、青木はブレーンバスターを返していく。互いにボディーへのパンチを決め、チョキを示した指でで目潰しからラリアットを決めた青木は、SAKIのバックに回る。投げを放とうとするが阻止されるが、大外刈りで叩きつけていった。
スライディング・レッグシザースを決めたSAKIは、前のめりにセカンドロープにもたれかかった青木を下から丸め込む。そのままカバーにはいかず、うつ伏せにして両足をロックして両腕をサーフボードに捕らえる、そのまま立ち上がってカンパーナへ。そしてコーナーに追い込み、串刺しのヒザ蹴りからトップロープに青木をうつ伏せに横たえ、走り込んでのニーリフトをボディーに突き刺した。
リバーススプラッシュの体勢から反転してのエルボードロップを放ったSAKIだが、それをかわした青木はトラースキック。それに耐え抜いたSAKIは、パワーズラムからヒザを叩き込んでいく。そしてランニング・ブレーンバスターを狙ったが、それを押し潰した青木がロープに走ってのラリアットを叩き込んでSAKIをマットに沈めた。
そして梅咲がリングに上がり、素直に握手に応じた。試合開始のゴングが鳴るといきなりエルボーの打ち合い。互いに相手の右リストをつかんで逃げられないようにして正面から叩き込んでいく。打ち勝った青木が梅咲を肩に担いだが、梅咲は後方に滑り下りながら丸め込んでいった。
梅咲が仕掛けてきたカサドーラをカウント2で返した青木は、続くラ・マヒストラル狙いを腕を引いて回避。梅咲が立ち上がってきたところにショルダータックルでぶち当たっていった。カウント2で返されると、スリーパーで絞め上げる。1度は切り返されたが、2度目のスリーパーではグラウンドに持ち込んでいった。それでも梅咲は、辛うじてロープブレイクに持ち込んだ。
バックに回った青木は梅咲を後方に投げようとするが、足をフックして回避した梅咲はそこから前方回転エビで丸め込む。そのままフォールを狙わず、ボディーを踏みつけていった。そして腰を落としてサードロープを背にする青木に、低空ドロップキックを突き刺していった。
DDTを決めた青木は、背後から後頭部にトラースキック。さらにセカンドロープに正面からもたれかかる梅咲の背中へ走り込んでのダブルニーアタックを決めたが、カウント2で返された。ここでコーナー最上段へ。しかし起き上がった梅咲のエルボーをコーナーで浴び、アメジストクロスで叩きつけられた。しかし投げた梅咲もダメージが大きく、すぐにカバーにいけない。
上半身を起こした梅咲は両ヒザを着きながらもエルボーを連発で叩き込んでいく。ロープに走った梅咲にラリアットを狙った青木だがかわされる。それでも振り向きざまに左のラリアットを叩き込んでいった。そしてロープに走ったが、今度は梅咲がエルボーで迎撃。そしてロープに走った。
帰ってきた梅咲をロープに押しやった青木は、反動で返ってくるところでバックを取って投げ捨てジャーマン。続いてトラースキック。しかしカウント2で返された。
ロープに走った青木の足をすくってラ・マヒストラルを狙う梅咲だが、青木は前転して回避。そして立ち上がりざまにラリアットをつ。それをかわして背中合わせになった梅咲は、逆さ押さえ込みの要領で青木に体勢を崩してラ・マヒストラルを決め、カウント3を奪った。
執念で勝利をもぎ取った梅咲だが、ダメージが大きく残る。そこにSAKIが、ゴングが鳴る前から襲い掛かった。しかし秒殺は失敗。
梅咲のエルボーに、ビッグブーツを返していく。そしてブレーンバスターからサソリ固め。リング中央でガッチリ腰を落とすが、梅咲はじりじりとロープににじり寄ってブレイクに持ち込もうとする。あと少しの所でリング中央に引き戻したSAKIは、ブルズアンヘリート。しかし梅咲はギブアップせず、SAKIも根負けして技を解いてしまう。
ダメージが大きい梅咲はリング下にエスケープ。追いかけたSAKIはリング下でブレーンバスターを狙う。なんとか阻止した梅咲は、逆にブレーンバスターを狙うも持ち上がらず。ならばとボディースラムで叩きつけ、リングに滑り込む。そしてコーナートップに上がって捨て身の場外プランチャを放っていった。
