2025.07.13

『大阪ラプソディーvol.66~ZEN~』

◎エンディング

 リーグ戦突破を決めた花園はマイクを手にすると、「負け犬は早くと帰れ」と言ってリングサイドに残っていた桜花とウナギを追い払おうとするが、2人は赤コーナー下に居座る。
 花園は気を取り直して、「いやあ、ちょっとガラにもなく、真剣に試合してしまいました。こんな大事な試合の時は、真剣な花園も見れるんで。まあ、そんな私に負けて悔しいでしょうけど、これが……」とまで言ったところで、リングサイドに居座っていた桜花とウナギが引き揚げていく。
 その姿を見て花園は「オイ、聞けよ!」と注文をつけるが見送ると、気を取り直して、「まあ、勝てました。余裕でした。夜は三つ巴になって誰と当たるかわかんないけど、個人的に狐伯とやりたいよ! まあ、人生はそううまくいかないと思うんで、できるだけ勝てそうな相手に当たることを祈っときます。長々しゃべったら、もう止まらなくなりそうなんで、宴もたけなわですございますが、今回も、WAVEの興行を花園が締めさせていただいてもよろしいですうか? 皆さん、夜興行も来てくれますか? ここにいる人全員、顔を覚えてるんで、来ない人はどうなるか、楽しみにしといてください」と波女決勝第1ラウンドへ向けての意気込みを伝え、「これがWAVEだ!」の大合唱で昼の部は幕を閉じた。
日時
7月13日 日曜日
観衆
198人
場所
大阪・176BOX
◎オープニング

 出場全20選手がリング上に勢ぞろいしての入場式。対戦カード発表の後、挨拶に指名されたのは、すでにEarthブロック1位通過を決めている狐伯。
「皆さん、こんにちは! 今日はこの会場で、WAVE昼夜興行です。夜も皆さん(チケット)買ってますか? 前半、昼の大会で、CATCH全リーグの1位が決まります。そして夜には、決勝にいける選手が……決勝1回戦……あんまりよくわかってないけど、決勝1回戦にいける選手が決まります。だから皆さんぜひぜひ、ちゃんと昼も夜もしっかり声出して、推しの応援、よろしくお願いします」
1.OSAKA・Future wave(20分1本勝負)
咲蘭&○炎華(10分51秒、ぐるんちょ)郷田明日香●&八神蘭奈


 咲蘭&炎華は入場時、2人並んで咲蘭ダンスを披露。そして試合開始前、握手をかわして八神蘭案と郷田明日香が背を向けた際に先制攻撃を仕掛けて八神蘭奈を攻め込んだものの、すぐに反撃されて2人まとめて郷田明日香の串刺しラリアットを浴びてしまう。
 体格差のある郷田の攻撃に防戦を強いられた咲蘭だったが、郷田の手を踏みつけてペースを奪い返し、炎華とのコンビネーションで郷田を踏みつけていく。しかし郷田は、体格差を生かして一発で攻守を入れ替える。
 タッチを受けた八神は、ドロップキックからコーナーに押し込んでのミドルキック。さらに背中へのサッカーボールキックで優位に攻め立てていく。しかし咲蘭もすぐに反撃に転じ、タッチを受けた炎華は側転エルボーからドロップキック。だが八神は腕十字に捕らえるが、炎華は体を入れ替えて押し潰す形でフォールを狙っていった。
 コーナーを駆け上がってのリストロックホイップからドロップキックを決めた炎華に対し、八神はカウンターのミドルキックを叩き込み、PKにつなぐ。タッチを受けた郷田は、ショルダータックルからボディースラム。さらに逆エビでギブアップを迫ったが、炎華はなんとかロープブレイクに持ち込んだ。
 スタンドで正面からエルボー打ち合う炎華と郷田。郷田は逆水平で炎華をダウンさせるが、炎華はスライディング・レッグシザースからSTFを決めた。しかし八神にカットされてしまう。
 ご殴打のボディースラムを不発に終わらせた炎華。すかさず咲蘭がコーナーからボディーアタック。炎華もミサイルキックで続く。八神のサッカーボールキックのアシストからボディープレスを決めた郷田だがカウント2。続くバックフリップは、咲蘭のカットが間に合ってカウント3は数えられず。
 郷田に馬乗りになって上からエルボーを叩き込んだ炎華は、正面からの低空ドロップキック。郷田のカウンターのラリアットをカウント2で返しすと、郷田のバックに回ってロープに押し込む。そのまま後方回転エビ固め。さらにブリッジしてレッグロールクラッチで押さえ込んでカウント3を奪った。
2.OSAKA・スクランブル4wave(20分勝負)
○チェリー(11分34秒、失格)狐伯●、青木いつ希、関口翔
※狐伯の足4の字裏返し。退場順=関口、青木、狐伯


 4選手がリングに揃ったところでルール説明。4WAYイリミネーションルールに加え、青木いつ希には「大声禁止」、関口翔には「関節技禁止」、狐伯には「足での攻撃禁止」、チェリーには「若ぶること禁止」が、それぞれ言い渡される。1度目はイエローカード、2度目はレッドーカードで失格となる。
 試合前に握手を求める際、「よろしくお願いしま~す!」と大声を出した青木は、試合開始前にもかかわらずイエローカードとなった。試合開始のゴングが鳴ってからも、関口は青木に大声を出すよう仕向けるが、青木は口を固く結んで声を発せず。
 関口は腕を取っての攻撃を狙うも、関節技とみなされてしまう恐れがあるため技を解く。そこから関口がチェリーに、チェリーが青木に、青木が狐伯に順にリストロックをかけられる数珠繋ぎ状態となる。これを機に、まずは関口が集中攻撃を浴びる流れに。
 続いてチェリーがコーナーに押し込まれ、3人から連続攻撃を浴びる。3人から順にマシンがチョップを浴びる中、それをブロック反撃しようとするが、「ヤング……」と叫びかけてほかの3人に指摘される。仕方なく反撃をあきらめて、「どうぞ」と胸を出していった。
 ここで狐伯が串刺しドロップキックを出したためイエローカード。これでペースを乱され、青木&関口コンビネーションに追い込まれる。逆さ押さえ込みを仕掛ける攻防から、青木が自らハンマーロックに捕らえられる罠を仕掛けて、関口がイエローカードを提示された。
 チェリーが3人まとめで関節技で捕らえるが、狐伯がロープに逃げたためブレイクに。コーナーに飛ばされた狐伯がコーナー2段目に飛び乗ってのドロップキックを狙ったが、寸でのところで踏みとどまってセーフ。4人が入れ替わりで丸め込みの連続。とめどなくカウント2を叩き続けた石黒レフェリーも含めて5人がダウンするといった展開になるも、気力を振り絞って立ち上がって観客の拍手を集めた。
 青木がチェリーにラリアットを決めて叫びかけるが、我に返って無言のままジャーマン狙いをアピール。そしてチェリーのバックに回るが、そこに関口がラリアットを放っていく。しかしチェリーにかわされて青木にヒット。
 エルボーで関口が腰を落としたところにヒザ蹴りを叩き込もうとした狐伯だったが、寸前で気がついて回避。技をヒッププレスに変えて見舞っていった。
 関口が狐伯にラ・マヒストラルを狙う。ここで青木が関口を押し倒すと、狐伯の左腕を両脚で挟む形に。これが腕十字を決めていると判断され、レッドカードを提示されて失格となった。ただその際、青木も大声を出したため、こちらもレッドカードとなった。
 これで狐伯とチェリーの一騎打ちとなり、チェリーが足4の字を決める。狐伯が反転したところ、足での攻撃とみなされレッドカードが提示された。これで1人残りでチェリーの勝利が宣せされた。
3.OSAKA・プレミアムwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&櫻井裕子&網倉理奈(15分37秒、レフェリーストップ勝ち)SAKI&世羅りさ●&葉月

 宮崎有妃組はハードコアモード。袖を切り落として裾に炎が描かれた揃いのシャツを着て入場。リング上でブリブラダンスを披露。ゴング前には握手を求めていった。葉月は宮崎に迫られて恐る恐る握手を交わした。
 網倉理奈と世羅りさの先発で試合開始のゴング。連続してタックルを仕掛けていく網倉。ロープに走った網倉をSAKIがエプロンから羽交い絞め。突っ込んでいった世羅だったが、網倉がかわそうとしたため踏みとどまる。しかし背後からSAKIが突き飛ばしたため鉢合わせさせに。そして世羅にタックル。ようやくダウンを奪った。だが、続いて放ったボディープレスはかわされ、コーナーに追い込まれて踏みつけられた。
 タッチを受けたSAKIだが、コーナーに追い詰められて逆水平を浴び、交互にボディーを踏みつけられていく。SAKIのバックに回られた網倉はバックを取り返されるも、サムソンクラッチの要領でSAKIを丸め込み、そのままフォールにはいかずヒップドロップを落としていった。ここで宮崎、櫻井裕子もリングに入ってきて、順にSAKIを踏みつけていく。最後は苦しむSAKIの上に3人並んで座ってポーズを決めた。
 葉月、世羅がカットに飛び込んできて、SAKIが網倉に、世羅が櫻井にそれぞれカンパーナを決める間で、葉月が宮崎にスリーパーを決めて見せ場を作った。
 網倉がSAKIにカウンターのダブルチョップを見舞い、サマーソルトドロップ。続いて櫻井がコブラツイストに捕らえるも、ロープに逃げられた。ここで宮崎は裕子ロケットを狙ったが、世羅にカットさされて不発。
 タッチを受けた葉月は、串刺しジャンピング・エルボーアタックからコーナー2段目からのドロップキックを櫻井に決め、クロスフェースロックで締め上げる。ここは宮崎と網倉にカットされた。
 宮崎&網倉のクロスラインをかわして鉢合わせさせた葉月。ここでSAKIが飛び込んできて網倉にビッグブーツを見舞う。世羅も飛び込んできて宮崎を捕まえる。そしてロープ際に3人並べての顔面ウォッシュを放っていった。
 タッチを受けた宮崎は、カメラに合図を出してから葉月に恥ずかし固めを狙ったものの、葉月は体を入れ替えて脱出してエルボーを連発。しかし葉月をリバースフルネルソンに捕らえた宮崎は、後方に回転して恥ずかし固めの体勢へ。だが葉月は必死で足を開かせないように自身の足首をクロスして防御する。開脚させようと攻防が続くが、結局、恥ずかし固めは成功せず。葉月が逃げ切った。と同時に観客席から飛んだブーイングに、葉月は不満げな表情をあらわにした。
 コルバタで宮崎をリング下に吹っ飛ばした葉月は、コーナーに駆け上がって場外プランチャを放つ。そしてリングに戻ろうとエプロンに上がった宮崎をセカンドロープの上から引き寄せてDDTを見舞った。さらにダイビング・セントーン。カウント2で返されるとジャーマンを狙ってバックに回る。しかし宮崎は踏ん張る。そして腰に回されて腕のクラッチを切って自身の胸に葉月の両手を押し付け、乳を揉まれる体勢に持っていって「やめろ!」と叫ぶトリッププレーを繰り出した。
 葉月のペースを乱した宮崎はバックに回ってジャーマンを狙う。それをこらえた葉月は、強引に投げようとした反動を利用して、逆にフェースクラッシャーで切り返していった。そして世羅にタッチ。
 顔面にビッグブーツを叩き込まれて宮崎は場外へ。そしてリング下からパイプイスを取り出してリングに放り投げ、それを手に殴り合う。打ち勝った世羅は、宮崎の背中にイスを振り下ろしていった。
 網倉と櫻井が飛び込んできたものの返り討ちにした世羅組は、SAKIが網倉にリバーススプラッシュ、葉月が櫻井にセントーン、世羅が宮崎にリバーススプラッシュ式ダブルニードロップの競演。
 勝負どころと判断した世羅は、エルボーの打ち合いから宮崎を肩に担いだ。そしてデスバレーボムを放ったものの体勢が崩れ、宮崎の体が世羅の右ヒザに乗る形に。動きが止まった世羅の様子を見て秀美レフェリーが試合をストップ。宮崎の勝利を宣した。
 世羅は苦痛の表情でしばらく動けず。テーブルを担架代わりにして運ばれていった。
◎ルール抽選