SAKIをリングに押し戻した梅咲。再びコーナーに上がって旋回プレスを放ったがかわされてしまう。SAKIは4点ポジション状態の梅咲の首筋にヒザを叩き込んでいく。カウント2で返した梅咲は、旋回してのエルボーを叩き込んでロープに走る。しかし待っていたのはパワーズラム。だが、梅咲はカウント3を許さない。
梅咲が狙ってきた逆さ押さえ込みを阻止したSAKIは、強引に担ぎ上げてデスバレーボム。しかし少し体が流れてしまった。カウント2で返されたところででカワイルドバスターを狙ったSAKIだが、梅咲はうまく相手の体に絡みつき、首固めに丸め込む。ガッチリ固めるとカウント3が数えられた。
6.決勝三つ巴1回戦(時間無制限)
○葉月(6分28秒、片エビ固め)狐伯●
※ダイビング・セントーン
○笹村(5分47秒、モダンゴタイムス)葉月●
○狐伯(2分23秒、パケーテ)笹村●
○葉月(0分13秒、葉・月ストラル)狐伯●
○笹村(1分19秒、片エビ固め)葉月●
※ラリアット
○狐伯(2分27秒、パケーテ)笹村●
○狐伯(8分57秒、パケーテ)葉月○
※狐伯が決勝進出
WAVE所属で唯一、ブロック通過を果たした狐伯。CATCH THE WAVEを主催する団体所属として、決勝の舞台を外敵に占拠されないためにも負けられないところ。まずは笹村あやめがリング下に控え、狐伯vs葉月で試合開始のゴング。
序盤からスピードあふれる展開。いきなり放ったドロップキックはかわされるも、狐伯はコーナーを利用した動きで先制。エプロンからトップロープ越しのトペ・アトミコを決めると、逆片エビに捕らえる。ロープに逃れた葉月は、走り込んでくる狐伯に飛びついてのコードブレイカーから顔面ウォッシュ。しかし狐伯はカウンターのドロップキックを決め、コーナーを背に腰を落とす葉月に低空ドロップキックを突き刺し、「もらった」とアピールしてからのブレーンバスターを決めた。
エルボーの打ち合いからロープに走った葉月。狐伯は追いかける形でドロップキックを叩き込む。一方の葉月は、狐伯がロープに走ったところ、サードロープの下をくぐりながら足をすくってダウンさせると、エプロンを利用したDDTで狐伯の頭部を場外マットに叩きつけた。
リングに戻った葉月は、狐伯をカナディアンバックブリーカーの体勢に担ぎ上げ、サイドに叩き落とす。そしてチキンウイングホールドでギブアップを迫るも狐伯は耐える。葉月は腕でダブルレッグロックに捕らえ、両脚でチキンウイングホールドに捕らえる複合技に移行したが、それでも狐伯はギブアップせず。体勢が崩れてしまい、葉月は技を解いた。
コードブレイカーを決められながらも倒れない狐伯にフロントキックを叩き込み、コーナーに座らせた狐伯の両脚をセカンドロープに引っかける。貼りつけ状態の狐伯にコードプレイカーを決めた葉月は、ダイビング・セントーンを投下してカウント3を奪った。
ゴングと同時にショルダータックルを放っていった笹村。カウント2で返されるとブレーンバスターを狙ったが、阻止した葉月はカウンターのドロップキックを返し、顔面ウォッシュで自分のペースに引き込む。さらにセントーンを決めるが、笹村は蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリューを決めると、自身の脚を葉月の右ヒザ裏に押し当てて支点にしてのニーロック(キウイロール)でダメージを与えていく。
スタンドでのエルボーの打ち合いを経てDDTを決めた葉月に対し、笹村は走り込んでくる葉月を跳ね上げてのショルダータックルでなぎ倒し、さらに葉月の足に攻撃を集中させていく。
バックスープレックスをこらえて前方回転エビの要領で笹村を丸め込んだ葉月は、そのまま押さえ込まずにダブルフットスタンプをボディーに突き刺し、串刺しバックエルボーからスイングDDTを決めたものの、少し脚を引きずっている。それでもコーナー最上段へ。しかしデッドリードライブで叩きつけられた。
笹村が狙ってきたブレーンバスターを逆にブレーンバスターに切り返した葉月だが、フロントキックをかわされてラリアットを浴びてしまう。
立ち上がった葉月と背中合わせになった笹村は逆さ押さえ込みへ。カウント2で返されるも、そのまま回転して連続しての逆さ押さえ込み(モダンゴタイムズ)でカウント3を奪った。