 第3試合が終了したところでCATCH THE WAVE 2025の経過と1位決定セインのルールを説明。
 秀美(セミファイナル)が「時間無制限1本勝負」、石黒(メインが「3WAYイリミネーション」の封筒をそれぞれ引いたことで、ルールが決定された。
4.CATCH THE WAVE 2025~Venusブロック1位決定戦~3WAYマッチ(時間無制限1本勝負)
○梅咲遥(11分19秒、2人まとめてのラ・マヒストラル)小林香萌●、夏すみれ●
※梅咲がVenusブロック1位に

 5点で並んだ3選手による1位決定戦。3人のうち誰かが勝利した時点で終わるルールで争われた。
 まずは輪になってのフィンガーロックによる3人での力比べで試合はスタート。まずは梅咲遥が狙われた。小林香萌のドロップキック、夏すみれのビッグブーツを浴び、ダブルブレーンバスターで叩きつけられた。コーナーに追い込まれ、2人がかりの攻撃で攻め込まれた梅咲だったが、夏のランニング・ネックブリーカードロップに続いて小林がセントーンの連発からカバーにいったところで、夏すみれがカットして、逆にカバーする。これを小林がカットして、早くも共闘に亀裂。小林は夏を抱え上げてコーナーに運んだ。
 そして梅咲を攻撃するが、小林の攻撃をかわした梅咲は、コーナーを背にする夏にドロップキック。さらにロープ際で腰を落としているところに低空ドロップキックを叩き込み、ミサイルキックで夏を攻め立てた。
 さらにフルスイングのエルボーからブロックバスターホールド。カウント2で返されると、コーナー最上段へ、しかし小林の雪崩式フランケンシュタイナーでマットに叩きつけられた。
 小林が夏にスパインバスターを決めたが、梅咲がカバー。そこに小林はセントーンを放っていったが、梅咲がかわして夏にヒット。そのまま夏はリング下にエスケープ。リングに残った小林と梅咲はエルボーを打ち合う展開に。小林は、その流れの中で梅咲が狙ったランニング・フォアアームをワキ固めに切り返していった。
 しかしここで、夏が秀美レフェリーを押しのける。鞭を手にリングに生還し、それで2人をメッタ打ち。そして2人まとめてブロンコバスター。続いて放ったコーナー2段目からのボディーアタックは2人に受け止められてしまった。
 ここから3人めまぐるしく攻守が入れ替わる展開となる中で、小林、夏にフォアアームを叩き込んだ梅咲は、夏のバックに回る。ここで小林がラリアットを放っていったが、夏がかわしたため梅咲にヒットした。そこで夏が小林を丸め込んでいく。慌てて梅咲がカット。今度は梅咲が小林を丸め込んでいく。
 小林に決めたラ・マヒストラルは夏がカット。夏に仕掛けたラ・マヒストラルは押し潰されてしまったが、小林がカットしたことで命拾い。小林が夏に逆さ押さえ込みを決めたもののカウント2。
 梅咲が両腕で2人まとめてランニング・ネックブリーカードロップを決めると、1人ずつ丸め込んでいてはラチがあかないと、2人まとめてのラ・マヒストラルを決めると、秀美レフェリーがマットを3回叩いた。
 カウント3が入って技が解かれた瞬間、梅咲はしてやったりの表情。小林と夏が何やらののしり合う間を割って入って、Venusブロック1位通過をアピールした。
5.CATCH THE WAVE 2025~Marsブロック1位決定戦~3WAYイリミネーションマッチ(時間無制限)
○花園桃花(15分27秒、十字架固め)ウナギ・サヤカ●、桜花由美
※城門突破を切り返して。花園がMarsブロック1位に

 リーグ戦最後の最後で花園桃花に敗れて足踏みとなった桜花由美。ウナギ・サヤカを含めて6点で並んだことで、この日のMarsブロック1位決定戦に回ることになった。抽選の結果、最後まで勝ち残った選手が勝利となる3WAYイリミネーションルールで争われた。
 ウナギは花園に共闘を呼び掛けるも、自身は攻撃を仕掛けず。寝返って桜花に共闘を求めるも、今度は裏切って桜花を丸め込んでいく。
 ウナギと花園をフェースクラッシャーで叩きつけた桜花は、ウナギ、花園の順に串刺しビッグブーツを叩き込み、抱え上げた花園を利用してウナギに蹴りを見舞うと、そのまま花園をバックドロップ。そしてダウンしたウナギの上に、花園をブレーンバスターで叩きつけていった。そしてコーナー2段目からのボディーアタックを決める。カウント2で返されるとクロスフェースロックで締め上げたもののロープに逃げられてしまった。それでもビッグブーツを連続で叩き込み、エルボーを見舞っていく。
 ここでロープに走った桜花だったが、リング下から花園に足を引っ張られてダウン。エプロンに立った花園はロープ越しに桜花を羽交い絞め。そこにウナギがビッグブーツを放っていくも、桜花にかわされて花園にヒットした。
 ウナギとビッグブーツの打ち合いに持ち込んだ桜花だが、打ち勝ったのはウナギ。ここでウナギはロープに走った。しかし、リング下から花園に足を引っ張られてダウン。エプロンに上がった花園はウナギを羽交い絞めに捕らえる。そこに桜花がビッグブーツを放っていった。しかしウナギにかわされて花園にヒットした。
 桜花にコードブレイカーからRKOを決めたウナギは、桜花を対角線の振る。ここで花園がリング下からクラッカー攻撃。ここでウナギはゴムパッチン攻撃を狙ったが、花園が先にゴムを放したため、ウナギが自爆する形に。怒ったウナギは、桜花と2人がかりでのブレーンバスターを狙ったが、花園うまく切り返して2人を同時にDDTでマットに突き刺していった。
 2人重なってサードロープを背にして腰を落としたところに低空ドロップキックを放っていった花園。ウナギにはかわされたが、桜花にはヒットした。ここで桜花に向かって突進していったウナギ。しかし花園がスライディング・レッグシザースを合わせたため、頭から桜花の股間に突き刺さる形で突っ込んでいった。
 花園をゴリースペシャルに捕らえたウナギだがギブアップは奪えない。息を吹き返した桜花は、ウナギにネックハンギングボムを決めるも、花園に丸め込まれてしまう。
 桜花は花園にカウンターのビッグブーツから垂直落下式ブレーンバスターを決める。しかし、カバーしようと近づいてきた桜花をサムソンクラッチで丸め込んだ花園。さらにウナギものしかかって体重を浴びせると桜花は返せず、カウント3が数えられた。だが、これでは試合は終わらない。桜花が失格となり、リング上はウナギvs花園の展開に。
 ロープに走った花園を迎え撃つ形で旋回式Xファクターを決めたウナギだが、続いて狙ったレッグドロップはかわされて自爆。2度、3度と同じ展開が続き、4度目、5度目もレッグドロップをかわされたウナギ。ここでダブルノックダウンとなり、カウント8まで数えられる、
 上半身を起こし、両ヒザを着いてのエルボーの打ち合い。そして互いに相手に馬乗りになってエルボーを激しく振り下ろしていく。ダウンした花園に6度目のレッグドロップを放ったウナギだが、花園はまたもかわすと、顔面に蹴りを叩き込んでコーナー最上段へ。するとウナギは反対側のコーナーに転がって距離を取る。間を開けてから立ち上がったウナギは、コーナーに駆け上がって雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスター。しかし花園は粘って、カウント3を数えさせない。
 「15分経過」がアナウンスされたところで城門突破を決めたウナギ。しかし花園は、カバーに来たウナギを丸め込む。ここでカウント3が入り、花園の1位通過が決定した。
2025.07.12

wave7・13大阪大会ZENKOU直前情報!

▼ wave7・13大阪大会ZEN&KOU直前情報!
◎7・13(日)開場12:30・開始13:00@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~ZEN~』

▼当日対戦カード
■ CATCH THE WAVE 2025 〜Marsブロック1位決定戦〜
桜花由美vsウナギ・サヤカvs花園桃花
※3WAY

■ CATCH THE WAVE 2025 〜Venusブロック1位決定戦戦〜
夏すみれvs小林香萌vs梅咲遥
※3WAY

■OSAKA・プレミアムwave(20分1本勝負)
宮崎有妃&櫻井裕子&網倉理奈vsSAKI&世羅りさ&葉月

■OSAKA・スクランブル4wave(20分勝負)
狐伯vsチェリーvs青木いつ希vs関口翔
※各選手に禁止事が1つづつ与えられる特別ルール採用。

■OSAKA・Future wave(20分1本勝負)
咲蘭&炎華vs郷田明日香&八神蘭奈


※全5試合。試合順は当日発表。

▼前売りチケット料金
■SRS席=10,000円※パンフレット付き※残り僅か
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日夜のKOU大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。



◎7・13(日)開場17:00・開始17:30@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~KOU~』

■各ブロック1位選手による決勝三つ巴1回戦行う。三つ巴の組み合わせは当日発表。

▼各ブロック1位選手
■Mercuryブロック=葉月
■Earthブロック=狐伯
■Jupiterブロック=SAKI
■Saturnブロック=八神蘭奈
■Uranusブロック=青木いつ希
■Neptuneブロック=YuuRI
■Plutoブロック=笹村あやめ

▼一位決定戦出場選手※wave7・13大阪大会ZEN大会で決定
■Venusブロック=夏すみれ、小林香萌、梅咲遥
■Marsブロック=桜花由美、ウナギ・サヤカ、花園桃花


▼その他、参戦決定選手
宮崎有妃、咲蘭、炎華、郷田明日香、米山香織、チェリー、世羅りさ、関口翔、網倉理奈、櫻井裕子
※ Venusブロック、Marsブロックの1位通過者以外の選手を含めたカードを当日決定し、発表する。




▼前売りチケット料金
■SRS=10,000円※非売品付き※完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日昼のZEN大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。

【各種割引】当日券に限り。
■障がい者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)=各2,200円引き。
■大・高・中・専門学生=指定席2,200円
■小学生以下は保護者1名につき指定席1名無料。
※各種割引に対する証明証をご提示願います。


▼当日販売グッズ
■CATCH THE WAVE 2025Tシャツ(普通生地・ドライ生地)=5,500円※残り僅か
■ガミバチョフTシャツ=5,500円
■宮崎有妃Tシャツ=5,500円
■狐伯Tシャツ=5,500円
■トートバック=3,300円
■当たり付きガチャガチャ=500円
■写真くじDX=1,000円
■過去のCATCH THE WAVE DVD各種=5,500円~
■新作ポートレート=2,200円●桜花由美●宮崎有妃●狐伯●咲蘭●炎華●郷田明日香
■2shot=1,100円※ZEN大会/咲蘭、炎華 KOU大会/桜花、宮崎、狐伯、郷田 
■その他、WAVEグッズ各種


▼当日先行発売チケット
◎9・7(日)開場12:30・開始13:00@京都KBSホール
『KYOTO WAVE〜han☆nari・参〜』
▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
※当日550円アップ。

◎9・28(日)開場17:00・開始17:30@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.67』
▼前売りチケット料金
■SRS=10,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日昼のOZ大会も観戦できる。
※当日550円アップ。


※生もの、ぬいぐるみ等の差し入れはご遠慮ください。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.11

カンフェティでwave7・3新宿大会と7・5アミスタ大会の試合を配信中!

▼カンフェティでwave7・3新宿大会と7・5アミスタ大会の試合を配信中!
『ReAL NAMI NO HI '25』(7月3日)
☆配信チケット


視聴券:3,500 円(税込)
[販売期間]7月14日(月) 21:59まで

[配信期間]
7月14日(月)23:59まで


「Its wave Jul.」(7月5日)
☆配信チケット


視聴券:3,500円(税込)
[販売期間]2025年7月15日(火) 21:59まで

[配信期間]
2025年7月15日(火)23:59まで

★お支払い完了後[視聴URL]よりご視聴ください。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.11

wave大会追加決定日程/チケットはwave7・13大阪大会で先行発売!

▼wave大会追加決定日程/チケットはwave7・13大阪大会で先行発売
◎9・7(日)開場12:30・開始13:00@京都KBSホール
『KYOTO WAVE〜han☆nari・参〜』
▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
※当日550円アップ。

◎9・28(日)開場17:00・開始17:30@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.67』
▼前売りチケット料金
■SRS=10,000円※パンフレット付き
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日昼のOZ大会も観戦できる。
※当日550円アップ。

※チケットは7・13大阪ZEN大会で先行発売。FCは先行発売より先に予約が出来る。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.09

wave7・13大阪大会ZEN全対戦カード決定!wave7・13大阪大会ZEN全対戦カード決定!

▼ wave7・13大阪大会ZEN全対戦カード決定!
◎7・13(日)開場12:30・開始13:00@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~ZEN~』

▼今回決定対戦カード
■OSAKA・プレミアムwave(20分1本勝負)
宮崎有妃&櫻井裕子&網倉理奈vsSAKI&世羅りさ&葉月

■OSAKA・スクランブル4wave(20分勝負)
狐伯vsチェリーvs青木いつ希vs関口翔
※各選手に禁止事が1つづつ与えられる特別ルール採用。

■OSAKA・Future wave(20分1本勝負)
咲蘭&炎華vs郷田明日香&八神蘭奈

▼既報対戦カード
■ CATCH THE WAVE 2025 〜Marsブロック1位決定戦〜
桜花由美vsウナギ・サヤカvs花園桃花
※3WAY

■ CATCH THE WAVE 2025 〜Venusブロック1位決定戦戦〜
夏すみれvs小林香萌vs梅咲遥
※3WAY

※全5試合。試合順は当日発表。

▼前売りチケット料金
■SRS席=10,000円※パンフレット付き※事務所分完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日夜のKOU大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。




▼wave7・13大阪大会KOUに参戦決定選手!
◎7・13(日)開場17:00・開始17:30@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~KOU~』

▼その他、参戦決定選手
宮崎有妃、咲蘭、炎華、郷田明日香、米山香織、チェリー、世羅りさ、関口翔、網倉理奈、櫻井裕子
※ Venusブロック、Marsブロックの1位通過者以外の選手を含めたカードを当日決定し、発表する。

▼既報情報
各ブロック1位選手による決勝三つ巴1回戦行う。三つ巴の組み合わせは当日発表。

▼各ブロック1位選手
■Mercuryブロック=葉月
■Earthブロック=狐伯
■Jupiterブロック=SAKI
■Saturnブロック=八神蘭奈
■Uranusブロック=青木いつ希
■Neptuneブロック=YuuRI
■Plutoブロック=笹村あやめ

▼一位決定戦出場選手※wave7・13大阪大会ZEN大会で決定
■Venusブロック=夏すみれ、小林香萌、梅咲遥
■Marsブロック=桜花由美、ウナギ・サヤカ、花園桃花


▼前売りチケット料金
■SRS=10,000円※非売品付き※事務所分完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日昼のZEN大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.06

wave7・13大阪大会ZENでMarsブロックとVenusブロックの1位決定戦を行う/wave7・13大阪大会KOUでCATCH THE WAVE 2025決勝三つ巴1回戦を行う!

▼ wave7・13大阪大会ZENでMarsブロックとVenusブロックの1位決定戦を行う
◎7・13(日)開場12:30・開始13:00@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~ZEN~』

■ CATCH THE WAVE 2025 〜Marsブロック1位決定戦〜
桜花由美vsウナギ・サヤカvs花園桃花
※3WAY

■ CATCH THE WAVE 2025 〜Venusブロック1位決定戦戦〜
夏すみれvs小林香萌vs梅咲遥
※3WAY

▼前売りチケット料金
■SRS席=10,000円※パンフレット付き※事務所分完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日夜のKOU大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。




▼wave7・13大阪大会KOUでCATCH THE WAVE 2025決勝三つ巴1回戦を行う!
◎7・13(日)開場17:00・開始17:30@大阪176BOX
『大阪ラプソディーvol.66~KOU~』

各ブロック1位選手による決勝三つ巴1回戦行う。三つ巴の組み合わせは当日発表。

▼各ブロック1位選手
■Mercuryブロック=葉月
■Earthブロック=狐伯
■Jupiterブロック=SAKI
■Saturnブロック=八神蘭奈
■Uranusブロック=青木いつ希
■Neptuneブロック=YuuRI
■Plutoブロック=笹村あやめ

▼一位決定戦出場選手※wave7・13大阪大会ZEN大会で決定
■Venusブロック=夏すみれ、小林香萌、梅咲遥
■Marsブロック=桜花由美、ウナギ・サヤカ、花園桃花


▼前売りチケット料金
■SRS=10,000円※非売品付き※事務所分完売
■RS席=6,600円
■指定席=4,400円
■昼夜通し券=10,000円※同日昼のZEN大会も観戦できる。※完売
※当日550円アップ。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.05

「Its wave Jul.」

日時
7月5日 土曜日
観衆
80人(満員札止め)
場所
アミスタ
1,8wave(30分勝負)
咲蘭(13分48秒、レッドカードにより失格)夏すみれ
退場順=①郷田②世羅③チェリー④櫻井⑤炎華⑥宮崎
※負け抜け勝ち残りルール。各選手に禁止ごとが設けられ、1度破るとイエローカード、2度破るとレッドカードで失格となる。禁止ごとは宮崎が「ふざけ
る」、炎華が「くるくる回る」、咲蘭が「泣く」、郷田が「タックル」、世羅が「ダブルニー」、櫻井が「裕子ロケット」、チェリーが「若ぶる」、夏が「腰ふる」。