勝負が決まった瞬間にリングに飛び込んできた狐伯。正面からのスライディングキックで足を払って外道クラッチを決める。しかしカウント2で返された。その後もロープワークを駆使したスピーディーな攻撃で攻め立てるも、笹村はロープ際での低空ドロップキックをかわして後頭部にストンピングを見舞い、フロントネックロックに捕らえる。
間にフットスタンプを挟みながら、執ようにフロントネックロックで締め上げていく笹村。しかし狐伯はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
スタナー、正面からのヒザ蹴りと攻め込む狐伯。続いて狙ったブレーンバスターを笹村は、ネックブリーカードロップで切り返していく。フットスタンプからのカバーはカウント2。そしてロープに走る。返ってくるところをサイドに回り込んで丸め込んだ狐伯は、そのまま仰向けに全体重を乗せて押さえ込むと、カウント3が数えられた。
葉月がリングに上がろうとするところにスライディングキックを合わせた狐伯。そのままリング下に転落した葉月。狐伯がコーナートップから場外プランチャを放ったところで、試合開始のゴングが鳴らされた。リングに戻ったところで葉月が、葉・月ストラルで丸め込んで電光石火のカウント3。
闘いは再び葉月vs笹村に。ほとんど休み間もなくリングに戻った笹村。なかなか起き上がれない葉月を強引に担ぎ上げてファルコンアロー。ノーザンライトスープレックス、ブロックバスターホールド、垂直落下式ブレーンバスターと大技を連発。しかし葉月はカウント3を許さない。起死回生の葉・月ストラルを押し潰した笹村は、走り込んでくる葉月を迎え撃つ形でラリアットを叩き込んでカウント3を奪った。
果てしなく続く巴戦。6試合目は2度目となる笹村vs狐伯。
いきなりミサイルキックを叩き込んだ狐伯に対し、笹村はブロックバスターホールド。笹村のエルボーに倒されながらも立ち上がり、エルボーを叩き込んでくるタイミングにエルボーを合わせた狐伯は力強いブレーンバスター。カウント2で返されるとコーナートップへ。セカンドロープに足をかけた笹村をエルボーで撃ち落とし、両手をつかんで肩口に飛び乗る形でそのまま押して潰していった。
狐伯に引き起こされた笹村は、サイドに回ってバックドロップ。ダウンした狐伯の上半身を引き起こしてヘッドバットを叩き込み、コーナー最上段へ。しかし、続いて放った急降下フットスタンプはかわされてしまった。
着地した笹村が振り向いたところ、サイドに滑り込んで丸め込んでいった狐伯。またもや仰向けで全体を浴びせかけるパケーテでカウント3を奪った。
休み間を与えずリングに飛び込んでフロントキックを浴びせかける葉月。エプロンからセカンドロープにもたれかかる狐伯を首とつかむと、そのままリング下に飛び降りる形でDDTを決める。そしてすぐさまリングに上がり、反対側のロープに走るとトペを放っていった。
狐伯をリングに押し上げた葉月はミサイルキック。カウント2で返されると、チキンウイングホールドでギブアップを迫るもロープに逃げられてしまった。
コーナーに上がった葉月を追いかけた狐伯だが、ヘッドバットで堕ち落とされてしまう。ここで葉月はダイビング・セントーン。それをかわした狐伯は連続しての丸め込み。だがカウント3は数えられない。
対角線を走ってのドロップキックを決めた孤伯は、コーナートップへ。追ってセカンドロープに足をかけた葉月の向きを反転させて雪崩式アストロシザースを決めると、片ヒザを着いた状態の葉月にヒザを叩き込んでいった。しかしカウント2。
スタンドでエルボーの打ち合いとなるも、それまでのダメージから両ヒザを着いての打ち合いに。相手をロープに押し込んで返ってくるところへの投げ捨てジャーマンを決めた葉月は、狐伯をコーナー最上段に押し上げてトップロープに足をかけての雪崩式ブレーンバスター。カウント2で返されるとダイビング・セントーンを倒壊したが、これもまたカウント2で返された。
ロープに走った葉月を追いかける形でヒザを叩き込んだ狐伯。その後も片ヒザを着いた状態の葉月に2発目、3発目とヒザを叩き込んでいった。そしてリバースフルネルソンからジャンプして開脚シットダウン式のフェースクラッシャー。だが葉月もカウント2で返す。
互いに丸め込みを狙っていくがカウント3には至らない。ロープ間を走りまくる展開の中、すれ違いざまパケーテを決めた狐伯。片脚だけに体重が乗る形で不完全だったもののカウント3が数えられ、決勝戦の残る一つのイスをせしめた。