 アミスタ大会は「Its wave」と題して、テーマ曲が鳴って初めて誰が出てきて、どんなカードになるかと言う仕組み。この日はリーグ戦があるため、この試合のみ「Its wave」形式となった。
8waveと題して、第1試合は郷田、炎華、咲蘭、夏、世羅、チェリー、宮崎の順で登場。残るは櫻井なのだが、ここでリングアナが「レフェリー・石黒敦士」と言ってしまったため、大ブーイング。気を取り直して、「最後はこの選手の入場です」と、仕切り直し。館内は大「裕子」コールが沸き起こる。
リングアナ、「改めて大変失礼いたしました」と謝罪。
試合は通常ルールに加え、各選手に禁止ごとを採用。一度破ると、イエローカード、2度破るとレッドカードで失格となる。8人同時に戦い、勝ち抜け負け残りルールとなる。
 各選手の禁止事項=宮崎は「ふざける」の禁止、炎華は「くるくる回る」のが禁止、咲蘭は「泣く」のが禁止、郷田は「タックル」禁止、世羅は「ダブルニー」禁止、櫻井は「裕ロケット」禁止、チェリーは「若ぶる」ことの禁止、夏は先に「ムーンサルトですか?」と聞くが、「腰振り」が禁止となった。
まずは8人がボディチェック。咲蘭が「クソババア出て来いよ」と挑発する。夏と宮崎がセコンドの桜花を指刺す。そこで咲蘭は「金髪クソババア」と言ったところで、夏が奇襲。咲蘭を捕まえ、郷田、炎華、櫻井をコーナーに振って、ベテラン選手たちによるトレイン攻撃。
宮崎は「ババアの意地見せたろわ」と突っ込めば、「誰がババアじゃー」と夏、世羅も続く。残ったチェリーも、「はいはい、わかりました。クソババアです」と突っ込むも、足を出されて防御される。逆に宮崎から順にコーナーへ投げられ、新世代側が突っ込んでいき、最後に郷田がタックルを決めてしまい、最初のイエローカード。
炎華がブレーンバスターで持ち上げようとしたのをきっかけに、新世代側と、ベテラン側に分かれてブレンバスター合戦へ。
 チェリーが若手側に入ろうとしたため、イエローカードが出かけるも、「クソババアチームです」とベテラン側に入り、ブレーンバスターで投げる。
世羅は「オマエそもそも同い年やろがー」と櫻井にストンピング。続いて、「やったことないけど、プレスやります」とチェリーをおんぶしてのプレスをしようとするが、ついつい、プレスではなく、ニーが出てしまう。ここで世羅にイエローカードが1枚。
咲蘭と炎華がルチャムーブ。これを見ていた櫻井に、宮崎が背後からミサイルキックをぶちかまし、裕子ロケットとなってしまう。櫻井にイエローカード。
 レフェリーが「油断しちゃだめだよ」と注意。続けて、宮崎が郷田を世羅に押し込み、結果的にタックルとなる。これで郷田にレッドカードが宣誓されて失格。
宮崎は「裕子、布持って来い!」と指示。すかさずレフェリーが「イエローですか?」とイエローカードをチラつかせる。我に返った宮崎は「戻せ、置いとけ」と布を使わず。
 世羅がチェリーに串刺しタックル。いつもなら、ここで新幹線アタックに行くものの、「ダブルニー」を禁止されているため、コーナーへ突っ込んだものの、ヒザを出すわけにはいかず、コーナーに駆け上る。宮崎がチェリーに低空ドロップキック。
そして、コーナーに上っていた世羅をマットへ落とすと、ニーでチェリーの上に落ちる形となり、レッドガードが発令されて失格。ここで宮崎が「私がみんなをアウトにするぞー!」と宣言。
 すると、炎華が「私にはずかし固めしてください」と腕を差し出す。咲蘭も「はずかし固めしてください」と同じように腕を出すも、「私はしないぞ」とそれぞれをどかす。
懲りずに咲蘭が「宮崎さん、お願いします」と自ら布をかぶって寝そべる。これも布をどかせて挑発には乗らず。
 炎華は「クマー」も「クマしない」と拒否。咲蘭も「クマー」と畳みかけるが、これも迷いながらもクマしない。すると、ダブルのクマには館内も「クマ」コールで後押し。我慢できなくなった宮崎はついつい、クマポーズをしてしまい、イエローカード。
続いて、チェリーも「宮崎さん、私にしてください」と、腕を差し出しはずかし固めをうながすも、「やらないー!」と首投げ。「これは遊んでないからな」と断ってからビッグヒップ。レフェリーも「これは技だ」と認める。
 チェリーが「ヤングパンチ」と宣言して、宮崎のボディに当てそうになるも、我に返り、寸止め。かわりに「熟女でドーン!」を繰り出して、ロープを震わせて「クソババアだー!」アピール。
そのスキに炎華がチェリーにジャパニーズレッグロールクラッチホールドを決めると、全員が上に乗り、3カウントでチェリー失格。炎華は櫻井にティヘラで両足で首を挟むが、回転する直前に止まる。宮崎が「裕子、その足を貸しなさい」と炎華の両足をつかむと、自ら回転し、技を完成させる。これで炎華にイエローカード。
宮崎は「裕子、行くぞ!」裕子ロケットの体勢も、櫻井が身をかわしてミサイルキックの自爆となる。すかさずフォールも2。櫻井が炎華をボディスラム。咲蘭をその上にボディスラムで乗せると、宮崎をカニ挟みで転がせてフォールするが2。宮崎は再び、櫻井の背後から裕子ロケットの体勢もすかされる。
このスキに炎華、咲蘭が櫻井を丸め込んで3カウントが入り、失格となった。
 炎華、咲蘭がダブルで宮崎へドロップキック。咲蘭はコルバタ。続けて、炎華のウルトラコルバタは宮崎がキャッチ。このまま、ライガーボムを決めて3カウント。炎華が失格。ここでずっと戦況を見守っていた夏がリングに入り、ブロンコバスターの要領で飛び乗ると、顔面騎乗固めを繰り出してフォール。窒息状態となり、3カウントで宮崎が失格。しかし、フォール後も、夏はその体勢のまま、ダンスを繰り出す。レフェリーが「夏、落ち着け」と注意を促すが、それでもダンスは辞めず。腰を振り続けたため、イエローカードが発令。それでも夏は踊り続ける。
この光景を見ていた咲蘭があまりの恐怖に泣きだしたため、イエローカード一枚。咲蘭はなんとか気を取り直し、夏にドロップキックを連打。
 夏は619をかわすと、「クソガキー!」と叫んでのランニングキック。「オラ、泣けよ!」とストンピングからツバ攻撃。
 さらに両ヒザをついた状態の咲蘭にエルボーを打つ。さらに「誰か控室から風持ってこい」と、磔にした状態で、顔面に風攻撃。レフェリーが「無理やり泣かさない」と注意する。
夏は「泣けよ、オラー」と挑発するも、咲蘭も「泣いてない!」と抵抗。
 咲蘭はエルボー連打。ドロップキックを放つも、夏がレフェリーを盾にしてヒット。レフェリーが不在となる間に、夏がムチを持ち出して殴打する。レフェリーが起き上がりそうなタイミングで咲蘭にムチを渡して「痛い痛い」とアピール。
「咲蘭、どうしてやるんだ!と反則を注意。夏は背後からレフェリーを咲蘭にぶつける。レフェリーはコーナーにダウン。さらに咲蘭もコーナーにホイップして重ねた状態にすると、二人まとめてブロンコバスターを決める。抜け出した咲蘭が背後から夏を押し込む。さらに、腰を押し込んで振る状態にする。これで夏もレッドカードで失格となり、咲蘭が優勝。
 レフェリーは後半のダメージで試合後、半失神状態となったが、なんとか立ち上がり、咲蘭が勝ち名乗りを挙げた。
2,CATCH THE WAVE 2025・Uranusブロック(15分1本勝負)
〈2勝1敗=6点〉青木いつ希(8分13秒、体固め)マリ卍〈1勝1敗1分=5点〉
※ダイビングボディプレス。青木がリーグ戦6点で終了&Uranusブロック1位
通過。マリ卍は5点でリーグ戦終了。


 マリ卍は現在のところ無敗の5点をキープ。青木は開幕戦の黒星スタートが尾を引いているが、なんとかこの試合で3点をゲットして逆転首位に立ちたい。果たして両者の最終戦の結果は?
青木の握手にマリ卍は張り手。改めて「よろしくお願いしますー!」と絶叫シャウトから握手を求めるもマリ卍が張り手。開始早々、ダブルのラリアット合戦が何度も続く。続いてはエルボー合戦。青木がフルスイングでぶちかまし、「ウラー!」と気合を込める。マリ卍はエルボーを連打で決めてお返し。
「てめえ、いてえな」と青木も連打でやり返す。続けてタックルで突進したが、マリ卍がタックルで返して弾き飛ばす。さらにタックル4連打。ボディスラムからエルボードロップを落としたが2カウント。今度は逆水平チョップを連打して胸板に打ち込んでいく。
青木はDDTで反撃すると、座り込んだマリ卍の背後から蹴りを見舞う。そして磔にすると背中へのダブルニーをヒットさせる。
 今度はスリーパーに固めると、マリ卍は立ち上がり、コーナーに背中からぶつけるも、青木は離さず。そのまま後ろにひっくり返るように倒れて脱出に成功。
青木はヒザ付きのエルボーも、マリ卍がストンピングで返す。バックドロップを狙うも、青木がヒジを頭に落として防御。マリ卍はキチンシンクで動きを止めて今度はバックドロップに成功。そしてセントーンを投下。
 両者立ち上がると、ラリアット合戦。続いて、マリ卍がラリアット。
5分経過。マリ卍はセカンドロープに上ってのダイビングセントーンを投下したが2カウント。館内は「青木」コールに包まれる。ラリアット合戦は青木が崩れ落ちる
も、すかさず投げっぱなしジャーマンでやり返す。さらにラリアットもカウント2。
青木はトラースキックから大外刈りで追い込むも2カウント。ここで一気にダイビングボディプレスで3カウントを決めた。
 この結果、青木が6点となり、黒星スタートからの大逆転でUranusブロック1位通過を決めた。
・バックステージ
青木「初戦で翔に2分ちょいで丸め込まれたときにはどうしようかと思いましたけどね。
無事、6点で決勝リーグに進出いたしましたので、このままポンポンポンって上がっていって、今年こそ波女、波女になるのは青木しかいません! おととしから3位、去年が3位と続きまして、今年こそつかむべき存在は私だと思いますので、今年は青木が波女になって夏を制したいと思います。そしてRegina、上谷、去年の準決勝、あのリベンジをしたいと思います。待っとけ、オマエ!」
3,CATCH THE WAVE 2025・Venusブロック(15分1本勝負)
〈1勝2分=5点〉小林香萌(時間切れ引き分け)梅咲遥〈1勝1敗1分=5点〉
※2013年デビューの小林が1点、2019年デビューの梅咲が2点を獲得。小林、梅咲ともに5点でリーグ戦を終了。夏も5点のため、7・13大阪で3者によるVenusブロック1位決定戦が行われる。

 小林、梅咲ともにこれが最終戦。実力者同士の戦いの行方は?
ロックアップからスタート。小林が押し込み、クリーンに分かれる。腕の取り合いから、ヘッドロックの取り合い。梅咲は腕への噛みつきで脱出し、ヘッドロックに取る。
小林も梅咲の腕を持つと嚙みつきでお返し。低空ドロップキック。カウント2。小林はセントーンを5連発。梅咲は低空ドロップキックで返す。
梅咲はヘアホイップ。さらに「ちぎれろー」と叫んで何度も髪の毛をねじってヘアホイップ。続いて、リバースインディアン式キャメルクラッチで髪を引っ張る。ここから弓矢固めに移行。ロープとなると、磔にしての背後からのドロップキック、カウント2。
梅咲がエルボーを放とうとすると、小林がつま先キックを連打。さらにコザックダンスキック。すべてスネに命中。スネを押さえる梅咲。
梅咲は再度、エルボーを打ちに行くが、もう一度、つま先キックを浴びる。今度は梅咲が足踏み。これを連続にて踏み込む。そして、エルボーで倒して突進するが、腕を取られる。
腕ひしぎを狙われるが、クラッチが外れないとわかると、小林はアームバーに移行。梅咲はロープまで逃れる。小林はすかさずワキ固めを狙ったが、梅咲はうまくローリングして、ドロップキックで脱出。
小林はラリアットを打ち込みに行ったが、梅咲は空振りさせると、フライングネックブリーカーで切り返してフットスタンプ。低空ドロップキック。立ち上がらせると、小林がエルボー、梅咲も打ち返す。
 小林は「どうした?」と問いかけると、梅咲は鈍い音のエルボーで返す。さらにエルボー合戦が続き、小林が連打。さらに突進するも、梅咲はキューティスペシャルで返すと、ドロップキック。2カウント。
梅咲はトップロープに上るが、小林が蹴りで落とすと、逆にトップロープへ。梅咲も迎撃にコーナーへ上ると、雪崩式ブレンバスター。
 ダブルダウン。残り時間は3分を切る。小林が丸め込みも2。今度はわき固めをガッチリと決める。ロープブレイク。
小林は低空ドロップキックからミサイルキックを狙ったがこれは自爆。梅咲がバックを取るが、小林は延髄蹴りで返す。マヒストラル合戦に突入したが、どちらも回転途中で阻止。エビ固め合戦と続いたが、ともに2カウントでクリア。
小林はエルボー連打。突進を梅咲がエルボーで阻止すると、ノーザンライトスープレックスも2。残り時間は1分。梅咲は梅プレスで勝負をかけたが、小林がひっくり返してフォールも2。梅咲はマヒストラルでスピンを開始したが、これを小林が途中で止めてフォールも2。
小林は首固め。梅咲も首固め。小林が再度、首固めに行ったところでドローとなった。
 この結果、2013年、2019年の梅咲が2点獲得。小林、梅咲は合計5点。夏も5点で、7・13大阪で3者による1位決定戦を行うこととなった。
・バックステージ
梅咲「このアミスタは自分のホームでもあるんで、ここで取れなかったのは悔しいのと、まさか3人が5点、想定外すぎて、ちょっと震えてきます。正直、あと13日の大阪の決定戦はディアナのアミスタにかぶっているという…(苦笑)。それを京子さんに言うのは怖いなあと(笑)。
(大阪では小林、夏との1位決定戦だが)今日、勝てなかった相手と、負けてしまった相手と3wayっていうのが自分の中ではどういう感じなんだろうって感じなんですけど、その悔しさをこの1位決定戦で出して、しっかりディアナの絶対センターとして勝てればいいなと思っています!」