この結果、7月21日、東京・後楽園ホールで行われる第16代波女を決める決勝戦のカードは、狐伯vs梅咲遥vs八神蘭奈に決定した。
マイクを渡された狐伯は、「勝った、勝った、勝った……」とうわごとのように繰り返すと、「この勝ちだけを求めて、今日(大阪に)来たけど、ちょっと信じられないぐらい、うれしい。でも、ここが終わりじゃないから。次、また、この永遠みたいなこと(巴戦)やって、勝って、上谷持つレジーナ、それだけを見ていきたいと思います」と続け、「勝った後のこと、何も考えてなかった……。頑張りました。葉月さんと笹村さんに勝てるなんて思ってなかったけど、これが自分の実力だと思って、次のメインイベント、上谷戦、闘うんで、自信をくれてありがとう」と波女、そしてWAVEのトップとしての意気込みを語った。
「もうガミさん、なに言ったらいいのかわからない。細かいことはいいです……狐伯が(メインで)勝ったので、締めさせていただきます。狐伯の分まで皆さん、大きな声出してください」と前振りしてから、「いいか、これがWAVEだ!」の大合唱。狐伯はそのままチング中央に倒れ込み、大の字となった。
引き揚げる際、締めの大合唱までリングサイドに残っていた葉月と握手を交わし、入場ゲート前に控えいていた笹村からはエールを送られた狐伯。さすがに約20分をほぼノンストップで闘い抜いたことで体力の消耗も大きく、後方に転がる形でゲートの向こうに姿を消した。その瞬間、激闘が続いた2025年のCATCH THE WAVE 準決勝の夜は幕を閉じた。
2025.07.13
『大阪ラプソディーvol.66~ZEN~』
◎エンディング
リーグ戦突破を決めた花園はマイクを手にすると、「負け犬は早くと帰れ」と言ってリングサイドに残っていた桜花とウナギを追い払おうとするが、2人は赤コーナー下に居座る。
花園は気を取り直して、「いやあ、ちょっとガラにもなく、真剣に試合してしまいました。こんな大事な試合の時は、真剣な花園も見れるんで。まあ、そんな私に負けて悔しいでしょうけど、これが……」とまで言ったところで、リングサイドに居座っていた桜花とウナギが引き揚げていく。
その姿を見て花園は「オイ、聞けよ!」と注文をつけるが見送ると、気を取り直して、「まあ、勝てました。余裕でした。夜は三つ巴になって誰と当たるかわかんないけど、個人的に狐伯とやりたいよ! まあ、人生はそううまくいかないと思うんで、できるだけ勝てそうな相手に当たることを祈っときます。長々しゃべったら、もう止まらなくなりそうなんで、宴もたけなわですございますが、今回も、WAVEの興行を花園が締めさせていただいてもよろしいですうか? 皆さん、夜興行も来てくれますか? ここにいる人全員、顔を覚えてるんで、来ない人はどうなるか、楽しみにしといてください」と波女決勝第1ラウンドへ向けての意気込みを伝え、「これがWAVEだ!」の大合唱で昼の部は幕を閉じた。
日時
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7月13日 日曜日
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観衆
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198人
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場所
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大阪・176BOX
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◎オープニング
出場全20選手がリング上に勢ぞろいしての入場式。対戦カード発表の後、挨拶に指名されたのは、すでにEarthブロック1位通過を決めている狐伯。
「皆さん、こんにちは! 今日はこの会場で、WAVE昼夜興行です。夜も皆さん(チケット)買ってますか? 前半、昼の大会で、CATCH全リーグの1位が決まります。そして夜には、決勝にいける選手が……決勝1回戦……あんまりよくわかってないけど、決勝1回戦にいける選手が決まります。だから皆さんぜひぜひ、ちゃんと昼も夜もしっかり声出して、推しの応援、よろしくお願いします」
1.OSAKA・Future wave(20分1本勝負)
咲蘭&○炎華(10分51秒、ぐるんちょ)郷田明日香●&八神蘭奈
咲蘭&炎華は入場時、2人並んで咲蘭ダンスを披露。そして試合開始前、握手をかわして八神蘭案と郷田明日香が背を向けた際に先制攻撃を仕掛けて八神蘭奈を攻め込んだものの、すぐに反撃されて2人まとめて郷田明日香の串刺しラリアットを浴びてしまう。
体格差のある郷田の攻撃に防戦を強いられた咲蘭だったが、郷田の手を踏みつけてペースを奪い返し、炎華とのコンビネーションで郷田を踏みつけていく。しかし郷田は、体格差を生かして一発で攻守を入れ替える。
タッチを受けた八神は、ドロップキックからコーナーに押し込んでのミドルキック。さらに背中へのサッカーボールキックで優位に攻め立てていく。しかし咲蘭もすぐに反撃に転じ、タッチを受けた炎華は側転エルボーからドロップキック。だが八神は腕十字に捕らえるが、炎華は体を入れ替えて押し潰す形でフォールを狙っていった。
コーナーを駆け上がってのリストロックホイップからドロップキックを決めた炎華に対し、八神はカウンターのミドルキックを叩き込み、PKにつなぐ。タッチを受けた郷田は、ショルダータックルからボディースラム。さらに逆エビでギブアップを迫ったが、炎華はなんとかロープブレイクに持ち込んだ。
スタンドで正面からエルボー打ち合う炎華と郷田。郷田は逆水平で炎華をダウンさせるが、炎華はスライディング・レッグシザースからSTFを決めた。しかし八神にカットされてしまう。
ご殴打のボディースラムを不発に終わらせた炎華。すかさず咲蘭がコーナーからボディーアタック。炎華もミサイルキックで続く。八神のサッカーボールキックのアシストからボディープレスを決めた郷田だがカウント2。続くバックフリップは、咲蘭のカットが間に合ってカウント3は数えられず。
郷田に馬乗りになって上からエルボーを叩き込んだ炎華は、正面からの低空ドロップキック。郷田のカウンターのラリアットをカウント2で返しすと、郷田のバックに回ってロープに押し込む。そのまま後方回転エビ固め。さらにブリッジしてレッグロールクラッチで押さえ込んでカウント3を奪った。
2.OSAKA・スクランブル4wave(20分勝負)
○チェリー(11分34秒、失格)狐伯●、青木いつ希、関口翔
※狐伯の足4の字裏返し。退場順=関口、青木、狐伯
4選手がリングに揃ったところでルール説明。4WAYイリミネーションルールに加え、青木いつ希には「大声禁止」、関口翔には「関節技禁止」、狐伯には「足での攻撃禁止」、チェリーには「若ぶること禁止」が、それぞれ言い渡される。1度目はイエローカード、2度目はレッドーカードで失格となる。
試合前に握手を求める際、「よろしくお願いしま~す!」と大声を出した青木は、試合開始前にもかかわらずイエローカードとなった。試合開始のゴングが鳴ってからも、関口は青木に大声を出すよう仕向けるが、青木は口を固く結んで声を発せず。
関口は腕を取っての攻撃を狙うも、関節技とみなされてしまう恐れがあるため技を解く。そこから関口がチェリーに、チェリーが青木に、青木が狐伯に順にリストロックをかけられる数珠繋ぎ状態となる。これを機に、まずは関口が集中攻撃を浴びる流れに。
続いてチェリーがコーナーに押し込まれ、3人から連続攻撃を浴びる。3人から順にマシンがチョップを浴びる中、それをブロック反撃しようとするが、「ヤング……」と叫びかけてほかの3人に指摘される。仕方なく反撃をあきらめて、「どうぞ」と胸を出していった。
ここで狐伯が串刺しドロップキックを出したためイエローカード。これでペースを乱され、青木&関口コンビネーションに追い込まれる。逆さ押さえ込みを仕掛ける攻防から、青木が自らハンマーロックに捕らえられる罠を仕掛けて、関口がイエローカードを提示された。
チェリーが3人まとめで関節技で捕らえるが、狐伯がロープに逃げたためブレイクに。コーナーに飛ばされた狐伯がコーナー2段目に飛び乗ってのドロップキックを狙ったが、寸でのところで踏みとどまってセーフ。4人が入れ替わりで丸め込みの連続。とめどなくカウント2を叩き続けた石黒レフェリーも含めて5人がダウンするといった展開になるも、気力を振り絞って立ち上がって観客の拍手を集めた。