小林「梅咲とのシングルって初めてで、私、ここで勝たないと後がなかったんで、結構気合入れて行ったつもりだったんですけど、勝ちきれないって一番悔しいですよね。負けるよりも何よりも勝ち切れないのが一番。でも、大阪で決定戦やるっていうのも、とりあえず決まったので、優勝はしたいですよね。7年ぶり? 8年ぶり? 久しぶりに出たCATCH。せっかく出たら勝つでしょう! 優勝しかないでしょう、という気持ちです。(かつては小波女も取りましたね)取りましたね。ただ、あの後は何も結果を所属の間は残せなかったので、あの時とは違うぞってことをGAMIさんにも見せつけなければいけないですから、ここは私が優勝して上谷のベルトに挑戦します」
4,CATCH THE WAVE 2025・Earthブロック(15分1本勝負)
〈2勝1敗=6点〉狐伯(14分25秒、片エビ固め)香藤満月〈1勝1敗1分=5点〉
※直伝ダブルアームT。狐伯が6点でリーグ戦終了&Earthブロック1位通過。
香藤は5点でリーグ戦終了。

 waveの所属選手が決勝リーグに残ることを命題にしている狐伯にとって、自ら勝ち残ることが必須。最終戦で香藤から3点をモノにできるか。
まずは入場での狐伯のコール時、コーナーに上ると、香藤が場外へ落とす。すかさず香藤がエプロンからプランチャを敢行。
 カウント8でリングインも、香藤がドロップキックで場外へ再び落とす。リングアウト狙いの作戦に出たが、狐伯はなんとかリングへ生還。
狐伯は重いエルボーを打つも、香藤も打ち返す。狐伯はアームホイップから片足での低空ドロップキック。さらに達磨落としからストンピングを連打。DDT。
もう一度、片足での低空キックから片エビ固めも2カウント。
低空ドロップキックをかわした香藤はエプロンの狐伯に攻撃を加えようとする。狐伯は香藤の足をこかすと、ロープ越えのサマーソルトドロップもカウント2。
 「よっしゃ挙げるぞー!」から巨漢の香藤をボディスラムで狙う。さすがに持ち上がらず。
串刺しエルボーから、顔面ウォッシュ。そして、串刺し低空ドロップキック。
「挙げるぞー!」と今度はブレンバスター狙いも持ち上がらず。胸板へチョップをかませると、ボディスラム気味に横へ持ち上げ、コーナーに水平に固定する。香藤を身動き取れなくすると、最上段から踏みつけに出る。
さらに香藤を磔にすると、背後からドロップキック。2カウント。
 5分経過。香藤もエルボー、狐伯も打ち返す。香藤はエルボー。狐伯はスリーパーに取る。
香藤が振りほどき、ベイダータックルから、カナディアンバックブリーカ-で持ち上げると、さんざん締め上げてから前に落とす。
さらに逆エビ固め。全体重を乗せて締め上げたが、狐伯がロープへなんとか逃れる。再度、持ち上げると、コーナーへ宙づり。そして、串刺し背面タックルを連発。セカンドロープからダイビングボディプレスは2。
 そして、エルボー合戦。残り時間5分。香藤が正面からエルボー。これに対して狐伯もロケットニー。2カウント。香藤がボディスラムからボディプレス3連発。2カウント。
続けて、セカンドロープからのダイビングボディプレスは狐伯が剣山でカット。しかし、香藤の全体重がのしかかり、狐伯も足を痛める。
 残り3分。狐伯はロケットニーを2連発も2カウント。さらにもう一発決め、ダメ押しでエルボーをぶちかます。2カウント。
香藤のショルダースルーを着地すると、ジャパニースレッグロールクラッチ。2カウント。続けて回転エビ固めに行くが、回転途中で香藤がこらえて逆にヒップドロップを食らう。香藤がフライングボディアタックも2。
 狐伯はブレーンバスターで投げるが、2カウント。
 残り1分。再度、ロケットニーを決めると、直伝ダブルアームTでついに3カウント。時間切れまで後のない中、何とか決着をつけ、3点を獲得。この結果、狐伯が1位通過となった。
・バックステージ
狐伯「勝ったぞー! 1位通過です。死ぬかと思ったー。いや本当に最初はどうなることかと思いました。でも、美央さんとの試合の時、ここで負けたらやばいって感じでハラハラドキドキしていたんですけど、満月だからと、ナメていたわけじゃないですけど、ちょっと安心していただけにめちゃくちゃ時間ギリギリでヒヤヒヤしていました。いやー、やばかったです。あそこまで粘られるとは思っていなかったです。大阪に向けて、3つ巴に向けて、あと1週間しかないですが、体力付けて臨みたいと思います!」
5,CATCH THE WAVE 2025・Marsブロック(15分1本勝負)
〈2勝1敗=6点〉花園桃花(13分58秒、エビ固め)桜花由美〈2勝1敗=6点〉
花園、桜花とも6点でリーグ戦終了。ウナギ・サヤカも6点のため、7・13大阪で3者によるMarsブロック1位決定戦が行われる。

 桜花は2戦6点を獲得と、数字の上では圧倒的に有利。しかし、花園という曲者が最後の相手として立ちはだかる。果たして、桜花は無事、1位通過をすることができるのか。
「桜花」「桃花」の声援が交差して、桜花は「まぎらわしいなー」と素直な感想をもらす。
 試合開始。桜花がいきなりビッグブーツは2カウント。
チョークスラムもかろうじて2。花園は首固め、スクールボーイ。いずれも2カウント。
 桜花はネックハンギングボムで持ち上げたが丸め込まれ2カウント。観客から「惜しいなー」の声が上がる。
桜花はストンピング。ロープに振ると、花園は逃げまどい、さらに自ら桜花に飛び乗ってお嬢様抱っこ状態に。これを振りほどくとブーイングが飛ぶ。
 桜花はコーナーに飛ばして、串刺しランニングブーツ。そして足で顔面を押し込む。さらに自らロープに走ってのランニングブーツ。ここで「もう一回」コールが起きる。桜花はアンコールに応え、ランニング式ブーツを決める。2カウント。
ここで「桃花」コールが爆発。桜花は気にせず、スリーパーを決める。さらにセカンドロープに上り、花園を誘い込むと、ぶら下がり式ブラディーEX。そしてトップロープからサンマドロップを降下させる。さらにフェースロックで絞り上げる。
 もう一度、ランニング式ブーツ。バックドロップ、2カウント。「桃花」コールが発生すると、桜花は手拍子で「桜花」コールを促し、声援は五分に。そしてランニング式ブーツも2。
エルボー合戦となると、「気持ち」コールが沸き起こる。これを聞いた花園に力がみなぎり、気合のエルボーを決める。
 今度は、桜花にも「気持ち」コールが発生。桜花にも力がみなぎり、強烈な一打に。「気持ちー!」という声援が飛ぶ中、花園は連打でエルボー。
その何発目かを桜花がキャッチ。そして桜花がビッグブーツに行くが、これを花園がキャッチ。花園がグラウンド状態で噛みつき。なんとブリッジしながらも噛みつく。
花園は「垂直ブレンバスター!」宣言をするが、全く持ち上がらず。合計8度に渡ってトライも「できるかー」と、あきらめる。
花園はセカンドからよっしゃいきますよー‼で回そうとするも、桜花がブレーンバスターで切り返す。串刺しブーツを狙いに行くが、花園が足をキャッチ。そして今度こそ、よっしゃ行きますよー‼で回しにいかかるが、これもブレーンバスターで未遂に。
花園は泣き始める。これに「あやまれコールが起きる、桜花は「なんでだよ」と観客に問いかける。続いて、顔面ストンピングにはブーイング。桜花は意に介さず、ランニング式ブーツへ行くが、花園はこれをかわし、ロープに足が絡まると、その右足へのドロップキック。
「さまあみろ、死ね」とスリーパーに捕らえる。
 桜花はおんぶした状態で前に振り落とす。
ここで突進するが、花園はレフェリーの腕をもってクロスラインで返す。花園は「ダブルー」と叫ぶも、レフェリーは「ダブルってなに?」と何していいかわからず。花園はレフェリーを抱え上げたが、何をしていないかわからず、攻撃できず。花園は重さに耐えきれずレフェリーだけをバックドロップ。
桜花はクロスアーム式DDTからカカト落とし。2カウント。さらにフェースロックに固める。10分経過。髪をつかんでの締め上げにレフェリーが注意を与える。
 桜花は技を解いて「甘やかしてんじゃねよ」と抗議したところ、背後から花園が桜花を押し込み、レフェリーと鉢合わせさせる。
二人並んで座り込んだところで、花園が低空ドロップキックも直前でレフェリーが身をひるがえし、桜花だけに命中。
花園はレフェリーの腕をつかんでグルグルと回転して桜花へホイップ。桜花もレフェリーの腕をつかむと交差させてグルグル回して、花園にホイップ。花園も再度、レフェリーの腕をグルグル回す。桜花にホイップしたが、ここでかわすとコーナーに激突。
桜花はネックハンギングボムで花園を投げ固めたが、レフェリー不在でカウントは入らず。桜花がレフェリーを起こそうとしているスキに背後から花園がスクールボーイで丸め込む。
今度は花園が桜花をロープに振り、戻ってきたらさらに違う方角へのロープに振る。技を仕掛けず、ロープワークだけをさせて、次第にフラフラになってきたところに首固めも2。
連発で決めるも惜しくも2。桜花はビッグブーツも花園がエルボーで返す。今度は桜花が泣きだすと花園に「あやまれ」コール。桜花が躊躇している花園をまるめこむも2カウント。ここで垂直落下ブレーンバスターを叩き込んだが、これも2カウント。
ならばと突進したが、花園はくるんと回ってのエビ固め、通称・死にかけサムソンを決めると3カウントで大逆転フォール。まさかの大金星を挙げた。
 この結果により花園、桜花、ウナギ・サヤカの3者が6点で並んだ大混戦状態に。7・13大阪にて1位決定戦が行われることとなった。
シメのマイクを握ったのは花園。
「勝ったぞー! まあまあまあ余裕だと思ってたんですけどねえ…ウソウソウソです。死ぬかと思った。でも、すごく楽しかったです。ありがとうございます。でも次シングルするときは7、8年後くらいにお願いします。だって勝ったけど、勝ったけど、勝ったけど、勝ててない!
私は3人同点、まあまあまあ、私が絶対勝つので見ていてください。(桜花に)何かしゃべりたいの? しゃべりたいの? しゃべらせへんけどなー! だって、今日勝ったのは私やからー。負け犬は早く降りろ!…ありがとうございました。お疲れさまでした。ということで、今日勝った余韻で浸りたいので、締めます。前回は葉月、今回はこのアップタウンの花園がwaveの興行を締めます。みなさん、今後のwaveはスターダムでも、上谷でも、所属でもなく、花園にご注目くださーい!」
 と、最後は「これがwaveだー!」で終了となった。
・バックステージ
桜花「(残念ながら敗れましたが…)本当に! 私が勝つかドローで1位通過が決まっていたのに、あいつにやられてしまってマジで最悪です。(改めて花園から敗れたことについては)絶対付き合わないと決めていたのに、自分の中で今日は最悪です。(7・13の1位決定戦は)それに勝たないと準決勝に行けないので、それで勝って、1位通過して、準決勝行って、決勝行って、Regina取ります! 波女とReginaはセットなので、今年こそ両方取ります!」