青木がチェリーにラリアットを決めて叫びかけるが、我に返って無言のままジャーマン狙いをアピール。そしてチェリーのバックに回るが、そこに関口がラリアットを放っていく。しかしチェリーにかわされて青木にヒット。
エルボーで関口が腰を落としたところにヒザ蹴りを叩き込もうとした狐伯だったが、寸前で気がついて回避。技をヒッププレスに変えて見舞っていった。
関口が狐伯にラ・マヒストラルを狙う。ここで青木が関口を押し倒すと、狐伯の左腕を両脚で挟む形に。これが腕十字を決めていると判断され、レッドカードを提示されて失格となった。ただその際、青木も大声を出したため、こちらもレッドカードとなった。
これで狐伯とチェリーの一騎打ちとなり、チェリーが足4の字を決める。狐伯が反転したところ、足での攻撃とみなされレッドカードが提示された。これで1人残りでチェリーの勝利が宣せされた。
3.OSAKA・プレミアムwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&櫻井裕子&網倉理奈(15分37秒、レフェリーストップ勝ち)SAKI&世羅りさ●&葉月
宮崎有妃組はハードコアモード。袖を切り落として裾に炎が描かれた揃いのシャツを着て入場。リング上でブリブラダンスを披露。ゴング前には握手を求めていった。葉月は宮崎に迫られて恐る恐る握手を交わした。
網倉理奈と世羅りさの先発で試合開始のゴング。連続してタックルを仕掛けていく網倉。ロープに走った網倉をSAKIがエプロンから羽交い絞め。突っ込んでいった世羅だったが、網倉がかわそうとしたため踏みとどまる。しかし背後からSAKIが突き飛ばしたため鉢合わせさせに。そして世羅にタックル。ようやくダウンを奪った。だが、続いて放ったボディープレスはかわされ、コーナーに追い込まれて踏みつけられた。
タッチを受けたSAKIだが、コーナーに追い詰められて逆水平を浴び、交互にボディーを踏みつけられていく。SAKIのバックに回られた網倉はバックを取り返されるも、サムソンクラッチの要領でSAKIを丸め込み、そのままフォールにはいかずヒップドロップを落としていった。ここで宮崎、櫻井裕子もリングに入ってきて、順にSAKIを踏みつけていく。最後は苦しむSAKIの上に3人並んで座ってポーズを決めた。
葉月、世羅がカットに飛び込んできて、SAKIが網倉に、世羅が櫻井にそれぞれカンパーナを決める間で、葉月が宮崎にスリーパーを決めて見せ場を作った。
網倉がSAKIにカウンターのダブルチョップを見舞い、サマーソルトドロップ。続いて櫻井がコブラツイストに捕らえるも、ロープに逃げられた。ここで宮崎は裕子ロケットを狙ったが、世羅にカットさされて不発。
タッチを受けた葉月は、串刺しジャンピング・エルボーアタックからコーナー2段目からのドロップキックを櫻井に決め、クロスフェースロックで締め上げる。ここは宮崎と網倉にカットされた。
宮崎&網倉のクロスラインをかわして鉢合わせさせた葉月。ここでSAKIが飛び込んできて網倉にビッグブーツを見舞う。世羅も飛び込んできて宮崎を捕まえる。そしてロープ際に3人並べての顔面ウォッシュを放っていった。
タッチを受けた宮崎は、カメラに合図を出してから葉月に恥ずかし固めを狙ったものの、葉月は体を入れ替えて脱出してエルボーを連発。しかし葉月をリバースフルネルソンに捕らえた宮崎は、後方に回転して恥ずかし固めの体勢へ。だが葉月は必死で足を開かせないように自身の足首をクロスして防御する。開脚させようと攻防が続くが、結局、恥ずかし固めは成功せず。葉月が逃げ切った。と同時に観客席から飛んだブーイングに、葉月は不満げな表情をあらわにした。
コルバタで宮崎をリング下に吹っ飛ばした葉月は、コーナーに駆け上がって場外プランチャを放つ。そしてリングに戻ろうとエプロンに上がった宮崎をセカンドロープの上から引き寄せてDDTを見舞った。さらにダイビング・セントーン。カウント2で返されるとジャーマンを狙ってバックに回る。しかし宮崎は踏ん張る。そして腰に回されて腕のクラッチを切って自身の胸に葉月の両手を押し付け、乳を揉まれる体勢に持っていって「やめろ!」と叫ぶトリッププレーを繰り出した。