花園「1位ですか?私は?(今は桜花、ウナギ選手と3者が並んでいますが…)それ試合してきた意味ないじゃないですか。みんな一緒で、えーっ! でも今日、私、桜花さんに勝ったんですよ。でも、うれしかったと思ったら、勝ってないじゃないですか? また試合するってことですよね。大阪も私が勝つしかないですよね。前回、大阪でウナギの家族にやられているんで、ウナギの家族をやろうと思います。桜花は…しんどいので無視してなんやかんや私が勝てるような悪いことを考えておきます。でも、今日桜花さんに勝てて、waveの興行自分が締めることになって強くなったなって思いました!」
2025.07.04

wave7・5アミスタ大会直前情報

▼wave7・5アミスタ大会直前情報
◎7・5(土)17:30開場・18:00開場@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
「Its wave Jul.」


▼当日対戦カード
■CATCH THE WAVE 2025・Marsブロック(15分1本勝負)
〈2勝=6点〉桜花由美vs花園桃花〈1勝1敗=3点〉

■CATCH THE WAVE 2025・Earthブロック(15分1本勝負)
〈1勝1敗=3点〉狐伯vs香藤満月〈1勝1分=5点〉

■CATCH THE WAVE 2025・Uranusブロック(15分1本勝負)
〈1勝1敗=3点〉青木いつ希vs マリ卍〈1勝1分=5点〉

■CATCH THE WAVE 2025・Venusブロック(15分1本勝負)
〈1勝1分=4点〉小林香萌vs梅咲遥〈1勝1敗=3点〉

▼参戦決定選手
宮崎有妃、炎華、咲蘭、郷田明日香、チェリー、世羅りさ、夏すみれ、櫻井裕子
※対戦カードは当日発表


【各種割引】当日券に限り。
■障がい者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)=各2,
200円引き。
■大・高・中・専門学生=指定席2,200円
■小学生以下は保護者1名につき指定席1名無料。
※各種割引に対する証明証をご提示願います。


▼当日販売グッズ
■CATCH THE WAVE 2025Tシャツ(普通生地・ドライ生地)=5,500円※残り僅か
■ガミバチョフTシャツ=5,500円
■宮崎有妃Tシャツ=5,500円
■狐伯Tシャツ=5,500円
■トートバック=3,300円
■写真くじDX=1,000円
■過去のCATCH THE WAVE DVD各種=5,500円~
■新作ポートレート=2,200円●桜花由美●宮崎有妃●狐伯●咲蘭●炎華●郷田明日

■2shot=1,100円※桜花、狐伯のみ 
■その他、WAVEグッズ各種


▼チケット料金
■指定席=6,600円
※当日アップなし。



◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2025.07.03

『ReAL NAMI NO HI 25』

日時
7月3日 木曜日
観衆
198人
場所
新宿FACE
1,Future wave(20分1本勝負)
梅咲遥&〇香藤満月(14分6秒、体固め)咲蘭&炎華●
※ダイビングボディプレス。

 オープニングはFuture waveからスタート。咲蘭&炎華の新世代コンビが大会の先陣を切る。まずは咲蘭ダンスを炎華も完コピ。相手はディアナコンビ
という団体対抗戦の図式となった。
先発は咲蘭と香藤。ロックアップにびくともしない香藤に、背後から炎華も助太刀に入るが、二人とも押し込まれる。
 香藤は梅咲を呼び込み、ダブルのコーナー攻撃。咲蘭を捕らえると、磔に決める。
梅咲が背中へドロップキック。香藤がボディスラム。梅咲が咲蘭の髪を何重にも絞ってヘアホイップを連発。咲蘭がスクールボーイで切り返し、低空ドロップキック。
 炎華がエルボーを連発。コルバタとつないだが、側転エルボーはかわされ、香藤の串刺しベイダータックルから梅咲が串刺しドロップキック。2カウント。
梅咲が逆エビに捕らえると、咲蘭がカット。香藤を呼び込み、ダブルでの攻撃を狙ったが、うまく咲蘭と炎華が鉢合わせにして同士討ちにする。
 梅咲が倒れたところに、香藤の背後へダブルのドロップキックを浴びせる。これで香藤が梅咲にボディプレスを打った形にする。
炎華は自らコーナーに上ってのボディアタックも2カウント。咲蘭がドロップキック。これを3連発決める。さらに梅咲の背後に回ってスリーパー。梅咲がコーナーにぶつけて回避。コーナーに振ると、咲蘭がブーメラン式ボディアタックで切り返す。
咲蘭は正面からエルボー。これを連打で決める。梅咲がエルボーと見せかけての足ふみ攻撃。互いにロープを駆使するも、香藤が咲蘭の背中を叩いてカット。梅咲が低空ドロップキック。ブレーンバスター。2カウント。
香藤がドロップキック。ヒップドロップは2。続けてのボディプレスは自爆。咲蘭がカサドーラ式フットスタンプ。炎華が側転エルボー、ドロップキック。STFに固める。
梅咲がおでこにぺんぺんでカット。香藤がエルボー。炎華も返す。ここからエルボー合戦となり、炎華は連発、香藤は一発で倒す。
 起き上がった炎華がエルボーを連打。これを10連発。梅咲がドロップキックでカットに入る。香藤に飛び乗ってのおんぶ式ボディプレスは2。
炎華が香藤をコーナーに押し込む。咲蘭、炎華と串刺しドロップキック。さらに咲蘭がフライングボディアタック、炎華がミサイルキックと、トップロープ攻撃を連発したが2
カウント。
 咲蘭&炎華がクロスラインを狙うも梅咲がかいくぐり、ダブルドロップキックで二人を吹っ飛ばす。
 香藤がカナディアン式に持ち上げる。炎華が回転エビで丸めようとするも、香藤が尻餅をついてそのままフォール。2カウント。
香藤が逆エビに絞ると、観客から激励の拍手が鳴り響く。咲蘭がカット。梅咲が「落ちとけ、クソガキャ」と咲蘭を場外へ落とす。香藤がロープに磔してのタックル、セカンドロープからのボディプレスは自爆。
炎華がミサイルキック。2カウント。香藤が炎華を羽交い絞め。しかし梅咲のエルボーが同士討ち。このスキに炎華は丸め込むが2。ジャパニーズレッグロールも2。香藤がベイダータックル。2カウント。梅咲がミサイルキックでアシストしてから香藤はボディプレスを投下も2。最後はセカンドロープからのフライングボディプレスで止めを刺した。
2,スクランブル4wave(30分勝負)
郷田明日香(13分31秒、ダブルフォール)夏すみれ、花園桃花
退場順=①世羅②桜花③YuuRI④狐伯⑤チェリー
(チーム編成=桜花由美&チェリー、狐伯&花園桃花、郷田明日香&世羅りさ、夏すみれ&YuuRI)
※郷田が夏、花園を丸め込んでダブルフォール。郷田&世羅の「グリとせら」が優勝。負け抜け、
オーバー・ザ・トップロープルールを採用。最後の1人になったチームの勝利となる。
 