葉月のペースを乱した宮崎はバックに回ってジャーマンを狙う。それをこらえた葉月は、強引に投げようとした反動を利用して、逆にフェースクラッシャーで切り返していった。そして世羅にタッチ。
顔面にビッグブーツを叩き込まれて宮崎は場外へ。そしてリング下からパイプイスを取り出してリングに放り投げ、それを手に殴り合う。打ち勝った世羅は、宮崎の背中にイスを振り下ろしていった。
網倉と櫻井が飛び込んできたものの返り討ちにした世羅組は、SAKIが網倉にリバーススプラッシュ、葉月が櫻井にセントーン、世羅が宮崎にリバーススプラッシュ式ダブルニードロップの競演。
勝負どころと判断した世羅は、エルボーの打ち合いから宮崎を肩に担いだ。そしてデスバレーボムを放ったものの体勢が崩れ、宮崎の体が世羅の右ヒザに乗る形に。動きが止まった世羅の様子を見て秀美レフェリーが試合をストップ。宮崎の勝利を宣した。
世羅は苦痛の表情でしばらく動けず。テーブルを担架代わりにして運ばれていった。
◎ルール抽選
第3試合が終了したところでCATCH THE WAVE 2025の経過と1位決定セインのルールを説明。
秀美(セミファイナル)が「時間無制限1本勝負」、石黒(メインが「3WAYイリミネーション」の封筒をそれぞれ引いたことで、ルールが決定された。
4.CATCH THE WAVE 2025~Venusブロック1位決定戦~3WAYマッチ(時間無制限1本勝負)
○梅咲遥(11分19秒、2人まとめてのラ・マヒストラル)小林香萌●、夏すみれ●
※梅咲がVenusブロック1位に
5点で並んだ3選手による1位決定戦。3人のうち誰かが勝利した時点で終わるルールで争われた。
まずは輪になってのフィンガーロックによる3人での力比べで試合はスタート。まずは梅咲遥が狙われた。小林香萌のドロップキック、夏すみれのビッグブーツを浴び、ダブルブレーンバスターで叩きつけられた。コーナーに追い込まれ、2人がかりの攻撃で攻め込まれた梅咲だったが、夏のランニング・ネックブリーカードロップに続いて小林がセントーンの連発からカバーにいったところで、夏すみれがカットして、逆にカバーする。これを小林がカットして、早くも共闘に亀裂。小林は夏を抱え上げてコーナーに運んだ。
そして梅咲を攻撃するが、小林の攻撃をかわした梅咲は、コーナーを背にする夏にドロップキック。さらにロープ際で腰を落としているところに低空ドロップキックを叩き込み、ミサイルキックで夏を攻め立てた。
さらにフルスイングのエルボーからブロックバスターホールド。カウント2で返されると、コーナー最上段へ、しかし小林の雪崩式フランケンシュタイナーでマットに叩きつけられた。
小林が夏にスパインバスターを決めたが、梅咲がカバー。そこに小林はセントーンを放っていったが、梅咲がかわして夏にヒット。そのまま夏はリング下にエスケープ。リングに残った小林と梅咲はエルボーを打ち合う展開に。小林は、その流れの中で梅咲が狙ったランニング・フォアアームをワキ固めに切り返していった。
しかしここで、夏が秀美レフェリーを押しのける。鞭を手にリングに生還し、それで2人をメッタ打ち。そして2人まとめてブロンコバスター。続いて放ったコーナー2段目からのボディーアタックは2人に受け止められてしまった。
ここから3人めまぐるしく攻守が入れ替わる展開となる中で、小林、夏にフォアアームを叩き込んだ梅咲は、夏のバックに回る。ここで小林がラリアットを放っていったが、夏がかわしたため梅咲にヒットした。そこで夏が小林を丸め込んでいく。慌てて梅咲がカット。今度は梅咲が小林を丸め込んでいく。
小林に決めたラ・マヒストラルは夏がカット。夏に仕掛けたラ・マヒストラルは押し潰されてしまったが、小林がカットしたことで命拾い。小林が夏に逆さ押さえ込みを決めたもののカウント2。
梅咲が両腕で2人まとめてランニング・ネックブリーカードロップを決めると、1人ずつ丸め込んでいてはラチがあかないと、2人まとめてのラ・マヒストラルを決めると、秀美レフェリーがマットを3回叩いた。
カウント3が入って技が解かれた瞬間、梅咲はしてやったりの表情。小林と夏が何やらののしり合う間を割って入って、Venusブロック1位通過をアピールした。