 タッグによる4WAYマッチと言うことで、各チームごとに入場。
 夏&YuuRIは「チーム・ナツバー」として最前列の観客にチラシを配り、お店をPR。
郷田&世羅は「グリとせら」とコールされる。続いて、狐伯&花園は「キッズクラブ」とネーミング。桜花&チェリーはおなじみ松坂慶子の「愛の水中花」に乗って登場。
チーム名はもちろん「熟女☆DX」だ。
夏がマイクを持つ。「良かったら今のうちボディチェックお願いします。ちょっとだけ時間を頂戴します」と「ナツバー」をPR。本日のwave新宿大会のチケット半券を今月中にお店に持参すると、1ドリンクサービスするという特典を話す。
アピールが終わると同意に夏が、YuuRIを除く全員からストンピング攻撃を浴びる。
「ごはんを食べていかなきゃいけないんですよ~」ともがく夏だが、今度は全員のトレイン攻撃を浴びる。さらに胴上げされて、オーバー・ザ・トップロープで落とされそうになるが、YuuRIが必死にカット。
夏はなんとかYuuRIにタッチ。YuuRIが「夏をいじめるなー」と桜花にマシンガンキック。チェリーが背後からカット。チェリー&桜花のクロスライン。
桜花を強引にフォールさせてさらにニーを投下。桜花をどかせてフォールも2。そして桜花との「熟女と熟女でドーン!」攻撃。カウント2で花園がカット。
今度は狐伯が登場。桜花をロープに振ると、狐伯、花園がマットに寝そべり、その都度、桜花は2人を超えなきゃいけない羽目に。何往復もしていると、だんだん足がふらつき、ついには花園の体でつまづく。ここで世羅が飛び出す。世羅が花園に串刺しエルボー、郷田が串刺しタックル。YuuRIがカット。YuuRIが郷田を、桜花が世羅を場外まで落とそうとするが、両者ともエプロンで何とか阻止。桜花はランニングブーツを叩き込んで、世羅が場外転落。まずは1人目の失格。
郷田と桜花がタックルとブーツ打ち合う。二発目は桜花がかわし、郷田はエプロンへ。桜花がブーツでYuuRIを打ち込みにいくが、身をひるがえされ、勢い余って場外へ転落して失格。
 ここで全選手場外へ。場外戦で入り乱れる。
YuuRIと狐伯がいち早くリング内へ。エルボー合戦も「新宿と言えばちゃんすだろー」「新宿はナツバーだー」と言い合いながら打ち合う。「ちゃんすでも働いてください-」と狐伯が打ち込めば、エプロンの夏は「引き抜きはやめろー」と罵声を浴びせる。YuuRIは「一生、夏さんについていくぞー」とさらに連打。狐伯は重い1発で返す。夏がカットし、「引き抜くなー!」とランニングキック。YuuRIも619と畳みかける。さらに夏&YuuRIによるダブルの低空ドロップキックからフォール。2カウント。「ナツバー、挙げるぞー!」とYuuRIはブレーンバスター狙いも、逆に狐伯が持ちあげ、エプロンで下ろす。
YuuRIはエプロンからスタナー、エプロンからの619と抵抗する。しかし、チェリーが場外から足を引っ張りそのまま転落。YuuRIが失格。チェリーがアングへ戻り、狐伯にアンクルホールド。カットに来た花園にはアームロックもロープに。チェリーは場外の夏に足を引っ張られる。夏がリングに入り、狐伯に「新宿はナツバーなんだよ!」とコーナーに追い込むと、自ら着ていたナツバーのTシャツを脱ぎ捨てる。コーナーに座り込む狐伯へブロンコバスターを狙いに走るが、場外から花園のクラッカーを浴びる。狐伯が串刺しフットスタンプを敢行。
そのまま回転エビで丸め込んだが、夏が腰を下ろして股間を顔面に覆った状態のままフォールして3カウント。狐伯は失神状態に。「狐伯おい!」とレフェリーが必死に止める。「息大丈夫?」とセコンドの網倉も見守る。
チェリーと花園が「こいつだな」と対夏に共闘の構え。夏は「堪忍してください」と懇願。
「絶対持ってろよ」はもちろん同士討ちとなるが、チェリーは夏に「大成功~」と二人で踊りだす。どうやら結託していた模様。
チェリー「夏、トドメだ!」夏「OK、チェリーさん!」と花園を羽交い絞め。「しっかり持ってますから」と言いつつも同士討ち。このスキに花園が突進すると、チェリーが春夜恋
に切り返す。その回転途中で夏が覆いかぶさってフォールに行き、3カウント。チェリーが失格。ここで夏がムチを持ち出す。これを花園が引っ張る。そして奪い取ると、ムチの殴打。
レフェリーは場外でセコンド陣のクレームを受けており、リング内での出来事は見ておらず。さらに何度も打ち付ける。そして「おい、持て!」とそのムチを夏に手渡す。そして、いきなりウソ泣き。ここでレフェリーがようやくリング内を見る。「夏、オマエ!ダメだ!」と、注意。
「使ってねえよ」と夏が抗議しているスキに花園が回転エビに丸め込む。これを夏が切り返し、ここからエビ合戦となる。何度もラリーが続き、その都度、石黒レフェリーがカウントを取り続ける。この状況に「あつし」コールが起きる。何度も何度もラリーが続いたのち、レフェリーを含めた3人がダウン。
起き上がった夏がカウンターキック。花園がエルボー。続いて両者がエルボーで腕を出し合うと、ともにキャッチし、なんとそのまま腕相撲に。しかし、決着がつかず、スタンディングとなった瞬間、ここでずっと場外で待機していた郷田が飛び込み、二人を押し込んでまとめて丸め込んでフォール。これで3カウントが入り、まさかの郷田の勝ちとなった。
3,CATCH THE WAVE 2025・Saturnブロック(15分1本勝負)
〈2勝1敗=6点〉八神蘭奈(11分32秒、片エビ固め)鈴木ユラ〈1敗2分=4点〉
※バズソーキック。八神が6点でリーグ戦終了&Saturnブロック1位通過決定。
ユラが4点でリーグ戦終了。


 ともに最終戦となった両者の対決。ユラは未勝利ながらもキャリアの若さから引き分け二つで4点をキープ。すでに1敗している八神が1位通過するにはぜひとも勝利したいところだ。
両者、握手からスタート。まずは八神がローキック。ユラもローで返す。ロックアップ。ユラが押し込むも、八神がひっくり返し、エルボーを連打。ユラはタックルで返す。八神が低空ドロップキック。首投げから背中へキック。ユラも首投げから背中へのキックで返す。
ユラは自らリング中央に座り込むと、八神が背中へキックを連打。さらに正面からもPKを決める。2カウント。今度は腕を取りに行くが、ユラはクラッチを離さずロープに逃げ切る。ユラはボディスラム。正面からキックを連打していく。串刺しエルボーから座った状態の八神へ、背中、そして正面からのキック。そしてアキレス腱固めに捕らえる。
八神はロープに逃れるも、ユラは足をロープに絡めての攻撃から蹴りを見舞う。八神は追走エルボーからドロップキック。再び腕ひしぎ狙いも、ユラはクラッチを放さず。腕へのローキックから、「挙げるぞー」と宣言。ユラが腰を落とす。
ユラがエルボー。八神もお返し。ここからエルボー合戦となる。ミドルキック合戦からユラがハイキックも2カウント。ユラはブレーンバスターから二段式蹴り。2カウント。今度は羽折り固めでさらに腕を締め上げる。ロープに逃れると、腕へのキックを連打。
ユラは裏投げ。バズソーキック。2カウント。さらに回転してフォール狙いも反転して八神がフォール、2カウント。
 ユラが側頭部への蹴りから二段式蹴り。八神がハイキックで切り返すと、ゼロ戦キック。バズソーキックで止めを刺した。
・バックステージ
八神「去年ヤングブロックだっんで決勝に行けたって思われるのが嫌で。今年はキャリアが低い中で
も絶対グループ突破したいと思った。今度後楽園で自分の師でもある朱里さんとシングルするんで大阪
までに一皮も二皮も剥ける。絶対に決勝に行きたいと思います!」
4,CATCH THE WAVE 2025・Uranusブロック(15分1本勝負)
〈1勝1敗=3点〉青木いつ希(11分32秒、片エビ固め)鉄アキラ〈2敗1分=2点〉
※ダイビングボディプレス。鉄アキラが2点でリーグ戦終了。


 スターダムでのユニット「Mi Vida Loca」の同門対決がリーグ戦で実現。
先にアキラが握手を求めると青木は「よろしくお願いしますー!」とシャウトの洗礼。セコンドに「水!」と指示。ひと口飲んで喉を潤すと、「よっしゃ行くぞ新宿ー!」と吠える。
ロックアップ。押し込んでロープとなると、青木がクリーンに離す。青木が腕を取る。アキラも取り返すと、青木はヘッドロックからタックル。しかし、ボディプレスは自爆。アキラがドロップキック。
アキラがボディスラムを狙うも、青木が逆に投げ勝つ。髪をつかむと、ヘアホイップ。さらに全体重を乗せていく。
アキラも必死に両ヒザをついたまま打ち返す。青木はボディスラムからニーを投下。2カウント。コーナーに押し込み、全体重を乗せる。串刺しエルボーから「行くぞ、新宿ー!」と叫んで串刺しエルボー。タックル、2カウント。アキラはドロップキック4連発。フェイスロックから青木がロープ。
アキラがボディスラムで投げ勝つ。2カウント。アキラがエルボーを連打。青木は一発でお返し。
アキラがエルボーを連打。青木はリストロック式エルボーを打ち返す。アキラはかわず落としからフェイスロック。ロープとなると、低空ドロップキック。「投げるぞー」と叫ぶも、ボディスラムは持ち上がらず。逆にDDTを浴びる。アキラはスクールボーイも2。さらに延髄蹴り。今度こそボディスラムで投げるも2カウント。
マウントパンチを叩き込む。
 10分経過。突進したところを、青木が剛腕ラリアット。ロープに持たれるアキラの背中へニーアタック。アキラも必死に両ヒザをついたままエルボーを打ち込む。
青木が何度も蹴りに行くも、その勢いにも負けず、立ち上がってのエルボーを連打。青木は大外刈りで切り返す。2カウント。続けてトップロープからのダイビングボディプレスで止めを刺した。同門対決らしさあふれる対決を制した青木が1位通過となった。
・バックステージ
青木「正直、CATCH THE WAVEでスターダムの同門対決、まあ、知ったこっちゃねえって方もいらっしゃるかもれないけど、私にとっては特別な後輩、だけど、勝つ気しかないし、カッコいいお姉さまとして、そんなつもりさらさらなかったけど、アキラ…ハハ、お前は最高だ! お前が「Mi Vida Loca」を選んでよかったって心から思う。私も「Mi Vida Loca」に入れてよかった。みんなもだ。これからもっと絶対、上を目指そう。そして私はCATCH THE WAVEこのまま頂点までぶっ飛ばしていくから見とけ。今年の波女は青木いつ希だ!」
5,CATCH THE WAVE 2025・Plutoブロック(15分1本勝負)
〈1勝2分=7点〉笹村あやめ(5分1秒、ダブルフォール)米山香織〈1勝2分=5点〉
※1999年デビューの米山が1点、2017年デビューの笹村が2点を獲得&Plutoブロック
1位通過が決定。

 「正々堂々とよろしくお願いしますー!」と米山から握手を求める。握手に来た笹村をスクールボーイで丸めるも2。
ここから連発で丸め込むもいずれも2。笹村も丸め込み返すが2。米山が鼻つまみチョップ。
笹村がタックルからボディスラム。キャメルクラッチ。ものすごい反り方となるも、米山が耐える。なんとかロープににじり寄ると、背中を蹴り飛ばす。米山はモンゴリアンチョップで反撃。ぐるぐるパンチを決めに行くも、エルボーで阻止。思わず観客がブーイング。何度も、ぐるぐるパンチを狙ったが、その都度、エルボーで返される。
米山はロープをつかみ、「あー!」と吠える。笹村があえて手を広げると、米山がエルボー連打。ここでぐるぐるパンチを成功させると、セントーン。続けて突進すると、笹村はキューティースペシャルで切り返す。トップロープからフットスタンプは自爆。それでもラリアットを叩き込んだが2カウント。
米山が丸め込むも2。笹村はえびす落としも2。ならばと、ブレーンバスターを3連発。ここでフォールに行くが、投げ終わった体勢で米山がフォールで丸め込む。両者の肩がマットについた状態で、そのままカウントが入り、まさかのダブルフォールとなる。2人ともなにがあったかわからない様子。
この結果、1999年デビューの米山が1点、2027年デビューの笹村が2点となり、笹村の1位通過が決まった。
・バックステージ
笹村「1位通過ってことはめちゃくちゃうれしいんですけど、今日の今の試合、誰の何が何かわからないからちょっともやもやするし、米山香織、ずるくてちっちゃくて腹立つやつだなって思いました。ま、1位通過は1位通過なんでね、決勝しっかり戦っていきたいと思います。誰と当たるか、わからないし、でもやるにはあまり戦ったことのないような団体、上がったことのないような人と戦って無事、笹村の名前を広めて千葉に大豪邸を建てたいと思います!」
6,CATCH THE WAVE 2025・Jupiterブロック(15分1本勝負)
〈3勝=9点〉 SAKI(14分23秒、体固め)尾﨑妹加〈2勝1敗=6点〉
※ランニングブレーンバスター。SAKIが9点でリーグ戦終了&Jupiterブロック
1位通過決定。妹加が6点でリーグ戦終了。


 

 SAKI、妹加ともに2戦を消化して2勝と言う状況。事実上、勝ったほうが1位通過となるが果たして…。
まずは、手四つ合戦から力比べ。両者、互角で離れる。至近距離でのタックルのぶつかり合いは互角。3度に渡りぶつかり合ったが、ともに倒れず。
 続いて、ロープを使ってのタックルとなり、妹加が打ち勝つ。すぐさまエルボードロップを投下。セントーンはかわされる。妹加は場外へ。ここで妹加がSAKIの足を引っ張り、場外戦へ。
エルボーの打ち合い。場外カウントが進むなか、両者9カウントギリギリでリング内へ。エルボー合戦から妹加が追走ラリアットを決めれば、SAKIも追走ビッグブーツ。またも追走ラリアット&ブーツ合戦が続く。ここから妹加がタックルでなぎ倒す。ここでカナディアンで持ち上げようとするも、SAKIが丸め込む。2カウント。
ニースプラッシュは自爆。妹加が串刺しラリアットから連打。セカンドロープへ上るも、SAKIがキックからコーナーへ水平に乗せて、ランニングニーをぶち込む。
 さらにリバーススプラッシュは2。5分経過。
カンパーナを決めると、続いて、エルボーを連打。続いて、チョキパンチからセーフのポーズ。妹加がブレーンバスターで返す。エルボー合戦から妹加が連打を決める。SAKIがビッグブーツでお返し。ここからまたも、妹加が追走ラリアット、SAKIも追走ビッグブーツ。妹加の追走ラリアットに対して、SAKIがブレーンバスター。ダブルダウ
ンとなる。先に立ち上がった妹加が起き上がりこぼしラリアットを連打。カナディアンバックブリーカー狙いはSAKIが腰を落とす。SAKIがロープに振ってのビッグブーツは2カウント。
SAKIがスクールボーイも2。エルボ-合戦から、SAKIがブーツ。妹加がエルボー。「負けるかー!」と互いに叫びながら打ち込む。またしても追走ラリアット&ブーツ合戦。ブーツを振りほどいた妹加がラリアット。
 10分経過。
 妹加はカナディアンバックブリーカーで持ち上げる。さんざん、絞った後、コーナー前に落とすと、ダイビングセントーン。2カウント。再度、持ち上げてハリケーンドライバーも2。
トップロープに上った妹加に対して、SAKIが迎撃に出る。妹加が滑り込み、SAKIの股の間をつかんで持ち上げると、そのまま前進して、雪崩式ライガーボム。2カウント。
 片ヒザを付き合いながらのエルボー合戦。SAKIがみちドラⅡからストンピングを連打。背後からランニングキックを打ち込むと、2カウント。シャイニングウイザードも2。残り時間1分。一気にラッシュをかけたSAKIがランニング式ブレーンバスターを決めると、なんとかタイムアップ寸前に勝利を決めた。この結果、SAKIが3戦3勝で文句なく1位通過となった。
・バックステージ
SAKI「しんどかったー!! なんかね、タイトルマッチだろうが普通の試合だろうが、私は準備ができてて。このチョキ、ビクトリーのVでしょ? Vを重ねたらwaveのWでしょ? とにかくJupiterブロックを駆け抜けて、準決勝を勝たなきゃ決勝にいけない。大切なパートナーが引退する前に私もタッグにまた挑戦したいと思ってるし、今日の勝ちはいろんなものにつながってると思ってる。まだ過程なので、気を引き締めて頑張ります」
7、CATCH THE WAVE 2025・Mercuryブロック(15分1本勝負)
〈2勝1分=8点〉葉月(時間切れ引き分け)宮崎有妃〈2勝1分=7点〉
※1995年デビューの宮崎が1点、2014年デビューの葉月が2点を獲得。
宮崎は7点、葉月は8点でリーグ戦終了。葉月がMercuryブロック1位通過決定。


 こちらもSAKI対妹加戦同様、2戦2勝同士の対決。もちろん、勝ったほうが1位通過の権利を得る。
宮崎は入場とともに、通路のセンターでクマポーズ。葉月のセコンドに付くコグマももちろん、クマポーズで呼応。
宮崎がリングインすると、コグマがロープ挙げ。
まずは握手を交わす。ロックアップから宮崎がクマポーズ。ここで大・クマコールに包まれる。「今日はまじめにやるんだった、ダメダメ、私」と自らに言い聞かせる。
 再び、ロックアップから、手四つ合戦に。ここで手の握りこぶしを葉月の頭に当て、「クマー!」としてしまう。またも、大・クマコール。
もう一回、手四つとなり、またもクマポーズに取る。「まじめにやるって言ってるんだろ」と自らに言い聞かせる。セコンドの狐伯も「遊ばないでください」と檄を飛ばす。
気を取り直して、バックの取り合い。宮崎がタックル。葉月のアームホイップを封じると、宮崎が逆にアームホイップで投げる。葉月はコルバタを狙うも、その回転途中で封じると、足にまさかのかみつき。そしてキャメルクラッチ。
「強制クマー」とセコンドのコグマが先導するも、宮崎はやらず。しかし、我慢できなくなり、「みんなでせーの、強制クマー!」とノリノリでやってしまう。葉月がかみつきで脱出すると、低空ドロップキック。顔面ウォッシュからフィニッシュのランニングキックに行くがこれは空振り。宮崎がランニングしての左でのラリアット。
セカンドロープからミサイルキックを狙ったが自爆。葉月はセントーン。コーナーに上った葉月を宮崎が捕らえると、まさかのはずかし固め的に股を開脚させる。さらにリング中央で「カメラの準備をしろー!」と、はずかし固め狙い。
しかし、葉月が即座に脱出すると、執拗にエルボーを打ち込む。「挙げるぞー」から投げようとするも、宮崎が逆にボディスラムで投げる。宮崎は「カメラの準備をしろー!」アピール。「これが終わったら…(まじめに)行くぞ」とはずかし固めに行くも、葉月は足をクロスする。宮崎は必死に足のクロスを放そうとするが、葉月が脱出するとブーイング一色に。
「お前だけだぞ、喜んでるのは」と、宮崎はまたもはずかし固めを狙ったが、これも脱出。背後からドロップキック。顔面ウォッシュに。宮崎は目つきを決めると、「まだあきらめてないんだよー!」と場外へ持って行く。そしてバックステージへ葉月を連れ込む。しばらくして、宮崎の股を開いた葉月が上に乗った状態のまま、台車で出てくる。
リングに戻った葉月はミサイルキック。串刺しエルボーから回転DDT。2カウント。
続けて、フェースロックを決める。ロープに逃れた宮崎が、「そんなもんか、私の何を知っている?」とラリアット。続いて、えびす落とし。宮崎はカバーに行くが、葉月は横入り式エビ固めで切り返してフェースロック。ここで「宮崎」コールに包まれる。ロープブレイク。
宮崎は思わず場外へ。即座に葉月はトップロープへ上って、プランチャ狙い。宮崎はコグマを盾にする。葉月はさすがに飛べず。リングに戻った宮崎は「持ちあげたるわー」とコーナーに上っていた葉月に突進もミサイルキックを放つ。さらにダイヤル固めからフォールも2カウント。
宮崎は場外転落。ここから場外戦へもつれ込む。テーブル席へ突入。宮崎はこの上でパイルドライバーを狙ったが、葉月がこらえる。この間にカウントが進み、葉月は先にリング内、カウント9ギリギリで宮崎も入る。
残り1分。宮崎はトップロープからのムーンサルトを狙ったが自爆。葉月がバックに取る。すると、宮崎は自らの胸に手を当てさせ、まさかの乳もみ状態に。
 葉月が動揺したスキにバックを取る。投げっぱなしジャーマンか? と思われたが、まさかの強制クマを決めたところでゴングが鳴る。時間切れ後に、投げっぱなしジャーマンを決めた。
狐伯が「何やってんだー」と頭を抱えると、宮崎は「これで終わりだー」と悔しがる。ルールにより、1995年デビューの宮崎が1点、2014年デビューの葉月が2点を獲得。
 この結果、葉月が1位通過となった。最後は両者が握手からの抱擁をかわす。
葉月「宮崎に勝ったぞー、勝ってはない…? 点数は勝ったぞー! 初シングルもしかしたら最後のシングルになるかもだけど、こんな終わり方私は嫌です。シングルもそうだけど、コグもいるし、FWC対宮崎さんと誰か、タッグマッチもやりたいと思っています」
宮崎「ダメだよ、試合中におっぱいもんだら」
葉月「やってない!やってない!」
宮崎「ダメだダメだ、怒っちゃうよー」
葉月「怒るならコブです」
宮崎「ずっとやりたかった選手、CATCHだけど、昨日寝る前から、『明日、遊んではいけない』と思ったけど、おもしろすぎて。葉月ちゃんがリアクションがいいからなんか乗せられちゃったよ-。それと、FWCのお客さんもノリが良くて、ちょっと両手をグーにして、ここに乗せただけでこれだけ盛り上がる、お客さん最高じゃないですか、またやろう」
 両者は握手をかわし、宮崎が退場。
葉月「今日は、ドローだったけど、私がキャリアの低い者として2点ゲットでのメインでしょう? 私がwaveの大会締めてもよいですかー? もう一回聞く。スターダムの葉月がwaveの大会をしめてもいいですかー?(観客大歓声)このCATCH、私は初めて出ましたけど、すごく楽しくて、ワクワクする選手がいっぱいです。そのなかで、私が誰よりも輝いて、100万円をゲットします。そして、上谷のレジーナのベルトはこの私の腰に巻かれることでしょう。その日が来るのはすぐなので、お楽しみにしておいてください。みんな立つの?立たないの、声出すの、出さないの? 一回練習していい?」
 と、一度練習したのち、完璧な「これがwaveだー!」を決めてのエンディングとなった。
・バックステージ
葉月「うちの中でのラスボス宮崎有妃選手と戦ってドローであるけど2ポイントゲット合計8点でリーグ抜けました! まだ準決勝決勝とあるんで気を引き締めてやりたいなと思うんですけど、今日は点数では勝ったんだけど負けた気分というか。次FWC対宮崎有妃&誰かやりたい。まだ引退までに時間あるでしょ?タッグもシングルも。次は決着を。コグは後で怒ります」
2025.07.03

カンフェティでwave6・28長野大会、6・29岐阜大会の試合を配信中!

▼カンフェティでwave6・28長野大会、6・29岐阜大会の試合を配信中!
プロレスリングWAVE 
『NAGANO WAVE 〜ASAMA~』(6月28日)
☆配信チケット
https://www.confetti-web.com/events/9409

『GIFU WAVE~おんさい~Vol.2』(6月29日)
☆配信チケット
https://www.confetti-web.com/events/9410

■視聴券:各3,500円(税込)
[販売期間]7月3日(木) 19:00~7月10日(木) 21:59
★お支払い完了後[視聴URL]よりご視聴ください。
[配信期間]
7月3日(木)19:00~7月10日(木)23:59


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プロレスリングWAVE
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メール=info@pro-w-wave.com