5.CATCH THE WAVE 2025~Marsブロック1位決定戦~3WAYイリミネーションマッチ(時間無制限)
○花園桃花(15分27秒、十字架固め)ウナギ・サヤカ●、桜花由美
※城門突破を切り返して。花園がMarsブロック1位に
リーグ戦最後の最後で花園桃花に敗れて足踏みとなった桜花由美。ウナギ・サヤカを含めて6点で並んだことで、この日のMarsブロック1位決定戦に回ることになった。抽選の結果、最後まで勝ち残った選手が勝利となる3WAYイリミネーションルールで争われた。
ウナギは花園に共闘を呼び掛けるも、自身は攻撃を仕掛けず。寝返って桜花に共闘を求めるも、今度は裏切って桜花を丸め込んでいく。
ウナギと花園をフェースクラッシャーで叩きつけた桜花は、ウナギ、花園の順に串刺しビッグブーツを叩き込み、抱え上げた花園を利用してウナギに蹴りを見舞うと、そのまま花園をバックドロップ。そしてダウンしたウナギの上に、花園をブレーンバスターで叩きつけていった。そしてコーナー2段目からのボディーアタックを決める。カウント2で返されるとクロスフェースロックで締め上げたもののロープに逃げられてしまった。それでもビッグブーツを連続で叩き込み、エルボーを見舞っていく。
ここでロープに走った桜花だったが、リング下から花園に足を引っ張られてダウン。エプロンに立った花園はロープ越しに桜花を羽交い絞め。そこにウナギがビッグブーツを放っていくも、桜花にかわされて花園にヒットした。
ウナギとビッグブーツの打ち合いに持ち込んだ桜花だが、打ち勝ったのはウナギ。ここでウナギはロープに走った。しかし、リング下から花園に足を引っ張られてダウン。エプロンに上がった花園はウナギを羽交い絞めに捕らえる。そこに桜花がビッグブーツを放っていった。しかしウナギにかわされて花園にヒットした。
桜花にコードブレイカーからRKOを決めたウナギは、桜花を対角線の振る。ここで花園がリング下からクラッカー攻撃。ここでウナギはゴムパッチン攻撃を狙ったが、花園が先にゴムを放したため、ウナギが自爆する形に。怒ったウナギは、桜花と2人がかりでのブレーンバスターを狙ったが、花園うまく切り返して2人を同時にDDTでマットに突き刺していった。
2人重なってサードロープを背にして腰を落としたところに低空ドロップキックを放っていった花園。ウナギにはかわされたが、桜花にはヒットした。ここで桜花に向かって突進していったウナギ。しかし花園がスライディング・レッグシザースを合わせたため、頭から桜花の股間に突き刺さる形で突っ込んでいった。
花園をゴリースペシャルに捕らえたウナギだがギブアップは奪えない。息を吹き返した桜花は、ウナギにネックハンギングボムを決めるも、花園に丸め込まれてしまう。
桜花は花園にカウンターのビッグブーツから垂直落下式ブレーンバスターを決める。しかし、カバーしようと近づいてきた桜花をサムソンクラッチで丸め込んだ花園。さらにウナギものしかかって体重を浴びせると桜花は返せず、カウント3が数えられた。だが、これでは試合は終わらない。桜花が失格となり、リング上はウナギvs花園の展開に。
ロープに走った花園を迎え撃つ形で旋回式Xファクターを決めたウナギだが、続いて狙ったレッグドロップはかわされて自爆。2度、3度と同じ展開が続き、4度目、5度目もレッグドロップをかわされたウナギ。ここでダブルノックダウンとなり、カウント8まで数えられる、
上半身を起こし、両ヒザを着いてのエルボーの打ち合い。そして互いに相手に馬乗りになってエルボーを激しく振り下ろしていく。ダウンした花園に6度目のレッグドロップを放ったウナギだが、花園はまたもかわすと、顔面に蹴りを叩き込んでコーナー最上段へ。するとウナギは反対側のコーナーに転がって距離を取る。間を開けてから立ち上がったウナギは、コーナーに駆け上がって雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスター。しかし花園は粘って、カウント3を数えさせない。
「15分経過」がアナウンスされたところで城門突破を決めたウナギ。しかし花園は、カバーに来たウナギを丸め込む。ここでカウント3が入り、花園の1位通過が決定した。